JP4927439B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4927439B2
JP4927439B2 JP2006125948A JP2006125948A JP4927439B2 JP 4927439 B2 JP4927439 B2 JP 4927439B2 JP 2006125948 A JP2006125948 A JP 2006125948A JP 2006125948 A JP2006125948 A JP 2006125948A JP 4927439 B2 JP4927439 B2 JP 4927439B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
toner image
image formation
image
toner
unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006125948A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007298696A (ja
Inventor
勝治 古重
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kyocera Document Solutions Inc
Original Assignee
Kyocera Mita Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kyocera Mita Corp filed Critical Kyocera Mita Corp
Priority to JP2006125948A priority Critical patent/JP4927439B2/ja
Priority to US11/729,597 priority patent/US7613409B2/en
Publication of JP2007298696A publication Critical patent/JP2007298696A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4927439B2 publication Critical patent/JP4927439B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G21/00Arrangements not provided for by groups G03G13/00 - G03G19/00, e.g. cleaning, elimination of residual charge
    • G03G21/14Electronic sequencing control
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03GELECTROGRAPHY; ELECTROPHOTOGRAPHY; MAGNETOGRAPHY
    • G03G15/00Apparatus for electrographic processes using a charge pattern
    • G03G15/50Machine control of apparatus for electrographic processes using a charge pattern, e.g. regulating differents parts of the machine, multimode copiers, microprocessor control

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Microelectronics & Electronic Packaging (AREA)
  • Control Or Security For Electrophotography (AREA)

Description

本発明は、画像形成装置に関し、特に、像担持体にトナー像を形成する際の技術に関する。
従来より、特許文献1に示される画像形成装置では、記録紙上での画像の印字率(印刷可能な全ドット数に対してトナーが付与されるドット数の割合)が高い場合には、ある記録紙にトナー像が形成されてから、次に記録紙へのトナー像形成が行われるまでの時間を長くして、次のトナー像形成開始タイミングを遅延させる制御が行われている。この遅延制御では、印字率が高い場合、当該印字率に応じた遅延時間を所定の記憶部から読み出し、この読み出した遅延時間分をデフォルト値に加算した時間が、次のトナー像形成の遅延時間とされる。現像ローラに形成されたトナー層のトナーが急速に消費されるのに対して、トナーの運搬が滞って、磁気ローラから十分に現像ローラへとトナーを供給できず、現像ローラにより形成されるトナー像の濃度が薄くなってしまうため、像形成を遅延させることで、トナー像の濃度が薄くならないようにしたものである。
特開2005−164676号公報
上記特許文献1に示される画像形成装置では、上記印字率が高い場合には、その度に、上述したトナー像形成の遅延時間の算出を行っていたため、遅延時間の算出に要する処理に無駄が生じていた。
この点に鑑みて本発明はなされたものであり、トナー像形成の遅延制御を簡単な処理で行うことができる画像形成装置を提供することを目的とする。
請求項1記載の画像形成装置は、像担持体と、
プリント対象データをトナー像形成に適した画像データに画像処理する画像処理部と、
前記画像処理部で画像処理された画像データに基づいて、前記像担持体にトナー像を形成するトナー像形成手段と、
次回のトナー像の形成に用いられる前記画像データの印字率を前記画像処理部から取得し、当該印字率に応じて、前回のトナー像の形成と次回のトナー像の形成の時間間隔を、前回のトナー像の形成と前々回のトナー像の形成の時間間隔より長くして、次回のトナー像形成開始のタイミングを遅延させる処理を、前記トナー像形成手段によるトナー像の形成毎に行う遅延手段とを備え、
前記遅延手段は、前回のトナー像の形成に用いられた画像データの印字率と、次回のトナー像の形成に用いられる画像データの印字率とが同じ場合には、前記トナー像形成手段による次回のトナー像形成開始を遅延させず、前回のトナー像の形成に用いられた画像データの印字率よりも次回のトナー像の形成に用いられる画像データの印字率が高い場合には、前記次回のトナー像の形成に用いられる画像データの印字率に対して予め定められている遅延時間分、前記次回のトナー像の形成開始を遅延させるものである。
この構成であれば、遅延手段は、前回のトナー像の形成に用いられた画像データの印字率と、次回のトナー像の形成に用いられる画像データの印字率とが同じ場合には、前記トナー像形成手段による次回のトナー像形成開始を遅延させないので、従来の画像形成装置による遅延制御のように、上記印字率が高いことが判明する度にトナー像形成の遅延時間の算出を行うといった無駄な遅延時間の算出処理が行われず、トナー像形成の遅延制御を簡単な処理で実現できる。その一方、遅延手段は、前回のトナー像の形成に用いられた画像データの印字率よりも次回のトナー像の形成に用いられる画像データの印字率が高い場合には、前記次回のトナー像の形成に用いられる画像データの印字率に対して予め定められている遅延時間分、次回のトナー像の形成開始を遅延させるので、トナー不足によってトナー濃度が薄くなるという事態を的確に回避して、適正な画像形成が可能となるよう正確に遅延制御を行うことができる。
請求項2記載の画像形成装置は、請求項1に記載の画像形成装置であって、前記遅延手段は、前回のトナー像の形成に用いられた画像データの印字率と、次回のトナー像の形成に用いられる画像データの印字率とが同じ場合であっても、予め定められた回数を超えて連続して前記トナー像形成手段によるトナー像形成が行われたときは、前記次回のトナー像の形成に用いられる画像データの印字率に対して予め定められている遅延時間分、前記次回のトナー像の形成開始を遅延させるものである。
この構成であれば、遅延手段は、前回のトナー像の形成に用いられた画像データの印字率と、次回のトナー像の形成に用いられる画像データの印字率とが同じ場合であっても、予め定められた回数を超えて連続して前記トナー像形成手段によるトナー像形成が行われたときは、次回のトナー像の形成開始を遅延させるので、トナー不足によってトナー濃度が薄くなるという事態を的確に回避することができる。
請求項3記載の画像形成装置は、請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置であって、前記像担持体からの前記トナー像の転写位置に記録紙を搬送する搬送手段を備え、
前記遅延手段は、前記トナー像形成手段による前記トナー像形成開始を遅延させた場合、当該遅延時間に合わせて、前記搬送手段によって記録紙が前記トナー像の転写位置に搬送されるタイミングを遅延させるものである。
この構成であれば、遅延手段によって遅延されるトナー画像形成に合わせて、搬送手段による記録紙の搬送が遅延されるので、トナー画像形成が遅延された場合であっても、的確に記録紙上への画像形成を行うことができる。
本発明によれば、従来の画像形成装置による遅延制御のように、上記印字率が高いことが判明する度にトナー像形成の遅延時間の算出を行うといった無駄な遅延時間の算出処理が行われず、トナー像形成の遅延制御を簡単な処理で実現でき、しかも、トナー不足によってトナー濃度が薄くなるという事態を的確に回避して、適正な画像形成が可能となるよう正確に遅延制御を行うことができる。
以下、本発明に係る実施形態を図面に基づいて説明する。図1は、本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例である複合機の内部構成を概略的に示す側面図である。複合機80は、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能等の機能を兼ね備えたものである。この複合機80は、本体部2と、本体部2の左方に配設されたスタックトレイ3と、本体部2の上部に配設された原稿読取部5と、原稿読取部5の上方に配設された原稿給送部6とを有している。
また、複合機80のフロント部には、操作部47が設けられている。この操作部47には、ユーザが印刷実行指示を入力するためのスタートキー471と、印刷部数等を入力するためのテンキー472と、各種複写動作の操作ガイド情報等を表示し、これら各種設定入力用にタッチパネル機能を有する液晶ディスプレイ等からなる表示部473と、表示部473で設定された設定内容等をリセットするリセットキー474と、実行中の印刷(画像形成)動作を停止させるためのストップキー475と、コピー機能、プリンタ機能、スキャナ機能及びファクシミリ機能を切り換えるための機能切換キー477が備えられている。
原稿読取部5は、CCD(Charge Coupled Device)センサ及び露光ランプ等からなるス
キャナ部51と、ガラス等の透明部材により構成された原稿台52及び原稿読取スリット53とを備える。スキャナ部51は、図略の駆動部によって移動可能に構成され、原稿台52に載置された原稿を読み取るときは、原稿台52に対向する位置で原稿面に沿って移動され、原稿画像を走査しつつ取得した画像データを制御部200(図2)へ出力する。また、原稿給送部6により給送された原稿を読み取るときは、原稿読取スリット53と対向する位置に移動され、原稿読取スリット53を介して原稿給送部6による原稿の搬送動作と同期して原稿の画像を取得し、その画像データを制御部200へ出力する。
原稿給送部6は、原稿を載置するための原稿載置部61と、画像読み取り済みの原稿を排出するための原稿排出部61aと、原稿載置部61に載置された原稿を1枚ずつ繰り出して原稿読取スリット53に対向する位置へ搬送し、原稿排出部61aへ排出するための給紙ローラ(図略)、搬送ローラ(図略)等からなる原稿搬送機構63を備える。原稿搬送機構63は、さらに原稿を表裏反転させて原稿読取スリット53と対向する位置へ再搬送する用紙反転機構(図略)を備え、原稿の両面の画像を原稿読取スリット53を介してスキャナ部51から読取可能にしている。
また、原稿給送部6は、その前面側が上方に移動可能となるように本体部2に対して回動自在に設けられている。原稿給送部6の前面側を上方に移動させて原稿台52上面を開放することにより、原稿台52の上面に読み取り原稿、例えば見開き状態にされた書籍等を操作者が載置できるようになっている。
本体部2は、複数の給紙カセット461と、給紙カセット461から記録紙を1枚ずつ繰り出して画像形成部22へ搬送する給紙ローラ101と、給紙カセット461から搬送されてきた記録紙に画像を形成する画像形成部22とを備える。
画像形成部22は、スキャナ部51で取得された画像データに基づきレーザ光等を出力して感光体ドラム50を露光する光学ユニット42と、感光体ドラム50上にトナー像を形成する現像部20と、感光体ドラム50上のトナー像を記録紙に転写させる転写ローラ62と、トナー像が転写された記録紙を加熱してトナー像を記録紙に定着させる定着部45と、画像形成部22内の用紙搬送路中に設けられ、記録紙をスタックトレイ3又は排出トレイ84まで搬送する搬送ローラ463,464等とを備える。
また、記録紙の両面に画像を形成する場合は、画像形成部22で記録紙の一方の面に画像を形成した後、この記録紙を排出トレイ84側の搬送ローラ463にニップされた状態とする。この状態で搬送ローラ463を反転させて記録紙をスイッチバックさせ、記録紙を用紙搬送路Lに送って画像形成部22の上流域に再度搬送し、画像形成部22により他方の面に画像を形成した後、記録紙をスタックトレイ3又は排出トレイ84に排出する。
図2は、図1の一部を拡大して、現像装置20の詳細な構成を示した説明図である。
現像装置20は、トナーカートリッジ(図略)からトナーが供給されるトナー供給孔37aと、トナーをキャリアと混合して撹拌することによりトナーを帯電させる撹拌ミキサ32及びパドルミキサ34と、キャリアを外周面に保持して磁気ブラシを形成する磁気ローラ30と、磁気ローラ30の近傍に設けられて、磁気ブラシの厚さを制御するための規制ブレード38と、厚さが制御された磁気ブラシからトナーが供給されて、外周面にトナー薄層を形成する現像ローラ10とが設けられている。
磁気ローラ30は、内部に磁性体を有しており、撹拌ミキサ32及びパドルミキサ34によって混合・撹拌された現像剤(トナーとキャリア)の供給を受けると、内部の磁性体に基づく磁力によって外周面にキャリアを吸着して磁気ブラシを形成するとともに、その磁気ブラシにトナーを同伴させる。
規制ブレード38は、この磁気ブラシを穂切りすることにより、磁気ブラシを、一定の厚さに形成する。
一方、現像ローラ10には、直流電源による直流バイアス(Vd1とする)が印加されている。この直流バイアスと磁気ローラ30に印加される直流バイアス(Vd2とする)の電位差|Vd2−Vd1|により、磁気ローラ30上の磁気ブラシに付着したトナーが現像ローラ10へと移り、現像ローラ10の外周面にトナー薄層が形成される。
そして、この現像ローラ10は、外周面に形成したトナー薄層から、対向する感光体ドラム50上に形成された静電潜像(周囲よりも電位が低下している)へと選択的にトナーを飛翔させることで、感光体ドラム50上にトナー像を形成させる。
かかる現像装置20においては、現像ローラ10からトナー像が高速に繰り返して感光体ドラム50に形成されると、現像ローラ10表面に形成されたトナー薄層のトナーが高速に消費される。その間も現像ローラ10へは、新たにトナーは供給されるが、減少分と新たに供給される分との釣り合いがとれなくなると、感光体ドラム50に濃度が薄い不良トナー像が形成されてしまう。
そこで、この複合機80では、現像ローラ10が感光体ドラム50に単位時間あたりにトナー像を形成する回数を制御して、濃度が薄い不良トナー像が形成されてしまうことを回避するようになっている。
複合機80は、画像形成部22における画像形成部22の動作周期を変化させ、これに伴って、その変化に同期させて、感光体ドラム50の箇所へと記録紙を搬送する搬送間隔を変化させる。
なお、先の記録紙の先端部が感光体ドラム50によるトナー像転写位置に搬送された時点から次の記録紙の先端が感光体ドラム50によるトナー像転写位置に搬送される時点までの時間を紙間時間と呼ぶ。
具体的には、給紙ローラ101と画像形成部22との間にはレジストローラがあり、このレジストローラの箇所で記録紙はいったん停止されて、停止された記録紙は、画像形成部22の動作との同期をとって、レジストローラよりも画像形成部22側への搬送が開始される。これにより、画像形成部22の動作周期の変化に同期させる記録紙の搬送間隔の変更を実現する。
ここで、現像ローラ10のトナーは、現像ローラ10が形成させるトナー像の印字率(印刷画像のすべてのドットのうちで、トナーを載せるドットの個数の割合)が高いほど高速に消費される。そこで、この複合機80においては、印字率に応じて上述の紙間時間を変化させる。具体的には、印字率が高いほど、1回あたりに消費されるトナー量は多くなるので、その分だけ、紙間時間を長くする。
紙間時間を長くすると、ある画像が形成されたのちに、次の画像が形成されるまでの時間が長くなる。複合機80では、紙間時間を長くすることにより、画像形成を遅延させて、これにより、その遅延期間の間に現像ローラ10へとトナーを補給させる。
図3は、制御部200に実現される機能ブロックを示す説明図である。
制御部200は、画像形成部22や記録紙搬送機構300の動作を制御して、これらによって画像形成を実行させる。
制御部200は、画像処理部210と遅延制御部220とを備える。
画像処理部210は、プリント対象データをトナー像形成に適したデータに変換する画像処理を行う。そして、この画像処理部210は、印刷画像の印字率を算出する。算出された印字率は、遅延制御部220に送られる。
なお、たとえば、画像処理部210は、印刷画像のすべてのドットのうちで、トナーを載せるドットの個数の割合を求めることにより、印字率を特定する。
遅延制御部220は、上記した紙間時間の制御を行う。遅延制御部220は、画像処理部210により算出された印字率に基づいてこの制御を行う。遅延制御部220は紙間時間を決定して、決定に応じて、制御部200が画像形成部22や記録紙搬送機構300に送信する制御信号をコントロールすることにより、決定した紙間時間での画像形成を画像形成部22や記録紙搬送機構300に行わせる。
以下、遅延制御部220がどのようにして紙間時間を決定するかを、図4、図5を参照しながら、詳しく説明する。
図4は、複合機80の動作を示すフローチャートである。図示する処理は、複合機80が画像形成を実行するたびに起動される。
ステップS1では、画像処理部210が、次に印刷する画像の印字率を算出する。
なお、画像処理部210は、印刷画像のすべてのドットのうちで、トナーを載せるドットの個数の割合を求めることで、印字率を特定する。
ステップS2では、ステップS1で算出された印字率に基づいて、遅延制御部220が、印字率が変化したか否かを判定する。すなわち、直近の過去に記録紙へと印刷された画像の印字率から、次に印刷する画像の印字率が変化しているか否かを判定する。
そして、変化している場合には(ステップS2:YES)、ステップS4において、遅延制御部220が、トナー像形成の遅延制御を行う。
図5は、遅延制御部220が記憶するデータを示す図である。遅延制御部220は、図5に示す表の内容を記憶しており、図4のステップS4においては、遅延制御部220は、この表の内容に基づいてトナー像形成の遅延制御を行う。
具体的には、遅延制御部220は、次に形成する画像の印字率に対応して記憶された遅延時間だけ次の記録紙に向けたトナー像形成開始タイミングを遅延させる。すなわち、たとえば印字率が45%である場合、印字率45%に対応して記憶された遅延時間は500(msec)であるため、500msecだけ直近の過去の印刷におけるトナー像形成とトナー像形成の間隔(時間)よりも遅延させる。これにより、次に行われる印刷においては、トナー像形成開始タイミングが上記遅延時間分だけ遅延されるため、現像ローラ10にトナーが十分に供給されて画像形成が行われることにより、トナー薄の印刷不良が起きないようにすることができる。そして、当該画像形成が終わったのちに、さらに次の印刷が行われる場合に、再び処理はステップS1に戻る。
他方、ステップS2において、過去の直近に印刷された画像の印字率が、次に印刷する画像の印字率と同一であれば(ステップS2:NO)、ステップS3において、遅延制御部220が、これまでにその印字率で連続して何枚の記録紙に印刷が行われたかを検出して、その枚数が規定枚数を超えているか否かを判定する。
遅延制御部220は、図5に示しているように、印字率と対応付けてこの規定枚数も記憶しており、遅延制御部220は、次に印刷する画像の印字率に対応して記憶された規定枚数を用いて、上述の判定を行う。
そして、判定の結果、規定枚数を超えていれば(ステップS3:YES)、遅延制御部220は、遅延制御部220が記憶している図5の表から、印字率に対応する遅延時間を読み出して、その分、次の記録紙に向けてのトナー像形成開始タイミングを遅延させる(ステップS4)。これに対応して、遅延制御部220は、上記遅延時間分だけ紙間時間を直近の過去の印刷における紙間時間よりも長くする。
他方、超えていなければ(ステップS3:NO)、遅延制御部220は、次の記録紙に向けてのトナー像形成開始タイミングを遅延させることなく、処理はステップS1へと戻る。
以下、変形例について説明する。
(A)本発明は、上記に説明したように複合機において実施する場合に限らず、ファックスや印刷装置、複写機などの各種の形態の画像形成装置として実施することができる。
(B)複合機80は、感光体ドラム50が1つしかなく、モノクロの画像を形成するものとして構成されているが、カラー画像を形成する画像形成装置において、本発明を適用できる。その場合、各色の画像用の画像形成部22による印字率のうちで最も大きな値と、次の記録紙に対する、画像形成における画像形成部22による印字率のうちで最も大きな値とに基づいて、図4のステップS2等の処理は行うことが好ましい。
本発明の一実施形態に係る画像形成装置の一例である複写機の内部構成を概略的に示す側面図である。 図1の一部を拡大して、現像装置の詳細な構成を示した説明図である。 制御部に実現される機能ブロックを示す説明図である。 複写機の動作を示すフローチャートである。 遅延制御部が記憶するデータを示す図である。
L 用紙搬送路
2 本体部
3 スタックトレイ
5 原稿読取部
6 原稿給送部
10 現像ローラ
20 現像装置
22 画像形成部
30 磁気ローラ
32 撹拌ミキサ
34 パドルミキサ
37a トナー供給孔
38 規制ブレード
42 光学ユニット
45 定着部
47 操作部
50 感光体ドラム
51 スキャナ部
52 原稿台
53 原稿読取スリット
61 原稿載置部
61a 原稿排出部
62 転写ローラ
63 原稿搬送機構
80 複合機
84 排出トレイ
101 給紙ローラ
200 制御部
210 画像処理部
220 遅延制御部
300 記録紙搬送機構
461 給紙カセット
463 搬送ローラ
471 スタートキー
472 テンキー
473 表示部
474 リセットキー
475 ストップキー
477 機能切換キー

Claims (3)

  1. 像担持体と、
    プリント対象データをトナー像形成に適した画像データに画像処理する画像処理部と、
    前記画像処理部で画像処理された画像データに基づいて、前記像担持体にトナー像を形成するトナー像形成手段と、
    次回のトナー像の形成に用いられる前記画像データの印字率を前記画像処理部から取得し、当該印字率に応じて、前回のトナー像の形成と次回のトナー像の形成の時間間隔を、前回のトナー像の形成と前々回のトナー像の形成の時間間隔より長くして、次回のトナー像形成開始のタイミングを遅延させる処理を、前記トナー像形成手段によるトナー像の形成毎に行う遅延手段とを備え、
    前記遅延手段は、前回のトナー像の形成に用いられた画像データの印字率と、次回のトナー像の形成に用いられる画像データの印字率とが同じ場合には、前記トナー像形成手段による次回のトナー像形成開始を遅延させず、前回のトナー像の形成に用いられた画像データの印字率よりも次回のトナー像の形成に用いられる画像データの印字率が高い場合には、前記次回のトナー像の形成に用いられる画像データの印字率に対して予め定められている遅延時間分、前記次回のトナー像の形成開始を遅延させる画像形成装置。
  2. 前記遅延手段は、前回のトナー像の形成に用いられた画像データの印字率と、次回のトナー像の形成に用いられる画像データの印字率とが同じ場合であっても、予め定められた回数を超えて連続して前記トナー像形成手段によるトナー像形成が行われたときは、前記次回のトナー像の形成に用いられる画像データの印字率に対して予め定められている遅延時間分、前記次回のトナー像の形成開始を遅延させる請求項1に記載の画像形成装置。
  3. 前記像担持体からの前記トナー像の転写位置に記録紙を搬送する搬送手段を備え、
    前記遅延手段は、前記トナー像形成手段による前記トナー像形成開始を遅延させた場合、当該遅延時間に合わせて、前記搬送手段によって記録紙が前記トナー像の転写位置に搬送されるタイミングを遅延させる請求項1又は請求項2に記載の画像形成装置。
JP2006125948A 2006-04-28 2006-04-28 画像形成装置 Expired - Fee Related JP4927439B2 (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006125948A JP4927439B2 (ja) 2006-04-28 2006-04-28 画像形成装置
US11/729,597 US7613409B2 (en) 2006-04-28 2007-03-29 Image forming apparatus

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006125948A JP4927439B2 (ja) 2006-04-28 2006-04-28 画像形成装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007298696A JP2007298696A (ja) 2007-11-15
JP4927439B2 true JP4927439B2 (ja) 2012-05-09

Family

ID=38648430

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006125948A Expired - Fee Related JP4927439B2 (ja) 2006-04-28 2006-04-28 画像形成装置

Country Status (2)

Country Link
US (1) US7613409B2 (ja)
JP (1) JP4927439B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8014692B2 (en) * 2006-04-19 2011-09-06 Kyocera Mita Corporation Image forming apparatus
WO2009104634A1 (ja) 2008-02-18 2009-08-27 ローム株式会社 車両、及び、その充電システム
JP5999503B2 (ja) * 2013-01-28 2016-09-28 富士ゼロックス株式会社 現像制御装置、画像形成装置及びプログラム
JP6084199B2 (ja) * 2014-12-25 2017-02-22 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

Family Cites Families (10)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4777512A (en) * 1985-12-11 1988-10-11 Canon Kabushiki Kaisha Image forming apparatus with delay during toner replenishment
JP2575160B2 (ja) * 1987-11-26 1997-01-22 三田工業株式会社 トナー濃度制御装置
US6212341B1 (en) * 1998-09-30 2001-04-03 Kyocera Corporation Apparatus for controlling the toner density in an electrophotographic machine
JP2001194909A (ja) * 2000-01-13 2001-07-19 Canon Inc 現像装置及びこの現像装置を備える画像形成装置
US6404997B1 (en) * 2001-01-29 2002-06-11 Xerox Corporation Method and apparatus for dynamically controlling image density
JP4155913B2 (ja) * 2003-11-28 2008-09-24 京セラミタ株式会社 画像形成装置における現像方法
US7136089B2 (en) * 2004-01-22 2006-11-14 Lexmark International, Inc. Dynamic time to first print selection
JP2005321672A (ja) * 2004-05-11 2005-11-17 Kyocera Mita Corp 画像形成装置
JP4316484B2 (ja) * 2004-12-10 2009-08-19 シャープ株式会社 画像形成装置、トナー濃度制御方法、トナー濃度制御プログラムおよびその記録媒体
JP4521321B2 (ja) * 2005-06-21 2010-08-11 シャープ株式会社 現像装置及びトナー補給方法

Also Published As

Publication number Publication date
US20070253724A1 (en) 2007-11-01
JP2007298696A (ja) 2007-11-15
US7613409B2 (en) 2009-11-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7548721B2 (en) Sheet transferring device and image forming device
JP4645357B2 (ja) 画像形成装置
US7349645B2 (en) Image forming apparatus with trays that are movable to a recording sheet discharge position and a controller for controlling movement of the trays
JP2010088006A (ja) 入出力制御装置、画像読取装置及び画像形成装置
JP2017173496A (ja) 画像形成装置、画像形成装置の制御方法、及びプログラム
JP4927439B2 (ja) 画像形成装置
JP6213378B2 (ja) 画像形成装置および画像形成方法
JP5096995B2 (ja) 画像形成装置
JP2008233908A (ja) 画像形成装置およびその制御方法
JP2005234222A (ja) 画像形成装置
JP4493477B2 (ja) 画像形成装置、その補充用紙表示方法及びその方法をコンピュータに実行させるためのプログラム
JP2007286513A (ja) 画像形成装置
JP2009265434A (ja) 画像形成装置
JP2005037478A (ja) 画像形成装置
JP2005234253A (ja) 画像形成装置
JP2015138249A (ja) 画像形成装置
JP4310129B2 (ja) 原稿給送装置、画像形成装置、原稿給送装置の制御方法及び画像形成装置の制御方法
JP2008182436A (ja) 画像形成装置
JP2008164682A (ja) 画像形成装置
JP2006208415A (ja) 画像形成装置及び画像形成方法
JP6084939B2 (ja) 画像形成装置
JP2023111471A (ja) 印刷装置
JP2009265374A (ja) 画像形成装置
JP2016142800A (ja) 画像形成装置
JP2006030620A (ja) 電気機器

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090324

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110607

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110808

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120207

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120209

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150217

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4927439

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150217

Year of fee payment: 3

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees