JP4935903B2 - 圧縮機 - Google Patents

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Description

本発明は、冷凍冷蔵装置等に用いられる圧縮機に関するものである。
近年、冷凍冷蔵庫等の冷凍装置に使用される圧縮機については、消費電力の低減のための高効率化や、低騒音化、並びに信頼性を高めることが望まれている。
従来、この種の圧縮機は、効率向上を目的にスラストボールベアリングを採用し、シャフトを主軸受に対して自由に回転できる構造にしている(例えば、特許文献1参照)。
以下、図面を参照しながら従来の圧縮機を説明する。図10は、特許文献1に記載された従来の圧縮機の縦断面図である。密閉容器1内には、固定子52および回転子54からなる電動要素2と、電動要素2により回転駆動される圧縮要素4とがそれぞれ収納され、底部に潤滑油6を貯留している。電動要素2と圧縮要素4とは一体に組み立てられて圧縮機構8を形成し、圧縮機構8は複数のコイルばね(図示せず)により密閉容器1内に弾性的に支持されている。
圧縮要素4を構成するシリンダブロック20には、円筒状の圧縮室22が形成され、ピストン24が圧縮室22内に往復自在に嵌入されている。シリンダブロック20の上部には軸受26が固定され、軸受26の上方にはスラスト面28が形成されている。
シャフト30は、軸受26に鉛直方向に軸支され外周に螺旋状の給油溝32を有する主軸部34と、その下方に形成された偏芯軸部36とを備えており、偏芯軸部36とピストン24とは連結機構44により連結されている。
また、偏芯軸部36の下端38に形成された給油孔(図示せず)にパイプ状の給油管42が圧入され、給油管42は一端が給油孔から螺旋状の給油溝32に連通している。
電動要素2は、シリンダブロック20の上方に固定された固定子52と、シャフト30の主軸部34に焼嵌め等で固定された回転子54とから構成されている。
回転子54の回転子鉄心53の中心位置は、固定子52の固定子鉄心51の中心位置とほぼ同じ高さになるように組み立てられている。
また図11は、従来の圧縮機の要部拡大図である。スラストボールベアリング60は、複数のボール62と、ボール62を保持するホルダー部64と、ボール62の上下に各々配設された上レース66および下レース68とを備えている。上レース66は回転子54の凹部であるカウンターボア56内のボア平面58と接し、下レース68は軸受26のスラスト面28と接している。複数のボール62は、上レース66と下レース68とにそれぞれ接触しながら転動している。
以上のように構成された圧縮機について、以下その動作を説明する。
電動要素2に外部電源より通電されると、回転子54が回転する。これに伴ってシャフト30が回転し、偏芯軸部36の回転運動が連結機構44を介してピストン24に伝えられることで、ピストン24は圧縮室22内で往復運動を行い、圧縮要素4が所定の圧縮動作を行う。
それにより、冷媒ガスは冷却システム(図示せず)から圧縮室22内へ吸入、圧縮された後、再び冷却システムへと吐き出される。
このとき給油管42は、遠心力により潤滑油6を汲み上げ、各摺動部(図示せず)を潤滑し、その一部は螺旋状の給油溝32からスラスト面28に供給され、スラストボールベアリング60を潤滑する。
シャフト30と回転子54との重量は、スラストボールベアリング60で支えられる。そしてシャフト30の回転時は、ボール62が上レース66と下レース68との間で転がるため、シャフト30を回転させるトルクはスラストすべり軸受に比べて小さくなる。そのため、スラスト軸受での損失を小さくすることができ、入力が低減されて、高い効率を得ることができる。
しかしながら上記従来の構成では、スラストボールベアリング60を構成する下レース68とボール62との間のすべりや、下レース68と下レース68が接している軸受26のスラスト面28とのすべりに起因して下レース68、ボール62、および軸受26のスラスト面28が摩耗する可能性があった。
また下レース68、ボール62、および軸受26のスラスト面28の摩耗に起因して、圧縮機の入力が増加して効率が低下したり、摩耗粉が潤滑油6とともに各摺動部に導かれて信頼性が低下する可能性があった。
特開昭61−53474号公報
本発明は、密閉容器内に潤滑油を貯溜するとともに、固定子および回転子を備えた電動要素と、電動要素によって駆動され電動要素の下方に配置された圧縮要素とを収容した圧縮機であって、圧縮要素は偏芯軸部および回転子が固定される主軸部を備えたシャフトと、圧縮室を備えたシリンダブロックと、圧縮室内で往復運動するピストンと、ピストンと偏芯軸部とを連結する連結機構と、シリンダブロックに設けられ主軸部を軸支する軸受と、軸受の端面である軸受端面と回転子との間に設けられたスラストボールベアリングとを備え、スラストボールベアリングは、複数のボールと、ボールを保持するホルダー部と、ボールの上下に各々配設される上レースおよび下レースとを備え、下レースの回転を規制する回転規制部を設け、軸受端面に下レースの下面が接触するスラスト面を形成した構成である。
このような構成の圧縮機は、運転時において下レースの回転を防止し、下レースとボールとのすべり、または下レースと軸受とのすべりに起因する摩耗の発生を防止することができる。そして、下レースとボール及び下レースと軸受との接触部において、入力の増加や摩耗を抑制することができるので、入力の増加を抑えた高効率で信頼性の高い圧縮機を提供できる。
本発明の実施の形態1における圧縮機の縦断面図 同圧縮機の要部拡大図 同圧縮機の要部拡大図 同圧縮機の下レースの斜視図 同圧縮機の軸受切り欠き部の拡大図 本発明の実施の形態2における圧縮機の縦断面図 同圧縮機の要部拡大図 同圧縮機の下レースの斜視図 同圧縮機の軸受端面の拡大斜視図 従来の圧縮機の縦断面図 同圧縮機の要部拡大図
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この実施の形態によってこの発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における圧縮機の縦断面図である。密閉容器101内には、固定子152と回転子154とからなる電動要素102と、電動要素102により回転駆動され電動要素102の下方に配置される圧縮要素104とがそれぞれ収納され、底部に潤滑油106を貯留している。電動要素102と圧縮要素104とは一体に組み立てられて圧縮機構108を形成し、圧縮機構108は複数のコイルばね(図示せず)により密閉容器101内に弾性的に支持されている。
圧縮要素104は少なくとも、シャフト130と、シリンダブロック120と、ピストン124と、連結機構144と、軸受126と、スラストボールベアリング160とを備えている。シリンダブロック120には、円筒状の圧縮室122が形成され、ピストン124が圧縮室122内で往復運動する。
シャフト130は、軸受126に鉛直方向に軸支され外周に螺旋状の給油溝132を有する主軸部134と、その下方に形成された偏芯軸部136を備えている。ここでシャフト130は、偏芯軸部136および回転子154が固定される主軸部134を備えている。また軸受126は、シリンダブロック120に設けられ、主軸部134を軸支する。偏芯軸部136とピストン124とは、連結機構144により連結されている。
また、偏芯軸部136の下端138に形成された給油孔(図示せず)にパイプ状の給油管142が圧入され、給油管142の一端が給油孔から螺旋状の給油溝132に連通している。
電動要素102は、シリンダブロック120の上方に固定された固定子152と、シャフト130の主軸部134に焼嵌め等で固定された回転子154とから構成されている。
回転子154の回転子鉄心153の中心位置は、固定子152の固定子鉄心151の中心位置とほぼ同じ高さになるように組み立てられている。
図2は、本発明の実施の形態1における圧縮機の要部拡大図である。回転子154の凹部であるカウンターボア156内のボア平面158と、スラスト面184との間には、シャフト130や回転子154の自重を支持するため、スラストボールベアリング160が配設されている。すなわちスラストボールベアリング160は、軸受126の端面である軸受端面180と、回転子154との間に設けられている。
スラストボールベアリング160は、複数のボール162と、ボール162を保持するホルダー部164と、ボール162の上下に各々配設された上レース166と下レース168とを備え、下レース168の回転を規制する回転規制部を設けている。上レース166は回転子154のボア平面158と接しており、下レース168の下面は軸受端面180のスラスト面184と接触している。
ボール162は、耐摩耗性の高い浸炭焼き入れされた軸受鋼で形成され、表面硬度はHRC60〜70の範囲内である。また、上レース166および下レース168は、回転子154を形成している電磁鋼板や軸受126を形成しているアルミニウムの鋳物よりも表面硬度が高く、耐摩耗性の高い熱処理された炭素鋼で形成されている。そして、焼き入れを施すなどして、表面硬度がHRC58〜68の範囲内に確保されるように製造されている。
またボール162が接する転送面においては、30ミクロン以下の平面度を確保している。ボール162の表面硬度は、上レース166および下レース168の表面硬度よりもわずかに高く設定されている。
図3は、本発明の実施の形態1における圧縮機の要部拡大図である。シリンダブロック120の上部には、軸受126が固定されている。軸受126の上方の軸受端面180には、軸受126の外周側に下レース168の外周方向への動きを規制する外周壁182と、下レース168の下面が接触するスラスト面184が形成されている。またスラスト面184は、外周壁182と垂直に形成されている。
スラスト面184に対する外周壁182の高さは、配設された下レース168の板厚より低く、かつ下レース168の板厚の1/2以上になるように形成されている。外周壁182の内径と下レース168の外径とのクリアランスAは、下レース168の内径と主軸部134の外径とのクリアランスcより小さくなるように構成している。
下レース168は、下面が軸受端面180のスラスト面184に接触するように設置されている。そして本発明の実施の形態1における圧縮機の下レースの斜視図である図4に示すように、下レース168の外周部から外側に突出した下レース突起部190を複数備えている。また軸受126の軸受端面180には、下レース突起部190を係止する軸受切り欠き部186が設けられている。
図5は、実施の形態1における圧縮機の軸受切り欠き部の拡大図である。軸受端面180には、外周壁182とスラスト面184とを貫通するように、軸受切り欠き部186を備えている。
軸受切り欠き部186は、加工またはダイカストにて形成され、給油溝132により汲み上げられる潤滑油が流出しない軸受端面180の外周側に、かつスラスト面184より深くなるように形成されている。すなわち軸受切り欠き部186は、軸受126の内周部と連通していない。
スラスト面184の外周端には、スラスト面184の加工と同時に、スラスト面184から遠ざかる方向に傾斜した傾斜面または傾斜曲面形状の加工逃げ部188を設けている。そして、下レース突起部190と軸受切り欠き部186とから下レース168の回転を規制する回転規制部を構成している。
以上のように構成された圧縮機について、以下その動作ならびに作用を説明する。
図1に示す電動要素102に外部電源(図示せず)より通電されると、回転子154が回転する。そしてシャフト130が回転し、偏芯軸部136の回転運動が連結機構144を介してピストン124に伝えられることでピストン124は、圧縮室122内で往復運動を行い、圧縮要素104が所定の圧縮動作を行う。
これにより、冷媒ガスは冷却システム(図示せず)から圧縮室122内へ吸入、圧縮された後、再び冷却システムへと吐き出される。
このとき給油管142は、遠心力により潤滑油106を汲み上げ、各摺動部を潤滑し、その一部は螺旋状の給油溝132からスラスト面184に供給されスラストボールベアリング160を潤滑する。
図2に示すシャフト130と回転子154との重量は、スラストボールベアリング160で支えられる。シャフト130が回転する際、ボール162が上レース166と下レース168との間で転がるため、シャフト130を回転させるトルクはスラストすべり軸受に比べて小さくなる。そのため、軸受126での損失を小さくすることができ、入力が低減して、高い効率を得ることができる。
次に下レース168の回転を規制することにより、下レース168とボール162との間で発生するすべりに起因する下レース168およびボール162の摩耗の発生を抑制するメカニズムについて説明する。
回転子鉄心153の中心位置は、固定子鉄心151の中心位置とほぼ同じ高さになるように組み立てられている。
そのためスラストボールベアリング160および下レース168には、シャフト130と回転子154との重量がかかっている。またスラストボールベアリング160および下レース168は、回転子154のボア平面158と軸受126のスラスト面184との間に挟みこまれている。これらの事より、ボール162と下レース168との間に発生する摩擦力より、下レース168と軸受126のスラスト面184との間に発生する摩擦力が大きくなるので、下レース168が回転することはない。その結果、ボール162と下レース168との間にすべりが生じることがなく、ボール162の安定した転動が得られる。
また、組み立て時のばらつきにより回転子鉄心153の中心位置が固定子鉄心151の中心位置より高い位置で組み立てられる場合がある。この場合、回転子154に生じる磁気吸引力、すなわち固定子152に対して回転子154の磁気中心が上方にずれているため、磁気中心が一致するように回転子154を下方に引き戻す力が作用する。
そして、スラストボールベアリング160および下レース168にはシャフト130と回転子154との重量がかかるとともに、回転子154を下方に引き戻す力により回転子154のボア平面158と軸受126のスラスト面184との間にさらに強く挟みこまれる。そのためボール162と下レース168との間に発生する摩擦力より、下レース168と軸受126のスラスト面184との間に発生する摩擦力がさらに大きくなるので、下レース168が回転することはない。
その結果、ボール162と下レース168との間にすべりが生じることがなく、ボール162の安定した転動が得られる。
また、回転子鉄心153の中心位置が固定子鉄心151の中心位置より低い位置で組み立てられた場合、回転子154に生じる磁気吸引力、すなわち固定子152に対して回転子154の磁気中心が下方にずれているため、磁気中心が一致するように回転子154を上方に引き上げる力が作用する。
そして、スラストボールベアリング160および下レース168にはシャフト130と回転子154との重量がかかるとともに、回転子154を上方に引き上げる力がかかる。それらの重量より回転子154を上方に引き上げる力が大きいとき、ボール162と下レース168との間に発生する摩擦力より、下レース168と軸受126のスラスト面184との間に発生する摩擦力が必ずしも大きくならないので下レース168が回転してしまう可能性がある。
その結果、ボール162と下レース168との間にはすべりが生じ、ボール162の安定した転動が得られないので、ボール162および下レース168にすべりに起因した摩耗が発生する。
しかしながら本発明の実施の形態1においては、下レース168は、下面が軸受端面180のスラスト面184に接触するように設置されるとともに、下レース168の外周部から外側に突出した下レース突起部190を複数備えている。このように下レース突起部190と、軸受端面180に設けられた下レース突起部190を係止する軸受切り欠き部186とを備えた回転規制部が構成されているので、下レース168が回転することがない。
その結果、ボール162と下レース168との間にすべりを生じることがないのでボール162の安定した転動が得られ、入力の増加や摩耗を抑制することができ、入力の増加を抑えた高効率で信頼性の高い圧縮機となる。
そして下レース168の外周部に下レース突起部190が設けられているので、下レース168のボール162が転動する転走面が広くとれ、さらにボール162の安定した転動が得られ、入力の増加や摩耗を抑制することができ、スラストボールベアリング160の高い信頼性が得られる。
また軸受126の上方の軸受端面180には、軸受126の外周側に外周壁182がスラスト面184と垂直に形成されている。
そして、下レース168の外径と外周壁182の内径とのクリアランスAが、下レース168の内径と主軸部134の外径とのクリアランスcよりも小さいので、下レース168は主軸部134に接触する前に下レース168の外周面と外周壁182の内周面とが接触する。つまり、下レース168の外側を囲う外周壁182により、下レース168の内周面が回転する主軸部134の外周面に接触しない位置に配設される。
従って、下レース168の水平方向の過大な動きを規制することができるので、下レース168が主軸部134を傷付けて摩耗粉を発生させることがない。そのため、入力の増加や摩耗を抑制することができるので、入力の増加を抑えた高効率で信頼性の高い圧縮機となる。
また、軸受126の上方の軸受端面180に形成された外周壁182の高さは、配設された下レース168の高さより低く、かつスラスト面184の高さに下レース168の板厚の1/2を加えた高さ以上になるように形成されている。
そのため、軸受126のスラスト面184に接触するように設けられた下レース168は、圧縮機の運転中や輸送時の振動により外周壁182に乗り上げて、下レース168が傾くことを防止できる。またホルダー部164と外周壁182との接触による入力の増加や、騒音の増大を防止することができる。そして、ボール162の安定した転動が得られ、ボール162の片当たりに起因する下レース168や、ボール162の摩耗などを防止できるので、効率が高く信頼性の高い圧縮機となる。
また軸受端面180には、外周壁182とスラスト面184とを貫通するように軸受切り欠き部186を備え、その深さは軸受126のスラスト面184より深くなるように形成されている。
そのため、軸受切り欠き部186を形成しても軸受126のスラスト面184の平面度が保つことができ、下レース168が傾くことを防止でき、ボール162は安定した転動となる。その結果、ボール162の不安定な転動に伴う入力の増加、ボール162の片当たりに起因する下レース168、およびボール162の摩耗などを防止することができ、効率が高く信頼性の高い圧縮機となる。
また、給油管142により遠心力にて汲み上げられた潤滑油106が主軸部134の外周に設けられた螺旋状の給油溝132を通ってスラスト面184に供給されスラストボールベアリング160が潤滑する。軸受切り欠き部186は軸受端面180の外周側のみに形成されているため、軸受126の内周と軸受切り欠き部186とが連通しない。そのため、シャフト130に設けられた給油溝132により汲み上げられる潤滑油106が、軸受126の内周部からスラスト面184を潤滑することなく軸受切り欠き部186を介して摺動部の外部に流出することを防止できる。
その結果、スラストボールベアリング160の周囲の摺動部に、十分に潤滑油106を供給することができ、潤滑油106の不足による入力の増加、下レース168およびボール162の摩耗などを防止することができ、効率が高く信頼性の高い圧縮機となる。
また、軸受端面180の上方に設けられたスラスト面184の外周端に加工逃げ部188を設けたことで、軸受126のスラスト面184の外周端に凸部を無くしている。
その結果、凸部に下レース168が乗り上げて下レース168が傾くことを防止することができ、ボール162の安定した転動が得られる。そのためボール162の不安定な転動に伴う入力の増加、ボール162の片当たりに起因する下レース168およびボール162の摩耗などを防止することができ、効率が高く信頼性の高い圧縮機となる。
なお本発明の実施の形態1において、電動要素102の下方に圧縮要素104が配置され、圧縮要素104を構成するシリンダブロック120の上部に固定された軸受126の軸受端面180に、下レース168の回転を規制する回転規制部を設けた例で説明した。しかし、電動要素102の上方に圧縮要素104が配置され、スラストボールベアリング160を使用した構造の圧縮機でも、効率が高く信頼性の高い圧縮機となる。
(実施の形態2)
図6は、本発明の実施の形態2における圧縮機の縦断面図である。密閉容器201内には、固定子252と回転子254とからなる電動要素202と、電動要素202により回転駆動され電動要素102の下方に配置される圧縮要素204とがそれぞれ収納され、底部に潤滑油206を貯留している。電動要素202と圧縮要素204とは一体に組み立てられて圧縮機構208を形成し、圧縮機構208は複数のコイルばね(図示せず)により密閉容器201内に弾性的に支持されている。
圧縮要素204は少なくとも、シャフト230と、シリンダブロック220と、ピストン224と、連結機構244と、軸受226と、スラストボールベアリング260とを備えている。圧縮要素204を構成するシリンダブロック220には、円筒状の圧縮室222が形成され、ピストン224が圧縮室222内で往復運動する。
シャフト230は、軸受226に鉛直方向に軸支され外周に螺旋状の給油溝232を有する主軸部234と、その下方に形成された偏芯軸部236を備えている。ここでシャフト230は、偏芯軸部236および回転子254が固定される主軸部234を備えている。また軸受226は、シリンダブロック220に設けられ、主軸部234を軸支する。偏芯軸部236とピストン224とは、連結機構244により連結されている。
また、偏芯軸部236の下端238に形成された給油孔(図示せず)にパイプ状の給油管242が圧入され、給油管242の一端が給油孔から螺旋状の給油溝232に連通している。
電動要素202は、シリンダブロック220の上方に固定された固定子252と、シャフト230の主軸部234に焼嵌め等で固定された回転子254とから構成されている。
回転子254の回転子鉄心253の中心位置は、固定子252の固定子鉄心251の中心位置とほぼ同じ高さになるように組み立てられている。
図7は、本発明の実施の形態2における圧縮機の要部拡大図である。回転子254の凹部であるカウンターボア256内のボア平面258と、スラスト面284との間には、シャフト230や回転子254の自重を支持するため、スラストボールベアリング260が配設されている。すなわちスラストボールベアリング260は、軸受226の端面である軸受端面280と、回転子254との間に設けられている。
スラストボールベアリング260は、複数のボール262と、ボール262を保持するホルダー部264と、ボール262の上下に各々配設された上レース266と下レース268とを備え、下レース268の回転を規制する回転規制部を設けている。上レース266は回転子254のボア平面258と接しており、下レース268は軸受226のスラスト面284と接している。
ボール262は、耐摩耗性の高い浸炭焼き入れされた軸受鋼で形成され、表面硬度はHRC60〜70の範囲内である。また、上レース266および下レース268は、回転子254を形成している電磁鋼板や軸受226を形成しているアルミニウムの鋳物よりも表面硬度が高く、耐摩耗性の高い熱処理された炭素鋼で形成されている。そして、焼き入れを施すなどして、表面硬度がHRC58〜68の範囲内に確保されるように製造されている。
またボール262が接する転送面においては、30ミクロン以下の平面度を確保している。ボール262の表面硬度は、上レース266および下レース268の表面硬度よりもわずかに高く設定されている。
図8は、本発明の実施の形態2における圧縮機の下レースの斜視図である。下レース268は、下レース切り欠き部290a、290b、290cを備えている。
図9は、本発明の実施の形態2における圧縮機の軸受端面の拡大斜視図である。軸受226の上方の軸受端面280の外周部かつ軸受226の長さ方向に複数の軸受突起部286a、286b、286cが形成されている。スラスト面284は、軸受226の長さ方向に延びる軸受突起部286a、286b、286cと垂直に形成されている。ここで軸受突起部286a、286b、286cは、下レース268の外周方向への動きを規制する。
軸受突起部286a、286b、286cは、加工またはダイカストにて、それぞれの位置が軸受226の円周方向の非等角の位置になるように形成されている。非等角の位置とは、軸受突起部286aと軸受突起部286b、軸受突起部286bと軸受突起部286c、及び軸受突起部286cと軸受突起部286aとの間の成す角度をそれぞれP、Q、Rとするとき、P≠Q≠Rである。
また図8に示す下レース268は、下面が軸受端面280のスラスト面284に接触するように設置される。軸受突起部286a、286b、286cに対応する下レース268の円周方向の同位置に、下レース切り欠き部290a、290b、290cを備えている。そして、軸受突起部286a、286b、286cと、軸受突起部286a、286b、286cに係止される下レース切り欠き部290a、290b、290cとから回転規制部を構成している。
以上のように構成された圧縮機について、以下その動作と作用を説明する。
図6に示す電動要素202に外部電源(図示せず)より通電されると、回転子254が回転する。そしてシャフト230が回転し、偏芯軸部236の回転運動が連結機構244を介してピストン224に伝えられることでピストン224は、圧縮室222内で往復運動を行い、圧縮要素204が所定の圧縮動作を行う。
これにより、冷媒ガスは冷却システム(図示せず)から圧縮室222内へ吸入、圧縮された後、再び冷却システムへと吐き出される。
このとき給油管242は、遠心力により潤滑油206を汲み上げ、各摺動部を潤滑し、その一部は螺旋状の給油溝232からスラスト面284に供給されスラストボールベアリング260を潤滑する。
図7に示すシャフト230と回転子254との重量は、スラストボールベアリング260で支えられる。シャフト230が回転する際、ボール262が上レース266と下レース268との間で転がるため、シャフト230を回転させるトルクはスラストすべり軸受に比べて小さくなる。そのため、軸受226での損失を小さくすることができ、入力が低減して、高い効率を得ることができる。
次に下レース268の回転を規制することにより、下レース268とボール262との間で発生するすべりに起因する下レース268およびボール262の摩耗の発生を抑制するメカニズムについて説明する。
回転子鉄心253の中心位置は、固定子鉄心251の中心位置とほぼ同じ高さになるように組み立てられている。
そのため、スラストボールベアリング260および下レース268には、シャフト230と回転子254との重量がかかっている。またスラストボールベアリング260および下レース268は、回転子254のボア平面258と軸受226のスラスト面284との間に挟みこまれている。これらの事より、ボール262と下レース268との間に発生する摩擦力より、下レース268と軸受226のスラスト面284との間に発生する摩擦力が大きくなるので、下レース268が回転することはない。その結果、ボール262と下レース268との間にすべりが生じることがなく、ボール262の安定した転動が得られる。
また、組み立て時のばらつきにより回転子鉄心253の中心位置が固定子鉄心251の中心位置より高い位置で組み立てられる場合がある。この場合、回転子254に生じる磁気吸引力、すなわち固定子252に対して回転子254の磁気中心が上方にずれているため、磁気中心が一致するように回転子254を下方に引き戻す力が作用する。
そして、スラストボールベアリング260および下レース268にはシャフト230と回転子254との重量がかかるとともに、回転子254を下方に引き戻す力により回転子254のボア平面258と軸受226のスラスト面284との間にさらに強く挟みこまれる。そのためボール262と下レース268との間に発生する摩擦力より、下レース268と軸受226のスラスト面284との間に発生する摩擦力がさらに大きくなるので、下レース268が回転することはない。
その結果、ボール262と下レース268との間にすべりが生じることがなく、ボール262の安定した転動が得られる。
また、回転子鉄心253の中心位置が固定子鉄心251の中心位置より低い位置で組み立てられた場合、回転子254に生じる磁気吸引力、すなわち固定子252に対して回転子254の磁気中心が下方にずれているため、磁気中心が一致するように回転子254を上方に引き上げる力が作用する。
そして、スラストボールベアリング260および下レース268にはシャフト230と回転子254との重量がかかるとともに、回転子254を上方に引き上げる力がかかる。それらの重量より回転子254を上方に引き上げる力が大きいとき、ボール262と下レース268との間に発生する摩擦力より、下レース268と軸受226のスラスト面284との間に発生する摩擦力が必ずしも大きくならないので下レース268が回転してしまう可能性がある。
その結果、ボール262と下レース268との間にはすべりが生じ、ボール262の安定した転動が得られないので、ボール262および下レース268にすべりに起因した摩耗が発生する。
しかしながら本発明の実施の形態2においては、下レース268は、下面が軸受端面280のスラスト面284に接触するように設置されるとともに、軸受突起部286a、286b、286cに対応する位置に下レース切り欠き部290a、290b、290cを備えている。そして下レース切り欠き部290a、290b、290cに対応する位置で軸受突起部286a、286b、286cに係止される回転規制部を備えているので、下レース268が回転することがない。
その結果、ボール262と下レース268との間にすべりを生じることがないのでボール262の安定した転動が得られ、入力の増加や摩耗を抑制することができ、入力の増加を抑えた高効率で信頼性の高い圧縮機となる。
そして、下レース268は切り欠き部290a、290b、290cを備えているので、下レース268をプレスにて打ち抜く際に余分なブランク材の量を低減することができ、下レース268の材料コストを抑制できる。
また、軸受突起部286a、286b、286cと下レース切り欠き部290a、290b、290cとは、それぞれ軸受226と下レース268との円周方向の非等角の同位置に形成される。そのため軸受突起部286a、286b、286cと下レース切り欠き部290a、290b、290cとを組み合わせる際に、下レース268の決まった一方の面が必ずボール262と当接する側となるようにしか組み立てられない。
その結果、少なくともボール262と当接する下レース268の一面のみ面粗度を確保すればよいので、下レース268の製造工程を簡略化でき、製造コストを安価に、また生産性を向上できる。
また下レース268は主軸部234に接触する前に下レース切り欠き部290a、290b、290cと軸受突起部286a、286b、286cの少なくともいずれかの組み合わせが接触する。つまり、軸受突起部286a、286b、286cにより、下レース268の内周面が回転する主軸部234の外周面に接触しない位置に配設される。
従って、下レース268の水平方向の過大な動きを規制することができるので、下レース268が主軸部234を傷付けて摩耗粉を発生させることがない。そのため、入力の増加や摩耗を抑制することができるので、入力の増加を抑えた高効率で信頼性の高い圧縮機となる。
なお本発明の実施の形態2において、電動要素202の下方に圧縮要素204が配置され、圧縮要素204を構成するシリンダブロック220の上部に固定された軸受226の軸受端面280に、下レース268の回転を規制する回転規制部を設けた例で説明した。しかし、電動要素202の上方に圧縮要素204が配置され、スラストボールベアリング260を使用した構造の圧縮機でも、上述と同様の効果が得られる。
なお本発明の実施の形態1において、下レース突起部190と軸受切り欠き部186とは、それぞれ下レース168と軸受126との円周方向の非等角の同位置に形成してもよい。そのため下レース突起部190と軸受切り欠き部186とを組み合わせる際に、下レース168の決まった一方の面が必ずボール162と当接する側となるようにしか組み立てられない。
その結果、少なくともボール162と当接する下レース168の一面のみ面粗度を確保すればよいので、下レース168の製造工程を簡略化でき、製造コストを安価に、また生産性を向上できる。
以上のように、本発明にかかる圧縮機は、下レースの回転を規制する回転規制部を設けたことで、入力の増加を抑えた高効率で高信頼性の圧縮機を提供することができるので、自販機、冷凍ショーケース、除湿機などの用途にも適用できる。
101,201 密閉容器
102,202 電動要素
104,204 圧縮要素
106,206 潤滑油
120,220 シリンダブロック
122,222 圧縮室
124,224 ピストン
126,226 軸受
130,230 シャフト
134,234 主軸部
136,236 偏芯軸部
144,244 連結機構
152,252 固定子
154,254 回転子
160,260 スラストボールベアリング
162,262 ボール
164,264 ホルダー部
166,266 上レース
168,268 下レース
180,280 軸受端面
182 外周壁
184,284 スラスト面
186 軸受切り欠き部
188 加工逃げ部
190 下レース突起部
286a,286b,286c 軸受突起部
290a,290b,290c 下レース切り欠き部

Claims (4)

  1. 密閉容器内に潤滑油を貯溜するとともに、固定子および回転子を備えた電動要素と、前記電動要素によって駆動され前記電動要素の下方に配置された圧縮要素とを収容した圧縮機であって、
    前記圧縮要素は偏芯軸部および前記回転子が固定される主軸部を備えたシャフトと、圧縮室を備えたシリンダブロックと、前記圧縮室内で往復運動するピストンと、前記ピストンと前記偏芯軸部とを連結する連結機構と、前記シリンダブロックに設けられ前記主軸部を軸支する軸受と、前記軸受の端面である軸受端面と前記回転子との間に設けられたスラストボールベアリングとを備え、
    前記スラストボールベアリングは、複数のボールと、前記ボールを保持するホルダー部と、前記ボールの上下に各々配設される上レースおよび下レースとを備え、前記下レースの回転を規制する回転規制部を設け、
    前記軸受端面に、前記下レースの下面が接触するスラスト面を形成し、前記回転規制部は、前記下レースの外周部から外側に突出した下レース突起部と、前記軸受端面に設けられ前記下レース突起部を係止する軸受切り欠き部とから構成され前記軸受切り欠き部は、前記軸受端面の外周側に形成され、前記軸受の内周部と連通していないことを特徴とする圧縮機。
  2. 前記軸受切り欠き部は、前記スラスト面より深い位置にまで形成されている請求項1に記載の圧縮機。
  3. 前記下レース突起部と前記軸受切り欠き部とは、それぞれ前記下レースと前記軸受との円周方向の非等角の同位置に形成された請求項1に記載の圧縮機。
  4. 前記スラスト面の外周端に加工逃げ部を設けた請求項1に記載の圧縮機。
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