JP4934247B2 - ディジタル・イメージング・システムに対する可変の横方向中心対中心設定ポイントを決定するための方法及びシステム - Google Patents

ディジタル・イメージング・システムに対する可変の横方向中心対中心設定ポイントを決定するための方法及びシステム Download PDF

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、全般的にはディジタル・イメージング・システムに関し、さらに詳細には、ディジタル・イメージング・システムにおいて放射線源をディジタル検出器に対して横方向で中心に配置するための可変の設定ポイントを決定するためのシステム及びセットアップ手順に関する。
【0002】
【発明の背景】
ディジタル放射線写真撮影システムなどのディジタル・イメージング・システムに対する据え付け/セットアップ手順は複雑でありかつ多大な時間を要する可能性がある。顧客の画質及び一貫性の要件、並びに様々な規制及び安全標準を満足させるには、一般に、この手順では、検出器に対してX線源を位置決めすることを含む様々な定数を決定することが必要となる。例えば、多くの場合、検出器の中心に対してX線源を横方向で中心に位置させるための固定の設定ポイントを決定し確定させることが、必要な手順の1つとなる。放射線写真撮影システムにおいて横方向中心対中心設定ポイントを正確に決定できないことに関連して生ずる問題としては、画像の中心ズレや画像の欠損などがある。
【0003】
一般に、横方向中心対中心設定ポイントを決定するための周知の据え付け/セットアップ手順では、現地エンジニアが検出器の横方向中心線を幾何学的に決定した後、互いに横方向に変位させた様々な位置にX線源を配置して幾つかのX線域を形成しかつ検出する必要がある。最終的には、現地エンジニアは、試行錯誤を通じて、検出器をある特定の位置に固定させた時点で線源により形成したX線域を、検出器の横方向中心線に対して横方向の中心に配置させる位置である横方向中心線源位置を決定することができる。横方向中心線源位置を見つけ出した後、現地エンジニアは移動止めの固定の設定ポイントを設定しその位置にマークを付ける。例えば、現地エンジニアは電気機械式スイッチなどの装置を天井やX線源の上部構造に据え付け、イメージング・システムのユーザに対して、触覚と恐らくは可聴音とにより、X線源が横方向中心位置に来ていることを示すことがある。
【0004】
検出器が様々な位置間で移動可能であるとき、この反復式セットアップ手順はさらに複雑となる。こうした場合では、現地エンジニアは検出器に関する複数の位置においてこのセットアップ手順を反復し、幾つかの設定ポイントや移動止め装置を複数の横方向中心線源位置に対応する位置に据え付ける必要がある。またさらに、多くの検査室では、同じX線源で使用することができる検出器を複数個含むことがある。例えば、ある検査室は、寝台の長軸方向に移動可能な第1の検出器を備えた水平の患者寝台と共に、ポジショニング装置の垂直軸方向に移動可能な第2の検出器を備えた縦型ポジショニング装置を含むことがある。こうしたセットアップでは、各検出器ごとにその複数の検出器位置に関して横方向中心線源位置を決定する必要がある。
【0005】
横方向中心線源位置を決定し設定ポイント装置(例えば、触覚スイッチ)でマーキングした後、その位置が固定される。したがって、イメージング・システムのユーザは、検出器を横方向中心設定ポイントが決定されている位置以外の位置に配置したいという場合でも、融通を利かせる余地がない。したがって、様々な大きさの患者に対応したり様々な解剖部位をより容易に撮影できるように、検出器が軌道に沿って連続的に移動可能である場合であっても、その検出器を正確に使用できる位置は対応する固定の線源設定ポイントを有する幾つかの検出器位置に限定されることになる。これ以外の位置では、画像の中心ズレや画像の欠落を生じることがある。
【0006】
固定設定ポイントではさらに、物理的スイッチや移動止め装置によりシステムの使用中に故障を起こす可能性がある部品の数が増加するため、システムの信頼度が低下するおそれがある。
【0007】
したがって、検出器の横方向中心線に関して横方向の中心に位置する線源位置設定ポイントを決定するための時間のかかる反復手順を回避できるような、ディジタル放射線写真撮影システムをセットアップするためのシステム及び方法を提供することが望ましい。さらに、こうしたセットアップ・システム及びセットアップ方法により、固定設定ポイント、並びに物理的な固定設定ポイント装置が不要となり、これにより高い融通性を提供できると共に、システムの信頼度を向上させることができる。
【0008】
【発明の概要】
本発明は、上述した1つまたは複数の欠点に対処しようとするものである。
【0009】
例えば、ディジタル検出器及び放射線源を有するディジタル・イメージング・システムに対する横方向中心対中心設定ポイントを決定するための方法は、横方向中心線を有する検出器を第1の検出器位置に位置決めすること、放射線源を第1の線源位置に位置決めすること、検出器により検出可能な第1の放射線域を形成させること、この第1の放射線域を検出器の位置で検出すること、第1の放射線域の第1の横方向中心線を決定すること、を含んでいる。次いで、この放射線源を第1の線源位置から少なくとも横方向に変位した第2の線源位置に位置決めし、その後、検出器により検出可能な第2の放射線域を形成し、この第2の放射線域を検出器の位置で検出し、さらに第2の放射線域の第2の横方向中心線を決定する。次いで、決定された第1及び第2の横方向中心線並びに第1及び第2の線源位置に基づいて横方向ゲイン定数を決定する。
【0010】
本技法の別の態様では、ディジタル検出器により検出可能な放射線域を形成させる放射線源を有するディジタル・イメージング・システムの横方向中心対中心設定ポイントを決定するための方法が提供される。本方法は、放射線源が第1の線源位置にある時点で形成した第1の検出後放射線域の第1の横方向中心線を決定すること、放射線源が第1の線源位置から横方向に変位した第2の線源位置にある時点で形成した第2の検出後放射線域の第2の横方向中心線を決定すること、決定された第1及び第2の横方向中心線並びに第1及び第2の線源位置に基づいてシステムのゲイン定数を決定すること、を含んでいる。次いで、このシステムのゲイン定数を利用して、線源が形成する放射線域が検出器の横方向中心線に対して実質的に横方向の中心に来る位置である横方向中心線源位置を自動的に決定することができる。
【0011】
本技法の別の態様では、ディジタル検出器に対する放射線源の横方向中心対中心設定ポイントを自動的に決定するためのシステムが提供される。本システムは、放射線域を形成させる放射線源であって、少なくとも該線源の横方向軸に沿って移動可能であると共に第1の線源位置において第1の放射線域を形成しかつ第1の線源位置から横方向に変位した第2の線源位置において第2の放射線域を形成させるように構成した放射線源を含んでいる。本システムはさらに、横方向中心線を有するディジタル検出器であって、第1及び第2の放射線域を検出し、これらを表している検出器信号を発生させているディジタル検出器を含んでいる。本システムはさらに、第1の放射線域を表す検出器信号に基づいて第1の放射線域の第1の横方向中心線を決定し、第2の放射線域を表す検出器信号に基づいて第2の放射線域の第2の横方向中心線を決定し、かつ第1及び第2の横方向中心線並びに第1及び第2の線源位置に基づいて横方向ゲイン定数を決定するように構成した処理モジュールを含んでいる。
【0012】
【発明の実施の形態】
以下の詳細な説明は、X線源と、この線源が発生させるX線ビームを検出するように構成させたディジタル検出器とを備えるディジタル放射線写真撮影システムに関して説明したものである。しかし、以下に記載するシステム及び方法は、X線スペクトル以外の放射(例えば、可視光、赤外線、など)を発生させる線源を備えた、別のタイプのディジタル・イメージング・システムにおいて実施することもできることを理解されたい。こうしたイメージング・システムは、その放射源が発生させる特定のタイプの放射を検出するように構成させた適当なディジタル検出器を備えている。
【0013】
ここで図面を参照すると、図1は離散ピクセル画像データを収集し処理するためのイメージング・システム10を図示したものである。図示した実施形態において、システム10は、正確な画像データを連続して収集し処理して出力及び表示できるように据え付け/セットアップ手順を容易にしたディジタルX線システムである。図1に示す実施形態では、イメージング・システム10は、X線域(一般に参照番号16で示す)を形成させるように構成したX線放射源12を含む。このX線域はディジタルX線検出器22を投射すると共に検出器22により検出される。検出器22は、検出器表面で受け取ったX線光子をより低エネルギーの光子に変換し、さらに画像を再構成するために収集及び処理を受ける電気信号に変換する。
【0014】
例示的実施形態の1つでは、システム10は検査室内に配置される。検査室は、例えば、患者などの被検体を位置決めするための水平式患者ポジショニング装置や寝台を含むことがある。水平の寝台や水平のポジショニング装置は、寝台の並進軸(例えば、長軸)に沿って配置し、検出器22を寝台の一方の端部からもう一方の端部まで移動させるための軌道を含むことがある。検出器22の移動により、システム10の融通性が高まる。その理由は、移動可能な検出器により、患者の再位置決めを要することなく患者の様々な解剖部位を撮影できると共に、様々な大きさの患者への対応がより容易になるためである。
【0015】
検査室はさらに、患者などの被検体を寄りかからせるように配置できる縦型の、すなわち垂直式ポジショニング装置を含むこともある。こうした縦型ポジショニング装置は、ポジショニング装置の並進軸に沿って配置して検出器22をより上方の垂直位置やより下方の垂直位置に移動できるようにするための軌道を含むことがある。この場合も、こうした移動により様々な大きさの被検体に対応でき、及び/または様々な解剖学的目標の撮影を容易にすることができるので有利である。
【0016】
例示的実施形態の1つでは、検査室は、長軸方向、横方向、垂直方向(並びに、傾斜に関しては2つの自由度)に移動可能なX線源12を備えており、この線源は、水平式患者ポジショニング装置に付随する検出器22、または垂直式ポジショニング装置に付随する検出器22により検出が可能なX線域を形成させるように位置決めすることができる。例えば、線源12は、検査室の天井、あるいは線源12を支持している上部構造に装着した軌道に沿って長軸方向に移動可能とすることができる。こうした軌道は、一般に、検出器22を移動させる方向である水平式患者ポジショニング装置の軌道と実質的に平行になるように配置させる。線源12はまた、長軸方向に対する横方向、並びに長軸方向に対する垂直方向にも移動可能である。さらに、この線源は、同じ線源を水平式ポジショニング装置に付随する検出器22、あるいは縦型ポジショニング装置に付随する検出器22のどちらとも一緒に使用できるように角度方向に回転できるように配置することができる。
【0017】
図1に示す実施形態では、イメージング・システム10はさらに、長軸方向、横方向、及び/または垂直方向での線源12の位置を表す電気信号を提供する線源位置センサ18を含む。システム10はさらに、水平式ポジショニング装置または縦型ポジショニング装置の並進軸に対する検出器22の位置を検出するための検出器位置センサ19を含む。例示的な位置センサ18及び19は、光学エンコーダ、ポテンショメータ、などの連続位置センサである。
【0018】
線源12は、据え付け/セットアップ手順並びに検査シーケンスのために、電源信号と制御信号の両者を提供する電源/制御回路24により制御される。例示的実施形態の1つでは、制御回路24はさらに、長軸、横軸、及び垂直軸の任意の軸に沿って線源12を位置決めするために、モータ駆動回路やモータなどの位置決め要素または移動制御要素を含んでいる。さらに図1に示すように、検出器22は検出器制御装置26に結合されており、この検出器制御装置26は検出器で発生させたイメージング信号の収集を指令する。検出器制御装置26はまた、ダイナミックレンジの初期調整、ディジタル画像データの挟み込み処理(interleaving)などのために様々な信号処理及びろ過機能を実行することがある。検出器制御装置26はさらに、患者ポジショニング装置の並進軸に沿って検出器22を位置決めするために、モータ駆動回路やモータなどの位置決め要素または移動制御要素を含むことがある。
【0019】
電源/制御回路24と検出器制御装置26の両者はシステム制御装置28からの信号に応答する。一般に、システム制御装置28は、線源12と検出器22の移動及び位置決めを制御するコマンド信号の発生を含め、据え付け/セットアップ手順を実行させるようにイメージング・システムの動作を指令する。システム制御装置28はさらに、検査プロトコルを実行し、収集した画像データを処理するようにイメージング・システムの動作を指令する。この場合では、システム制御装置28は、信号処理回路(典型的には汎用または特定用途のディジタル・コンピュータに基づく)、プログラムを格納するための付属の記憶回路、及びコンピュータが実行するルーチンを含み、さらに構成パラメータ及び画像データ、インタフェース回路、その他を含んでいる。図1に示す実施形態では、システム制御装置28(または、適当な任意の処理モジュール)は、格納されているセットアップ・プログラムに従って、位置センサ18及び19からのフィードバック信号と検出器制御装置26からの画像データを受け取り、この信号及びデータを処理して検出器22の位置に対する線源12の可変の横方向中心設定ポイント位置を決定する(詳細については以下で説明する)。
【0020】
図1に示す実施形態では、システム制御装置28はさらに、ディスプレイやプリンタ(参照番号30で示す)などの少なくとも1つの出力装置とリンクさせている。この出力装置は、標準または特殊用途のコンピュータ・モニタと、付属の処理回路とを含むことがある。さらに、システム・パラメータを出力する、据え付け/セットアップ手順を制御する、検査のセットアップを要求し制御する、画像を観察する、などのために、システム内で1つまたは複数のオペレータ・ワークステーション32をリンクさせることもある。一般に、システム内で提供されるディスプレイ、プリンタ、ワークステーション、及び同様の装置は、検査室内に物理的に配置するなど、データ収集用構成要素の場所におく場合や、例えば、インターネット、仮想自家用ネットワークなど、1つまたは複数の構成可能なネットワークを介して画像収集システムとリンクさせて、施設や病院内のどこかの場所、あるいは全く別の場所など、これらの構成要素から離れた場所におく場合もある。
【0021】
図2は、例示的ディジタル検出器22の機能構成要素を表した図である。図2にはさらに、典型的には検出器制御装置26内に構成されているイメージング検出器制御装置(すなわち、IDC)34も示している。IDC34は、検出器からの検知信号の収集を指令するために、CPUまたはディジタル信号処理装置、並びに記憶回路を含んでいる。IDC34は双方向光ファイバ導体を介して検出器22内の検出器制御回路36に結合されている。これにより、IDC34は、動作時に検出器内で画像データに関するコマンド信号をやり取りすることができる。
【0022】
検出器制御回路36は、電源(一般に参照番号38で示す)からDC電力を受け取る。検出器制御回路36は、システム動作のデータ収集フェーズの間に信号を伝達するために使用する横列及び縦列ドライバに対してタイミング及び制御コマンドを発生させるように構成させる。したがって、回路36は、電力及び制御信号を基準/調節回路40に伝達し、回路40からディジタル画像ピクセル・データを受け取っている。
【0023】
図示した例示的実施形態では、検出器22は、検査の間に検出器表面で受け取ったX線光子をより低エネルギーの(光の)光子に変換するシンチレータを含んでいる。次いで、光検出器のアレイによりこの光子は、検出器表面の個々のピクセル領域に投射された光子数または放射線の強度を表す電気信号に変換される。読み出し電子回路は得られたアナログ信号をディジタル値に変換し、このディジタル値が処理、格納され、画像の再構成に続いてディスプレイ30やワークステーション32などに表示される。本形態では、光検出器アレイは、アモルファス・シリコンからなる単一基層上に形成させる。このアレイの各素子は、その各々をフォトダイオード及び薄膜トランジスタから構成させて横列と縦列の形で配列させている。各ダイオードのカソードは、トランジスタのソースに接続されており、すべてのダイオードのアノードは負のバイアス電圧に接続されている。各横列のトランジスタのゲートは互いに接続され、また横列電極は走査電子回路に接続されている。縦列のトランジスタのドレーンは互いに接続され、また各縦列の電極は読み出し電子回路に接続されている。
【0024】
一例として、図2に示す実施形態では、横列バス42は、検出器の様々な縦列からの読み取りを可能すると共に、横列を無効にし必要に応じて選択した横列に電荷補償電圧を印加するための複数の導体を含んでいる。縦列バス44は、横列を順次有効にして行く間に縦列からの読み取りを指令するための追加の導体を含んでいる。横列バス42は、その各々が検出器内の一連の横列を有効にするように指令している一連の横列ドライバ46と結合させている。同様に、読み出し電子回路48は、検出器のすべての縦列の読み取りを指令するための縦列バス44と結合させている。
【0025】
図示した実施形態では、横列ドライバ46及び読み出し電子回路48は、複数のセクション52に細分することができる検出器パネル50と結合させている。各セクション52は、横列ドライバ46のうちの1つに結合させると共に、多数の横列を含んでいる。同様に、各縦列ドライバ48は一連の縦列と結合させている。したがって、上述したフォトダイオードと薄膜トランジスタの配置により、横列56と縦列58の形態に配列させた一連のピクセル(すなわち、離散ピクセル)54が規定される。この横列及び縦列により、既知の高さ62及び既知の幅64を有する画像マトリックス60が規定される。
【0026】
さらに図2に示すように、各ピクセル54は、一般に、縦列電極68が横列電極70と交わる位置である横列と縦列の交点で規定される。上述したように、薄膜トランジスタ72は、フォトダイオード74の場合と同様に、各ピクセルに対する各交点位置に設けられる。横列ドライバ46により各横列を有効にすると、読み出し電子回路48を介して各フォトダイオードからの信号にアクセスし、これを後続の画像処理及び画像再構成のためにディジタル信号に変換することができる。
【0027】
イメージング・システム10を使用して検査シーケンスを実行できるようにする前に、システム10を適正に据え付けてセットアップし、顧客のニーズ、性能要件、並びに様々な規制標準に対して確実に適合させるようにする。この処理で使用される性能変数の1つとして、システム10の中心対中心精度がある。中心対中心精度とは、検出器の面内で計測した、検出器の幾何学中心とX線域の幾何学中心の間の距離のことである。中心対中心精度の1つの要素として、検出器22の横方向中心線に対するX線源12の横方向中心性がある。例示的実施形態の1つでは、検出器22の横方向中心線は、画像マトリックス60の中央横列により規定される。画像マトリックス60の大きさは既知であり、マトリックス60を規定している横列と縦列の数も既知であるため、画像マトリックスの横方向中心線に対応する中央横列も既知となる。線源12を検出器22の横方向中心線に対して横方向で中心に位置させることにより、線源12が形成させるX線域16は確実に検出器22を投射して検出器22により検出を受けることになり、これにより画像の中心ズレや解剖学的欠落の発生が減少する。当業者であれば理解できるように、検出器22の横方向中心線を指定するために別の技法(例えば、検出器22に対する物理的計測、及び/または計測した中心線や推定中心線を表す定数の割り当てなど)が使用されることもある。
【0028】
検出器22に対するX線源12の横方向中心位置を決定するための例示的な一技法は、図3〜5を参照すると理解することができる。先ず図3を見ると、X線源12は、支持構造101に移動可能に装着され、患者ポジショニング装置100に付随した検出器22に対して位置決めされているように表してある。ポジショニング装置100は水平の向きに図示してあるが、ポジショニング装置100は患者寝台などの水平式ポジショニング装置や、縦型ポジショニング装置のいずれでもよいことを理解されたい。さらに、長軸(longitudinal)、横(lateral) 、並びに垂直(vertical)という語は、基準系を提供するためだけに使用していることを理解されたい。例えば、図3を参照すると、検出器22は、水平の向き(すなわち長軸の向き)に図示している並進軸102に沿って配置されている。しかし、並進軸102は実際には、例えば、検出器22が縦型ポジショニング装置100に付随している場合などでは垂直の向きを有することもある。
【0029】
図3に示すように、線源12は、検出器22から垂直軸104に沿って垂直方向に変位させている。線源12はさらに、線源並進軸106に沿って検出器22に対して長軸方向に位置決めされている。例示的実施形態の1つでは、線源並進軸106は検出器並進軸102と実質的に平行である。さらに、検出器22は検出器の並進軸102に沿って移動可能であり、検出器22はポジショニング装置100の長さ方向の任意の位置に位置決めすることができる。線源12は、線源並進軸106に沿って移動可能であり、線源12は検出器22の位置を長軸方向に追尾できる。線源12はさらに、垂直軸104に沿って移動可能であり、線源12を検出器22に近づけた位置、あるいは検出器22から遠ざけた位置に移動させることができる。またさらに、線源12は、並進軸106に対して横方向に移動可能であり、線源12は検出器22に対して長軸方向と横方向の両方向で中心に位置させることができる。基準として、図4では横方向移動軸108を示してある。
【0030】
図4はポジショニング装置100及びこれに付随する検出器22の平面図である。図4は、検出器22の横方向中心線130に対して横方向で中心とした線源12の位置を決定するための、セットアップ手順の第1ステップを示している。図4に示すように、検出器22は、検出器の並進軸102に沿った第1の位置「A」(一般に参照番号109で示す)に配置させる。本セットアップ技法の例示的実施の1つでは、この位置Aをポジショニング装置100の一方の端部に配置するが、このセットアップ手順では、検出器22が検出器の長軸102に沿った任意の位置に位置決めできるように企図している。次いで、位置Aにある検出器22により検出できるX線域を形成させる位置である第1の位置110にX線源12を移動させる。例示的実施形態の1つでは、線源が位置110にあるとき、X線域により検出器22の1つの隅にある図4に示すような領域が投射される。さらに、図示した例示的実施形態では、位置センサ19により検出器位置109を表すフィードバック電気信号fDAがシステム制御装置28に提供され、また位置センサ18により線源位置110を表すフィードバック信号fS1がシステム制御装置28に提供される。
【0031】
線源が位置110に位置決めされている間に、X線域112により検出器22が投射されるように線源12が通電される。検出器22はX線域112を検出し、この領域を表す電気信号を発生させる。上述したように、検出器制御装置26は、X線域の照射の結果として検出器22で発生した電気信号の収集を指令する。収集した信号は検出器制御装置26及びシステム制御装置28により処理され、X線域112に対する互いに反対側の横方向辺縁エッジ114及び116の位置が決定される。例えば、横方向エッジ114及び116は、検出器の各横列を走査し、隣接横列から読み取られた信号間に大幅な変化が検出されるまで走査した隣接横列同士を比較することにより決定することができる。こうした大幅な変化により、X線域112の横方向辺縁エッジを表すことができる。しかし、横方向エッジは、当業者により認められるような別の方法でも検出できることを理解されたい。横方向エッジ114及び116に対応する横列を決定した後、X線域112の横方向中心横列118に対応する読み取り値を次式により決定できる。
【0032】
row1 =(row12+row11)/2
上式において、「row1 」は、横方向中心横列118の読み取り値を表し、「row12」はX線域112の横方向エッジ114に対応する横列読み取り値を表し、「row11」はX線域112の横方向エッジ116に対応する横列読み取り値を表している。
【0033】
次いで、線源12を、第1の位置110から少なくとも横方向に変位させた第2の位置120まで移動させる。しかし、位置120は、横方向だけでなく位置110から長軸方向にも変位させてよいことを理解されたい。線源位置センサ18は線源位置120を表すフィードバック電気信号fS2をシステム制御装置28に提供する。位置120にある間に、線源12に通電し、位置Aにある時点で検出器22により検出可能な第2のX線域122を形成させる。図4に示す例示的実施形態では、位置120は、検出器22のX線域112を検出した隅と対角方向の反対側の隅に配置している。しかし、位置120は位置110に対して横方向に変位させた位置であって、位置Aにある間に検出器22が線源12により形成されたX線域を検出できる位置であればどの位置でもよいことを理解されたい。
【0034】
位置110に関して上述したのと同様に、検出器22はX線域122を検出し、この検出したX線域を表す電気信号を発生させる。また、検出器制御装置26及びシステム制御装置28は、X線域122の横方向エッジ124及び126に対応する検出器22の横列を決定する。横方向エッジ124及び126に対応する横列を見い出した後、X線域122の横方向中心横列128に対応する読み取り値を、次式により決定できる。
【0035】
row2 =(row22+row21)/2
上式において、「row2 」は、横方向中心横列128の読み取り値を表し、「row22」は横方向エッジ124に対応する横列読み取り値を表し、「row21」はX線域122の横方向エッジ126に対応する横列読み取り値を表している。
【0036】
横方向中心横列118及び128を決定した後、位置フィードバック信号とこれら横列読み取り値との間で、少なくとも検出器22が位置Aに位置決めされている場合に適用するための横方向ゲイン関係式を確定できる。この横方向ゲイン関係式は、次式で表される。
【0037】
A =(fS2−fS1)/(row2 −row1
上式において、GA は横方向ゲイン定数、「fS2」は線源12が位置120にある時点での位置センサ18からのフィードバック電気信号、「fS1」は線源12が位置110にある時点で位置センサ118が発生させる電気信号、「row2 」はX線域122の横方向中心横列に対応する読み取り値、「row1 」はX線域の横方向中心横列118に対応する読み取り値である。
【0038】
検出器横列読み取り値はX線域のエッジ検出に対応するため、差(row2 −row1 )は、次式
row2−row1=(row22+row21−row12−row11)/2
により計算できる。
【0039】
したがって、横方向ゲイン定数は次式
A=2(fS2−fS1)/(row22+row21−row12−row11
により表すことができる。
【0040】
別の実施形態では、追加のX線域を形成し、対応するデータ・ポイント(すなわち、中心横列及び対応するフィードバック信号)を決定し、その結果を平均することにより、横方向ゲイン定数GAをより高い精度で決定することができる。
【0041】
横方向ゲイン関係式を決定することにより、検出器22が位置Aに配置されている時点での検出器22の横方向中心線130に対する線源12の横方向中心位置を計算することができる。この横方向中心線源位置は線源位置センサ18が発生させる電気信号を用いて次式のように表記できる。
【0042】
A=GArowC+(fS1−GArow1
上式において、「fA 」は線源12が検出器22に対して横方向の中心にある時点での位置センサ18からの電気信号を表し、「rowC 」は検出器22の横方向中心線130に対応する検出器横列読み取り値を表している。
【0043】
フィードバック・センサ118からの電気信号fA により線源12の横方向中心位置を決定し終えた以降は、イメージング・システム10のユーザに対して、検出器22が位置109に配置されておりセンサ18の信号がfA に対応していれば線源12が検出器22の中心線に対して実質的に横方向の中心に来ていることが保証される。例示的実施形態の1つでは、システム10は、線源12が位置センサ118が発生させたフィードバック信号fA による指示に従った横方向中心位置にあることをユーザに対して示すため、視覚的または聴覚的アラーム(例えば、光源の点滅、ユーザ・インタフェースのモニタ上への表示、ビープ音、など)を発生させる。別法として、アラーム指示に加えて、システム制御装置28は、決定された横方向中心位置に対応する位置センサ18からのフィードバック信号fA を受け取り次第、線源12のそれ以上の移動が実質的に停止するように制御回路24の移動制御回路により制動をかけさせるコマンド信号を発生させるような構成とすることもできる。
【0044】
位置センサ18が発生させる長軸位置フィードバック信号と検出器位置センサ19が発生させる長軸位置フィードバック信号の間に線形関係が存在するようなシステムでは、検出器22が検出器長軸102に沿った任意の位置にあるときの検出器22に対する横方向中心線源位置は、横方向ゲイン定数GA を利用して決定することができると見なすことができる。一般に、こうした線形関係は、線源12を移動させる並進軌道が検出器22を移動させる並進軌道と実質的に平行であるようなシステムにおいて得られることがある。しかし、多くのシステムでは、ポジショニング装置100の検出器22の取り付けに対するX線源懸架構造の据え付けが不完全であるため、この2つの並進軌道は非平行となる。
【0045】
非平行状態を補償するためには、図5に示すように第2の検出器位置B(一般に参照番号132で示す)においてセットアップ手順を反復させる。図示した実施形態では、位置Bはポジショニング装置100の反対側の端部に位置している。しかし、可変の横方向中心線源位置を決定するためのセットアップ手順は、検出器の並進軸102に沿って位置Aから変位させた検出器22の任意の位置で実行することができる。上述のように、位置センサ19は検出器位置132を表すフィードバック電気信号fDBをシステム制御装置28に提供する。
【0046】
検出器22を位置109に位置決めした状態で、次に、線源により検出器22が検出可能なX線域を形成できる線源位置134までX線源12を移動させる。例示的実施形態の1つでは、線源が位置134にあるときには、図5に示すように、X線域は検出器22の1つの隅の領域を投射している。位置センサ18は線源位置134を表すフィードバック電気信号をシステム制御装置28に提供する。線源が位置134に位置決めされている間に、線源12に通電し、検出器22を投射するX線域136を形成させる。検出器22はX線域136を検出し、このX線域を表す電気信号を発生させる。検出器制御装置26はX線域の照射の結果として検出器22で発生した電気信号の収集を指令する。収集した信号は、上述したのと同様に、検出器制御装置26及びシステム制御装置28により処理され、X線域136の互いに反対側の横方向辺縁エッジ138及び140の位置が決定される。互いに反対側の横方向エッジ138及び140に対応する検出器22の画像マトリックスの横列を決定した後、上述したのと同様に、X線域136の横方向中心横列142を決定できる。
【0047】
次いで、線源12を、線源位置134から少なくとも横方向に変位させた線源位置144まで移動させる。しかし、位置144は、横方向だけでなく位置134から長軸方向にも変位させてよいことを理解されたい。線源位置センサ18は線源位置144を表すフィードバック電気信号fS2をシステム制御装置28に提供する。位置144にある間に、線源12に通電し、検出器22が検出器位置Bにある時点で検出可能なX線域146を形成させる。図5に示す例示的実施形態では、線源が位置144にあるとき、検出器22のX線域136を検出した隅と対角方向の反対側の隅にある領域がX線域により投射される。しかし、位置144は位置134に対して横方向に変位させた位置であって、検出器22が検出器位置Bにある間に線源12により形成されたX線域を検出できる位置であればどの位置でもよいことを理解されたい。
【0048】
上述したように、検出器22はX線域146を検出し、この検出したX線域を表す電気信号を発生させる。また、検出器制御装置26及びシステム制御装置28は、X線域146の互いに反対側の横方向エッジ148及び150に対応する検出器22の画像マトリックスの横列を決定する。横方向エッジ148及び150に対応する横列を見い出した後、X線域146の横方向中心横列152に対応する読み取り値を、上述に示すようにして決定できる。
【0049】
横方向中心横列142及び152の読み取り値を確定した後、位置フィードバック信号とこれら横列読み取り値との間で、検出器22が検出器位置Bに位置決めされている場合に適用するための横方向ゲイン関係式を確定できる。検出器22を検出器位置Bに位置決めしているときの横方向ゲイン関係式の決定に関しても、この横方向ゲイン関係式は上述したのと同様の方式で決定でき、次式により表現することができる。
【0050】
B=GBrowC+(fS3−GBrow3
上式において、「fB 」は、検出器22が位置Bにあるときの検出器22に対して線源12が横方向の中心にある時点での位置センサ18からの電気信号を表し、GBは検出器位置Bにおける横方向ゲイン定数を表し、「rowC 」は検出器22の既知の横方向中心線130に対応する検出器横列読み取り値を表し、「fS3」は線源12が位置134に位置決めされているときの位置センサ18からのフィードバック電気信号を表し、「row3 」はX線域136の横方向中心横列142を表している。
【0051】
上述したように、追加のX線域を形成し、対応するデータ・ポイント(すなわち、中心横列及び対応するフィードバック信号)を決定し、その結果を平均することにより、GBをより高い精度で決定することができる。
【0052】
位置センサからのフィードバック信号fA 及びfB を利用して検出器22の並進方向、すなわち長軸102に沿った長軸ゲイン関係式を規定することができる。一般的な場合では、線源位置フィードバック信号と検出器位置フィードバック信号との間が線形関係であると仮定して、長軸ゲイン関係式は次式のように表現できる。
【0053】
y=(fSA−fSB)/(fDA−fDB
上式において、Gy は長軸ゲイン定数を表し、fSAは検出器位置Aにある検出器22に対して線源12が横方向の中心にある時点でセンサ18が発生させるフィードバック信号を表し、fSBは検出器位置Bにある検出器22に対して線源12が横方向の中心にある時点でセンサ18が発生させるフィードバック信号を表し、fDAは検出器22が検出器位置Aにあるときのセンサ19からのフィードバック信号を表し、fDBは検出器22が検出器位置Bにあるときにセンサ19が発生させるフィードバック信号を表している。
【0054】
長軸ゲイン定数を用いて横方向中心線源設定ポイントに対する一般式を位置センサ18及び19のフィードバック信号の関数として導き出すことができる。この一般式は次式となる。
【0055】
S=GyD+(fSB−GyDB
上式において、「fS 」は線源位置センサ18が発生させるフィードバック信号であり、「fD 」は検出器位置センサ19からのフィードバック信号である。したがって、線源は、検出器の並進軸102に沿った検出器22の任意の位置に関して、検出器及び線源のフィードバック位置信号に基づいて検出器横方向中心線に対する横方向の中心とすることができる。
【0056】
上述したセットアップ手順はさらに、検出器22の理論的な(すなわち、既知の)中心線と線源12の焦点との不一致を、垂直軸104に沿った線源12と検出器22の間の離間距離の関数として表すように一般化することができる。すなわち、線源を検出器22に対して垂直軸102に沿った様々な位置に位置決めした状態で上述のセットアップ手順を繰り返す。したがって、長軸102に沿った検出器22の任意の位置と垂直軸104に沿った線源12の任意の位置とを組み合わせた位置に対して、線源・検出器間の離間ゲイン定数の決定に基づいて可変の横方向中心線源設定ポイントを決定することができる。
【0057】
さらに、上述のゲイン関係式及び横方向中心設定ポイントの決定は、2回のX線照射を実施し少なくとも2つの検出器位置で対応するデータ・ポイントを計算することにより得られたことを理解されたい。しかし、記載した技法によれば検出器位置において追加のX線照射を実施し、対応するデータ・ポイントを計算し、その結果を平均することにより、より精密な結果が得られることを理解されたい。またさらに、追加の照射を追加の検出器位置及び/または線源位置で実施し、その結果を平均して精度を向上させることができる。さらに、ゲイン定数及び横方向中心設定ポイントは、上述した具体的な式を用いるのではなく別の適当な式を用いて決定できることも企図している。こうした別の式は、計算結果の精度向上に寄与することができる多項式の形態など、上述した線形形態以外の形態を有することもある。
【0058】
上述した方法に対しては、現地エンジニアがシステム10の場所にいて、可変の横方向中心線源設定ポイントの決定などのセットアップ手順を実行するものと理解される。しかし、このセットアップ手順は、線源12や検出器22から離れた場所から実行することができることを企図している。例えば、このセットアップ手順は、インターネットなどのネットワークを介してシステム制御装置28に結合させたユーザ・インタフェースまたはオペレータ・ワークステーションから開始して制御することができる。さらに、線源12及び/または検出器22を、移動制御要素やモータ式要素の支援なしに手作業で位置決めすることもできることを理解されたい。
【0059】
さらに、セットアップ手順を、ディジタルX線検出器を含むディジタル放射線写真撮影システムに関して記載してきたが、このセットアップ手順は、電荷結合素子技術に基づく検出器など別のタイプのディジタル検出器を有する任意のディジタル・イメージング・システムにおいて実現することもできることを理解されたい。さらに、イメージング・システム内の放射線源は必ずしもX線源である必要はなく、この放射源はイメージング・システムにおいて有用でありそのシステムの検出器により検出できるような任意のタイプの放射を発生させることが可能である。
【0060】
本発明は様々な修正形態や代替形態とする余地があるが、具体的な実施形態を、一例として、図面に示すと共に本明細書に詳細に記載してきた。しかし、本発明を開示した特定の形態に限定しようとする意図ではないことを理解されたい。むしろ、本発明は、特許請求の範囲で規定した本発明の精神及び範囲に属するすべての修正形態、等価形態、代替形態に及ぶものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本技法を取り込んだディジタルX線イメージング・システムの概要図である。
【図2】図1のシステムの検出器内で画像データを作成する機能回路の幾つかを表した略図である。
【図3】図1のシステムの画像収集用構成要素の幾つかについて、特に、患者ポジショニング装置に付随するディジタルX線検出器に対するX線源の向きを図示している側面図である。
【図4】図3の例示的患者ポジショニング装置及び検出器について、検出器がポジショニング装置の一方の端部に位置決めされており、X線源が様々な線源位置に位置決めされたときに形成するX線域が検出器上に投射されているところを図示している正面図である。
【図5】図3のポジショニング装置及び検出器について、検出器がポジショニング装置のもう一方の端部に位置決めされており、X線源が別の様々な線源位置にあるときに形成するX線域が検出器上に投射されているところを図示している正面図である。
【符号の説明】
10 イメージング・システム
12 X線源
16 X線域
22 ディジタルX線検出器
34 イメージング検出器制御装置(IDC)
38 電源
46 横列ドライバ
48 縦列ドライバ
50 検出器パネル
52 セクション
54 ピクセル
56 横列
58 縦列
60 画像マトリックス
62 高さ
64 幅
68 縦列電極
70 横列電極
72 薄膜トランジスタ
74 フォトダイオード
100 患者ポジショニング装置
101 支持構造
102 並進軸
104 垂直軸
106 線源並進軸
108 横方向移動軸
109 検出器位置A
110 第1の線源位置
112 第1のX線域
114、116、124、126 横方向辺縁エッジ
118、128 横方向中心横列
120 第2の線源位置
122 第2のX線域
130 横方向中心線
132 検出器位置B
134 線源位置
136 X線域
138、140 横方向辺縁エッジ
142、152 横方向中心横列
144 線源位置
146 X線域
148、150 横方向エッジ

Claims (16)

  1. ディジタル検出器及び放射線源を有するディジタル・イメージング・システムに対する可変の横方向中心対中心設定ポイントを決定するための方法であって、検出器横方向中心線を有する検出器を第1の検出器位置に設けるステップと、放射線源を線源の長軸に沿った第1の線源位置に位置決めするステップと、放射線源によって、検出器により検出可能である第1の放射線域を形成させるステップと、第1の放射線域を前記検出器位置において検出するステップと、第1の放射線域の第1の横方向中心線を決定するステップと、放射線源を第1の線源位置から横方向に変位した第2の線源位置に位置決めするステップと、放射線源によって、検出器により検出可能である第2の放射線域を形成させるステップと、第2の放射線域を前記検出器位置において検出するステップと、第2の放射線域の第2の横方向中心線を決定するステップと、決定した第1及び第2の横方向中心線並びに第1及び第2の線源位置に基づいて横方向ゲイン定数を決定するステップと、
    検出器が第1の検出器位置にある時点で線源により形成されるX線域が検出器の横方向中心線に対して実質的に中心に来るように、前記線源の中心横方向位置を前記横方向ゲイン定数に基づいて決定するステップと、
    を含む方法。
  2. 線源位置センサを設けるステップと、前記線源位置センサを利用して第1の線源位置を検知するステップと、第1の線源位置を表す第1のセンサ信号を発生させるステップと、前記線源位置センサを利用して第2の線源位置を検知するステップと、第2の線源位置を表す第2のセンサ信号を発生させるステップと、をさらに含む請求項1に記載の方法。
  3. 第1及び第2の横方向中心線を決定する前記ステップが、それぞれ第1及び第2の放射線域の互いに反対側の横方向辺縁エッジを検出するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  4. 線源を第1及び第2の線源位置に位置決めする前記ステップが、線源を自動で位置決めするための第1及び第2の制御信号を発生させるステップと、前記第1及び第2の制御信号のそれぞれに応答して線源を移動させるステップと、を含んでおり、
    第1及び第2の制御信号を発生させる前記ステップが、遠隔箇所から第1及び第2の制御コマンドを提供するステップを含む、請求項1に記載の方法。
  5. 第1の検出器位置から検出器並進軸に沿って変位した第2の検出器位置に検出器を位置決めするステップと、線源を第3の線源位置に位置決めするステップと、前記線源によって、第2の検出器位置で検出器により検出可能である第3の放射線域を形成させるステップと、第3の放射線域を前記検出器位置において検出するステップと、第3の放射線域の第3の横方向中心線を決定するステップと、線源を、第3の線源位置から横方向に変位した第4の線源位置に位置決めするステップと、前記線源によって、第2の検出器位置で検出器により検出可能である第4の放射線域を形成させるステップと、第4の放射線域を前記検出器位置において検出するステップと、第4の放射線域の第4の横方向中心線を決定するステップと、決定した第3及び第4の横方向中心線並びに第3及び第4の線源位置に基づいて第2の横方向ゲイン定数を決定するステップと、
    検出器が第2の検出器位置にある時点で線源により形成される放射線域が検出器の横方向中心線に対して実質的に横方向の中心に来るように、前記線源の第2の中心横方向位置を前記第2の横方向ゲイン定数に基づいて自動的に決定するステップと、
    第1及び第2の横方向ゲイン定数並びに第1及び第2の検出器位置を利用して並進方向ゲイン定数を決定するステップと、前記並進方向ゲイン定数を利用して、検出器の並進軸に沿った任意の検出器位置において横方向中心線源位置を決定するステップと、
    線源対検出器ゲイン定数を決定するステップと、前記線源対検出器ゲイン定数及び前記並進方向ゲイン定数を利用して、線源並進軸に沿った任意の線源位置、検出器長軸に沿った任意の検出器位置、並びに任意の線源・検出器離間距離において横方向中心線源位置を決定するステップと、をさらに含む請求項1に記載の方法。
  6. 第1の検出器位置に位置決めされたディジタル検出器により検出可能な放射線域を形成させる放射線源を有するディジタル・イメージング・システムの横方向中心対中心設定ポイントを決定するための方法であって、放射線源が第1の線源位置にある時点で形成させた第1の検出後放射線域の第1の横方向中心線を決定するステップと、放射線源が第1の線源位置から横方向に変位した第2の線源位置にある時点で形成された第2の検出後放射線域の第2の横方向中心線を決定するステップと、決定された第1及び第2の横方向中心線並びに第1及び第2の線源位置に基づいて、第1の横方向ゲイン定数を決定するステップと、前記第1の横方向ゲイン定数を利用して、前記線源により形成した放射線域が検出器の横方向中心線に対して実質的に横方向の中心に来る位置である、横方向中心線源位置を決定するステップと、を含む方法。
  7. 前記ディジタル検出器が画像マトリックを規定している複数の横列及び複数の縦列を備えると共に、第1の横方向中心線を決定する前記ステップが、第1の検出後放射線域の互いに反対側の第1及び第2の周辺横方向エッジに対応する該画像マトリックスの第1及び第2の横列を決定するステップを含む、請求項に記載の方法。
  8. 第1の横方向ゲイン定数を決定する前記ステップと線源位置センサにより線源の横方向検知位置を決定する前記ステップ、並びに検知した各線源位置、中心線源位置を表す線源位置信号を発生させるステップが、さらに該線源位置信号に基づいている、請求項に記載の方法。
  9. ディジタル検出器を、第1の検出器位置から検出器並進軸に沿って変位させた第2の検出器位置に位置決めするステップと、放射線源が第1の線源位置から少なくとも線源並進軸に沿って変位させた第3の線源位置にあり、かつディジタル検出器が第2の検出器位置にある時点で形成した第3の検出後放射線域の第3の横方向中心線を決定するステップと、放射線源が第3の線源位置から線源並進軸に対して横方向に変位させた第4の線源位置にあり、かつディジタル検出器が第2の検出器位置にある時点で形成した第4の検出後放射線域の第4の横方向中心線を決定するステップと、決定された第3及び第4の横方向中心線並びに第3及び第4の線源位置に基づいて、第2の横方向ゲイン定数を決定するステップと、前記第2の横方向ゲイン定数に基づいて、検出器が第2の検出器位置にある時点での検出器の横方向中心線に対して、線源により形成される放射線域が実質的に横方向の中心に来る位置である横方向中心線源位置を決定するステップと、
    検出器位置センサにより検出器の位置決めを検知するステップと、検知した各検出器位置を表す検出器位置信号を発生させるステップと、第1及び第2の横方向ゲイン定数並びに第1及び第2の検出器位置を表す検出器位置信号に基づいて並進方向ゲイン定数を決定するステップと、前記並進方向ゲイン定数に基づいて、検出器が検出器の並進軸に沿った任意の位置にあるときの横方向中心線源位置を決定するステップと、を含む請求項に記載の方法。
  10. 線源を第1及び第2の線源位置のそれぞれに自動的に位置決めするために、第1及び第2の制御信号を発生させるステップと、前記第1及び第2の制御信号に応答して線源を移動させるステップと、を含み、
    第1及び第2の制御信号を発生させる前記ステップが、線源及び検出器から離れた箇所から第1及び第2の制御コマンドを提供するステップを含む、請求項に記載の方法。
  11. 前記横方向ゲイン定数は、次式で表され、
    GA =(fS2−fS1)/(row2−row1)
    上式において、
    GAは横方向ゲイン定数、
    fS2は前記第2の線源位置を示す値、
    fS1は前記第1の線源位置を示す値、
    row2は前記第2の放射線域の横方向中心横列に対応する読み取り値、
    row1は前記第1の放射線域の横方向中心横列に対応する読み取り値である、
    請求項1乃至10のいずれかに記載の方法。
  12. ディジタル検出器に対する放射線源の横方向中心対中心設定ポイントを自動的に決定するためのシステムであって、放射線域を形成させるための放射線源であって、少なくとも線源の横方向軸に沿って移動可能であると共に、第1の放射線域を第1の線源位置に形成し第2のX線域を第1の線源位置から横方向に変位した第2の線源位置に形成させるように構成した、放射線源と、横方向中心線を有すると共に、前記第1及び第2の放射線域を検出し第1及び第2の放射線域を表す検出器信号を発生させるためのディジタル検出器と、処理モジュールであって、第1の放射線域を表す検出器信号に基づいて第1の放射線域の第1の横方向中心線を決定すること、第2の放射線域を表す検出器信号に基づいて第2の放射線域の第2の横方向中心線を決定すること、前記第1及び第2の横方向中心線並びに第1及び第2の線源位置に基づいて横方向ゲイン定数を決定すること、前記横方向ゲイン定数を利用して、放射線源により形成される放射線域が検出器の横方向中心線に対して横方向の中心に来る位置である横方向中心線源位置を決定することを行うように構成させた処理モジュールと、を備えるシステム。
  13. 任意の線源位置を表すセンサ指示表示を提供するための線源位置センサを備えており、
    前記検出器信号が第1及び第2の放射線域の各々に関する横方向で互いに反対側のエッジを表している、請求項12に記載のシステム。
  14. 前記放射線源が線源の横方向軸を横切る線源並進軸に沿って移動可能であり、
    前記検出器が検出器並進軸に沿って移動可能であり、
    前記線源並進軸と前記検出器並進軸とが実質的に平行である、請求項12に記載のシステム。
  15. さらに、横方向ゲイン定数の決定を開始させるコマンドを提供するためのユーザ・インタフェースを備えており、
    前記コマンドが線源を第1及び第2の線源位置に位置決めさせるコマンドを含む、請求項12に記載のシステム。
  16. 前記横方向ゲイン定数は、次式で表され、
    GA =(fS2−fS1)/(row2−row1)
    上式において、
    GAは横方向ゲイン定数、
    fS2は前記第2の線源位置を示す値、
    fS1は前記第1の線源位置を示す値、
    row2は前記第2の放射線域の横方向中心横列に対応する読み取り値、
    row1は前記第1の放射線域の横方向中心横列に対応する読み取り値である、
    請求項12乃至15のいずれかに記載のシステム。
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