JP2016142800A - 画像形成装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】画質を劣化させることなく、印刷物の画像品質を安定させる。【解決手段】画像形成装置100は、ジョブの特性に応じて重み付けされた印刷枚数が所定枚数に達すると画質調整処理を実行する画質調整処理部5と、投入されたジョブを保存するBOX21と、前記BOX21内のジョブの特性に応じて各ジョブの印刷予定枚数を重み付けし、いずれかのジョブの実行終了時に前記重み付けされた印刷枚数が前記所定枚数を超えない範囲で、前記BOX21内のジョブの実行順序を並び替えて調整するジョブ処理部11を備えている。【選択図】図2
Description
本発明は、自動的に調整処理を行う画像形成装置に関する。
画像形成装置においては、画像品質を保つため、自動的に各種の調整処理を実行するものがある。このような画像形成装置では、例えばジョブの特性や印刷枚数に応じて画質調整処理を実行したり、用紙種別に応じて定着部の定着温度を自動的に制御したりしている。定着温度の制御については、定着温度の低い用紙から定着温度の高い用紙となるようにジョブを並び替えて実行する技術が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。特許文献1の技術によれば、定着部が用紙種別に応じた定着温度に達するまでの待ち時間を減らすことができる。
しかしながら、画質調整処理の場合、印刷枚数が画質調整処理の実行開始枚数に達すると、ジョブの実行途中でも画質調整処理が実行されてしまうため、従来の技術では印刷物の画像品質が途中から変わってしまうという問題があった。一方で、適切な時期に画質調整処理を行わないと、画質が劣化するという相反する問題を抱えていた。
本発明は上記課題に鑑みてなされたものであり、上記課題を解決することができる技術を提供することを目的とする。
本発明の画像形成装置は、ジョブの特性に応じて重み付けされた印刷枚数が所定枚数に達すると画質調整処理を実行する調整処理部と、投入されたジョブを保存するBOXと、前記BOX内のジョブの特性に応じて各ジョブの印刷予定枚数を重み付けし、いずれかのジョブの実行終了時に前記重み付けされた印刷枚数が前記所定枚数を超えない範囲で、前記BOX内のジョブの実行順序を並び替えて調整するジョブ処理部とを備えたことを特徴とする。
また、前記ジョブは最終印字開始時間が設定され、前記ジョブ処理部は、前記BOX内の前記ジョブの実行順序を並び替えた場合に調整できなかったジョブがあった場合、前記調整できなかったジョブの前記最終印字開始時間の直前まで、新たにジョブが前記BOXに保存される度に前記調整できなかったジョブが調整可能になるように前記BOX内のジョブの実行順序を並び替えてもよい。
また、前記ジョブ処理部は、前記最終印字開始時間の直前まで調整できなかったジョブがある場合、前記重み付けされた印刷枚数が前記所定枚数に達する前に前記調整処理部に前記画質調整処理を実行させ、この画質調整処理後に前記調整できなかったジョブを実行するようにして、遅くとも前記最終印字開始時間までに前記BOX内のジョブを実行してもよい。
また、前記ジョブ処理部は、画像を記録する記録部が記録部休止状態にある場合、前記BOX内に複数のジョブが保存されるまで前記記録部の記録部休止状態を維持させてもよい。
また、前記ジョブは最終印字開始時間が設定され、前記ジョブ処理部は、前記BOX内の前記ジョブの実行順序を並び替えた場合に調整できなかったジョブがあった場合、前記調整できなかったジョブの前記最終印字開始時間の直前まで、新たにジョブが前記BOXに保存される度に前記調整できなかったジョブが調整可能になるように前記BOX内のジョブの実行順序を並び替えてもよい。
また、前記ジョブ処理部は、前記最終印字開始時間の直前まで調整できなかったジョブがある場合、前記重み付けされた印刷枚数が前記所定枚数に達する前に前記調整処理部に前記画質調整処理を実行させ、この画質調整処理後に前記調整できなかったジョブを実行するようにして、遅くとも前記最終印字開始時間までに前記BOX内のジョブを実行してもよい。
また、前記ジョブ処理部は、画像を記録する記録部が記録部休止状態にある場合、前記BOX内に複数のジョブが保存されるまで前記記録部の記録部休止状態を維持させてもよい。
本発明によれば、画質を劣化させることなく、印刷物の画像品質を安定させることができる技術を提供できる。
次に、本発明の実施の形態を、図面を参照して具体的に説明する。
本発明の実施の形態の画像形成装置100は、複写機能、印刷機能、スキャナー機能等を有する複合機であり、図1を参照すると、原稿読取部120と、原稿給送部130と、記録部140とを備えている。原稿読取部120は、記録部140の上部に配設され、原稿給送部130は、原稿読取部120の上部に配設されている。
本発明の実施の形態の画像形成装置100は、複写機能、印刷機能、スキャナー機能等を有する複合機であり、図1を参照すると、原稿読取部120と、原稿給送部130と、記録部140とを備えている。原稿読取部120は、記録部140の上部に配設され、原稿給送部130は、原稿読取部120の上部に配設されている。
画像形成装置100の手前側には、画像形成装置100の設定や動作指示を行う操作パネル4が配設されている。操作パネル4は、タッチパネル41、操作ボタン42が設けられている。ユーザーは操作パネル4を操作して指示を入力することで、画像形成装置100の各種の設定を行い、画像形成等の各種機能を実行させる。タッチパネル41は、操作入力を受け付ける各種操作キーを表示する表示部の表示面に設けられ、操作者の指先やスタイラス等の押圧による入力を検知し、入力が検知された位置に対応する信号を出力することで、表示部に表示された操作キーへの操作を受け付ける。操作ボタン42としては、画像形成を開始するようにユーザーが指示するスタートボタン、画像形成を中止する際等に使用するストップ/クリアボタン、画像形成装置100の各種設定をデフォルト状態にする際に使用するリセットボタン、テンキー等が設けられている。
原稿読取部120は、スキャナー121と、プラテンガラス122と、原稿読取スリット123とを備えている。スキャナー121は、露光ランプ及びCCD(Charge Coupled Device)センサー等から構成され、原稿給送部130による原稿MSの搬送方向に移動可能に構成されている。プラテンガラス122は、ガラス等の透明部材により構成された原稿台である。原稿読取スリット123は、原稿給送部130による原稿MSの搬送方向と直交方向に形成されたスリットを有する。
原稿給送部130は、可倒式に構成され、原稿給送部130を上方に持ち上げることで、プラテンガラス122の上面を開放させ、原稿MSをプラテンガラス122に載置することができる。プラテンガラス122に載置された原稿MSを読み取る場合には、スキャナー121は、プラテンガラス122に対向する位置に移動され、プラテンガラス122に載置された原稿MSを走査しながら原稿MSを読み取って画像データを取得する。
また、原稿給送部130は、原稿載置部131と、原稿排出部132と、原稿搬送機構133とを備えている。原稿載置部131に載置された原稿MSは、原稿搬送機構133によって、1枚ずつ順に繰り出されて、原稿読取部120の原稿読取スリット123に対向する位置へ搬送され、その後、原稿排出部132に排出される。原稿給送部130により搬送された原稿MSを読み取る場合には、スキャナー121は、原稿読取スリット123と対向する位置に移動され、原稿読取スリット123を介し、原稿給送部130による原稿MSの搬送動作と同期して原稿MSを読み取って画像データを取得する。
記録部140は、画像形成部150を備えると共に、給紙部160と、搬送路170と、搬送ローラー181と、排出ローラー182と、胴内排出トレイ190とを備えている。排紙部である胴内排出トレイ190は、原稿読取部120と記録部140との間に形成された排紙空間191に設けられている。
給紙部160は、記録紙Pを収納する給紙カセット161a〜dと、給紙カセット161a〜dから記録紙Pを1枚ずつ搬送路170に繰り出す給紙ローラー162とを備えている。給紙ローラー162、搬送ローラー181及び排出ローラー182が搬送部として機能し、記録紙Pが搬送される。給紙ローラー162によって搬送路170に繰り出された記録紙Pは、搬送ローラー181によって画像形成部150に搬送される。
画像形成部150は、感光体ドラム151と、帯電部152と、露光部153と、現像部154と、転写部155と、クリーニング部156と、定着部157とを備えている。露光部153は、レーザー装置やミラー等を備えた光学ユニットである。露光部153は、画像データに基づいてレーザー光を出力して、帯電部152によって帯電された感光体ドラム151を露光し、感光体ドラム151の表面に静電潜像を形成する。現像部154は、トナーを用いて感光体ドラム151に形成された静電潜像を現像する現像ユニットである。現像部154は、静電潜像に基づいたトナー像を感光体ドラム151上に形成させる。転写部155は、現像部154によって感光体ドラム151上に形成されたトナー像を記録紙Pに転写させる。定着部157は、転写部155によってトナー像が転写された記録紙Pを加熱してトナー像を記録紙Pに定着させる。
画像形成部150によって記録が施された記録紙Pは、排出ローラー182に導かれて胴内排出トレイ190に印刷物として出力される。
図2には、画像形成装置100の概略制御構成を示すブロック図が示されている。上述の操作パネル4、原稿読取部120、原稿給送部130、画像形成部150及び搬送部(給紙ローラー162、搬送ローラー181、排出ローラー182)は、制御部1に接続され、制御部1によって動作制御される。また、制御部1には、記憶部2と、画像処理部3と、調整処理部5とが接続されている。
記憶部2は、原稿読取部120によって原稿を読み取ることで取得された画像データが記憶される、半導体メモリやHDD(Hard Disk Drive)等の記憶手段である。また、記憶部2は、投入されたジョブを保存するBOX21を有している。
画像処理部3は、画像データに対して所定の画像処理を行う手段である。画像処理部3では、例えば、拡大縮小処理や、濃度調整、階調調整等の画像改善処理が行われる。
調整処理部5は、画像品質を維持するため、必要に応じて随時各部の調整処理を行う手段である。調整処理部5では、例えば、ジョブの特性に応じた印刷枚数が所定枚数に達する毎に、濃度や色味、色ずれ等を補正する画質調整処理や、前回の印刷から所定時間経過したときに、ノズルに残ったトナーを吐き捨てて、劣化したトナーで印刷することによる画質劣化を防ぐ調整処理等が行われる。
制御部1は、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を備えたマイクロコンピュータ等の情報処理部である。ROMには画像形成装置100の動作制御を行うための制御プログラムが記憶されている。制御部1は、ROMに記憶されている制御プログラムを読み出し、制御プログラムをRAMに展開させることで、装置全体の制御を行う。また、制御部1は、ジョブの実行途中で調整処理部5による画質調整処理が実行されないようにジョブの実行順序を並び替えて調整するジョブ処理部11として機能する。
図3を参照して、ジョブ処理部11の処理の流れを説明する。
まず、ジョブ処理部11は、ジョブが投入されたか否かを判定し(ステップs11)、ジョブが投入されていない場合(ステップs11でNo)、ステップs11に処理を戻す。ジョブが投入されると(ステップs11でYes)、ジョブ処理部11は、投入されたジョブをBOX21に保存して(ステップs12)、最終印字開始時間の設定を受け付ける(ステップs13)。最終印字開始時間は、ジョブの印刷データが印字される最終期限である。例えば、ユーザーは、翌日に使用するために印字したい文書を前日のうちに画像形成装置100に送信しておき、翌日の所定日時を最終印字開始時間として設定することができる。最終印字開始時間は、操作パネル4を介して設定されてもよいし、ジョブ投入の際にプリンタードライバーを介して予めユーザーにより設定されてもよい。
つづいて、ジョブ処理部11は、前回の印刷から所定時間が経過したか否かを判定する(ステップs14)。フローチャートには示していないが、制御部1は、印刷が終了すると不図示のタイマーをスタートさせ、新たに印刷が開始されるとタイマーをクリアして、印刷処理が行われていない時間を測定している。そして、前回の印刷から所定時間が経過した場合には、前回の印刷によりノズルに残ったトナーが劣化するため、制御部1の制御の下、調整処理部5は、ノズルに残ったトナーを吐き捨てる調整処理を行う。その後、制御部1は、記録部140を記録部休止状態にする。記録部休止状態では、例えば定着部157のヒーターをOFFにする等の制御が行われ、記録部140の消費電力が削減される。つまり、前回の印刷から所定時間が経過した場合(ステップs14でYes)、フローチャートには示していないが、制御部1によって記録部140は記録部休止状態に移行している。
前回の印刷から所定時間が経過していない場合には(ステップs14でNo)、ステップs17に処理が進む。一方、前回の印刷から所定時間が経過している場合(ステップs14でYes)、すなわち記録部140が記録部休止状態にある場合、ジョブ処理部11は、BOX21内に複数のジョブ(例えば所定数以上のジョブ)があるか否かを判定する(ステップs15)。
BOX21内に複数のジョブがある場合には(ステップs15でYes)、ジョブ処理部11は記録部140を記録部休止状態から復帰させ(ステップs16)、ステップs17に処理を進める。一方、BOX21内に複数のジョブがない場合には(ステップs15でNo)、本処理が終了し、記録部140の記録部休止状態が維持される。1つのジョブを実行するために記録部140を記録部休止状態から復帰させるのは効率が悪いからである。
つづいて、ジョブ処理部11はBOX21内のジョブの印刷予定枚数をジョブの特性に応じて重み付けする(ステップs17)。ジョブの特性としては、「カラー」、「モノクロ」、「文字」、「写真」等があり、例えばカラーでは2倍、モノクロでは1倍、文字では1倍、写真では2倍のように、各特性に応じて異なった重み付けがされる。特性毎にトナー消費量が異なるからである。例えば、ジョブの特性がカラー/写真であり、印刷予定枚数が10枚である場合には、重み付けされた印刷予定枚数は、2×2×10=40枚となる。
つづいて、ジョブ処理部11は、調整処理部5によって重み付けされた印刷済み枚数を取得する(ステップs18)。フローチャートに示していないが、調整処理部5は、実際に画像形成される毎に、実行中のジョブの特性に応じて重み付けした印刷枚数をカウントしており、重み付けした印刷枚数が所定枚数に達すると、画質調整処理を実行している。画質調整処理が実行される毎に、重み付けされた印刷枚数のカウント値は初期化される。つまり、重み付けされた印刷枚数は、前回画質調整処理が実行されてから次回画質調整処理が実行されるまでの間において、印刷済みの枚数が重み付けされたものである。なお、ジョブ処理部11が、実際に画像形成される毎に実行中のジョブの特性に応じて重み付けした印刷枚数をカウントするようにしてもよい。
つづいて、ジョブ処理部11は、重み付けされた印刷枚数と重み付けした印刷予定枚数とに基づいて、ジョブの実行途中で画質調整処理が実行されないようにBOX21内のジョブの実行順序を並び替えて調整する(ステップs19)。
例えば、図4に示すように、BOX21内にジョブ1→ジョブ2→ジョブ3の順序でジョブが保存されているとする。ジョブ1は、特性がカラー/文字で印刷予定枚数が80枚なので、重み付けされた印刷予定枚数が160枚となる。ジョブ2は、特性がカラー/写真で印刷予定枚数が40枚なので、重み付けされた印刷予定枚数が160枚となる。ジョブ3は、特性がモノクロ/文字で印刷予定枚数が30枚なので、重み付けされた印刷予定枚数が30枚となる。重み付けされた印刷枚数が200枚に達すると画質調整処理が実行されるとした場合、このままの順序でジョブが実行されると、ジョブ2の途中とジョブ3の途中でそれぞれ画質調整処理が実行される。
そのため、ジョブ処理部11は、図5に示すように、各ジョブの実行順序がジョブ1→ジョブ3の順序となるようにジョブの実行順序を並び替える。なお、ジョブ1、ジョブ3の実行後に続けてジョブ2を実行するとした場合、ジョブ2の実行途中で画質調整処理が実行されてしまう。そのため、ジョブ2は実行順序の調整が不可能なジョブとして処理される。このように、BOX21内のジョブにおいて、ジョブの実行途中で画質調整処理が実行されないように(言い換えれば、いずれかのジョブの実行終了時に、重み付けされた印刷枚数が画質調整処理の実行される所定枚数に達するように)並び替えできないときは、重み付けされた印刷枚数が画質調整処理の実行される所定枚数を超えない範囲で実行可能な最大限のジョブが実行される。
なお、ジョブ1ではなく、ジョブ2を先に実行して、ジョブ1を調整不可能なジョブとしてもよいが、ジョブ2の最終印字開始時間よりジョブ1の最終印字開始時間のほうが早く設定されているため、ここでは先にジョブ1を実行している。ジョブ2の場合、最終印字開始時間まで余裕があるので、新たに投入されたジョブがBOX21に保存されることによって、調整可能となる可能性が高いからである。
ジョブ処理部11は、BOX21内のジョブの実行順序を調整すると、ジョブ2の場合のように、調整できないジョブがあったか否かを判定する(ステップs20)。調整できないジョブがなかった場合には(ステップs20でNo)、つまり、すべてのジョブが調整できた場合、ステップs22に処理が進む。一方、調整できないジョブがあった場合には(ステップs20でYes)、ジョブ処理部11は、調整できなかったジョブを今回の実行対象に含めないようにして(ステップs21)、並び替えた実行順序に従って各ジョブを実行する(ステップs22)。この後、本処理が終了する。
このように、本実施形態では、ジョブの実行途中で調整処理部5によって画質調整処理を実行されないように、ジョブの特性に応じて重み付けされた印刷枚数と、BOX21内におけるジョブの特性に応じて重み付けされた印刷予定枚数とに基づいて、ジョブ処理部11がBOX21内のジョブの実行順序を並び替えている。そのため、本実施形態によれば、ジョブの実行途中では調整処理部5による画質調整処理が実行されないので、印刷物の画像品質を安定させることができる。また、ジョブの実行途中で画質調整処理が実行されないので、画質調整処理によりジョブが中断されず、印刷物の出力速度を安定させることができる。また、調整処理部5による画質調整処理は、重み付けされた印刷枚数が所定枚数に達すると自動的に実行されるので、画質劣化を防ぐことができる。
本発明は上述した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で種々様々に変更が可能であることは言うまでもない。
例えば、ジョブ処理部11は、定期的にBOX21内の各ジョブの最終印字開始時間をチェックして、遅くとも最終印字開始時間までに各ジョブを実行できるように、BOX21内のジョブを並び替える際に、最終印字開始時間の迫っているジョブが実行されるように優先的に並び替えてもよい。なお、最終印字開始時間直前になっても調整できなかったジョブについては、ジョブ処理部11は、重み付けされた印刷枚数が所定枚数に達していなくても調整処理部5に調整処理を実行させ、調整処理部5の調整処理後にこのジョブを実行するようにして、最終印字開始時間に間に合わせるようにしてもよい。
1 制御部
2 記憶部
3 画像処理部
4 操作パネル
5 調整処理部
11 ジョブ処理部
21 BOX
41 タッチパネル
42 操作ボタン
100 画像形成装置
120 原稿読取部
121 スキャナー
122 プラテンガラス
123 原稿読取スリット
130 原稿給送部
131 原稿載置部
132 原稿排出部
133 原稿搬送機構
140 記録部
150 画像形成部
151 感光体ドラム
152 帯電部
153 露光部
154 現像部
155 転写部
156 クリーニング部
157 定着部
160 給紙部
161a〜d 給紙カセット
162 給紙ローラー
170 搬送路
181 搬送ローラー
182 排出ローラー
190 胴内排出トレイ
191 排紙空間
2 記憶部
3 画像処理部
4 操作パネル
5 調整処理部
11 ジョブ処理部
21 BOX
41 タッチパネル
42 操作ボタン
100 画像形成装置
120 原稿読取部
121 スキャナー
122 プラテンガラス
123 原稿読取スリット
130 原稿給送部
131 原稿載置部
132 原稿排出部
133 原稿搬送機構
140 記録部
150 画像形成部
151 感光体ドラム
152 帯電部
153 露光部
154 現像部
155 転写部
156 クリーニング部
157 定着部
160 給紙部
161a〜d 給紙カセット
162 給紙ローラー
170 搬送路
181 搬送ローラー
182 排出ローラー
190 胴内排出トレイ
191 排紙空間
Claims (4)
- ジョブの特性に応じて重み付けされた印刷枚数が所定枚数に達すると画質調整処理を実行する調整処理部と、
投入されたジョブを保存するBOXと、
前記BOX内のジョブの特性に応じて各ジョブの印刷予定枚数を重み付けし、いずれかのジョブの実行終了時に前記重み付けされた印刷枚数が前記所定枚数を超えない範囲で、前記BOX内のジョブの実行順序を並び替えて調整するジョブ処理部と
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 前記ジョブは最終印字開始時間が設定され、
前記ジョブ処理部は、
前記BOX内の前記ジョブの実行順序を並び替えた場合に調整できなかったジョブがあった場合、前記調整できなかったジョブの前記最終印字開始時間の直前まで、新たにジョブが前記BOXに保存される度に前記調整できなかったジョブが調整可能になるように前記BOX内のジョブの実行順序を並び替える
ことを特徴とする請求項1に記載の画像形成装置。 - 前記ジョブ処理部は、前記最終印字開始時間の直前まで調整できなかったジョブがある場合、前記重み付けされた印刷枚数が前記所定枚数に達する前に前記調整処理部に前記画質調整処理を実行させ、この画質調整処理後に前記調整できなかったジョブを実行するようにして、遅くとも前記最終印字開始時間までに前記BOX内のジョブを実行する
ことを特徴とする請求項2に記載の画像形成装置。 - 前記ジョブ処理部は、画像を記録する記録部が記録部休止状態にある場合、前記BOX内に複数のジョブが保存されるまで前記記録部の記録部休止状態を維持させる
ことを特徴とする請求項1から3までのいずれか1項に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2015016457A JP2016142800A (ja) | 2015-01-30 | 2015-01-30 | 画像形成装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2015016457A JP2016142800A (ja) | 2015-01-30 | 2015-01-30 | 画像形成装置 |
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Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2016142800A true JP2016142800A (ja) | 2016-08-08 |
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ID=56570235
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2015016457A Pending JP2016142800A (ja) | 2015-01-30 | 2015-01-30 | 画像形成装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2016142800A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2019124972A (ja) * | 2018-01-11 | 2019-07-25 | 株式会社リコー | 情報処理装置、画像形成システム、制御方法、及びプログラム |
-
2015
- 2015-01-30 JP JP2015016457A patent/JP2016142800A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2019124972A (ja) * | 2018-01-11 | 2019-07-25 | 株式会社リコー | 情報処理装置、画像形成システム、制御方法、及びプログラム |
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