JP4931632B2 - 手すり用自在接続具 - Google Patents

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Description

本発明は、廊下や階段等の壁面等に取り付けられる手すり棒を角度自在に接続する手すり用自在接続具に関する。
従来から、例えば曲がり角を有する廊下や階段の壁面等に手すり棒を設置する際に、多様な曲がり角度に対応できるように、手すり棒の接続角度が調整自在な手すり用自在接続具が用いられている。
下記特許文献1には、図8に示すような自在接続具90が開示されている。この自在接続具90は、連結部材91の両側に設けられた半球面状の凹面部92,92に、手すり棒T,Tが接続される一対の可動部材94,94の凸面部95,95を嵌め込んだ基本形態を有している。連結部材91には軸孔93が形成され、可動部材94には案内溝96が形成されている。これら軸孔93および案内溝96,96には、軸部材97が貫通している。軸部材97の両側には、押さえ部材98が設けられている。軸部材97の両側の押さえ部98,98が両可動部材94,94を連結部材91側に押さえつけることで、連結部材91の両側に一対の可動部材94,94が結合されている。
この自在接続具90では、軸部材97を案内溝96,96に沿って移動させることにより、連結部材91に対する可動部材94,94の折り曲げ動作を実現している。また、軸部材97に対して連結部材91の軸孔93および可動部材94,94の案内溝96,96をねじり回転させることにより、連結部材91と両可動部材94,94とのねじり回転動作を実現している。そして、これら折り曲げ動作およびねじり回転動作を組み合わせることで、手すり棒T,Tを3次元的に多様な接続角度で両可動部材94,94に接続することが可能となっている。
しかし、このような自在接続具90では、連結部材91が可動部材94,94に対してねじり回転動作が可能であるので、歩行者が手すり棒Tをつかんだ際に、手すり棒Tが回転してしまうことがある。そのため、歩行者が手すり棒Tをつかみにくいという課題があった。
そこで、下記特許文献2には、可動部材のねじり回転動作を規制した自在接続具が提案されている。この自在接続具では、軸部材に係合突起が設けられ、この係合突起によって軸部材と連結部材との相対的なねじり回転が規制される。また、軸部材の一端側は断面が正方形状に形成され、この正方形断面部によって、可動部材の縦溝内における回転が規制される。そのため、この正方形断面部によって、一方の可動部材と軸部材との相対的なねじり回転が規制される。
特開平11−6267号公報 特開2001−254496号公報
ところが、特許文献2に開示された自在接続具では、ねじり回転が規制される一方の可動部材は、可動部材に形成された縦溝の長手方向にしか折り曲げることができない。そのため、この一方の可動部材には、3次元的に多様な接続角度で手すり棒を接続することはできなかった。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的とするところは、手すり棒のねじり回転を規制するとともに、3次元的に多様な接続角度で手すり棒を接続することのできる手すり用自在接続具を提供することにある。
本発明に係る手すり用自在接続具は、本体と、受け部材と、軸部材とを備えている。
ここで、本体は、凹球面部と、凹球面部の中心に形成された取り付け孔とを有している。
受け部材は、本体の凹球面部に嵌め込まれた凸球面部と、凸球面部とは反対側の端部に形成され、手すり棒が挿入される受口と、凸球面部の中心から径方向外側にいたる縦溝と、縦溝の径方向外側の端部において縦溝に連続し、縦溝よりも幅が広い幅広溝とが形成された挿通孔とを有している。
軸部材は、受け部材の挿通孔に通され、かつ、本体の前記取り付け孔に差し込まれた状態で固定されている。さらに、軸部材は、受け部材の凸球面部を前記本体の凹球面部に押さえつける押さえ部と、受け部材の前記挿通孔を通る部位に設けられた規制部とを有している。
かかる規制部の横断面における最大幅は、縦溝の幅よりも広くかつ幅広溝の幅よりも狭い。また、受け部材は、本体に対して、縦溝が形成された凸球面部の径方向に沿って折り曲げ可能であり、かつ、軸部材が縦溝を通っている場合においては軸部材の周方向に対して回転不能であり、軸部材が前記幅広溝を通っている場合においては軸部材の周方向に対して回転可能である。
上記手すり用自在接続具によれば、軸部材の規制部の横断面における最大幅が受け部材の縦溝の幅よりも広いので、規制部が縦溝内に位置しているときには、軸部材に対する受け部材のねじり回転動作は規制される。そのため、受け部材に挿入される手すり棒のねじり回転は規制されることになる。一方、軸部材の規制部の横断面における最大幅は幅広溝の幅よりも狭いので、本体に対して受け部材を折り曲げ、規制部を縦溝内から幅広溝内に移動させると、受け部材のねじり回転動作が可能となる。したがって、3次元的に多様な接続角度で手すり棒を接続することが可能となる。
前記軸部材の規制部の具体的形状は特に限定されないが、例えば、前記軸部材の規制部は、断面が正方形状に形成されていてもよい。
このことにより、製作容易な形状によって、好適な規制部を実現することができる。
また、縦溝および幅広溝の具体的形状も特に限定されないが、例えば、前記縦溝は幅が一定の溝であり、前記幅広溝は略円形に形成されていてもよい。
このことにより、製作容易な形状によって、好適な縦溝および幅広溝を実現することができる。
前記本体は、略柱状に形成され、一端側および他端側に前記凹球面部および前記取り付け孔を有し、前記受け部材は、それぞれ前記軸部材を介して一端側および他端側の凹球面部に取り付けられていてもよい。
このことにより、手すり用自在接続具の一端側および他端側に、手すり棒がそれぞれ配置されることになる。そのため、各手すり棒の接続角度を適宜調整することにより、多様な折り曲げ角度を有する手すり棒のコーナー部を形成することができる。
前記本体には、前記軸部材の前記規制部の横幅が前記受け部材の縦溝の幅よりも短くなる位置を示す目印が設けられ、前記受け部材には、前記縦溝の長手方向を示す目印が設けられていてもよい。
このことにより、上記両目印に基づいて、本体に対して受け部材を折り曲げることのできる向きを容易に把握することができる。したがって、手すり棒の接続角度の調整作業を容易に行うことができる。
以上のように、本発明によれば、手すり棒のねじり回転を規制するとともに、3次元的に多様な接続角度で手すり棒を接続することのできる手すり用自在接続具を実現することができる。
《手すり用自在接続具の構成》
図1は、本実施形態に係る手すり用自在接続具(以下、単に自在接続具という)1の断面図である。図2は自在接続具1の裏面図、図3は自在接続具1の平面図、図4は自在接続具1の側面図である。
本実施形態に係る自在接続具1は、廊下や階段等の壁面に手すり棒を取り付けるためのいわゆる手すりブラケットである。図1に示すように、自在接続具1は、本体10と、本体10の両側に取り付けられる一対の受け部材20と、本体10と受け部材20とを連結する固定ねじ30とを備えている。なお、本体10は左右対称形であり、左右の受け部材20および固定ねじ30は同一の構成を有しているので、以下では、本体10の一方側の構成のみを説明する。
図1〜図4に示すように、本体10は略円柱形状に形成されている。本体10の両側には、内側に向かって凹んだ半球面状の凹球面部10aが形成されている。凹球面部10aの中心の位置には、ねじ穴10bが形成されている。本体10にはアーム11が設けられており、アーム11は台座12を介して壁面に固定されている。なお、本体10とアーム11とは、一体化されていてもよく、別体であってもよい。図2および図3に示すように、本体10の両側には、円周状に配置された4つの目印13がそれぞれ設けられている。図4に示すように、本体10の軸方向から見たときに、目印13は上側、右側、下側、および左側に形成されており、軸方向周りに90°の間隔で並んでいる。
受け部材20は、一端側が開口しかつ他端側が閉じた略円筒形状に形成されている。受け部材20の一端側には受口26が設けられており、この受口26に手すり棒5が挿入される。また、受け部材20の一端側には、半径方向に差し込まれるねじ41を挿通させる穴21が形成されている。手すり棒5は、穴21に挿通されるねじ41によって、受け部材20に固定される。受け部材20の他端側は半球殻状に形成されており、本体10の凹球面部10aに対応した半球面状の凸球面部20aを形成している。受け部材20の凸球面部20aは、本体10の凹球面部10a内に嵌め込まれる。本体10に対する受け部材20の折り曲げ動作およびねじり回転動作を滑らかにするため、本体10の凹球面部10aと受け部材20の凸球面部20aとの間には、樹脂製のワッシャー42が配置されている。ただし、ワッシャー42は必ずしも必要ではない。
図7に示すように、受け部材20には、凸球面部20aの中心位置から径方向外側にかけて、長方形状の縦溝22と、略円形状の幅広溝23とが形成されている。幅広溝23の直径は、縦溝22の横幅よりも大きくなっている。これら縦溝22と幅広溝23とは連続しており、全体として、いわゆる鍵穴状の挿通孔24を形成している。
図3に示すように、受け部材20には、2つの目印25が設けられている。2つの目印25は、互いに反対の位置に設けられており、縦溝22の長手方向の延長線上に配置されている。これら目印25は、縦溝22の長手方向を示すものである。
固定ねじ30は、ねじ本体31と、ねじ本体31の中途部に設けられた押さえ部材32とを有している。ねじ本体31の先端側には、ねじ溝34が形成されている。ねじ本体31のねじ溝34が設けられた部分は、本体10のねじ穴10bにねじ込まれる。押さえ部材32は、受け部材20を本体10側に押し込むための部材である。押さえ部材32は、ねじ本体31よりも直径の大きな略円板状に形成されている。押さえ部材32の受け部材20側の面32aは半球面であり、受け部材20の凸球面部20a(厳密には、凸球面部20aの裏側の面)の形状に応じた凸曲面となっている。なお、押さえ部材32の材料は特に限定されないが、受け部材20の動きを滑らかにする観点からは、摩擦係数の小さな材料が好ましい。本実施形態では、押さえ部材32は樹脂製である。
ねじ本体31の押さえ部材32とねじ溝34との間には、断面が正方形状の規制部33が設けられている。規制部33は、固定ねじ30を本体10にねじ込んだ際に、受け部材20の挿通孔24内に配置される。図5に示すように、規制部33の正方形断面の一辺の長さは、受け部材20の縦溝22の横幅とほぼ等しく、幅広溝23の直径よりも短い。ただし、規制部33の断面形状は、最大長さが縦溝22の横幅よりも長く、かつ、幅広溝23の直径よりも短ければよく、その形状は正方形状に限定されない。すなわち、規制部33は、縦溝22内で回転不能、かつ、幅広溝23内で回転可能であればよい。
固定ねじ30は、本体10にねじ込まれた際に、規制部33の4つの側面がそれぞれ本体10の目印13に対応する位置に配置されるように形成されている。つまり、固定ねじ30が本体10に装着されると、規制部33の4つの側面は、それぞれ上向き、右向き、下向き、左向きの面となる。言い換えると、本体10の目印13は、固定ねじ30の規制部33の側面の位置を示すものである。また、前述したように、受け部材20の目印25は縦溝22の長手方向の延長線上に配置されているので、受け部材20が固定ねじ30によって本体10に取り付けられた状態では、受け部材20の目印25は本体10の目印13と揃った位置に位置づけられる。
以上のような構成により、本実施形態に係る自在接続具1では、受け部材20は以下のような動きが可能である。すなわち、固定ねじ30は、受け部材20の縦溝22に対して相対的にスライド自在であり、逆に言うと、受け部材20は固定ねじ30に対して、縦溝22の長手方向にスライド自在である。ここで、固定ねじ30は、本体10に固定されている。そのため、受け部材20は本体10に対して、縦溝22の長手方向にスライド自在であり、折り曲げ動作が可能となっている(図1の仮想線参照)。
一方、固定ねじ30の規制部33が縦溝22内に位置しているときには、受け部材20は固定ねじ30に対して回転不能である。そのため、本体10に対する受け部材20のねじり回転動作は規制される。したがって、受け部材20に固定される手すり棒5も本体10に対して回転できなくなるので、手すり棒5のねじり回転は防止される。
ところで、受け部材20を最大限折り曲げると、固定ねじ30の規制部33は、縦溝22から幅広溝23にまで相対的に移動することになる。ここで、幅広溝23の直径は規制部33の断面の最大長さよりも長いので、規制部33は幅広溝23内で回転自在である。そのため、受け部材20を本体10に対してねじり回転させることが可能となる。したがって、このねじり回転動作と上述の折り曲げ動作とを組み合わせることにより、受け部材20の向きを3次元的に変更することができるようになる。
《手すり用自在接続具の組立方法》
本実施形態に係る自在接続具1は、以下のようにして組み立てられる。すなわち、まず、本体10の凹球面部10aにワッシャー42を装着し、その上から受け部材20を嵌め込む。そして、固定ねじ30を受け部材20の挿通孔24、本体10のねじ穴10bの順に差し込み、固定ねじ30をねじ込む。これにより、固定ねじ30の押さえ部材32が受け部材20を本体10側に押さえ、受け部材20が本体10に取り付けられる。なお、受け部材20は、本体10の両側にそれぞれ取り付けられる。
次に、受け部材20を取り付けた本体10を壁面に固定する。具体的には、本体10にアーム11を介して固定された台座12を壁面に接触させ、台座12のねじ穴12aを通じて壁面にねじ(図示せず)をねじ込む。これにより、台座12が壁面に固定される。
次に、受け部材20を本体10に対して折り曲げ、またはねじり回転させることにより、受け部材20の向きを、設置予定の手すり棒5の長手方向に沿うように調整する。具体的には、設置予定の手すり棒5の長手方向が図1の紙面と平行な方向の場合には、受け部材20の向きが所定の向きになるまで受け部材20を上側または下側に折り曲げる。また、設置予定の手すり棒5の長手方向が図1の紙面と交差する方向の場合には、受け部材20をいったん最大折り曲げ位置まで回動させ、固定ねじ30の規制部33が受け部材20の幅広溝23内に位置するようにする。そして、受け部材20の向きが所定の向きになるまで受け部材20をねじり回転させる。なお、受け部材20の目印13と本体10の目印25とが揃った位置にあるときには、受け部材20を再び折り曲げ動作させることができる。すなわち、図1の紙面と直交する方向に関しては、受け部材20を折り曲げることが可能である。
このように、設置予定の手すり棒5の長手方向に沿うように受け部材20の向きを調整した後、手すり棒5の一端を受け部材20に挿入する。そして、受け部材20のねじ穴41からねじ41をねじ込むことによって、手すり棒5を受け部材20に固定する。
以上のように、本実施形態に係る自在接続具1によれば、手すり棒5のねじり回転を規制することができる。したがって、歩行者が手すり棒5をつかんだ際に手すり棒5が回転してしまうことを防止することができる。また、本実施形態に係る自在接続具1によれば、受け部材20をいったん最大折り曲げ位置まで回動させることによって、受け部材20のねじり回転動作が可能となる。そのため、手すり棒5を3次元的に多様な接続角度で接続することが可能となる。
本実施形態に係る自在接続具1によれば、上記効果、すなわち、手すり棒5のねじり回転を規制するとともに3次元的に多様な接続角度で手すり棒5を接続することができるという効果を、比較的簡単な構成によって実現することができる。具体的には、固定ねじ30に規制部33を設け、受け部材20に縦溝22および幅広溝23を形成するという比較的簡単な構成によって、上記効果を実現している。また、ねじ本体31の一部の断面を正方形状に形成することによって規制部33を形成しているので、規制部33を簡易かつ安価に実現することができる。また、縦溝22を長方形状の溝で形成し、幅広溝23を略円形の溝で形成することとしたので、縦溝22および幅広溝23を簡易かつ安価に実現することができる。
本実施形態に係る自在接続具1は、手すり棒5を受ける受け部材20を左右に一対備えている。そのため、左右の手すり棒5の接続角度を適宜調整することによって、多様な折り曲げ角度を有する手すり棒のコーナー部を形成することができる。
また、本実施形態に係る自在接続具1によれば、本体10には、固定ねじ20の規制部33の横幅が受け部材20の縦溝22の幅よりも短くなる位置を示す目印13が設けられ、受け部材20には、縦溝22の長手方向を示す目印25が設けられている。そのため、これら目印13および目印25に基づいて、本体10に対して受け部材20を折り曲げることのできる向きを容易に把握することができる。したがって、手すり棒5の接続角度の調整作業を容易に行うことが可能となる。
《変形例》
前記実施形態では、本体10の取り付け孔はねじ穴10bであり、軸部材は固定ねじ30であった。しかし、本体10の取り付け孔はねじ穴に限定されず、軸部材はねじに限定されるものではない。例えば、取り付け孔は螺旋溝が形成されていない孔であってもよく、軸部材はピン等であってもよい。
幅広溝は円形の孔でなくてもよく、楕円形、矩形、多角形状等の孔であってもよい。
前記実施形態では、本発明に係る自在接続具1は、手すり棒5を壁面に固定するための手すりブラケットであった。しかし、本発明に係る自在接続具は、2本の手すり棒を連結する継手であってもよく、壁面に固定されないものであってもよい。
以上のように、本発明は、廊下や階段等の壁面等に取り付けられる手すり棒を角度自在に接続する手すり用自在接続具について有用である。
実施形態に係る手すり用自在接続具の一部を断面表示した正面図である。 実施形態に係る手すり用自在接続具の裏面図である。 実施形態に係る手すり用自在接続具の平面図である。 実施形態に係る手すり用自在接続具の側面図である。 固定ねじの規制部と受け部材の縦溝との位置関係を示す手すり用自在接続具の側面図である。 固定ねじの側面図である。 受け部材を模式的に示す斜視図である。 従来の自在接続具の断面図である。
符号の説明
1 手すり用自在接続具
5 手すり棒
10 本体
10a 凹球面部
10b ねじ穴(取り付け孔)
20 受け部材
20a 凸球面部
22 縦溝
23 幅広溝
26 受口
30 固定ねじ(軸部材)
32 押さえ部材
33 規制部

Claims (5)

  1. 凹球面部と、
    凹球面部の中心に形成された取り付け孔と
    を有する本体と、
    前記本体の前記凹球面部に嵌め込まれた凸球面部と、
    前記凸球面部とは反対側の端部に形成され、手すり棒が挿入される受口と、
    前記凸球面部の中心から径方向外側にいたる縦溝と、前記縦溝の径方向外側の端部において前記縦溝に連続し、前記縦溝よりも幅が広い幅広溝とが形成された挿通孔と
    を有する受け部材と、
    前記受け部材の前記挿通孔に通され、かつ、前記本体の前記取り付け孔に差し込まれた状態で固定され
    前記受け部材の凸球面部を前記本体の凹球面部に押さえつける押さえ部と、
    前記受け部材の前記挿通孔を通る部位に設けられた規制部と
    を有する軸部材と、
    を備え、
    前記規制部の横断面における最大幅は、前記縦溝の幅よりも広くかつ前記幅広溝の幅よりも狭く、
    前記受け部材は、前記本体に対して、前記縦溝が形成された凸球面部の径方向に沿って折り曲げ可能であり、かつ、前記軸部材が前記縦溝を通っている場合においては前記軸部材の周方向に対して回転不能であり、前記軸部材が前記幅広溝を通っている場合においては前記軸部材の周方向に対して回転可能である、
    手すり用自在接続具。
  2. 請求項1に記載の手すり用自在接続具において、
    前記軸部材の規制部は、断面が正方形状に形成されている手すり用自在接続具。
  3. 請求項2に記載の手すり用自在接続具において、
    前記縦溝は、幅が一定の溝であり、
    前記幅広溝は、略円形に形成されている手すり用自在接続具。
  4. 請求項1〜3のいずれか一つに記載の手すり用自在接続具において、
    前記本体は、略柱状に形成され、一端側および他端側に前記凹球面部および前記取り付け孔を有し、
    前記受け部材は、それぞれ前記軸部材を介して一端側および他端側の凹球面部に取り付けられている手すり用自在接続具。
  5. 請求項1〜4のいずれか一つに記載の手すり用自在接続具において、
    前記本体には、前記軸部材の前記規制部の横幅が前記受け部材の縦溝の幅よりも短くなる位置を示す目印が設けられ、
    前記受け部材には、前記縦溝の長手方向を示す目印が設けられている手すり用自在接続具。
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