JP4935651B2 - 乗客コンベアの自動給油装置 - Google Patents
乗客コンベアの自動給油装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP4935651B2 JP4935651B2 JP2007312128A JP2007312128A JP4935651B2 JP 4935651 B2 JP4935651 B2 JP 4935651B2 JP 2007312128 A JP2007312128 A JP 2007312128A JP 2007312128 A JP2007312128 A JP 2007312128A JP 4935651 B2 JP4935651 B2 JP 4935651B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- automatic
- passenger conveyor
- rain
- blower
- oil supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Escalators And Moving Walkways (AREA)
Description
図1はこの発明の実施の形態1における乗客コンベアの自動給油装置の要部構造を示す斜視図、図2はこの発明の実施の形態1における乗客コンベアの自動給油装置に用いる自動ブロアー装置の概略構造を示す要部の斜視図、図3は自動ブロアー装置の構造を示す拡大斜視図、図4は自動ブロアー装置の防滴カバーの構造を示す斜視図、図5は自動ブロアー装置の先端の噴射ノズルと踏段チェーンとの配置構成を示す要部斜視図、図6はこの発明の実施の形態1における乗客コンベアの自動給油装置の制御動作を説明するためのフローチャートである。
また、乗客コンベアの稼動時間帯に雨が降れば、雨が上がった後に感雨センサが雨上がり信号を出力して自動ブロアー装置13を動作させ、ブロアーの停止後に自動給油を開始する。また、自動ブロアー装置13の動作中又は自動給油装置11による給油の最中に雨が降ってくれば、感雨センサが降雨を検出して自動ブロアー装置13の動作又は自動給油を停止する。
また、乗客コンベアの稼動中に、雨が上がって自動ブロアー装置13を動作させ、ブロアーの停止後に自動給油を行った後は、乗客コンベアの稼動中に何度雨が降っても自動ブロアー装置13の動作及び自動給油は行わないようにする。
また、乗客コンベアの稼動中に、何度も雨が降ったり止んだりする場合は、例えば雨が30分止んでいれば、自動ブロアー装置13の動作及び自動給油装置11による自動給油を行うようにしても良い。
先ず、ステップS1で感雨センサを動作させ、感雨センサによりエスカレータ停止中に雨が降ったかどうかを判断する(ステップS2)。ステップS2でエスカレータ停止中に雨が降れば、感雨センサが降雨を検出する(ステップS3)。次に、感雨センサがエスカレータ起動前に雨が上がっているかどうか、すなわち、降雨の終わり(雨上がり)を検出したかどうかを判断する(ステップS4)。感雨センサは、降雨を検出するとともに、遅延回路により降雨の終わり(雨上がり)を確実に検出する。ステップS4でエスカレータ起動前に雨が上がっており、しかもエスカレータ稼動時間帯であれば(ステップS5)、エスカレータは起動し(ステップS6)、その直後に自動ブロアー装置13を動作させる(ステップS7)。そして、自動ブロアー装置13の動作中に感雨センサが降雨を検出すれば(ステップS8)、自動ブロアー装置13が動作中であっても運転を停止する(ステップS10)。ステップS8で感雨センサが降雨を検出しなければ、自動ブロアー装置13は所定の動作時間が経過するまで運転し(ステップS9)、その後、自動ブロアー装置13は停止する(ステップS10)。次に、ステップS11に進み、自動給油装置11を動作させる。そして、自動給油装置11の動作中に感雨センサが降雨を検出すれば(ステップS12)、自動給油装置11が動作中であっても運転を停止する(ステップS14)。ステップS12で感雨センサが降雨を検出しなければ、自動給油装置11は所定の動作時間が経過するまで運転し(ステップS13)、その後、自動給油装置11は停止する(ステップS14)。また、ステップS2でエスカレータ停止中に雨が降らなかった場合、又はステップS4でエスカレータ起動前に雨が上がっていない場合には、エスカレータ稼動時間帯であれば(ステップS15)、エスカレータは起動する(ステップS16)。次に、感雨センサが降雨を検出したかどうかを判断し(ステップS17)。雨が降っていれば、感雨センサが降雨の終わり(雨上がり)を検出したかどうかを判断する(ステップS18)。ステップS18で雨が上がっていれば、雨が上がった後にステップS7に進み、以下ステップS7〜S14の自動ブロアー動作及び自動給油動作を行う。なお、エスカレータが停止している最中は、自動ブロアー装置13及び自動給油装置11は動作しないように構成されている。また、エスカレータ稼動中に、上記ステップS7〜ステップS14の自動ブロアー動作及び自動給油動作を行った場合は、その後エスカレータ稼動中に何度雨が降っても自動ブロアー動作及び自動給油動作は行わない。また、エスカレータ稼動中に何度も雨が降ったり止んだりする場合は、雨が30分以上止んでいれば、自動ブロアー動作及び自動給油動作を行うようにしても良い。また、自動ブロアー装置13及び自動給油装置11は、それらの動作点検を行うため、手動運転スイッチ(テスト釦)を設けても良い。また、毎週月曜日の朝のエスカレータ起動時に、自動ブロアー動作及び自動給油動作を行うようにしても良い。この場合、エスカレータ起動信号を取り込んでから例えば30秒後に行うこととし、曜日の変更も随時行えるようにする。また、1回のブロアーの運転時間は、2分、3分、5分等が選択できる。また、1回の給油時間は、90秒、120秒、150秒等が選択できる。
図7はこの発明の実施の形態2における乗客コンベアの自動給油装置に用いる自動ブロアー装置の設置場所を示す要部の側面断面図、図8はこの発明の実施の形態2における乗客コンベアの自動給油装置に用いる自動ブロアー装置の設置場所を示す要部の斜視図である。
2 内側板
3 移動手摺
4 踏段
5 踏段チェーン
6 チェーンスプロケット
7 ドライブチェーン
8 駆動機
9 移動手摺チェーン
10 制御盤
11 自動給油装置
12 取っ手
13 自動ブロアー装置
14 防滴カバー
15 ブロアー分岐管
16 フレキシブルホース
17 噴射ノズル
Claims (9)
- 屋外に設置され、踏段チェーン、ドライブチェーン及び手摺駆動チェーン等のチェーン類が設けられた乗客コンベアと、
前記乗客コンベアの外部に設置され、降雨を検出するとともに雨上がり検出する感雨センサと、
前記乗客コンベア内に設置され、前記乗客コンベアの稼動中又は停止中の乗客コンベアが起動する際に前記感雨センサが雨上がりを検出すると、自動的に動作され、前記チェーン類に付着している水分を先端の噴射ノズルから噴出されるブロアーにより吹き飛ばすように構成された自動ブロアー装置と、
前記乗客コンベア内に設置され、前記自動ブロアー装置の停止後に自動的に動作され、前記チェーン類に潤滑油を給油する自動給油装置とを備え、
前記自動ブロアー装置の噴射ノズルは、先端に行くに従って薄くなるとともに外側に拡開された扁平状であり、その先端開口部が踏段チェーンの帰路側で上方から下向きに配置されていることを特徴とする乗客コンベアの自動給油装置。 - 扁平状の噴射ノズルの先端開口部は、踏段チェーンの帰路側で上方から下向きに且つ進行方向に向かって斜めに配置したことを特徴とする請求項1記載の乗客コンベアの自動給油装置。
- 扁平状の噴射ノズルの先端開口部は、その横幅を踏段チェーンの幅と同等もしくは若干大きくなるように構成したことを特徴とする請求項2記載の乗客コンベアの自動給油装置。
- 感雨センサは、遅延回路により雨上がりと弱い雨との区別を行えることを特徴とする請求項1〜請求項3のいずれかに記載の乗客コンベアの自動給油装置。
- 自動ブロアー装置の動作中及び自動給油装置の動作中に感雨センサが降雨を検出した時は、前記自動ブロアー装置及び自動給油装置の動作を停止することを特徴とする請求項1〜請求項4のいずれかに記載の乗客コンベアの自動給油装置。
- 乗客コンベアの稼動中に自動ブロアー装置及び自動給油装置が動作すれば、以後は乗客コンベアの稼動中に感雨センサが降雨を検出しても、前記自動ブロアー装置及び自動給油装置の動作を停止することを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の乗客コンベアの自動給油装置。
- 自動ブロアー装置は、チェーン類にブロアーを噴出する噴射ノズルの前段に、装置の吹出口に接続されたブロアー分岐管と、前記分岐管にそれぞれ接続され、先端に前記噴射ノズルが接続される左右一対のフレキシブルホースとを備えたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の乗客コンベアの自動給油装置。
- 自動給油装置は、10リットル以上の大容量タンクを有し、上部には引き上げ用の取っ手が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項7のいずれかに記載の乗客コンベアの自動給油装置。
- 自動ブロアー装置は、帰路側の踏段と往路側の踏段との間の空間に位置するように上部水平トラス内に設置したことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の乗客コンベアの自動給油装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007312128A JP4935651B2 (ja) | 2007-10-12 | 2007-12-03 | 乗客コンベアの自動給油装置 |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007266956 | 2007-10-12 | ||
JP2007266956 | 2007-10-12 | ||
JP2007312128A JP4935651B2 (ja) | 2007-10-12 | 2007-12-03 | 乗客コンベアの自動給油装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2009107835A JP2009107835A (ja) | 2009-05-21 |
JP4935651B2 true JP4935651B2 (ja) | 2012-05-23 |
Family
ID=40776781
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007312128A Expired - Fee Related JP4935651B2 (ja) | 2007-10-12 | 2007-12-03 | 乗客コンベアの自動給油装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4935651B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2014210631A (ja) * | 2013-04-17 | 2014-11-13 | 東芝エレベータ株式会社 | 乗客コンベア |
Family Cites Families (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6226318A (ja) * | 1985-07-27 | 1987-02-04 | Sanden Corp | 気化器式デイ−ゼルエンジン |
JPS6246892A (ja) * | 1985-08-23 | 1987-02-28 | 株式会社日立製作所 | 乗客コンベア |
JP3411379B2 (ja) * | 1994-05-10 | 2003-05-26 | 三菱電機ビルテクノサービス株式会社 | 自動給油装置用制御装置 |
JP2000177972A (ja) * | 1998-12-11 | 2000-06-27 | Toshiba Elevator Co Ltd | エスカレータの安全装置 |
-
2007
- 2007-12-03 JP JP2007312128A patent/JP4935651B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2009107835A (ja) | 2009-05-21 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP4935652B2 (ja) | 乗客コンベアの自動給油装置 | |
JP4985363B2 (ja) | 乗客コンベアの自動給油装置 | |
CN101842041A (zh) | 地面清洗机 | |
JP2010269890A (ja) | エレベーターの安全装置及び安全制御方法 | |
JP4935651B2 (ja) | 乗客コンベアの自動給油装置 | |
KR100720773B1 (ko) | 경사 벽면 유리창 청소장치 | |
CN108261136B (zh) | 无人建筑物外壁清扫装置 | |
KR100199566B1 (ko) | 건물 외벽의 무인 자동세척장치 | |
US6305618B1 (en) | Illuminated windshield wiper nozzle | |
JP4301198B2 (ja) | 洗車機 | |
JP2011051673A (ja) | エレベータのかご床清掃装置 | |
JP2010202349A (ja) | 乗客コンベア設備 | |
JPH0776481A (ja) | エスカレータの自動給油装置 | |
JP7014201B2 (ja) | 乗客コンベア用注油装置 | |
JPH07305797A (ja) | 自動給油装置用制御装置 | |
KR101362182B1 (ko) | 연직한 연장레일을 구비한 크레인장치를 이용한 청소로봇 조립체의 요동방지 설치구조를 가지는 건물 외벽면 청소장치 및 이를 이용한 건물 외벽면의 청소방법 | |
KR200358744Y1 (ko) | 고층건물의 밖의 유리면과 건물 외벽면을 원격 조종으로닦는 장치 | |
JP6821427B2 (ja) | 洗車装置 | |
CN220283242U (zh) | 一种畜牧养殖运载电梯的排污系统 | |
KR20060073269A (ko) | 아연 도금 스나우트 | |
KR200355707Y1 (ko) | 웨트 스크루버의 자동제어 장치 | |
KR200373402Y1 (ko) | 지하철 승강장의 안전장치 | |
JP2005162400A (ja) | 乗客コンベアの油受け清掃装置 | |
KR200282509Y1 (ko) | 자동 세륜기 | |
JP2005306088A (ja) | 洗車機 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20110824 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20111220 |
|
A521 | Request for written amendment filed |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20111228 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120124 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120206 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150302 Year of fee payment: 3 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Ref document number: 4935651 Country of ref document: JP Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |