JP4928266B2 - 物質を体腔へ送出するためのシステム及び方法 - Google Patents

物質を体腔へ送出するためのシステム及び方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4928266B2
JP4928266B2 JP2006534318A JP2006534318A JP4928266B2 JP 4928266 B2 JP4928266 B2 JP 4928266B2 JP 2006534318 A JP2006534318 A JP 2006534318A JP 2006534318 A JP2006534318 A JP 2006534318A JP 4928266 B2 JP4928266 B2 JP 4928266B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
gas
pressure
fluid
body cavity
catheter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006534318A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007507317A (ja
Inventor
ロバート, アール. マンテル,
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Northgate Technologies Inc
Original Assignee
Northgate Technologies Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Northgate Technologies Inc filed Critical Northgate Technologies Inc
Publication of JP2007507317A publication Critical patent/JP2007507317A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4928266B2 publication Critical patent/JP4928266B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M13/00Insufflators for therapeutic or disinfectant purposes, i.e. devices for blowing a gas, powder or vapour into the body
    • A61M13/003Blowing gases other than for carrying powders, e.g. for inflating, dilating or rinsing
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61BDIAGNOSIS; SURGERY; IDENTIFICATION
    • A61B17/00Surgical instruments, devices or methods, e.g. tourniquets
    • A61B17/34Trocars; Puncturing needles
    • A61B17/3474Insufflating needles, e.g. Veress needles
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M2202/00Special media to be introduced, removed or treated
    • A61M2202/02Gases
    • A61M2202/0241Anaesthetics; Analgesics
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M2202/00Special media to be introduced, removed or treated
    • A61M2202/04Liquids
    • A61M2202/0468Liquids non-physiological
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A61MEDICAL OR VETERINARY SCIENCE; HYGIENE
    • A61MDEVICES FOR INTRODUCING MEDIA INTO, OR ONTO, THE BODY; DEVICES FOR TRANSDUCING BODY MEDIA OR FOR TAKING MEDIA FROM THE BODY; DEVICES FOR PRODUCING OR ENDING SLEEP OR STUPOR
    • A61M2210/00Anatomical parts of the body
    • A61M2210/10Trunk
    • A61M2210/1017Peritoneal cavity

Description

本発明は、物質を体腔へ送出するためのシステム及び方法に関する。具体的には、本発明は、侵襲性を最低限に抑えた手術処置と組み合わせて、又は外科処置に関係のない治療のために、物質を体腔へ送出するシステム及び方法に関する。
本出願は、2003年10月7日出願の米国仮特許出願第60/509,733号の利益を主張し、その全体を参照して本発明の一部とするものである。
「切開」技法と、侵襲性を最低限に抑えた(腹腔鏡)外科技法の両方を使用する診断又は外科処置の間に医者が遭遇する大きな問題は、数多くの術後の合併症である。これらの合併症は、限定するわけではないが、術後の痛み、感染、組織の癒着及び腫瘍形成で構成されている。薬剤及びそれに関連する送出システムのような、これらの問題に取り組んでいる数多くの製品が、外科的又は侵襲的技術と、患者の転帰を改善するために、市場に存在している。これらの製品の中で注目すべきは、組織の部位を無菌水又は食塩水で洗浄して血液を取り除くのに用いられる吸引及び灌注棒である。癒着を防ぐために、露出した器官に散布して、被覆する又は組織と器官の間に仕切りを設ける薬剤がある。これらの物質は、器官又は組織を被覆するため、又は手術部位の器官に薄い層の膜を形成するため、ゲルの形態、シートの形態、スプレー(液体)の形態、又はエアゾールの形態をしている。これらの物質の幾つかは、切開技法と侵襲性を最低限に抑えた外科技法の両方に用いることができる。
これらの物質と、その腹腔鏡検査に関係するそれらの塗布に伴う問題は、侵襲性を最低限に抑えた腹腔鏡検査の環境において、それらを容易且つ効果的に使用できないことである。液体の噴霧に付帯して最も難しいのは、灌注及び吸引棒で使用する流体が溜まること、及び閉じ込めておけないことである。また、広い面積(数平方センチメートル以上)を覆い、それも必要以上の薬物を使うことなく覆うのは難しい。そのため、過剰な薬物治療のコストを要し、外科処置の経費と時間が掛かる。
シートの形態で使用される物質は、腹腔鏡で侵襲性を最低限に抑える技法を使用する場合は、標準的なトロカールを通して物質を到達させ、その物質を患部の上で広げて、一旦配置した所定の位置に保持するのは難しいので、器官に適用するには実用的でない。液体スプレー技法は、灌注法と同じ問題の多くを有している。これらの装置は、普通は、カニューレ様の圧力の掛かった装置を通して液体を送る。体腔内に追加の流体を導入すると圧力が上がるが、圧力を逃がす手段がない。スプレーを方向決めするための手段が無ければ、薬剤を何処にどれだけ投与するかを制御するのは難しい。更に、量と場所について薬剤を正確に投与するのは、制御するのが難しい。
複数の物質は、手持ちのシリンジでエーロゾル化する前に混ぜ合わされ、その後、薬剤が注入されるときに、その混ぜ合わされた薬剤に空気の流れを加えて、器官に「塗る」のに用いられるエーロゾル状のストリームを作ることが多い。この方法も、圧力を逃がす機構が無く、器官に圧力が加わるという問題に配慮していない。エーロゾルの「雲」を作ることは、如何にして必要な全表面を効果的に被覆するかという問題に取り組んではいるが、例えば腹膜のような、送気される体腔又は器官の内側で、腹部の圧力が制御不可能に上昇するという問題も引き起こす。
上記方法論は、全て、組織及び/又は器官を治療又は被覆するために、物質を異なる物理的形態で適用することに焦点を当ててはいるが、腹腔鏡を使って侵襲性を最低限に抑えた環境で使用するのに最適化されているわけではない。「物質」という用語は、本明細書で用いる場合、限定するわけではないが、液体、粉末又は気体、又はそれらの何れかの組み合わせを含んでいる。
先行技術の欠点に取り組むため、物質を体腔に提供するためのシステム及び方法について以下に論じる。本発明の第1の特徴によれば、エーロゾル状の薬物のような物質を膨張させた体腔に塗布することのできるシステムであって、エーロゾル状の液体のようなあらゆる種類の物質を効率的に、安全に且つ効果的に塗布できるようにするシステムを提供しており、この物質は、苦痛の抑制(鎮痛剤)、感染の防止(予防抗生物質)、組織の癒着(ヒアルロン酸のような自然に発生する潤滑性薬物、ヘパリン、グリセリン又はグリコール薬剤のような他の薬物、更には水分も含め、あらゆる調合物を使用することができる)、及び腫瘍防止(目標を絞った又は予防化学療法の薬又は方法を使って)のために使用される。圧力を逃がすか又は維持する装置が、圧力を所望の範囲内に制御可能に保持して、望ましくない圧力を立ち上げかねない体腔内への物質の導入を補償する。物質導入装置及び送気器と連通している中央制御器は、圧力、流れ、温度など全てのパラメーターを調整する。
本発明の別の特徴によれば、後に続けて薬剤の塗布が施される患者の環境を再設定することによって、継続的に、又は術後に物質を塗布するための方法を開示している。本方法は、患者に、患者の体腔内への通路を提供するために外側腹腔壁と内側腹腔壁に固定される接続口又は他の装置を設ける段階を含んでいる。注入ガスは接続口を通して供給され、物質は、例えばエーロゾルの形態で接続口を通して体腔内へと導入される。或る実施形態では、物質は噴霧カテーテルを通して導入される。或る実施形態では、本方法は、癌腫瘍のための治療処置に関係しており、体腔に供給される物質は化学療法薬剤である。別の実施形態では、本方法は、鎮痛剤又は抗生物質のような、それぞれ、術後の痛み又は感染処置に関係している。
本発明の更に別の特徴によれば、送気された器官に薬剤を塗布する一般的な方法を改良する方法及びシステムであって、器官内の圧力を維持し逃がす要件を制御して調整する段階と、患者内のエーロゾル状の薬物の塗布を調整(薬物の量、塗布速度、投与時機、及び最適化されたエーロゾルを使った腹腔鏡下の投薬医療環境の方向又は構成の制御)する段階と、器具を視認し施術操作できるように適切な膨張状態を維持する段階と、患者の手術、診察又は術後の処置を制御するのに必要な情報又はデータをフィードバック(視覚的又は聴覚的)する段階と、によって改良する方法及びシステムが開示されている。
本発明のこの他の特徴と利点は、好適な実施形態と結び付けて以下に論じる。
図1は、物質を体腔へ送出するための或る実施形態のシステム10が患者12に接続された状態を示している。システム10は、気腹ガスを患者12に供給するための気腹器14を含んでいる。システムは、更に、薬物を患者12に制御可能に供給できるように作られているポンプ16を含んでいる。気腹器14は、ガス送出管18に繋がり、その先は1つ又は複数のカテーテル20、22に繋がっている。気腹器14は、気腹及び/又は噴霧するために供給されるガスの温度を制御するため、一体型のガス温度制御機構を含んでいてもよいし、1つ又は複数のインラインガス加熱器と組み合わせてもよい。第1カテーテルは、気腹カテーテル20であり、気腹カテーテルを患者12の腹膜又は他の特定の場所に向けることができるように、トロカール21又は他の標準的なカテーテル挿入針と協働できる大きさとされている。圧力逃がし制御弁24は、気腹ガスの供給路に沿って、例えばカテーテル20又はトロカール21の上に配置されているので、患者の腹膜又は他の目的の場所の圧力は、監視され、所望のレベルを維持できるように調整される。
エーロゾル化ガスの供給は、ガス送出管18を通して噴霧カテーテル22に送られる一般的な気腹ガスとは別に制御できるのが望ましいが、これも気腹器14によって供給される。このエーロゾル化ガスの供給は、別のトロカール23又は他の適切な針を通して腹膜に挿入されている噴霧カテーテル22に接続されてガス管18を通して送られる。システム10は、気腹ガス供給チェーンを構成している構成要素沿いの何処かに配置されている単一の圧力逃がし制御弁付で作動するが、別の独立して制御可能な圧力逃がし弁25を、例えば噴霧カテーテル22用のトロカール23に配置してもよい。噴霧カテーテルは、ポンプ16に接続されている流体供給管26から薬物を流体の形態で受け取る。噴霧カテーテルに提供されるガスは、ポンプ16が供給する流体の薬物と混ぜ合わされ、患者12の特定の器官、腹膜空洞壁及び他の場所に正確に散布させるために霧状の薬物を生成する。図1のシステムは、分かり易いように基本的な流体とガスの配管だけを示している。中央制御器は、以下に詳細に説明するが、気腹器、ポンプ及び圧力逃がし制御弁の作用を調整して、圧力、ガス又は流体の流量、温度などのようなあらゆるシステムのパラメーターを管理する。噴霧カテーテル22を図示しているが、体腔に物質を導入するためにどの様な他の装置を用いてもよい。例えば、噴霧カテーテル22は、体腔に物質を注入する吸引灌注棒と置き換えてもよい。
気腹器14は、例えばイリノイ州エルギンのNorthgate Technologies社から販売されているOMNIFLATORモデル6620のような、どの様な気腹器でもよい。適切な気腹器の例は、米国特許第6,299,592号、及び米国特許出願第10/829,485号に記載されており、これら両文献全体を参考文献としてここに援用する。気腹器は、気腹ガスの加圧源を含んでいてもよい。気腹ガスの例には、限定するわけではないが、二酸化炭素、亜酸化窒素、アルゴン又はヘリウムが含まれる。気腹ガスは、使用される気腹器や強制力のある法規制によって変わるが、通常、圧力が、気腹器によって水銀柱で略45から55ミリメートルまで減圧される(「押圧力」としても知られている)。押圧力は水銀柱で45−55ミリメートルの範囲にあってもよいが、腹膜又は他の体腔内で維持される実際の圧力は、水銀柱で25−30mm未満であるのが望ましく、多くの腹腔鏡手術の場合、水銀柱で12mmの範囲にあるのが最も望ましい。
ポンプ16は、蠕動ポンプ、シリンジポンプ、水圧(液体上に空気のある)ポンプ、又は薬剤の分注を制御できる何らかの他の機構でもよい。制御可能なポンプのパラメーターには、送出の速度と量、並びにタイミングが含まれる。連続的且つ周期的なポンピングが必要であると考えられている。薬剤が所定の間隔で所定の回数だけ噴霧カテーテル22へ輸送されるような、薬剤の遅延ポンピングも考えられる。或る実施形態では、ポンプは、流体管26と噴霧カテーテル22へと送出する前に、流体を制御された温度まで加熱する加熱機構を含んでいる。
ガス及び流体の配管18、26は、使い捨て式のポリ塩化ビニールの管で作られているが、他の実施形態では、適切であればどの様な材料を使用してもよい。例えば、配管は、再利用可能なシリコン材料で作ってもよい。管の直径は、流量要件と、強制力のある法規制次第で変わる。更に、各管の内径は、互いに違っていてもよい。ガス配管18用の各管にフィルター(図示せず)を配置して、粒子バリヤーを設けてもよい。或る実施形態では、フィルターは、約0.2ミクロンの粒子バリヤーを提供し、99パーセントの効率で作動するガラス繊維の疎水性フィルターである。他の実施形態は、ろ過性能が異なる、任意の数の一般的に使用されているフィルターを使用している。
気腹及びエーロゾル化ガスの供給源とそれぞれ連結されている圧力逃がし弁(PRV)24、25は、ガス供給管18又はカテーテル20、22内に配置してもよい。別の実施形態では、弁24、25は、それぞれ、オハイオ州クリーブランドの Parker Hamilton 社の Pneutronics 部門から市販されているような個別の弁である。どの様な型式の弁を使用してもよい。例えば、弁は、電気、空圧又は水圧の何れで作動してもよい。別の実施形態では、弁は、事前に設定された最大値に達すると圧力を逃がすように事前設定されている機械的な圧力逃がし弁である。例えば、気腹ガスの圧力が事前に設定された圧力に達すると、ばね作動式の弁が開いて圧力を逃がす。弁は、気腹器の電子機器と連結された制御器によって生成される信号で作動するのが望ましい。その様な制御器の一例は、NorthgateのOMNIFLATOR6620気腹器の制御回路内に含まれており、その様な弁の一例はピンチ弁である。信号は、中央制御器130が感知した流れの絞り又は背圧を監視することによるフィードバックによって生成される(図5参照)。気腹ガスの圧力の監視は、圧力を監視する制御器130内の圧力変換器(図示せず)によって行われる。
噴霧カテーテル22は、少なくとも1つの流体孔と少なくとも1つのガス孔の組み合わせを含んでいて、ガスと流体を混ぜ合わせて、腹膜の内側にエーロゾルを生成するように作られているのが望ましい。1999年10月12日発行の米国特許第5,964,223号「噴霧カテーテルと、使用及び製造の方法」に記載されているような、どの様な噴霧カテーテルを使用してもよく、同出願の全体を参考文献としてここに援用する。噴霧カテーテルの幾つかの例を、図2から4に示している。
図2は、トロカールによって腹膜の内側に配置することのできる遠位端を備えた噴霧カテーテル30を示している。噴霧カテーテル30は、同軸の管状構造になっており、外側管32が内側管34を囲んでいて、内側管34の遠位液体オリフィス36から送出された流体が、外側管32の遠位オリフィス38で、内側管と外側管の間の環状領域から遠位方向に送出される加圧されたガスの流れによって霧化されるようになっている。更に、別の孔40が、噴霧カテーテル30のシャフトを通って伸張している。この追加の孔40は、遠位管状伸張部42に繋がっている。管状伸張部42は、噴霧カテーテル30の遠位端から遠位側に伸張している。遠位管状伸張部42の遠位端44は元の方向に曲がって戻っているので、管状伸張部42の遠位オリフィス46は、近位方向に戻り、内側及び外側管のオリフィス36及び38に向いている。
追加の孔40も加圧されたガスを搬送し、このガスは、オリフィス46によって、オリフィス36と38を出るガスと液体によって生成されるエーロゾル噴流の方向とは逆の、近位方向に向けられている。追加の孔40からのガスは、これらのオリフィスからのガスに対して逆流となるので、これらのオリフィスから生成された粒子の速度を減速する。或る好適な実施形態では、遠位管状伸張部42は、ステンレス鋼の針材のような適切な材料で形成されている。
図3は、逆流装置を組み込んだ噴霧カテーテル50の別の実施形態を示している。先に述べた実施形態と同様に、この実施形態でも、噴霧カテーテル50は、トロカール内に配置されている。噴霧カテーテル50は、元の方向に曲って戻っている遠位部分52を有している。噴霧カテーテル50は、霧状の粒子の噴流を逆方向、即ち、近位方向に生成する遠位オリフィス54と56を有している。更に、噴霧カテーテル50内には、加圧されたガスを搬送するための別の孔58も配置されている。追加の孔58は、遠位方向に向いた遠位オリフィス60を有している。追加の孔58の遠位オリフィス60は、噴霧カテーテル50の遠位オリフィス52及び54と整列しているので、追加の孔58からのガスの流れは、噴霧カテーテル50から生成される霧状の噴流の速度を減速する。噴霧カテーテルによって生成されるエーロゾルの噴流は、方向を変え、追加の孔58からガスの流れに運ばれて腹膜に送られる。
噴霧カテーテル装置の別の実施形態では、カテーテルは、2つがガスで1つは液体の3つの孔を含んでおり、2つの液体孔の内の第2の孔は、圧力を感知し、及び/又は体腔内の圧力を逃がすのに用いられている。
図4は、システムの別の実施形態100を示している。この実施形態では、システム100は、患者112に挿入されているトロカール123又は別の針を通る噴霧カテーテル122を通る、単一のガス管118を通して、気腹ガスとエーロゾル化ガスの両方が提供されている。組み合わせ式の気腹器/ポンプ114は、気腹ガスと流体の両方を、噴霧カテーテル122を通して提供する。流体は、流体を所望の温度に温める加熱器制御器128によって制御されている随意の加熱スリーブ127を通る流体配管126に沿って提供される。別の実施形態では、流体の加熱機構は、ポンプと一体化されているか、又はインライン加熱器で提供されている。ポンプが、取り外し可能なシリンジからの流体の放出を制御するためのシリンジポンプである別の実施形態では、熱は、ミズーリ州セントルイスの Watlow Electric Manufacturing 社から入手可能なシリンジ加熱器テープを使って流体に供給される。加熱器は、組み合わせ式の気腹器/ポンプ114で、中央制御器によって制御される。流体の温度は、流体が体腔に入るときに所望の温度範囲内にあるように、体腔までの残りの経路における熱の損失を考慮して調整されるのが望ましい。逃がし弁機構125は、ガス圧を制御して、腹膜又は他の体腔内のガス圧を所望のレベルに維持するために設けられている。圧力逃がし弁125は、トロカールと一体になっていてもよいし、ガス配管118に沿って、又は気腹器内に配置されている別体の逃がし弁機構であってもよい。図4に示しているように、システム100は、組み合わせ式の、又は別体式のガスと流体の供給源を含んでいる。また、システムは、単一のトロカール123、又は図1に示しているような別体のトロカールを通して作用する。
図5に示しているように、図1のシステム10は、気腹器14と一体か、又は別体の中央制御器130によって制御されるのが望ましい。気腹器は、更に、中央制御器130によって管理されている1つ又は複数のパラメーターを同時に又は選択的に表示するためのディスプレイ132を含んでいる。中央制御器130は、気腹器14と一体であるか別体であるかを問わず、システムの各構成要素と通信しているのが望ましい。この様に、中央制御器130は、ガス制御器134と、薬剤をカテーテルへ送るポンプ16の作動と、圧力逃がし弁又は気腹ガス供給源及び/又はカテーテルガス供給源の圧力逃がし弁と接続されている制御器136とによって、気腹及びカテーテルガスの温度と湿度の制御を監視し調整する。制御器130、134、136とディスプレイ132の内の1つ又はそれ以上は、気腹器14と一体に形成されていてもよいし、独立していてもよい。ディスプレイには、1つ又は複数の標準的なインターフェースボタンか、又はタッチスクリーン機能が備えられている。中央制御器130と、一体又は別体の各制御器との間では、どの様な通信プロトコル及びフォーマットを用いてもよい。
調整された液体及びガスの分注制御器150の或る実施形態は、図6の詳細な図に示しているように、シリンジポンプ、独立したCPU、及び随意の能動的圧力逃がし機構を含んでいる。制御器150は、気腹器とポンプ制御器のタスクを組み合わせる。或る実施形態では、制御器は、一般的な低圧高流量仕様の気腹器とは異なる高圧力低流量仕様に構成されているのが望ましい。加圧され容器に詰められたガスのような高圧ガス源からの気腹ガスは、ガス入力口152に接続されている。高圧マニホルド154は、最初の高圧源からの2000psi程度になることもある圧力を調整し、高圧調整器156を通して供給圧力を低減する。或る実施形態では、高圧調整器156は、受け入れたガス圧を約150psiに下げる。どの様な型式の高圧調整器を使用してもよい。
患者に供給される気腹ガスの圧力は、一般に低圧でなければならないので、高圧マニホルドからの、例えば150psiのガスは、低圧マニホルド158を通して処理される。低圧マニホルドは、ガス圧を更に下げるように作られた低圧調整器160を含んでいる。この例では、ガス圧は、150psiから100psiに下げられる。この圧力は、換算すると、実際に体腔に導入するのに適した毎分2−3リットルの流量になる。上に論じた圧力は、例として示しているに過ぎず、高圧及び低圧マニホルド内の様々な圧力設定は、何れかの圧力に、ユーザーが調整できるか、又は手動で設定しなくてもよいように製造元で事前に設定されている。低圧マニホルドは、更に、この例では平方インチゲージ(psig)当たり0.9ポンドである所定の閾値を超える圧力を機械的に逃がすように設定された受動的な圧力逃がし弁(PRV)162を含んでいる。電気的に制御可能な出力弁164は、カテーテルに送られるガス出力を計測する。圧力モニター線は、中央プロセッサー(CPU)166を、高圧センサー168を介して低圧マニホルドに接続している。気腹器装置で使用する場合、患者に導入される圧力を制御するのに、患者近くに設けた少なくとも1つの受動的圧力逃がし弁24(図1参照)を使用するか、又は、以下に詳しく説明するが、随意の能動的圧力制御器194を使用する。シリンジポンプモーター制御器170も、CPUによって制御され、患者に供給される流体の量を計測する。
作動器192は、制御器150に接続されており、制御器150による1つ又は複数の動作を始動する。例えば、作動器192は、CPU166に信号を送り、気腹ガスの生産、流体の分注又は他の活動を開始又は停止させる。或る実施形態では、作動器192は、医療実施者が両手を使える状態に保てる足踏ペダル又は何らかの他の形態の作動器である。押しボタン、レバー、タッチスクリーン、又は何らかの作動入力手段も考えられる。
調整された液体及びガスの分注制御器の随意の部分は、機械的な受動的圧力逃がし弁162に加えて、患者に供給される圧力を制限するための機構を提供することのできる能動的な圧力制御器194である。随意的にではあるが、能動的な圧力制御器194は、患者の身体に設けた外部圧力感知線196を通してセンサーから供給される圧力測定値を使って、CPU166が能動的に圧力を調整できるようにすることによって、より正確な圧力制御を提供することができる。圧力データは、低圧センサー198によってCPU166に提供される。能動的な圧力制御器は、CPUが電気的に制御する1つ又は複数の能動的な圧力逃がし弁を通して患者に供給される圧力を下げることができる。
手術及び術後の治療の中には、2つ以上の流体の混合を必要とするものもある。流体の混合は、何度かの細かい修正を通して実現することができる。複数の流体源を備えた、調整された液体及びガスの分注制御器150の或る実施形態を、図7に示している。図7の実施形態では、流体混合物は、流体混合室172を使用して、個々のシリンジ174、176から供給される異なる流体を混ぜ合わせる、調整された液体及びガス分注制御器151の構成体によって提供される。モーター制御器170は、CPU166からの指示を解釈して、プッシュプレート182、184に連結されている個々のモーター178、180を始動させ、各シリンジ174、176に係合させる。
CPU166及びモーター制御器170からの信号を受け取ると、各モーター178、180は、そのプッシュプレートを一定の距離だけ動かして、シリンジに、或る計測された量の流体を流体混合室172に放出させる。各モーター178、180は、所望の流体混合に従って、同一又は異なる量だけ動かすように指示される。逆止弁186、188は、流体混合室の入力口に、同一又は異なるシリンジへの逆流に対する追加防御策として設けられている。20psi又は他の低圧の調整器のように、流体混合室から流体の混合物を放出できるだけの圧力を提供するため、低圧マニホルド159からのガスの供給は、低圧調整器160の後で行われ、更に混合室圧力調整器190を通して処理され、この例では20psiまで下げられる。次いで、ガスは、流体混合室に送られ、混合された流体を体腔内で噴霧するため、そして局所塗布又は他の用途に使うために、カテーテルに進める。この実施形態を使えば、異なる流体を、組み合わせて、又は順次的に管理することができ、一つの流体は、次の流体が分注される前に、混合室を通して送られ、混合室から排出される。
流体を混合するために作られた制御器202の別の実施形態を、図8に示している。この実施形態では、図7と同じ構成要素は、全て同じ参照番号で示している。図8の実施形態は、図7とは異なり、受動的なy字管204が、図7の流体混合室172と流体混合室調整器190に置き換わっている。この様に、シリンジ174、176からの流体の混合と、カテーテルへの送出は、シリンジによるプッシュプレート178、180の力を使って行われる。異なる流体は、流体をシリンジから同時に分注することによって、y字管内で組み合わせられる。代わりに、流体は、用途次第で、連続して、又は時間間隔を相当に取って分注される。
1種類の流体、又は多種類の流体を提供するための制御器の構成を提供することに加えて、本発明の実施形態は、複数の異なるガスに対応するための構成と方法も含んでいる。図9に示している或る実施形態では、制御器212内の修正された高圧マニホルド208と混合室210が、図6及び図7の高圧マニホルド154に置き換えて用いられている。図8の制御器212の、図6及び図7の構成要素と同じ残りの構成要素は、分かり易くするため同じ参照番号にしている。図8の制御器212を使って、異なる気腹ガス214、216、218の混合物は、各高圧調整器220、222、224内で処理され、それらの圧力は、この例では100psiの低圧に下げられるが、混合室210によって更に容易に管理される。この混合室は、例えば先に援用した米国特許出願第10/829,485号に一例が開示されているが、実質的に等量のガスを組み合わせて混合物にし、これを先に述べたように低圧マニホルド158を通して処理する。混合されたガスを気腹に使用する一例としては、気腹ガスに酸素を加えることによるアシドーシスの予防、ヘリウム又は酸素を加えることによる術後の痛みの低減などが挙げられる。
別の実施形態では、モーター制御器170、モーター178及びプッシュプレート182を含む、調整された液体及びガス分注制御器の流体ポンプアッセンブリは、使い捨てカテーテル、シリンジ及び配管セット226と共に使うようになっている。図10に示しているように、このセットを使えば、流体が、制御器228の残り部分と接触することから巧く隔離することができる。これは、シリンジを保持器の内側に入れ、管をシリンジ保持器の外側に取り付けて、流体が、シリンジとカテーテル又は管の間で、保持器の中に設けられた導管と接触するようになっている、別体の固定されたシリンジ保持器ではなく、シリンジ230から管232そしてカテーテル234まで直接接続することによって実現される。更に汚染から隔離するため、低圧マニホルドのガス出口からカテーテルまでの管236又は他の導管も、セット226の一部であるのが望ましい。図11は、使い捨てシリンジ/カテーテル/管のセットのための収容溝を有するシリンジポンプの斜視図を開示している。カテーテルは、シリンジに取り付けられ、シリンジポンプに取替え可能に挿入できるように事前に組み立ててもよいし、シリンジと分離し、間に使い捨てできない孔を介在させること無くシリンジに直接取り付けてもよい。シリンジポンプは、シリンジポンプの作動を管理するために、遠隔プロセッサーと通信していてもよいし、固有のプロセッサーを含んでいてもよい。カテーテル用のガス入力口は、シリンジポンプアッセンブリと一体化してもよい。
上に述べた一体型のシステム又は別体のシステム構成要素を利用して、侵襲性を最低限に抑えた処置の間に、霧化された薬剤のような物質を体腔に供給する方法について説明する。腹腔鏡を使った処置を以下に具体的に示すが、本システムを使った薬剤の塗布には、霧化された物質の、体内の特定の器官及び内腔上への投与、並びに局所的な塗布が含まれる。胆嚢、ヘルニア、ボウル切除などのような多くの通常の腹腔鏡を使った処置では、患者は、うつぶせ状態になって鎮静剤を投与される。ヴェール型の針が、ガスを患者に輸送するため患者に取り付けられ、このヴェール針は、腹膜に送り込むため気腹器に接続されている。或る適したヴェール針、より一般的には挿入装置が、2001年4月24日出願の米国特許出願第09/841,125号に開示され、2002年12月5日に米国特許第2002/0183715号として発行されており、その全体を参考文献としてここに援用する。その後、ヴェール針は取り外されるが、トロカールは既に作られている針穴を通して挿入されており、供給ガスを空洞内に維持している。トロカールによって設けられた開口を使って内視鏡が挿入されるので、医者は身体の内部を見ることができる。この時点で、特定の処置に必要な器具として使用するために、幾つかの他の小さなトロカールが体内に挿入されてもよい。上に述べたシステムを使って、気腹ガスは好適に加熱及び加湿され、適切な薬物治療が行われる。例えば、腹腔鏡下の処置の際に起こることが多い癒着の問題を回避するために、エーロゾル化カテーテルを通してエーロゾルを供給して、腹部の露出した器官と壁を覆う。この癒着防止治療は、外科処置の間に何度も繰り返され、システムの中央制御器130に事前プログラムされている。処置の間、ガス及び流体の送出に関係するパラメーターは、表示され、個々に制御される。パラメーターには、湿度、温度、pH、体積、速度、圧力、及び患者に注入されるあらゆる流体又はガスの継続時間が含まれる。pHは、例えば、酸性液又は緩衝液を流体に導入することによって調整される。薬剤を塗布するか、又は気腹ガスと薬剤の両方を供給するために、数多くのカテーテルの何れでも、調整された液体及びガス分注制御器の様々な実施形態と共に使用することができるが、2つの適したカテーテルが、2002年4月30日発行の米国特許第6,379,373号と、2000年12月26日発行の同第6,165,201号に開示されている。これらの米国特許両方の開示を、参考文献としてここに援用する。
医者は、先に述べたシステムと方法を使って、エーロゾル化した薬剤を膨張させた体腔に塗布するが、膨張させているので、エーロゾル化できる液体であればどの様なものでも効率的に、安全に且つ効果的に塗布することができ、これらの液体は、痛みと管理(鎮痛剤)、感染防止(予防的抗生物質)、組織の癒着(ヒアルロン酸のような自然に作り出される潤滑性薬物、ヘパリン、グリセリン又はグリコール薬物のような他の薬剤、更には水分を含むあらゆる調合物が用いられる)、及び腫瘍防止(目標を絞った又は予防的な化学治療薬又は方法を使って)、又は出血又は血液凝固を制御するために使用することができる。腹腔鏡を使った処置について上に具体的に論じているが、ここに開示しているシステムと方法は、どの様な内視鏡を使った処置、又は他の侵襲性を最小限に抑えた処置でも使用できるように考えられている。
本発明の別の態様によれば、目標を絞った又は予防的な化学治療に関して言えば、本システムは、エーロゾル状の薬物のような物質の塗布が続けて施される患者内の環境を再設定することにより、一般に継続的に、又は術後に物質の塗布を行うのに用いられる。これは、外科処置後に患者に接続口装置を残すか、又は非外科的治療養生法の準備の中で外科的に患者に接続口を設けることによって実現することができる。接続口は、体腔への衛生的な接近点を提供できるのであればどの様な装置でもよく、この装置は、腹腔の外側と腹腔の内側壁に取り付けられる再密閉可能な機構である。適した接続口の1つの例は、腸内供給管接続口である。この接続口は、物質を体腔に塗布するための装置、この場合は噴霧カテーテルと、図1のシステム10の残りを、後で患者に再接続して、物質を塗布し又は他の治療を施すことができるようにしている。或る実施形態では、物質は、術後の苦痛を和らげるための鎮痛剤である。別の実施形態では、物質は、起こるかもしれない感染症と戦うために術後に時々塗布する抗生物質である。
或いは、術後の痛み又は感染とは別に、患者には、効果的な化学療法治療ができるようにするために、そのような接続口を設けることもできる。この事例では、患者には、癌に冒された単一又は複数の器官を、その特定の患者又は腫瘍に合わせて作られたエーロゾル治療剤で直接治療できるように、接続口が設けられる。何れの場合も、術後の再侵入又は化学療法の適用、治療は、内視鏡を使うこと無く行うことができる。実施形態の中には、内視鏡を使用して、医療専門家がエーロゾルを所望の領域に適切に塗布できるようにし、噴霧カテーテルの遠位端を、エーロゾルの配置が最適になるように向けられるようにするものもある。腹膜内に再侵入する際には、安全な腔内圧力を維持するために、単一又は複数の(能動的又は受動的)圧力逃がし弁が用いられる。腹膜内に適切な圧力を維持することによって、薬品の噴霧化に用いられるガスによって生じる追加の圧力、又は体腔の外側からの流体又は他の物質からの圧力にも対処することができる。
上に述べたように、器官又は体腔内に投薬医療環境を作るための方法と装置を開示してきた。本方法は、薬物を含んだ物質が、全ての又は選択された内部表面に堆積できるようなエーロゾルの雲を作ることができる。本装置は、使用しながら操作できるエーロゾル化カテーテルと、エーロゾル化カテーテルを導入するための装置と、薬剤送出の速度、量及び時間を制御するための制御手段に連結された薬剤送出システムと、カテーテルへ送るガスの圧力を制御して、ガスの流れの圧力、タイミング及び速度を制御できるようにするためのシステムと、単独で又は気腹器と組み合わせてガスの圧力を監視し、逃がすための手段と、システム全体を制御するための、様々なガス及び流体の供給の制御を統合する手段と、を備えている。更に、術後に腹膜又は器官に再侵入し、術後の治療のために投薬医療環境を再構築するための手段を開示している。気腹と噴霧は、共に、調整された液体及びガスの分注制御器を使って、カテーテル内の一つのガス孔又は複数のガス孔によって実施される。
以上の詳細な説明は、限定を課するものではなく、分かり易く説明するためのものであり、全ての等価物を含め特許請求の範囲が、本発明の範囲を定義するものである旨理解頂きたい。
本発明の或る実施形態による、エーロゾル状薬剤を腹腔鏡下で送出するためのシステムにおける流体接続の或る実施形態を示している。 図1のシステムで使用するのに適した噴霧カテーテルの斜視図である。 図2の噴霧カテーテルの別の実施形態である。 図1のシステムの別の実施形態である。 図1のシステムの制御接続の或る実施形態の概略図である。 図1のシステムで使用するのに適した、調整された液体及びガスの分注制御器のブロック図である。 複数の流体を分注し混合するための流体混合室を有する、図6の調整された液体及びガスの分注制御器の別の実施形態のブロック図である。 複数の流体を分注し混合するためのy字管を有する、図6の調整された液体及びガスの分注制御器の第2の別の実施形態のブロック図である。 混ぜ合わされた気腹ガスを提供するためのガス混合室を有する、図6の調整された液体及びガスの分注制御器の第3の別の実施形態のブロック図である。 図6の調整された液体及びガスの分注制御器に取り付けられた、使い捨てカテーテル、シリンジ及び管のセットのブロック図である。 使い捨てシリンジ/カテーテル/管のセットのための収容溝を有するシリンジポンプの斜視図である。

Claims (5)

  1. 患者の体腔内に制御された環境を提供するためのシステムにおいて、
    前記体腔にガス管を通してガスを供給するように作られた気腹器と、
    噴霧するために、噴霧化ガスの供給源及び流体の供給源と連通している噴霧カテーテルであって、前記体腔内で位置決め可能な遠位端を有し、前記体腔内において前記遠位端でエーロゾルを発生させるようになされている噴霧カテーテルと、
    前記ガス管と前記噴霧化ガスの供給源の内の1つと連通している、前記体腔内の圧力を維持するための少なくとも1つの圧力逃がし弁と、
    前記体腔内に所望の圧力を維持しながら流体及びガスの送出を調整するために、前記気腹器、前記噴霧化ガスの供給源、前記流体の供給源、及び前記圧力逃がし弁と通信している中央制御器と、
    を備えているシステム。
  2. 前記少なくとも1つの圧力逃がし弁は、電気的及び空圧的に制御可能な弁の1つである、請求項1に記載のシステム。
  3. 前記少なくとも1つの圧力逃がし弁は、受動的機械弁を備えている、請求項1に記載のシステム。
  4. 前記中央制御器は、前記流体の供給源による前記噴霧カテーテルへの流体の送出を監視及び調整するようになされている、請求項1に記載のシステム。
  5. 前記システムは、腹腔鏡を使った処置を行うためのシステムである請求項1に記載のシステム。
JP2006534318A 2003-10-07 2004-10-07 物質を体腔へ送出するためのシステム及び方法 Active JP4928266B2 (ja)

Applications Claiming Priority (5)

Application Number Priority Date Filing Date Title
US50973303P 2003-10-07 2003-10-07
US60/509,733 2003-10-07
US10/961,475 2004-10-07
PCT/US2004/033024 WO2005035035A1 (en) 2003-10-07 2004-10-07 System and method for delivering a substance to a body cavity
US10/961,475 US7704223B2 (en) 2003-10-07 2004-10-07 System and method for delivering a substance to a body cavity

Related Child Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011242130A Division JP5509178B2 (ja) 2003-10-07 2011-11-04 物質を体腔へ送出するためのシステム及び方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007507317A JP2007507317A (ja) 2007-03-29
JP4928266B2 true JP4928266B2 (ja) 2012-05-09

Family

ID=34437305

Family Applications (2)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006534318A Active JP4928266B2 (ja) 2003-10-07 2004-10-07 物質を体腔へ送出するためのシステム及び方法
JP2011242130A Active JP5509178B2 (ja) 2003-10-07 2011-11-04 物質を体腔へ送出するためのシステム及び方法

Family Applications After (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2011242130A Active JP5509178B2 (ja) 2003-10-07 2011-11-04 物質を体腔へ送出するためのシステム及び方法

Country Status (7)

Country Link
US (4) US7704223B2 (ja)
EP (1) EP1673125B1 (ja)
JP (2) JP4928266B2 (ja)
CA (1) CA2538456C (ja)
DE (2) DE202004021703U1 (ja)
ES (1) ES2336796T3 (ja)
WO (1) WO2005035035A1 (ja)

Families Citing this family (65)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7918816B2 (en) * 1998-05-19 2011-04-05 Lexion Medical, Llc Method and apparatus for delivering an agent to the abdomen
US9028437B2 (en) * 1998-05-19 2015-05-12 Lexion Medical, Llc Method for delivering an agent to the abdomen
CA2467969C (en) 2001-11-21 2009-01-27 E-Z-Em, Inc. Device, system, kit or method for collecting effluent from an individual
US20130211320A1 (en) * 2003-10-07 2013-08-15 Nawar Alkhamesi System and method for delivering an anti-adhesive substance to a body cavity
US7335159B2 (en) * 2004-08-26 2008-02-26 Scimed Life Systems, Inc. Endoscope having auto-insufflation and exsufflation
US7722558B2 (en) 2005-02-15 2010-05-25 Ott Douglas E Trocar sleeve for jet stream condition
US7806850B2 (en) 2005-10-24 2010-10-05 Bracco Diagnostics Inc. Insufflating system, method, and computer program product for controlling the supply of a distending media to an endoscopic device
US8172787B2 (en) * 2006-04-13 2012-05-08 Stryker Corporation Method and apparatus to detect biocontamination in an insufflator for use in endoscopy
US20080064921A1 (en) * 2006-06-13 2008-03-13 Intuitive Surgical, Inc. Guide tube control of minimally invasive surgical instruments
US8551076B2 (en) * 2006-06-13 2013-10-08 Intuitive Surgical Operations, Inc. Retrograde instrument
JP2009545417A (ja) * 2006-08-04 2009-12-24 ノースゲート テクノロジーズ インコーポレイテッド 体内へアクセスするための留置ポート
WO2008117265A1 (en) * 2007-03-28 2008-10-02 Stamford Devices Limited Humidification in breathing circuits
US20090241948A1 (en) * 2007-03-28 2009-10-01 Dermot Joseph Clancy Humidification in breathing circuits
US20080269665A1 (en) * 2007-04-24 2008-10-30 Johan Petersen Chemotherapy delivery device
US8888689B2 (en) * 2007-06-19 2014-11-18 Minimally Invasive Devices, Inc. Systems and methods for optimizing and maintaining visualization of a surgical field during the use of surgical scopes
US9050036B2 (en) 2007-06-19 2015-06-09 Minimally Invasive Devices, Inc. Device for maintaining visualization with surgical scopes
JP5111953B2 (ja) * 2007-06-22 2013-01-09 大研医器株式会社 気腹ガス循環装置及びこれを備えた気腹ガス循環システム
PT2848192T (pt) 2007-10-15 2022-03-02 Univ Maryland Aparelho para utilização no estudo do cólon de um paciente
US20100268154A1 (en) * 2007-11-13 2010-10-21 University Of Maryland, Baltimore Apparatus and method for automating an enema with controlled distension
US20090143759A1 (en) 2007-11-30 2009-06-04 Jacques Van Dam Methods, Devices, Kits and Systems for Defunctionalizing the Cystic Duct
WO2009147639A2 (en) * 2008-06-06 2009-12-10 Romeo Bardini Tissue dissection device and method
EP2341849B1 (en) 2008-10-10 2019-12-18 SurgiQuest, Incorporated System for improved gas recirculation in surgical trocars with pneumatic sealing
US9901347B2 (en) 2009-05-29 2018-02-27 Terus Medical, Inc. Biliary shunts, delivery systems, and methods of using the same
WO2011016019A1 (en) * 2009-08-04 2011-02-10 Pollogen Ltd. Cosmetic skin rejuvination
US11590346B2 (en) 2009-11-16 2023-02-28 Pollogen Ltd. Apparatus and method for cosmetic treatment of human mucosal tissue
AU2010317380B2 (en) 2009-11-16 2016-02-11 Pollogen Ltd. Non-invasive fat removal
US9078562B2 (en) 2010-01-11 2015-07-14 Minimally Invasive Devices, Inc. Systems and methods for optimizing and maintaining visualization of a surgical field during the use of surgical scopes
ES2341086B2 (es) * 2010-01-29 2011-01-03 Nicolas Anthony Costovici Cateter para la practica de colonoscopia por imagen.
US9610412B2 (en) * 2010-03-02 2017-04-04 Covidien Lp Internally pressurized medical devices
US9402863B2 (en) * 2010-03-05 2016-08-02 Endosat Nv Methods and systems for conditioning in surgery
US20120184897A1 (en) * 2010-07-19 2012-07-19 Minimally Invasive Devices, Llc Integrated systems and methods for maintenance and management of an intra-abdominal gas environment during laparoscopic surgery
JP5968886B2 (ja) 2010-08-04 2016-08-10 ミニマリー インべーシブ デバイシーズ, インコーポレイテッド 手術用顕微鏡を使用する間に術野の可視化を最適化および維持するためのシステムおよび方法
ES2633144T3 (es) 2010-11-24 2017-09-19 Bracco Diagnostics Inc. Sistema para proporcionar y controlar el suministro de un medio de dilatación para colonografía por CT
US9522017B2 (en) 2010-12-03 2016-12-20 Minimally Invasive Devices, Inc. Devices, systems, and methods for performing endoscopic surgical procedures
ES2363550B2 (es) * 2011-03-31 2012-02-24 Nicolas Anthony Costovici Sistema para la insuflación de gas calefaccionado en pacientes
DE102011100450B8 (de) 2011-04-27 2013-10-17 Jörg Gerlach Apparat zum Sprühen von Zellen, Herstellung des Apparates, Methode zum Sprühen mit dem Apparat und eine Zellsuspension gesprüht mit dem Apparat
DE202011101151U1 (de) * 2011-05-27 2011-07-26 Alexander Hetzel Mikropumpe zur Herstellung eines therapeutischen Pneumoperitoneums
ES2763378T3 (es) * 2011-09-16 2020-05-28 Northgate Tech Inc Aplicador de carboxiterapia
DE102012009078A1 (de) * 2012-05-09 2013-11-14 Karl Storz Gmbh & Co. Kg Insufflationsvorrichtung und Verfahren
WO2014065678A1 (en) * 2012-10-25 2014-05-01 Fisher & Paykel Healthcare Limited Pressure relief arrangement for open surgery insufflation system
GB2510321B (en) * 2012-11-12 2018-01-31 Biosurgical S L Agitation apparatus
CN104797278A (zh) * 2012-11-20 2015-07-22 瑟吉奎斯特公司 用于在腹腔镜外科手术过程期间进行烟气抽空的系统及方法
US10398292B2 (en) 2013-03-14 2019-09-03 Floshield, Inc. Fluid dispensing control systems and methods
JP6132660B2 (ja) * 2013-05-27 2017-05-24 オリンパス株式会社 体腔拡張装置および蠕動ポンプの制御方法
EP3071286B1 (en) * 2013-11-22 2024-01-03 Fractyl Health, Inc. Systems for the creation of a therapeutic restriction in the gastrointestinal tract
EP3066973B8 (en) * 2013-12-26 2019-09-11 Olympus Corporation Pneumoperitoneum apparatus
US9572595B1 (en) 2014-03-05 2017-02-21 Northgate Technologies Inc. In-dwelling port for access into a body
US11357932B2 (en) * 2014-03-25 2022-06-14 Qaelon Medical Method and system for detecting leaks and/or verifying adequate closure following a medical procedure
JP6284467B2 (ja) * 2014-10-09 2018-02-28 グンゼ株式会社 薬剤投与装置
CN104815385A (zh) * 2015-04-23 2015-08-05 广州新诚生物科技有限公司 多功能负压引流系统
US10366073B2 (en) * 2015-06-30 2019-07-30 Bank Of America Corporation System for automating data validation
AU2016287740B2 (en) * 2015-07-02 2021-01-28 Northgate Technologies Inc. Gas recirculation system
DE102016202316A1 (de) * 2016-02-16 2017-08-17 Topas Gmbh Technologieorientierte Partikel-, Analysen- Und Sensortechnik Einrichtung und Verfahren zur Beaufschlagung wenigstens eines Gewebeabschnitts einer Körperhöhle oder in einer Körperhöhle mit medizinisch wirksamen Lösungen und/oder Suspensionen
JP6907244B2 (ja) 2016-06-14 2021-07-21 レノバケア・サイエンシズ・コーポレイション 細胞噴霧のためのモジュール式装置
CN109937064A (zh) * 2016-11-14 2019-06-25 康美公司 被配置成当在体腔中使用抽吸时保持稳定的体腔压力的多模态手术气体递送系统
KR101866455B1 (ko) * 2016-12-28 2018-06-12 에스케이텔레콤 주식회사 온열 가압 기복 시스템 및 장치
US11083494B2 (en) * 2018-06-05 2021-08-10 Conmed Corporation System and method for controlling gas composition in a surgical cavity during endoscopic surgical procedures
US11350966B2 (en) * 2018-06-05 2022-06-07 Conmed Corporation System and method for controlling gas composition in a surgical cavity during endoscopic surgical procedures
US11065035B2 (en) * 2018-12-14 2021-07-20 Conmed Corporation Multi-modal surgical gas circulation system for controlling a network of gas sealed access devices
CA3134737A1 (en) * 2019-05-23 2020-11-26 Northgate Technologies Inc. System and method for smoke removal in a gas recirculation system
CN114728136A (zh) * 2019-07-15 2022-07-08 首尔大学校医院 用于循环腹腔内温热加压气体的系统及包括二流体喷嘴的腹腔内提供气体的系统
BR102019023835A8 (pt) * 2019-11-12 2023-01-31 Pipac Brasil Desenvolvimento E Exploracao De Instr Medicinal Ltda Plataforma de aerossolização por ultrassom para aplicação de substâncias terapêuticas em cavidades corpóreas
NL2024352B1 (en) * 2019-12-02 2021-08-31 Milano Politecnico Low source impedance insufflator
KR102405524B1 (ko) * 2020-01-31 2022-06-08 주식회사 다림양행 복강항암용 회전고압분사 시스템
DE102022000487A1 (de) 2022-02-08 2023-08-10 W. O. M. World of Medicine GmbH Insufflationsvorrichtung mit neuartiger Druckmessung

Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0838607A (ja) * 1994-06-17 1996-02-13 Trudell Medical Ltd 噴霧カテーテル装置及びその使用・製造方法
JP2003000534A (ja) * 2001-06-19 2003-01-07 Olympus Optical Co Ltd 流体供給装置
JP2003516772A (ja) * 1999-05-18 2003-05-20 レクシオン・メディカル、リミテッド・ライアビリティ・カンパニー 動物に投入するためのガス処理方法および装置

Family Cites Families (91)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US2722935A (en) 1949-03-22 1955-11-08 Robert E Thompson Powder dispenser
US3464434A (en) 1965-12-30 1969-09-02 Radiometer As Gas-mixing apparatus
US3853105A (en) 1971-12-16 1974-12-10 P Kenagy Insufflator gas flow device
JPS4869158A (ja) 1971-12-22 1973-09-20
DE2451383C3 (de) 1974-10-26 1979-05-03 Hans-Joachim Dr.Med. 2000 Hamburg Lindemann Regler für ein Insufflationsgerät
DE7508556U (de) 1975-03-14 1975-12-04 Friedhelm M Wiest Kg Insufflationsgerät
FR2326734A1 (fr) 1975-10-04 1977-04-29 Wolf Gmbh Richard Appareil d'insufflation de gaz applicable notamment au remplissage d'une cavite du corps
US4109656A (en) 1977-02-07 1978-08-29 Sybron Corporation Apparatus for use with insufflators
GB2005821B (en) 1977-10-07 1982-01-20 Hitachi Shipbuilding Eng Co Apparatus for disposing of waste gas by burning
US4464169A (en) 1981-10-15 1984-08-07 Kurt Semm Apparatus and method for insufflating fluid media into a cavity
DE3413631A1 (de) 1984-04-11 1985-10-24 Semm, Kurt, Prof. Dr.Med., 2300 Kiel Monofile vorrichtung zum insufflieren von gas
US4635627A (en) * 1984-09-13 1987-01-13 Riker Laboratories, Inc. Apparatus and method
DE3517325C1 (de) 1985-05-14 1986-12-11 Drägerwerk AG, 2400 Lübeck Misch- und Dosiervorrichtung fuer stroemende Medien
JPS6246186A (ja) 1985-08-23 1987-02-28 株式会社 環境総研コンサルタント 予熱塔を有する溶解炉
US4640260A (en) 1986-01-22 1987-02-03 Manuel Perez Adjustable flexible dual gas mixing assembly
JPS6384243A (ja) 1986-09-29 1988-04-14 Toshiba Corp フアクシミリ装置
US4878894A (en) 1987-02-26 1989-11-07 Sutter Leroy V Gas/saline valve with suction control
JPS63304133A (ja) 1987-06-05 1988-12-12 Hitachi Ltd 混合ガスを用いる分析計
IT1222509B (it) 1987-08-17 1990-09-05 Miat Spa Insufflatore per la somministrazione di farmaci sotto forma di polvere predosata in opercoli
DE3741149A1 (de) 1987-12-04 1989-06-15 Thomae Gmbh Dr K Zubereitungsformen zur verhinderung von adhaesionen von organen und organteilen
CA1308964C (en) 1988-04-15 1992-10-20 Brian Robin Blackwell Method and apparatus for improving fluid flow and gas mixing in boilers
US4911926A (en) 1988-11-16 1990-03-27 Mediventures Inc. Method and composition for reducing postsurgical adhesions
US4960134A (en) 1988-11-18 1990-10-02 Webster Wilton W Jr Steerable catheter
US5305698A (en) 1989-04-04 1994-04-26 Blackwell Brian R Method and apparatus for improving fluid flow and gas mixing in boilers
US5031613A (en) 1989-06-07 1991-07-16 JoAnne Hahn Nebulizing catheter
US5006109A (en) 1989-09-12 1991-04-09 Donald D. Douglas Method and device for controlling pressure, volumetric flow rate and temperature during gas insuffication procedures
US5061239A (en) 1990-01-31 1991-10-29 Shiels William E Intussusception air reduction system
DE4019239C2 (de) 1990-06-15 1997-04-10 Walz Elektronik Gmbh Insufflationsgerät
US5383923A (en) 1990-10-20 1995-01-24 Webster Laboratories, Inc. Steerable catheter having puller wire with shape memory
IT1248059B (it) 1991-06-14 1995-01-05 Miat Spa Insufflatore multidose per farmaci in polvere
US5328458A (en) 1991-12-03 1994-07-12 Olympus Optical Co., Ltd. Insufflation apparatus
JPH05168714A (ja) 1991-12-25 1993-07-02 Nissho Corp 腹腔内薬液噴霧用カテーテル
EP0630272B1 (en) 1992-03-10 2000-04-26 Duke University Endotracheal tube having aerosol generating means
DE4211986A1 (de) 1992-04-09 1993-10-14 Wisap Gmbh Erwärmungsvorrichtung
US5292304A (en) 1992-06-02 1994-03-08 Northgate Technologies, Inc. Insufflator digital gas flow system
WO1994000484A1 (en) 1992-06-22 1994-01-06 Young Henry E Scar inhibitory factor and use thereof
US5342299A (en) 1992-07-06 1994-08-30 Catheter Imaging Systems Steerable catheter
DE69325037T2 (de) 1992-07-07 2000-01-05 544456 B C Ltd Vorrichtung zur verbesserten insufflation
US5246419A (en) * 1992-09-04 1993-09-21 Omnivision, Inc. Intra-abdominal insufflation apparatus
US5273531A (en) 1992-09-21 1993-12-28 Knoepfler Dennis J Method of applying thrombic powder in laparoscopic procedures
US5363839A (en) 1992-09-21 1994-11-15 Jedmed Instrument Company Video otoscope
TW259716B (ja) 1992-10-09 1995-10-11 Birtcher Med Syst
JPH06295862A (ja) 1992-11-20 1994-10-21 Mitsubishi Electric Corp 化合物半導体製造装置及び有機金属材料容器
US5399159A (en) 1993-03-30 1995-03-21 Origin Medsystems, Inc. Apparatus and method for hand-held insufflation
US5411474A (en) 1993-07-14 1995-05-02 Douglas E. Ott Method and apparatus for conditioning insufflation gas for laparoscopic surgery
US5439441A (en) 1993-10-12 1995-08-08 Snowden-Pencer, Inc. Surgical insufflation system with improved determination of body cavity pressure
US5411988A (en) 1993-10-27 1995-05-02 Bockow; Barry I. Compositions and methods for inhibiting inflammation and adhesion formation
US5800381A (en) 1994-02-25 1998-09-01 Ognier; Jean-François Medical gas insufflator with automatic gas flow control
US5464008A (en) 1994-04-14 1995-11-07 Kim; John H. Laparoscope defogging
DE69530553T2 (de) 1994-05-13 2004-03-25 KURARAY CO., LTD, Kurashiki Medizinisches polymergel
US5478837A (en) 1994-06-07 1995-12-26 University Of Southern California Use of quinacrine in preventing adhesion formation
US5642730A (en) 1994-06-17 1997-07-01 Trudell Medical Limited Catheter system for delivery of aerosolized medicine for use with pressurized propellant canister
US6729334B1 (en) 1994-06-17 2004-05-04 Trudell Medical Limited Nebulizing catheter system and methods of use and manufacture
US5514087A (en) 1994-08-26 1996-05-07 Karl Storz Gmbh & Co. Self-regulating insufflator
US5558668A (en) 1994-10-11 1996-09-24 Plc Medical Systems, Inc. Medical laser treatment system and method
DE4437207C1 (de) 1994-10-18 1996-01-04 Draegerwerk Ag Gasverhältnisregelvorrichtung für Narkosegeräte
US5534261A (en) 1995-01-17 1996-07-09 University Of Southern California Retinoid-based compositions and method for preventing adhesion formation using the same
WO1996024402A1 (en) 1995-02-08 1996-08-15 Puritan-Bennett Corporation Gas mixing apparatus for a ventilator
US5513630A (en) 1995-03-08 1996-05-07 Century; Theodore J. Powder dispenser
EP0814774B1 (en) 1995-03-24 2005-10-19 Genzyme Corporation Reduction of adhesions using controlled delivery of active oxygen inhibitors
US5586974A (en) 1995-04-25 1996-12-24 Olympus America, Inc. Continuously adjustable high flow insufflator valve
EP0831796A1 (en) 1995-06-07 1998-04-01 University Of Southern California Method for reducing or preventing post-surgical adhesion formation using 5-lipoxygenase inhibitors
JP3380091B2 (ja) 1995-06-09 2003-02-24 株式会社荏原製作所 反応ガス噴射ヘッド及び薄膜気相成長装置
JPH11513703A (ja) 1995-10-20 1999-11-24 レール・リキード・ソシエテ・アノニム・プール・レテュード・エ・レクスプロワタシオン・デ・プロセデ・ジョルジュ・クロード 医薬として用いられる一酸化窒素に基づく組成物
SE9700104D0 (sv) 1997-01-16 1997-01-16 Astra Ab Insufflator
US6537246B1 (en) 1997-06-18 2003-03-25 Imarx Therapeutics, Inc. Oxygen delivery agents and uses for the same
US6770050B2 (en) * 1997-04-14 2004-08-03 Baxter International Inc. Multipurpose fluid applicator and method, with surgical uses
ATE207594T1 (de) 1997-05-01 2001-11-15 Haldor Topsoe As Wirbelbrenner
EP0887076A3 (en) 1997-05-07 1999-03-31 Saturnus A.G. Adhesion prevention and an endoscopic insufflation system therefor
US6068703A (en) 1997-07-11 2000-05-30 Applied Materials, Inc. Gas mixing apparatus and method
DE29714887U1 (de) 1997-08-20 1997-10-09 Motoren Werke Mannheim Ag Gasmotor
US5980835A (en) 1998-01-02 1999-11-09 Innovative Engineering Solutions, Inc. Ambient air inlet assembly for a hazardous gas mixing apparatus
DK0937478T3 (da) * 1998-02-19 2003-12-08 Microflow Eng Sa Indretning og apparat til intrakavitær indgivelse af lægemidler under videounderstøttet kirurgi eller anden endoskopisk fremgangsmåde
US6299592B1 (en) 1998-03-31 2001-10-09 Northgate Technologies Inc. Laparoscopic insufflator
GB9807298D0 (en) 1998-04-03 1998-06-03 Britannia Pharmaceuticals Ltd Medicament
US5873819A (en) 1998-05-04 1999-02-23 Koch; Craig S. Pneumatic otoscope
US5979474A (en) 1998-05-12 1999-11-09 Sumitomo Sitix Corporation Cleaning equipment for semiconductor substrates
US7250035B1 (en) * 1998-05-19 2007-07-31 Lexion Medical, Llc Method and apparatus for treating gas for delivery to an animal
US6152943A (en) 1998-08-14 2000-11-28 Incept Llc Methods and apparatus for intraluminal deposition of hydrogels
ATE502670T1 (de) * 1998-08-14 2011-04-15 Incept Llc Apparat für die in-situ-bildung von hydrogelen
US6085556A (en) 1998-12-23 2000-07-11 Moon; Jong-Yeol Dispenser for washing machine
US6267746B1 (en) 1999-03-22 2001-07-31 Biosense Webster, Inc. Multi-directional steerable catheters and control handles
US6240943B1 (en) 1999-05-18 2001-06-05 Loren C. Smith Method and apparatus for maintaining a constant ratio of gases in a mixture subject to steady state and intermittent flow conditions
US6579279B1 (en) 1999-09-24 2003-06-17 Omnisonics Medical Technologies, Inc. Steerable catheter device
US6511471B2 (en) 2000-12-22 2003-01-28 Biocardia, Inc. Drug delivery catheters that attach to tissue and methods for their use
US6905489B2 (en) 2001-04-24 2005-06-14 Northgate Technologies, Inc. Laparoscopic insertion device
CN101898004A (zh) 2002-02-20 2010-12-01 21世纪国际新技术株式会社 施用药物的装置
FR2840222B1 (fr) 2002-05-29 2005-03-11 Ela Medical Sa Accessoire de mise en place d'un catheter-guide
US7027851B2 (en) 2002-10-30 2006-04-11 Biosense Webster, Inc. Multi-tip steerable catheter
US7654975B2 (en) 2003-04-24 2010-02-02 Northgate Technologies, Inc. Mixed-gas insufflation system
US7914517B2 (en) 2003-10-31 2011-03-29 Trudell Medical International System and method for manipulating a catheter for delivering a substance to a body cavity

Patent Citations (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0838607A (ja) * 1994-06-17 1996-02-13 Trudell Medical Ltd 噴霧カテーテル装置及びその使用・製造方法
JP2003516772A (ja) * 1999-05-18 2003-05-20 レクシオン・メディカル、リミテッド・ライアビリティ・カンパニー 動物に投入するためのガス処理方法および装置
JP2003000534A (ja) * 2001-06-19 2003-01-07 Olympus Optical Co Ltd 流体供給装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007507317A (ja) 2007-03-29
JP5509178B2 (ja) 2014-06-04
CA2538456A1 (en) 2005-04-21
CA2538456C (en) 2013-01-15
US8105267B2 (en) 2012-01-31
US7704223B2 (en) 2010-04-27
DE202004021703U1 (de) 2010-05-27
US20130123681A1 (en) 2013-05-16
ES2336796T3 (es) 2010-04-16
US20100268153A1 (en) 2010-10-21
DE602004024808D1 (de) 2010-02-04
EP1673125B1 (en) 2009-12-23
US20120165726A1 (en) 2012-06-28
EP1673125A1 (en) 2006-06-28
US20050137529A1 (en) 2005-06-23
WO2005035035A1 (en) 2005-04-21
JP2012071148A (ja) 2012-04-12

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4928266B2 (ja) 物質を体腔へ送出するためのシステム及び方法
US20170173276A1 (en) System and method for delivering an anti-adhesive substance to a body cavity
US20190015146A1 (en) Devices and Methods for Endoscopic Cryogenic Surgery
AU2011375396B2 (en) Aerosol delivery device
CA2836832C (en) Surgical device for use in laparoscopy
EP0937478B1 (en) Device and apparatus for intracavitary drug delivery during video-assisted surgery or other endoscopic procedures
US8118769B2 (en) Apparatus for conditioning an insufflation gas
US20080283048A1 (en) Two-stage reduction of aerosol droplet size
EP2544742A1 (en) Apparatus and method for aerosol delivery to the lungs or other locations of the body
EP3685875B1 (en) Drug delivery method and device therefor
EP2771124B1 (en) Multi-orifice spray head
EP2695626B1 (en) Device for discharging a reactive liquid
CA2794448C (en) System and method for delivering a substance to a body cavity
US20220355024A1 (en) Agent delivery devices and methods of using the same

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20071009

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100315

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100323

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100622

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100629

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100720

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100727

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20100820

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20100827

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20100924

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101005

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110506

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110805

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110812

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20110906

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20110913

A601 Written request for extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A601

Effective date: 20111005

A602 Written permission of extension of time

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A602

Effective date: 20111013

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111104

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120201

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120210

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150217

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4928266

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250