JP4929312B2 - クレーン - Google Patents
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また、コンテナターミナル内のほとんどのスペースが既に使用されており、新たに検査装置を設置するためのスペースを確保することは困難である。
特に、日本国内では、放射線発生装置の取り扱いに対する安全管理が厳しく、X線CT検査設備の設置される場所は放射線管理区域に設定して人の立ち入りを制限するなどの管理を行う必要があるので、このような条件下で設置場所を確保することはさらに困難である。
また、このように検査装置を地上から離間させて設けることで、コンテナターミナルにおいて検査装置の下方の空間を活用することができる。
また、コンテナの搬送作業と並行してコンテナ内部の検査を行うことができ、検査に要する時間をさらに短縮することができる。
そして、検査装置は、これら複数の搬送経路のうち、所望の搬送経路上に移動させることができるので、複数の搬送路で検査装置を共用することができる。
このように、コンテナを確実に静止させた状態で検査することができるので、コンテナの検査精度が高い。
また、不審物が入っている可能性の高いコンテナのみ検査する場合(ハイリスクコンテナ検査)など、一部のコンテナのみを抜き取って検査する際には、検査対象となるコンテナを中継台上に移して検査を行っている間に、他のコンテナの搬送を行うことができ、検査に伴う搬送効率の低減を最小限に抑えることができる。
ここで、コンテナ受入時とは、外来シャーシによってコンテナヤード内にコンテナが入ってくるとき、船舶からコンテナが降ろされる(本船揚げされる)とき、を意味する。また、コンテナ出庫時とは、外来シャーシによってコンテナヤードからコンテナを出すとき、船舶にコンテナを積む(本船積み)とき、を意味する。
また、コンテナの搬送作業と並行してコンテナ内部の検査を行うことで、検査に要する時間をさらに短縮することができる。
これにより、複数の検査地点でコンテナ検査装置を共用することができる。
例えば、コンテナクレーンが数台設けられているコンテナターミナルにおいては、コンテナの検査を行うコンテナクレーンまでコンテナ検査装置を移動させることで、複数のコンテナクレーンでコンテナ検査装置を共用することができる。
また、コンテナの搬送作業と並行してコンテナ内部の検査を行うことで、検査に要する時間をさらに短縮することができる。
これにより、複数の検査地点でコンテナ検査装置を共用することができるので、検査装置の設置数を低減して検査設備の大幅なコストダウンを図ることができる。
以下、本発明の参考例に係る第一の実施の形態について、図1乃至図8を用いて説明する。
図1には、本実施形態に係るコンテナ検査システムが適用される領域としての、港湾部に設置されたコンテナターミナルTと、内陸部に設置されたインランド・デポ(内陸通関施設)Iとを示している。
そのうちの第1の方法について、先ず、図6を参照して説明する。この第1の方法は、荷役搬送効率を優先させてX線CT検査を行う方法である。すなわち、各荷役搬送工程においては、その速度を特に低下させず、荷役搬送効率を所定に維持した状態ででき得る限りの、コンテナCの検査を行うようにする。
このコンテナクレーン10の荷役搬送作業途中において、X線CT検査装置2aは、コンテナCのIDタグから先ずコンテナ情報を読み取り、このコンテナ情報を基地局1へと送信する(S602)。基地局1では、送られてきたコンテナ情報に基づいて、コンテナCの検査が必要であるか否かを判断する(S603)。例えば、輸入途中において不審物が混入するおそれがほぼ皆無であると考えられる場合や、通関を特に急がねばならない場合等には、コンテナ検査の必要無しと判断する。この場合には、コンテナクレーン10に無検査で荷役搬送作業を続行させる(S610)。
この第3の方法においては、X線CT検査装置2a,2b,2cの各々が検査すべき範囲を事前に原則として定めてはいるが、搬送経路上の下流側の荷役搬送作業状況に応じて、一のX線CT検査装置が検査すべき範囲を、他のX線CT検査装置が検査すべき範囲として、検査分担を割り振ることができるようにしている。
また、各々のX線CT検査装置と基地局との通信を、無線により行う構成としているが、有線により行う構成としても差し支えないことは、勿論である。
以下より、本発明の参考例に係るコンテナ検査方法の第二の実施の形態を示す。
このコンテナ検査方法は、本船からの受入時および出庫時にコンテナ内部に不審物がないかを調べ、更に、コンテナターミナル内で蔵置されている間にコンテナに異常が生じたかどうかを調べるためのものである。
具体的には、例えば第一の実施の形態で示したコンテナターミナルTにおいて、荷役されるコンテナCのうち、抜き取り検査の場合には検査対象のコンテナCに対して、コンテナターミナルTへの受入時及び出庫時に検査を行う(全数検査を行ってもよい)。なお、このコンテナ検査方法では、コンテナCの受入時及び出庫時のいずれの検査においても、コンテナC全体について検査を行う。
このため、コンテナ船SからコンテナターミナルT内に持ち込まれるコンテナCについては、コンテナ船SからコンテナCをエプロン102へ下ろす段階で、コンテナクレーン10に設けられるX線CT検査装置2aによって検査を行うことが好ましい。
同様に、シャーシvによってコンテナターミナルT内に持ち込まれるコンテナCについては、コンテナターミナルTへのシャーシvの出入りを管理するターミナルゲート40において、X線CT検査装置2cによって検査を行うことが好ましい。
このため、コンテナターミナルTからコンテナ船Sに積み込まれるコンテナCについては、エプロン102からコンテナCをコンテナ船Sへ積み込む段階でコンテナクレーン10のX線CT検査装置2aによって検査を行うことが好ましい。
同様に、シャーシvによってコンテナターミナルT外に持ち出されるコンテナCについては、ターミナルゲート40のX線CT検査装置2cによって検査を行うことが好ましい。
具体的には、例えばコンテナCの受入時におけるX線CT検査装置2a又は2cによる撮影画像と、コンテナCの出庫時におけるX線CT検査装置2a又は2cによる撮影画像とを、パターンマッチング等の画像処理の手法を用いて比較する。なお、撮影画像の比較は作業員の目視によって行ってもよい。
一方、コンテナCの内部に変化があった場合には、蔵置している間にコンテナC内に不審物が持ち込まれているなど、なんらかの異常が生じたものと判断して、コンテナCを適切に処理する。
以下より、本発明の参考例に係るコンテナ検査方法のさらなる実施の形態を示す。
このコンテナ検査方法は、本船からの受入時および出庫時にコンテナ内部に不審物がないかを調べ、更に、コンテナターミナル内に受入されるコンテナに異常が生じているかどうかを調べるためのものである。
具体的には、コンテナターミナルTで荷役されるコンテナCのうち、コンテナターミナルTへ受入される前に、例えばコンテナCを輸出した港等で検査を受けていたコンテナCに対して、コンテナターミナルTへの受入時に検査を行う。なお、このコンテナ検査方法においても、コンテナC全体について検査を行う。
このため、コンテナ船SからコンテナターミナルT内に持ち込まれるコンテナCについては、コンテナ船SからコンテナCをエプロン102へ下ろす段階で、コンテナクレーン10に設けられるX線CT検査装置2aによって検査を行うことが好ましい。
同様に、シャーシvによってコンテナターミナルT内に持ち込まれるコンテナCについては、コンテナターミナルTへのシャーシvの出入りを管理するターミナルゲート40において、X線CT検査装置2cによって検査を行うことが好ましい。
この検査結果の比較は、例えば第二の実施の形態で示した手法を用いて行われる。
ここで、コンテナターミナルTに受入される前のコンテナCの検査結果は、コンテナCを運搬してきたコンテナ船S等の運搬手段がコンテナターミナルTまで運搬してきてもよく、また、有線通信や無線通信、又は郵送等の任意の手段を用いて入手してもよい。
以下より、本発明の参考例に係るコンテナ検査方法のさらなる実施の形態を示す。
このコンテナ検査方法は、コンテナ船からコンテナターミナル内に受入されるコンテナ、又はコンテナターミナルからコンテナ船に出庫されるコンテナの内部の非破壊検査を行うためのものである。なお、このコンテナ検査方法は、前記の第一〜第三の実施の形態に示したコンテナの検査方法においても適用することができる。
この検査方法で用いるコンテナクレーン60は、図9に示すように、連結部材63によって相互に連結されるとともに各々の下部側に車輪が設けられた前脚61と後脚62との上部に、コンテナ船Sの上側に突出するブーム64が備えられた構成となっている。
ブーム64には、コンテナCが固定される吊具65が吊り下げられるとともにブーム64上を移動可能とされたトロリ66と、吊具65を巻上及び巻下するための巻上装置67とが備えられている。そのため、コンテナCを吊り下げ、巻上・巻下、及び移動させることで、コンテナ船Sと、エプロン102内に進入しコンテナクレーン60下側で待機しているシャーシvとの間で、コンテナCの受け渡しを行うことができる。
線源71と検出器72は、連結部材63の梁部63bのうち、コンテナCの搬送経路Wを挟んで対向する梁部63b,63bにそれぞれ設けられている。すなわち、線源71と検出器72とは、間に搬送経路Wを挟んで対向配置されており、これらの間が検査領域とされている。
なお、コンテナクレーン60は、コンテナCをその長手方向が梁部63bと略平行となるようにして搬送するようになっている。
検出器72は、帯状の検出領域を有している。検出器72は、この検出領域を水平方向に伸びかつ線源71側を向くようにして設けられて、線源71から放射されてコンテナの一方の長辺側から他方の長辺側に向けてコンテナCを透過したX線(又はγ線)を検出するようになっている。ここで、検出器72は、コンテナCを透過したX線(又はγ線)のうち、コンテナCの長手方向に沿った全範囲を受けられるよう、検出領域の水平方向の長さが設定されている。
本実施の形態に示すガイド76は、梁部63bの長手方向に沿って複数設置されており、20ft及び40ftコンテナCの長手方向端部の隅金具を受けられるようになっている。また、40ft用のガイド76は,まれにある45ftコンテナや特殊サイズのコンテナの場合に対応できるように長手方向端部の隅金具位置に移動するように駆動機構が設けられている(図では駆動機構省略)。
ガイド76は、コンテナCの搬送方向後方から前方に向かうにつれて検出器72側から線源71側に向かう傾斜面76aを有している。また、傾斜面76aよりも搬送方向前方側には、コンテナCの側面を受ける垂直面76bが設けられている。本実施の形態では、傾斜面76aは、垂直面76bの上下にそれぞれ設けられていて、コンテナCを下降させる場合と上昇させる場合のいずれの場合にもガイド76が利用できるようになっている。
ここで、垂直面76bによって受けられている状態では、コンテナCはトロリの真下よりもわずかに線源71側に押し出されており、コンテナCは、重力によってトロリの真下へ戻ろうとする力が加わる。コンテナCは、この力によって垂直面76bに押し付けられて位置決めと振れ止めがなされる。なお、コンテナCは、短手方向の振れに比べて長手方向の振れが生じにくいので、長手方向の振れは、垂直面76bとの摩擦抵抗によってコンテナがX線(又はγ線)に照射され始める前には止められる。
具体的には、コンテナCを搬送して、搬送経路W上の検査領域を通過させることで、コンテナCの搬送方向前方側から搬送方向後方までの各部が、線源71と検出器72との間に順次曝されてゆく。これにより、コンテナCの下端から上端までにわたって、X線CT検査装置2dによるコンテナC内部のCTスキャンが行われる。
また、コンテナCの搬送作業と並行してコンテナ内部の検査を行うので、検査に要する時間をさらに短縮することができる。
また、このようにX線CT検査装置2dを地上から離間させて設けることで、コンテナターミナルにおいてX線CT検査装置2dの下方の空間を活用することができる。
そして、このコンテナクレーン60では、コンテナCを検査位置に搬送する際に、ガイド76によって位置決めや振れ止めが行われるので、コンテナCを検査に適した位置や姿勢に保った状態で検査を行うことができ、検査の精度が高い。
以下より、本発明に係るクレーンのさらなる実施の形態を示す。
本実施の形態に係るコンテナクレーン80は、図12及び図13に示すように、第四の実施の形態で示したコンテナクレーン60において、X線CT検査装置2dの設置形態を変更したものである。以下、コンテナクレーン60と同様の構成については同じ符号で示し、詳細な説明を省略する。なお、図13は図12において長円で囲った部分の拡大図である。
本実施の形態では、搬送経路は、コンテナ船S上とエプロン102の前脚61側のシャーシレーンとを結ぶ第一の搬送経路W1と、コンテナ船S上とエプロン102の後脚62側のシャーシレーンとを結ぶ第二の搬送経路W2と、第一の搬送経路W1と第二の搬送経路W2との間の任意のシャーシレーンの経路とされている。
そして、図13に示すように、連結部材63上には、連結部材63上を、前脚61側から後脚62側にかけて移動可能とされた検査部移動装置81が設けられている。X線CT検査装置2dは、この検査部移動装置81上に設けられていて、各搬送経路W1,W2で移動可能とされている。
台車部81aは、図示せぬ駆動装置によって駆動されて、各主桁63a上を自走するものである。接続部81bには、水平方向を向く一側面にX線CT検査装置2dの検出器72が設けられている。また、接続部81bには、検出器72に対して水平方向に離間した位置に張り出してアーム81cが設けられている。そして、このアーム81cには、検出器72に対向させて、X線CT検査装置2dの線源71が設けられている。
そして、X線CT検査装置2dは、検査部移動装置81によって、第一の搬送経路W1上と、第二の搬送経路W2間の任意のシャーシレーンへ移動させることが可能である。
また、この搬送経路は通常、荷役開始時に割当てられたシャーシレーンに設定したら本船荷役中に変更することは殆ど無いため、荷役時間を遅らすことはない。
これにより、これら第一、第二の搬送経路W1,W2間の任意のシャーシレーン上で、X線CT検査装置2dによるコンテナCの検査を行うことができる。
すなわち、複数の搬送経路でX線CT検査装置2dを共用することができるので、X線CT検査装置2dにかかるコストを低減することができる。
以下より、本発明に係るクレーンのさらなる実施の形態を示す。
本実施の形態に係るコンテナクレーン86は、図14〜図17に示すように、第四の実施の形態で示したコンテナクレーン60において、X線CT検査装置の構成とその設置形態を変更したものである。以下、コンテナクレーン60と同様の構成については同じ符号で示し、詳細な説明を省略する。なお、図15は図14において長円で囲った部分の拡大図、図17は図15の平面図である。
中継台87は、図15に示すように、内部にコンテナCを収納して密閉することが可能な箱状に形成されている。具体的には、中継台87は、上方に開閉可能な扉(図示省略)が設けられた箱形状をなしている。
中継台87内には、コンテナCが載置される平面視長方形状の台座87aが設けられており、この台座87aには、図16に示すように、コンテナクレーン86が搬送しているコンテナCを受けてその検査位置での位置決めを行うガイド88が設けられている。
ガイド88は、上方から下方に向かうにつれて台座87aの中心側に向かう傾斜面88aを有している。
このガイド88は、傾斜面88aによってコンテナCを受けて、コンテナCが下方に移動するにつれて、傾斜面88aによってコンテナCを台座87aの中心に位置するように案内するものである。
具体的には、検査部移動装置91の脚部91aの一方には線源71が設置され、他方にはこの線源71に対向させ、かつその長手方向を台座87aの幅方向に略平行にして、検出器72が設置されている。
これら線源71及び検出器72は、コンテナCの水平方向の透視を行う第一のX線CT検査装置2eを構成している。
また、検査部移動装置91の桁部91bには線源71が設置され、両脚部91bの下端には、線源71に対向させ、かつその長手方向を台座87aの幅方向に略平行にして、検出器72が設置されている。
これら線源71及び検出器72は、コンテナCの垂直方向の透視を行う第二のX線CT検査装置2fを構成している。
ここでは、コンテナ船Sからエプロン102上のシャーシv上にコンテナCを荷降ろしする際の流れについて説明するが、シャーシvからコンテナ船S上に荷積みする際には、ここで述べた流れを逆の順番で行う事になる。
次に、一旦吊具65によるコンテナCの保持を解除して吊具65を中継台87の上方まで引き上げた後、中継台87の扉を閉じて、コンテナCの周囲の空間を密閉する。
コンテナCの検査は、第一、第二のX線CT検査装置2e,2fによるコンテナCの透視を行いながら、図17に示すように、検査部移動装置91によって第一、第二のX線CT検査装置2e,2fをコンテナCの長手方向の全長にわたって移動させることで行う。これにより、コンテナCの全長にわたって、水平方向及び垂直方向の二方向からの非破壊検査が行われる。
以上の手順を繰り返すことで、コンテナ船SからのコンテナCの荷降ろしとコンテナCの検査とを行う。
また、抜き取り検査の際には、検査対象となるコンテナCを中継台87上に移して検査を行っている間に、他のコンテナCの搬送を行うことができ、検査に伴う搬送効率の低減を最小限に抑えることができる。
以下より、本発明の参考例に係るコンテナ検査装置の一実施形態を示す。
本実施の形態に係るコンテナ検査装置96は、図18及び図19に示すように、第六の実施の形態で示したコンテナクレーン86に設けられていた中継台87を、コンテナクレーンとは独立した、フレーム97上に設けたものである。
このコンテナ検査装置96は、図18に示すように、従来より用いられていたコンテナクレーンNと組み合わせて使用されるものである。以下、このコンテナ検査装置において、コンテナクレーン86と同様の構成については同じ符号で示し、詳細な説明を省略する。なお、図19は図18において長円で囲った部分の拡大図である。
フレーム97において、脚部97a,97bの下端には、フレーム97を移動させるための移動装置98が設けられている。本実施の形態では、移動装置98は、図示せぬ駆動装置によって駆動される車台によって構成している。
これにより、複数の検査地点でコンテナ検査装置96を共用することができるので、X線CT検査装置の設置数を低減して検査設備の大幅なコストダウンを図ることができる。
例えば、コンテナクレーンNが数台設けられているコンテナターミナルにおいては、コンテナCの検査を行うコンテナクレーンNまでコンテナ検査装置96を移動させることで、複数のコンテナクレーンNでコンテナ検査装置96を共用することができる。
また、X線CT検査装置2e,2fが地上から離間した位置に設けられているので、これら検査装置の周囲に不用意に人が近づきにくい。このため、検査装置周辺への人の立ち入りも管理しやすく、検査装置の安全管理が容易である。
2a,2b,2c,2d、2e,2f X線CT検査装置(検査装置)
10,60,80,86 コンテナクレーン(クレーン)
20 エプロンゲート
30 ヤードクレーン(クレーン)
40 ターミナルゲート
50 ゲート
51 施設本体
76、88 ガイド
87 中継台
90 衝撃緩和装置
96 コンテナ検査装置
98 移動装置
101 岸壁
102 エプロン
103 マーシャリングヤード
C コンテナ
I インランド・デポ(内陸通関施設)
S コンテナ船(船舶)
T コンテナターミナル
v シャーシ
W,W1,W2 搬送経路
Claims (7)
- コンテナの内部を非破壊にて検査する検査装置が備えられ、
前記検査装置が、地上から離間した位置に設けられ、
前記コンテナが一時的に載置される中継台が設けられており、
前記検査装置は、前記中継台上のコンテナの検査を行い、
前記中継台は、内部にコンテナを収納して密閉することが可能な箱状に形成されていることを特徴とするクレーン。 - 前記検査装置は、前記コンテナの搬送経路上に設置されており、該検査装置は、前記搬送経路上を搬送されるコンテナの検査を行うことを特徴とする請求項1に記載のクレーン。
- コンテナの搬送経路を複数有し、
前記検査装置が、各搬送経路上に移動可能にして設けられていることを特徴とする請求項2に記載のクレーン。 - 前記中継台には、コンテナ載置時の衝撃を緩和する衝撃緩和装置が設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項3の何れかに記載のクレーン。
- 搬送しているコンテナの検査位置での位置決めと振れ止めとのうちの少なくともいずれか一方を行うガイドが設けられていることを特徴とする請求項1〜請求項4の何れかに記載のクレーン。
- 前記検査装置は、前記コンテナの検査を複数の異なる方向から行うことを特徴とする請求項1〜請求項5の何れかに記載のクレーン。
- 前記クレーンがコンテナクレーンとされていることを特徴とする請求項1〜請求項6の何れかに記載のクレーン。
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