JP4928634B2 - 回転速度センサー - Google Patents

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Description

発明の詳細な説明
本発明は、基板と、設計面上の基板に相対して移動可能な2つの個別構造を有する回転速度センサーであって、2つの個別構造は連結して連結構造をなし、上記連結構造は、励起モードとしての設計面上の第1方向における移動構造の逆位相偏向を伴う第1振動モードを有し、上記連結構造は、検知モードとしての第2振動モードを有し、当該モードは、第1振動モードが励起され、回転速度センサーにおける設計面に対して直角である受感軸の周りを回転している間、コリオリ加速度によって励起され、上記連結構造は、検知共鳴周波数を有する、回転速度センサーに関する。
WO 2005/066585 A1、WO 2005/066584 A1,およびUS 6,705,164は、スプリング素子711によって連結される励起ユニット710、サンプルマス730、および基板を有し、概ね、励起ユニット710は第1軸(x軸)のみに向かって、基板に相対して移動可能であり、サンプルマス730は、第1軸(x)に対して直角な第2軸(y軸)の方向のみに向かって、励起ユニット710に相対して移動可能である、回転速度センサー(例として図7で示す)を説明している。両軸は基板面に位置し、すなわち、製造公差の範囲において、上記構造は基板に対して直角には動かない。2つの力伝達器およびタップによって、力はz方向にかけることができ、z方向において動きを測定することができるが、それらを必要としない。これは、z力伝達器およびzタップを製造できないような構造の製造方法を用いることもできるということを意味する。コリオリジャイロの形の回転速度センサーの作動中に、励起ユニット710は第1軸(x)の方向に第1振動を励起する(励起モード)。サンプルマス730はこの場合、サンプル振幅および相を励起ユニット710で扱いつつ、この方向(概ね)に移動される。力伝達器およびタップ714は、励起ユニット710のために取り付けられ、励起ユニット710によって、共鳴周波数において、および固定された値において規制された速度振幅で、最も好ましい作動モードにて励起モードが励起される。
基板面に対して直角な軸(z)の周りをコリオリジャイロが回転させられるとき、コリオリの力は、第2軸(y)の方向に個々の構造に及ぼされる。上記した自由な動き度合い(動きの自由度)のため、サンプルマス730のみがコリオリの力で偏向させられる。この場合、サンプルマス730は、第2軸(y)の方向における振動を発生させ、これはまた、以下では検知モードと称する。サンプルマス730の結果的振動における偏向または振幅は、測定変数として使用することができる。適切なタップ734は、このため、例えば、基板に固定される対向電極を有するサンプルマス730における電極のために必要とされる。または、コリオリの力はリセットされ得る。このために力伝達器が必要とされるが、これによって、力をサンプルマス730にかけることができる(例えば、上記したような電極構造であり、タップ機能と力伝達機能は、共通電極または分離電極を選択的に介して設けることができる)。リセットを行う力の振幅は、角速度の指標である。
引例の文献はまた、各場合において、共通基板において並ぶ上記のジャイロ素子2つを構成することができること、およびさらなるスプリング素子によって2つのドライブユニットおよび/または2つのサンプルマスを連結できることを説明している。
WO 02/16871 A1およびUS 6,691,571 B2は、ジャイロを回転速度センサー(例として図8に示す)として説明しているが、上記回転速度センサーは、励起ユニット810、コリオリ素子820、検知ユニット830、および基板を有し、それらはスプリング素子811、821、831、832によって連結され、概ね、励起ユニット810は、第1軸(x軸)の方向のみにおいて、基板と相対して移動することが可能であり、検知ユニット830は、第1軸(x)に対して直角な第2軸(y軸)の方向のみにおいて基板に相対して移動することが可能であり、コリオリ素子820は、第2軸(y)のみにおいて励起ユニット810と相対して移動し、第1軸(x)のみにおいて検知ユニット830と相対して移動することが可能である。この2つの軸は基板面に位置し、すなわち、製造公差の範囲において、上記構造は基板に対して直角には動かない。力伝達器は、z方向に力を加えることができ、z方向において動きを測定できるが、そのような力伝達器は必要ではない。これは、z力伝達器およびzタップが製造できないような構造の製造方法も用いることができるということを意味している。
コリオリジャイロを作動させるため、励起ユニット810は、第1軸(x)の方向の第1振動を励起する(励起モード)。コリオリ素子820は、この場合、同じ振幅と相を励起ユニット810で扱いつつ、この方向に移動され、一方、検知ユニット830は(概ね)この方向には移動されない。力伝達器およびタップ814は、励起ユニット810用に設けられ、励起ユニット810によって、共鳴周波数において、および固定された値において規制された速度振幅で、最も好ましい作動モードにて励起モードが励起される。
コリオリジャイロが基板面に対して直角な軸(z軸)の周りを回転するとき、コリオリの力は、第2軸(y)の方向の移動可能構造に働きかける。上記の自由な動き度合いのために、コリオリ素子820のみが(励起ユニット810は含まない)、検知ユニット830が移動されつつ、コリオリの力によって偏向される。この場合、検知ユニット830とともにコリオリ素子820は、第2軸(y)の方向に振動を発生させ、これはまた後に、検知モードと称する。結果としての検知モードの振幅は、測定変数として用いることができる。適切なタップ834は、このために必要とされ、例えば、基板に固定された対向電極を有する検知ユニット830上の電極用として必要とされている。または、コリオリの力はリセットし得る。力伝達器はこのために必要とされ、これによって、力を検知モードにかけることができる(例えば、上記の電極構成であり、この場合、タップ機能および力伝達機能は、共通電極または分裂電極を選択的に介して行われる)。リセットを行う力の振幅は、角速度の指標である。
WO 02/16871 A1およびUS 6、691、571 B2はまた、各場合において、共通基板上において並ぶ2つのジャイロ素子を構成できることと、2つのドライブユニットと、2つのコリオリ素子、または、2つの検知ユニットを、さらなるスプリング素子で連結できることを説明している。
しかしながら、先行技術に係る全ての実施形態において、サンプルマスおよび/またはコリオリ素子および検知ユニットは、第2軸の方向の直線加速力がリセットを行う力によって相殺されなければ、上記直線加速力によって相対的に大きな程度で偏向される。この“相対的に大きな”偏向は、上記連結された構造がまた固有モードを有するので可能となる。固有モード(以下、“直線モード”とも称す)では、サンプルマスおよび/またはコリオリ素子および検知ユニットが、位相が一致して、第2軸の方向に移動し、この直線モードの共鳴周波数は、検知モードの共鳴周波数ωよりも低い。
“相対的に大きい”という表現は、第2軸の方向の直線定常状態加速度αの場合、偏向xは数パーセントに達すると解釈されるべきである。
Figure 0004928634
または、より大きい(ωは、この場合、検知モードの共鳴周波数である)。上記式は、個々の構造に対して当てはまる。サンプルマスおよび/またはコリオリ素子/検知ユニットを連結しない構造のため、2つの独立した検知モードが存在し、これらのモードは、製造公差による幾分か異なった共鳴周波数を有し、かつ/または弱い連結(例えば、無限に大きいわけではない剛性を有する固形構造コンポーネントによるもの)は結果として、少量の共通モード/差異モードをもたらし得る。
連結が、サンプルマスおよび/またはコリオリ素子および/または検知ユニットの付加的スプリング素子によって慎重に行われるとき、個々の構造の検知モードの共鳴は、共通モードおよび差異モードに分けられる。差異モードは検知モードに対応し、先行技術における関連する例において、常に共通モードよりも高い共鳴周波数を有する。加速度依存偏向は、式(1)にしめされるものよりもはるかに大きい。
直線加速力の上記リセットなしでは、出力信号に加速度依存エラーが発生する。これらのエラーは、2つの連結されたジャイロユニットの場合に、部分的ではあるが相殺される。リセットを行うことによって、エラー信号を低減するが、適切に設計された力伝達器を必要とする。例えば、静電力伝達器の場合、電極において必要とされるサイズ、および/または、電圧において必要とされる大きさは、センサー素子の機械的特性に対する、および/または、エレクトロニクス(コンポーネントの数、パワーロス、物理的大きさ)に対する不利な効果を有し得る。
2つの連結されたサンプルマスを有し、励起モードと検知モードのそれぞれが基板面上のこれら2つのサンプルマスの直線逆位相振動に対応する、マイクロメカニカルなジャイロ構造は、M.F.Zaman、A.Sharma、およびF.Ayajiの“High Performance Matched−Mode Tuning Fork Gyroscope”、Proc.IEEE Micro Electromechanical Systems Workshop (MEMS 2006) Istanbul,Turkey、Jan.2006、pp.66-69で知られている。第1の近似では、検知モードの共鳴周波数および直線モードの共鳴周波数は同一で、すなわち、直線加速度は、エラー信号を誘発する、サンプルマスの相対的に大きい偏向をもたらす。
マイクロメカニカルなジャイロ構造が知られている(P.Greiff,B.Boxenhorn,T.King,およびL.Niles,“Silicon Monolithic Micromechanical Gyroscope”,Tech.Digest,6th Int. Conf. on Solid−State Sensors and Actuators(Transducers’92)、San Francisco,CA,USA,Jan.1991、pp.966-968、または、J.Bernstein, S.Cho, A.T.King, A.Kourepins、 P.Maciel,およびM.Weinberg, A Micormachined Comb−Drive Tuning Fork Rate Gyroscope, A Micromachined Comb−Drive Tuning Fork Rate Gyroscope, Proc. Ieee Micro Electromechanical Systems Workshop (Mems 93), Fort Lauderdale,FL,USA,Feb.1993、pp.143−148またはDE 19641284)。これについて、検知モードは回転振動に対応する。したがって直線モードの共鳴周波数は検知モードの共鳴集和数ωより著しく高くなるように上記構造を設計することが可能である。上記加速度依存エラーは、これにより、大きく抑えることができる。しかしながら、公知の構造では、力をz方向に加えることができ、動きをz方向に測定できる力伝達器および/またはタップを必要とする。
WO 95/34798は、検知モードが、垂直z軸の周りでの回転振動に対応する加速センサーを記載している。
2つの組み合わされたジャイロ構造を有し、上記2つの励起ユニット(サンプルマスまたはコリオリ素子/検知ユニットではない)が組み合わされるWO 2005/066585 A1、WO2005/066584 A1,US 6、705,164 B2, WO 02/16871 A1,およびUS 6、691,571 B2における全ての実施形態では、2つのサンプルマスおよび/またはそれぞれ検知ユニットを有した2つのコリオリ素子の共鳴周波数は、製造公差のため分けられる。検知モードにおける高振動Q因子は、マイクロメカニカルジャイロにおける高い正確さを得るために一定の基準に達する必要がある。検知モードの共鳴幅(または3dB幅)は、2つの共鳴周波数の分裂よりも狭くすることができる。高い正確さを得るために必要であるいわゆる二重共鳴操作では検知モードの共鳴周波数は励起モードの共鳴周波数に合わせる必要があるが、上記二重共鳴操作について、両検知モードを個別に調整する必要がある。電気調整の場合、両検知モードは検知され、調整されなければならず、したがって、関連する電子的複雑さは概ね倍になる。
本発明の目的は、それゆえ、第2軸の方向への直線加速の場合には、サンプルマスおよび/またはコリオリ素子および検知ユニットの偏向(転向)が著しく防がれ、リセットを行わずにでも上記偏向が著しく防がれる回転速度センサーを特定することである。さらに、力をz方向に加えることができ、z方向で動きを測定することができるいかなる力伝達器およびタップの必要性もなくする。さらに、正確さと高振動Q因子のために厳密な要件がある場合、検知モードを1つのみ検知(制御)されればよい機械的構造を与える。
本発明によると、上記目的は、特許請求項1の特徴的構成を有する回転速度センサーによって達成される。
回転速度センサーは、基板と、設計面上の基板に相対して移動可能な2つの個別構造を備える。2つの移動個別構造の間で連結が行われ、その結果、以下の構成が満たされる。
・連結された構造は、設計平面における第1方向の移動個別構造の逆位相偏向を有する第1振動モードを有する(励起モード)。
・連結された構造は、第1振動モードが励起され、回転速度センサーにおける、設計平面に直角な受感軸の周りを回転する間、コリオリ加速によって励起され得る第2振動モードを有する(検知モード)。
・理想的な必須条件(すなわち、例えば、マス素子の剛性は無限に大きく、理想的なスプリング構造(例えば、左右方向における無限の剛性を有する屈曲梁)であり、かつ無視し得る小ささの製造公差)前提とし、連結された構造は、第2軸と平行な方向の直線加速によって励起され得る振動モードを有さない。
実際の状況では、この直線モードにおける共鳴周波数は検知モードの共鳴周波数より高く、例えば約1.4の因子分高くなることを確実にする必要がある。
のような検知モードは、2つの個別構造を互いに連結する回転スプリング素子によって達成される。
回転スプリング素子を一度実行すると、回転スプリング素子は屈曲梁から形成され、対称の軸において対称的に基板に固定され、回転スプリング素子は、対称の軸におけるねじれについて柔軟であり、他の全ての荷重には剛性を有する。
特に単純に実施されるものとしては、個別構造は回転スプリング素子を介して連結される振動体を備えるときに実現する。
この改良は、力および信号が検知運動に依存しない励起モードのための力伝達器および/またはタップ、および/または、励起運動に依存しない検知モードのための力伝達器を使用するときに利点を発揮する。
知モードは逆位相線形振動または逆位相線形振動および回転振動の混合形態である。
この場合、有利に、x回転スプリング素子が設けられている。x回転スプリング素子は、同時に相対回転および動作における2点間のx方向の距離の変化を可能にする連結部の特徴を有する。このx回転スプリング素子は、回転運動が直線運動に変換されることを可能にする。
一例では、個別構造は励起ユニットとサンプルマスを備え、励起ユニットは、第1方向に導かれ、サンプルマスは、それらが励起ユニットに相対して、基板に平行な方向にのみ、第1方向に対して直角に動くことができるように、スプリング素子を介して連結され、サンプルマスは、回転スプリングを介して連結される。この回転速度センサーは、励起運動に依存しない検知モードのためのタップおよび/または力伝達器を用いるとき、特に利点を発揮する。
転速度センサーの好ましい改良では、個別構造は励起ユニット、コリオリ素子、および検知ユニットを備え、励起ユニットは、スプリング素子を介して連結され、検知ユニットは、回転スプリング素子を介して連結されている。検知ユニットを基板に固定するyスプリング素子の使用によって、回転振動を伴う検知ユニットを避け、このため、検知モードのタップとしてプレートコンデンサ構成を用いるとき、位置に依存するプレートコンデンサ構成のプレート分離における変化を避けることができる。さらに、製造公差の結果、励起運動と検知モード用のタップとの間のエラー角(誤差角)が生じるとき、エラー信号を検知しない。
さらなる実施形態に記載されているような検知モード用のタップとしての、プレート分離における変化を有するプレートコンデンサ構成は、印加された電圧が検知モードの共鳴周波数を変化させるという特徴を有する。これは、周波数を調整するために(共鳴を倍にするために)故意に用いることができる。
他の実施形態に記載されているような検知モード用のタップとしての櫛形ドライブは、プレートコンデンサ構成の場合に発生する共鳴周波数の調節を、タップ機能のための信号を調節することによって、または、(回転速度依存)リセット電圧によって、避ける。
ここで使用される“櫛形ドライブ”および“プレートコンデンサ構成”という用語は、本願の目的に従って、以下のように理解されるべきである。
・“櫛形ドライブ”は、“浸漬”電極を有するプレート状のコンデンサの構成であり、すなわち、電極の重なりが変化する。一般的には、浸漬電極の両側部において同じだけ電極が離れている(同じ電極分離である)。
・“プレートコンデンサ構成”は、移動中において電極分離が変化される、プレート状のコンデンサの構成である。これを実施するための考えられる方法としては、一方では、移動電極の両側部における異なる電極分離があり(周波数のみを不調節にすることを意図している場合、同じ電極分離を選択することも可能である)、もう一方では、移動電極の両側部における固定された電極をそれぞれ、異なる電位とすることがある。
櫛形ドライブをタップとして用いるとき、周波数調節は、単純な方法で、別個の調節電極を介して行われ得る。
コリオリジャイロを操作するため、励起モードは力伝達器によって励起される。コリオリジャイロが受感軸の周りを回転するとき、コリオリの力が作用し、検知モードを励起できる。結果として得られる振動の振幅は、測定変数として使用できる。適切なタップはこのために設けられる。または、コリオリの力をリセットできる。力伝達器はこのために必要とされ、これによって、モーメントおよび/または力を検知モードに適用することができる。リセットするモーメントまたはリセットする力の振幅は、角速度の目安となる。力がz方向にかけられ、動きがz方向で測定される力伝達器は必要ではない。
本発明に係る回転センサーの例示実施形態を以下に、図面を参照して説明する。
図1は、回転速度センサーの概略的平面図である。
図2は、本発明に係る回転速度センサーの第1例示実施形態の概略的平面図である。
図3は、本発明に係る回転速度センサーの第2例示実施形態の概略的平面図である。
図4は、本発明に係る回転速度センサーの第3例示実施形態の概略的平面図である。
図5は、本発明に係る回転速度センサーの第4例示実施形態の概略的平面図である。
図6は、本発明に係る回転速度センサーの第5例示実施形態の概略的平面図である。
図7は、従来の回転速度センサーの概略的平面図である。
図8は、従来のさらなる回転速度センサーの概略的平面図である。
いくつかの場合において、図面上の同一の部分には、同一の参照符号を付していないことがある。それは、明確さを際立たせるためである。ただし、ここで示される対称および同一の描写に基づいて、当業者は、図面におけるどの部分がどの参照符号に属しているかが分かるであろう。
全ての例示実施形態において、受感軸は図面の平面に対して直角である。図面の平面は、x軸およびy軸に平行と見なされ、これに対してz軸は直角であり、それゆれ、受感軸に対して平行である。基板表面は、x軸およびy軸に対して平行であり、それゆえ、設計平面x-yを形成する。
薄いグレーで示される全てのコンポーネントは、移動“マス素子”を表し、該素子は、第1の近似では、無限の剛性を有していると考えられる。濃いグレーで示される領域は、概ね、基板と相対的に移動できない。ダッシュは、スプリング素子のコンポーネントとして用いられる屈曲梁を表す。良好な近似では、これらの屈曲梁は、左右方向において無限の剛性を有している。z方向の屈曲梁の広がりは、左右方向に直角な図面の平面の広がりよりも著しく大きい場合、屈曲梁は、左右方向に直角な図面の平面の軸の方向よりもz方向において著しく剛性が高い。屈曲梁の質量/慣性モーメントおよびスプリング構造の一部であるマス素子の質量/慣性モーメントは、良好な近似では、しばしば無視される。
上記近似は、例示として、“基本的には”という表現を伴って以下の文で使用される。
多数の組立て方法は、特にマイクロテクニカルな方法を含めて、変形物を製作するには適切なものである。
図1に示す回転速度センサーは、基板(図示せず)および2つの第1個別構造100,200を有する。第1個別構造100、200は、第1固定点113、213で、第1スプリング素子111,211を介して、基板に取り付けられる振動体110、210を有する。第1スプリング素子111、211は、xおよびy方向で柔軟であり、z方向ではできるかぎりの剛性を有している。2つの孤立体110,210は、連結スプリング構造3、回転スプリング素子4、およびx回転スプリング素子7を介して連結される。
連結スプリング構造3は、x方向において柔軟であり、z方向およびy方向においてできるかぎりの剛性を有するように設計されている。回転スプリング素子4は、屈曲梁5および、基板上の固定部6とを有し、対称軸10の周りのねじれについてz方向において柔軟であり、他の全ての荷重について剛性を有するように設計されている。x回転スプリング素子7は、対称軸11の周りのねじれについてx方向およびz方向において柔軟であり、その他の全ての荷重について剛性を有するように設計されている。この変化形において、x回転スプリング素子7のねじれは、しかしながら、上記構成によって抑えられる(特に、連結スプリング構造3)。xスプリング素子もまた、それゆえに、x回転スプリング素子7のかわりに用いることができ、x方向において柔軟であり、その他の全ての荷重に対して剛性を有するように設計されている。これは、励起モードの制御を向上させる。
励起モードはx軸の方向における振動体110、210の線形の逆位相振動(逆位相の変動)に対応する。励起モードの共鳴周波数は基本的に、振動体110、210の質量およびスプリング剛性または、スプリング素子111,211、連結スプリング構造3およびx回転スプリング素子7の回転スプリング剛性によって左右される。
検知モードは、z方向における対称軸10の周りの振動体110,210の(共通の)回転振動に対応する。検知モードの共鳴周波数は、基本的に、振動体110、210の慣性モーメント、およびスプリング剛性、または第1スプリング素子111、211の回転スプリング剛性、および回転スプリング素子4の回転スプリング剛性に起因する。
第1個別構造100、200は、第1力伝達器114、214を有し、これにより、励起(励磁)モードが励起される。これらの力伝達器はまた、励起モード用のタップとして設計され、または、タップは追加的に設けられるべきである。ここで示す例では、いわゆる櫛形ドライブ(櫛形駆動部)が、力伝達器として示されている。これらは、振動体110、210と一体化された第1移動励起電極115、215、および、基板に固定された第1励起電極116、216を含む。櫛形ドライブは、同時に、力伝達器として、および、タップとして用いることができる。
第1個別構造100、200は、第1タップ134、234を有し、これにより、検知モードが検知される。これらのタップはまた、これらのタップの動作をリセットするためのコリオリの力(転向力、偏向力)を相殺(補償)する力伝達器として、もしくは、追加的に設けられなければならない力伝達器として設計される。ここで示される例では、プレートコンデンサ構成はタップとして示され、検知動作の最中にプレート分離が変化する。タップは、振動体110、210と一体化された第1移動検知電極135、235、および、基板に固定される第1検知電極136、236を含む。プレートコンデンサ構成は、同時に、力伝達器およびタップとして用いることができる。
図1の例では、直線(線形)励起モードは、基板平面上でのみ制御される。とりわけ、これは、図示された第1静止励起電極116,216を有する第1力伝達器114、214の例の場合、一方向において行われる励起モードの場合よりも、妨害力が、より顕著に検知モードに対して逆効果をもたらし得ることを意味する。例えば、第1力伝達器114、214および励起モードの間に加えられるズレは、検知モードの大きな妨害励起を招き得る。
さらに、図示された第1静止検知電極136、236を有する第1タップ134,234の例では、製造公差が励起動作とタップとの間の誤差角をもたらすとき、エラー信号が検知される。
図1の例はそれゆえ、検知動作に大きく依存しない力および信号を有する励起モードのための力伝達器および/またはタップを用いるとき、および/または、励起動作に大きく依存しない信号および力を有する検知モードのためのタップおよび/または力伝達器を用いるとき、主にその利点を発揮する。
図2に示す第1例示実施形態は、基板(図示せず)および2つの第2個別構造300,400を有する。第2個別構造は、第2固定点313,413においてスプリング素子311,411を介して基板に取り付けられる第1励起ユニット310、410を有する。サンプル・マス330、430(質量のある塊)は、yスプリング素子331、431を介して第1励起ユニット310、410に接続される。第1励起ユニット310、410は、連結スプリング構造3に直接連結される。サンプルマス330、430は、回転スプリング素子4と、x回転スプリング素子7とに直接連結される。
第2スプリング素子311,411は、x方向において柔軟であり、yおよびz方向において、できるかぎりの剛性を有する。これらは、案内特性を向上させるため、固体素子312に接続される。yスプリング素子331、431は、y方向において柔軟であり、xおよびz方向において、できるかぎりの剛性を有する。連結スプリング構造3は、x方向において柔軟であり、z方向において剛性を有し、y方向において、できるかぎりの剛性を有するように設計される。屈曲梁5と、基板上に固定部6とを備える回転スプリング素子4は、対称軸10の周りのねじれについて方向zにおいて柔軟であり、その他の全ての荷重について剛性を有するように設計されている。x回転スプリング素子7は、x方向において柔軟であり、対称11の軸の周りのねじれについてz方向において柔軟であり、その他の全ての荷重について剛性を有するように設計されている。
励起モードは、x軸の方向におけるサンプルマス330,430を有する第1励起ユニット310、410の線形の逆位相振動と対応する。励起モードの共鳴周波数は、基本的に、スプリング剛性、および、第2スプリング素子311,411の回転スプリング剛性、連結スプリング構造3の回転スプリング剛性、および、x回転スプリング素子7の回転スプリング剛性に加えて、第1励起ユニット310,410の質量、およびサンプルマス330,430の質量に起因する。
検知モードは、(共通の)“回転振動のタイプ”に対応し、すなわち、サンプルマス330、430がyスプリング素子331,431によってy方向に案内され、傾けられない状態で、z方向における対称軸10の周りのサンプルマス330,430における、回転振動および逆位相直線振動の組み合わせに対応する。検知モードの共鳴周波数は、基本的に、サンプルマス330、430の質量および慣性モーメント、スプリング剛性、回転スプリング素子4のyスプリング素子331,431の回転スプリング剛性、および、x回転スプリング素子7の回転スプリング剛性に起因する。
第2個別構造300、400は、第2力伝達器314、414を有し、これにより、励起モードが励起される。これらの第2力伝達器314、414はまた、励起モード用のタップの形態であり、または、タップが追加的に設けられなければならない。ここに示される例において、いわゆる櫛形ドライブが、第2力伝達器314,414として示される。これらは、第1励起ユニット310、410と一体化された第2移動励起電極315、415と、基板に固定される第2励起電極316、416とを含む。ここに示す例では、2つの第2個別構造300,400の第2力伝達器のための中央に配置され固定された励起電極は、個々の場合において、1つの力伝達器14を形成するために組み合わされるが、これは必須ではないが、必要とされる接続部の数を低減する。外側の、第2固定励起電極は、同様に組み合わせることが可能であり、例えば、伝導体路線を対応させることによって組み合わせることができる。櫛形ドライブは、同時に、力伝達器およびタップとして用いることができる。
第2個別構造300、400は、タップ334、434を有し、これにより、検知モードは検知される。これらのタップは、コリオリの力を相殺するための力伝達器として、または、追加的に設けられなければならない力伝達器として、リセットモードのため設計される。ここに示す例では、プレートコンデンサ構成が、検知動作の最中にプレート分離が変化する状態での第2タップとして示される。第2タップは、サンプルマス330、430に統合される第2移動検知電極335、435と、基板に固定される第2検知電極336、436とを含む。プレートコンデンサ構成は、同時に、力伝達器として、また、タップとして用いることができる。
例示実施形態では、サンプルマスはまた、励起動作を行う。これは以下のことを意味する。第2静止検知電極336,436を有する第2タップ334,434を備える例において、製造公差によって励起動作と第2タップ334、434との間における誤差角がもたらされるとき、エラー信号が検知される。第例示実施形態はそれゆえ、励起動作に依存しない信号を有するタップを用いるとき、特に利点を発揮する。
例示実施形態は、図3に示すように、基板(図示せず)および2つの第3個別構造500,600を有する。第3個別構造は、第3固定点513、610において、第3スプリング素子511,611を介して、基板に固定される第2励起ユニット510、610を有する。コリオリ素子520、620は、yスプリング素子521、621を介して第2励起ユニット510,620と接続されている。検知ユニット530、630は、さらなるx回転スプリング素子531、631を介して、コリオリ素子520、620に接続される。第2励起ユニット510、610は、連結スプリング構造3に直接連結される。検知ユニット530、630は、回転スプリング素子4に直接連結される。
第3スプリング素子511、611は、x方向において柔軟であり、yおよびz方向において、できるかぎりの剛性を有する。これらは、案内特性を向上させるため、固体素子512、612に接続されている。yスプリング素子521、621は、y方向において柔軟であり、xおよびz方向において、できるかぎりの剛性を有する。さらなるx回転スプリング素子531、631は、(図において、互いに重なるように配置された2つの個別スプリング素子の)対称軸12の周りのねじれについてx方向およびz方向において柔軟であるが、その他の全ての荷重については剛性を有するように設計されている。理想的には、さらなるx回転スプリング素子531、631は、連結部の特徴を有し、該連結部は同時に、相対回転と、コリオリ素子と検知ユニットの間のx方向における距離の変化を可能にする。
連結スプリング構造3は、x方向において柔軟であり、zおよびy方向において剛性を有するように設計されている。屈曲梁5と、基板に対する固定部6とを備える回転スプリング素子4は、対称軸10の周りのねじれについてz方向において柔軟であるが、その他の全ての荷重については剛性を有するように設計されている。
励起モードは、x軸の方向におけるコリオリ素子520、620を有する第2励起ユニット510、610の線形の逆位相振動に対応する。励起モードの共鳴周波数は基本的に、第2励起ユニット510,610の質量およびコリオリ素子520、620の質量に起因し、また、スプリング剛性または第3スプリング素子511、611、さらなるx回転スプリング素子531、631、および連結スプリング構造3の回転スプリング剛性に起因する。
検知モードは、z方向における対称軸10の周りの検知ユニット530、630の(共通の)回転振動に対応する。コリオリ素子520、620はこの場合、“ある種の回転振動”を行う。これらは、yスプリング素子521,621によって、第3励起ユニット510、610に相対して、y方向に導かれ、対応する検知ユニット530、630に対して、更なるx回転スプリング素子531、631によって回転されることが可能である。検知モードの共鳴周波数は基本的に、スプリング剛性、および、特に回転スプリング素子4における、さらなるx回転スプリング素子531,631における、およびyスプリング素子521、621における、回転スプリング剛性に加えて、コリオリ素子520、620の質量/慣性モーメント、および検知ユニット530、630の質量/慣性モーメントに起因する。
第3個別構造500、600は、第3力伝達器514、614を有し、これにより、励起モードは励起される。これらの力伝達器は励起モード用のタップである、またはタップが追加的に設けられなければならない。ここに示す例では、いわゆる櫛形ドライブが第3力伝達器514、614として示される。これらは、第2励起ユニット510、610と一体化された第3移動励起電極515、615と、基板に固定される第3検知電極516、616とを含む。櫛形ドライブは、力伝達器として、また、タップとして用いることができる。
第3個別構造500、600は、第3タップ534、634を有し、これによって、検知モードは検知される。これらのタップは、リセットモード用の、コリオリの力を相殺する力伝達器として設計される、もしくは、力伝達器は追加的に設けられなければならない。ここに示す例では、プレートコンデンサ構成は、検知動作の最中にプレート分離が変化する状態において、第3タップ534、634として示される。第3タップ534、634は、検知ユニット530、630と一体化された移動第3検知電極535,635と、基板に固定される第3検知電極536、636とを含む。プレートコンデンサ構成は、同時に力伝達器として、また、タップとして用いることができる。
ここで強調されるのは、検知ユニットは励起動作を行わないので、櫛形ドライブは検知モード用のタップとして(また力伝達器として)用いることができることである。検知モード用のタップとして、プレート分離の変化を伴うプレートコンデンサ構成は、印加された電圧が検知モードの共鳴周波数を変化させるという特徴を有する。一方では、周波数を調節する(共鳴を倍にする)ために故意に用いることができる。他方では、例えば、共鳴周波数は、タップ機能のための変調信号によって、または、(回転速度依存)リセット電圧によって、変調され得る。この不利な点は櫛形ドライブでは発生しない。櫛形ドライブを用いるとき、上記の周波数調節を行うことを可能にするため、プレート分離における変化を伴うプレートコンデンサ構成はまた一体化されてもよい。
また、注意をしなければならないのは、さらなる力伝達器、タップ、および/または周波数調整用装置524、624は、コリオリ素子520、620に対して設けることができる。ここで示す例は、プレート分離における変化を伴うプレートコンデンサ構成に関する。該構成は、コリオリ素子520、620に一体化される移動電極と、基板(各場合に示される唯一の電極)に固定される調整電極526、626とを備える。
例示実施形態では、検知ユニット530、630はともに回転振動を行う。静止第3電極536、636を有する3つのタップ534、634を備える例示では、これは、プレートコンデンサ構成のプレート分離における変化が位置依存することを招き、設計および線形化のために要するさらなる複雑さに帰結する。もう一つの解決として、上記の櫛形ドライブをタップ/力伝達器として用いる、例えば、装置524、624によって周波数調節を行う。
例示実施形態は、図4に示すように、第例示実施形態と大部分が対応し、以下の改変を伴う。
・特性をさらに向上させるために、固体素子512、612は連続している。
・連結スプリング構造3は外側に折り曲げられる。
・2つの第3個別構造500、600における、中央に配置された第3力伝達器514に対する、中央に配置される固定電極は、各場合において、組み合わされて力伝達器14を形成し、接続部の数を低減することを可能とする。
例示実施形態は、図5に示すように、第例示実施形態と大部分が対応し、以下の改変を伴う。
励起ユニット510、610をコリオリ素子520に接続するyスプリング素子521、621が改変されている。この結果、第例示実施形態(図4)の片側で固定されるコリオリ素子520、620とは対称的に、両側で固定されるコリオリ素子520、620になる。片側で固定されると、直交補償が可能となり、すなわち、励起加速を検知モードに変更することによってバランスを保つことが可能となる。しかしながら、検知モードの周波数は励起加速によって変調される。それを両側に固定すると、直交補償は大幅に低減するが、直交期間は短くなり、検知モードの周波数は励起加速によってより小規模に変調される。x回転スプリング素子531、631はさらに、より小規模な直交補償を可能とし、さらに、検知モードの周波数を変調する。無視し得るほど低いx剛性を有する理想的なx回転スプリング素子の場合、この効果は無くなる。
例示実施形態は、図6に示すように、第例示実施形態とは異なる以下の改変を伴う。
検知ユニット530、630が、固定点533、633におけるさらなるyスプリング素子532、632を介して基板に追加的に取り付けられる。x回転スプリング素子7は、回転スプリング素子4と検知ユニット530、630との間に配置される。検知ユニット530、630をコリオリ素子520、620に接続するxスプリング素子531b、631bは、それらが“連結部の特性”をもはや必要としないので、両側の基部の上に設計される。xスプリング素子531b、631bは、x方向において柔軟であるが、その他の全ての荷重については剛性を有するように設計される。さらなるyスプリング素子532、632は、ともに、y方向において柔軟であるが、他の全ての荷重については剛性を有するように設計されている。
x回転スプリング素子7は、x方向において柔軟であり、対称軸11の周りのねじれについてy方向において柔軟であり、その他の全ての荷重については剛性を有するように設計されている。
励起モードの共鳴周波数は基本的に、第3スプリング素子511,611、xスプリング素子531b、631b、連結スプリング構造3、およびx回転スプリング素子7、における回転スプリング剛性またはスプリング剛性に加えて、第2励起ユニット510、610およびコリオリ素子520,620の質量に起因する。
検知モードは、z方向における対称軸10の周りのコリオリ素子520、620の検知ユニット530、630の回転振動の(共通の)タイプと対応している。第2、第3、および第4例示実施形態の場合と同様に、コリオリ素子520、620はこの場合、概ね、y方向における線形の逆位相振動において移動する。第例示実施形態では、検知ユニット530、630はまた、y方向に導かれるが、さらなるyスプリング素子532、632によって導かれる。これらは、x回転スプリング素子7によって、回転スプリング素子4に相対して、軸11の周りを回転することができる。それゆえ、これらの動作はまた、y方向における線形の逆位相振動に概ね対応する。検知モードの共鳴周波数は基本的に、コリオリ素子520、620および検知ユニット530、630の質量/慣性モーメントに起因し、特に回転スプリング素子4、x回転スプリング素子7、さらなるyスプリング素子532、632、および、コリオリ素子520,620を励起ユニット510、610に接続するyスプリング素子521、621、における、スプリング剛性および回転スプリング剛性に起因する。
第2、第3、第4例示実施形態とは対称的に、第5例示実施形態はそれゆえ、検知ユニット530,630がともに回転振動を行うのを避け、また、図示される第3静止検知電極536、636を有する第3タップ534、634の例では、プレートコンデンサ構成のプレート分離における変化が位置依存することをも避ける。さらに、x回転スプリング素子7がxスプリング素子531b、631bによって励起モードの動作から分離されるので、直交期間は少なくなり、励起加速による検知モードの周波数の変調が抑えられる。これはまた、前述の例示実施形態で提案するように、直交補償が不可能であることを意味する。片側に固定するスプリング素子521,621によってコリオリ素子520、620を片側に固定することによって、図4に示すように、これらの効果はまた、図6に示される実施形態に含まれ、直交補償に用いることができる。
回転速度センサーの概略的平面図である。 本発明に係る回転速度センサーの第例示実施形態の概略的平面図である。 本発明に係る回転速度センサーの第例示実施形態の概略的平面図である。 本発明に係る回転速度センサーの第例示実施形態の概略的平面図である。 本発明に係る回転速度センサーの第例示実施形態の概略的平面図である。 本発明に係る回転速度センサーの第例示実施形態の概略的平面図である。 従来の回転速度センサーの概略的平面図である。 従来のさらなる回転速度センサーの概略的平面図である。

Claims (13)

  1. 基板と、設計平面(x−y)上で上記基板に相対して移動可能な2つのマルチパートの個別構造(300、400、500、600)とを備える回転速度センサーであって、上記2つの個別構造(300、400、500、600)は連結されて連結構造を形成し、
    ・上記連結構造は、上記設計平面(x−y)上の第1方向(x)における上記移動可能な構造の逆位相偏向を伴う第1振動モードを励起モードとして有し、
    ・上記連結構造は、第1振動モードが励起されるとき、かつ、回転速度センサーにおける上記設計平面(x−y)に直角な受感軸(z)の周りを回転する間、コリオリ加速度によって励起される検知モードとして第2振動モードを有し、上記受感軸(z)に対して平行な対称軸(10)に対するねじれについて柔軟であり、他の全ての荷重について剛性を有し、上記2つの個別構造(300,400,500,600)を互いに連結する回転スプリング素子(4)が設けられ、上記個別構造の複数の部分は、上記対称軸(10)の周りで共通の回転振動を行い、検知モードは、第1方向(x)に直角な第2方向(y)に沿った上記2つの個別構造(300,400,500,600)の複数の部分の、上記回転振動から伝達される、逆位相線形振動を、含むことを特徴とする、回転速度センサー。
  2. 上記回転スプリング素子(4)は、屈曲梁(5)と、上記基板上の固定部(6)とを備え、上記回転スプリング素子(4)は、上記対称軸(10)について対称的に形成されることを特徴とする、請求項1に記載の回転速度センサー。
  3. 上記2つの個別構造(300,400)は、複数の励起ユニット(310,410)と複数のサンプルマス(330,430)とを有し、上記複数の励起ユニット(310、410)は、第1方向にしか移動できず、連結スプリング構造(3)を介して連結され、上記複数のサンプルマス(330,430)は、複数のyスプリング素子(331,431)を介して上記複数の励起ユニット(310,410)に連結され、
    上記複数のyスプリング素子(331,431)は、第1方向(x)において剛性を有し、上記受感軸(z)に対して平行であり、第2方向(y)において柔軟であり、
    上記複数のサンプルマス(330,430)は、複数のx回転スプリング素子(7)を介して上記回転スプリング素子(4)に接続され、
    上記複数のx回転スプリング素子(7)は、上記受感軸(z)に対して平行である対称軸(11)を有し、各場合において、上記2つの個別構造(300、400)と上記回転スプリング素子(4)との間に設けられ、x方向において柔軟であり、また、上記対称軸(11)の周りのねじれについて柔軟であり、その他の全ての荷重につて剛性を有することを特徴とする、請求項1に記載の回転速度センサー。
  4. 上記2つの個別構造(500,600)は、複数の励起ユニット(510,610)、複数のコリオリ素子(520、620)、および複数の検知ユニット(530,630)を備え、上記複数の励起ユニット(510、610)は、複数の連結スプリング構造(3)を介して連結され、上記複数の検知ユニット(530、630)は、上記回転スプリング素子(4)および複数のx回転スプリング素子(7)を介して連結され、上記複数のコリオリ素子(520,620)は、複数のyスプリング素子(521、621)を介して上記複数の励起ユニット(510、610)に接続され、上記複数の検知ユニット(530,630)は、複数のxスプリング素子(531b、631b)を介して上記複数のコリオリ素子(520、620)に接続され、また、
    上記2つの個別構造(500、600)は、複数のさらなるyスプリング素子(532、632)を有し、これにより、上記複数の検知ユニット(530、630)は上記基板に固定され、上記複数のさらなるyスプリング素子(532,632)は、第2軸(y)の方向において柔軟であり、その他の全ての荷重について剛性を有するように設計されており、上記複数のx回転スプリング素子(7)は、上記受感軸(z)に対して平行な対称軸(11)を有し、各場合において、上記2つの個別構造(500,600)と上記回転スプリング素子(4)との間に設けられ、x方向において柔軟であり、また、対称軸(11)の周りにおけるねじれについて柔軟であり、他の全ての荷重については剛性を有することを特徴とする、請求項2に記載の回転速度センサー。
  5. 上記検知モードは、第2方向(y)に沿った上記2つの個別構造(300、400、500、600)の一部分の逆位相線形振動、および、上記受感軸(z)に対する上記2つの個別構造(300、400、500、600)の他の部分の回転振動の混合であることを特徴とする、請求項1または2に記載の回転速度センサー。
  6. 上記2つの個別構造(500、600)は、複数の励起ユニット(510,610)、複数のコリオリ素子(520,620)、および複数の検知ユニット(530、630)を備え、上記複数のコリオリ素子(520,620)は、複数のyスプリング素子(521、621)を介して上記複数の励起ユニット(510、610)に接続され、上記複数の励起ユニット(510,610)は、複数の連結スプリング構造(3)によって連結され、上記複数の検知ユニット(530、630)は、回転スプリング素子(4)を介して連結され、また、
    上記軸(z)に対して平行な対称軸(11)を有する複数のx回転スプリング素子(531,631)は、各場合において、上記複数のコリオリ素子(520、620)と上記複数の検知ユニット(530、630)との間に設けられ、上記複数のx回転スプリング素子(531、631)は、x方向において柔軟であり、また、対称軸(11)の周りのねじれについて柔軟であり、その他の全ての荷重について剛性を有することを特徴とする、請求項5に記載の回転速度センサー。
  7. 上記2つの個別構造(300、400、500、600)は、上記励起モードの励起用の複数の力伝達器(314,414,514,614)を有することを特徴とする、請求項1から6のいずれか一項に記載の回転速度センサー。
  8. 上記2つの個別構造(300、400、500、600)は、上記励起モード用の複数のタップを有することを特徴とする、請求項1から7のいずれか一項に記載の回転速度センサー。
  9. 上記2つの個別構造(300、400、500、600)は、上記検知モードの検知用の複数のタップ(334,434,534,634)を有することを特徴とする、請求項1から8のいずれか一項に記載の回転速度センサー。
  10. 上記検知モードの検知用の上記複数のタップ(334,434,534,634)は、プレートコンデンサ構成であることを特徴とする、請求項9に記載の回転速度センサー。
  11. 上記検知モードの検知用の上記複数のタップ(534,634)は、櫛形ドライブであることを特徴とする、請求項9に記載の回転速度センサー。
  12. 上記2つの個別構造(300、400、500、600)は、上記検知モードのリセット用の複数の力伝達器を有することを特徴とする、請求項1から11のいずれか一項に記載の回転速度センサー。
  13. 上記2つの個別構造(300、400、500、600)の共鳴周波数を調節するために、複数の調節電極(524、624)が設けられることを特徴とする、請求項1から12のいずれか一項に記載の回転速度センサー。
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