JP4933745B2 - 培養顕微鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、培養細胞を培養しながら観察するための培養顕微鏡に関する。
分子生物や生物物理の研究では、培養細胞を用いた研究が流行になっている。培養細胞の培養環境は光学顕微鏡を用いる通常の室内環境とは異なり、通常の室内環境での観察は培養細胞に悪影響を与えるおそれがある。
特開2003−93041号公報は、培養室内に試料台と撮像ユニットと移動手段を設けることにより培養室内での観察を可能にした装置(培養顕微鏡)を提案している。
特開2003−93041号公報
細胞は、細菌やカビなどに非常に弱く、汚染された場合、栄養分が枯渇して死滅してしまう。汚染を防ぐ意味で培養顕微鏡内や内部の機器は、殺菌や消毒を行なう必要がある。
ここで、前述の特開2003−93041号公報では、撮像ユニットを培養顕微鏡内部に備えている。撮像ユニットはいわゆる顕微鏡であり、複雑な形状となっている。その複雑さゆえに、殺菌や消毒を行なっても微生物を完全に除去することは困難である。
また、培養顕微鏡内は37℃、95%RH程度と高温多湿な環境である。そのため、撮像ユニットに結露が生じる可能性が高い。撮像ユニットに結露が生じると撮像に悪影響が生じる。
対物レンズは、複数のレンズと、レンズを取り囲む金属製の筒とで構成されている。レンズは微小なすき間をもって筒に挿入され、それらの嵌合部にはシリコン系やエキポシ系の接着剤が充てんされている。これにより、対物レンズ内部は密閉に近い状態になっている。
しかし、接着剤は水分をまったく透過しないわけでもなく、またレンズと筒の間にも微小ながらすき間があることから、長期にわたって一定の状態に保管した場合、対物レンズ内の湿度は対物レンズ外の湿度と同等になる。従って、培養顕微鏡に設置して長期にわたって観察を行なった場合、対物レンズの(細胞培養部側の)内部は37℃で95%という状態になってしまう。
この状態で、培養顕微鏡の電源をOFFにした場合、対物レンズの温度が低下し、対物レンズ内部の空気に含まれた水分が結露する。対物レンズの温度を37℃に戻すことにより結露は解消するが、一度結露した個所には痕が残ってしまい観察に支障をきたす。
また、細胞培養環境内は37℃に制御されているが、厳密にいうと、培養細胞の入った容器付近は37℃付近になっているが、そのほかの部分は若干の温度むらがあることが普通である。37℃で95%の環境は温度が36℃に低下すると結露が生じることが図13の湿り空気線図から読み取れる。従って、仮に対物レンズが36℃を下回ることがあれば、対物レンズの内部に結露が発生し、観察に支障をきたす。
本発明は、この様な実状を考慮して成されたものであり、その目的は、対物レンズの内部に結露が発生することが防止された培養顕微鏡を提供することである。
本発明による培養顕微鏡は、培養細胞の培養に適した環境に制御される培養室と、培養細胞と培地を収容した容器を保持するための標本トレーと、培養細胞を観察するための顕微鏡とを備えている。前記培養室は、貫通穴を有する隔離壁を有し、前記標本トレーは、前記培養室内に配置され、前記顕微鏡は、対物レンズが前記隔離壁の貫通穴を通って前記隔離壁をまたいで配置される。培養顕微鏡はさらに、前記対物レンズの先端部を取り囲む密閉空間を形成する密閉手段と、前記対物レンズと前記隔離壁のすき間を塞いでいる密閉部材と、前記標本トレーと前記対物レンズを相対移動させる移動装置とを備えている。前記密閉手段は、前記対物レンズに取り付けられたリング部材と、前記標本トレーとから構成されている。前記移動装置は、前記標本トレーと前記対物レンズを前記対物レンズの光軸に平行に相対的移動させるとともに前記対物レンズの光軸を横切る方向に相対的移動させる。前記リング部材は前記標本トレーと密着して前記密閉空間を作る。
本発明によれば、対物レンズの内部に結露が発生することが防止された培養顕微鏡が提供される。
以下、図面を参照しながら本発明の実施形態について説明する。
<第一実施形態>
本実施形態は、細胞を培養しながら観察するための培養顕微鏡に向けられている。培養顕微鏡は、実質的に、標本を培養するための培養装置(インキュベーター)と、標本を観察するための顕微鏡とを組み合わせて構成されている。図1は、本発明の第一実施形態による培養顕微鏡を概略的に示す断面図である。
図1に示されるように、培養顕微鏡10は、脚部12に支持されたベース部材14と、ベース部材14の上の周囲を取り囲む側壁部16と、側壁部16の上側の開口を覆う隔離壁22と、底面が開口した箱状の開閉蓋18を備えている。
隔離壁22は、ベース部材14に立てられた複数の支持支柱24によって支持されている。隔離壁22と側壁部16はシール部材26を介して接しており、両者の間は気密に保たれている。側壁部16は中空構造で断熱空間を有し、側壁部16の断熱空間内にヒーター30が設けられている。
開閉蓋18はヒンジ20によって側壁部16に取り付けられており、側壁部16に対して開閉可能である。開閉蓋18と隔離壁22の間にはシール部材28が設けられており、開閉蓋18は閉じられた際にシール部材28を介して隔離壁22に接し、開閉蓋18と隔離壁22の間は気密に保たれる。開閉蓋18は中空構造で断熱空間を有し、開閉蓋18の断熱空間内にはヒーター32が設けられている。
開閉蓋18と隔離壁22は培養室17を構成している。培養室17は開閉蓋18が閉じられることにより閉空間(培養空間)を作り、その閉空間は培養細胞の培養に適した環境に制御される。具体的には、温度が37℃、湿度が95%に制御される。また、ベース部材14と側壁部16と隔離壁22は緩衝室13を構成している。緩衝室13は、培養室17と比較して温度は同じだが湿度は低い環境に制御される。具体的には、温度が37℃、湿度が50%程度に制御される。またベース部材14は直径30mm程度の貫通穴14aを有しており、緩衝室13は外気と連絡している。
培養顕微鏡10は、培養細胞と培地を収容した容器50を保持するための標本トレー40と、培養室17内において標本トレー40が取り付けられるトレー取り付け部38と、トレー取り付け部38を水平に移動させるための水平移動機構36を備えている。
標本トレー40は容器50を収容する複数の凹部42を有している。標本トレー40は円板状をしており、複数の凹部42は同一円周上にほぼ一定の間隔を置いて位置している。各凹部42の底部には、下方から光学的に観察することを可能にする開口が設けられている。標本トレー40に収容された容器50には蓋52がかぶせられる。
隔離壁22は貫通穴22aを有し、トレー取り付け部38は隔離壁22の貫通穴22aを通って延びており、水平移動機構36は緩衝室13内に位置している。
隔離壁22の貫通穴とトレー取り付け部38とのすき間は、湿気の漏れを良好に抑えるために、好ましくは0.1mm以下であるとよい。また、湿気の漏れをさらに抑えるため、隔離壁22の貫通穴とトレー取り付け部38の間に弾性部材が設けられてもよい。
水平移動機構36は、トレー取り付け部38を回転させるためのモーター36aと、モーター36aを支持するモーター支持部材36bと、モーター支持部材36bを移動可能に支持しているリニアガイド36cと、モーター支持部材36bに係合しているボールネジ36dと、ボールネジ36dを駆動するためのモーター36eと、モーター36eを支持しているモーター支持部材36fとを備えている。モーター支持部材36bはリニアガイド36cを介して隔離壁22に取り付けられており、隔離壁22に対して横に移動可能である。モーター支持部材36fは隔離壁22に固定されている。ボールネジ36dはモーター36eの軸の回転運動をモーター支持部材36bの直線運動に変換する。
顕微鏡は、対物レンズ60と、対物レンズ60を上下に移動させるための準焦機構66と、結像レンズ68と、撮像装置70とを備えている。
準焦機構66は、対物レンズ60を支持するための対物レンズ支持部材66aと、対物レンズ支持部材66aを移動可能に支持しているリニアガイド66bと、対物レンズ支持部材66aに係合しているボールネジ66cと、ボールネジ66cを駆動するためのモーター66dと、モーター66dを支持しているモーター支持部材66eとを備えている。モーター支持部材66eは隔離壁22に固定されている。対物レンズ支持部材66aはリニアガイド66bを介してモーター支持部材66eに取り付けられており、モーター支持部材66eに対して上下に移動可能である。ボールネジ66cはモーター66dの軸の回転運動を対物レンズ支持部材66aの直線運動に変換する。
隔離壁22は貫通穴22bを有し、対物レンズ60は隔離壁22の貫通穴22bを通って隔離壁22をまたいで配置されている。
ベース部材14は貫通穴14bを有し、ベース部材14の貫通穴14bには結像レンズ68と撮像装置70が取り付けられている。結像レンズ68と撮像装置70は緩衝室13の下方外部に配置されており、ベース部材14の貫通穴14bを介して対物レンズ60と光学的に結合されている。
また顕微鏡は、標本を透過照明するための透過照明光学系を備えている。透過照明光学系は、開閉蓋18の外壁に密閉状態で取り付けられた照明光源72と、開閉蓋18の内壁に密閉状態で設けられた光学窓74とを有している。照明光源72と光学窓74は共に対物レンズ60の上方に位置している。照明光源72は照明光を発し、光学窓74は照明光の通過を許す。
さらに顕微鏡は、図示されていないが、標本を励起するための励起照明光学系を備えている。
培養顕微鏡10の使用時は、複数の容器50を保持した標本トレー40がトレー取り付け部38に取り付けられ、純水を入れた加湿パッド34が培養室17の中に配置される。培養室17は、ヒーター32によって内部温度が37℃に制御される。また、緩衝室13は、ヒーター30によって内部温度が37℃に制御される。
開閉蓋18の断熱空間により培養室17は外気の影響を受けにくく、また緩衝室13も37℃であるため、培養室17の内部温度は良好に37℃に保たれる。また、培養室17に生じた湿気は外部へ漏れにくいため、培養室17内は100%に近い高湿度に保たれる。
緩衝室13と外気をつなぐ貫通穴14aは小径であるので緩衝室13内への外気の流入はわずかである。また緩衝室13は断熱空間によって囲まれているので外気の影響を受けにくい。このため、緩衝室13の中に配置された対物レンズ60と準焦機構66は外気に影響されず37℃に良好に保たれる。これにより、対物レンズ60と準焦機構66の温度が一定に保たれ、ピントズレの発生が良好に抑えられる。
また観察時は、対物レンズ60の上方に位置する容器50が観察される。観察対象の容器50は、水平移動機構36により標本トレー40を大きく回転させることによって切り換えられる。容器50内の観察個所は、水平移動機構36により標本トレー40を対物レンズ60の光軸に直交する平面に沿って移動させることによって調整される。この調整は、標本トレー40の回転と並進移動との組み合わせによって行なわれる。
次に、図2と図3と図4を参照しながら対物レンズの結露防止機構について説明する。図2と図3と図4は、図1に示された対物レンズの周辺部を示しており、図2は観察時の状態を示し、図3は標本トレー移動時の状態を示し、図4はドライ空間退避時の状態を示している。
図2〜図4に示されるように、対物レンズ60にはリング部材80がねじ82により取り付けられている。対物レンズ60と隔離壁22の貫通穴22bの周囲の間には密閉部材86が延在しており、対物レンズ60と隔離壁22のすき間を塞いでいる。密閉部材86は筒状の蛇腹状の弾性部材で構成されており、上側の端部は対物レンズ60とリング部材80の間に挟まれて固定され、下側の端部は隔離壁22と抑え部材88の間に挟まれて固定されている。抑え部材88はねじ90により隔離壁22に取り付けられている。抑え部材88はリング状をしており、内側の縁に上方に突出した凸部88aを有している。凸部88aは、培養室17内においてこぼれた液が緩衝室13にたれるのを防止する。これにより、緩衝室13内にあるモーターなどの電気部品に水分がかかることによる電気部品の故障が良好に防止される。
対物レンズ60の上下動の際に抑え部材88の凸部88aがリング部材80に衝突するのを避けるため、リング部材80はその底面に凸部88aが進入し得る凹部80aを有している。リング部材80は外側の縁が上方に突出しており、その上面にOリングなどの弾性部材84を有している。弾性部材84の材質はゴムやポリアセタールなどであってよい。またリング部材80は弾性部材84に代えてガスケットなどのシール材を有していてもよい。図4に示されるように、標本トレー40は、その底面に、対物レンズ60の先端部を収納する凹部44を有している。標本トレー40の凹部44の内部には湿度センサー46が設けられている。
リング部材80は貫通穴80bを有し、この貫通穴80bには流路92が接続されており、流路92は負圧発生装置96に連結されている。流路92の途中には、流路92を開閉するためのバルブ94が設けられている。また流路92には、流路92を暖めるためのヒーター98が設けられている。
本実施形態では、非観察時のあいだ、対物レンズ60がドライ空間に退避される。以下、対物レンズ60がドライ空間に退避される手順について述べる。まず、図2に示される観察状態において、準焦機構66によって対物レンズ60が下方に移動される。次に、水平移動機構36によって標本トレー40が回転され、凹部44が対物レンズ60の上方に配置される。標本トレー40の回転途中の状態が図3に示される。対物レンズ60の上方に凹部44が配置された後、準焦機構66によって対物レンズ60が上方に移動され、図4に示されるように、リング部材80が標本トレー40に密着して対物レンズ60の先端部を取り囲む密閉空間を形成する。つまり、リング部材80と標本トレー40は対物レンズ60の先端部を取り囲む密閉空間を形成する密閉手段を構成している。
リング部材80と標本トレー40によって形成された密閉空間はリング部材80を介して流路92に連絡する。密閉空間が形成された後、バルブ94が適宜開かれ、負圧発生装置96によって減圧される。これにより、密閉空間は湿度が低下してドライ空間になる。従って、対物レンズ60の先端部がドライ空間の中に保管される。またヒーター98によって流路92が暖められる。これは密閉空間の湿度が低下するのを促進する。
このように本実施形態では、非観察時のあいだ、対物レンズ60の先端部がドライ空間に保管されるので、対物レンズ60の内部への湿気の進入が著しく抑えられる。このため、対物レンズ60の内部に結露が発生することが防止される。
バルブ94は色々なパターンに従って開閉されてよい。図9はバルブ94のいくつかの開閉パターンを示している。
パターンAでは、バルブ94は、リング部材80と標本トレー40が密着して密閉空間が形成されているあいだじゅう開かれる。つまり、バルブ94は、リング部材80と標本トレー40が密着して密閉空間が形成された直後に開かれ、次回の観察のためにリング部材80と標本トレー40の密着が開放されるまで開かれたままに維持される。
パターンBでは、バルブ94の開閉は時間によって制御される。バルブ94は、リング部材80と標本トレー40が密着して密閉空間が形成されているあいだ一定の時間間隔で開かれる。つまり、バルブ94は、次回の観察のためにリング部材80と標本トレー40の密着が開放されるまで、間欠的に開かれる。
パターンCでも、バルブ94の開閉は時間によって制御される。バルブ94は、リング部材80と標本トレー40が密着して密閉空間が形成された直後に所定の時間Aだけ開かれ、その後は一定の時間間隔Bをおいて一定の時間Cだけ開かれる。ここでは時間Aと時間Cは異なっているが、両者は同じであってもよい。また時間間隔Bと時間Cは必ずしも一定である必要はなく、それぞれ適当に変化されてもよい。
パターンDでは、バルブ94の開閉は密閉空間内の湿度に基づいて制御される。バルブ94は、リング部材80と標本トレー40が密着して密閉空間が形成されているあいだ、湿度センサー46によって検知される密閉空間内の湿度が所定値D以上のときに開かれ、所定値E以下のときに閉じられる。つまり、バルブ94は、リング部材80と標本トレー40が密着して密閉空間が形成された直後に開かれ、密閉空間内の湿度が所定値Eに達したら閉じられる。その後、湿度が所定値Dに達したら開かれ、所定値Eに達したら閉じられる。
本実施形態では、流路92は負圧発生装置96に連結されているが、外気に開放されていてもよい。その場合にも、リング部材80と標本トレー40が密着して形成された密閉空間は、バルブ94を開くことにより外気に開放されるため、湿度が低下してドライ空間になる。またヒーター98によって流路92が暖められているため、結露発生の要因になる冷たい外気が密閉空間内に進入することが防止される。
<第二実施形態>
本実施形態は、別の結露防止機構に向けられている。図5と図6と図7は、本発明の第二実施形態における対物レンズの周辺部を示しており、図5は観察時の状態を示し、図6はドライ空間退避途中の状態を示し、図7はドライ空間退避時の状態を示している。図5〜図7において、図2〜図4に示された部材と同一の参照符号が付された部材は同様の部材であり、その詳しい説明は省略する。
本実施形態では、図5〜図7に示されるように、隔離壁22の上に、リング部材80と密着して密閉空間を作る蓋部材120と、蓋部材120を水平に移動可能に支持している支持部126とが設けられている。支持部126は、蓋部材120を対物レンズ60と標本トレー40の間に挿入し得る。蓋部材120は、その底面に、対物レンズ60の先端部を収納する凹部122を有している。凹部122の内部には湿度センサー124が設けられている。
非観察時のあいだ、対物レンズ60がドライ空間に退避される。以下、対物レンズ60がドライ空間に退避される手順について述べる。まず、図5に示される観察状態において、準焦機構66によって対物レンズ60が下方に移動される。次に、支持部126によって蓋部材120が水平に移動され、図6に示されるように蓋部材120が対物レンズ60の上方に配置される。続いて、準焦機構66によって対物レンズ60が上方に移動され、図7に示されるように、リング部材80が蓋部材120に密着して対物レンズ60の先端部を取り囲む密閉空間を形成する。つまり、リング部材80と蓋部材120と支持部126は対物レンズ60の先端部を取り囲む密閉空間を形成する密閉手段を構成している。
その後、リング部材80と蓋部材120が密着して形成された密閉空間は、第一実施形態と同様に、負圧発生装置96によって減圧されて、ドライ空間になる。その結果、対物レンズ60の先端部がドライ空間の中に保管される。その際のバルブ94の開閉には、第一実施形態で述べた開閉パターンがそのまま適用されてよい。またヒーター98は第一実施形態と同様の働きをする。
本実施形態においても、非観察時のあいだ、対物レンズ60の先端部がドライ空間に保管されるので、対物レンズ60の内部への湿気の進入が著しく抑えられる。このため、対物レンズ60の内部に結露が発生することが防止される。
本実施形態においても、負圧発生装置96に連結されている流路92は、外気に開放されていてもよい。その場合の作用は第一実施形態と同様である。
<第三実施形態>
本実施形態は、第一実施形態の結露防止機構の変形に向けられている。図8は、本発明の第三実施形態におけるドライ空間退避時の対物レンズの周辺部を示している。図8において、図2〜図4に示された部材と同一の参照符号が付された部材は同様の部材であり、その詳しい説明は省略する。
本実施形態では、図8に示されるように、リング部材80は第一実施形態の貫通穴80bに代えて貫通穴80cと貫通穴80dを有している。貫通穴80cには気体供給流路142が接続され、貫通穴80dには気体排出流路152が接続されている。気体供給流路142はエアボンベ146などの気体供給源に連結されており、気体供給流路142の途中には、気体供給流路142を開閉するためのバルブ144が設けられている。また気体供給流路142には、気体供給流路142を暖めるためのヒーター148が設けられている。気体排出流路152は負圧発生装置156に連結されており、気体排出流路152の途中には、気体排出流路152を開閉するためのバルブ154が設けられている。
本実施形態では、リング部材80と標本トレー40が密着して密閉空間が形成された後、バルブ144とバルブ154が適宜開かれ、エアボンベ146から気体(空気)が供給されるとともに負圧発生装置156によって減圧される。これにより、対物レンズ60の先端部を収容した密閉空間はドライ空間になる。さらに気体が循環されることにより、密閉空間は短時間の内に良好なドライ空間になる。ヒーター148は密閉空間に進入する気体を暖め、冷たい気体が密閉空間に進入して湿度を上昇させるのを抑える。バルブ144とバルブ154の開閉には、第一実施形態で述べた開閉パターンがそのまま適用されてよい。しかしエアボンベ146のエア消費を抑えるため、好ましくはパターンA以外が適用されるとよい。
本実施形態では、気体排出流路152は負圧発生装置156に連結されているが、外気に開放されていてもよい。気体供給流路142はエアボンベ146に連結されているが、外気に開放されていてもよい。また、気体供給源はエアボンベ146で構成されているが、これに限定されるものではなく、気体を供給し得る任意の装置で構成されてよく、例えばコンプレッサーなどの気体強制送付装置で構成されてもよい。
<第四実施形態>
本実施形態は、対物レンズの別の結露防止機構に向けられている。図10は、本発明の第四実施形態における対物レンズの周辺部を示している。図10において、図2〜図4に示された部材と同一の参照符号が付された部材は同様の部材であり、その詳しい説明は省略する。
本実施形態の培養顕微鏡は、第一実施形態の隔離壁22に代えて隔離壁170を有している。隔離壁170は対物レンズ60が通る貫通穴171を有し、貫通穴171の周囲に標本トレー40に向かって突出したフランジ部172を有している。フランジ部172と標本トレー40のすき間は隔離壁170と対物レンズ60のすき間よりも狭く、好ましくは0.3mm以下であるとよい。また隔離壁170と対物レンズ60のすき間は、好ましくは隔離壁170と標本トレー40のすき間の5倍以上であるとよい。
本実施形態では、フランジ部172と標本トレー40のすき間が狭いため、培養室17と緩衝室13の間で湿気の行き来がほとんどない。このため、フランジ部172と標本トレー40のすき間による培養室17の湿度低下はほとんど生じない。言い換えれば、対物レンズ60の先端部は常に緩衝室13内と同じ環境に置かれる。このため、対物レンズ60の内部に結露が発生することが防止される。
[変形例]
図11は、本実施形態の結露防止機構の変形例を示している。本変形例では、図11に示されるように、フランジ部172の上端面に低摩擦物質174が設けられている。低摩擦物質174は隔離壁170と標本トレー40のすき間に位置し、標本トレー40に接している。低摩擦物質174はスポンジなどの弾性部材で構成され、低摩擦物質174と標本トレー40の間の摩擦は標本トレー40の移動に支障を与えない程度に小さい。低摩擦物質174は、潤滑性のある塗装、フッ素系樹脂、ポリアセタールシートなどであってもよい。
本変形例によれば、培養室17と緩衝室13の間の湿気の行き来がさらに抑えられる。従って、対物レンズ60の先端部がより良い環境に置かれ、対物レンズ60の内部に結露が発生することが防止される。
これまで、図面を参照しながら本発明の実施形態を述べたが、本発明は、これらの実施形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲において様々な変形や変更が施されてもよい。
本発明の第一実施形態による培養顕微鏡を概略的に示す断面図である。 図1に示された培養顕微鏡において観察時における対物レンズの周辺部を示している。 図1に示された培養顕微鏡において標本トレー移動時における対物レンズの周辺部を示している。 図1に示された培養顕微鏡においてドライ空間退避時における対物レンズの周辺部を示している。 本発明の第二実施形態において観察時における対物レンズの周辺部を示している。 本発明の第二実施形態においてドライ空間退避途中における対物レンズの周辺部を示している。 本発明の第二実施形態においてドライ空間退避時における対物レンズの周辺部を示している。 本発明の第三実施形態におけるドライ空間退避時の対物レンズの周辺部を示している。 本発明の第一実施形態ないし第三実施形態において適用されるバルブの開閉パターンを示している。 本発明の第四実施形態における対物レンズの周辺部を示している。 本発明の第四実施形態の変形例を示している。 湿り空気線図を示している。
符号の説明
10…培養顕微鏡、12…脚部、13…緩衝室、14…ベース部材、14a…貫通穴、14b…貫通穴、16…側壁部、17…培養室、18…開閉蓋、20…ヒンジ、22…隔離壁、22a…貫通穴、22b…貫通穴、24…支持支柱、26…シール部材、28…シール部材、30…ヒーター、32…ヒーター、34…加湿パッド、36…水平移動機構、36a…モーター、36b…モーター支持部材、36c…リニアガイド、36d…ボールネジ、36e…モーター、36f…モーター支持部材、38…トレー取り付け部、40…標本トレー、42…凹部、44…凹部、46…湿度センサー、50…容器、52…蓋、60…対物レンズ、66…準焦機構、66a…対物レンズ支持部材、66b…リニアガイド、66c…ボールネジ、66d…モーター、66e…モーター支持部材、68…結像レンズ、70…撮像装置、72…照明光源、74…光学窓、80…リング部材、80a…凹部、80b…貫通穴、80c…貫通穴、80d…貫通穴、82…ねじ、84…弾性部材、86…密閉部材、88…抑え部材、88a…凸部、90…ねじ、92…流路、94…バルブ、96…負圧発生装置、98…ヒーター、120…蓋部材、122…凹部、124…湿度センサー、126…支持部、142…気体供給流路、144…バルブ、146…エアボンベ、148…ヒーター、152…気体排出流路、154…バルブ、156…負圧発生装置、170…隔離壁、171…貫通穴、172…フランジ部、174…低摩擦物質。

Claims (30)

  1. 培養細胞の培養に適した環境に制御される培養室であって、貫通穴を有する隔離壁を有する培養室と、
    培養細胞と培地を収容した容器を保持するための標本トレーであって、前記培養室内に配置される標本トレーと、
    培養細胞を観察するための顕微鏡であって、対物レンズが前記隔離壁の貫通穴を通って前記隔離壁をまたいで配置される顕微鏡と、
    前記対物レンズの先端部を取り囲む密閉空間を形成する密閉手段と、
    前記対物レンズと前記隔離壁のすき間を塞いでいる密閉部材と、
    前記標本トレーと前記対物レンズを相対移動させる移動装置とを備えており、
    前記密閉手段は、前記対物レンズに取り付けられたリング部材と、前記標本トレーとから構成され、前記移動装置は、前記標本トレーと前記対物レンズを前記対物レンズの光軸に平行に相対的移動させるとともに前記対物レンズの光軸を横切る方向に相対的移動させ、前記リング部材は前記標本トレーと密着して前記密閉空間を作る培養顕微鏡。
  2. 前記リング部材は弾性部材を有し、前記弾性部材が前記標本トレーに接触する請求項1に記載の培養顕微鏡。
  3. 前記標本トレーは前記対物レンズの先端部を収納する凹部を有している請求項1に記載の培養顕微鏡。
  4. 前記密閉空間内の湿度を検知するための湿度センサーをさらに備えている請求項1に記載の培養顕微鏡。
  5. 培養細胞の培養に適した環境に制御される培養室であって、貫通穴を有する隔離壁を有する培養室と、
    培養細胞と培地を収容した容器を保持するための標本トレーであって、前記培養室内に配置される標本トレーと、
    培養細胞を観察するための顕微鏡であって、対物レンズが前記隔離壁の貫通穴を通って前記隔離壁をまたいで配置される顕微鏡と、
    前記対物レンズの先端部を取り囲む密閉空間を形成する密閉手段と、
    前記対物レンズと前記隔離壁のすき間を塞いでいる密閉部材と、
    前記標本トレーと前記対物レンズを相対移動させる移動装置とを備えており、
    前記密閉手段は、前記対物レンズに取り付けられたリング部材と、前記リング部材と密着して密閉空間を作る蓋部材と、前記蓋部材を前記対物レンズと前記標本トレーの間に挿入可能に支持する支持部とから構成され、前記移動装置は、前記標本トレーと前記対物レンズを前記対物レンズの光軸に沿って相対的移動させ、前記リング部材は、前記対物レンズと前記標本トレーの間に挿入された前記蓋部材と密着して前記密閉空間を作る培養顕微鏡。
  6. 前記リング部材は弾性部材を有し、前記弾性部材が前記蓋部材に接触する請求項5に記載の培養顕微鏡。
  7. 前記蓋部材は前記対物レンズの先端部を収納する凹部を有している請求項5に記載の培養顕微鏡。
  8. 前記密閉空間内の湿度を検知するための湿度センサーをさらに備えている請求項5に記載の培養顕微鏡。
  9. 前記密閉空間に連絡する流路と、前記流路を開閉するためのバルブとをさらに備えている請求項1または請求項5に記載の培養顕微鏡。
  10. 前記流路に連絡された負圧発生装置をさらに備えている請求項9に記載の培養顕微鏡。
  11. 前記流路を暖めるヒーターをさらに備えている請求項10に記載の培養顕微鏡。
  12. 前記バルブは、前記密閉空間が形成されているあいだじゅう開かれる請求項9に記載の培養顕微鏡。
  13. 前記バルブは、前記密閉空間が形成されているあいだ一定の時間間隔で開かれる請求項9に記載の培養顕微鏡。
  14. 前記バルブは、前記密閉空間が形成された直後に所定時間だけ開かれ、その後は一定の時間間隔をおいて前記所定時間とは異なる一定の時間だけ開かれる請求項9に記載の培養顕微鏡。
  15. 前記密閉空間内の湿度を検知するための湿度センサーをさらに備えており、前記密閉空間が形成されているあいだ、前記バルブは、前記湿度センサーによって検知される湿度が所定値以上のときに開かれ、所定値以下のときに閉じられる請求項9に記載の培養顕微鏡。
  16. 気体供給源と、前記気体供給源と前記密閉空間を連絡する気体供給流路と、前記気体供給流路を開閉するためのバルブと、前記密閉空間に連絡する前記気体排出流路と、前記気体排出流路を開閉するためのバルブとをさらに備えている請求項1または請求項5に記載の培養顕微鏡。
  17. 前記気体排出流路に連絡された負圧発生装置をさらに備えている請求項16に記載の培養顕微鏡。
  18. 前記気体供給流路を暖めるヒーターをさらに備えている請求項17に記載の培養顕微鏡。
  19. 前記気体供給源が乾燥した気体を供給するボンベで構成されている請求項16に記載の培養顕微鏡。
  20. 前記気体供給源が気体を強制的に送る強制送付装置で構成されている請求項16に記載の培養顕微鏡。
  21. 前記バルブは、前記密閉空間が形成されているあいだじゅう開かれる請求項16に記載の培養顕微鏡。
  22. 前記バルブは、前記密閉空間が形成されているあいだ一定の時間間隔で開かれる請求項16に記載の培養顕微鏡。
  23. 前記バルブは、前記密閉空間が形成された直後に所定時間だけ開かれ、その後は一定の時間間隔をおいて前記所定時間とは異なる一定の時間だけ開かれる請求項16に記載の培養顕微鏡。
  24. 前記密閉空間内の湿度を検知するための湿度センサーをさらに備えており、前記密閉空間が形成されているあいだ、前記バルブは、前記湿度センサーによって検知される湿度が所定値以上のときに開かれ、所定値以下のときに閉じられる請求項16に記載の培養顕微鏡。
  25. 負圧発生装置と、前記負圧発生装置と前記密閉空間を連絡する気体排出流路と、前記気体排出流路を開閉するためのバルブと、前記密閉空間に連絡する気体吸入流路と、前記気体吸入流路を開閉するためのバルブとをさらに備えている請求項1または請求項5に記載の培養顕微鏡。
  26. 前記気体排出流路を暖めるヒーターをさらに備えている請求項25に記載の培養顕微鏡。
  27. 前記バルブは、前記密閉空間が形成されているあいだじゅう開かれる請求項25に記載の培養顕微鏡。
  28. 前記バルブは、前記密閉空間が形成されているあいだ一定の時間間隔で開かれる請求項25に記載の培養顕微鏡。
  29. 前記バルブは、前記密閉空間が形成された直後に所定時間だけ開かれ、その後は一定の時間間隔をおいて前記所定時間とは異なる一定の時間だけ開かれる請求項25に記載の培養顕微鏡。
  30. 前記密閉空間内の湿度を検知するための湿度センサーをさらに備えており、前記密閉空間が形成されているあいだ、前記バルブは、前記湿度センサーによって検知される湿度が所定値以上のときに開かれ、所定値以下のときに閉じられる請求項25に記載の培養顕微鏡。
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