JP4934787B2 - 磁性合金およびボンド磁石 - Google Patents

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Description

本発明は、残留磁束密度が高く、温度特性の悪化が抑制され、かつ、着磁が容易であるボンド磁石、及び前記ボンド磁石に用いて最適な磁性合金に関する。
NdFe14B型結晶相を主相として含有する粉末状磁性合金が開発されており、この粉末状磁性合金は液体急冷法により製造される。さらに、前記粉末状磁性合金をバインダー樹脂により成形し、そのバインドされた粉末状磁性合金群を着磁してボンド磁石を得ている。
上述したボンド磁石は、高い磁気特性と成形の容易性を有しており、自動車のモーター、各種OA機器類などのスピンドルモーター、ステッピングモーター等の部品として広く使用されている。そして、特に、モーターの高性能化に伴い、高保磁力で、残留磁束密度の高い且つ温度特性の良好なボンド磁石の需要が高まっている。
特開平9−320824号公報には、残留磁束密度が高く、温度特性の悪化が抑制され、かつ、着磁が容易であるボンド磁石に適合する磁性合金として、Nd,Fe,Co,Nb,V及びBを含有する合金が提案されている。
特開平9−320824号公報
しかしながら、特開平9−320824号公報に開示された磁性合金を原料として製造したボンド磁石は、着磁が容易であるが、保磁力が十分高いものとは言えず、且つ、150℃における不可逆減磁率が十分小さく温度特性の良好なものであるとは言えない。
本発明の目的は、高保磁力及び高残留磁束密度、最大磁気エネルギー積(BH)maxが大きく、且つ、150℃における不可逆減磁率が小さいボンド磁石、及び前記ボンド磁石に最適な磁性合金を提供することにある。
本発明者は、種々検討を重ねた結果、次の様な知見を得た。すなわち、Nd,Pr,Fe,Co,Nd,V及びBにTbを加えた組成成分を含み、αFe型結晶相及びRFe14B型結晶相のナノコンポジットとすることにより、高い保磁力及び高い残留磁束密度、最大エネルギー積を得ることができるとともに、150℃における不可逆減磁率を十分に小さくすることが可能であるという知見を得た。この知見に基づいて、本発明はなされたものである。
前記目的を達成するために、本発明に係る磁性合金は、Nd,Pr,Fe,Co,Nb,V及びBにTbを加えた組成成分を含み、その組成式を、RFeCoNbTb(但し、Rは少なくともNd及びPrを含む)とし、その組成比を、xを11〜13原子%、yを8〜11原子%、oを0.5〜2原子%、pを0.5〜2原子%、qを0.3〜1原子%、rを6〜10原子%、zを100−x−y−o−p−q−r原子%に設定したことを特徴とするものである。本発明の磁性合金は、前記組成式の基に前記組成成分を含む急冷薄帯を粉砕した磁性合金粉末であり、αFe型結晶相及びRFe14B型結晶相のナノコンポジットとなっている。
本発明によれば、Nd,Pr,Fe,Co,Nb,V及びBにTbを加えた組成成分を含み、その組成式を、RFeCoNbTb(但し、Rは少なくともNd及びPrを含む)とし、その組成比を、xを11〜13原子%、yが8〜11原子%、oが0.5〜2原子%、pが0.5〜2原子%、qが0.3〜1原子%、rが6〜10原子%、zが100−x−y−o−p−q−r原子%に設定することにより、ボンド磁石の保磁力と最大エネルギー積を向上させることができる磁性合金が得られる。
前記組成式の基に前記組成成分を含む急冷薄帯を粉砕した磁性合金粉末は、αFe型結晶相及びRFe14B型結晶相のナノコンポジットであることが透過型顕微鏡によって確認された。このナノコンポジットのうち、主にRFe14B型結晶相の存在によって、ボンド磁石の保磁力が高められ、主にαFe型結晶相の存在によってボンド磁石の残留磁束密度が高められ、さらに、前記組成物からなるαFe型結晶相及びRFe14B型結晶相によって、ボンド磁石の最大エネルギー積が高められるものと考えられる。
前記組成式のRとしてジジムを用いる。また、前記αFe型結晶相の体積割合を8〜14vol%、前記RFe14B型結晶相の体積割合を86〜92vol%に設定することが望ましい。また、前記結晶相の平均結晶粒径は、20〜50nmの範囲であることが望ましい。
次に、上述した本発明に係る磁性合金を適用したボンド磁石について説明する。本発明に係るボンド磁石は、耐熱性樹脂でバインドされた磁性合金粉末を主成分とし、
前記磁性合金粉末は、
Nd,Pr,Fe,Co,Nb,V及びBにTbを加えた組成成分を含み、その組成式を、RFeCoNbTb(但し、Rは少なくともNd及びPrを含む)とし、前記組成式のxを11〜13原子%、yを8〜11原子%、oを0.5〜2原子%、pを0.5〜2原子%、qを0.3〜1原子%、rを6〜10原子%、zを100−x−y−o−p−q−r原子%に設定した組成成分を含む急冷薄帯を粉砕したものであることを特徴とする。
前記磁性合金粉末は、αFe型結晶相及びRFe14B型結晶相のコンポジットであることが望ましい。そして、前記αFe型結晶相の体積割合が8〜14vol%、前記RFe14B型結晶相の体積割合が86〜92vol%であることが望ましい。また、前記磁性合金粉末は、平均結晶粒径が20〜50nmの前記結晶相を含有することが望ましい。
上述した本発明に係る磁性合金の急冷薄帯を粉砕した磁性合金粉末を耐熱樹脂でバインドすることにより、150℃における不可逆減磁率が−3%以下の特性をボンド磁石に付与する。また、保磁力が1430〜1750kA/m、残留磁束密度が0.5〜0.7T及び最大エネルギー積が56〜72kJ/mである特性をボンド磁石に付与する。
以上説明したように本発明によれば、高温での不可逆減磁率を小さく抑える、例えば150℃における不可逆減磁率が−3%以下に抑えることができ、しかも、高保磁力をもつボンド磁石及び、そのボンド磁石に適用して最適な磁性合金を得ることができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
本発明者は、種々検討を重ねた結果、次の様な知見を得た。すなわち、Nd,Pr,Fe,Co,Nd,V及びBにTbを加えた組成成分を含むことにより、高い保磁力及び高い残留磁束密度と高い最大エネルギー積を得ることができるとともに、高温での不可逆減磁率を小さく抑える、例えば150℃における不可逆減磁率を十分に小さくすることが可能であるという知見を得た。
前記知見に基づいて、本発明の実施形態に係る磁性合金は、Nd,Pr,Fe,Co,Nb,V及びBにTbを加えた組成成分を含み、その組成式を、RFeCoNbTb(但し、Rは少なくともNd及びPrを含む)とし、その組成比のxを11〜13原子%、yを8〜11原子%、oを0.5〜2原子%、pを0.5〜2原子%、qを0.3〜1原子%、rを6〜10原子%、zを100−x−y−o−p−q−r原子%に設定したものである。本発明の実施形態に係る磁性合金は、前記組成式の基に前記組成成分を含む急冷薄帯を粉砕した磁性合金粉末であり、αFe型結晶相及びRFe14B型結晶相のナノコンポジットとなっている。前記αFe型結晶相及びRFe14B型結晶相のコンポジットについては、図6に示す透過型顕微鏡により確認している。
また前記結晶相の平均結晶粒径は、図6に示す透過型顕微鏡の写真に基づいて算出すると、製造方法の諸元の変化等を考慮すると、20〜50nmの範囲であることが分かった。また、σ−T曲線による測定を行った結果、前記αFe型結晶相の体積割合は8〜14vol%、前記RFe14B型結晶相の体積割合は86〜92vol%であることを確認した。
前記急冷薄帯の粉砕物である磁性合金粉末に含有するαFe型結晶相は図2に示すように、DTA曲線において例えば399℃付近に発熱ピークを有し、RFe14B型結晶相は図2に示すように、DTA曲線において例えば583℃付近に発熱ピークを有する。
上述した組成式に基づいて、磁性合金の組成成分として、Nd,Pr,Fe,Co,Nb,V,B,Tbを含ませるには、Nd,Pr,Fe,Co,Nb,V,B,Tbの成分を単体で前記組成比に応じて含ませる。或いは、組成式のRとしてジジムを用い、その他の組成成分であるFe,Co,Nb,V,B,Tbを単体で前記組成比に応じて含ませる。
このジジムには、Fe成分を含むDidymium−Fe合金、或いはFe成分を含まないDidymium合金のいずれを用いてもよい。ジジムとして、Fe成分を含むDidymium−Fe合金を用いた場合には、この合金にFe成分が含まれているため、単体で含ませるFe成分の組成比は、合金に含まれるFe成分の組成比を差引いたものに設定する。また、ジジムとしては、Ndを77〜79重量%、Prを21〜23重量%を含有するジジムを用いることが可能である。また、ジジムを用いる場合には、実施例で記述するような微量な成分を含むものであり、これらの微量成分が、前記組成成分を単体で含ませる場合と比較して、より高い保磁力を得るとともに、高温例えば150℃における不可逆減磁率を十分に小さくすることに寄与していることが考えられる。このことは実施例により追試する。
次に、前記組成式における組成比について検討する。xは11〜13原子%、好ましくは12〜12.5原子%とすることが望ましい。xが11原子%未満の場合は、保磁力が低下することが分った。また、xが13原子%を超える場合は、磁化値が低下する傾向を示すことが分った。
yは8〜11原子%、好ましくは8〜10原子%とすることが望ましい。yが8原子%未満の場合は、不可逆減磁率が大きくなることが分った。また、yが11原子%を超える場合は、残留磁束密度が低下することが分った。
oは0.5〜2原子%、好ましくは0.5〜1.5原子%とすることが望ましい。oが0.5原子%未満の場合は、保磁力が低下することが分った。
pは0.5〜2原子%、好ましくは0.5〜1.0原子%とすることが望ましい。pが0.5原子%未満の場合は、保磁力および最大エネルギー積が低下することが分った。また、pが2原子%を超える場合は、磁気特性が悪化することが分った。
qは0.3〜1原子%、好ましくは0.3〜0.7原子%とすることが望ましい。qが0.3原子%未満である場合は、保磁力が低下すると共に、150℃における不可逆減磁率が−3%を超えることがわかった。また、qが1原子%を超える場合は、保磁力および最大エネルギー積が低下することが分った。
rは6〜10原子%、好ましくは6〜7原子%である。rが6原子%未満の場合は、保磁力が低下することが分った。また、rが10原子%を超える場合は、残留磁束密度が低下することが分った。
zは100−x−y−o−p−q−r原子%の組成比であり、好ましくは68〜69.5原子%とすることが望ましい。zが少なすぎると、磁束密度が低下する恐れがあり、多すぎると、保磁力が低下することが分った。
測定した結果、上述の組成式に示される磁性合金の保磁力(HcJ)は1270〜1750kA/m(16〜22kOe)であり、残留磁束密度(Br)は0.7〜0.9T(7〜9kG)であり、最大エネルギー積(BH)maxは95〜119kJ/m(12〜15MGOe)であるという値を示した。
前記本発明の実施形態に係る磁性合金を適用したボンド磁石は、前記磁性合金を約100μmの粒径を持つ磁性合金粉末に粉砕し、その磁性合金粉末を耐熱性樹脂でバインドしている。
すなわち、本発明の実施形態に係るボンド磁石は、耐熱性樹脂でバインドされた磁性合金粉末を主成分とし、
前記磁性合金粉末は、
Nd,Pr,Fe,Co,Nb,V及びBにTbを加えた組成成分を含み、その組成式を、RFeCoNbTb(但し、Rは少なくともNd及びPrを含む)とし、前記組成式のxを11〜13原子%、yを8〜11原子%、oを0.5〜2原子%、pを0.5〜2原子%、qを0.3〜1原子%、rを6〜10原子%、zを100−x−y−o−p−q−r原子%に設定した組成成分を含む急冷薄帯を粉砕したものであることを特徴とする。
前記磁性合金粉末は、αFe型結晶相及びRFe14B型結晶相のナノコンポジットである。前記αFe型結晶相の体積割合が8〜14vol%、前記RFe14B型結晶相の体積割合が86〜92vol%であることが望ましい。前記組成式のRとしてジジムを用いてもよい。平均結晶粒径が20〜50nmの前記結晶相を含有する。
上述した組成式に示す磁性合金を用いたボンド磁石は、上述の磁性合金の粉末と耐熱性樹脂とからなる。ボンド磁石における磁性合金粉末の量は、通常97〜98重量%である。また、耐熱性樹脂としては、特に制限されることはなく、公知の樹脂、例えば、エポキシ樹脂,ナイロン樹脂などが使用できる。
以上の構成の粒状磁性合金を用いたボンド磁石は図5に示すように、150℃における不可逆減磁率が−3%以下、好ましくは−2%以下の特性を示すこととなる。また、前記着磁された磁性合金群は、その保磁力が1430〜1750kA/m、残留磁束密度が0.5〜0.7T及び最大エネルギー積が56〜72kJ/mの特性を示すこととなる。
本発明の実施形態に係る前記急冷薄帯を粉砕した磁性合金粉末を用いてボンド磁石を整合した場合、その150℃における不可逆減磁率は、磁性合金97.5gとエポキシ樹脂2.5gを混合・撹拌し、980MPaの圧力で圧縮成形し、温度180℃で1時間キュア処理して得たボンド磁石として測定すると、−3%以下、好ましくは−2%以下を示した。ここに、不可逆減磁率は、ボンド磁石を150℃の温度で1時間保持した後の磁束の減少率で示している。これにより、従来よりも高温の150℃までの高温環境下で使用できるモーター用ボンド磁石を提供することができる。
ボンド磁石は、通常1430〜1750kA/m(18〜22kOe)の保磁力(HcJ)と、通常0.5〜0.7T(5〜7kG)の残留磁束密度(Br)と、通常56〜72kJ/m3(7〜9MGOe)の最大エネルギー積(BH)maxとを有する。
本発明の実施形態に係るボンド磁石は、自動車搭載永久磁石型モーター、各種OA機器類などのスピンドルモーターおよびステッピングモーター等に広く使用できる。
自動車搭載永久磁石型モーターとしては、高温環境下で使用される自動車に搭載されている各種の永久磁石型モーターであり、具体的には、電動カーテン用リニアモーター,サンルーフ開閉用モーター,パワーウインド用モーター,ワイパー用モーター,電動ミラー格納用モーター,電動ミラー制御用モーター,ステアリングアクチュエータ等が挙げられる。
次に、磁性合金およびボンド磁石の製造方法について説明する。組成式:RFeCoNbTbで示される磁性合金を適用したボンド磁石の場合は、先ず、組成式:RFeCoNbTbの組成比xは11〜13原子%、yは8〜11原子%、oは0.5〜2原子%、pは0.5〜2原子%、qは0.3〜1原子%、rは6〜10原子%、zは100−x−y−o−p−q−r原子%になるように各金属元素を調整して配合し、真空中またはアルゴン雰囲気下において高周波誘導溶解などの公知の手段によって、磁性合金を製造する。なお、各金属元素の調整に際し、Nd及びPr成分の原料としては、ジジム(Didymiun)が好ましく、特にDi−Fe合金がより好ましい。
得られた磁性合金に公知の液体急冷法を施し、急冷薄帯(磁性合金)を作製する。なお、液体急冷法を施す装置としては、特に制限されることはなく、公知の装置を使用できる。
次いで、真空中またはアルゴン雰囲気下において、得られた急冷薄帯を熱処理し、微粉砕して粉末状磁性合金を作製する。熱処理温度は、通常575〜650℃で、熱処理における保持時間は、通常0〜15分である。なお、保持時間とは、熱処理温度での保持時間を意味し、保持時間が0分とは、熱処理温度に到達したら、直ちに降温を開始することを意味する。微粉砕処理は、磁性合金を射出成形ボンド磁石の製造に使用する場合は、その平均粒子径が通常100μm以下になる様に、または、磁性合金を圧縮成形ボンド磁石の製造に使用する場合は、その平均粒子径が通常200μm以下になる様に行う。微粉砕する装置としては、特に制限されることはなく、公知の装置を使用できる。
得られた粉末状磁性合金をバインダー樹脂と混合し、射出成形,圧縮成形などの公知の方法によって種々のボンド磁石を製造する。なお、成形装置としては、特に制限されることはなく、公知の装置を使用できる。
以下、本発明を実施例により更に詳細に説明するが、本発明は、その要旨を超えない限り、以下の実施例に限定されるものではない。なお、磁性合金およびボンド磁石の諸特性は、以下の方法で測定した。
磁気特性は、4.8MA/mのパルス着磁した後、振動試料型磁力計(VSM)(東英工業社製)を使用して常温で測定した。
発熱ピーク温度は、示差熱分析計(DTA)(リガク社製)を使用して測定した。
磁性合金のσ−T曲線によるキュリー温度および温度特性は4.8MA/mのパルス着磁した後、振動試料型磁力計(VSM)(東英工業社製)を使用して測定した。
150℃における不可逆減磁率は、以下の様に求めた。まず、デジタルフラックスメーター(東英工業社製)を使用して、4.8MA/mのパルス着磁した後のボンド磁石の磁束(F1)を測定した。次に、恒温槽中にて150℃の温度で1時間保持し、空気中で1時間放冷した後のボンド磁石の磁束(F2)を測定した。150℃における不可逆減磁率(%)は、(F1−F2)×100/F1で示す。
実施例1に係る磁性合金は、その組成成分として、Nd,Pr,Fe,Co,Nb,V,B,Tbを含ませるにあたって、組成式のRとしてジジムを用い、その他の組成成分であるFe,Co,Nb,V,B,Tbを単体で前記組成比に応じて含ませる方法を採用した。前記ジジムとして、Di−Fe合金を用いた。Diは、Didymiumを意味する。
そして、Diを12.5原子%、Coを10原子%、Nbを1原子%、Vを1原子%、Tbを0.5原子%、Bを7原子%および残部Feの合金組成になる様に配合した。したがって、実施例1の磁性合金の組成式は、Nd9.7Pr2.8Fe68Co10NbTb0.5となる。この調合した原料100gを常圧のアルゴンガス雰囲気中で高周波誘導加熱により熔解し、真空吸い上げ法により磁性合金を得た。
前記Di−Fe合金は、その組成成分として、Nd:66.73重量%、Pr:19.06重量%、Fe:14.14重量%、Ce:0.06重量%、La:0.01重量%、Dy:<0.01重量%、Mg:<0.01重量%、Al:<0.01重量%、Ca:<0.01重量%の合金)を含んでいる。したがって、実施例1の磁性合金中には、Nd,Pr,Fe,Co,Nb,V,B,Tbに加えて、微量な金属元素である、Ce,La,Dy,Mg,Al,Caを含有することとなる。
アルゴンガス雰囲気中で、オリフィス径が0.5mmの石英製射出管に得られた前記磁性合金を約10g入れ、高周波誘導溶解した後、クロムメッキした銅製回転ロールの表面に射出する片ロール液体急冷法により急冷薄帯(磁性合金)を作製した。薄帯作製の条件は、ロール径が300mm、ロール周速度が17.5m/秒、射出アルゴンガス圧が38kPaであった。
アルゴンガス雰囲気中で、得られた急冷薄帯を温度600℃で5分間熱処理し、微粉砕して平均粒子径100μmの磁性合金粉末を作製した。なお、600℃までの昇温時間は3分であった。
実施例1に係る磁性合金は、前記組成式の基に前記組成成分を含む急冷薄帯を粉砕した磁性合金粉末であり、αFe型結晶相及びRFe14B型結晶相のナノコンポジットとなっている。前記αFe型結晶相及びRFe14B型結晶相のコンポジットについては、図6(A)の透過型顕微鏡により確認した。
また前記結晶相の平均結晶粒径は、図6(A)の透過型顕微鏡の画像に基づいて算出すると、製造方法の諸元の変化等を考慮すると、約25nmであった。また図6(B)の電子線回折図形を観察すると、前記αFe型結晶相及びRFe14B型結晶相のコンポジットが磁気的に等方性であることが証明できた。
図2に示すように、得られた実施例1に係る粉末状磁性合金のDTA曲線における発熱ピークを測定したところ、399℃付近と583℃付近にピークを有していることが分った。σ−T曲線の測定により、αFe型結晶相の体積割合が大凡11vol%で、RFe14B型結晶相の体積割合が大凡89vol%であった。また、得られた磁性合金粉末の磁気特性は、図1及び図3に示す結果を示している。
次いで、得られた磁性合金粉末97.5gとエポキシ樹脂2.5gを混合・撹拌し、980MPaの圧力で圧縮成形し、温度180℃で1時間キュア処理してボンド磁石を作製した。得られたボンド磁石の磁気特性の結果を図1及び図4に示す。
比較例1:
比較例1として、磁性合金の組成がDi12.5原子%、Co10原子%、Nb1原子%、V1原子%、B6原子%および残部Feになる様に配合した以外は、実施例1と同様の方法により磁性合金(組成:Nd9.7Pr2.8Fe69.5Co10Nb)及びボンド磁石を作製した。得られた磁性合金粉末及びボンド磁石の磁気特性の結果を図1,図3及び図4に示す。
本発明の実施例1に係る磁性合金、及び磁性合金を適用したボンド磁石と、比較例1とを比較する。
比較例1に係る磁性合金の保磁力HcJが1094.2(KA/m)、残留磁束密度Brが0.861(T)、最大エネルギー積(BH)maxが127.6(KJ/m3)であるのに対し、実施例1に係る磁性合金の保磁力HcJが1619.4(KA/m)、残留磁束密度Brが0.766(T)、最大エネルギー積(BH)maxが103.1に改善されている。
次に、比較例1に係る磁性合金を適用したボンド磁石の保磁力HcJが1070.3(KA/m)、残留磁束密度Brが0.714(T)、最大エネルギー積(BH)maxが88.9(KJ/m3)、150℃での不可逆減磁率(%)が3.64であるのに対し、本発明の実施例1に係る磁性合金を適用したボンド磁石の保磁力HcJが1584.4(KA/m)、残留磁束密度Brが0.615(T)、最大エネルギー積(BH)maxが65.9、150℃での不可逆減磁率(%)が−2.36%に改善されている。
実施例1に係る磁性合金及びボンド磁石を製造するにあたっては、図4に示すように、上述した製造方法によって得られた磁性合金となる急冷薄帯を任意に選択して、これらの磁性合金粉末及びボンド磁石を1試料,2試料及び3試料とした。そして、各試料の磁気特性及びボンド磁石の不可逆減磁率を測定した。その結果を図4に示す。上述した実施例1は1試料を用いて説明している。2試料のボンド磁石の不可逆減磁率は−3.15、3試料のボンド磁石の不可逆減磁率は−2.50にそれぞれ改善されている。このことからも、本発明の実施形態に係るボンド磁石は、150℃での不可逆減磁率(%)が−2%〜約3%の範囲に改善されていることが分る。
次に、マグネクエンチ社が市販している商品名MQP−O粉末を用いて作製したボンド磁石Cと、実施例1のDi12.5Fe68Co10NbTb0.5の組成をもつボンド磁石Dとの不可逆減磁率を比較した。その結果を図5に示す。
図5に示すように、実施例1のボンド磁石Dは、常温(25℃)から200℃に昇温させた場合、減磁率は徐々に低下する特性を示しており、150℃では約−2%であり、200℃でも約−5%に抑えられている。これに対して市販のボンド磁石Cは、125℃付近から減磁率が急激に低下してしまい、150℃では約−4%まで低下し、200℃では−7%以上に低下している。
この結果からして、実施例1のボンド磁石Dは、150℃での不可逆減磁率(%)を大幅に改善することが証明された。
以上説明したように本発明によれば、高保磁力で、最大磁気エネルギー積(BH)maxが大きく、且つ、高温例えば150℃における不可逆減磁率が小さいボンド磁石、及び前記ボンド磁石に最適な磁性合金を提供することができる。
図1は、本発明の実施例1と比較例1との特性を比較して表示した図表である。 DTA曲線を示す特性図である。 実施例と比較例との磁性合金の磁気特性を示す図表である。 実施例と比較例とのボンド磁石の磁気特性を示す図表である。 実施例と比較例とのボンド磁石に係る磁性合金の不可逆減磁率を示す特性図である。 実施例1に係る磁性合金粉末を透過型顕微鏡で観察した写真である。

Claims (12)

  1. Nd,Pr,Fe,Co,Nb,V及びBにTbを加えた組成成分を含み、その組成式を、RFeCoNbTb(但し、Rは少なくともNd及びPrを含む)とし、
    前記組成式のxを12〜12.5原子%、yを8〜11原子%、oを0.5〜2原子%、pを0.5〜2原子%、qを0.3〜1原子%、rを6〜10原子%、zを100−x−y−o−p−q−r原子%に設定したことを特徴とする磁性合金。
  2. 前記組成式の基に前記組成成分を含む急冷薄帯を粉砕した磁性合金粉末が、αFe型結晶相及びRFe14B型結晶相のナノコンポジットであることを有することを特徴とする請求項1に記載の磁性合金。
  3. 前記αFe型結晶相の体積割合が8〜14vol%、前記RFe14B型結晶相の体積割合が86〜92vol%であることを特徴とする請求項2に記載の磁性合金。
  4. 前記組成式のRとしてジジムを用いたことを特徴とする請求項1に記載の磁性合金。
  5. 前記結晶相の平均結晶粒径は、20〜50nmの範囲であることを特徴とする請求項2に記載の磁性合金。
  6. 耐熱性樹脂でバインドされた磁性合金粉末を主成分とし、
    前記磁性合金粉末は、
    Nd,Pr,Fe,Co,Nb,V及びBにTbを加えた組成成分を含み、その組成式を、RFeCoNbTb(但し、Rは少なくともNd及びPrを含む)とし、前記組成式のxを12〜12.5原子%、yを8〜11原子%、oを0.5〜2原子%、pを0.5〜2原子%、qを0.3〜1原子%、rを6〜10原子%、zを100−x−y−o−p−q−r原子%に設定した組成成分を含む急冷薄帯を粉砕したものであることを特徴とするボンド磁石。
  7. 前記磁性合金粉末は、αFe型結晶相及びRFe14B型結晶相のコンポジットであることを特徴とする請求項6に記載のボンド磁石。
  8. 前記αFe型結晶相の体積割合が8〜14vol%、前記RFe14B型結晶相の体積割合が86〜92vol%であることを特徴とする請求項7に記載のボンド磁石。
  9. 前記組成式のRとしてジジムを用いたことを特徴とする請求項6に記載のボンド磁石。
  10. 平均結晶粒径が20〜50nmの前記結晶相を含有することを特徴とする請求項7に記載のボンド磁石。
  11. 150℃における不可逆減磁率が−3%以下であることを特徴とする請求項6に記載のボンド磁石。
  12. 保磁力が1430〜1750kA/m、残留磁束密度が0.5〜0.7T及び最大エネルギー積が56〜72kJ/mである特性を備えたことを特徴とする請求項6に記載のボンド磁石。
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