JP4923560B2 - 画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、静電潜像をトナーで現像してトナー像を形成し、記録媒体上に該トナー像を転写、定着させることにより前記記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形成する画像形成装置に関する。
近年、プリンタやコピー機を中心とする画像形成装置が広く普及しており、このような画像形成装置を構成する様々な要素に関する技術も広く普及している。画像形成装置の中でも電子写真方式を採用している画像形成装置では、感光体ドラムをはじめとする感光体の上に印刷したいパターンである静電潜像を形成し、現像装置を用いて、この静電潜像にトナーを付着させて現像されたトナー像を形成することが行われている。このようにして形成された感光体上のトナー像は、直接、記録媒体上に転写されるか、あるいは、転写ベルトなどを介して、最終的に記録媒体上に転写され、転写後、定着装置において加圧・加熱されてトナー像が記録媒体上に定着する。
近年、社会全体で省資源化が叫ばれる中で、画像形成装置の分野でも、画像形成に用いる記録媒体(特に出力用紙)の枚数を低減する要請が強まり、記録媒体の両面に出力を行う両面出力型の画像形成装置が現れている。特に、感光体上のトナー像を記録媒体上に直接転写する直接転写方式を採用した両面出力型の画像形成装置は、転写ベルトなどの媒介物を必要としないために、小型化、低コスト化、画像形成の高効率化を実現することができ、注目を集めている。しかし、このような直接転写方式を採用した両面出力型の画像形成装置では、記録媒体の片面にトナー像の転写、定着処理が行われた後に、記録媒体の反対側の面に転写が行われることが多く、このため、定着処理において加熱された記録媒体が、反対側の面への転写の際に感光体と直接接触して感光体表面が高温になることがある。感光体表面が高温になると、その熱が感光体の傍に備えられている現像装置に伝わり、トナーを含有する現像剤の流動性が悪化して現像剤が現像器内に堆積しやすくなる。堆積した現像剤中のトナーは、堆積したままの状態が長時間継続すると、経時変化によって、感光体への付着能力や転写能力の低下といった、トナーの劣化を起こす。このような劣化トナーは、使用前の現像剤を蓄える容器に混入して画像形成に用いられてしまうことがあり、この結果、画像濃度が低下するといった問題が生じる。そこで、現像器内に、劣化トナーを回収する機構を設け、画像濃度が低下してくるとこの機構を利用して劣化トナーを回収する画像形成装置(例えば、特許分文献1参照)や、画像濃度が低下してくると、現像したトナー像を転写することなくそのまま感光体上からクリーニングしてしまうことで劣化トナーを消費する画像形成装置(例えば、特許分文献2参照)が提案されている。また、この特許分文献2記載の画像形成装置では、劣化トナーを消費する過程において、劣化トナーが、トナー像の転写を行う転写ロールに付着するのを避けるために、この過程の間、転写ロールに転写時とは逆バイアスの電圧を印加して劣化トナーの付着を防ぐ工夫も提案されている。
特開平10−26885号公報 特開2000−310909号公報
特許分文献1の機構では、現像器において静電潜像の近くまで現像剤を運搬する役割を果たす現像スリーブに対し、現像剤回収用のスリーブが近接することで、現像スリーブ上の劣化トナーが現像剤回収用のスリーブに移動して回収される。しかし、この方式では、高温下において流動性が悪くなった現像剤が、現像スリーブと現像剤回収用スリーブとが近接する付近に残留し、そのまま固着して堆積していくことがある。この結果、現像剤回収用スリーブの劣化トナーを回収する能力が低下し、回収されなかった劣化トナーが画像形成に用いられて画像濃度が低下するという問題が生じる。また、特許分文献2記載の方法では、逆バイアスの電圧を印加しても少量の劣化トナーの付着は避けられず、画像形成の際には、この少量の劣化トナーの付着によって記録媒体上に汚れが発生する。
本発明は、上記事情に鑑み、安定した、劣化トナーの回収能力を発揮するとともに、劣化トナーの回収に伴う記録媒体の汚れの発生を防ぐ画像形成装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の第1の画像形成装置は、
静電潜像をトナーで現像してトナー像を形成し、記録媒体上に該トナー像を転写、定着させることにより上記記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形成する画像形成装置において、
上記静電潜像を担持する像担持体と、
上記トナーを含む現像剤を有し、上記像担持体の上の静電潜像を、該現像剤中のトナーで現像してトナー像を形成する現像部と、
上記現像部内の現像剤の温度を、直接あるいは間接に検知する温度検知部と、
上記現像部で形成されたトナー像を上記像担持体から上記記録媒体上に転写する、上記温度検知部の検知結果が所定の高温状態を示している場合に、上記トナー像を転写する転写位置から、上記像担持体とは離間した離間位置へと移動するトナー像転写部と、
上記トナー像転写部により転写されずに上記像担持体上に残留したトナーを、上記像担持体から除去するクリーニング部とを備えたことを特徴とする。
ここで、「所定の高温状態」とは、温度が所定の閾値温度を越えた状態や、あるいは、温度が所定の閾値温度を越えた状態が、所定時間以上継続した状態など、現像剤の温度が高くなった状態を意味する。
本発明の第1の画像形成装置は、現像剤の温度が高くなり所定の高温状態になると、トナー像転写部を像担持体から離間させた上で、像担持体上に残留したトナーの除去を行う。このため、温度上昇に伴って劣化したトナーの除去作業において、トナー像転写部に劣化トナーが付着することが避けられ、その後の画像形成において記録媒体上での汚れの発生が防がれる。また、このような劣化トナーの除去により、その後の画像形成においては転写性が低下していないトナーが使用され、劣化トナーによる画像濃度の低下が防がれる。
また、本発明の第1の画像形成装置において、「上記トナー像転写部は、上記現像剤の温度が上記トナーのガラス転移温度よりも10℃以上低い所定の閾値温度に達した高温状態で上記離間位置に移動するものである」という形態は好ましい形態である。
現像剤の温度が所定の閾値温度に達したか否かという単純な判断制御の場合には、閾値温度が高すぎると現像剤中のトナーの劣化速度が速くなり、劣化トナーの除去が間に合わなくなる。しかし、閾値温度が、トナーのガラス転移温度よりも10℃以上低い温度であれば、単純な判断制御であっても劣化トナーを適切に除去することができ、劣化トナーが画像形成に用いられることを回避することができる。
また、上記目的を達成するための本発明の第2の画像形成装置は、
静電潜像をトナーで現像してトナー像を形成し、記録媒体上に該トナー像を転写、定着させることにより上記記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形成する画像形成装置において、
上記静電潜像を担持する像担持体と、
上記トナーを含む現像剤を有し、上記像担持体の上の静電潜像を、該現像剤中のトナーで現像してトナー像を形成する現像部と、
上記現像部内の現像剤の温度を、直接あるいは間接に検知する温度検知部と、
上記像担持体に対して当接離間が可能な、上記上記温度検知部の検知結果が所定の高温状態を示している場合には、上記像担持体に当接して上記現像部で形成されたトナー像のトナーを上記像担持体から除去するクリーニング部とを備えたことを特徴とする。
本発明の第2の画像形成装置は、現像剤の温度が高くなり所定の高温状態になると、トナー像のトナーを像担持体から除去するので、温度上昇に伴って劣化したトナーが除去される。このため、その後の画像形成においては転写性の低いトナーが使用されることが回避され、劣化トナーによる画像濃度の低下が防がれる。
また、本発明の第2の画像形成装置において、「上記クリーニング部は、上記現像剤の温度が上記トナーのガラス転移温度よりも10℃以上低い所定の閾値温度に達した高温状態で上記像担持体に当接するものである」という形態は好ましい形態である。
このような形態によれば、劣化トナーを早めに除去することができ、劣化トナーが画像形成に用いられることを回避することができる。
また、本発明の第2の画像形成装置において、「上記クリーニング部は、上記像担持体との電位差によってトナー像のトナーを上記像担持体から除去するものである」という形態も好ましい形態である。
このような形態によれば、静電的な力を利用した簡単な機構により、像担持体からトナーが除去される。
また、本発明の第2の画像形成装置において、「上記クリーニング部は、上記像担持体上のトナー像のトナーを擦り落とすクリーニングブレードである」という形態も好ましい形態である。
このような形態によれば、像担持体に対するクリーニングブレードの当接によって、像担持体からのトナーの除去が簡単に実行される。
本発明によれば、劣化トナーを回収する能力が安定しており、劣化トナーの回収に伴う記録媒体上での汚れの発生が防がれる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1は、本発明の画像形成装置の一実施形態を示す全体構成図である。
この画像形成装置1000aは、電子写真方式を採用したモノクロの両面出力プリンタである。この画像形成装置1000aには、電子写真方式用の積層型の感光体であって図の矢印B方向に回転する感光体3、感光体3に接触しながら感光体を帯電する接触型の帯電器2、感光体3に向けてレーザ光を発し、感光体3上に、周囲より電位の高くなった静電潜像を形成する露光部7、静電潜像にモノクロ(ブラック)のトナーを付着させて現像することでトナー像を形成する現像器6、トナー像が形成された感光体3に搬送されてくる用紙を押圧し、バイアス電圧の印加を受けて感光体3から用紙上にトナー像の転写を行う転写ロール9、用紙上のトナー像に対し熱および圧力を加えることでトナー像の用紙への定着を行う定着器10、これら各部を制御するCPU4、トナー像の転写後に感光体3に付着したまま残留したトナーを感光体3に接触して掻き落とすクリーニングブレード31が備えられている。
転写ロール9は、外径18mmの半導電性発泡転写ロールであり、スプリング9aによって転写ロール支持体9bとつながっている。この転写ロール支持体9bは、CPU4の指令を受けた駆動部5aによって図の左右方向に駆動され、このような転写ロール支持体9bの駆動とともに、転写ロール9も図の左右方向に移動する。転写ロール9が左右方向に移動することにより、転写ロール9の、感光体3からの離間あるいは感光体3への当接が実現される。図1では、転写ロール9が感光体3に当接している様子が示されており、この状態では、転写ロール9はスプリング9aの弾性力によって感光体3に押し付けられている。用紙上にトナー像の転写が行われる際には、この状態が実現される。
図2は、転写ロールが、感光体3から離間している様子を表した図である。
この図に示すように、転写ロール9は、図2で矢印Cで示す方向に移動しており、感光体3から離間した状態が実現されている。この状態では、転写ロール9と感光体3との接触がないため、感光体3上のトナーが転写ロール9に付着することがない。
図1に戻り、画像形成装置1000aの構成要素についての説明を続ける。
現像器6には、感光体3の近傍に位置し、負電荷を帯びたトナーと、磁性を帯びたキャリアとを成分とする現像剤を表面に担持して図のA方向に回転する現像スリーブ61、現像スリーブ61上に担持された現像剤を削り落として現像スリーブ61上の現像剤の層厚を調整する層厚調整板62、現像剤が溜められた容器63、容器63内の現像剤を攪拌する2つの攪拌部64a,64b、現像器6の温度が閾値温度を越えたか否かを検知するサーミスタ65が設けられている。サーミスタ65は、温度に応じて抵抗値が変化する半導体素子であり、サーミスタ65を流れる電流の変化から温度が所定の閾値温度に達したか否かが検知される。ここで、サーミスタ65が、本発明にいう温度検知部の一例に相当する。
また、現像スリーブ61の内部には磁石が組み込まれており、その磁石の磁力をキャリアが受けることで、容器63から現像剤が現像スリーブ61の表面に付着する。この現像スリーブ61は、不図示の現像バイアス印加部によりバイアス電圧の印加を受けており、現像スリーブ61の電位は、静電潜像の電位よりも低く感光体3の電位よりは高い電位となっている。このため、現像スリーブ61の表面上に付着した現像剤中のトナーは、静電潜像と現像スリーブ61との間の電位差により、現像スリーブ61を離れて静電潜像に付着し、感光体3上にトナー像が形成される。
感光体3上に形成されたトナー像は、転写ロール9において用紙に転写される。転写ロール9に対しては、不図示の機構によりバイアス電圧の印加が行われており、上記の転写は、このバイアス電圧の印加により感光体3上のトナーが転写ロール9側に引き寄せられて転写ロール9と感光体3の間の用紙の上に付着することで実現する。しかし、トナーの中には、感光体3に付着したまま残留するトナーもある。残留トナーが感光体上に残ったままで新たな画像形成が行われると、形成された画像に汚れ等が生じて画質が悪化するが、クリーニングブレード31が、残留トナーを感光体3上からこそぎ落とすことで、画質の低下は回避されている。
以下では、この画像形成装置1000aにおける画像形成の動作について説明する。
この画像形成装置1000aには、ブラックのトナーが蓄えられた不図示のトナーカートリッジが備えられており、このトナーカートリッジにより現像器6にトナーの補給が行われる。また、トナー像が転写されるために用いられる用紙は、トレイ1の中に蓄えられ、ユーザから画像形成が指示されると、トレイ1から搬送されて、転写ロール9においてトナー像の転写が行われ、図の上方向に向かって搬送されていく。図1においては、この時の用紙搬送路が、上向きの矢印で示す経路として示されている。
用紙の片面だけに画像形成を行う場合は、用紙はこの用紙搬送路を一回だけ通って定着器10においてトナー像の定着が行われた後、図の右方向の矢印で示すように、そのまま右方向に排出される。用紙の両面に画像形成を行う場合は、上向きの矢印で示す用紙搬送路を通ることで用紙の片面にトナー像の転写および定着が行われた後、排出されずに後戻りして、上側のレジロール対8aの間を通り下向きの矢印で示す経路を通って下方に搬送される。そして、下側のレジロール対8bにおいて再び上方に転じて、今度は反対側の面にトナー像が転写および定着されて排出される。
このような形態の両面印刷では、用紙の片面に対する定着処理において加熱された用紙が、用紙の反対側の面への転写の際に感光体3と直接接触することになるため、感光体3の表面や、感光体の傍にある現像器6が高温になりやすい。現像器6が高温になると、この熱によって現像剤の流動性が悪くなり、堆積しやすくなる。特に、感光体3に近い位置にある現像スリーブ61の周辺ではこうした現像剤の堆積が起こりやすく、堆積した現像剤中のトナーは、経時変化により転写能力の低下といったトナーの劣化を起こすことがある。このような劣化したトナーは、周囲の振動などにより容器63に混入して画像形成に用いられてしまうことがあり、この結果、転写能力が不充分なために画像濃度が低下するといった問題が生じる。このため、この画像形成装置1000aでは、現像器6の温度が閾値温度を越えると、所定量のトナーを、画像形成に用いることなく廃棄することで、劣化トナーの除去が行われる。以下では、このような劣化トナーの除去について説明する。
図3は、劣化トナーの廃棄を行う際の、図1に示す画像形成装置の動作の流れを表すフローチャートである。
この画像形成装置1000aでは、上述した画像形成の動作とともに、図1に示すサーミスタ65によって現像器6の温度検知が行われる(ステップS1)。現像器6の温度が、所定の閾値温度を越えていない場合は(ステップS2;No)、上述した画像形成が行われる。この閾値温度は、40℃であり、この画像形成装置1000aで用いられるトナーのガラス転移温度(Tg)である50℃よりも、10℃低い温度である。閾値温度を越えたことが検知された場合は(ステップS2;Yes)、閾値温度を越えたことが検知された時点より後に出力された用紙の枚数が、CPU4aによりカウントされる(ステップS3)。出力枚数が100枚に達すると(ステップS4;Yes)、CPU4aは、用紙上への画像形成を停止させ、100%ベタ画像2枚分のトナーを感光体3上に排出するよう現像器6に指令を出す。この指令により感光体3上に排出されたトナーは、画像形成に用いることなくそのままクリーニングブレード31によって感光体3から除去される(ステップS5)。このようなトナーの除去が、現像器6の温度が閾値温度である40℃を越えている間は、出力枚数100枚に一回行われる。
ここで、転写ロール9は、現像器6の下流側に位置し、さらにクリーニングブレード31より上流側に位置しているため、トナーの排出から除去までの過程において転写ロール9が感光体3と当接したままの状態にあると、排出されたトナーが転写ロール9と接触して転写ロール9に付着することになる。このように転写ロール9に付着したトナーは、画像形成が再開された時に用紙を汚してしまう。このため、この画像形成装置1000aでは、ステップS5のトナーの排出・除去が行われる際に、CPU4aの指令に基づき、転写ロール9が、図2に示すように感光体3から離間する。この結果、感光体3上に排出されたトナーは、転写ロール9と接触することなく図1に示すクリーニングブレード31によって感光体3から除去され、トナーが転写ロール9に付着することが避けられる。
以下では、このような制御によって、劣化トナーが回収されて画像濃度の低下が抑制されるとともに、劣化トナーの回収に伴う用紙の汚れは発生しないことを、具体的な実験データに基づいて説明する。なお、以下に説明する実験では、いずれも、ガラス転移温度(Tg)が50℃であり、形状係数値(SF)132、体積平均粒径6.4μmのほぼ球形の重合湿式トナー粒子を含有する現像剤が用いられている。また、この現像剤には、外添剤として、2種類の体積平均粒径40nmの無機微粒子と、1種類の体積平均粒径50nmの無機微粒子とが用いられている。
この実験では、用紙の両面それぞれに、複数のソリッドパッチ(黒い部分)を有する画像比率1%〜4%のモノクロ画像を連続出力するという出力テストを、以下の5つの状況下で行う。
(実施例1)画像形成装置1000a(閾値温度が40℃)を用いて、上記のモノクロ画像を2000枚にわたって連続出力する。
(実施例2)画像形成装置1000a(閾値温度が40℃)を用いて、上記のモノクロ画像を5000枚にわたって連続出力する。
(実施例3)閾値温度が42℃であるサーミスタが用いられている点を除けば、画像形成装置1000aと同様の構成を持つ画像形成装置を用いて、上記のモノクロ画像を5000枚にわたって連続出力する。
(比較例1)転写ロールを感光体から離間させる機構が存在せず、また、100%ベタ画像2枚分のトナーの排出も行わない点を除けば、画像形成装置1000aと同様の構成を持つ画像形成装置を用いて、上記のモノクロ画像を2000枚にわたって連続出力する。
(比較例2)転写ロールを感光体から離間させる機構が存在しない点を除けば、画像形成装置1000aと同様の構成を持つ画像形成装置(閾値温度が40℃)を用いて、上記のモノクロ画像を2000枚にわたって連続出力する。従って、この比較例2では、現像器の温度が40℃を越えると、100枚ごとに100%ベタ画像2枚分のトナーの排出が行われる。
これら実施例1〜実施例3、比較例1、比較例2それぞれについて、100枚ごとに、用紙の両面について複数のソリッドパッチそれぞれの濃度をX−rite社製X−rite404Aを用いて3回測定して平均を取り、さらにそれらの平均値をソリッドパッチ数で平均して1枚分の画像濃度(単位はSAD)を求める。この作業を(全出力枚数/100枚)回行い、これら(全出力枚数/100枚)回分の画像濃度の平均をとることで、最終的な画像濃度を算出する。そして、この最終的な画像濃度の結果を以下のカテゴリーに分けて評価する。
◎ : 1.34以上
○ : 1.30以上1.34未満
○− : 1.26以上1.30未満
△ : 1.20以上1.26未満
× : 1.20未満
また、画像濃度の測定とともに、出力された用紙の汚れをチェックし、この汚れの発生を以下のカテゴリーに分けて評価する。
○: 発生せず
△ : 少し発生
× : 大量に発生
図4は、出力テストの結果を表す図である。
この図に示すように、転写ロールを感光体から離間させる機構を備えた実施例1〜実施例3では、いずれも用紙の汚れが発生しておらず、一方、転写ロールを感光体から離間させる機構が存在しない比較例2では、汚れが大量に発生している。このことから、転写ロールを感光体から離間させることで、劣化トナーの回収作業に伴う転写ロールへのトナーの付着が避けられることがわかる。また、これら実施例1〜実施例3では、画像濃度は、いずれも画像濃度1.20以上であり、ベタ画像2枚分のトナーの排出を行わない比較例1の画像濃度1.20未満という結果と比べて画像濃度の低下が小さくなっている。このことから、ベタ画像2枚分のトナーの排出により転写性の低くなったトナーが除去されて、画像濃度の低下が回避されていることがわかる。また、実施例1の画像濃度と、実施例2の画像濃度とを比較すると、実施例2の方が、悪化している。これは、実施例2の出力枚数は5000枚であり、実施例1の2000枚と比べ、出力枚数が多く、このため、実施例2の方が、現像器周辺の温度が上昇しやすく、トナーが劣化する速度が早いことが原因として考えられる。実際、図1に示すタイプの画像形成装置では、出力枚数2000枚程度であると、現像器周辺の温度は、最大でも43℃までしか上昇しないが、出力枚数5000枚程度になると、現像器周辺の温度は、最大46℃まで上昇する。
また、閾値温度が40℃である実施例2の画像濃度と、閾値温度が42℃である実施例3の画像濃度とを比較すると、実施例2の方が画像濃度が高い結果が得られている。この結果は、実施例2では、温度上昇の早い段階で、劣化してきたトナーの除去が行われるため、画像形成に劣化トナーが使用されることが抑制されていることを反映している。
以上の結果をまとめると、温度上昇に伴って劣化したトナーを回収することによって、その後の画像形成において使用されるトナーの転写性が維持されるということと、そのトナーの回収の際に、転写ロールを感光体から離間させることで転写ロールへのトナーの付着が避けられるということが結論できる。
以上説明してきた画像形成装置1000aでは、感光体3上に排出されたトナーは、転写ロール9の下流側に位置するクリーニングブレード31によって感光体3から除去されたが、転写ロールの上流側に、劣化トナーを回収する装置を設けることで、転写ロールを感光体から離間させる機構を必要としない形態も可能である。以下では、劣化トナーを回収する装置において、劣化トナー回収用の転写ロールを利用する画像形成装置について説明する。
図5は、劣化トナー回収用の転写ロールを備えた画像形成装置の全体構成図である。
図5において、図1に示す、構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付して示し、同一の構成要素についての重複説明は省略する。この図に示す画像形成装置1000bが図1に示す画像形成装置1000aと異なる点は、この画像形成装置1000bでは、転写ロール9を感光体3から離間させる機構が存在しない点と、転写ロール9の上流側において、劣化トナー回収用の転写ロール11を有する劣化トナー回収装置110bが備えられている点であり、これらの点を除けば、図1に示す画像形成装置1000aと同様の構成を有する。この画像形成装置1000bでも、前述の画像形成装置1000aと同様に、図3に示す過程を踏んで感光体3上に劣化トナーの排出が行われるが、ステップS5において、クリーニングブレード31の代わりに劣化トナー回収装置110bが用いられて感光体3上から劣化トナーが除去される。
以下では、この劣化トナー回収用の転写ロール11による劣化トナーの回収について説明するが、記録媒体上にトナー像を転写する転写ロール9と、劣化トナー回収用の転写ロール11とを明確に区別するため、この説明においては、記録媒体上にトナー像を転写する転写ロール9を第1の転写ロール9、劣化トナー回収用の転写ロール11を第2の転写ロール11と呼んで2つの転写ロールを区別する。
劣化トナー回収装置110bには、第2の転写ロール11に加えて、スプリング11a、転写ロール支持体11b、第2の転写ロール11から劣化トナーを擦り落とす転写ロール用クリーニングブレード11e、第2の転写ロール11から擦り落とされた劣化トナーを回収する劣化トナー回収用容器11d、第2の転写ロール11にバイアス電圧を印加する第2の転写ロール用バイアス印加部11c、転写ロール支持体11bを駆動させる駆動部5bが備えられている。
駆動部5bは、図1の画像形成装置1000aが有する(第1の)転写ロール9の駆動機構と同様の機構により、第2の転写ロール11を図の両矢印D方向に移動させて、第2の転写ロール11と感光体3との離間・当接を実現させる。このような第2の転写ロール11の駆動は、CPU4bの指令の下で行われ、CPU4bは、劣化トナーを回収する際には、第2の転写ロール11を感光体3と当接させ、用紙上への画像形成が行われる際には、第2の転写ロール11を感光体3から離間させる制御を行う。また、CPU4bは、劣化トナーを回収する際には、第2の転写ロール用バイアス印加部11cに指令を与えて、第2の転写ロール11に対してバイアス電圧の印加を行わせる。このような制御により、劣化トナーを回収する際には、感光体3上に排出された劣化トナーは、第1の転写ロール9の位置まで運ばれる前に、第2の転写ロール11から静電的な引力を受けて第2の転写ロール11上に付着する。この第2の転写ロール11の存在により、劣化トナーの回収が充分に行われるので、劣化トナーを回収する作業の間に、第1の転写ロール9の位置まで運ばれていく劣化トナーはほとんどない。このため、劣化トナー回収後の画像形成において、第1の転写ロール9に劣化トナーが付着することによる用紙の汚れの発生が回避される。
以下では、このような制御によって、劣化トナーが回収されて画像濃度の低下が抑制されるとともに、劣化トナーの回収に伴う用紙の汚れは発生しないことを、具体的な実験データに基づいて説明する。なお、以下に説明する実験では、前述の、実施例1〜実施例3、比較例1、比較例2で用いられた現像剤と同じ現像剤が用いられている。この実験では、
実施例1〜実施例3、比較例1、比較例2で用いられたモノクロ画像を、3000枚連続出力するという出力テストが、以下の5つの状況下で行われる。
(実施例4)閾値温度が35℃であるサーミスタが用いられている点を除けば、画像形成装置1000bと同様の構成を持つ画像形成装置を用いて、上記の出力テストを行う。
(実施例5)画像形成装置1000b(閾値温度が40℃)を用いて、上記の出力テストを行う。
(実施例6)閾値温度が42℃であるサーミスタが用いられている点を除けば、画像形成装置1000bと同様の構成を持つ画像形成装置を用いて、上記の出力テストを行う。
(比較例3)劣化トナー回収用の転写ロールである第2の転写ロール11が存在せず、また、100%ベタ画像2枚分のトナーの排出も行わない点を除けば、画像形成装置1000bと同様の構成を持つ画像形成装置を用いて、上記の出力テストを行う。
(比較例4)劣化トナー回収用の転写ロールである第2の転写ロール11が存在しない点を除けば、画像形成装置1000bと同様の構成を持つ画像形成装置(閾値温度が40℃)を用いて、上記の出力テストを行う。従って、この比較例4では、現像器の温度が40℃を越えると、100枚ごとに100%ベタ画像2枚分のトナーが感光体上に排出されるが、このトナーは、第1の転写ロール9が圧接している位置を通過して、第1の転写ロール9の下流側に備えられたクリーニングブレード31によって感光体から除去される。
これら実施例4〜実施例6、比較例3、比較例4それぞれについて、前述の、実施例1〜実施例3、比較例1、比較例2で用いられた方法により、画像濃度の評価と、出力された用紙の汚れの評価とを行う。
図6は、劣化トナー回収用の転写ロールの効果を調べる出力テストの結果を表す図である。
この図に示すように、劣化トナー回収用の転写ロールである第2の転写ロール11を備えた実施例4〜実施例6では、いずれも用紙の汚れが発生しておらず、一方、劣化トナー回収用の転写ロールが存在しない比較例4では、汚れが大量に発生している。このことから、劣化トナー回収用の転写ロールを備えることで、劣化トナーが第1の転写ロール9に付着することが回避されていることがわかる。また、これら実施例4〜実施例6では、画像濃度は、いずれも画像濃度1.26以上であり、ベタ画像2枚分のトナーの排出を行わない比較例3の画像濃度1.20未満という結果と比べて画像濃度の低下が小さくなっている。このことから、ベタ画像2枚分のトナーの排出により、その後の画像形成において画像濃度の低下が回避されていることがわかる。また、実施例4〜実施例6の画像濃度を比較すると、閾値温度が、低い実施例4、実施例5、実施例6の順に、画像濃度が高い結果となっている。このことは、温度の上昇の早い段階において、劣化してきたトナーの除去が行われる方が、画像形成に劣化トナーが使用されることがより抑制されるということを反映している。
以上の結果をまとめると、温度上昇に伴って劣化したトナーを回収することによって、その後の画像形成において使用されるトナーの転写性が維持されるということが結論できる。また、記録媒体上にトナー像を転写する転写ロールの上流側に、劣化トナー回収用の転写ロールを備えることで、記録媒体上にトナー像を転写する転写ロールへのトナーの付着が避けられるということも結論できる。
以上説明してきた画像形成装置1000bでは、感光体3上に排出されたトナーは、劣化トナー回収用の転写ロール11を有する劣化トナー回収装置110bによって感光体3から回収されたが、転写ロール11の代わりに、同様の駆動機構で駆動されるクリーニングブレードを有する劣化トナー回収装置によってトナーの回収を行う形態も可能である。以下では、劣化トナー回収装置において、劣化トナー回収用のクリーニングブレードを利用する画像形成装置について説明する。
図7は、劣化トナー回収装置において、劣化トナー回収用のクリーニングブレードを備えた画像形成装置の全体構成図である。
図7において、図5に示す、構成要素と同一の構成要素には同一の符号を付して示し、同一の構成要素についての重複説明は省略する。この図に示す画像形成装置1000cが図5に示す画像形成装置1000bと異なる点は、この画像形成装置1000bでは、図5に示す劣化トナー回収装置110bと異なり、劣化トナー回収用のクリーニングブレード12を有する劣化トナー回収装置110cが用いられている点である。これらの点を除けば、図1に示す画像形成装置1000aと同様の構成を有する。この画像形成装置1000cでも、前述の画像形成装置1000bと同様に、図3に示す過程を踏んで感光体3上に劣化トナーの排出が行われるが、ステップS5において、劣化トナー回収用の転写ロールの代わりに、劣化トナー回収用のクリーニングブレード12によって感光体3上から劣化トナーが除去される。
劣化トナー回収装置110cには、劣化トナー回収用のクリーニングブレード12に加えて、劣化トナー回収用のクリーニングブレード12によって感光体3から擦り落とされた劣化トナーを回収する劣化トナー回収用容器13、劣化トナー回収用のクリーニングブレード12を、図の両矢印E方向に駆動させる駆動部5cが備えられている。
この劣化トナー回収用のクリーニングブレード12の駆動は、CPU4Cによって行われ、劣化トナー回収用のクリーニングブレード12は、劣化トナーを回収する際には感光体3と当接し、用紙上への画像形成が行われる際には感光体3から離間する。
このような劣化トナー回収用のクリーニングブレード12を用いて、前述の、実施例4〜実施例6、比較例3、比較例4と同様の出力テストを行うことで、温度上昇に伴って劣化したトナーを回収することによって、その後の画像形成においてトナーの転写性が維持されることと、記録媒体上にトナー像を転写する転写ロールの上流側に、劣化トナー回収用のクリーニングブレードを備えることで、記録媒体上にトナー像を転写する転写ロールへのトナーの付着が避けられるということが確認される。
以上説明した実施形態では、帯電器として接触型の帯電器を用い、感光体として積層型の感光体を用いたが、本発明は、帯電器としてコロトロンなど非接触型の帯電器を用い、感光体として単層型の感光体を用いるものでもよい。
また、本実施形態では、静電潜像を形成するため、レーザ光を発する露光器を用いたが、本発明は、LED光や液晶シャッタ光を発する露光器を用いてもよい。
また、本実施形態の画像形成装置は、モノクロの両面出力プリンタであったが、本発明の画像形成装置は、カラーの両面出力プリンタに応用されてもよい。
また、以上説明した実施形態では、現像器6に備えられたサーミスタ65が現像剤の温度が閾値温度を越えたか否かを検知したが、本発明は、このように直接的に現像剤の温度を検知する形態以外に、例えば、感光体の近傍に備えられたサーミスタが感光体表面の温度の検知することを通じて、現像器内の現像剤の温度が間接的に検知される形態であってもよい。
本発明の画像形成装置の一実施形態を示す全体構成図である。 転写ロールが、感光体3から離間している様子を表した図である。 劣化トナーの廃棄を行う際の、図1に示す画像形成装置の動作の流れを表すフローチャートである。 出力テストの結果を表す図である。 劣化トナー回収用の転写ロールを備えた画像形成装置の全体構成図である。 劣化トナー回収用の転写ロールの効果を調べる出力テストの結果を表す図である。 劣化トナー回収装置において、劣化トナー回収用のクリーニングブレードを備えた画像形成装置の全体構成図である。
符号の説明
1000a,1000b,1000c 画像形成装置
1 トレイ
2 帯電器
3 感光体
31 クリーニングブレード
4a,4b,4c CPU
5a,5b,5c 駆動部
6 現像器
61 現像スリーブ
62 層厚調整板
63 容器
64a,64b 攪拌部
65 サーミスタ
7 露光部
8a,8b レジロール対
9 転写ロール
9a スプリング
9b 転写ロール支持体
10 定着器
11 劣化トナー回収用の転写ロール(第2の転写ロール)
11a スプリング
11b 転写ロール支持体
11c 第2の転写ロール用バイアス印加部
11d 劣化トナー回収用容器
110b,110c 劣化トナー回収装置
12 劣化トナー回収用のクリーニングブレード

Claims (2)

  1. 静電潜像をトナーで現像してトナー像を形成し、記録媒体上に該トナー像を転写、定着させることにより前記記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形成する画像形成装置において、
    前記静電潜像を担持する像担持体と、
    前記トナーを含む現像剤を有し、前記像担持体の上の静電潜像を、該現像剤中のトナーで現像してトナー像を形成する現像部と、
    前記現像部内の現像剤の温度を、直接あるいは間接に検知する温度検知部と、
    前記現像部で形成されたトナー像を前記像担持体から前記記録媒体上に転写する、前記温度検知部の検知結果が、上記トナーのガラス転移温度よりも10℃以上低い所定の閾値温度に上記現像剤の温度が達した高温状態を示している場合に、前記トナー像を転写する転写位置から、前記像担持体とは離間した離間位置へと移動するトナー像転写部と、
    前記トナー像転写部により転写されずに前記像担持体上に残留したトナーを、前記像担持体から除去するクリーニング部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
  2. 静電潜像をトナーで現像してトナー像を形成し、記録媒体上に該トナー像を転写、定着させることにより前記記録媒体上に定着トナー像からなる画像を形成する画像形成装置において、
    前記静電潜像を担持する像担持体と、
    前記トナーを含む現像剤を有し、前記像担持体の上の静電潜像を、該現像剤中のトナーで現像してトナー像を形成する現像部と、
    前記現像部内の現像剤の温度を、直接あるいは間接に検知する温度検知部と、
    前記像担持体に対して当接離間が可能な、前記前記温度検知部の検知結果が、上記トナーのガラス転移温度よりも10℃以上低い所定の閾値温度に上記現像剤の温度が達した高温状態を示している場合には、前記像担持体に当接して前記現像部で形成されたトナー像のトナーを前記像担持体から除去するクリーニング部とを備えたことを特徴とする画像形成装置。
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