JP4926755B2 - カラオケ効果音出力システム - Google Patents

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Description

本発明は、カラオケ楽曲の歌唱中に、場の雰囲気を盛上げるための各種効果音を所定のタイミングで出力するシステムに関する。
カラオケの歌唱採点機能とは、楽曲の歌唱区間毎にリファレンスと比較して評価し、採点されるシステムが知られている。すなわち、カラオケマイクから入力された歌唱音声信号は、デジタル波形データに変換され、所定の採点要素の波形データから歌唱周波数データと歌唱音量データを抽出する。この抽出された各データを比較部に入力し、ガイドメロディのリファレンスの周波数データと音量データとを比較して、その差分データを割り出す。そして、その平均値や標準偏差などにも基づき、これらを総じて採点値を算出する。
このような歌唱区間毎の採点方式を利用した技術として、特許文献1ではそれぞれの歌唱区間の歌唱採点値を対比し、採点の良い区間をつなぎ合わせて模範ボーカルを制作する技術が開示されている。
また、カラオケ装置には、利用者の歌唱レベルやその場の雰囲気に応じて、拍手やかけ声などの各種効果音を出力する機能を有するシステムもある。通常この効果音は、リモコンなどに備えられた操作ボタンを押すことにより出力されるため、歌唱者が上手に歌唱できたときに称賛の効果音を出力しようとする場合に、操作ボタンを押し損なって歌唱終了のタイミングを逃してしまうことがある。また、この効果音は拍手などの称賛効果音だけではなく、ブーイングなどの非難の効果音も備えているため、歌唱者が上手に歌唱できたときに称賛効果音ではなく、誤って非難効果音を出力してしまうこともある。
このような不具合への対策として、例えば特許文献2では、歌唱音声に対する採点機能を有し、一曲が終了すると歌唱力に応じて自動的に採点が行われ、得点に比例した拍手音が出力されると同時に、拍手音が大きいときはアンコール音を出力し、拍手音が小さいときは非難音を出力する技術が開示されている。
特開2005−241848号公報 実用新案登録2509144号公報
しかしながら、特許文献1では、歌唱区間毎の歌唱採点値を対比し、採点の良い区間をつなぎ合わせる技術は開示されているが、歌唱力に応じて効果音を出力に関する記載はない。
特許文献2では、一曲分の歌唱が終了したときに採点を行い、歌唱力に応じて称賛効果音または非難効果音を出力する技術が開示されている。しかし、カラオケ楽曲は、一曲の中でも歌唱区間毎に難易度が異なることが多く、上手に歌唱できた部分と上手に歌唱できなかった部分があるので、特許文献2では、詳細な比較結果に応じた的確な効果音を出力することはできない。
そこで、本発明は、所定の楽曲に予め設定されたそれぞれの歌唱区間につき、非常に上手く歌えた歌唱者よりも、さらに上手く歌えた場合、あるいは、非常に下手に歌った歌唱者よりも、さらに下手に歌った場合などに、各種効果音を所定のタイミングで出力することにより、現に歌唱している歌唱者にその旨を知らしめて歌唱の動機付けとしたり、仲間内での利用の場合、その場の雰囲気を盛上げたりできるカラオケ効果音出力システムの構築を課題とする。
上記課題に鑑みて、本発明者らは、過去に利用者が歌唱した楽曲の採点履歴に基づき、歌唱区間別に上位および/または下位の所定順位毎の歌唱採点値より、基準採点値を設定し、これと現に歌唱している利用者の歌唱採点値を比較することにより、歌唱区間別に的確な効果音を出力することが可能となり、上記課題を解決できることを見出して、本発明のカラオケ効果音出力システムを想到した。
すなわち、請求項1記載のカラオケ効果音出力システムは、歌唱採点機能を有するカラオケ装置に付帯され、所定のタイミングにて効果音を出力するシステムであって、当該システムは歌唱区間別採点手段と、基準採点値管理手段と、採点値比較手段と、効果音出力手段とを有し、歌唱区間別採点手段とは、任意の楽曲において利用者の歌唱に対し予め設定された歌唱区間別の歌唱採点値を算出するものであり、基準採点値管理手段とは、所定の楽曲において予め設定された歌唱区間別の基準採点値を基準採点値管理テーブルに記録するものであり、当該歌唱区間別の基準採点値とは、過去の所定期間の採点履歴から、当該歌唱区間毎に上位および/または下位の所定順位の歌唱採点値が設定されてなり、採点値比較手段とは、前記設定された歌唱区間別の基準採点値と、当該楽曲を現に歌唱している際、歌唱区間別の歌唱採点値を、それぞれ比較するものであり、効果音出力手段とは、前記採点値比較手段にて比較された比較結果に基づいて、各種効果音を所定のタイミングで出力するものである、ことを特徴とする。
また、請求項2記載の発明は、前記請求項1記載のカラオケ効果音出力システムにおいて、上記効果音出力手段は、下記の処理1または処理2の制御を行なう、
処理1:前記歌唱採点値が基準採点値に対して第1の規定値以上の高得点である場合、拍手や楽器音などの称賛効果音を出力し、
処理2:前記歌唱採点値が基準採点値に対して第2の規定値以下の低得点である場合、ブーイングや楽器音などの非難効果音を出力する、ことを特徴とする。
本発明の請求項1記載のカラオケ効果音出力システムによれば、所定の楽曲に予め設定されたそれぞれの歌唱区間について、非常に上手く歌えた歌唱者よりも、さらに上手く歌えた場合、あるいは、非常に下手に歌った歌唱者よりも、さらに下手に歌った場合などに、各種効果音を所定のタイミングで出力することにより、現に歌唱している歌唱者にその旨を知らしめて歌唱の動機付けとしたり、仲間内での利用の場合、その場の雰囲気を盛上げたりできるといった効果を奏する。
そして、本発明の請求項2記載のカラオケ効果音出力システムによれば、歌唱採点値が前記基準採点値に対して第1の規定値以上の高得点である場合は、拍手などの称賛効果音を所定のタイミングで出力し、また、歌唱採点値が前記基準採点値に対して第2の規定値以下の低得点である場合は、ブーイングなどの非難効果音を所定のタイミングで出力するので、歌唱区間別に的確な効果音を出力することが可能となる。すなわち、その比較結果の程度に基づいて効果音の種別を選択するため、利用者の歌唱レベルやその場の雰囲気にあった効果音をさらに的確に出力できるといった効果を奏する。
以下、本発明に係るカラオケ効果音出力システムについて、好適な実施例をあげて説明する。
図1は本システムを構成するカラオケ装置(G)のブロック構成図である。当該カラオケ装置(G)は、中央制御手段(1)と、これに接続されるハードディスクドライブ(以下HDDという)(2)および音楽再生や映像再生などの各種機能手段から構成され、前記中央制御手段(1)は、主としてCPU(3)とROM(4)とRAM(5)ならびに制御処理を行う各手段などから構成される。
先ず、通信制御手段(12)は、ADSL回線、ISDN回線、一般回線などのネットワーク通信回線を介して、サーバーであるカラオケホスト装置(図示せず)との通信を制御するためのものである。
次に、音声生成プロセスについて説明する。音源(6)は中央制御手段(1)が実行するシーケンサ(14)の処理によって入力され、デジタルミキサ(7)は音源(6)が発生した複数の楽音信号やカラオケマイク(M)とA/Dコンバータ(9)を介して入力された歌唱者の歌唱音声信号を適当なバランスでミキシングする。ミキシングされたデジタル音声信号はサウンドシステム(8)に入力される。このサウンドシステム(8)はパワーアンプを備えており、入力されたデジタル信号をアナログ信号に変換して増幅し、スピーカ(SP)から楽音と歌唱音声信号を放音する。
なお、カラオケマイクから入力された歌唱音声信号は、A/Dコンバータ(9)によってデジタル波形データに変換され、歌唱区間別採点手段(16)の抽出部(図示省略)にて所定の採点要素の波形データから歌唱周波数データと歌唱音量データを抽出する。この抽出された各データを比較部(図示省略)に入力し、ガイドメロディのリファレンスの周波数データと音量データとを比較して、その差分データを割り出す。また、歌唱音量データとガイドメロディ音量データからは歌唱発音時のタイミングの差分に基づいてリズム差分データを割り出し、この差分データが所定の記録部(図示省略)に入力され、その平均値や標準偏差などにも基づき、これらを総じて採点値を算出するが、本発明では、予め複数の採点区間に分割された所定のカラオケ楽曲について、それぞれの区間毎に採点値を算出する。
HDD(2)に記録されている楽曲データ(20)には、それぞれの楽曲毎に個別の楽曲IDが付されており、各楽曲IDに対応づけられた映像データ(21)は、MPEG形式にエンコードされており、中央制御手段(1)が実行する背景映像再生手段(図示省略)により再生処理を行い、これを読み出してMPEGデコーダ(10)に入力する。このMPEGデコーダ(10)は入力されたMPEGデータをNTSCの映像に変換して合成回路(11)に入力し、この合成回路(11)は、背景映像の映像信号上にテロップや採点OSDを合成し、合成された映像信号は表示手段であるメインモニタ(D)に表示される。
また、前記楽曲データ(20)には、基準採点値つきの楽曲が含まれており、後述するように、利用者が基準採点値つきの楽曲を歌唱する際には、中央制御手段1の制御により、HDD(2)に記録されている効果音データ(22)が所定のタイミングにて出力される。上記効果音としては、拍手、かけ声、ブーイング、楽器音などがあり、利用者の歌唱に対する採点値に応じて、各種効果音が楽音および歌唱音声と一緒にスピーカ(SP)から放音される。
リモコン装置(R)は、楽曲検索機能あるいは楽曲予約機能などを備えた多機能カラオケリモコンであり、一般的にGUI操作パネル(23)が備えられ、フラッシュメモリ(24)が内蔵されている。このフラッシュメモリ(24)には、選曲用の目次データをはじめ所定データを、カラオケ装置(G)から有線や無線によって書き込む。利用者はGUI操作パネル(23)にて所望の楽曲を選曲し、所定の選曲指示操作を行うことにより、選曲された楽曲の楽曲IDが装置の中央制御部(1)に転送される。
中央制御部(1)はこの楽曲IDを受け取ると、カラオケ楽曲のリクエストであるとして、演奏予約手段(13)がRAM(5)にある予約待ち行列に当該楽曲IDを登録し、登録された順番にそれぞれの楽曲IDに対応する楽曲データ(20)と映像データ(21)をHDD(2)から取り出して、前述した演奏処理を行う。
上記した以外に、中央制御手段(1)には、基準採点値管理手段(15)と歌唱区間別採点手段(16)と、採点値比較手段(17)と、効果音出力手段(18)が設けられ、HDD(2)には、基準採点値管理テーブル(T1)、歌唱採点値テーブル(T2)、採点値比較テーブル(T3)などが記録される。
後述するように、基準採点値管理手段(15)は、利用者が基準採点値つきの楽曲を歌唱する際に、当該楽曲における基準採点値に対して予め採点された歌唱区間別の基準採点値を基準採点値管理テーブル(T1)に記録するものであり、歌唱区間別採点手段(16)は、当該楽曲における利用者の歌唱に対する歌唱区間別の歌唱採点値を算出するものである。
そして、採点値比較手段(17)は、基準採点値管理テーブル(T1)に記録されている歌唱区間別の基準採点値と、歌唱区間別採点手段(16)にて算出された歌唱区間別の歌唱採点値とを比較するものであり、効果音出力手段(18)とは、採点値比較手段(17)にて比較された比較結果に基づいて、各種効果音を所定のタイミングで出力するものである。
図2は基準採点値管理テーブル(T1)の説明図であり、各利用者が過去に歌唱した楽曲「○○▽▽」の採点履歴に基づき、歌唱区間別の基準採点値を繋ぎ合せ記録したものである。この基準採点値は、歌唱区間別に上位および/または下位の所定順位毎の歌唱採点値を設定することが可能であり、本実施例では、上位下位共に3位(ベスト3/ワースト3)を基準採点値としている。
すなわち、歌唱区間「01」の上位基準採点値は、「91」となり、下位基準採点値は、「83」となり、各々の歌唱区間別の基準採点値を繋ぎ合せることにより、当該上位および下位の基準採点値が設定される。なお、本実施例では、説明上、上位および下位の基準採点値管理テーブルを分けているが、同一管理テーブルで管理しても構わない。また、本実施例では、上位下位ともに3位を基準採点値としているが、本発明は、これに限らず例えば、1位(ベスト1/ワースト1)あるいは、10位(ベスト10/ワースト10)を設定しても構わない。
図3は歌唱採点値テーブル(T2)の説明図であり、利用者が楽曲「○○▽▽」を歌唱すると、歌唱区間別採点手段(16)は、利用者の歌唱に対して当該楽曲の歌唱区間別に歌唱採点値を算出し、歌唱区間別の歌唱採点値を歌唱採点値テーブル(T2)に記録され、そして、この歌唱採点値テーブルに記録されている採点値は、採点値比較手段(17)にて比較終了後は、基準採点値管理テーブル(T1)に追加記録されることになる。
図4は採点値比較テーブル(T3)の説明図であり、採点比較手段(17)は、当該楽曲「○○▽▽」を現に歌唱している際、前記基準採点値管理テーブル(T1)に記録されている基準採点値と、前記歌唱採点値テーブル(T2)に記録されている歌唱区間別のそれぞれの歌唱採点値とを参照し、当該楽曲「○○▽▽」の歌唱区間別に上位および下位の基準採点値と歌唱採点値との差を演算して、基準採点値と歌唱採点値とを比較する。
上位基準採点値(ア)は、当該基準採点値管理テーブル(T1)に記録されている歌唱区間別の基準採点値の上位3位を繋ぎ合せたものと、現に利用者が歌唱している当該楽曲「○○▽▽」について前記歌唱採点値テーブル(T2)に記録されている歌唱区間別の歌唱採点値を比較し、その比較結果に基づいて各種効果音を所定のタイミングで出力するものである。
すなわち、歌唱区間「01」の上位基準採点値は「91」であり、現に利用者が歌唱した歌唱採点値は、「96」である。よって、上位基準採点値よりも歌唱採点値の得点が上回っているため、歌唱区間「01」に対しては、称賛する効果音が出力されることになる。同様に、歌唱採点値が上回っている、歌唱区間「06」、「10」に関しても称賛する効果音が出力される。
次に、下位基準採点値(イ)は、当該基準採点値管理テーブル(T1)に記録されている歌唱区間別の下位3位を繋ぎ合せたものと、現に利用者が歌唱している当該楽曲「○○▽▽」について前記歌唱採点値テーブル(T2)に記録されている歌唱区間別の歌唱採点値を比較したものである。すなわち、歌唱区間「05」の下位基準採点値は「87」であり、現に利用者が歌唱した歌唱採点値は、「73」である。よって、下位基準採点値よりも歌唱採点値の得点が下回っているため、歌唱区間「05」に関しては、非難する効果音が出力される。なお、本実施例では、採点値比較テーブル(T3)を、上位および下位の採点比較テーブルに分けているが、同一の管理テーブルで管理しても構わない。
図5は、歌唱区間別に前記基準採点値と歌唱採点値を表したグラフであり、歌唱区間別の上位基準採点値、下位基準採点値、歌唱採点値を示している。そして、効果音出力手段(18)は、採点値比較手段(17)にて比較された比較結果に基づいて、各種効果音を所定のタイミングで出力する。
図6は効果音データ(22)の一例を示す説明図であり、歌唱者が上手に歌唱できたときに出力する称賛効果音と、音程が外れるなどの上手に歌唱できなかったときに出力する非難効果音とがある。称賛効果音としては、例えば拍手や、「うまい」「すてき」などのかけ声、口笛、タンバリンやマラカスなどの楽器音があり、非難効果音としては、例えばブーイングや、「へた」「だめ」などのかけ声、舌打ち、ブザーやラッパなどの楽器音がある。
上記効果音を出力するタイミングは任意に設定できる。例えば、すべての歌唱区間で効果音を出力することができる。すなわち、利用者がそれぞれの歌唱区間を歌唱し終えたときに、前記採点値比較テーブル(T3)の比較結果によって、歌唱採点値が基準採点値よりも低い場合は非難効果音を出力し、歌唱採点値が基準採点値よりも高い場合は称賛効果音を出力する、というように、それぞれの歌唱区間が終了した直後に、称賛効果音または非難効果音を出力する。
上記のように、すべての歌唱区間で効果音を出力してもよいが、本実施例では、前記効果音出力手段(18)の制御にて、下記の処理1または処理2にしたがって、効果音を出力する。図7は、処理1または処理2にしたがって、効果音を出力する際の一例の採点比較テーブル(T3b)を説明する図である。
処理1:前記歌唱採点値が基準採点値に対して第1の規定値以上の高得点である場合、拍手や楽器音などの称賛効果音を出力する。
例えば、図7の(ア)に示すように第1の規定値を「+5」とすれば、基準採点値に対して歌唱採点値が+5点以上の高得点となった歌唱区間、すなわち、「●」で示すように、歌唱区間「01」および「06」では、所定のタイミングすなわち当該歌唱区間の歌唱を終えた直後に、称賛効果音を出力する。
処理2:前記歌唱採点値が基準採点値に対して第2の規定値以下の低得点である場合、ブーイングや楽器音などの非難効果音を出力する。
例えば、図7の(イ)に示すように第2の規定値を「-15」とすれば、基準採点値に対して歌唱採点値が−15点以下の低得点となった歌唱区間、すなわち、「▼」で示すように、歌唱区間「14」では、所定のタイミングすなわち当該歌唱区間の歌唱を終えた直後に、非難効果音を出力する。
称賛効果音および非難効果音の種類は、図6に示すように、予め任意のものを指定することができるが、前記効果音出力手段(18)の制御により、複数種の称賛効果音または非難効果音をランダムで出力させることもできる。また、第1の規定値と第2の規定値を同一値にしてもよく、さらに、何れかの規定値を「0」としてもよい。
図8は変形例を示す説明図であり、現に利用者が当該楽曲を最後まで歌唱した時に、上位および/または下位の基準採点値の平均と、利用者の歌唱区間毎の歌唱採点値の平均を比較して効果音を出力するものである。
同図(ア)は上位基準採点平均値を記録したものであり、当該楽曲の歌唱区間「01〜15」に対し、上位基準採点平均値は「92」であり、当該楽曲に対しての利用者の歌唱採点平均値は、「98」である。
ここで、当該効果音出力手段(18)での上位規定値を、「+5」とした場合には、上位基準採点平均値と歌唱採点平均値との差は「+6」であるため、歌唱採点平均値が規定値よりも高くなり、当該楽曲の歌唱終了時に称賛する効果音が出力される。
同様に、同図(イ)は下位基準採点平均値を記録したものであり、下位基準採点平均値を「85」、歌唱者採点平均値を「80」、下位規定値を「-3」とした場合には、下位基準採点平均値と歌唱者採点平均値との差は、「-5」であるため、歌唱採点平均値が規定値よりも低くなり、当該楽曲の歌唱終了後に非難する効果音が出力される。
このように、カラオケ装置の所定の楽曲に予め設定されたそれぞれの歌唱区間について、非常に上手く歌えた歌唱者よりも、さらに上手く歌えた場合、あるいは、非常に下手に歌った歌唱者よりも、さらに下手に歌った場合などに、各種効果音を所定のタイミングにて出力することができる。
なお、本発明は、本発明の精神を逸脱しない限り種々の改変を為すことができ、そして、本発明が該改変されたものに及ぶことは当然である。
本システムを構成するカラオケ装置のブロック構成図。 基準採点値管理テーブル(T1)の説明図。 歌唱採点値テーブル(T2)の説明図。 採点値比較テーブル(T3)の説明図。 歌唱区間別に基準採点値と歌唱採点値を表したグラフ。 効果音データの一例を示す説明図。 規定値設定の際の採点値比較テーブル(T3b)の説明図。 変形例を示す説明図。
符号の説明
G カラオケ演奏装置
1 中央制御手段
2 ハードディスクドライブ(HDD)
15 基準採点値管理手段
16 歌唱区間別採点手段
17 採点値比較手段
18 効果音出力手段
T1 基準採点値管理テーブル
T2 歌唱採点値テーブル
T3 採点値比較テーブル
T3b 採点値比較テーブル

Claims (2)

  1. 歌唱採点機能を有するカラオケ装置に付帯され、所定のタイミングにて効果音を出力するシステムであって、当該システムは歌唱区間別採点手段と、基準採点値管理手段と、採点値比較手段と、効果音出力手段とを有し、
    (ア)歌唱区間別採点手段とは、任意の楽曲において利用者の歌唱に対し予め設定された歌唱区間別の歌唱採点値を算出するものであり、
    (イ)基準採点値管理手段とは、所定の楽曲において予め設定された歌唱区間別の基準採点値を基準採点値管理テーブルに記録するものであり、当該歌唱区間別の基準採点値とは、過去の所定期間の採点履歴から、当該歌唱区間毎に上位および/または下位の所定順位の歌唱採点値が設定されてなり、
    (ウ)採点値比較手段とは、前記設定された歌唱区間別の基準採点値と、当該楽曲を現に歌唱している際、歌唱区間別の歌唱採点値を、それぞれ比較するものであり、
    (エ)効果音出力手段とは、前記採点値比較手段にて比較された比較結果に基づいて、各種効果音を所定のタイミングで出力するものである、
    ことを特徴とするカラオケ効果音出力システム。
  2. 上記効果音出力手段は、下記の処理1または処理2の制御を行なう、
    処理1:前記歌唱採点値が基準採点値に対して第1の規定値以上の高得点である場合、拍手や楽器音などの称賛効果音を出力し、
    処理2:前記歌唱採点値が基準採点値に対して第2の規定値以下の低得点である場合、ブーイングや楽器音などの非難効果音を出力する、
    ことを特徴とする請求項1記載のカラオケ効果音出力システム。
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