JP4922786B2 - 植栽装置 - Google Patents
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Description
このような時、多くの場合は、建造物等のスラブ面の防水層上に押えのコンクリート層を形成し、この上に、植栽層として、砂、砂利等からなる砂利層と、客土層を順次積層して植物を植栽するようにしている。
そこで、本出願人は、先に保水性、排水性に優れた軽量の植栽装置を開示している(例えば特許2531542号公報参照)。
このため、排水を考慮して設けられていたコンクリート層が不要となり、保水性の向上によって植栽層も草木の根毛の長さなどを考慮した必要最小限の厚さ、例えば50mm程度に設定することが可能となっている。
なお、本願発明に関する文献としてつぎのようなものが存在する。
まず、風に対する対策が施されていない点である。この種の装置は、建造物の屋上等、高所に設けられることが多いが、このような高所では常に方向不規則な風が発生しており、このため客土層の土壌が飛散しやすい。
さらに、客土層は建造物等に対する荷重の点から出来うる限り薄く構築することが望ましいが、これをあまり薄くすると植栽した植物の根が張れず、僅かの風にも倒壊してしまう。このことは、特に植木を植栽した場合には顕著であって、ある程度の高さに成育する植木に場合には、無風時でさえ正立させることが困難であり、植物の保持に対する対策が必要となる。
このような点を解決しようとする技術が、特許第2717632号公報に開示されている。しかしながら、この技術においては、装置の固定が煩雑で、施工コストが嵩むうえ、施工に時間が掛かるという問題がある。
本願発明者等は、さらに新たな植栽装置の研究開発に勤め、植栽装置に関して、特許第3280912号、特許第3286753号、特許第3328583号として登録されている。 ところが、これらの植栽装置では、ドレイン板(保水給排水手段)と固定手段である円錐台形状の中空体とが一体に形成され全体として形状が複雑大型化している。したがって、樹脂材でドレイン板を成形する場合、金型の製作が容易でなく費用も増大する。
さらに、製品の保管、搬送も手数がかかる。
このため、ドレイン板と中空体を別部材で構成し、まず、中空体を設置固定し次いで、ドレイン板の開口部に中空体を通してドレイン板を設置する試みがなされているが、双方の位置合わせが難しく作業効率があがらないという不都合が生じている。
さらには、前記従来の中空体は高さが一定であるため、植栽装置の設置状況に応じて土床厚を変化させる必要性に対応しきれない問題を有している。
図1は、当該実施形態に係る植栽装置の一部断面図である。図において、Aは建造物の屋上のコンクリートスラブ面に貼着される防水層であり、この防水層Aの上面には、植物の毛根等の防水層への進出を防止するための樹脂製のルートガードBが張設されている。
なお、給・排水基盤Cは所定の面積単位、例えば60cmラ90cmの大きさで生産され、これを施工現場に併せて順次敷設して所望の植栽装置を構築するようになっている。
この係合部3は、前述のように、給・排水基盤Cの底部に形成した開口部5とこの開口部5にそのブラケット部6が嵌合する中空体4とにより構成されている。
中空体4は、円錐台形状の基部4aとその下端周縁に一体に形成される方形状のブラケット部6とからなっており、樹脂材またはアルミ材で形成されている。
一方、開口部5は、一辺が前記ブラケット部5よりやや大きく形成された方形を有しており、方形の各辺の周縁上方には傾斜面を有する立壁7が形成されている。
したがって、中空体4を開口部5の上方から投入することにより、中空体4のブラケット部6の端縁部は前記立壁7の傾斜面を滑落して開口部5において、ブラケット部6は容易に開口部5に嵌合するから作業効率は格段に向上する。
また、図5は、中空体4の他の実施形態を示す図で。基部4aには同じく外殻円錐台形状の中空体である頂部8が被冠されている。
頂部8の円錐度は基部4aより急傾斜に設定され基部4aにきつく嵌合して容易には抜けないようになっている。客土層の種々の厚さに対応するため、高さの異なる頂部8を複数用意しておき、施工現場で頂部8の数を調整することにより客土層の厚さに適正に対応した係止手段3を簡単に設置することができる。なお、基部4a、頂部8それぞれの重ね合わせに際して、接着剤を塗布すればそれぞれは風の負圧に耐える強度を維持できるようになる。
図において、9は、軟質樹脂製の連結ベルトであり、中空体4の前記基部4aに嵌合する複数の係止孔9aが形成されている。 この連結ベルト9は、樹脂のほかに金属材、繊維材などにより形成することができる。
そこで、各給・排水基盤C、C,C相互を中空体4の基部4aに係合される連結ベルト9により連結するようにしている。したがって、いずれかの給・排水基盤Cの設置面への固着力が劣化しても、この給・排水基盤Cは連結ベルト9を介して他の給・排水基盤Cに連繋されているからにわかに給・排水基盤Cが滑落してしまうようなことはない。
紐状体9cの輪状部9bを介して、隣接する各給・排水基盤C、C,C相互は連結され斜面部における固定安全性を確保できることになる。
そして、前記連結ベルト9が支柱11に嵌合する係止孔9aを介して各支柱11間に架設されて支柱群を係止している。この連結ベルト9の装着により植栽トレー10の取り付け面Rにおける固定はさらに確保できることになる。
なお、連結ベルト9に前述の実施形態と同様に保護ネットを一体に取り付けることもできる。
B.......ル−トガ−ド
C.......給・排水基盤(保水給排水手段)
D.......客土層
N.......保護ネット
R.......勾配屋根の設置面
1.......保水部
2.......排水部
2a......通直管
h.......通直管相互の交差部
3.......係止手段
4.......中空体
4a......基部
5.......開口部
6.......中空体のブラケット部
7.......開口部周縁における斜面を有する立壁
8.......頂部
Claims (4)
- 建造物の屋上、屋根等に設置される植物の植栽装置であって、上方から浸透する雨水あるいはその他の手段による潅水等を保持・排水し、保持した水分を植物の根部に供給するとともに積層される土壌を把持するための複数の給・排水基盤と、屋上、屋根等の下地面に固着され前記給・排水基盤を係止するために前記各給・排水基盤に貫通する複数の係合部とを具えた植栽装置において、前記複数の係合部間に架設されて前記給・排水基盤を連結する連結ベルトと積層された土壌による客土層に展張されて土壌や幼苗の飛散を防止するとともに植物の定着までの植物の保持をなす保護ネットとを具え、前記連結ベルトは前記係合部に嵌合する複数の係止孔が縦列に形成された帯状体をなし前記保護ネットは一対の前記帯状体の間に張設されて、連結ベルトと保護ネットとが一体に形成されてなることを特徴とする植栽装置。
- 請求項1記載の植栽装置において、前記係合部は給・排水基盤の底部に形成した開口部とこの開口部に嵌合する中空体とそのブラケット部により構成するとともに前記中空体は基部とこれに着脱可能な頂部を具えて、頂部の着脱により中空体の高さ調整を自在になし得るようにしことを特徴とする植栽装置。
- 請求項1又は2記載の植栽装置において、連結ベルトは金属、樹脂又は繊維のいずれかで構成したことを特徴とする植栽装置。
- 請求項3記載の植栽装置において、連結ベルトは、中空体に嵌合する輪状部を金属、樹脂又は繊維のいずれかの紐状体で構成したことを特徴とする植栽装置。
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