JP2023111471A - 印刷装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】プレビュー画像表示後、印刷中に搬送元のトレイが変わった場合に、プレビュー画像と印刷結果との間でシートが一致しない状況が発生したことを知らせる。【解決手段】印刷装置の第1記憶部には、第1トレイに収容されるシートの第1シートサイズと、第2トレイに収容されるシートの第2シートサイズとが予め記憶される。制御部は、読取画像を、第1シートサイズに印刷された状態を表すプレビュー画像を表示部に表示するプレビュー表示処理と、プレビュー表示処理後、操作部による操作に従って、第1トレイから印刷部へ搬送されるシートに、読取画像に基づく画像を印刷する印刷処理とを実行し、印刷処理において第1トレイのシート切れによる中断が生じたとき、第2シートサイズと第1シートサイズとが異なる場合、第2シートサイズに印刷した結果に対応するプレビュー画像を表示部に表示する。【選択図】図5

Description

本発明は、印刷装置に関する。
従来から、画像読取部で読み取った画像をシートに形成した結果を示すプレビュー画像を表示し、プレビュー画像を見たユーザからの入力指示を受けてシートへの画像形成を開始する画像形成装置が知られている。
特開2017-40681号公報
従来の印刷装置において、プレビュー画像を見たユーザから印刷の指示を受けた後に、指定されたトレイのシートが無くなった場合には、プレビュー画像と印刷結果との間でシートが一致しないことがある。
本開示の一態様は、プレビュー画像表示後、印刷中に搬送元のトレイが変わった場合に、プレビュー画像と印刷結果との間でシートが一致しない状況が発生したことを、ユーザへ知らせることを目的とする。
上記の課題を解決するために、本発明の一態様に係る印刷装置は、原稿の画像を読み取る画像読取部と、シートを収容する第1トレイと、シートを収容する第2トレイと、印刷部と、前記第1トレイおよび前記第2トレイから前記印刷部へシートを搬送可能な搬送部と、前記第1トレイに収容されるシートの第1シートサイズと、前記第2トレイに収容されるシートの第2シートサイズとが予め記憶される第1記憶部と、表示部と、制御部と、操作部と、を備え、前記制御部は、前記画像読取部により前記原稿の画像を読み取る画像読取処理と、前記画像読取処理にて読み取られた読取画像を、前記第1シートサイズに印刷された状態を表すプレビュー画像を前記表示部に表示するプレビュー表示処理と、前記プレビュー表示処理後、前記操作部による操作に従って、前記第1トレイから前記印刷部へ搬送されるシートに、前記読取画像に基づく画像を印刷する印刷処理と、を実行し、前記印刷処理において前記第1トレイのシート切れによる中断が生じたとき、前記第1記憶部に記憶された前記第2シートサイズと前記第1シートサイズとが異なる場合、前記第2シートサイズに印刷された状態を表すプレビュー画像を前記表示部に表示する再プレビュー表示を実行する、ことを特徴とする印刷装置。
上記構成によれば、プレビュー画像表示後、印刷処理中に搬送元のトレイが第1トレイから第2トレイに変わった場合に、第2トレイのシートサイズに印刷した結果に対応するプレビュー画像を改めて表示することにした。そのため、印刷処理開始前に表示されたプレビュー画像と印刷結果との間でシートが一致しない状況の発生を、ユーザへ知らせることができる。
また、本発明の一態様に係る印刷装置では、前記制御部は、前記再プレビュー表示を実行後、前記操作部による操作に応じて、前記第2トレイから前記印刷部へ搬送したシートへの前記読取画像に基づく画像の印刷を継続するか否かを選択する。
上記構成によれば、再プレビュー表示の実行後に、第2トレイから搬送したシートへの印刷を継続するか否かを、操作部を用いた操作に応じて選択する。そのため、再プレビュー表示の結果にユーザが満足しない場合は印刷の継続を中止することができ、無駄なシート消費を無くすことができる。
また、本発明の一態様に係る印刷装置では、前記制御部は、前記印刷処理において前記第1トレイのシート切れが生じたとき、前記第2シートサイズと前記第1シートサイズとが同じである場合、前記第2トレイから前記印刷部へシートを搬送させて、当該シートに前記読取画像に基づく画像の印刷を継続する。
上記構成によれば、第1トレイのシートがなくなったとき、第2トレイのシートサイズと第1トレイのシートサイズとが同じである場合は、第2トレイのシートを印刷部へ搬送させて、印刷を継続する。第2トレイのシートサイズと第1トレイのシートサイズとが同じである場合には、中断前のプレビュー画像と、トレイ変更後に行われる印刷結果との間でシートが一致するため、再プレビュー表示を行う必要がない。必要がないときには改めてプレビュー画像を表示しないことにしたため、プレビュー画像と印刷結果との間でシートが一致しない状況の発生の有無をユーザへ適切に知らせることができる。
また、本発明の一態様に係る印刷装置では、前記第1記憶部には、前記印刷処理において前記第1トレイのシート切れによる中断が生じたとき、自動的に前記第2トレイから前記印刷部へシートを搬送するように切り替えるか否かについて設定され、前記制御部は、前記印刷処理において前記第1トレイのシート切れが生じたとき、自動的に前記第2トレイから前記印刷部へシートを搬送するように切り替える設定の場合、前記第2トレイから前記印刷部へ搬送したシートに前記読取画像に基づく画像の印刷を継続し、前記印刷処理において前記第1トレイのシート切れが生じたとき、自動的に前記第2トレイから前記印刷部へシートを搬送するように切り替えない設定の場合、前記再プレビュー表示を実行し、前記操作部による選択操作に応じて、前記第2トレイから前記印刷部へ搬送したシートに前記読取画像に基づく画像の印刷を継続するか否かを選択する。
上記構成によれば、第1トレイのシート切れによる中断が生じたとき、自動的に第2トレイから印刷部へシートを搬送するように切り替えるか否かの設定を第1記憶部に記憶する。そして、自動的に第2トレイから印刷部へシートを搬送するように切り替える設定になっている場合は、再プレビュー表示を行うことなく、印刷を継続する。第2トレイから印刷部へシートを搬送するように切り替える設定を予め記憶させておくことで、トレイのシートサイズの設定が再プレビュー表示の必要がない設定になっているときは、シートサイズの比較などを行うことなく、速やかに印刷処理を継続させることができる。
また、本発明の一態様に係る印刷装置では、第2記憶部を更に備え、前記制御部は、前記画像読取処理において、前記画像読取部により前記原稿の画像を読み取ると、前記読取画像のデータを前記第2記憶部に記憶し、前記読取画像のデータに基づいて印刷用画像を作成し、前記印刷用画像のデータを前記第2記憶部に記憶し、前記印刷処理において、前記印刷部に搬送されるシートへ前記印刷用画像を印刷し、(i)前記印刷処理において前記第1トレイのシート切れが生じたとき、前記切り替える設定の場合、前記読取画像のデータを前記第2記憶部から削除し、(ii)前記印刷処理において前記第1トレイのシート切れが生じたとき、前記切り替えない設定の場合、前記読取画像のデータを前記第2記憶部から削除しない。
上記構成によれば、自動的に第2トレイから印刷部へシートを搬送するように切り替える設定になっている場合は、プレビュー画像を改めて表示することがないため、印刷用画像を作成した後に読取画像のデータを削除する。自動的に第2トレイから印刷部へシートを搬送するように切り替える設定になっていない場合は、プレビュー画像を改めて表示する可能性があるため、印刷用画像を作成した後でも読取画像のデータを削除しない。このように読取画像のデータを削除するタイミングを決定することで、第2記憶部の記憶領域を効率的に利用することができる。
また、本発明の一態様に係る印刷装置では、シートを収容する複数のトレイを備え、前記第1記憶部には、前記複数のトレイの各々から前記印刷部へシートを搬送する優先順位に関する情報が記憶されており、前記複数のトレイは、前記第1トレイおよび前記第2トレイを含み、前記第1トレイは、前記印刷部へシートを搬送する前記優先順位が最も高いトレイであり、前記制御部は、前記複数のトレイの各々にシートが収容されているか否かを判定するシート判定処理と、前記印刷処理において前記第1トレイのシート切れによる中断が生じた場合に、前記シート判定処理によりシートが収容されていると判定されたトレイの中から前記優先順位に基づいて前記第2トレイを決定するトレイ決定処理と、を更に実行する。
上記構成によれば、シートが収容されているか否か判定し、シートが収容されているトレイの中から優先順位に基づいて第2トレイが選択される。そのため、シートが収容されているトレイが存在する限り、印刷処理を継続することができる。
本発明の一態様によれば、プレビュー画像表示後、印刷中に搬送元のトレイが変わった場合に、プレビュー画像と印刷結果との間でシートが一致しない状況が発生したことを、ユーザへ知らせることができる。
本発明の実施形態1に係る印刷装置の外観を示す図である。 実施形態1に係る印刷装置のスキャナ部の内部構成を示す中央断面図である。 実施形態1に係る印刷装置のプリンタ部の内部構成を示す中央断面図である。 実施形態1に係る印刷装置の電気的構成を示すブロック図ある。 実施形態1に係る印刷装置におけるプレビュー表示を伴うコピー機能の流れを示すフローチャートである。 実施形態1に係る印刷装置の表示部に表示されるコピー開始画面の一例を示す図である。 実施形態1に係る印刷装置の表示部に表示されるプレビュー表示画面の一例を示す図である。 実施形態1に係る印刷装置の表示部に表示される継続確認画面の一例を示す図である。 実施形態1に係る印刷装置の表示部に表示されるプレビュー表示画面の一例を示し、再プレビュー表示の一例を示す図である。 実施形態1に係る印刷装置の制御部によるトレイ決定処理の流れを示すフローチャートである。
〔実施形態1〕
[複合機の概略構成]
以下、実施形態1における複合機1について、図1~図10を参照して説明する。図1は、実施形態1の複合機1の外観を示す斜視図である。図1に示す複合機(MFP:Multi-Function Peripheral)1は、印刷装置の一例であり、プリント機能、コピー機能、スキャン機能、及びファックス機能等を有する。なお、印刷装置は、前述した全ての機能を備えた複合機に限られるものではなく、例えば、ファックス機能を備えていない複合機であってもよい。以下、図1の矢印で示されるように、複合機1の上下方向、前後方向、及び左右方向を定義する。
複合機1は、プリンタ部2と、スキャナ部100と、操作部103と、表示部104とを備えている。プリンタ部2は、電子写真方式のプリント機能を有する。スキャナ部100は、スキャン機能を有する。プリンタ部2の印刷方式は、電子写真方式に限らず、インクジェット方式であってもよい。操作部103と表示部104は、複合機1の前面に設けられる。表示部104は、液晶ディスプレイなどからなるタッチパネルであり、複合機1の操作画面やプレビュー画像等が表示される。液晶ディスプレイに表示される操作画面を示すキー群は、操作部103の一部を構成している。図1では、操作部103、物理キーである十字ボタン、テンキー、キャンセルキーが図示されている。
スキャナ部100は、筐体30と、原稿搬送部31と、原稿カバー32とを備える。原稿搬送部31は、複数の原稿Mを積載可能な原稿トレイ31Aを備える。原稿カバー32は、筐体30の載置台に対して回動自在に設けられている。図1に示す状態では、原稿カバー32が筐体30の載置台の上方を覆っており、原稿を原稿トレイ31Aに置くことに適している。原稿カバー32が筐体30に対して回動すると、筐体30の上面に原稿Mを置くことに適した状態となる。
スキャナ部100は、原稿トレイ31Aまたは筐体30の上面に置かれた原稿Mの画像を読み取って、読み取った画像である読取画像の画像データを作成する。以下、読取画像の画像データのことを読取画像データと称する。スキャナ部100は、読取画像データとして、モノクロ画像データおよびカラー画像データの両方を出力することができる。スキャナ部100については、図2を用いて後述する。
プリンタ部2は、給送トレイT1-T3およびMPトレイ14を備える。給送トレイT1-T3およびMPトレイ14の各々には、複数枚のシートPを収容することができる。シートPは、例えば普通紙である。給送トレイT1-T3およびMPトレイ14は、第1トレイおよび第2トレイの一例である。
MPトレイ14は、プリンタ部2の前面に設けられる。MPトレイ14は、プリンタ部2の前面に沿って閉まった状態と、その状態から手前側に倒伏して開いた状態とに変位することができる。開いた状態のMPトレイ14は、複数枚のシートPを積層状態で収容することができる。MPトレイ14に収容されたシートは、給紙口14Aからプリンタ部2の内部に搬送される。
プリンタ部2は、電子写真方式でシートPに画像を印刷する。プリンタ部2については、図3を用いて後述する。プリンタ部2は、印刷後のシートPをプリンタ部2の上面に設けられた排紙トレイ2Bから排出する。
[スキャナ部の構成]
次に、スキャナ部100の内部構成について、図2を参照して説明する。図2は、複合機1のスキャナ部100の内部構成を示す断面図である。図2に示すように、スキャナ部100は、筐体30と、原稿搬送部31と、原稿カバー32とを有している。
原稿搬送部31は、ADF(Auto Document Feeder)であり、原稿トレイ31Aに載置された原稿Mを第1読取センサ35及び第2読取センサ36に向けて搬送するためのものであり、原稿カバー32に一体的に設けられている。原稿トレイ31Aには、原稿Mの表面が上側となるようにして原稿Mが載置される。
原稿カバー32は、筐体30に対して回動自在に設けられ、筐体30の上面を開閉する。
筐体30の上面には、第1コンタクトガラス33及び第2コンタクトガラス34が、幅方向に並んで設けられている。原稿カバー32内には、第1読取センサ35が配置されている。筐体30内には、第2読取センサ36が、第1コンタクトガラス33及び第2コンタクトガラス34の下方で幅方向、即ち副走査方向に移動可能に設けられている。第2読取センサ36は、原稿Mの片面の画像を読み取るための画像読取部として用いることができる。また、第1読取センサ35及び第2読取センサ36は、原稿Mの両面の画像を読み取るための画像読取部として用いることができる。
第1読取センサ35及び第2読取センサ36は、例えば、CIS(Contact Image Sensor)である。第1読取センサ35及び第2読取センサ36により画像が読み取られた原稿Mは、原稿搬送部31によって搬送路R1に沿って搬送されて、排出トレイ31Bに排出される。搬送路R3は、原稿トレイ31Aから原稿カバー32の左端部側まで延び、左端部側から下方に湾曲して排出トレイ31Bまで延びている。
複合機1では、ADF方式およびFB(Flat Bed)方式により、原稿Mの画像を読み取ることができる。ADF方式で原稿Mの画像を読み取る場合、第2読取センサ36は、第2コンタクトガラス34の下方で停止し、搬送路R1に沿って搬送された原稿Mの表面を読み取る。第1読取センサ35は、搬送路R1に沿って搬送された原稿Mの裏面の画像を読み取る。FB方式で原稿Mの画像を読み取る場合、スキャナ部100は、第2読取センサ36を副走査方向に移動させて第1コンタクトガラス33の上面に載置された原稿Mの画像を読み取る。
[プリンタ部の構成]
次に、プリンタ部2の構成について、図3を参照して説明する。図3は、複合機1のプリンタ部2の内部構成を示す断面図である。図3に示すように、プリンタ部2の内部には、給送ローラ11A-11Cと、給送ローラ14Bと、搬送路R2-R8と、レジストローラ24と、印刷部3と、定着器10と、搬送ローラ25,26と、排出ローラ27と、再搬送路R7と、反転ローラ28,29とが設けられている。
給送ローラ11A-11Cは、それぞれ給送トレイT1-T3に設けられ、給送トレイT1-T3内に収容されたシートPを1枚ずつ搬送路R2-R4へ給送する。搬送路R2-R4は、それぞれ給送トレイT1-T3から、レジストローラ24までの経路である。
給送ローラ14Bは、MPトレイ14に設けられ、MPトレイ14に収容されたシートPを1枚ずつ搬送路R5へ給送する。搬送路R5は、MPトレイ14から、レジストローラ24までの経路である。
搬送部4は、不図示の搬送ローラを備え、搬送路R2-R5に沿って、シートPをレジストローラ24まで搬送する。レジストローラ24は、搬送路搬送路R2-R5に沿って搬送されたシートPの先端の方向を揃えた後、そのシートPを印刷部3へ搬送する。以降の説明では、搬送部4が印刷部3へ搬送したシートPを収容していたトレイのことを搬送元のトレイと称する。
印刷部3は、複数の感光ドラム6と、複数の現像装置7と、露光装置8と、転写ユニット9と、定着器10とを備えている。図3の例では、印刷部3は、感光ドラム6と現像装置7とを各々4つ備えている。
4個の感光ドラム6は、例えば、ブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの各色用として設けられ、前側からブラック、イエロー、マゼンタおよびシアンの順に、前後方向に等間隔で並列に配置されている。各感光ドラム6は、その周面が左右方向に延びる回転軸線を中心に回転可能に設けられている。
露光装置8は、4個の現像装置7の上方に配置され、画像データに基づくレーザー光Lを出射する。露光装置8から出射された4本のレーザー光Lはそれぞれ、各現像装置7の後方を通過して、各感光ドラム6の表面に入射する。これにより、画像データに基づく静電潜像が、各感光ドラム6の表面に形成される。
4個の現像装置7は、それぞれ感光ドラム6に対応して設けられ、その対応する感光ドラム6の前上側に配置されている。各現像装置7は、トナーを収容する。各現像装置7は、現像ローラ7Aを備えている。各現像ローラ7Aは、対応する現像装置7の後下端部に配置されている。各現像ローラ7Aは、対応する感光ドラム6と接触し、各感光ドラム6にトナーを供給する。これにより、各感光ドラム6の表面に形成された静電潜像が現像剤像となる。
転写ユニット9は、4つの感光ドラム6の下方に、前後方向に沿って配置されている。そして転写ユニット9は、ベルト9Aと、4つの転写ローラ9Bとを備えている。ベルト9Aは、無端状のベルトであり、その上面において、4つの感光ドラム6に対して接触する。ベルト9Aは、上面が前方から後方に向かって移動するように、周回可能である。4つの転写ローラ9Bは、前後方向に互いに間隔を隔てて配列されている。各転写ローラ9Bは、対応する感光ドラム6の下方に位置し、感光ドラム6との間にベルト9Aを挟んでいる。
定着器10は、転写ユニット9の後方に位置し、加熱ローラ10Aと、加熱ローラ10Aと接触する加圧ローラ10Bとを備えている。加熱ローラ10Aは、シートPを加熱する。定着器10は、加熱ローラ10Aおよび加圧ローラ10Bにより、シートPに現像剤像を定着させる。
搬送部5は、複合機1の後上端部に配置され、定着器10を通過したシートPを排出経路R6に沿って排紙トレイ2Bに搬送する。排出経路R6は、定着器10の後上方から上方へ延び、前方へ湾曲して、排紙口2Aに連通する経路である。
定着器10の後側上方には、フラップ12が設けられる。フラップ12は、排出経路R6を開放し、再搬送路R7およびR8を閉鎖する実線で示す排出位置と、再搬送路R7およびR8を開放し、排出経路R6を閉鎖する仮想線で示す再搬送位置との間を回動可能になっている。
再搬送路R7およびR8は、片面に画像が形成されたシートPを、フラップ12を介して通過口2C側へ搬送した後、反転ローラ28,29により搬送方向を反転させ、下方へ向かって搬送して、給送トレイT1の下側から搬送路R2へ搬送するための経路である。
給送トレイT1-T3は、それぞれシート検出センサ51,52,53を有する。シート検出センサ51,52,53は、それぞれ給送トレイT1-T3の各々にシートPが収容されているか否かを検出する。シート検出センサ51,52,53は、それぞれ給送トレイT1-T3の上部に設けられる。給送トレイT1-T3の各底部には、シートPを下方から支持し、上方へ駆動可能な不図示の圧板が設けられる。給送トレイT1-T3のシート検出センサ51,52,53は、給送トレイT1-T3の圧板が上方へ一定量駆動された場合に、その圧板によって持ち上げられたシートPと接触したとき、給送トレイT1-T3にシートPが収容されているものと判定する。給送トレイT1-T3のシート検出センサ51,52,53は、シートPが収容されていると判定した場合は、後述するASIC201にオン信号を出力する。
MPトレイ14の給紙口14Aには、シート検出センサ14Cが設けられる。シート検出センサ14Cは、MPトレイ14にシートPが収容されているか否かを検出する。ユーザがMPトレイ14にシートPを収容すると、シート検出センサ14Cにシートの端部が接触する。シート検出センサ14Cは、シートPに接触すると、MPトレイ14にシートPが収容されていると判定し、後述するASIC201にオン信号を出力する。
[印刷装置の電気的構成]
図4は、複合機1の電気的構成を示すブロック図である。図4に示すように、複合機1は、ASIC(Application Specific Integrated Circuit)201と、ROM(Read Only Memory)202と、RAM(Random Access Memory)203と、NVRAM(Non-Volatile Random Access Memory)204と、通信インターフェース(I/F)120とを更に備えている。
ASIC201には、CPU(Central Processing Unit)205が搭載されている。CPU205は、制御部の一例であり、複合機1の各部に対する全般的な制御を行う。ASIC201には、ROM202、RAM203、NVRAM204、印刷部3、搬送部4、搬送部5、シート検出センサ14Cおよび51、原稿搬送部31、第1読取センサ35、第2読取センサ36、操作部103、表示部104、ならびに通信I/F120が電気的に接続されている。なお、ASIC201を、制御部として用いてもよい。
ROM202には、複合機1を制御するための各種制御プログラムや各種設定等が記憶されている。NVRAM204は、第1記憶部の一例である。NVRAM204には、複合機1の設定等を表す各種データが予め記憶されている。なお、第1記憶部はNVRAM204に限られるものではなく、複合機1の電源がオフした場合でもデータを保持可能か記憶装置であれば良い。RAM203は、第2記憶部の一例である。RAM203は、各種制御プログラムが読み出される作業領域、及び画像データ及びラスタデータ等を一時的に記憶する記憶領域として利用される。なお、第2記憶部はRAM203に限られるものではなく、複合機1の電源がオンされている間はデータを保持可能な記憶装置であれば良い。
CPU205は、ROM202から読み出した制御プログラムに基づいて、印刷部3、搬送部4および搬送部5、スキャナ部100、表示部104等を制御する。CPU205は、図示しないモータを介して、搬送部4および搬送部5に含まれるレジストローラ24、各種搬送ローラを駆動する。CPU205は、スキャナ部100を制御して、原稿の画像を読み取る。CPU205は、印刷部3を制御して、シートPに画像を印刷する。CPU205は、表示部104の表示を制御する。また、CPU205は、ユーザにより操作部103が操作されると、操作部103の操作内容に応じて種々の処理を実行する。
通信I/F120は、LAN等のネットワークに接続され、複合機1用のドライバが組み込まれた外部装置との接続を可能にしている。複合機1は、通信I/F120を介して、印刷処理の開始指令を受信可能である。
[コピー機能の制御の流れ]
CPU205によるコピー時の制御の流れについて、図5~図10を参照して説明する。複合機1のコピー機能とは、スキャナ部100が読み取った原稿の画像を、印刷部3がシートPに印刷する機能である。複合機1では、スキャナ部100にて原稿の画像を読み取ると、印刷部3にてその読取画像をシートPへ印刷する前に、プレビュー画像を表示部104に表示させることができる。ユーザは、表示部104に表示されたプレビュー画像を見ることで、所望の印刷結果が得られるかどうかを判断することができる。
給送トレイT1-T3およびMPトレイ14に収容するシートPのシートサイズは、複合機1の工場出荷時に、又は、操作部103を介したユーザの操作により予め設定され、NVRAM204に記憶されている。プレビュー画像は、印刷部3へ搬送されるシートの搬送元のトレイに対して設定されているシートサイズと、読取画像とに基づいて作成される。プレビュー画像は、搬送元のトレイに対して設定されているシートサイズに読取画像を印刷した状態を示す画像である。例えば、NVRAM204に記憶されているトレイのシートサイズがA4サイズであって、読取画像がB5サイズの場合は、A4サイズの枠の中にB5サイズの読取画像を表示した余白のあるプレビュー画像が作成される。
複合機1では、給送トレイT1-T3およびMPトレイ14に対して、印刷部3へシートPを搬送する優先順位を設定することができる。各トレイの優先順位は、複合機1の工場出荷時に、又は、操作部103を介したユーザの操作により予め設定され、NVRAM204に記憶されている。複合機1では、印刷部3へ搬送されるシートの搬送元のトレイがシート切れを起こすと、シートが収容されているトレイの中から優先順位に基づいて、次の搬送元のトレイを決定する。このように、搬送元のトレイを自動的に決定するトレイ決定処理を有する複合機1では、プレビュー表示後に開始した印刷中に搬送元のトレイが変化すると、印刷開始前に表示したプレビュー画像と印刷結果との間でシートが一致しないことがある。複合機1では、印刷開始前に表示したプレビュー画像と印刷結果との間でシートが一致しない状況になったとき、変化後の搬送元のトレイに対応したシートサイズに基づいてプレビュー画像を作成し、再度プレビュー画像を表示することができる。以降の説明では、印刷開始前に表示したプレビュー画像と印刷結果との間でシートが一致しない状況になったときに、変化後の搬送元のトレイに対応したシートサイズに基づいたプレビュー画像を再度表示することを再プレビュー表示と称する。
また、複合機1では、シート切れにより印刷処理が中断したときに、自動的に次の搬送元のトレイから印刷部3へシートを搬送させて、印刷処理を継続させるか否かを示す切替設定を行うことができる。シート切れにより印刷処理が中断したときに、自動的に次の搬送元のトレイから印刷部3へシートを搬送させて、印刷処理を継続させるモードのことをオートコンティニューモードと称する。オートコンティニューモードがオンのときは、複合機1は、再プレビュー表示を行わずに印刷処理を継続する。オートコンティニューモードがオフのときは、複合機1は、再プレビュー表示を行う。オートコンティニューモードの設定は、複合機1の工場出荷時に、又は、操作部103を介したユーザの操作により予め設定され、NVRAM204に記憶されている。
図5は、CPU205により実行される、プレビュー表示を伴うコピー機能の流れを示すフローチャートである。ユーザが第1コンタクトガラス33または原稿トレイ31Aに原稿Mを載置すると、CPU205は、図5に示す処理を開始する。
以降の説明では、印刷部3へシートPを搬送する優先順位は、MPトレイ14、給送トレイT1、給送トレイT2、給送トレイT3の順になっているものとする。また、給送トレイT1-T3およびMPトレイ14に収容するシートPのシートサイズの設定は、順にA4サイズ、A3サイズ、B5サイズ、A4サイズとする。また、図5の処理の開始時には、給送トレイT1-T3およびMPトレイ14は、シート切れを起こしていないものとする。また、原稿MはA4サイズとする。
CPU205は、ステップS100において、表示部104に図6に例示するような設定画面300Aを表示し、操作部103を介したコピー処理に関する設定入力の受付を開始する。図6に例示する設定画面300Aには、コピーに用いるシートPのシートサイズの設定に用いるサイズ指定ボタン301と、印刷開始前のプレビュー画像の表示の要否の設定に用いるプレビュー設定ボタン302とを含む設定ボタンが表示されている。また、設定画面300Aの左下には、原稿の読取を開始する読取開始ボタン303が表示されている。読取開始ボタン303には、モノクロ画像の読取を開始するための読取開始ボタン303Aと、カラー画像の読取を開始するための読取開始ボタン303Bとが含まれる。以降の説明では、印刷開始前にプレビュー画像を表示する設定になっているものとする。
設定画面300Aが表示されると、CPU205は、ステップS101の処理に進む。ステップS101では、CPU205は、原稿の画像を読み取る画像読取処理を開始するか否か判定する。具体的には、CPU205は、読取開始ボタン303が操作されたか否かを判定する。CPU205は、読取開始ボタン303が操作されていない場合は(ステップS101:NO)、ステップS100にてコピー処理に関する設定入力を受け付ける。CPU205は、読取開始ボタン303が操作されると(S101:YES)、ステップS102の処理に進む。
ステップS102では、CPU205は、画像読取処理を実行する。CPU205は、スキャナ部100を制御して、第1コンタクトガラス33または原稿トレイ31Aに載置されている原稿の画像を読み取り、読取画像のデータをRAM203に記憶する。原稿が第1コンタクトガラス33の上に載置されている場合はFB方式で原稿の画像を読み取り、その読取画像のデータをRAM203に記憶する。原稿が原稿トレイ31Aに載置されている場合は、載置されている全ての原稿Mの画像をADF方式で読み取り、その読取画像のデータをRAM203に記憶する。CPU205は、読取画像のデータをRAM203に記憶すると、ステップS103の処理に進む。
ステップS103では、CPU205は、給送トレイT1-T3およびMPトレイ14の中から、印刷部3へシートPを搬送する搬送元のトレイを決定する。本ステップS103にて搬送元のトレイに決定されるトレイが第1トレイとなる。CPU205は、シートPが収容されていて、サイズ指定ボタン301を用いて設定されたシートサイズに設定されているトレイの中から予め設定された優先順位に基づいて第1トレイを決定する。例えば、サイズ指定ボタン301によりコピーに用いるシートPがA4サイズに設定されている場合は、CPU205は、シートPが収容されており、シートサイズがA4サイズに設定されている給送トレイT1とMPトレイ14の中から優先順位に基づいてMPトレイ14を第1トレイに決定する。以降、本ステップS103にて、MPトレイ14が第1トレイに決定されたものとして説明を続ける。CPU205は、第1トレイを決定すると、ステップS104の処理に進む。
ステップS104では、CPU205は、ステップS103で決定されたMPトレイ14に収容されているシートPのシートサイズをNVRAM204から読み出す。MPトレイ14に収容されているシートPのシートサイズは第1シートサイズに対応する。そして、CPU205は、当該第1シートサイズと、ステップS102でRAM203に記憶された読取画像のデータとに基づいて、プレビュー画像を作成する。プレビュー画像は、ステップS102でRAM203に記憶された全ての読取画像のデータに対して作成される。読取画像のサイズが第1シートサイズよりも大きい場合は、CPU205は、読取画像の端部を削除して第1シートサイズに適合させたプレビュー画像を作成する。以下、読取画像の端部を削除する処理を「端部削除」と称する。読取画像のサイズが第1シートサイズよりも小さい場合は、CPU205は、読取画像の周囲に余白画像を追加して第1シートサイズに適合させたプレビュー画像を作成する。以下、読取画像の周囲に余白画像を追加する処理を「余白追加」と称する。読取画像のサイズと搬送元のトレイのシートサイズとが同じ場合は、CPU205は、上述した端部削除と余白追加とのいずれも行うことなく読取画像からプレビュー画像を作成する。CPU205は、作成されたプレビュー画像のデータをRAM203に記憶する。CPU205は、プレビュー画像の作成を完了すると、ステップS105の処理に進む。
ステップS105では、CPU205は、プレビュー表示処理を行う。CPU205は、ステップS104で作成したプレビュー画像を表示部104に表示する。図7は、プレビュー画像401を表示部104に表示したプレビュー表示画面400の一例を示す図である。図7のプレビュー画像401は、原稿Mのシートサイズ、すなわち読取画像のサイズがA4サイズであり、MPトレイ14にA4サイズのシートPが収容されているときに作成されるプレビュー画像を示す。読取画像のサイズと、第1トレイのシートサイズとが一致しているため、プレビュー画像401には、読取画像の端部削除と余白追加とのいずれも行われていない。プレビュー表示画面400には、プレビュー画像401の他に、作成されたプレビュー画像のページ数を示すページ表示部402と、印刷の開始を指示するためのスタートボタン403などが表示されている。CPU205は、プレビュー表示画面400を表示すると、ステップS105の処理に進む。
ステップS106では、CPU205は、操作部103を介してプレビュー表示画面400のスタートボタン403が操作されたか否かを判定する。換言すると、CPU205は、印刷を開始するか否かを判定する。CPU205は、スタートボタン403が操作されるまで(ステップS106:NO)、プレビュー表示画面400を表示部104に表示して待機する(ステップS105)。CPU205は、スタートボタン403が操作されると(S106:YES)、ステップS107の処理に進む。
ステップS107では、CPU205は、RAM203に記憶されたプレビュー画像のデータを削除する。CPU205は、プレビュー画像のデータを削除したらステップS108の処理に進む。ステップS108では、CPU205は、ステップS102でRAM203に記憶された読取画像のデータに基づいて、印刷用画像を作成し、その印刷用画像のデータをRAM203に記憶する。CPU205は、印刷用画像のデータをRAM203に記憶したらステップS109の処理に進む。
ステップS109では、CPU205は、複合機1のオートコンティニューモードがオンかオフかを判定する。換言すると、CPU205は、シート切れにより印刷処理が中断したときに、自動的に次の搬送元のトレイから印刷部3へシートを搬送させて、印刷処理を継続させる設定になっているか、継続しない設定になっているか判定する。更に換言すると、CPU205は、複合機1が再プレビュー表示を行うモードになっているか否か判定する。CPU205は、複合機1のオートコンティニューモードがオンのとき、すなわち再プレビュー表示を行わない場合、ステップS110の処理に進む。一方、CPU205は、複合機1のオートコンティニューモードがオフのとき、すなわち再プレビュー表示を行う場合、ステップS111の処理に進む。ステップS110では、CPU205は、以降の処理でプレビュー画像および印刷用画像を作成しないため、RAM203から読取画像のデータを削除し、ステップS112の処理に進む。ステップS111では、CPU205は、再プレビュー表示のためにプレビュー画像を作成する可能性があるため、RAM203に記憶された読取画像のデータを削除せず保持し、ステップS112の処理に進む。
ステップS112では、CPU205は、印刷処理を開始し、ステップS113の処理に進む。印刷処理では、CPU205は、搬送部4を制御して、ステップS103で決定したMPトレイ14からシートPを印刷部3へ搬送させる。そして、CPU205は、印刷部3を制御して、搬送されたシートPにステップS108で作成した印刷用画像を印刷する。CPU205は、搬送部5を制御して、印刷用画像が印刷されたシートPを排紙トレイ2Bに搬送する。
ステップS113では、CPU205は、全ページの印刷が完了したか否か判定する。すなわち、CPU205は、ステップS108で作成した全ての印刷用画像をシートPへ印刷したか否か判定する。CPU205は、全ページの印刷が完了した場合は、図5に示す処理を終了する。CPU205は、全ページの印刷が完了していない場合は、ステップS114の処理に進む。CPU205は、全ページの印刷を完了し、図5に示す処理を終了するとき、RAM203に記憶された読取画像および印刷用画像のデータを削除する。
ステップS114では、CPU205は、ステップS103で決定したMPトレイ14について、シート切れが起きているか否か判定する。例えば、CPU205は、MPトレイ14のシート検出センサ14Cからオン信号が出力されているか否かを判定する。CPU205は、MPトレイ14のシート検出センサ14Cからオン信号が出力されているとき、すなわちシート切れが起きていない場合、ステップS115の処理に進む。CPU205は、シート検出センサ14Cからオン信号が出力されていないとき、すなわちシート切れが起きている場合、ステップS113の処理に進み、印刷処理を継続する。ステップS115では、CPU205は、印刷処理を中断し、ステップS116の処理に進む。
ステップS116では、CPU205は、図10を用いて後に詳述するトレイ決定処理を実行する。CPU205は、給送トレイT1-T3の中から、トレイごとに設定されたシートサイズの設定と優先順位の設定とに基づいて、次の搬送元のトレイを決定する。本ステップS116にて次の搬送元のトレイに決定されるトレイが第2トレイとなる。例えば、CPU205は、給送トレイT1-T3のうち、MPトレイ14と同じシートサイズが設定されている給送トレイT1を次の搬送元のトレイに設定する。CPU205は、次の搬送元のトレイを決定すると、ステップS117の処理に進む。
ステップS117では、CPU205は、ステップS116にて次の搬送元のトレイとして決定されたトレイが第1トレイとシートサイズが一致しているか否かを判定する。CPU205は、次の搬送元のトレイのシートサイズと第1トレイのシートサイズとが一致する場合、ステップS112の処理に進み、印刷処理を再開する。例えば、給送トレイT1が次の搬送元のトレイに決定された場合、給送トレイT1のシートサイズがMPトレイ14のシートサイズとが一致しているため、CPU205は、給送トレイT1からシートPを印刷部3へ搬送して印刷処理を再開する。
CPU205は、ステップS117にて、次の搬送元のトレイのシートサイズと第1トレイのシートサイズとが一致しない場合、ステップS118の処理に進む。例えば、給送トレイT2が次の搬送元のトレイに決定された場合、給送トレイT2のシートサイズがMPトレイ14のシートサイズとが一致していないため、CPU205は、ステップS118の処理に進む。
ステップS118では、CPU205は、図8に例示する中断画面500を表示する。中断画面500には、案内部501と、継続ボタン502と、キャンセルボタン503とを含む。案内部501には、MPトレイ14へのシートの補充をユーザに促す案内文が表示されている。継続ボタン502は、印刷処理の継続を指示するためのボタンである。キャンセルボタン503は、印刷処理のキャンセルを指示するためのボタンである。
尚、図8に例示する中断画面500において、MPトレイ14へのシートの補充されたことをシート検出センサ14Cが検知すると、ステップS116で決定されたトレイをキャンセルし、ステップS112の処理に進む。
ステップS119では、CPU205は、印刷処理を継続するか否かを判定する。CPU205は、操作部103を介して継続ボタン502が操作された場合は、印刷処理を継続すると判定し(S119:YES)、ステップS120の処理に進む。CPU205は、操作部103を介してキャンセルボタン503が操作された場合は、印刷処理を継続せずキャンセルすると判定し(S119:NO)、図5の処理を終了する。CPU205は、図5に示す処理を終了するとき、RAM203に記憶された読取画像および印刷用画像のデータを削除する。
ステップS120では、CPU205は、複合機1のオートコンティニューモードがオンかオフかを判定する。CPU205は、複合機1のオートコンティニューモードがオンのとき、すなわち再プレビュー表示を行わない場合、ステップS112の処理に進み、ステップS116にて決定された給送トレイT2からシートPを印刷部3へ搬送して印刷処理を再開する。
一方、CPU205は、複合機1のオートコンティニューモードがオフのとき、すなわち再プレビュー表示を行う場合、ステップS121の処理に進む。ステップS121では、CPU205は、再プレビュー表示を行う。図9は、再プレビュー表示を行うためのプレビュー表示画面600の一例を示す図である。図9に例示するプレビュー表示画面600は、図7のプレビュー画像401とプレビュー画像601が異なる。
CPU205は、ステップS116にて決定された給送トレイT2に収容されているシートPのシートサイズをNVRAM204から読み出す。給送トレイT2に収容されているシートPのシートサイズは第2シートサイズに対応する。CPU205は、当該第2シートサイズと、ステップS111で保持した読取画像のデータとに基づいて、プレビュー画像601を作成する。図9のプレビュー画像601は、給送トレイT2のシートサイズが読取画像601Aのサイズよりも大きいため、読取画像601Aの周囲に余白画像601Bを有する。このように、再プレビューを行うことにより、印刷処理開始前に表示されたプレビュー画像401と、印刷再開後の印刷結果との間でシートが一致しない状況が発生していることをユーザへ知らせることができる。
CPU205は、再プレビュー表示を行った後、前述したステップS106の処理に進む。CPU205は、プレビュー表示画面600のスタートボタン403が操作されるまで(ステップS106:NO)、ステップS105にてプレビュー表示画面600を表示する。CPU205は、スタートボタン403が操作されると(ステップS106:YES)、ステップS107の処理に進む。尚、CPU205は、スタートボタン403が操作されず、操作部103のキャンセルキー(不図示)がユーザによって押し下げられると、図5のフローチャートの処理を終了する。
図10は、ステップS116で実行されるトレイ決定処理の一例を示すフローチャートである。
ステップS200では、CPU205は、複合機1の全てのトレイについてシートPが収容されているか否かを判定するシート判定処理を実行する。CPU205は、例えば、給送トレイT1-T3の圧板を上方に移動させて、そのときのシート検出センサ51,52,53の出力信号を取得する。また、CPU205は、MPトレイ14のシート検出センサ14Cからの出力信号を取得する。そして、CPU205は、シート検出センサ51,52,53およびシート検出センサ14Cから取得した出力信号がオン信号か否かに基づいて、各トレイのシートPの有無を判定する。
ステップS201では、CPU205は、ステップS200にて、給送トレイT1-T3およびMPトレイ14にシートPがあると判定されたか否かを判定する。CPU205は、すべての給送トレイT1-T3およびMPトレイ14にシートPが存在しない場合(ステップS201:NO)、すなわち、給送トレイT1-T3およびMPトレイ14の全てがシート切れを起こしている場合、ステップS202の処理に進む。一方、給送トレイT1-T3およびMPトレイ14のいずれかにシートPが存在する場合(ステップS202:YES)、ステップS203の処理に進む。
ステップS202では、CPU205は、シートPが無いことを示すメッセージを表示部104に表示し、ステップS200の処理に戻る。ユーザにより、給送トレイT1-T3およびMPトレイ14のいずれかにシートPが補充されるまで、ステップS200からステップS202までの処理を繰り返す。
ステップS203では、CPU205は、シートPがあると判定されたトレイの中に、印刷中断前の搬送元のトレイであったMPトレイ14と同じシートサイズのトレイがあるか否かを判定する。CPU205は、シートPがあると判定されたトレイの中に、MPトレイ14と同じシートサイズのトレイがある場合は、ステップS204の処理に進む。CPU205は、シートPがあると判定されたトレイの中に、MPトレイ14と同じシートサイズのトレイがない場合は、ステップS205の処理に進む。
ステップS204では、CPU205は、MPトレイ14と同じシートサイズのトレイを次の搬送元のトレイに決定する。MPトレイ14と同じシートサイズのトレイが複数存在する場合は、CPU205は、それらのトレイの中から優先順位が最も高いトレイを次の搬送元のトレイに決定する。印刷中断前の搬送元のトレイと同じシートサイズのトレイを次の搬送元のトレイに決定することで、印刷処理開始前に表示したプレビュー画像401と印刷再開後の印刷結果との間でシートが一致しない状況の発生を防ぐことができる。
ステップS205では、CPU205は、シートPがあると判定されたトレイの中から、優先順位の最も高いトレイを次の搬送元のトレイに決定する。CPU205は、ステップS204またはS205において、トレイを決定した後、図5のステップS117の処理に進む。
(本実施形態の作用効果)
以上説明した実施形態1の複合機1によれば、NVRAM204に給送トレイT1-T3およびMPトレイ14に収容されるシートPのシートサイズが記憶されている。CPU205は、印刷部3へ搬送されるシートPの搬送元のトレイにてシートPが無くなり(図5のステップS114:YES)、印刷処理の中断が生じたとき(ステップS115)、NVRAM204に記憶されている変更前の搬送元のトレイのシートサイズと、変更後の搬送元のトレイのシートサイズとが異なる場合に(ステップS117:YES)、変更後の搬送元のトレイのシートサイズに印刷した結果に対応するプレビュー画像601を表示部104に表示する(ステップS121)。そのため、印刷処理開始前に表示されたプレビュー画像と印刷結果との間でシートが一致しない状況の発生を、ユーザへ知らせることができる。
また、CPU205は、再プレビュー表示を実行後、操作部103による操作に応じて、変更後の搬送元のトレイから印刷部3へ搬送したシートPへの読取画像に基づく画像の印刷を継続するか否かを選択する(ステップS121後のステップS106)。CPU205は、スタートボタン403が操作されず、操作部103のキャンセルキーがユーザによって押し下げられると、図5のフローチャートの処理を終了する。そのため、再プレビュー表示の結果にユーザが満足しない場合は印刷の継続を中止することができ、無駄なシート消費を無くすことができる。
また、CPU205は、印刷処理において変更前の搬送元のトレイのシート切れが生じたとき(図5のステップS114:YES)、変更後の搬送元のトレイのシートサイズと変更前の搬送元のトレイのシートサイズとが同じである場合(ステップS117:NO)、変更後の搬送元のトレイから印刷部3へシートPを搬送させて、当該シートPへの印刷用画像の印刷を継続する。再プレビュー表示を行う必要がないときには改めてプレビュー画像を表示しないことにしたため、プレビュー画像と印刷結果との間でシートが一致しない状況の発生の有無をユーザへ適切に知らせることができる。
また、複合機1のNVRAM204には、オートコンティニューモードの設定が記憶されている。CPU205は、オートコンティニューモードがオンのときには(ステップS120:YES)、変更前の搬送元のトレイのシート切れによる中断が生じたとき、変更後の搬送元のトレイから印刷部3へシートを搬送するように自動的に切り替わる(ステップS112)。CPU205は、オートコンティニューモードがオフのときには(ステップS120:NO)、変更前の搬送元のトレイのシート切れによる中断が生じたとき、スタートボタン403を含むプレビュー表示画面600を表示する再プレビュー表示を行う(ステップS121)。CPU205は、操作部103を介したスタートボタン403の操作を受け付け、そのスタートボタン403の操作に基づいて、変更後の搬送元のトレイから印刷部3へ搬送したシートPに印刷用画像の印刷を継続するか否かを選択する(ステップS121後のステップS106)。そのため、変更後の搬送元のトレイから印刷部3へシートを搬送するように切り替える設定を予め記憶させておくことで、トレイのシートサイズの設定が再プレビュー表示の必要がない設定になっているときは、シートサイズの比較などを行うことなく、速やかに印刷処理を継続させることができる。
また、CPU205は、画像読取処理において、画像読取部により原稿の画像を読み取ると、読取画像のデータをRAM203に記憶する(ステップS102)。CPU205は、読取画像のデータに基づいて印刷用画像を作成し、印刷用画像のデータをRAM203に記憶させる(ステップS108)。CPU205は、印刷処理において、印刷部3に搬送されるシートPへ印刷用画像を印刷する。CPU205は、オートコンティニューモードがオフのときには(ステップS109:YES)、印刷用画像の作成後(ステップS108)、読取画像のデータをRAM203から削除する(ステップS110)。また、CPU205は、オートコンティニューモードがオフのときには(ステップS109:NO)、読取画像のデータをRAM203に保持する(ステップS113)。このように読取画像のデータを削除するタイミングを決定することで、RAM203の記憶領域を効率的に利用することができる。
また、複合機1は、シートPを収容する複数のトレイとして、給送トレイT1-T3、MPトレイ14を備える。NVRAM204には、複数のトレイの各々から印刷部3へシートを搬送する優先順位に関する情報が記憶されている。ステップS103にて複数のトレイの中から決定されるトレイは、印刷部3へシートを搬送する優先順位が最も高いトレイである。CPU205は、複数のトレイの各々にシートが収容されているか否かを判定するシート判定処理(S200)と、搬送元のトレイのシート切れによる印刷処理の中断が生じた場合に、シート判定処理によりシートが収容されていると判定されたトレイの中から優先順位に基づいて第2トレイを決定するトレイ決定処理(ステップS116)と、を実行する。そのため、シートが収容されているトレイが存在する限り、印刷処理を継続することができる。
〔変形例〕
上記した実施形態1では、印刷装置の一例として、カラー複合機を採用したが、これに限らず、モノクロ複合機を採用してもよい。また、印刷部3は、電子写真方式でシートPに画像を印刷することとしたが、シートPに画像を印刷する方式は、電子写真方式に限られない。印刷部3は、電子写真方式以外の方式、例えば、インクジェット記録方式でシートPに画像を印刷することにしてもよい。
上記した実施形態1では、複合機1は、給送トレイT1-T3およびMPトレイ14を備えることにした。しかし、印刷装置に備えるトレイの数は、4個に限られず、少なくとも2個備えればよい。
〔その他の実施形態〕
上記実施形態1の複合機1では、シートPが普通紙であるとしたが、シートPの種類は、これに限らず、例えば厚紙や薄紙であってもよい。定着器10は、ローラ部材からなる加熱ローラ10Aおよび加圧ローラ10Bにより、シートPに現像剤像を定着させるものとしたが、これに限定されない。例えば、定着ベルトを用いてもよい。
〔ソフトウェアによる実現例〕
複合機1の制御ブロック(特にCPU205)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
後者の場合、複合機1は、各機能を実現するソフトウェアであるプログラムの命令を実行するコンピュータを備えている。このコンピュータは、例えば1つ以上のプロセッサを備えていると共に、上記プログラムを記憶したコンピュータ読み取り可能な記録媒体を備えている。そして、上記コンピュータにおいて、上記プロセッサが上記プログラムを上記記録媒体から読み取って実行することにより、本発明の目的が達成される。
上記プロセッサとしては、例えばCPU(Central Processing Unit)を用いることができる。上記記録媒体としては、「一時的でない有形の媒体」、例えば、ROM(Read Only Memory)等の他、テープ、ディスク、カード、半導体メモリ、プログラマブルな論理回路などを用いることができる。また、上記プログラムを展開するRAM(Random Access Memory)などをさらに備えていてもよい。
また、上記プログラムは、該プログラムを伝送可能な任意の伝送媒体(通信ネットワークや放送波等)を介して上記コンピュータに供給されてもよい。なお、本発明の一態様は、上記プログラムが電子的な伝送によって具現化された、搬送波に埋め込まれたデータ信号の形態でも実現され得る。
本発明は、上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
1 複合機
2 プリンタ部
3 印刷部
4、5 搬送部
14 MPトレイ
100 スキャナ部
103 操作部
104 表示部
201 ASIC
202 ROM
203 RAM
204 NVRAM
205 CPU
300A 設定画面
301 サイズ指定ボタン
302 プレビュー設定ボタン
303、303A、303B 読取開始ボタン
400、600 プレビュー表示画面
401、601 プレビュー画像
403 スタートボタン
500 中断画面
501 案内部
502 継続ボタン
503 キャンセルボタン
T1-T3 給送トレイ

Claims (6)

  1. 原稿の画像を読み取る画像読取部と、
    シートを収容する第1トレイと、
    シートを収容する第2トレイと、
    印刷部と、
    前記第1トレイおよび前記第2トレイから前記印刷部へシートを搬送可能な搬送部と、
    前記第1トレイに収容されるシートの第1シートサイズと、前記第2トレイに収容されるシートの第2シートサイズとが予め記憶される第1記憶部と、
    表示部と、
    制御部と、
    操作部と、を備え、
    前記制御部は、
    前記画像読取部により前記原稿の画像を読み取る画像読取処理と、
    前記画像読取処理にて読み取られた読取画像を、前記第1シートサイズに印刷された状態を表すプレビュー画像を前記表示部に表示するプレビュー表示処理と、
    前記プレビュー表示処理後、前記操作部による操作に従って、前記第1トレイから前記印刷部へ搬送されるシートに、前記読取画像に基づく画像を印刷する印刷処理と、
    を実行し、
    前記印刷処理において前記第1トレイのシート切れによる中断が生じたとき、前記第1記憶部に記憶された前記第2シートサイズと前記第1シートサイズとが異なる場合、
    前記第2シートサイズに印刷された状態を表すプレビュー画像を前記表示部に表示する再プレビュー表示を実行する、
    ことを特徴とする印刷装置。
  2. 前記制御部は、
    前記再プレビュー表示を実行後、前記操作部による操作に応じて、前記第2トレイから前記印刷部へ搬送したシートへの前記読取画像に基づく画像の印刷を継続するか否かを選択する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  3. 前記制御部は、
    前記印刷処理において前記第1トレイのシート切れが生じたとき、前記第2シートサイズと前記第1シートサイズとが同じである場合、前記第2トレイから前記印刷部へシートを搬送させて、当該シートに前記読取画像に基づく画像の印刷を継続する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  4. 前記第1記憶部には、
    前記印刷処理において前記第1トレイのシート切れによる中断が生じたとき、自動的に前記第2トレイから前記印刷部へシートを搬送するように切り替えるか否かについて設定され、
    前記制御部は、
    前記印刷処理において前記第1トレイのシート切れが生じたとき、自動的に前記第2トレイから前記印刷部へシートを搬送するように切り替える設定の場合、前記第2トレイから前記印刷部へ搬送したシートに前記読取画像に基づく画像の印刷を継続し、
    前記印刷処理において前記第1トレイのシート切れが生じたとき、自動的に前記第2トレイから前記印刷部へシートを搬送するように切り替えない設定の場合、前記再プレビュー表示を実行し、前記操作部による選択操作に応じて、前記第2トレイから前記印刷部へ搬送したシートに前記読取画像に基づく画像の印刷を継続するか否かを選択する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の印刷装置。
  5. 第2記憶部を更に備え、
    前記制御部は、
    前記画像読取処理において、前記画像読取部により前記原稿の画像を読み取ると、前記読取画像のデータを前記第2記憶部に記憶し、
    前記読取画像のデータに基づいて印刷用画像を作成し、前記印刷用画像のデータを前記第2記憶部に記憶し、
    前記印刷処理において、前記印刷部に搬送されるシートへ前記印刷用画像を印刷し、
    (i)前記印刷処理において前記第1トレイのシート切れが生じたとき、前記切り替える設定の場合、
    前記読取画像のデータを前記第2記憶部から削除し、
    (ii)前記印刷処理において前記第1トレイのシート切れが生じたとき、前記切り替えない設定の場合、
    前記読取画像のデータを前記第2記憶部から削除しない
    ことを特徴とする請求項4に記載の印刷装置。
  6. シートを収容する複数のトレイを備え、
    前記第1記憶部には、前記複数のトレイの各々から前記印刷部へシートを搬送する優先順位に関する情報が記憶されており、
    前記複数のトレイは、前記第1トレイおよび前記第2トレイを含み、
    前記第1トレイは、前記印刷部へシートを搬送する前記優先順位が最も高いトレイであり、
    前記制御部は、
    前記複数のトレイの各々にシートが収容されているか否かを判定するシート判定処理と、
    前記印刷処理において前記第1トレイのシート切れによる中断が生じた場合に、前記シート判定処理によりシートが収容されていると判定されたトレイの中から前記優先順位に基づいて前記第2トレイを決定するトレイ決定処理と、
    を更に実行する
    ことを特徴とする請求項1から5のいずれか1項に記載の印刷装置。
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