JP2008125672A - 遊技機 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】表示制御装置16が接続される回転コネクタ35の第1部材36に、表示制御装置16からの制御信号を無線信号として発信する赤外線発信装置40を設け、図柄表示装置25が接続される回転コネクタ35の第2部材37に、赤外線発信装置40からの無線信号を受信して図柄表示装置25に入力する赤外線受信装置42を設ける。更に、図柄表示装置25に、表示制御装置16から回転コネクタ35を介して供給される電力を蓄える蓄電手段24を設けて、表示制御装置16からの電力を、常には回転コネクタ35における帯状トラックとスライダとの接触により図柄表示装置25およびコンデンサ24に供給し、該帯状トラックとスライダとの非接触時にはコンデンサ24に蓄電した電力を図柄表示装置25に供給するように構成した。
【選択図】図6
Description
そこで、本発明は、図柄表示装置の回転時に制御装置からの制御信号や電力を図柄表示装置に確実に供給し得る遊技機を提供することを目的とする。
複数の帯状トラック(36a)を同心円状に設けた第1部材(36)と、該第1部材(36)に対し相対的に回転可能で、回転時に前記夫々の帯状トラック(36a)に対応的に摺接する複数のスライダ(37a)を設けた第2部材(37)とからなる回転コネクタ(35)を備え、前記第1部材(36)および第2部材(37)の一方に遊技盤に回転自在に配設した図柄表示装置(25)を接続し、該第1部材(36)および第2部材(37)の他方に図柄表示装置(25)を電気的に制御する制御装置(16)を接続した遊技機において、
前記第1および第2部材(36,37)における固定側部材(36)に設けられて前記制御装置(16)に接続し、該制御装置(16)からの制御信号を無線信号として発信する発信手段(40)と、
前記第1および第2部材(36,37)における回転側部材(37)に設けられて前記図柄表示装置(25)に接続し、前記発信手段(40)からの無線信号を受信して図柄表示装置(25)に入力する受信手段(42)と、
前記図柄表示装置(25)と一体的に回転し、前記制御装置(16)から回転コネクタ(35)を介して供給される電力を蓄える蓄電手段(24)とを備え、
前記制御装置(16)からの電力を、常には前記回転コネクタ(35)における前記帯状トラック(36a)とスライダ(37a)との接触により前記図柄表示装置(25)および蓄電手段(24)に供給し、該帯状トラック(36a)とスライダ(37a)との非接触時には蓄電手段(24)に蓄電した電力を前記図柄表示装置(25)に供給するよう構成したことを要旨とする。
前記発信手段(40)と制御装置(16)との間には、前記パラレル信号をシリアル信号に変換するパラレル−シリアル変換手段(44)を設けると共に、前記受信手段(42)と図柄表示装置(25)との間には、シリアル信号をパラレル信号に変化するシリアル−パラレル変換手段(45)を設けたことを要旨とする。
前記回転式表示装置20は、図4または図5に示すように、前記遊技盤10の略中央位置に配設されて各種装飾部材が取り付けられる本体部22と、該本体部22の前側に配設されて前記表示制御装置16の制御に基づいて各種図柄を表示する略矩形状の液晶式の図柄表示装置25と、本体部22の前側に回転可能に配設されて図柄表示装置25を設置する支持部材26と、該支持部材26に連繋接続されて前記駆動制御装置17の制御に基づいて駆動して図柄表示装置25および支持部材26を回転させる駆動モータ33とから基本的に構成されて、前記表示制御装置16と図柄表示装置25とを、回転コネクタ35を介して電気的に接続するよう構成されている。すなわち、実施例では、前記図柄表示装置25および支持部材26が、駆動モータ33の駆動により回転する。従って、前記回転式表示装置20は、前記表示制御装置16の制御に基づいて図柄表示装置25に表示される表示演出と、前記駆動制御装置17の制御に基づいて駆動モータ33を駆動することにより図柄表示装置25が回転する動作演出とを行ない得るようになっている。
前記本体部22は、図4に示すように、略円形板状に形成されており、その前面側に、前方へ延出する立上がり壁22aを形成して、上方を切り欠いた略円環形を呈するようになっている。そして、前記立上がり壁22aの内側に画成される円形開口領域22bに、前記支持部材26を設置するようになっている。また、前記本体部22の背面には、図5に示すように、前記円形開口領域22bの中心位置に、後方へ延在する円筒状の筒状部23が形成されて、該円形開口領域22bに臨ませた前記支持部材26の回転軸部27(後述)が挿入される。また、前記筒状部23の前方開口端部および後方開口端部の夫々には、回転軸部27を支持するベアリング32,32が同軸上に挿入されており、両ベアリング32,32で回転軸部27を回転可能に支持している。なお、前記駆動モータ33は、回転軸を後方へ指向させた姿勢で前記本体部22の背面に配設されて、該回転軸に駆動ギア34が取り付けられている(図4参照)。
前記支持部材26は、前記円形開口領域22bに略整合する円盤状に形成されており、その中心位置に後方へ設けた回転軸部27の後端部に、前記駆動ギア34と歯合する従動ギア28が取り付けられる(図4または図5参照)。すなわち、前記駆動モータ33の駆動により駆動ギア34を回転した際に、前記従動ギア28が回転し、これに伴って前記回転軸部27を中心として前記支持部材26を回転することで、該支持部材26と一体的に図柄表示装置25が回転するよう構成される。なお、前記従動ギア28は、前記筒状部23に回転可能に挿入された前記回転軸部27の後端部に取り付けられて、前記保護ケース29内に収容される。
次に、前記回転コネクタ35の構成につき、図6〜図8を用いて説明する。
次に、実施例に係るパチンコ機Pの作用につき説明する。実施例のパチンコ機Pでは、前記遊技盤10に設けた始動入賞装置11にパチンコ球が入賞すると、前記表示制御装置16からの制御信号に基づいて、前記図柄表示装置25で所要の図柄変動ゲームが行なわれる。このとき、前記駆動制御装置17からの制御信号に基づいて前記駆動モータ33が駆動されると、前記遊技盤10に対して略平行な姿勢で図柄表示装置25が正逆方向に回転して、遊技者の興趣を強く惹き付ける。ここで、前記図柄表示装置25は、通電状態で相対的に回転可能な第1部材36および第2部材37からなる回転コネクタ35を介して前記表示制御装置16に接続されているから、該図柄表示装置25と回転コネクタ35の第2部材37とを繋ぐ配線48(信号線48aおよび電源線48b)が捻れることなく図柄表示装置25を一定方向に連続して回転させ得る。また、前記図柄表示装置25と回転コネクタ35の第2部材37とを繋ぐ配線の捻れ防止のために配線48(信号線48aおよび電源線48b)を必要以上に長くする必要がなく、配線接続や配線取り回しの作業性向上が図られる。
なお、本発明に係る遊技機としては、実施例のものに限られるものではなく、種々の変更が可能である。実施例では、制御装置側(固定側)に帯状トラックを形成した第1部材を設け、図柄表示装置側(回転側)にスライダを形成した第2部材を設けたが、図柄表示装置側に第1部材を一体的に回転するよう設け、制御装置側に第2部材を固定的に設けるようにすることも可能である。
24 コンデンサ(蓄電手段)
25 図柄表示装置
35 回転コネクタ
36 第1部材
36a 帯状トラック
37 第2部材
37a スライダ
40 赤外線発信装置(発信手段)
41 赤外線受信装置(受信手段)
44 パラレル−シリアル変換手段
45 シリアル−パラレル変換手段
Claims (3)
- 複数の帯状トラックを同心円状に設けた第1部材と、該第1部材に対し相対的に回転可能で、回転時に前記夫々の帯状トラックに対応的に摺接する複数のスライダを設けた第2部材とからなる回転コネクタを備え、前記第1部材および第2部材の一方に遊技盤に回転自在に配設した図柄表示装置を接続し、該第1部材および第2部材の他方に図柄表示装置を電気的に制御する制御装置を接続した遊技機において、
前記第1および第2部材における固定側部材に設けられて前記制御装置に接続し、該制御装置からの制御信号を無線信号として発信する発信手段と、
前記第1および第2部材における回転側部材に設けられて前記図柄表示装置に接続し、前記発信手段からの無線信号を受信して図柄表示装置に入力する受信手段と、
前記図柄表示装置と一体的に回転し、前記制御装置から回転コネクタを介して供給される電力を蓄える蓄電手段とを備え、
前記制御装置からの電力を、常には前記回転コネクタにおける前記帯状トラックとスライダとの接触により前記図柄表示装置および蓄電手段に供給し、該帯状トラックとスライダとの非接触時には蓄電手段に蓄電した電力を前記図柄表示装置に供給するよう構成した
ことを特徴とする遊技機。 - 前記発信手段および受信手段の夫々を、前記回転コネクタの回転中心に配置した請求項1記載の遊技機。
- 前記制御装置は制御信号をパラレル信号で出力するよう構成され、
前記発信手段と制御装置との間には、前記パラレル信号をシリアル信号に変換するパラレル−シリアル変換手段を設けると共に、前記受信手段と図柄表示装置との間には、シリアル信号をパラレル信号に変化するシリアル−パラレル変換手段を設けた請求項1または2記載の遊技機。
Priority Applications (1)
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JP2006312239A JP4951319B2 (ja) | 2006-11-17 | 2006-11-17 | 遊技機 |
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Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010158388A (ja) * | 2009-01-08 | 2010-07-22 | Kyoraku Sangyo Kk | パチンコ遊技機 |
JP2016036732A (ja) * | 2015-08-05 | 2016-03-22 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
JP2016049464A (ja) * | 2016-01-06 | 2016-04-11 | 京楽産業.株式会社 | 遊技機 |
Citations (3)
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JPS5538389U (ja) * | 1978-09-04 | 1980-03-12 | ||
JP2004054150A (ja) * | 2002-07-24 | 2004-02-19 | Heiwa Corp | 回転体への給電構造、及び回転表示装置 |
JP2006006645A (ja) * | 2004-06-25 | 2006-01-12 | Newgin Corp | 遊技機 |
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2006
- 2006-11-17 JP JP2006312239A patent/JP4951319B2/ja active Active
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