JP4931485B2 - 遊技機 - Google Patents

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本発明は、遊技機に関し、更に詳細には、回転自在に設けられた図柄表示装置と、該図柄表示装置を電気的に制御する制御装置とを、回転コネクタを介して電気的に接続するよう構成された遊技機に関するものである。
代表的な遊技機であるパチンコ機は、遊技盤に画成した遊技領域の略中央位置に装飾部材が設けられ、該装飾部材に形成した開口から各種図柄を変動および停止表示可能な液晶式やドラム式等の図柄表示装置が前方に臨むよう配設されている。そして、前記図柄表示装置を表示制御装置に配線を介して電気的に接続し、該表示制御装置からの制御信号に基づいて図柄表示装置の図柄を変動および停止表示して図柄変動ゲームを行なうよう構成される。更に、近年では、前記図柄表示装置で図柄変動ゲームを行なうだけでなく、該図柄表示装置自体を回転等させて、遊技の興趣をより増大させるようにしたパチンコ機も提案されている。例えば、特許文献1には、ブラシを設けた第1コネクタ部と、第1コネクタ部に対して相対的に回転可能で、ブラシが接触する環状接触部を設けた第2コネクタ部とを備える回転コネクタを設け、一方のコネクタ部には図柄表示装置からの信号線を接続すると共に、他方のコネクタ部には制御装置からの信号線を接続するよう構成した遊技機が開示されている。すなわち、図柄表示装置の回転に伴って回転コネクタの第1および第2コネクタ部が相対的に回転することで、図柄表示装置と制御装置とを接続する信号線が捻れるのを防止している。
特開2006−6645号公報
ところで、前記図柄表示装置は、前記遊技盤に対して回転可能に設けた支持部材に、表示面が盤面と略平行となるよう取り付けられ、該支持部材から遊技盤の裏側に延在させた回転軸部を軸受け部材で支持するよう構成される。ここで、遊技盤を配設したパチンコ機は、若干の後傾姿勢(すなわち図柄表示装置の表示面が上側を向く姿勢)で遊技場に設置されるため、前記回転軸部は図柄表示装置からみて下方傾斜している。このため、図柄表示装置の自重や、回転時に作用する遠心力等により、図柄表示装置(支持部材)における回転軸部より下方に位置する部位が本体部側に近接するよう傾斜するため、回転軸部や軸受け部材に掛かる負荷が増大して、回転軸部の摩耗等の損傷を来たすおそれがある。殊に、回転軸部と軸受け部材との間には、回転軸部の回転を許容する隙間を設ける必要があることから、この隙間に起因して図柄表示装置の回転時にブレが発生し、これにより回転軸部に掛かる負荷がより一層増大したり、図柄表示装置と支持部材とが接触して損傷することも考えられる。
そこで、本発明は、図柄表示装置を回転可能に支持する回転軸部に掛かる負荷を低減して耐久性向上を図り得る遊技機を提供することを目的とする。
前記課題を克服し、所期の目的を達成するため、本願の請求項1に係る発明は、
図柄表示装置(50)と制御装置(16)とを、回転コネクタ(60)を介して電気的に接続した遊技機において、
起立姿勢に保持される本体部(22)と、
前記本体部(22)の前側に配置されて前記図柄表示装置(50)を支持し、図柄表示装置(50)と一体的に回転される支持部材(51)と、
前記支持部材(51)に形成されて後方へ向けて延在する回転軸部(52)と、
前記回転軸部(52)の後端部に設けられて駆動手段(38)に連繋接続し、該駆動手段(38)の駆動に伴い前記支持部材(51)を回転させると共に、前記回転コネクタ(60)が臨む回転連繋部材(53)と、
前記回転軸部(52)を回転可能に支持する軸受け部材(35,36)と、
前記本体部(22)における前記回転軸部(52)の少なくとも下方位置に、前記支持部材(51)の背面(51a)に接触可能な状態で配設され、前記支持部材(51)が描く回転軌跡の接線方向に回転し得る転動部材(30)と
前記本体部(22)に固定され、前記回転コネクタ(60)の一方の面を覆う第1の保護部材(47)と、
前記第1の保護部材(47)に対して着脱可能に取り付けられて第1の保護部材(47)との間に前記回転コネクタ(60)および回転連繋部材(53)を収容し、該回転コネクタ(60)の他方の面を覆う第2の保護部材(48)と、
前記第1の保護部材(47)と第2の保護部材(48)との間に介在され、回転コネクタ(60)を第1および第2の保護部材(47,48)から離間する状態で保持する緩衝部材(66)とを備えることを要旨とする。
このように、支持部材を回転可能に支持する本体部に転動部材を設け、支持部材を転動部材で支持するよう構成することで、図柄表示装置(支持部材)が本体部側に近接するよう傾斜する場合であっても回転軸部や軸受け部材に掛かる負荷の軽減を図り得る。また、支持部材が描く回転軌跡の接線方向に回転し得るよう前記転動部材を設けることで、転動部材で支持部材を支持した状態であっても、該支持部材(図柄表示装置)の回転を阻害することはない。また、図柄表示装置(支持部材)が傾斜した場合には、図柄表示装置(支持部材)の下方が本体部に近接して接触するから、前記転動部材を回転軸部より下方に位置するよう配設することで、支持部材を転動部材で確実に支持することができる。
また、回転コネクタを第1および第2の保護部材から離間する状態で保持するから、駆動手段の駆動時および停止時に発生する微振動を緩衝部材で吸収して回転コネクタに伝播するのを防止し得る。このため、駆動手段の駆動時および停止時に発生する微振動に起因して回転コネクタが共振して損傷することを防止でき、回転コネクタの耐久性の向上を図り得る。また、前記緩衝部材を介在させて第1および第2の保護部材から回転コネクタを離間させることで、前記駆動手段の駆動時および停止時の微振動に限らず、遊技機に発生する振動を緩衝部材で吸収することができる。
請求項2に係る発明は、前記転動部材(30)は、少なくとも前記支持部材(51)の回転時に該支持部材(51)の背面(51a)に接触し得るよう設けられて、該支持部材(51)の接触により転動部材(30)が回転するよう構成されることを要旨とする。
すなわち、前記転動部材が前記支持部材の背面に常に接触して、該支持部材の回転に伴って転動部材が回転するよう構成した場合には、支持部材を転動部材で確実に支持できるから、回転軸部や軸受け部材に掛かる負荷を効果的に軽減することができる。
また、前記支持部材の停止時には支持部材の背面から離間し、支持部材の回転時に接触するよう前記転動部材を設けた場合には、回転軸部と軸受け部材との位置関係が適正な状態では転動部材に支持部材が接触しないから、支持部材の回転に不要な抵抗が発生せず、支持部材をスムーズに回転させることができる。一方、回転時に支持部材が傾斜した状態では、転動部材が支持部材に接触して支持部材を支持するから、回転軸部や軸受け部材に掛かる負荷を軽減し得ると共に、支持部材の回転に合わせて転動部材も回転することで、支持部材の回転を阻害することはない。
請求項3に係る発明は、前記回転軸部(52)を中心とする周方向に等間隔に位置するよう前記転動部材(30)を複数設けたことを要旨とする。
このように、前記回転軸部を中心に等間隔に位置するよう転動部材を複数設けることで、回転時に支持部材にブレが生じた場合でも転動部材で確実に支持することができる。
請求項4に係る発明は、前記転動部材(30)は、円筒状に形成されて、前記支持部材(51)との接触部位に弾性部材(33)が設けられていることを要旨とする。
このように、支持部材との接触部位に弾性部材を設けるよう転動部材を形成することで、転動部材に接触した支持部材を傷つけるのを防止できる。
本発明によれば、図柄表示装置を配設した支持部材を転動部材で支持できるから、図柄表示装置を回転可能に支持する回転軸部に掛かる負荷を低減して耐久性向上を図り得る。
次に、本発明に係る遊技機につき、好適な実施例を挙げて、添付図面を参照しながら以下詳細に説明する。なお、実施例では、遊技球としてパチンコ球を用いて遊技を行なうパチンコ機を例に挙げて説明する。また、以下の説明において、「前」、「後」、「左」、「右」とは、特に断りのない限り、図1に示すようにパチンコ機の遊技盤を正面側(遊技者側)から視た状態で指称する。
実施例に係る遊技盤10は、図1に示すように、略円形状に湾曲形成したレール10aにより画成された遊技領域10b内に、各種図柄による図柄変動ゲームを行なう回転式表示装置20や、パチンコ球の入賞により回転式表示装置20において図柄変動ゲームを行なわせる始動入賞装置11、所謂大当り遊技の発生時にパチンコ球が入賞可能で、パチンコ球の入賞により所定数のパチンコ球を賞球として払い出させる特別入賞装置12、その他照明装置13等の多数の遊技部品が設けられている。そして、パチンコ機(図示せず)の裏側に配設された各種制御装置14,15,16,17,18,19の制御に基づいて、前記回転式表示装置20等の遊技部品を動作することで、所要の遊技が行なわれるようになっている。ここで、実施例では、前記制御装置として、図2に示すように、パチンコ機全体を制御する主制御装置14や、該主制御装置14に接続される統括制御装置15、前記回転式表示装置20での表示制御を行なう表示制御装置16、回転式表示装置20の回転制御を行なう駆動制御装置17、照明装置13を制御するランプ制御装置18、スピーカ75(図2参照)を制御する音制御装置19、その他各種制御装置(図示せず)を設けてある。
また、実施例では、図2に示すように、前記表示制御装置16、駆動制御装置17、ランプ制御装置18および音制御装置19の夫々は、前記統括制御装置15に接続されて、前記主制御装置14からの制御信号を統括制御装置15で一旦処理した後に、これら表示制御装置16、駆動制御装置17、ランプ制御装置18および音制御装置19に制御信号を送信するようになっている。すなわち、表示制御装置16、駆動制御装置17、ランプ制御装置18および音制御装置19の各制御装置に対して統括制御装置15から同期的に制御信号を送信することで、回転式表示装置20による演出、照明装置13による発光演出、スピーカ75による効果音演出を密接に関連付けた演出を可能としている。なお、前記始動入賞装置11には、その内部に入賞検知スイッチ11aが設けられており、遊技盤10の遊技領域10bを流下するパチンコ球が始動入賞装置11に入賞して入賞検知スイッチ11aが入賞検知した際に、入賞検知信号を前記主制御装置14に送信するようになっている。すなわち、前記入賞検知スイッチ11aの入賞検知が、遊技演出を行なうための制御を前記主制御装置14が開始する契機となる。
(回転式表示装置について)
前記回転式表示装置20は、図3に示すように、前記遊技盤10における遊技領域11bの略中央位置に配設されて各種装飾部材が取り付けられる本体部22と、該本体部22の前側に配設されて前記表示制御装置16の制御に基づいて各種図柄を表示する略矩形状の液晶表示ディスプレイ(図柄表示装置)50と、本体部22の前側に回転可能に配設されて液晶表示ディスプレイ50を設置する支持部材51と、該支持部材51に連繋接続されて前記駆動制御装置17の制御に基づいて駆動して液晶表示ディスプレイ50および支持部材51を回転させるステッピングモータ(駆動手段)38と、前記表示制御装置16と液晶表示ディスプレイ50とを接続する回転コネクタ60とを基本的に備えている。すなわち、前記回転式表示装置20は、前記表示制御装置16の制御に基づいて液晶表示ディスプレイ50に表示される表示演出と、前記駆動制御装置17の制御に基づいてステッピングモータ38を駆動することにより液晶表示ディスプレイ50が回転する動作演出とを行ない得るようになっている。なお、実施例に係るステッピングモータ38は、252ステップで1回転するよう設定されて、駆動制御装置17から送信される制御信号(パルス信号)に基づいて1ステップずつ回転するようになっている。
(本体部について)
前記本体部22は、図3または図5に示すように、略円形板状に形成されており、その前面側に、前方へ延出する立上がり壁22aを形成して、上方を切り欠いた略円環形を呈するようになっている。そして、前記立上がり壁22aの内側に画成される円形開口領域22bに前記支持部材51を設置するようになっている。なお、前記本体部22の下端部および左右端部には、前記立上がり壁22aの連設部位に前後に開口する第1放熱孔22cを複数箇所に開設してある。
また、図3または図5に示すように、前記本体部22における円形開口領域22bの内側には、該円形開口領域22bの周方向(すなわち液晶表示ディスプレイ50の回転方向)に離間する4箇所に、前記支持部材51の姿勢を検出する位置検出センサ25,26,27,28が取り付けられている。なお、実施例では、前記各位置検出センサ25,26,27,28として、光を出す発光素子を設けた発光片29aと、該発光素子からの光を受けて信号を出す受光素子を設けた受光片29bとを対向させて(図6参照)、該発光片29aと受光片29bとの間の空間を後述する位置検出片56が通過した際における受光素子の受光量の変化を検出する光学式センサを採用している。
ここで、図5に示すように、前記位置検出センサ25,26,27,28は、仮想円上の上下端部および左右端部に配置されている。なお、以下の説明において、上側にあるセンサを第1位置検出センサ25と指称し、該第1位置検出センサ25から時計回りに順に第2位置検出センサ26、第3位置検出センサ27、第4位置検出センサ28と指称するものとする。すなわち、第1〜第4位置検出センサ25,26,27,28は、90度ずつ回転変位する位置に設けられている。
(転動部材について)
また、図3、図5または図6に示すように、前記本体部22における前記各位置検出センサ25,26,27,28より外側には、前記円形開口領域22bの中心位置を中心とする仮想円の円周上で周方向に離間する3箇所に転動部材30が取り付けられており、各転動部材30が前記支持部材51の背面51aに当接して支持するよう構成されている。なお、3つの転動部材30は、周方向に120度ずつ回転変位する位置に設けられと共に、その1つを第1位置検出センサ25の直上方に配置して、残りの2つを支持部材51の後述する回転軸部52の下方に位置するようにしてある。
前記各転動部材30は、図6に示すように、円筒状のローラ部31と、該ローラ部31の挿通孔31aに挿入固定される支軸32と、ローラ部31の外周面に取り付けられる弾性リング(弾性部材)33とから構成されて、該支軸32を本体部22に凹設した支持凹部24に挿入した状態で、カバー部材34で覆うことにより、支軸32を中心として回転し得るよう構成されている。ここで、前記転動部材30は、前記支軸32が前記円形開口領域22bの中心位置へ指向する姿勢で設置され、転動部材30の回転方向が支持部材51の回転軌跡の接線方向を指向するようになっている。また、前記ローラ部31の外周面には、該ローラ部31の軸方向の略中央位置に環状の溝部31bが形成されており、該環状の溝部31bに前記弾性リング33を嵌合するよう構成される。なお、前記弾性リング33は、前記ローラ部31の外周面より外方に突出するよう寸法設定されて、該弾性リング33が前記支持部材51の背面51aに当接するようになっている。
(筒状部について)
前記本体部22の背面には、図4に示すように、前記円形開口領域22bの中心位置に、後方へ延在する円筒状の筒状部23が形成されて、該円形開口領域22bに臨ませた前記支持部材51の回転軸部52(後述)が挿入される(図4参照)。また、前記筒状部23の前方開口端部および後方開口端部の夫々には、回転軸部52を支持する第1および第2ベアリング(軸受け部材)35,36が同軸上に挿入されており、両ベアリング35,36で回転軸部52を回転可能に支持する。ここで、前記筒状部23の内周面には、内方(中心方向)へ突出する位置規制片23aが複数箇所(実施例では筒状部23の周方向に離間する4箇所)に突設されており、筒状部23の前方開口端部に挿入した第1ベアリング35の後方位置を位置規制片23aで位置決めすると共に、筒状部23の後方開口端部に挿入した第2ベアリング36の前方位置を位置規制片23aで位置決めしている。また、図4に示すように、前記筒状部23の前方開口には、前記第1ベアリング35の前端部に当接するベアリングホルダ37が取り付けられており、第1ベアリング35の前方位置をベアリングホルダ37で位置決めしている。一方、前記第2ベアリング36は、前記保護ケース46を筒状部23の後端部に固定した際に、該第2ベアリング36の後端部に保護ケース46が当接して、第2ベアリング36の後方位置を位置決めするようになっている。
また、前記本体部22の背面には、回転軸を後方へ指向させた姿勢で前記ステッピングモータ38が配設されて、該ステッピングモータ38の回転軸に駆動ギア39が取り付けられている(図3参照)。なお、前記ステッピングモータ38は、金属製のベース板40を介して前記本体部22に固定されると共に、前記筒状部23側に開口するモータカバー41で覆われており、ステッピングモータ38の回転時に各種配線が駆動ギア39に巻き込まれるのを防止している。また、前記本体部22の背面には、前記駆動制御装置17や中継基板44等を取り付ける設置部材43,43が配設されている。
(保護ケースについて)
図4に示すように、前記筒状部23の後端部には、前記回転コネクタ60および後述する従動ギア(回転連繋部材)53を収容保護する保護ケース46が着脱可能に取り付けられる。ここで、前記保護ケース46は、図3、図4、図7または図8に示すように、前記筒状部23の後端部に固定される第1の保護部材47と、該第1の保護部材47に取り付けられる第2の保護部材48とから構成されて、該第1および第2の保護部材47,48の間に、従動ギア53と回転コネクタ60とを夫々収容するようになっている。前記第1の保護部材47は、後方へ開口する皿状に形成されると共に、前記筒状部23の後方開口に略整合する開口部47aが開設されており、該開口部47aを介して前記第2ベアリング36の内輪(図示せず)が第1の保護部材47の内側に露出し、この内輪に保護ケース46内に収容した従動ギア53が接触し得るようになっている。また、前記第1の保護部材47の外壁部には、周方向へ離間する3箇所に、外方へ突出するフランジ47b,47b,47bが形成されており(図7または図8参照。但し、図7および図8には2箇所のフランジ47bのみ図示)、該フランジ47b,47b,47bに、後方へ突出するボス(固定部)47c,47c,47cが突設されている。なお、前記第1の保護部材47の外壁部には、保護ケース46内に開口する切欠部47dが形成されており、該切欠部47dを介して前記駆動ギア39が第1の保護部材47の内側に臨んで、保護ケース46に収容された従動ギア53に駆動ギア39が歯合し得るようになっている。
前記第2の保護部材48は、図8に示すように、前記第1の保護部材47に前後に略整合する平板状に形成されて、前記3箇所のボス47c,47c,47cと前後に対応する位置に形成したフランジ48a,48a,48aに前後に貫通する通孔(固定部)48b,48b,48bを穿設してある。そして、各通孔48bの後方から挿通したネジ(固定手段)76を対応するボス47cに夫々螺挿することで、両保護部材47,48を固定するようになっている。なお、前記第2の保護部材48を第1の保護部材47に固定した際に、該第2の保護部材48が前記モータカバー41に隣接して、前記駆動ギア39および従動ギア53が露出しないよう構成されており、各種配線が駆動ギア39および従動ギア53に巻き込まれるのを防止している。
(支持部材について)
図3に示すように、前記支持部材51は、前記円形開口領域22bに略整合する円盤状に形成されており、その中心位置に後方へ設けた回転軸部52の後端部に、前記駆動ギア39と歯合する従動ギア53が取り付けられる(図9参照)。すなわち、前記ステッピングモータ38の駆動により駆動ギア39を回転した際に、前記従動ギア53が回転し、これに伴って前記回転軸部52を中心として前記支持部材51を回転することで、該支持部材51と一体的に液晶表示ディスプレイ50が回転するよう構成される。なお、前記従動ギア53は、前記回転軸部52を前記筒状部23に挿入した状態で、該回転軸部52の後端部に取り付けられて、前記保護ケース46内に収容される。そして、前記従動ギア53の直径は、前記筒状部23の内径より大きく設定されて、回転軸部52が筒状部23から脱落しないよう構成される。また、前記従動ギア53は、前記第1の保護部材47の通孔47aを介して前記第2ベアリング36の内輪体に当接するよう構成されており、従動ギア53が前後へ移動した際に第2ベアリング36に接触しても回転抵抗が増大しないようになっている。
ここで、実施例では、前記ステッピングモータ38に取り付けられる駆動ギア39と、前記回転軸部52に取り付けられる従動ギア53とのギア比は、駆動ギア:従動ギア=1:2となるよう設定してある。すなわち、前述したように、前記ステッピングモータ38を252ステップで1回転するよう設定されていることから、ステッピングモータ38(すなわち駆動ギア39)が1ステップ回転する毎に、前記従動ギア53は0.71度ずつ回転する。換言すると、前記ステッピングモータ38を1ステップ回転させる毎に、従動ギア53が固定されている支持部材51および支持部材51に固定された液晶表示ディスプレイ50の夫々が同様に0.71度ずつ回転する。
図9または図11〜図15に示すように、前記従動ギア53の背面53a(回転コネクタ60との対向面)には、従動ギア53の回転方向(回転コネクタ60の回転方向)に離間する一対の作用壁部(第1作用部)54,55が、回転中心を中心として周方向に180度離間する2箇所に形成されており、各一対の作用壁部54,55の間に、前記回転コネクタ60の後述する作用突部(第2作用部)70が夫々臨むようになっている。なお、一対の作用壁部54,55と作用突部70との関係については後述する(段落番号[0037]参照)。なお、以下の説明において、前記一対の作用壁部54,55の内、図11における右回り方向に離間する作用壁部を第1作用壁部54と指称し、左回り方向に離間する作用壁部を第2作用壁部55と指称する場合もある。
前記回転軸部52には、図4または図9に示すように、前後方向へ開口する配線孔52aが形成されると共に、前記従動ギア53には、前記回転軸部52の後方開口に整合する通孔(通孔)53bが形成されている。そして、前記液晶表示ディスプレイ50に接続した配線(以下、信号線77という)が、この回転軸部52の配線孔52aおよび従動ギア53の通孔53aに挿通されて、従動ギア53の背面53a側(回転コネクタ60側)へ延在するようになっている。このように、前記液晶表示ディスプレイ50に接続した信号線77が、回転中心となる回転軸部52を通ることで、液晶表示ディスプレイ50(支持部材51)の回転による信号線77の捻れを最小限に抑制している。
前記支持部材51の背面51aには、図9に示すように、前記回転軸部52を中心とする環状に位置検出片56が突設されており、支持部材51を本体部22で枢支した際に、本体部22に設けた前記第1〜第4位置検出センサ25,26,27,28における各発光片29aと受光片29bとの間に位置検出片56が臨むよう構成されている。また、前記位置検出片56には切欠部56aが形成されており、前記支持部材51(液晶表示ディスプレイ50)の回転により、切欠部56aが受光片29aと発光片29bとの間に移動して受光素子の受光量が変化することで、対応の位置検出センサ25,26,27,28が検出するようになっている。なお、実施例では、前記第1位置検出センサ25で前記位置検出片56の切欠部56aを検出することで、矩形状に形成された前記液晶表示ディスプレイ50の長辺が略水平方向へ延在する基準位置(図1または図16参照)にあることが検出されるよう設定してある。
また、前記支持部材51の背面51a側には、上端部、下端部および左右端部に、第2放熱孔57が複数箇所に形成されている。そして、前記液晶表示ディスプレイ50を基準位置に保持した際に、前記本体部22の下端部および左右端部に形成した前記第1放熱孔22c,22c,22cと、前記支持部材51の下端部および左右端部に形成した第2放熱孔57,57,57とが前後に整列するようになっている。すなわち、液晶表示ディスプレイ50が発する熱を本体部22の裏側(遊技盤10の裏側)に放出し得るようになっている。なお、前記支持部材51の上端部に位置する第2放熱孔57は、前記本体部22の立上がり壁22aより上方に位置して、液晶表示ディスプレイ50が発する熱を本体部22の裏側に直接放出するようになっている。
(回転コネクタについて)
前記回転コネクタ60は、図3、図4、図8または図10に示すように、前記保護ケース46に固定される固定側コネクタ部61と、該固定側コネクタ部61に対して回転可能に設けられる回転側コネクタ部68と、第1の保護部材47および第2の保護部材48の間に介在されて回転コネクタ60を両保護部材47,48から離間する状態で保持する第1の緩衝部材66,66,66とからなり、固定側コネクタ部61に前記表示制御装置16からの配線(以下、信号線78という)が接続され、回転側コネクタ部68に液晶表示ディスプレイ50からの信号線77が接続される。そして、前記固定側コネクタ部61における前記回転側コネクタ部68との対向面に、同心円状の複数の環状接触部(図示せず)が設けられると共に、回転側コネクタ部68における固定側コネクタ部61との対向面に、各環状接触部に対応して接触するブラシ(図示せず)が設けられており、回転側コネクタ部68の回転時にブラシが環状接触部上を摺動することで、液晶表示ディスプレイ50と表示制御装置16との接点を維持するようになっている。
(固定側コネクタ部について)
図8または図10に示すように、前記固定側コネクタ部61は、略逆三角形をなす平板状に形成されて、その前面に略円環形に立ち上がるよう形成した支持壁61aの内側に、前記環状接触部が設けられている。また、前記固定側コネクタ部61の各角部には、湾曲する一対の取付片部62,62が形成されており、該一対の取付片部62,62により前記第1の緩衝部材66を着脱可能に取付け得る取付孔63が画成される。なお、前記各取付孔63は、前記第1の保護部材47の各ボス47cおよび第2の保護部材48の各通孔48bの夫々と前後に整列する位置に設けられている。また、前記取付片部62,62における取付孔63の内周側には、取付孔63の内方へ突出する突状部62aが形成されている。
ここで、前記 第1の緩衝部材66は、シリコンゴム等の弾性部材により前後方向に延在する貫通孔66aが形成された円筒状に形成されると共に、外周面における軸方向の略中央位置には、前記取付片部62,62の突状部62aと嵌合可能な環状凹部66bが形成されている(図10参照)。すなわち、前記取付孔63に第1の緩衝部材66を取り付けた際に、前記突状部62aと環状凹部66bとが嵌合し、取付孔63の所定位置に第1の緩衝部材66を保持するようになっている。なお、前記第1の緩衝部材66は、前記取付孔63に取り付けた状態において、前記固定側コネクタ部61の表面61bおよび背面61cから突出するよう形成してある。
すなわち、前記固定側コネクタ部61の各取付孔63に取り付けた第1の緩衝部材66の貫通孔66aに、前記第1の保護部材47に形成した各ボス47cを挿通させ、この状態で前記第2の保護部材48に形成した通孔48bの後方からネジを夫々螺挿することで、両保護部材47,48の間に固定側コネクタ部61が取り付けられる。このとき、前記固定側コネクタ部61の表面61bおよび背面61cから突出する前記第1の緩衝部材66を、前記第1および第2の保護部材47,48で挟持して、回転コネクタ60(固定側コネクタ部61)を両保護部材47,48から離間した状態で保持する(図7参照)。
また、前記固定側コネクタ部61の背面61cには、前記表示制御装置16からの信号線78を接続する第1接続基板64が取り付けられている。なお、前記第1接続基板64のコネクタ受け部64aは、前記第1の保護部材47と第2の保護部材48とを組付けた際に、両保護部材47,48の間に上方に開口するよう画成される開口部49(図7参照)を介して保護ケース46の外部に露出し、この開口部49を介して前記表示制御装置16からの信号線78を接続し得るよう構成されている。
(回転側コネクタ部について)
図4または図10に示すように、前記回転側コネクタ部68は、前記固定側コネクタ部61に形成した支持壁61aの内側に臨む円盤状に形成されて、固定側コネクタ部61との対向面側に、前記環状接触部と対応するブラシが形成されている。ここで、前記回転側コネクタ部68は、前記従動ギア53と同軸上に位置すると共に、回転側コネクタ部68の中心位置にはコネクタ受け部69が設けられており、前記回転軸部52の配線孔52aおよび従動ギア53の通孔53bを挿通した液晶表示ディスプレイ50からの信号線77を、該コネクタ受け部69に接続するよう構成されている。
また、前記回転側コネクタ部68の回転中心を挟む位置には、前記従動ギア53側に突出する突起部71と、該突起部71に着脱可能に取り付けられた第2の緩衝部材(緩衝部材)72とから構成された作用突部(第2作用部)70が設けられている。この作用突部70は、前記保護ケース46内に回転コネクタ60を収容した際に、前記従動ギア53に形成した前記一対の作用壁部54,55の間に対応的に臨むよう構成される。すなわち、実施例では、一対の作用壁部54,55、および一対の作用壁部54,55の間に臨む作用突部70からなる作用機構部73が2箇所に設けられている。そして、各作用機構部73において、前記従動ギア53の回転時に一方の作用壁部54,55と作用突部70とが当接することで、該従動ギア53に伴って回転側コネクタ部68が回転しつつ、支持部材51(液晶表示ディスプレイ50)が回転するようになっている。このとき、前記支持部材51(液晶表示ディスプレイ50)、従動ギア53および回転側コネクタ部68の回転方向および回転速度は一致するから、回転側コネクタ部68と支持部材51(液晶表示ディスプレイ50)との相対的な位置関係は変化せず、液晶表示ディスプレイ50と回転側コネクタ部68とを接続する信号線77が捻れることはない。
ここで、前記従動ギア53に設けた一対の作用壁部54,55と、前記回転側コネクタ部68に設けた作用突部70との位置関係について、図11〜図15を用いて説明する。なお、各作用機構部73における一対の作用壁部54,55と作用突部70との関係は対応するため、一方の作用機構部73を例にして説明し、他方の作用機構部73には同一の符号を付すものとする。各作用機構部73において、前記作用突部70の直径は、対応する一対の作用壁部54,55の離間間隔より小径に設定されて、従動ギア53(回転側コネクタ部68)の回転方向における少なくとも一方向は作用突部70が作用壁部54,54から離間するようになっている。前記従動ギア53の回転により、第1作用壁部54の点Aと作用突部70の点Bとが当接し、第1作用壁部54で作用突部70を押圧する場合(第1作用壁部54と作用突部70との間に押圧力が作用する場合)には、回転側コネクタ部68を図11において右回りに回転させ、第2作用壁部55の点A’と作用突部70の点B’とが当接し、第2作用壁部55で作用突部70を押圧する場合(第2作用壁部55と作用突部70との間に押圧力が作用する場合)には、回転側コネクタ部68を図11において左回りに回転する。
実施例では、図12に示すように、前記従動ギア53を停止させて液晶表示ディスプレイ50を基準位置に保持する状態では、前記一対の作用壁部54,55の中間位置に前記作用突部70が位置して、中心角∠AOB=中心角∠A’OB’=7.1度となるよう設定されている。なお、図12〜図15においては、理解を容易にするため、中心角∠AOBおよび∠A’OB’を誇張するよう描いてある。
ここで、前述のように、前記ステッピングモータ38を1ステップだけ回転させる毎に前記従動ギア53が0.71度ずつ回転するよう設定してあるから、前記従動ギア53が停止した状態からステッピングモータ38を10ステップだけ回転することで、前記第1および第2作用壁部54,55が作用突部70に当接する。すなわち、前記ステッピングモータ38の駆動時に、前記第1および第2作用壁部54,55で作用突部70を押圧しない方向および範囲(一対の作用壁部54,55と作用突部70との間に押圧力が作用しない範囲)で従動ギア53が回転する場合(液晶表示ディスプレイ50が基準位置に位置するよう従動ギア53が停止した状態から10ステップ以内でステッピングモータ38を正逆回転させた場合)には、前記回転側コネクタ部68は停止したままで支持部材51(液晶表示ディスプレイ50)が回転する。一方、前記ステッピングモータ38の駆動時に、第1作用壁部54または第2作用壁部55で作用突部70を押圧する範囲で従動ギア53が回転する場合(液晶表示ディスプレイ50が基準位置に位置するよう従動ギア53が停止した状態から10ステップを超えてステッピングモータ38を一定方向へ回転させた場合)には、支持部材51(液晶表示ディスプレイ50)が回転すると共に、従動ギア53の回転に追従して回転側コネクタ部68も回転するようになっている。
(制御態様について)
次に、実施例に係るパチンコ機の制御態様につき説明する。前記始動入賞装置11に入賞したパチンコ球を入賞検知スイッチ11aが検知し、その入賞検知信号が前記主制御装置14に入力されると、図柄変動ゲームを開始させるタイミングにおいて、主制御装置14が遊技演出の態様を決定する。実施例のパチンコ機に設定された演出態様は、前記液晶表示ディスプレイ50を停止した状態で図柄変動ゲームを行なう通常演出と、液晶表示ディスプレイ50で図柄変動ゲームを行ないつつ液晶表示ディスプレイ50を揺動する第1の特別演出(第1の演出)と、液晶表示ディスプレイ50で図柄変動ゲームを行ないつつ液晶表示ディスプレイ50を第1の特別演出より大きく回転させる第2の特別演出(第2の演出)との3種類に大別されて、前記主制御装置14がこの3種類の演出態様から所定条件下(所定確率)で1つの演出態様を選択するようになっている。
(通常演出について)
前記主制御装置14が通常演出を選択すると、該主制御装置14から統括制御装置15に予め設定された演出パターン(複数設定された演出パターンから所定条件に従って選択される。以下同様。)の制御信号が送信され、統括制御装置15から表示制御装置16、ランプ制御装置18および音制御装置19に制御信号が送信される。そして、表示制御装置16が制御信号を受信すると、受信した制御信号に応じたパターンで表示を行なうよう当該液晶表示ディスプレイ50に信号を送信する。また、前記統括制御装置15は、表示制御装置16への制御信号の送信に併せて、前記ランプ制御装置18や音制御装置19に対して同じ演出パターンの制御信号を送信し、各制御装置18,19が受信した制御信号に応じたパターンで発光演出や効果音演出を行なうよう照明装置13の点等・消灯およびスピーカ75の夫々を制御する。なお、前記統括制御装置15は、前記駆動制御装置17に対して制御信号を送信しないから、ステッピングモータ38が駆動して液晶表示ディスプレイ50が回転することはない。
(第1の特別演出について)
前記主制御装置14が第1の特別演出を選択すると、該主制御装置14から統括制御装置15に制御信号が送信され、統括制御装置15から表示制御装置16、駆動制御装置17、ランプ制御装置18および音制御装置19に予め設定された演出パターンの制御信号が送信される。そして、表示制御装置16が制御信号を受信すると、受信した制御信号に応じたパターンで表示を行なうよう液晶表示ディスプレイ50に制御信号を送信する。また、前記統括制御装置15は、表示制御装置16への制御信号の送信に併せて、前記駆動制御装置17に対して同じ演出パターンの制御信号を送信し、この制御信号に対応するパターンでステッピングモータ38が動作するよう駆動制御装置17が4ms毎に制御信号を送信する。このとき、前記駆動制御装置17は、前記一対の作用壁部54,55で作用突部70を押圧しない範囲(一対の作用壁部54,55と作用突部70との間に押圧力が作用しない範囲)で、前記従動ギア53が回転するようステッピングモータ38を駆動制御する。
具体的には、前記駆動制御装置17は、最初の信号受信から10ステップ以内の任意の初期ステップ数S(S≦10)だけステッピングモータ38を一方向へ回転させて、例えば図11または図12から従動ギア53を右回りに回転させる。このとき、前記従動ギア53の回転角度θ1は、θ1≦7.1度となるため、従動ギア53の回転時に前記第2作用壁部55で作用突部70を押圧することはない(図13参照)。その後、ステッピングモータ38を反対方向に初期ステップ数S×2となるステップ数S2(S2≦20)だけ回転させて、従動ギア53を図11または図12の左回りに回転させる。このとき、前記従動ギア53の回転角度θ2は、θ2≦2×θ1≦(7.1度+θ1)となるため、従動ギア53の回転時に前記第1作用壁部54で作用突部70を押圧することはない(図14参照)。
その後は、ステッピングモータ38のステップ数Sが、S=2×初期ステップ数Sとなる毎に、ステッピングモータ38の回転方向を反転するよう駆動制御装置17を駆動制御して、回転角度θ≦2×θ1となるよう前記従動ギア53の回転方向を変更し、前記一対の作用壁部54,55で作用突部70を押圧しないようになっている。この従動ギア53の回転方向の変更により、前記第1の特別演出では、前記液晶表示ディスプレイ50が一定範囲で揺動するようになっている(図16〜図18参照)。このように、第1の特別演出では、前記回転側コネクタ部68を停止させた状態で液晶表示ディスプレイ50を揺動する動作演出と共に、前記表示制御装置16の制御に基づいて揺動する液晶表示ディスプレイ50で図柄変動ゲームを行なう表示演出とが行なわれる。
なお、前記第1の特別演出を終了するに際しては、前記ステッピングモータ38の回転方向を反転するタイミングにおいて、ステッピングモータ38を初期ステップ数S(S≦10)回転するよう前記駆動制御装置17が駆動制御する。これにより、前記液晶表示ディスプレイ50が基準位置に復帰すると共に、前記一対の作用壁部54,55の中間位置に作用突部70が位置する。
(第2の特別演出について)
前記主制御装置14が第2の特別演出を選択すると、該主制御装置14から統括制御装置15に制御信号が送信され、統括制御装置15から表示制御装置16、駆動制御装置17、ランプ制御装置18および音制御装置19に予め設定された演出パターンの制御信号が送信される。そして、表示制御装置16が制御信号を受信すると、受信した制御信号に応じた表示を行なうよう液晶表示ディスプレイ50に制御信号を送信する。また、前記統括制御装置15は、表示制御装置16への制御信号の送信に併せて、前記駆動制御装置17に同じ演出パターンの制御信号を送信し、この制御信号に対応するパターンでステッピングモータ38が動作するよう駆動制御装置17が4ms毎に制御信号を送信する。このとき、前記駆動制御装置17は、前記ステッピングモータ38に1ステップずつ一方向(右回りあるいは左回り)に回転するよう制御信号を送信する。
具体的には、前記駆動制御装置17は、最初の信号受信から10ステップを超えて任意のステップ数S’(S’>10)だけステッピングモータ38を一方向へ回転させて、例えば図11または図12において従動ギア53を右回りに回転させる。このとき、前記従動ギア53の回転角度θ3は、θ3>7.1度となるため、従動ギア53の回転時に前記第2作用壁部55で作用突部70を押圧する(第2作用壁部55と作用突部70との間に押圧力が作用する。図15参照)。すなわち、第2の特別演出では、前記従動ギア53の回転に合わせて回転側コネクタ部68が回転すると共に、前記液晶表示ディスプレイ50が第1の特別演出より大きく回転する(図19参照)。このように、第2の特別演出では、前記回転側コネクタ部68を従動ギア53と一体的に回転させて液晶表示ディスプレイ50を前記第1の特別演出時に較べて大きく回転する動作演出と共に、前記表示制御装置16の制御に基づいて回転する液晶表示ディスプレイ50で図柄変動ゲームを行なう表示演出が行なわれる。
なお、前記液晶表示ディスプレイ50を基準位置に停止するに際しては、第1位置検出センサ25が位置検出片56の切欠部56aを検出してから前記ステッピングモータ38を10ステップ回転し、その後ステッピングモータ38を10ステップだけ反転するよう前記駆動制御装置17が駆動制御する。すなわち、前記液晶表示ディスプレイ50を基準位置に停止する姿勢から前記従動ギア53が7.1度だけ余分に回転した後に、従動ギア53が7.1度だけ反対方向へ回転することで、前記一対の作用壁部54,55の中間位置に作用突部70が位置するようになっている。
〔実施例の作用〕
次に、実施例に係るパチンコ機の作用につき説明する。
前記遊技盤10の遊技領域11bに打ち出されたパチンコ球が前記始動入賞装置11に入賞して入賞検知スイッチ11aが検知すると、入賞検知信号が前記主制御装置14に入力される。そして、図柄変動ゲームを開始するタイミングにおいて、主制御装置14が予め設定された条件に従って、通常演出、第1の特別演出、第2の特別演出の内から演出態様を決定する。主制御装置14により通常演出が選択された場合には、主制御装置14から統括制御装置15に制御信号が送信され、統括制御装置15から表示制御装置16、ランプ制御装置18、音制御装置19に対して同じ演出パターンの制御信号が送信される。そして、表示制御装置16の制御に基づいて液晶表示ディスプレイ50で図柄変動ゲームを開始し、液晶表示ディスプレイ50での演出に適したタイミングでランプ制御装置18が照明装置13を点灯・消灯させると共に、音制御装置19がスピーカ75から効果音を出力させて演出が行なわれる。このように、前記統括制御装置15から表示制御装置16、ランプ制御装置18、音制御装置19に対して制御信号を送信することで、液晶表示ディスプレイ50による表示演出、照明装置13による発光演出、スピーカ75による効果音演出を、演出内容に合わせたタイミングで行なうことができる。なお、前記統括制御装置15は、前記駆動制御装置17に対して制御信号を送信しないから、液晶表示ディスプレイ50が回転することはない。
また、前記主制御装置14により第1の特別演出が選択された場合には、主制御装置14から統括制御装置15に制御信号が送信され、統括制御装置15から表示制御装置16、駆動制御装置17、ランプ制御装置18、音制御装置19に対して同じ演出パターンの制御信号が送信される。すなわち、第1の特別演出では、通常演出と同様に表示制御装置16、ランプ制御装置18および音制御装置19の制御に基づいて、液晶表示ディスプレイ50による表示演出や、照明装置13による発光演出、スピーカ75による効果音演出が行なわれる。更に第1の特別演出では、これらの演出に加えて駆動制御装置17の制御に基づいた液晶表示ディスプレイ50の動作演出が行なわれる。
すなわち、統括制御装置15から送信される制御信号に基づいて駆動制御装置17がステッピングモータ38に4ms毎に制御信号(パルス信号)を送信して、ステッピングモータ38を初期ステップ数Sだけ回転させて、前記従動ギア53を回転角度θ1(θ1≦7.1度)だけ回転させる。このとき、従動ギア53の一対の作用壁部54,55で前記回転側コネクタ部68の作用突部70を押圧しないから(図13参照)、回転側コネクタ部68は従動ギア53の回転に追従することなく停止状態を維持する。これ以降では、前記駆動制御装置17は、前記ステッピングモータ38がステップ数S=2×初期ステップ数S(S≦10)だけ回転する毎に回転方向を反転させ、従動ギア53を回転角度θ2(θ2≦2×θ1≦(7.1度+θ1)となるよう回転する。すなわち、前記一対の作用壁部54,55で作用突部70を押圧しないから(図14参照)、回転側コネクタ部68は従動ギア53の回転に追従することなく停止状態を維持する。
このように、第1の特別演出では、前記液晶表示ディスプレイ50を取り付けた前記支持部材51に従動ギア53を固定し、この従動ギア53(ステッピングモータ38)の回転方向を反転させることで液晶表示ディスプレイ50を揺動させ得るから、液晶表示ディスプレイ50での表示による演出に加えて、動作による迫力ある遊技演出を行ない得る。また、一対の作用壁部54,55から作用突部70が離間するよう構成したことで、一対の作用壁部54,55で作用突部70を押圧しない範囲において従動ギア53を回転することにより、従動ギア53の回転時であっても回転側コネクタ部68を停止させておくことができる。すなわち、液晶表示ディスプレイ50を揺動して演出した場合であっても、固定側コネクタ部61の環状接触部上の狭い範囲で回転側コネクタ部68のブラシが摺動しないから、接点(環状接触部およびブラシ)の摩耗による接触不良を防止でき、該回転コネクタ60の耐久性向上を図り得る。更に、固定側コネクタ部61の環状接触部上の狭い範囲で回転側コネクタ部68のブラシが摺動しないから、液晶表示ディスプレイ50の揺動による演出を遊技に適した頻度で行ない得るから、演出態様の多様化が図られる利点もある。
また、実施例では、駆動手段としてステッピングモータ38を用いたことで、前記従動ギア53の回転を正確に制御し得る。すなわち、ステッピングモータ38のステップ数を制御することで、一対の作用壁部54,55で作用突部70を押圧しない範囲で従動ギア53を確実に回転させることができ、回転コネクタ60の接点(環状接触部およびブラシ)の摩耗による接触不良の防止を好適に図り得る利点がある。
また、前記主制御装置14が第2の特別演出を選択すると、該主制御装置14から統括制御装置15に制御信号が送信され、受信した制御信号に応じた演出を行なうよう統括制御装置15から表示制御装置16に予め設定された演出パターンの制御信号が送信される。そして、表示制御装置16が制御信号を受信すると、受信した制御信号に応じたパターンの表示を液晶表示ディスプレイ50で行なうよう当該液晶表示ディスプレイ50に信号を送信する。更に、前記統括制御装置15は、前記表示制御装置16への制御信号の送信に併せて、前記駆動制御装置17に同じ演出パターンの制御信号を送信し、表示演出に合わせて前記液晶表示ディスプレイ50を回転させるよう制御する。
ここで、第2の特別演出では、統括制御装置15から制御信号を受信すると、前記駆動制御装置17は、前記ステッピングモータ38を一方向(右回りあるいは左回り)に回転させるよう4ms毎に制御信号を送信して、前記従動ギア53を回転角度θ3(θ3>7.1度)となるよう回転させる。すなわち、第2の特別演出では、前記液晶表示ディスプレイ50が第1の特別演出より大きく回転して迫力ある遊技演出が行なわれる。一方で、前記従動ギア53が7.1度を超えて回転すると、前記一対の作用壁部54,55で前記回転側コネクタ部68の作用突部70を押圧し、該従動ギア53の回転に追従するよう回転側コネクタ部68が回転する。このとき、液晶表示ディスプレイ50と回転側コネクタ部68とは、従動ギア53の回転方向と同一方向に同一速度で回転し、該液晶表示ディスプレイ50と回転側コネクタ部68との相対的な位置関係は変化しないから、液晶表示ディスプレイ50と回転側コネクタ部68とを接続する信号線77が捻れることはない。このため、液晶表示ディスプレイ50を同一方向に連続して任意の回数回転することができ、遊技演出の多様性を図り得る。
このように、実施例のパチンコ機における第1の特別演出および第2の特別演出では、液晶表示ディスプレイ50を動作させた際における信号線77の捻れを防止しつつ、回転コネクタ60の摩耗による接触不良の防止を図り得るから、前記第1の特別演出と第2の特別演出とを任意のタイミング・頻度で選択して行ない得るから、遊技演出の多様性を図り、遊技の興趣の増大を図り得る利点がある。
また、実施例では、前記作用突部70に第2の緩衝部材72を設け、該第2の緩衝部材72が一対の作用壁部54,55に接触するよう構成してあるから、作用壁部54,55と作用突部70との接触時の衝撃を抑えることができ、従動ギア53の回転に合わせて回転側コネクタ部68をスムーズに回転させることが可能となる。更に、前記作用壁部54,55と作用突部70との接触時の衝撃を抑制することで、接触時に前記固定側コネクタ部61および回転側コネクタ部68の接点(環状接触部およびブラシ)に無理な負荷が掛かるのを防止し得るから、該接点(環状接触部およびブラシ)の摩耗や変形等の不具合が生ずるのを防止し得る利点がある。
ここで、実施例のパチンコ機における液晶表示ディスプレイ50での表示による演出と、液晶表示ディスプレイ50の動作(揺動や回転)による演出とを組合せた演出態様を例示する。前記主制御装置14により第1の特別演出が選択された際には、パチンコ機に別途設けたプッシュボタン(図示せず)の操作に応じて大当り発生への期待度を変化させる「期待度パラメータ」を液晶表示ディスプレイ50に示し(図16参照)。そして、パチンコ機の前面に設けたプッシュボタン(図示せず)を遊技者が操作と、前記一対の作用壁部54,55で作用突部70を押圧しない範囲で従動ギア53を回転させて液晶表示ディスプレイ50を揺動させると共に、「期待度パラメータ」の数値が上昇するよう設定することで、遊技者を積極的に遊技に参加させることができるから、遊技に対する興趣を増大し得る(図17および図18参照)。また、前記主制御装置14により第2の特別演出が選択された場合に大当りが発生する割合を高く設定する(「期待度パラメータ」に表示される数値を高く設定する)ことで、液晶表示ディスプレイ50が回転することへの期待感が高まり、遊技の興趣の増大が図られる(図19参照)。すなわち、通常演出とは別に、第1の特別演出と、第2の特別演出とを適宜の確率で出現するよう組合せることで、演出に対する遊技者の興味を惹起し得る。また、本体部22における支持部材51の回転方向に等間隔に離間する4箇所に位置検出センサ25,26,27,28を配設してあるから、第2の特別演出時に、液晶表示ディスプレイ50が基準位置に対して90度、180度、270度回転した位置で停止する演出を行なうこともできる。
なお、前記位置検出センサ25,26,27,28が位置検出片56の切欠部56aを検出する状態では、前記本体部22の第1放熱孔22cと、前記支持部材51の第2放熱孔57とが整列するから、液晶表示ディスプレイ50の熱を効率よく外部に放出することができ、熱による異常動作を防止し得る。殊に、パチンコ機の稼働中において、前記液晶表示ディスプレイ50は基準位置に最も長時間に亘って保持される。従って、液晶表示ディスプレイ50が基準位置ある状態、すなわち第1位置検出センサ25が位置検出片56の切欠部56aを検出する状態において前記第1放熱孔22cと第2放熱孔57とが前後に整列することで、液晶表示ディスプレイ50の熱を効率よく外部に放出することができ、熱による異常動作を防止し得る。同様に、前記第1および第2の特別演出において液晶表示ディスプレイ50を動作させた後は発熱量の増加が予想されるものの、第1および第2の特別演出後に液晶表示ディスプレイ50が基準位置に停止することで、スムーズな放熱ができる。
ところで、第1および第2の特別演出終了後に前記液晶表示ディスプレイ50を基準位置に停止するに際して、前記第1位置検出センサ25が位置検出片56の切欠部56aを検出した時点でステッピングモータ38をそのまま駆動停止すると、前記一対の作用壁部54,55の一方に前記作用突部70が当接した状態となる。具体的には、一対の作用壁部54,55の点Aおよび点A’の何れか一方が、作用突部70の対応する点Bまたは点B’に当接している。この状態では、回転側コネクタ部68を停止状態で保持したまま液晶表示ディスプレイ50を動作させようとした場合に、前記作用突部70に当接している第1または第2作用壁部54,55が該作用突部70から離間する方向に従動ギア53を回転させる必要がある。すなわち、液晶表示ディスプレイ50は、基準位置から一方向に回転した後に反対方向へ回転して基準位置へ復帰し、更にその後回転方向を反転する動作を繰り返す(基準位置が折返し位置となる)ため、液晶表示ディスプレイ50の動作がアンバランスとなり、遊技者に対して違和感を与えることにもなりかねない。
そこで、実施例では、第1および第2の特別演出終了後に前記液晶表示ディスプレイ50を基準位置に停止するに際しては、液晶表示ディスプレイ50が基準位置にある姿勢から従動ギア53が7.1度だけ余分に回転し、その後従動ギア53を7.1度だけ反対方向へ回転するよう前記駆動制御装置17がステッピングモータ38を制御する。すなわち、前記液晶表示ディスプレイ50を基準位置に停止させた状態では、前記一対の作用壁部54,55の中間位置に前記作用突部70が位置するから、従動ギア53を何れの方向に回転したとしても作用壁部54,55で作用突部70を押圧することはない。従って、液晶表示ディスプレイ50を動作した後に第1の特別演出を行なう場合であっても、基準位置を中心に液晶表示ディスプレイ50を揺動させることができるから、遊技者に対して違和感を与えることはない。
また、前記液晶表示ディスプレイ50を動作(回転や揺動)させる際にステッピングモータ38を駆動すると、駆動時に発生する微振動が回転コネクタ60に伝播して共振を誘起することも考えられる。ここで、前記回転コネクタ60の固定側コネクタ部61には、環状接触部の間に仕切壁が形成されて、回転側コネクタ部68のブラシが対応する環状接触部にのみ接触するよう構成するのが望ましいことから、回転コネクタ60が共振することでブラシが仕切壁に接触し、ブラシの変形や仕切壁に摩耗痕の発生が起こりうる。ブラシが変形すると、コネクタ部の回転時に環状接触部からブラシが離間して正常な接点が得られなくなり、その結果、液晶表示ディスプレイ50に意図しない内容が表示されたり、表示が歪む等の不具合が生ずる虞がある。また、仕切壁に摩耗痕が生ずると、回転側コネクタ部68の回転時にブラシが引っ掛かってスムーズな回転が阻害され、更には引っ掛かったブラシ部の変形等を招来して正常な接点が得られなくなることも考えられる。
そこで、実施例では、前記固定側コネクタ部61に設けた取付孔63,63,63に第1の緩衝部材66,66,66を取り付けて、第1の保護部材47と第2の保護部材48との組付け時に、両保護部材47,48で第1の緩衝部材66,66,66を挟持するよう構成してある。すなわち、回転コネクタ60(固定側コネクタ部61)を第1および第2の保護部材47,48から離間する状態で保持するから、ステッピングモータ38の駆動時および停止時に発生する微振動を第1の緩衝部材66,66,66で吸収して回転コネクタ60に伝播するのを防止し得る。このため、ステッピングモータ38の駆動時および停止時に発生する微振動に起因して回転コネクタ60が共振するのを防止し得るから、固定側コネクタ部61と回転側コネクタ部68との接点(環状接触部およびブラシ)が損傷することはなく、回転コネクタ60の耐久性の向上を図り得る。また、前記第1の緩衝部材66を介在させて第1および第2の保護部材47,48から回転コネクタ60(固定側コネクタ部61)を離間させることで、前記ステッピングモータ38の駆動時および停止時の微振動に限らず、パチンコ機へのパチンコ球の供給時や、遊技者がパチンコ機を叩く等した際に発生する振動等のように、パチンコ機に発生する振動を第1の緩衝部材66で吸収することができる。このように、第1の緩衝部材66を介して回転コネクタ60を挟持することで、回転コネクタ60の振動に対する耐久性を向上させ得る。
なお、前記固定側コネクタ部61と第1の保護部材47との間、および前記固定側コネクタ部61と第2の保護部材48との間に緩衝部材を個別に配置するよう構成しても、前述した振動から回転コネクタ60を保護することは可能であるが、組付け作業の煩雑化や部品点数の増加によるコストアップを招来する問題もある。そこで、実施例では、前記各第1の緩衝部材66を、前記固定側コネクタ部61の取付孔63に取り付けた際に、固定側コネクタ部61の前後に突出するよう構成し、第1および第2の保護部材47,48で第1の緩衝部材66を挟み込むよう構成してあるから、各部材47,48,61の間に個別に配置する構成に較べて、組付け作業の容易化を図り得ると共に、部品点数を低減してコストの低減に寄与し得る。
また、前記固定側コネクタ部61の取付片部62,62には、前記取付孔63の内方に突出する突状部62aを形成すると共に、前記第1の緩衝部材66には、該突状部62aに嵌合する環状凹部66bを形成して、取付孔63への第1の緩衝部材66の取付時に、突状部62aと環状凹部66bとを嵌合させている。このため、前記第1の緩衝部材66を取付孔63内の所定位置に位置決めすることができ、振動によって固定側コネクタ部61(回転コネクタ60)が位置ズレして第1および第2の保護部材47,48に接触することはないから、各種振動から回転コネクタ60を確実に保護することができる。
なお、第1の保護部材47と第2の保護部材48とを組付けた際に上方に向けて開口する開口部49に対して、表示制御装置16からの信号線78を挿通して固定側コネクタ部61に接続するよう構成したことで、この開口部49を第2の保護部材48の後方へ開口させた場合と較べて回転式表示装置20の装置全体の前後寸法を小さくすることができる。すなわち、回転式表示装置20の前後の大きさをコンパクトにすることで、遊技店の設置台にパチンコ機を設置した際に、背面側に隣接するパチンコ機や遊技設備と回転式表示装置20が干渉するのを防止し得る。
ところで、パチンコ機は、若干の後傾姿勢(すなわち液晶表示ディスプレイ50の表示面が僅かに上側を向く姿勢)で遊技場に設置されるため、前記回転軸部52は液晶表示ディスプレイ50から視ると下方傾斜するよう延在し、液晶表示ディスプレイ50の自重や、回転時に作用する遠心力等により、液晶表示ディスプレイ50(支持部材51)の下方部位が本体部22に近接する方向に力が作用する。このため、回転軸部52や第1および第2ベアリング35,36に掛かる負荷が増大して、回転軸部52の摩耗等の損傷が生ずるおそれがある。
そこで、実施例では、前記支持部材51を本体部22に回転可能に組付けた際に、該本体部22に配設した3つの転動部材30が支持部材51の背面51aに当接して支持するよう構成したから、液晶表示ディスプレイ50(支持部材51)が本体部22側に近接する方向に力が作用しても、転動部材30で支持部材51が支持されて、回転軸部52やベアリング35,36に掛かる負荷の軽減を図り得る。また、前記転動部材30は、前記支持部材51の回転方向(支持部材51が描く回転軌跡の接線方向)に回転するよう前記本体部22に配設してあるから、支持部材51を回転させた際には、支持部材51の回転に追従して転動部材30が回転する。すなわち、支持部材51の背面51aに転動部材30が当接する状態であっても、該支持部材51をスムーズに回転させることができ、第1の特別演出や第2の特別演出時における液晶表示ディスプレイ50の動作(揺動または回転)を阻害することはない。
また、前記転動部材30は、前記回転軸部52を中心に等間隔に位置(120度ずつ離間する位置)する3箇所に設けてあるから、回転時に支持部材51にブレが生じた場合でも転動部材30で確実に支持することができる。殊に、液晶表示ディスプレイ50の自重や、回転時に作用する遠心力等により支持部材51の下方部位が本体部22に近接する方向に力が作用するため、該支持部材51の下方部位が本体部22に接触し易い。実施例では、前記回転軸部52より下方の2箇所に転動部材30を位置するよう配設してあるから、支持部材51における回転軸部52より下方に位置する部位を安定して支持できる。また、前記転動部材30におけるローラ部31の外周面に弾性リング33を取り付けてあるから、転動部材30に接触しながら回転する支持部材51を傷つけるのを防止できる。
なお、実施例では、前記転動部材30は、支軸32を前記本体部22に凹設した支持凹部24に挿入した状態で、支持部材の開口をカバー部材34で閉成することで回転可能に支持されるから、弾性リング33に摩耗や劣化等の損傷を来たした場合には、該カバー部材34を取り外すだけで転動部材30を容易に交換することができる。また、前記転動部材30を、ローラ部31と支軸32と弾性リング33とから構成したことで、損傷した部材31,32,33のみを交換することができ、コストや廃棄物の低減を図り得る利点がある。
〔変更例〕
なお、本発明に係る遊技機としては、実施例のものに限られるものではなく、種々の変更が可能である。
例えば、実施例では、回転コネクタの固定側コネクタ部の3箇所に、第1の緩衝部材を配設するようにしたが、4つ以上の第1の緩衝部材を配設することも当然可能である。また、第1の緩衝部材の形状に関しても、実施例のものに限られるものではなく、第1の保護部材と第2の保護部材との間に介在されて回転コネクタを第1および第2の保護部材から離間する状態で保持し得るよう構成すれば、固定側コネクタ部を挟み込むよう設けてもよい。また、前記固定側コネクタ部と第1の保護部材との間、および前記固定側コネクタ部と第2の保護部材との間に第1の緩衝部材を個別に取り付けることも可能である。
実施例では、支持部材の背面に当接するよう転動部材を本体部に配設するよう構成したが、支持部材の停止時には支持部材の背面から離間するよう前記転動部材を設けるようにしてもよい。すなわち、回転軸部と軸受け部材との位置関係が適正な状態では転動部材に支持部材が接触しないよう構成し、動作時(揺動または回転時)に支持部材が傾斜した場合に転動部材で支持部材の背面を支持することで、支持部材の回転に不要な抵抗が発生せず、支持部材をスムーズに回転させることができる。一方、回転時に支持部材が傾斜した場合には、転動部材が支持部材に接触して支持部材を支持するから、回転軸部や軸受け部材に掛かる負荷を軽減し得ると共に、支持部材の回転に合わせて転動部材も回転することで、支持部材の回転を阻害することはない。
実施例では、前記回転軸部を中心とする周方向に等間隔に位置する3箇所に、前記転動部材を配設するよう構成したが、これに限られるものではない。すなわち、1以上の任意数の転動部材を本体部に設けるよう構成すればよく、複数の転動部材を設ける場合であっても、転動部材を等間隔に位置するよう設ける必要はない。ここで、前述のように、遊技盤を配設したパチンコ機は、若干の後傾姿勢(すなわち図柄表示装置の表示面が上側を向く姿勢)で遊技場に設置されるため、前記回転軸部は図柄表示装置から視て下方傾斜している。このため、図柄表示装置の自重や、回転時に作用する遠心力等により、図柄表示装置(支持部材)における回転軸部より下方に位置する部位が本体部側に近接するよう傾斜する。従って、前記転動部材は、前記本体部における回転軸部より下方位置に1つ以上配設すれば、支持部材を転動部材で確実に支持することが可能となる。
また、実施例では、前記転動部材を円筒状に形成すると共に、前記支持部材との接触部位に弾性部材を設けるようにしたが、これに限られるものではなく、弾性部材を設けない構成でとすることも可能である。また、転動部材の形状・構成も実施例のものに限られず、例えば球状に形成してもよく、支持部材が描く回転軌跡の接線方向に回転し得る形状・構成とすれば、実施例と同様の作用効果を得ることができる。
実施例では、第1回転連繋部材に一対の第1作用部を壁面状に設け、該一対の第1の作用部の間に突起状の第2の作用部を臨ませるよう構成したが、これに限られるものではなく、第1回転連繋部材を正逆回転した際に第1作用部と第2の作用部とを当接および離間し得る形状・構成であれば、任意に変更することができる。従って、実施例では第1回転連繋部材に一対の第1作用部を形成し、回転側コネクタ部に第2作用部を形成したが、回転側コネクタ部および第1回転連繋部材の一方に、該回転側コネクタ部(第1回転連繋部材)の回転方向に離間して位置するよう一対の第1作用部を設け、回転側コネクタ部および第1回転連繋部材の他方に、一対の第1作用部の間に臨んで回転側コネクタ部の回転方向少なくとも一方向は第1作用部から離間する第2作用部を設けることも可能である。
また、実施例のように回転側コネクタ部(第1回転連繋部材)の回転方向に離間して位置して一対の第1作用部を設ける構成に限らず、1つの第1作用部を設けるようにしてもよい。この場合にも、実施例と同様に、第1作用部と第2作用部との当接により、図柄表示装置と共に回転する第1回転連繋部材と、回転コネクタの回転側コネクタ部とを一体的に回転させることができるから、図柄表示装置と制御装置とを接続する信号線の捻れを防止できる。一方、前記第1作用部が第2作用部に当接しない方向へ第1回転連繋部材を回転した場合には、第1回転連繋部材の回転に伴って図柄表示装置を回転し得る一方、回転側コネクタ部は回転しないから、回転コネクタにおける固定側コネクタ部と回転側コネクタ部との接触部位の摩耗を防止できる。
また、実施例に示した一対の第1作用部と、該一対の第1作用部の間に臨む第2作用部との位置関係は、一例であって、これに限られるものでないことは言うまでもない。すなわち、実施例では、第1作用部(第1作用壁部54)の点Aと、第2作用部(作用突部70)の点Bとがなす中心角∠AOB、および第1作用部(第2作用壁部55)の点A’と、第2作用部(作用突部70)の点B’とがなす中心角∠A’OB’の夫々を、中心角∠AOB=中心角∠A’OB’=7.1度となるよう設定したが、これに限られるものでなく、図柄表示装置の揺動よる演出時の回転角度および、回転側コネクタ部を停止させたまま図柄表示装置を回転したときに信号線が許容し得る捻れに応じて、該中心角∠AOBおよび中心角∠A’OB’を設定すればよい。すなわち、この中心角∠AOBや中心角∠A’OB’を大きくすることで、回転側コネクタ部を停止させたまま図柄表示装置をより大きく揺動させ得る一方で、信号線の捻れが大きくなる。また、実施例では、第1回転連繋部材を停止した状態において、一対の第1作用部の中間位置に第2作用部が位置するよう設定したが、第1回転連繋部材を停止した状態で、一方の第1作用部(例えば第2作用壁部55)の点A’と第2作用部(作用突部70)の点B’とが当接するように、中心角∠AOBを変更してもよい。
なお、実施例では、第1の演出時(第1の特別演出時)に、一対の第1作用部で第2作用部を押圧しない最大限の範囲(すなわち一対の第1作用部の点Aおよび点A’が、対応する第2作用部の点Bおよび点B’に当接する範囲以内)で前記第1回転連繋部材が回転するよう構成したが、一対の第1作用部で第2作用部を押圧しない範囲(すなわち一対の第1作用部の点Aおよび点A’が、対応する第2作用部の点Bおよび点B’に当接しない範囲)で第1回転連繋部材を回転させるようにしてもよい。このように、第1回転連繋部材を回転して一対の第1作用部の間に第2作用部を相対的に移動させた際に、該一対の第1作用部と第2作用部との間に隙間が常に存在するようにすることで、慣性力等により第1回転連繋部材が所定値以上に大きく回転したときであっても第1作用部で第2作用部を押圧するのを防止し得るから、回転コネクタの保護をより確実に行ない得る利点がある。
また、実施例では、駆動手段としてステッピングモータを採用したが、これに限られるものではなく、サーボモータ等の回転角度を制御可能な駆動手段を好適に採用し得る。また、駆動手段としてステッピングモータを採用した場合のステップ角としては、実施例のものに限られるものでなく、必要に応じて変更することができる。
実施例では、第1回転連繋部材(連繋手段)を支持部材の回転軸部に同軸状に取り付けるよう構成したが、これに限られるものではなく、駆動手段の駆動時に支持部材を回転させ得るよう構成すれば、任意の位置に設けることができる。また、第1回転連繋部材および第2回転連繋部材としてギアを採用したが、支持部材を回転させ得る構成であれば、クランク機構や従来公知のリンク機構、その他構成を採用することも可能である。
実施例では、遊技機としてパチンコ機を例にして説明したが、これに限られるものではなく、スロットマシン機やアレンジボール機、雀球機等の遊技機に採用することも可能であり、回転自在に配設された図柄表示装置と、該図柄表示装置を電気的に制御する制御装置とを、回転コネクタを介して電気的に接続するよう構成された遊技機であれば何れの遊技機であってもよい。
本発明に係るパチンコ機の遊技盤を示す正面図である。 実施例に係る各制御装置と、制御対象部材との関係を示すブロック図である。 実施例に係る回転式表示装置の分解斜視図である。 実施例に係る回転式表示装置を分解した状態を一部断面して概略で示す側面図である。 実施例に係る本体部を示す正面図である。 実施例に係る本体部と、転動部材と、第1位置検出センサとの関係を示す要部拡大斜視図である。 実施例に係る保護ケースを示す斜視図である。 実施例に係る保護ケースを分解して、第1の保護部材、第2の保護部材、従動ギアおよび回転コネクタ関係を示す斜視図である。 実施例に係る支持部材と、ステッピングモータとの関係を、背面側から視た状態で示す斜視図である。 実施例に係る回転コネクタを示す斜視図であって、第1および第2の緩衝部材を取り外した状態で示す。 実施例に係る従動ギアと、回転側コネクタ部との関係を概略で示す背面図である。 図11の要部拡大図であって、従動ギアにおける一対の作用壁部の中間位置に作用突部が位置する状態を示す。 図11の要部拡大図であって、一対の作用壁部で作用突部を押圧しない範囲で従動ギアを一方向へ回転した状態を示す。 図13に示す状態から従動ギアを反対方向へ回転し、一対の作用壁部が作用突部を押圧しない範囲で従動ギアを一方向へ回転した状態を示す。 図11の要部拡大図であって、一対の作用壁部で作用突部を押圧するよう従動ギアを一方向へ回転した状態を示す。 実施例に係る液晶表示ディスプレイと、従動ギアと、回転側コネクタ部との関係を概略で示す正面図であって、液晶表示ディスプレイが基準位置にある状態を示す。 図16に示す状態から、一対の作用壁部で作用突部を押圧しない範囲で液晶表示ディスプレイを右回りに回転した状態を示す正面図である。 図17に示す状態から、一対の作用壁部で作用突部を押圧しない範囲で液晶表示ディスプレイを左回りに回転した状態を示す正面図である。 図16に示す状態から、第1作用壁部で作用突部を押圧して液晶表示ディスプレイを右回りに回転させた状態を示す正面図である。
符号の説明
16 表示制御装置(制御装置)
22 本体部
30 転動部材
33 弾性リング(弾性部材)
35 第1ベアリング(軸受け部材)
36 第2ベアリング(軸受け部材)
38 ステッピングモータ(駆動手段)
47 第1の保護部材
48 第2の保護部材
50 液晶表示ディスプレイ(図柄表示装置)
51 支持部材
51a 背面
52 回転軸部
53 従動ギア(回転連繋部材)
60 回転コネクタ
66 第1の緩衝部材(緩衝部材)

Claims (4)

  1. 図柄表示装置と制御装置とを、回転コネクタを介して電気的に接続した遊技機において、
    起立姿勢に保持される本体部と、
    前記本体部の前側に配置されて前記図柄表示装置を支持し、図柄表示装置と一体的に回転る支持部材と、
    前記支持部材に形成されて後方へ向けて延在する回転軸部と、
    前記回転軸部の後端部に設けられて駆動手段に連繋接続し、該駆動手段の駆動に伴い前記支持部材を回転させると共に、前記回転コネクタが臨む回転連繋部材と、
    前記回転軸部を回転可能に支持する軸受け部材と、
    前記本体部における前記回転軸部の少なくとも下方位置に、前記支持部材の背面に接触可能な状態で配設され、前記支持部材が描く回転軌跡の接線方向に回転し得る転動部材と
    前記本体部に固定され、前記回転コネクタの一方の面を覆う第1の保護部材と、
    前記第1の保護部材に対して着脱可能に取り付けられて第1の保護部材との間に前記回転コネクタおよび回転連繋部材を収容し、該回転コネクタの他方の面を覆う第2の保護部材と、
    前記第1の保護部材と第2の保護部材との間に介在され、回転コネクタを第1および第2の保護部材から離間する状態で保持する緩衝部材とを備える
    ことを特徴とする遊技機。
  2. 前記転動部材は、少なくとも前記支持部材の回転時に該支持部材の背面に接触し得るよう設けられて、該支持部材の接触により転動部材が回転するよう構成される請求項1記載の遊技機。
  3. 前記回転軸部を中心とする周方向に等間隔に位置するよう前記転動部材を複数設けた請求項1または2記載の遊技機。
  4. 前記転動部材は、円筒状に形成されて、前記支持部材との接触部位に弾性部材が設けられている請求項1〜3の何れか1項に記載の遊技機。
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