JP4924572B2 - 印刷装置、及び印刷システム - Google Patents

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Description

本発明は、印刷装置及び印刷システムに関する。
従来から、1台のプリンタに複数のパソコンが接続され、複数のユーザ(使用者)にて1台のプリンタが使用される使用形態が想定されている。このような使用形態では、各パソコンのユーザによってプリンタの使用が安易に行われ、用紙やトナーあるいはインク等の消耗品の費用の増加や資源の浪費を助長したり、プリンタの劣化を早めたりする恐れがあった。
そのため、ユーザ毎のプリンタの使用を管理するために、利用者の管理情報を管理者により設定する技術が存在する。例えば特許文献1に示されるように、管理者用ホストコンピュータにて利用者管理情報を保持し、ユーザがプリンタで印刷を実行する際に当該利用者管理情報を参照することで、ユーザ毎の印刷が制限される技術が提案されている。
特開2001−188663号公報
上記技術では、印刷を制限されたユーザはプリンタにて印刷を実行することが出来ないため、どうしても印刷をしたいユーザにとっては不都合な場合がある。即ち、上記技術では過剰にユーザの印刷が管理されているため、ユーザによってはプリンタを好適に使用できない不具合がある。
よって、本発明は、印刷管理を実行し消耗品の浪費等を抑えることが可能な印刷装置及び印刷システムを提供することを目的とする。
この目的を達成するために、請求項1に記載の印刷装置は、印刷ジョブを用紙に印刷する印刷部と、前記印刷ジョブを記憶する記憶部と、前記印刷と記憶とを制御する制御部と、を備える印刷装置であって、前記印刷ジョブは、前記印刷ジョブを送信した送信者の送信者情報と関連付けられており、印刷ジョブの前記送信者情報を判断する判断部をさらに備え、前記制御部は、前記判断部が、前記受信した印刷ジョブと、前記記憶部に記憶されている印刷ジョブとに異なる2以上の所定数の前記送信者情報を含むと判断するまで、前記記憶部に前記印刷ジョブを記憶させ、前記判断部が前記異なる2以上の所定数の送信者情報を含むと判断したことに応じて、前記印刷部に、前記受信した印刷ジョブと前記記憶部に記憶されている印刷ジョブとを印刷させることを特徴とする。
また、請求項に記載の印刷装置は、印刷ジョブを用紙に印刷する印刷部と、前記印刷ジョブを記憶する記憶部と、前記印刷と記憶とを制御する制御部と、を備える印刷装置であって、前記印刷ジョブは、前記印刷ジョブを送信した送信者についての一般ユーザ情報及び管理ユーザ情報のどちらか一方の送信者情報と関連付けられており、印刷ジョブの前
記送信者情報を判断する判断部をさらに備え、前記制御部は、前記判断部にて前記受信した印刷ジョブが前記一般ユーザ情報と関連付けられていると判断した場合、当該印刷ジョブを前記記憶部に前記記憶をさせ、前記判断部にて前記受信した印刷ジョブが前記管理ユーザ情報と関連付けられていると判断した場合、前記印刷部に、当該印刷ジョブと前記記憶部に記憶されている印刷ジョブとを印刷させることを特徴とする。
また、請求項に記載の印刷装置は、請求項1または請求項に記載の印刷装置であって、前記印刷部は、前記記憶部に記憶されている印刷ジョブの前に、前記判断部が前記印刷を許可することを判断した対象の前記受信した印刷ジョブを印刷することを特徴とする。
また、請求項に記載の印刷装置は、請求項1から請求項のいずれか一つに記載の印刷装置であって、前記記憶部に記憶されている印刷ジョブに関する情報を表示する表示部と、前記表示部に表示された印刷ジョブについて、前記印刷部による印刷の可否を選択する選択部と、を備えることを特徴とする。
また、請求項に記載の印刷装置は、請求項に記載の印刷装置であって、前記記憶部に記憶されている印刷ジョブに関する情報を表示する表示部と、前記表示部に表示された印刷ジョブについて、前記印刷部による印刷の可否を選択する選択部と、を備え、前記制御部は、前記記憶した印刷ジョブ及び前記受信した印刷ジョブのうち後者の印刷ジョブが前記印刷部にて印刷されたことで印刷を停止させ、前記選択部により印刷が許可された前記記憶部に記憶されている印刷ジョブを前記印刷部により印刷させることを特徴とする。
また、請求項に記載の印刷装置は、請求項1から請求項のいずれか一つに記載の印刷装置であって、前記印刷装置はコンピュータと通信可能に接続され、前記記憶部に記憶されている印刷ジョブに関する情報を、前記コンピュータに送信する送信部を備えることを特徴とする。
また、請求項に記載の印刷装置は、請求項1から請求項のいずれか一つに記載の印刷装置であって、前記印刷装置は前記印刷ジョブが関連付けられている前記送信者情報に応じたコンピュータと通信可能に接続され、前記記憶部に記憶されている印刷ジョブが印刷される際、当該印刷ジョブが関連付けられている前記送信者情報に応じた前記コンピュータに当該印刷ジョブが印刷される旨の情報を通知する通知部を備えることを特徴とする。
また、請求項に記載の印刷装置は、請求項1から請求項のいずれか一つに記載の印刷装置であって、前記記憶部に記憶されている印刷ジョブが前記記憶部に記憶されてから所定の待機時間を経過すると、前記制御部が、前記印刷部にて、前記記憶部に記憶されている印刷ジョブを印刷させることを特徴とする。
また、請求項に記載の印刷装置は、請求項に記載の印刷装置であって、前記所定の待機時間は、前記送信者情報毎に設定されることを特徴とする。
また、請求項10に記載の印刷装置は、請求項1から請求項のいずれか一つに記載の印刷装置であって、前記制御部は、所定の時刻帯において、前記判断部の前記各判断に応じて前記記憶部に前記記憶をさせ、または前記印刷部に前記印刷をさせ、前記時刻帯外においては、前記判断部の前記各判断にかかわらず受信した印刷ジョブを前記印刷部に印刷させることを特徴とする。
また、請求項11に記載の印刷装置は、請求項1から請求項10のいずれか一つに記載の印刷装置であって、前記印刷装置は、前記印刷部により前回実行された印刷の終了から所定時間経過すると、前記印刷装置にて消費される電力を低く保つ省電力モードを実行し、前記制御部が、前記省電力モードが実行されている際には、前記判断部の前記各判断に応じて、前記記憶部に前記記憶をさせ、または前記印刷部に前記印刷をさせ、前記前回実行された印刷の終了から前記省電力モードが実行されるまでの前記所定時間には、前記判断部の前記各判断にかかわらず受信した印刷ジョブを前記印刷部に印刷させることを特徴とする。
また、請求項12に記載の印刷装置は、請求項1から請求項10のいずれか一つに記載の印刷装置であって、前記印刷装置は、前記印刷部が、前記受信した印刷ジョブと前記記憶部に記憶されている印刷ジョブとを印刷したことに応じて、前記印刷装置にて消費される電力を低く保つ省電力モードを実行することを特徴とする。
また、請求項13に記載の印刷装置は、請求項1から請求項12のいずれか一つに記載の印刷装置であって、前記印刷部により印刷された前記用紙を排紙する複数の排紙部を備え、前記記憶部に記憶されている印刷ジョブが印刷された前記用紙と、前記受信した印刷ジョブが印刷された前記用紙とを、異なる前記排紙部に排紙することを特徴とする。
また、請求項14に記載の印刷装置は、請求項1から請求項13のいずれか一つに記載の印刷装置であって、前記印刷部により前記記憶部に記憶されている印刷ジョブを印刷する際、報知動作をする報知部を備えることを特徴とする。
また、請求項15に記載の印刷装置は、請求項1から請求項14いずれか一つに記載の印刷装置であって、前記印刷部により印刷された前記用紙を排紙する排紙部と、前記排紙部に前記用紙の印刷面を下にして排紙する下排紙機構と、前記排紙部に前記用紙の印刷面を上にして排紙する上排紙機構と、を備え、前記記憶装置に記憶されている印刷ジョブが印刷された前記用紙は、前記上排紙機構にて排紙されることを特徴とする。
また、請求項16に記載の印刷装置は、請求項1から請求項15のいずれか一つに記載の印刷装置であって、前記制御部が、前記受信した印刷ジョブを前記判断部の判断にかかわらず、前記印刷部に印刷させるように切り替える切替部を備えることを特徴とする。
また、請求項17に記載の印刷システムは、印刷ジョブを送信するコンピュータと、受信した前記印刷ジョブを用紙に印刷する印刷装置と、受信した前記印刷ジョブを記憶する記憶装置と、前記印刷と記憶とを制御する制御装置と、が通信可能に接続されている印刷システムであって、前記印刷ジョブは、前記印刷ジョブを送信した送信者の送信者情報と関連付けられており、前記印刷ジョブの前記送信者情報を判断する判断装置をさらに備え、前記制御装置は、前記判断装置が、前記受信した印刷ジョブと、前記記憶装置に記憶されている印刷ジョブとに異なる2以上の所定数の前記送信者情報を含むと判断するまで、前記記憶部に前記印刷ジョブを記憶させ、前記判断部が前記異なる2以上の所定数の送信者情報を含むと判断したことに応じて、前記印刷装置に、前記受信した印刷ジョブと前記記憶装置に記憶されている印刷ジョブとを印刷させることを特徴とする。
また、請求項18に記載の印刷システムは、印刷ジョブを送信するコンピュータと、受信した前記印刷ジョブを用紙に印刷する印刷装置と、受信した前記印刷ジョブを記憶する記憶装置と、前記印刷と記憶とを制御する制御装置と、が通信可能に接続されている印刷システムであって、前記印刷ジョブは、前記印刷ジョブを送信した送信者についての一般ユーザ情報及び管理ユーザ情報のどちらか一方の送信者情報と関連付けられており、前記印刷ジョブの前記送信者情報を判断する判断装置をさらに備え、前記制御装置は、前記判断装置にて前記受信した印刷ジョブが前記一般ユーザ情報と関連付けられていると判断し
た場合、当該印刷ジョブを前記記憶装置に前記記憶をさせ、前記判断装置にて前記受信した印刷ジョブが前記管理ユーザ情報と関連付けられていると判断した場合、前記印刷装置に、当該印刷ジョブと前記記憶装置に記憶されている印刷ジョブとを印刷させることを特徴とする。
また、請求項19に記載の印刷システムは、請求項17又は請求項18に記載の印刷システムであって、前記コンピュータは、情報を表示する表示部を備え、前記制御装置は、前記記憶装置に記憶されている印刷ジョブに関する情報を前記表示部に表示させることを特徴とする。
また、請求項20に記載の印刷システムは、請求項19に記載の印刷システムであって、前記コンピュータは、前記表示部に表示された印刷ジョブについて、前記印刷装置による印刷の可否を選択する選択部を備えることを特徴とする。
また、請求項21に記載の印刷システムは、請求項17又は請求項18に記載の印刷システムであって、前記コンピュータは、情報を表示する表示部と、前記表示部に表示された印刷ジョブについて、前記印刷装置による印刷の可否を選択する選択部と、を備え、前記印刷装置は、前記記憶装置に記憶されている印刷ジョブの前に、前記判断装置が前記印刷を許可することを判断した対象の前記受信した印刷ジョブを印刷し、前記制御装置は、前記記憶した印刷ジョブ及び前記受信した印刷ジョブのうち後者の印刷ジョブが前記印刷部にて印刷されたことで印刷を停止させ、前記記憶装置に記憶されている印刷ジョブに関する情報を前記表示部に表示させ、前記選択により印刷が許可された前記記憶装置に記憶されている印刷ジョブを前記印刷装置により印刷させることを特徴とする。
また、請求項22に記載の印刷システムは、請求項17から請求項21のいずれか一つに記載の印刷システムであって、前記記憶装置と前記判断装置と前記制御装置とが、一つの管理装置であることを特徴とする。
単一または単一種類の送信者のみから印刷ジョブを受信しても印刷することなく記憶部に記憶し、他の送信者から印刷ジョブを受信したとき、両者の印刷ジョブを印刷する。つまり、必ず異なる送信者情報と関連付けられている印刷ジョブを一度に印刷することで、印刷された用紙を回収しようとする送信者が他の送信者の印刷された用紙を見る可能性がある。よって、印刷が相互に監視されることになり、これを理解している送信者は無駄な印刷を実行し難く、結果的に互いに他の送信者の印刷を制限することになる。
一般ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブは必ず記憶部に記憶され、記憶された印刷ジョブは、管理ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブを受信したときに、その
両者とも印刷されるため、管理ユーザ情報を持つ送信者は、自分の印刷した用紙を回収する際に、一般ユーザ情報を持つ送信者の印刷を見る、つまり管理することが可能である。
印刷の直前に印刷ジョブを送信した送信者に、素早く印刷された用紙を提供することが可能である。とくに、請求項2のように管理ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブを印刷した後、当該印刷ジョブの送信者によって、記憶部に記憶されていた印刷ジョブを監視することが可能になる。
印刷装置の表示部にて表示される記憶部に記憶されているそれぞれの印刷ジョブの印刷可否を決定することで、無駄な印刷ジョブによる印刷の可能性を低減することが可能である。
印刷の直前に送信した印刷ジョブのみを印刷して停止し、印刷装置の表示部に表示されている他の印刷ジョブの印刷可否を決定することで、無駄な印刷ジョブによる印刷の可能性を低減することが可能である。とくに、請求項2のように管理ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブを印刷した後、当該印刷ジョブの送信者によって、記憶部に記憶されていた印刷ジョブの印刷可否を決定することが可能になる。
記憶部に記憶されている印刷ジョブの情報をコンピュータにて確認することが可能である。
記憶部に記憶されている印刷ジョブを送信した送信者に対して、印刷が実行される旨を通知することが可能である。
記憶部に記憶された印刷ジョブは所定の待機時間が経過後に印刷されるため、印刷ジョブがいつまでも印刷されないことを防止することが可能である。
所定の待機時間を送信者情報毎に自由に設定することが可能であるため、印刷の管理が可能である。また、例えば前記設定が管理者により行われることで、使用者の的確な管理が可能である。
所定の時刻帯において前記判断部の各判断に応じて印刷ジョブが記憶されることで、例えば、印刷装置を使用する使用者が少ない時間帯は印刷管理を必要としているため印刷ジョブを記憶するように制御し、その他の時間帯は印刷ジョブを記憶せずに印刷装置を使用することが可能である。
印刷装置が省電力モードの場合、印刷装置が使用されていない状況が続いたため、周囲に使用者がいない可能性が高い。よって、印刷装置が省電力モードの場合は印刷管理を必要としているため印刷ジョブを記憶するように制御し、その他の時間帯は印刷ジョブを記憶せずに印刷装置を使用することが可能である。
印刷装置は複数の印刷ジョブを一度に印刷するため、一度印刷が実行されると次に印刷が実行されるまでに時間がかかる可能性がある。よって、受信した印刷ジョブと、記憶部に記憶された印刷ジョブを印刷した直後に省電力モードが実行されることで、印刷装置の消費電力を低く抑えることが出来る。
記憶部に記憶されている印刷ジョブが印刷された用紙と、受信した印刷ジョブが印刷された用紙とを、複数の排紙部にて分けて管理することが可能である。
記憶部に印刷されている印刷ジョブが印刷されるタイミングは、記憶部に記憶されている印刷ジョブを送信した送信者にはわからないため、報知部の報知動作により当該印刷ジョブが印刷されることを送信者が認識出来る。
記憶部に記憶されている印刷ジョブが印刷された印刷された用紙が印刷面を上向きで印刷されることにより、他の使用者によって見られる可能性が高まり、使用者による無駄な印刷の実行がより防止できる。
受信した印刷ジョブを常に印刷させるように切り替えることで、さまざまな使用者のニーズを満たすことが可能である。
コンピュータの表示部にて表示される記憶部に記憶されているそれぞれの印刷ジョブの印刷可否を決定することで、無駄な印刷ジョブによる印刷の可能性を低減することが可能である。
印刷の直前に送信した印刷ジョブのみを印刷して停止し、コンピュータの表示部に表示されている他の印刷ジョブの印刷可否を決定することで、無駄な印刷ジョブによる印刷の可能性を低減することが可能である。とくに、請求項19のように管理ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブを印刷した後、当該印刷ジョブの送信者によって、記憶部に記憶されていた印刷ジョブの印刷可否を決定することが可能になる。
記憶装置と判断装置と制御装置が一つの管理装置で構成されることで、一括管理が可能である。
以下、本発明の印刷装置及び印刷システムにおける実施形態について、詳細に説明をする。
[第一実施形態]
まず、第一実施形態を説明する。
<全体構成>
図1は、印刷システムの概念図で、本発明の印刷装置の一例としてのプリンタ1と、本発明のコンピュータの一例としてのパーソナル・コンピュータ(以下「PC」という)2
とが、ネットワーク3を介して接続されている。尚、PC2はネットワーク3と複数接続されている。図2は、図1におけるプリンタ1の内部構成をブロック図として示したものである。
プリンタ1及び複数のPC2は、図示しないネットワークI/Fによりネットワーク3を介して通信可能に接続されており、それぞれ装置の間でデータの入出力が可能である。
プリンタ1は、記憶部の一例であるハードディスク(以下「HDD」という)14及び印刷部15を備え、印刷ジョブを記憶又は印刷する装置である。また、プリンタ1には、プッシュボタン等でデータや指示を入力する選択部の一例としての操作部16、LCD等の表示部17、報知部18、及び時計部19が備えられている。
各部はCPU11,ROM12,RAM13からなる制御回路10により制御される。制御回路10は、ROM12に格納されたプログラムにもとづいて、後述する各動作を実行し、請求項の判断部、制御部、送信部、通知部、切替部の一例として機能する。
HDD14は、印刷ジョブやその他のデータを記憶するためのものである。印刷部15は、PC2から受信した印刷ジョブを用紙に印刷処理するためのものである。表示部17は、HDD14に記憶されている印刷ジョブを表示するためのものであり、また操作部16は、HDD14に記憶されている印刷ジョブの印刷の許可または削除をするために使用者の指示を入力するためのものである。
また、報知部18は、LED等の発光部又はスピーカ等の出音部等によって構成されており、印刷部15により用紙が印刷される際にこれら発光部や出音部が発光、出音することで、印刷ジョブを送信した送信者に対して印刷が実行されたことを知らせるためのものである。報知部18の発光による報知は、表示部17での表示に代えても良い。尚、時計部19は周知のタイマーであり、時刻や経過時間などを計測するためのものである。
また、プリンタ1には、ソータ100が取り付けられており、印刷部15により印刷された用紙は複数の排紙部111のいずれかに排紙される。
図3は、ソータ100の内部構成を示した断面図である。
ソータ100は、公知のものと同様に、図示しないプリンタ1の排紙口と接続される受入口4を有し、受入口4近傍に設けた方向切換爪103により、受入口4から侵入した用紙を裏表そのままの状態で排紙する搬送機構と、裏表反転させる反転機構とに用紙を振り分ける。
方向切換爪103には、図示しないソレノイド等の駆動部が接続されており、通常排紙にて排紙が実行される際には、駆動部にて図面下側の搬送機構に用紙を導くように方向切換爪103が動作し、用紙は分離爪103の下側を通って中継ローラ108及び搬送ローラ109により搬送ガイド板110の間を搬送され、公知の分配機構112により複数の排紙部111のいずれかに排紙される。
また、反転排紙にて排紙が実行される際には、駆動部にて図面上側の反転機構に用紙を導くように方向切換爪103が動作し、用紙は分離爪103の上側を通って反転入口ローラ104の回転により、前記搬送機構とは反対方向にある反転ガイド板107間を搬送される。
その後、用紙が図示しないセンサにより方向切換爪103の端部を通過したと判断され
ると、反転ローラ105及び叩きコロ106により用紙がその後端から前記搬送機構へ向けて搬送され、通常排紙と同様に、中継ローラ108及び搬送ローラ109により搬送ガイド板110の間を搬送され、いずれかの排紙部111に排紙される。
尚、本実施形態では、通常排紙の際には用紙の印刷面が排紙部111上に下向きに排紙され、反転排紙の際には用紙の印刷面が排紙部111上に上向きに排紙される構成となっている。また、通常排紙のための各部による構成が下排紙機構に相当し、反転排紙のための各部による構成が上排紙機構に相当する。
また、PC2は、通常使用されるパーソナル・コンピュータであり、図示しないCPU,ROM,RAM等からなる制御回路等により制御され、プリンタ1に対して印刷データを送信する装置である。尚、PC2にはマウス、キーボードなどによって構成される選択部の一例としての操作部20、及びCRTやLCD等により構成される表示部21が備えられている。
<印刷ジョブの構成>
印刷ジョブは、PC2からプリンタ1に送信され、印刷部15にて用紙上に印刷される文書や図面等のデータである。ここでいう印刷ジョブは、PC2からプリンタ1へ一度の送信により送信されるデータのまとまりであるため、印刷ジョブによっては用紙1ページ分のデータであったり、複数ページ分のデータであったりする。
印刷ジョブは、送信者を特定するための送信者情報と関連付けられている。送信者情報は、一般ユーザ情報と管理ユーザ情報の二種類からなり、送信者を特定可能な情報を前記二種類に区別して用いてもよい。尚、送信者を特定可能な情報とは、例えば各PC2固有のIDであるPCIDや、PC2を使用するためにログインするためのログインユーザID等である。管理ユーザ情報は例えば、店長に、一般ユーザ情報は他の従業員に割り当てられる。
プリンタ1は制御回路10内のプログラムに基づいて、印刷ジョブを送信した送信者が管理される側であるか管理する側であるかを一般ユーザ情報又は管理ユーザ情報により判断可能である。また、プリンタ1は印刷ジョブを受信すると記憶又は印刷処理を実行する。
本実施形態では、一般ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブを受信すると当該印刷ジョブをHDD14に記憶し、管理ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブを受信すると当該印刷ジョブを印刷部15により用紙に印刷する。また、管理ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブが印刷される際には、HDD14に記憶されている印刷ジョブも共に印刷される。
このように構成することで、一般ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブの印刷を管理することが可能である。即ち、一般ユーザ情報を持つ送信者単独での印刷を不可能とし、一般ユーザ情報を持つ送信者は、必ず管理ユーザ情報を持つ送信者による印刷と共に印刷ジョブを印刷可能としている。よって、一般ユーザ情報を持つ送信者の印刷は、管理ユーザ情報を持つ送信者に管理されている状態であるといえる。
これらの送信者情報は、操作部16でのボタン操作によって表示部17に表示させながら入力するか、PC2から送信してHDD14などに記憶させることができる。
また、一般ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブには、待機時間が設定されている。印刷ジョブがプリンタ1に受信されまたはHDD14に記憶されてからの時間を、時
計部19で計測して所定の待機時間を越えた印刷ジョブがHDD14にある場合、HDD14に記憶された全ての印刷ジョブは、一般ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブであっても印刷される。
本実施例においては、原則、一般ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブは単独では印刷せず、管理ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブが印刷される際に、一般ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブを印刷できるようにしているが、管理ユーザ情報を持つ送信者が印刷ジョブをプリンタに送信しない状態が長時間つづいた場合、これにより、一般ユーザ情報を持つ送信者の印刷がいつまでも実行されないことを回避できる。待機時間は、管理ユーザ情報を持つ送信者が、印刷を実行する通常の時間間隔に応じて任意に設定できることが望ましい。
また、待機時間は管理ユーザ情報を持つ送信者によってそれぞれの一般ユーザ情報毎に予め設定されると良い。待機時間は、操作部16でのボタン操作によって一般ユーザ情報とともに入力してHDD14などに記憶させておく。この場合、印刷ジョブがHDD14に記憶された際に当該印刷ジョブの一般ユーザ情報を参照することができる。あるいは、印刷ジョブをPC2から送信する際に印刷ジョブに待機時間を示す情報を付し、HDD14などに印刷ジョブと待機時間を記憶させておく形態であっても良い。
この様に構成されることで、管理ユーザ情報を持つ送信者は、一般ユーザ情報を持つ送信者毎にその印刷をある程度管理することが可能である。
<記憶及び印刷処理>
図4は、プリンタ1における記憶及び印刷処理を示したフローチャートである。
プリンタ1は定期的に、本フローチャートに示される記憶及び印刷処理を実行するプログラムが制御回路により読み出され実行される。HDD14に印刷ジョブが記憶されておらず(S101:N)、PC2から印刷ジョブを受信しない場合(S102:N)、印刷ジョブを受信するまで待機する。
PC2から印刷ジョブが送信されプリンタ1が受信すると(S102:Y)、S103にて、当該印刷ジョブが管理ユーザ情報と関連付けられているか否かが判断される。
ここで印刷ジョブが管理ユーザ情報と関連付けられておらず一般ユーザ情報と関連付けられていると判断されると(S103:N)、S104にて、当該印刷ジョブはHDD14に記憶され、処理が後述するS108からS110の処理を経てS101に戻る。尚、この後さらにPC2から一般ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブを受信する場合は、同様の処理が行われHDD14に当該印刷ジョブが記憶される。即ち、一般ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブは複数個になっても印刷されることなく、HDD14に記憶される。
尚、HDD14に印刷ジョブが記憶されている状態では、S101にて、HDD14に記憶されているそれぞれの印刷ジョブの待機時間が少なくとも一つの印刷ジョブに対して経過したか否かが判断される。
少なくとも一つの印刷ジョブの待機時間が経過した場合(S101:Y)、S105にて、HDD14に記憶されている全ての印刷ジョブが印刷部15により用紙に印刷される。
この際には、HDD14に記憶されている印刷ジョブの一般ユーザ情報に応じたPC2
に対し、当該印刷ジョブの印刷が実行されたことを知らせる情報を送信し、PC2では表示部21に当該情報を表示することが好ましい。または、報知部18の発光や出音により印刷が実行されていることまたは完了したことをプリンタ1の周囲の人に知らせるようにしてもよい。
S103にて、当該管理ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブを受信した場合(S103:Y)、S106にて、管理ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブが印刷部15にて用紙に印刷される。管理ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブは、HDD14に記憶した後印刷し、または記憶することなく印刷しても良い。その印刷を完了すると、本実施形態では、S107にてプリンタ1の印刷を停止するが、管理ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブを印刷した後、つづけてHDD14に記憶されている一般ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブを印刷するようにしても良い。
なお、本実施形態では、HDD14に記憶されている一般ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブは、プリンタ1の表示部17に表示される。例えば、印刷ジョブを送信した送信者を特定可能な情報や、印刷ジョブのページ数や印刷ジョブがカラー又はモノクロの印刷ジョブである等の書誌的な情報、さらには印刷ジョブの印刷される画像等が表示される。
印刷ジョブの送信者等の使用者は、この表示を見て、印刷ジョブの削除または印刷の指示をすることができる。例えば、S104の印刷ジョブの記憶の後、またはS107の印刷停止の後、表示部17を見ながら、操作部16により印刷ジョブを選択し、削除する指示がされる(S108:Y)と、当該印刷ジョブがHDD14から削除される(S109)。または選択した印刷ジョブを印刷する指示がされる(S110:Y)と、当該印刷ジョブの印刷が行われる(S105)。印刷指示がされない(S110:N)と、S101に戻る。
この操作のできる使用者は管理ユーザ情報を持つ使用者であることが望ましいため、操作部16には誰にでも操作が出来ないようにロックがかけられていることが望ましい。このロックはパスワードの入力等の周知の解除方法により解除可能である。
印刷部15により印刷された用紙は、ソータ100において送信者情報にもとづいて方向切換爪103、分配機構112が操作され、複数の排紙部111に選択的に排紙される。
好ましくは、一般ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブにより印刷された用紙は、上述した反転排紙が実行され、印刷面を上にして最上段から順次下に印刷ジョブに応じた数の排紙部111に分配される。管理ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブにより印刷された用紙は、反転することなく、一般ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブにより印刷された用紙を収容した排紙部111の下の段の排紙部111に印刷面を下にして排紙される。
また、一つの排紙部111を有し反転機構を有する装置の場合、管理ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブにより印刷された用紙が、印刷面を下にして排紙部111上に排紙され、その上に重ねて、一般ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブにより印刷された用紙が印刷面を下にして排紙される。
また、上記の反転排紙を省略し、管理ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブ、及び一般ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブのいずれにより印刷された用紙も、一つの排紙部に重ねて排紙されるようにしても良い。その両印刷ジョブの印刷順序も任意で
良い。
さらに、印刷部15による印刷が終了すると、プリンタ1は即座に消費電力を抑えることが可能な省電力モードに移行する。
以上が、本実施形態における記憶及び印刷処理である。
本実施形態では、一般ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブはS104にて必ずHDD14に記憶される。これにより、一般ユーザ情報を持つ送信者は印刷が制限され、管理ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブを印刷した際に、一般ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブも印刷可能となるため、管理ユーザ情報と関連付けられている送信者は、印刷用紙を回収するとき、一般ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブにより印刷されたものを確認することができる、つまり一般ユーザ情報を持つ送信者を管理可能である。これを実現するには、S102,S103,S104,S105,S106を有する装置であればよい。
管理ユーザ情報を持つ送信者が、印刷を実行しない場合でも、S110にて一般ユーザ情報と関連付けられている印刷ジョブを適宜印刷できる。また、S101の判断結果により必ず印刷が実行されるため、一般ユーザ情報を持つ送信者がいつまでも印刷を実行できない不具合を解決できる。
また、S105にて印刷が実行される際に、印刷ジョブを印刷する旨を示す情報がそれぞれの印刷ジョブを送信したPC2へ送信され、あるいは、報知部18による報知処理が行われるため、HDD14に記憶された印刷ジョブがいつの間にか印刷された不具合を解消可能である。
さらに、S105の印刷が実行されると、印刷された用紙は排紙部に印刷面を上にして排紙されるため、印刷された用紙がプリンタ1の周囲にいる人や印刷された用紙を回収しに来た他の使用者に見られやすくなる。
よって、印刷ジョブを送信した送信者は密かに印刷を実行することをし難いため、無駄な印刷を実行しようとする送信者にとって無駄な印刷を防止する効果がある。
[第二実施形態]
次に、第二実施形態を説明する。
尚、第一実施形態と共通する部分は説明を省略する。
本実施形態では、第一実施形態と全体構成及びプリンタの構成が共通である。
<印刷ジョブの構成>
本実施形態における印刷ジョブの送信者情報は、送信者を特定可能な情報のみでよい。例えば、各PC2固有のIDであるPCIDや、PC2を使用するためにログインするためのログインユーザID等である
<記憶及び印刷処理>
図5は、プリンタ1における記憶及び印刷処理を示したフローチャートである。S101、S102、S104、S105の処理は第一実施形態と同様である。
本実施形態の処理では、印刷ジョブの受信をする(S102:Y)と、その印刷ジョブの送信者情報及びHDD14に記憶されている印刷ジョブの送信者情報を取得する(S2
01)。HDD14に印刷ジョブが記憶されていない状態では、新たに受信した一つの印刷ジョブに送信者情報が2種類以上存在することはない(S202:N)から、受信した印刷ジョブをHDD14に記憶する(S104)。尚、新たに受信した印刷ジョブをHDD14に記憶した後、S201,S202の処理を実行しても良い。
その後さらに、印刷ジョブを受信すると、新たに受信した印刷ジョブと、HDD14に記憶されている全ての印刷ジョブとが、2以上の所定数異なる送信者情報を含むか否か判断する(S202)。即ち、印刷ジョブを送信した送信者の数をカウントする。その為、同じ送信者情報を持つ送信者の印刷ジョブが複数記憶されているとしても、カウントする数は1のみである。尚、上記所定数はプリンタ1を管理する管理者等に設定されるのが望ましい。
全ての印刷ジョブが関連付けられている、異なる送信者情報の数が所定数に達した場合(S202:Y)、S105にて第一実施形態と同様に、最後に受信した印刷ジョブと、HDD14に記憶されている全ての印刷ジョブの印刷が実行される。
この様に構成することで、プリンタ1の周囲に所定数の使用者が存在する可能性が高い場合のみ印刷が実行されることになるため、印刷された用紙は他の使用者に見られる可能性がある。よって、密かに無駄な印刷をし難く、結果的に印刷を制限できる。
尚、S105にて最初に印刷される印刷ジョブは、最後に受信した印刷ジョブであることが好ましい。即ち、このようなプリンタ1を使用する使用者は、印刷ジョブを送信した直後にプリンタ1の動作を確認する可能性が高い。よって、最後に受信した印刷ジョブの送信者が送信した印刷ジョブを印刷することは使用者の意識に即した印刷方法である。
また、第一実施形態と同様に、ソータ100を使用して、最後に受信した印刷ジョブにより印刷された用紙とそれ以前にHDD14に記憶されている印刷ジョブにより印刷された用紙とを、複数の排紙部111に分配したり、後者の用紙を印刷面を上にして排紙しても良い。さらに、一つの排紙部111に、前者の用紙を印刷面を下にして排紙し、その上に後者の用紙を印刷面を上にして重ねても良い。ソータ100を使用することなく、両者の用紙を一つの排紙部に任意の順序で重ねても良い。
さらに、第一実施形態と同様に、印刷部15による印刷終了後、即座に省電力モードに移行しても良い。
また、第一実施形態と同様に、最後に受信した印刷ジョブを印刷した後印刷を停止し、その後、HDD14に記憶されている印刷ジョブの印刷を所定の操作で開始するようにしても良い。また、HDD14に記憶されている印刷ジョブを表示部17に表示し、印刷ジョブを選択して印刷するようにしても良い。
[第三実施形態]
次に、第三実施形態を説明する。
尚、第一及び第二実施形態と共通する部分は説明を省略する。
本実施形態では、第一及び第二実施形態と全体構成及びプリンタの構成が共通であり、第一実施形態と印刷ジョブの構成が共通である。
<記憶及び印刷処理>
図6は、プリンタ1における記憶及び印刷処理を示したフローチャートである。S10
1からS110、S201、及びS202の処理の内容は第一及び第二実施形態と同様である。
本実施形態では、印刷ジョブが管理ユーザ情報と関連付けられているか否かを判断することと(S103)、HDD14に記憶されている全ての印刷ジョブが関連付けられている送信者情報が異なる所定数あるかを判断すること(S201)のどちらの判断も行われる。即ち、本実施形態は、第一実施形態と第二実施形態とを組み合わせた実施形態である。
これにより、印刷ジョブはS101、S103、S201の判断によって印刷が実行されるため印刷が実行される可能性が第一及び第二実施形態に比べて高い。
[第四実施形態]
次に、第四実施形態を説明する。
尚、第一から第三実施形態と共通する部分は説明を省略する。
本実施形態では、第一から第三実施形態と全体構成及びプリンタの構成が共通であり、第一実施形態と印刷ジョブの構成が共通である。
<管理時間、省電力モードの説明>
本実施形態では、管理時刻帯が設定される。管理時刻帯内では第一実施形態のS101、及びS103からS110の処理が実行されるが、管理時刻帯外ではプリンタ1は印刷ジョブを受信すると即座に印刷を実行する。即ち、第一実施形態にて実行される処理を当該管理時間によって管理する。
例えば、管理時刻帯は、プリンタ1を使用する人の少ない夜間等、印刷を管理する必要がある場合にて設定され、逆に昼間等のプリンタ1を使用する人が多く、お互いに管理が行われる場合は管理時刻帯を設定しない。尚、この管理時刻帯の計測は時計部19によって実行される。つまり、管理時刻帯は時計部19に、例えば、午後6時から翌日の午前9時までが設定され、通常の勤務中は管理時刻帯外とされる。
また、本実施形態では、第一から第三実施形態とは異なり、印刷部15による印刷後、時計部19の計測によって一定時間経過した後にプリンタ1のモードが省電力モードに移行する。また、プリンタ1が省電力モードに移行するまでの間に印刷ジョブを受信すると、即座に印刷が実行される。尚、省電力モードに移行するまでの期間は、印刷ジョブを送信した送信者が印刷された用紙を回収する可能性が高いため、その期間に受信した印刷ジョブが即座に印刷されても、印刷が管理されている状態であるといえる。
また、印刷ジョブを受信した際にプリンタ1が省電力モードであった場合は、S101、及びS103からS110の処理が実行される。
<記憶及び印刷処理>
図7は、本実施形態における記憶及び印刷処理を示したフローチャートである。S101からS110の処理の内容は第一実施形態と同様である。
本実施形態では、S102にて印刷ジョブを受信したと判断すると(S102:Y)、S301にてプリンタ1が管理時間内であるかが判断される。ここで管理時刻帯内でない場合(S301:N)、S303にて印刷部15にて即座に印刷ジョブの印刷が実行される。
一方、管理時刻帯内である場合(S301:Y)、S302にてプリンタ1が省出力モードにあるか否かが判断される。省電力モードで無い(印刷部15にて印刷が実行されてから省電力モードへ移行するまでの期間である)と判断されると(S302:N)S303にて印刷ジョブが印刷され、省電力モードにあると判断されると(S302:Y)、以降、第一実施形態と同様にS103からS110の処理が実行される。なお、印刷ジョブが一般ユーザ情報と関連付けられている場合(S103:N)、省電力モードのままで印刷ジョブはHDD14に記憶する(S104)が、印刷ジョブが管理ユーザ情報と関連付けられている場合(S103:Y)、公知の装置と同様に省電力モードを一端解除して印刷を実行する。印刷を実行して一定時間後、再び省電力モードに戻る。
この様に構成することで、印刷ジョブの印刷が時刻帯又はプリンタ1のモードにより管理されることとなる。
尚、管理時間の設定は管理ユーザ情報を持つ送信者等によって設定されることが望ましい。
また、本実施形態におけるS101、及びS103からS110の処理を実行する切替を、単純に管理ユーザ情報を持つ送信者等の指示に応じて切り替えられても良い。
本実施形態では第一実施形態を適用した例を示したが、もちろん第二又は第三実施形態においても同様に適用可能である。
[第五実施形態]
次に、第五実施形態を説明する。
尚、第一から第四実施形態と共通する部分は説明を省略する。
本実施形態では、第一実施形態とプリンタの構成、印刷ジョブの構成が共通である。
<全体構成>
図8は、本実施形態における全体構成を示した図である。第一実施形態では、プリンタ1及び複数のPC2がネットワーク3に接続されていたが、本実施形態では新たにネットワーク3にサーバ200が、それぞれの機器との間でデータの入出力が可能に接続されている。
本実施形態では、PC2から送信される印刷ジョブは必ずサーバ200を経由し、プリンタ1にて受信する。また、サーバ200は図示しない記憶部や制御部等を備えている。尚、本発明のサーバ200は記憶装置、判断装置、制御装置、切替部に相当する。
<記憶及び印刷処理>
図9は、本実施形態における記憶及び印刷処理を示したフローチャートである。本実施形態では、第一実施形態では本処理はプリンタ1の制御回路10にて実行されていたが、本実施形態では本処理はサーバ200が実行する。
S101からS104、S108からS110の処理自体は第一実施形態と同様であるが、S104にて印刷ジョブを記憶する場所はサーバ200内であるため、S101からS103及びS109による処理はサーバ200内で実行される処理である。
S405からS407の処理では、プリンタ1が第一実施形態におけるS105からS
107と同様の動きをするように、サーバ200からプリンタ1へそれぞれの命令を送信する。
本実施形態では、印刷ジョブの管理をプリンタ1ではなくサーバ200にて行われる。よって、プリンタ1のHDD14は印刷ジョブを記憶する領域が必要なくなり、制御回路10の処理速度が遅くても問題ない。即ち、低スペックのプリンタ1であっても本発明が適用可能となる。
本実施形態では第一実施形態を適用した印刷システムを述べたが、もちろん第二から第四実施形態を適用した印刷システムであっても同様に適用可能である。
[他の実施形態]
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施形態に限定されるものではなく、例えば次のような実施形態も本発明の技術範囲に含まれる。
(1)また、上述した実施形態では、S106及び第二実施形態のS105にて、直前に受信した印刷ジョブを最初に印刷しているが、印刷ジョブの印刷順は任意に決められても良い。
(2)さらに、上述した実施形態では、S105にて各PC2に印刷ジョブを印刷する旨を示す情報が送信されているが、送信されない形であってもよい。
また、S105で行われる報知部18による報知処理は無くてもよい。さらに、S105にてプリンタ1から印刷された用紙が排紙される際は反転排紙による排紙であるが、通常排紙による排紙であってもよい。
(3)また、第一及び第四実施形態では、S108による削除指示がプリンタ1の操作部16及び表示部17によって行われるが、第五実施形態のようにPC2の操作部20及び表示部21にて実行されてもよい。さらに、上述した実施形態ではHDD14やサーバ200に記憶されている印刷ジョブの削除指示は、所定のタイミング(S108やS408)にて実行されているが、いつのタイミングであってもよい。尚、この場合も上述した特定の使用者(管理ユーザ情報を持つ使用者や一般ユーザ情報を持つ送信者を管理する使用者等)であることが望ましい。
(4)さらに、上述した実施形態では、S101にて特定の待機時間が経過した場合、HDD14やサーバ200に記憶されている印刷ジョブの印刷処理が実行されていたが、この判断は無くてもよい。即ち、S103やS201の判断により印刷が実行されるまで、印刷ジョブが記憶されていてもよい。この場合、印刷ジョブ毎に待機時間が設定される必要はない。
(5)また、上述した実施形態では、S101の判断にて使用される待機時間は各送信者情報毎に設定されていたが、送信者情報によらず全ての印刷ジョブに同じ待機時間が設定されていてもよい。
(6)さらに、上述した本実施形態では印刷装置としてプリンタ1を例として説明したが、本発明の印刷装置はプリンタに限定されず、複写機や複合機等の機器であってもよい。また、上述した本実施形態において印刷部15の構成を特に説明しなかったが、印刷部15の構成は電子写真方式の構成やインクジェット方式の構成、さらにはドットインパクト方式の構成等、印刷可能な構成であればよい。
(7)また、上述した第四実施形態では、図示しない記憶部及び制御部がサーバ200に備えられていたが、これら各部がそれぞれ別の装置であってもよい。
(8)さらに、上述した実施形態では報知部18はプリンタ1に備えられているが、例えばサーバ200等他の装置に備えられていてもよいし、ネットワーク3に接続される他の機器であってもよい。
第一から第三実施形態における印刷システムの概念図である。 プリンタ1の内部構成を示したブロック図である。 ソータ100の内部構成を示した断面図である。 第一実施形態における記憶及び印刷処理を示したフローチャートである。 第二実施形態における記憶及び印刷処理を示したフローチャートである。 第三実施形態における記憶及び印刷処理を示したフローチャートである。 第四実施形態における記憶及び印刷処理を示したフローチャートである。 第五実施形態における印刷システムの概念図である。 第五実施形態における記憶及び印刷処理を示したフローチャートである。
1 プリンタ
2 PC
10 制御回路
11 CPU
14 HDD
15 印刷部
16、20 操作部
17、21 表示部
18 報知部
19 時計部
100 ソータ
111 排紙部
200 サーバ

Claims (22)

  1. 印刷ジョブを用紙に印刷する印刷部と、
    前記印刷ジョブを記憶する記憶部と、
    前記印刷と記憶とを制御する制御部と、
    を備える印刷装置であって、
    前記印刷ジョブは、前記印刷ジョブを送信した送信者の送信者情報と関連付けられており、
    前記印刷ジョブの前記送信者情報を判断する判断部をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記判断部が、前記受信した印刷ジョブと、前記記憶部に記憶されている印刷ジョブとに異なる2以上の所定数の前記送信者情報を含むと判断するまで、前記記憶部に前記印刷ジョブを記憶させ、前記判断部が前記異なる2以上の所定数の送信者情報を含むと判断したことに応じて、前記印刷部に、前記受信した印刷ジョブと前記記憶部に記憶されている印刷ジョブとを印刷させることを特徴とする印刷装置。
  2. 印刷ジョブを用紙に印刷する印刷部と、
    前記印刷ジョブを記憶する記憶部と、
    前記印刷と記憶とを制御する制御部と、
    を備える印刷装置であって、
    前記印刷ジョブは、前記印刷ジョブを送信した送信者についての一般ユーザ情報及び管理ユーザ情報のどちらか一方の送信者情報と関連付けられており、
    前記印刷ジョブの前記送信者情報を判断する判断部をさらに備え、
    前記制御部は、
    前記判断部にて前記受信した印刷ジョブが前記一般ユーザ情報と関連付けられていると判断した場合、当該印刷ジョブを前記記憶部に前記記憶をさせ、
    前記判断部にて前記受信した印刷ジョブが前記管理ユーザ情報と関連付けられていると判断した場合、前記印刷部に、当該印刷ジョブと前記記憶部に記憶されている印刷ジョブとを印刷させることを特徴とする印刷装置。
  3. 請求項1または請求項に記載の印刷装置であって、
    前記印刷部は、前記記憶部に記憶されている印刷ジョブの前に、前記判断部が前記印刷を許可することを判断した対象の前記受信した印刷ジョブを印刷することを特徴とする印刷装置。
  4. 請求項1から請求項のいずれか一つに記載の印刷装置であって、
    前記記憶部に記憶されている印刷ジョブに関する情報を表示する表示部と、
    前記表示部に表示された印刷ジョブについて、前記印刷部による印刷の可否を選択する選択部と、
    を備えることを特徴とする印刷装置。
  5. 請求項に記載の印刷装置であって、
    前記記憶部に記憶されている印刷ジョブに関する情報を表示する表示部と、
    前記表示部に表示された印刷ジョブについて、前記印刷部による印刷の可否を選択する選択部と、
    を備え、
    前記制御部は、前記記憶した印刷ジョブ及び前記受信した印刷ジョブのうち後者の印刷ジョブが前記印刷部にて印刷されたことで印刷を停止させ、前記選択部により印刷が許可された前記記憶部に記憶されている印刷ジョブを前記印刷部により印刷させることを特徴とする印刷装置。
  6. 請求項1から請求項のいずれか一つに記載の印刷装置であって、
    前記印刷装置はコンピュータと通信可能に接続され、
    前記記憶部に記憶されている印刷ジョブに関する情報を、前記コンピュータに送信する送信部を備えることを特徴とする印刷装置。
  7. 請求項1から請求項のいずれか一つに記載の印刷装置であって、
    前記印刷装置は前記印刷ジョブが関連付けられている前記送信者情報に応じたコンピュータと通信可能に接続され、
    前記記憶部に記憶されている印刷ジョブが印刷される際、当該印刷ジョブが関連付けられている前記送信者情報に応じた前記コンピュータに当該印刷ジョブが印刷される旨の情報を通知する通知部を備えることを特徴とする印刷装置。
  8. 請求項1から請求項のいずれか一つに記載の印刷装置であって、
    前記記憶部に記憶されている印刷ジョブが前記記憶部に記憶されてから所定の待機時間を経過すると、前記制御部が、前記印刷部にて、前記記憶部に記憶されている印刷ジョブを印刷させることを特徴とする印刷装置。
  9. 請求項に記載の印刷装置であって、
    前記所定の待機時間は、前記送信者情報毎に設定されることを特徴とする印刷装置。
  10. 請求項1から請求項のいずれか一つに記載の印刷装置であって、
    前記制御部は、
    所定の時刻帯において、前記判断部の前記各判断に応じて前記記憶部に前記記憶をさせ、または前記印刷部に前記印刷をさせ、
    前記時刻帯外においては、前記判断部の前記各判断にかかわらず受信した印刷ジョブを前記印刷部に印刷させることを特徴とする印刷装置。
  11. 請求項1から請求項10のいずれか一つに記載の印刷装置であって、
    前記印刷装置は、前記印刷部により前回実行された印刷の終了から所定時間経過すると、前記印刷装置にて消費される電力を低く保つ省電力モードを実行し、
    前記制御部が、
    前記省電力モードが実行されている際には、前記判断部の前記各判断に応じて、前記記憶部に前記記憶をさせ、または前記印刷部に前記印刷をさせ、
    前記前回実行された印刷の終了から前記省電力モードが実行されるまでの前記所定時間には、前記判断部の前記各判断にかかわらず受信した印刷ジョブを前記印刷部に印刷させることを特徴とする印刷装置。
  12. 請求項1から請求項10のいずれか一つに記載の印刷装置であって、
    前記印刷装置は、前記印刷部が、前記受信した印刷ジョブと前記記憶部に記憶されている印刷ジョブとを印刷したことに応じて、前記印刷装置にて消費される電力を低く保つ省電力モードを実行することを特徴とする印刷装置。
  13. 請求項1から請求項12のいずれか一つに記載の印刷装置であって、
    前記印刷部により印刷された前記用紙を排紙する複数の排紙部を備え、
    前記記憶部に記憶されている印刷ジョブが印刷された前記用紙と、前記受信した印刷ジョブが印刷された前記用紙とを、異なる前記排紙部に排紙することを特徴とする印刷装置。
  14. 請求項1から請求項13のいずれか一つに記載の印刷装置であって、
    前記印刷部により前記記憶部に記憶されている印刷ジョブを印刷する際、報知動作をする報知部を備えることを特徴とする印刷装置。
  15. 請求項1から請求項14のいずれか一つに記載の印刷装置であって、
    前記印刷部により印刷された前記用紙を排紙する排紙部と、
    前記排紙部に前記用紙の印刷面を下にして排紙する下排紙機構と、
    前記排紙部に前記用紙の印刷面を上にして排紙する上排紙機構と、
    を備え、
    前記記憶装置に記憶されている印刷ジョブが印刷された前記用紙は、前記上排紙機構にて排紙されることを特徴とする印刷装置。
  16. 請求項1から請求項15のいずれか一つに記載の印刷装置であって、
    前記制御部が、前記受信した印刷ジョブを前記判断部の判断にかかわらず、前記印刷部に印刷させるように切り替える切替部を備えることを特徴とする印刷装置。
  17. 印刷ジョブを送信するコンピュータと、
    受信した前記印刷ジョブを用紙に印刷する印刷装置と、
    受信した前記印刷ジョブを記憶する記憶装置と、
    前記印刷と記憶とを制御する制御装置と、
    が通信可能に接続されている印刷システムであって、
    前記印刷ジョブは、前記印刷ジョブを送信した送信者の送信者情報と関連付けられており、
    前記印刷ジョブの前記送信者情報を判断する判断装置をさらに備え、
    前記制御装置は、
    前記判断装置が、前記受信した印刷ジョブと、前記記憶装置に記憶されている印刷ジョブとに異なる2以上の所定数の前記送信者情報を含むと判断するまで、前記記憶部に前記印刷ジョブを記憶させ、前記判断部が前記異なる2以上の所定数の送信者情報を含むと判断したことに応じて、前記印刷装置に、前記受信した印刷ジョブと前記記憶装置に記憶されている印刷ジョブとを印刷させることを特徴とする印刷システム。
  18. 印刷ジョブを送信するコンピュータと、
    受信した前記印刷ジョブを用紙に印刷する印刷装置と、
    受信した前記印刷ジョブを記憶する記憶装置と、
    前記印刷と記憶とを制御する制御装置と、
    が通信可能に接続されている印刷システムであって、
    前記印刷ジョブは、前記印刷ジョブを送信した送信者についての一般ユーザ情報及び管理ユーザ情報のどちらか一方の送信者情報と関連付けられており、
    前記印刷ジョブの前記送信者情報を判断する判断装置をさらに備え、
    前記制御装置は、
    前記判断装置にて前記受信した印刷ジョブが前記一般ユーザ情報と関連付けられていると判断した場合、当該印刷ジョブを前記記憶装置に前記記憶をさせ、
    前記判断装置にて前記受信した印刷ジョブが前記管理ユーザ情報と関連付けられていると判断した場合、前記印刷装置に、当該印刷ジョブと前記記憶装置に記憶されている印刷ジョブとを印刷させることを特徴とする印刷システム。
  19. 請求項17又は請求項18に記載の印刷システムであって、
    前記コンピュータは、情報を表示する表示部を備え、
    前記制御装置は、前記記憶装置に記憶されている印刷ジョブに関する情報を前記表示部に表示させることを特徴とする印刷システム。
  20. 請求項19に記載の印刷システムであって、
    前記コンピュータは、前記表示部に表示された印刷ジョブについて、前記印刷装置による印刷の可否を選択する選択部を備えることを特徴とする印刷システム。
  21. 請求項17又は請求項18に記載の印刷システムであって、
    前記コンピュータは、
    情報を表示する表示部と、
    前記表示部に表示された印刷ジョブについて、前記印刷装置による印刷の可否を選択する選択部と、
    を備え、
    前記印刷装置は、前記記憶装置に記憶されている印刷ジョブの前に、前記判断装置が前記印刷を許可することを判断した対象の前記受信した印刷ジョブを印刷し、
    前記制御装置は、前記記憶した印刷ジョブ及び前記受信した印刷ジョブのうち後者の印刷ジョブが前記印刷部にて印刷されたことで印刷を停止させ、前記記憶装置に記憶されている印刷ジョブに関する情報を前記表示部に表示させ、前記選択により印刷が許可された前記記憶装置に記憶されている印刷ジョブを前記印刷装置により印刷させることを特徴とする印刷システム。
  22. 請求項17から請求項21のいずれか一つに記載の印刷システムであって、
    前記記憶装置と前記判断装置と前記制御装置とが、一つの管理装置であることを特徴とする印刷システム。
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