JP2008206485A - 植栽装置 - Google Patents
植栽装置 Download PDFInfo
- Publication number
- JP2008206485A JP2008206485A JP2007048446A JP2007048446A JP2008206485A JP 2008206485 A JP2008206485 A JP 2008206485A JP 2007048446 A JP2007048446 A JP 2007048446A JP 2007048446 A JP2007048446 A JP 2007048446A JP 2008206485 A JP2008206485 A JP 2008206485A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- planting
- planting apparatus
- hollow body
- drainage
- water supply
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
Images
Classifications
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02A—TECHNOLOGIES FOR ADAPTATION TO CLIMATE CHANGE
- Y02A30/00—Adapting or protecting infrastructure or their operation
- Y02A30/24—Structural elements or technologies for improving thermal insulation
- Y02A30/254—Roof garden systems; Roof coverings with high solar reflectance
-
- Y—GENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
- Y02—TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
- Y02B—CLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES RELATED TO BUILDINGS, e.g. HOUSING, HOUSE APPLIANCES OR RELATED END-USER APPLICATIONS
- Y02B80/00—Architectural or constructional elements improving the thermal performance of buildings
- Y02B80/32—Roof garden systems
Landscapes
- Cultivation Of Plants (AREA)
- Cultivation Receptacles Or Flower-Pots, Or Pots For Seedlings (AREA)
Abstract
【解決手段】建造物の屋上、屋根等に設置される植物の植栽装置であって、上方から浸透する雨水あるいはその他の手段による潅水等を保持・排水し、保持した水分を植物の根部に供給するとともに積層される土壌を把持するための給・排水基盤と、屋上、屋根等の下地面に固着され前記給・排水基盤を係止するために該給・排水基盤に貫通する複数の係合部と、各係合部を間に架設される連結ベルトを具えた植栽装置を提供して上記課題を解決する。
【選択図】 図7
Description
このような時、多くの場合は、建造物等のスラブ面の防水層上に押えのコンクリート層を形成し、この上に、植栽層として、砂、砂利等からなる砂利層と、客土層を順次積層して植物を植栽するようにしている。
そこで、本出願人は、先に保水性、排水性に優れた軽量の植栽装置を開示している(例えば特許2531542号公報参照)。
このため、排水を考慮して設けられていたコンクリート層が不要となり、保水性の向上によって植栽層も草木の根毛の長さなどを考慮した必要最小限の厚さ、例えば50mm程度に設定することが可能となっている。
なお、本願発明に関する文献としてつぎのようなものが存在する。
まず、風に対する対策が施されていない点である。この種の装置は、建造物の屋上等、高所に設けられることが多いが、このような高所では常に方向不規則な風が発生しており、このため客土層の土壌が飛散しやすい。
さらに、客土層は建造物等に対する荷重の点から出来うる限り薄く構築することが望ましいが、これをあまり薄くすると植栽した植物の根が張れず、僅かの風にも倒壊してしまう。このことは、特に植木を植栽した場合には顕著であって、ある程度の高さに成育する植木に場合には、無風時でさえ正立させることが困難であり、植物の保持に対する対策が必要となる。
このような点を解決しようとする技術が、特許第2717632号公報に開示されている。しかしながら、この技術においては、装置の固定が煩雑で、施工コストが嵩むうえ、施工に時間が掛かるという問題がある。
本願発明者等は、さらに新たな植栽装置の研究開発に勤め、植栽装置に関して、特許第3280912号、特許第3286753号、特許第3328583号として登録されている。 ところが、これらの植栽装置では、ドレイン板(保水給排水手段)と固定手段である円錐台形状の中空体とが一体に形成され全体として形状が複雑大型化している。したがって、樹脂材でドレイン板を成形する場合、金型の製作が容易でなく費用も増大する。 さらに、製品の保管、搬送も手数がかかる。
このため、ドレイン板と中空体を別部材で構成し、まず、中空体を設置固定し次いで、ドレイン板の開口部に中空体を通してドレイン板を設置する試みがなされているが、双方の位置合わせが難しく作業効率があがらないという不都合が生じている。
さらには、前記従来の中空体は高さが一定であるため、植栽装置の設置状況に応じて土床厚を変化させる必要性に対応しきれない問題を有している。
図1は、当該実施形態に係る植栽装置の一部断面図である。図において、Aは建造物の屋上のコンクリートスラブ面に貼着される防水層であり、この防水層Aの上面には、植物の毛根等の防水層への進出を防止するための樹脂製のルートガードBが張設されている。
中空体4は、円錐台形状の基部4aとその下端周縁に一体に形成される方形状のブラケット部6とからなっており、樹脂材またはアルミ材で形成されている。
一方、開口部5は、一辺が前記ブラケット部5よりやや大きく形成された方形を有しており、方形の各辺の周縁上方には傾斜面を有する立壁7が形成されている。 したがって、中空体4を開口部5の上方から投入することにより、中空体4のブラケット部6の端縁部は前記立壁7の傾斜面を滑落して開口部5において、ブラケット部6は容易に開口部5に嵌合するから作業効率は格段に向上する。
また、図5は、中空体4の他の実施形態を示す図で。基部4aには同じく外殻円錐台形状の中空体である頂部8が被冠されている。 頂部8の円錐度は基部4aより急傾斜に設定され基部4aにきつく嵌合して容易には抜けないようになっている。客土層の種々の厚さに対応するため、高さの異なる頂部8を複数用意しておき、施工現場で頂部8の数を調整することにより客土層の厚さに適正に対応した係止手段3を簡単に設置することができる。なお、基部4a、頂部8それぞれの重ね合わせに際して、接着剤を塗布すればそれぞれは風の負圧に耐える強度を維持できるようになる。
図において、9は、軟質樹脂製の連結ベルトであり、中空体4の前記基部4aに嵌合する複数の係止孔9aが形成されている。 この連結ベルト9は、樹脂のほかに金属材、繊維材などにより形成することができる。
紐状体9cの輪状部9bを介して、隣接する各給・排水基盤C、C,C相互は連結され斜面部における固定安全性を確保できることになる。
なお、連結ベルト9に前述の実施形態と同様に保護ネットを一体に取り付けることもできる。
B.......ル−トガ−ド
C.......給・排水基盤(保水給排水手段)
D.......客土層
N.......保護ネット
R.......勾配屋根の設置面
1.......保水部
2.......排水部
2a......通直管
h.......通直管相互の交差部
3.......係止手段
4.......中空体
4a......基部
5.......開口部
6.......中空体のブラケット部
7.......開口部周縁における斜面を有する立壁
8.......頂部
Claims (10)
- 建造物の屋上、屋根等に設置される植物の植栽装置であって、上方から浸透する雨水あるいはその他の手段による潅水等を保持・排水し、保持した水分を植物の根部に供給するとともに積層される土壌を把持するための給・排水基盤と、屋上、屋根等の下地面に固着され前記給・排水基盤を係止するために該給・排水基盤に貫通する複数の係合部と、各係合部を間に架設される連結ベルトを具えたことを特徴とする植栽装置。
- 請求項1記載の植栽装置において、前記係合部は給・排水基盤の底部に形成した開口部とこの開口部に嵌合する中空体とそのブラケット部により構成するとともに前記中空体は基部とこれに着脱可能な頂部を具えて、頂部の着脱により中空体の高さ調整を自在になし得るようにしことを特徴とする植栽装置。
- 請求項2記載の植栽装置において、前記連結ベルトは前記中空体が嵌合する複数の係合孔を具え、この係合孔に中空体を嵌合して複数の中空体を連結することにより前記給・排水基盤の屋上、屋根等の下地面への固定を強化するようにしたことを特徴とする植栽装置。
- 請求項3記載の植栽装置において、連結ベルトは金属、樹脂又は繊維のいずれかで構成したことを特徴とする植栽装置。
- 請求項3記載の植栽装置において、連結ベルトは、中空体に嵌合する輪状部を金属、樹脂又は繊維のいずれかの紐状体で構成したことを特徴とする植栽装置。
- 請求項1ないし5いずれか記載の植栽装置において、前記給・排水基盤の上面には防風、植物保持のための保護ネットを設け、この保護ネットは各連結ベルト相互間に形成したことを特徴とする植栽装置。
- 請求項6記載の植栽装置において、前記保護ネットは連結ベルトと一体に形成したことを特徴とする植栽装置。
- 請求項2ないし7において、給・排水基盤に排水部と保水部を設け、前記排水部は縦横に交叉連通して形成される通直管により構成され、前記保水部は各通直管により囲繞されて形成される凹部空間により構成するとともに、中空体のブラケット部が嵌合する給・排水基盤底部における開口部の周縁には傾斜面を形成して中空体の開口部への投入時に中空体のブラケット部は前記傾斜面を滑落して開口部に嵌合するようにしたことを特徴とする植栽装置。
- 請求項8記載の植栽装置において、中空体の基部および基部に嵌合する頂部は外郭を円錐台形状に構成したことを特徴とする植栽装置。
- 取り付け面に載置される植栽トレーと、植栽装置の取り付け面に固定されて前記植栽トレーに貫通してこれを固定する支柱と、各植栽トレーに貫通する前記支柱群を係止する連結バンドを具えてなる植栽装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007048446A JP4922786B2 (ja) | 2007-02-28 | 2007-02-28 | 植栽装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007048446A JP4922786B2 (ja) | 2007-02-28 | 2007-02-28 | 植栽装置 |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008206485A true JP2008206485A (ja) | 2008-09-11 |
JP2008206485A5 JP2008206485A5 (ja) | 2009-09-03 |
JP4922786B2 JP4922786B2 (ja) | 2012-04-25 |
Family
ID=39783351
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007048446A Expired - Fee Related JP4922786B2 (ja) | 2007-02-28 | 2007-02-28 | 植栽装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4922786B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010071036A (ja) * | 2008-09-22 | 2010-04-02 | Tajima Roofing Inc | 勾配屋根の緑化構造と緑化工法 |
Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1132579A (ja) * | 1997-07-23 | 1999-02-09 | Tajima Roofing Co Ltd | 植栽装置 |
JP2000125662A (ja) * | 1998-10-29 | 2000-05-09 | Tajima Roofing Co Ltd | 植栽装置とその植栽層構造 |
JP2001008546A (ja) * | 1999-06-29 | 2001-01-16 | Tajima Roofing Co Ltd | 勾配部用植栽装置 |
JP2001161166A (ja) * | 1999-12-08 | 2001-06-19 | Tajima Roofing Co Ltd | 育苗容器と植物苗の植えつけ構造ならびに前記育苗容器による植物苗を植えつけた植栽装置。 |
JP2002272259A (ja) * | 2001-03-21 | 2002-09-24 | Dokoo:Kk | 建築構造物の面材に対する緑化システム |
JP2003219729A (ja) * | 2001-11-22 | 2003-08-05 | Lonseal Corp | 植栽マットの施工法 |
JP2004298146A (ja) * | 2003-04-01 | 2004-10-28 | Tajima Roofing Co Ltd | 植栽装置とドレインパン。 |
JP2006296211A (ja) * | 2005-04-15 | 2006-11-02 | Tajima Roofing Co Ltd | 植栽装置と給・排水基盤。 |
-
2007
- 2007-02-28 JP JP2007048446A patent/JP4922786B2/ja not_active Expired - Fee Related
Patent Citations (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH1132579A (ja) * | 1997-07-23 | 1999-02-09 | Tajima Roofing Co Ltd | 植栽装置 |
JP2000125662A (ja) * | 1998-10-29 | 2000-05-09 | Tajima Roofing Co Ltd | 植栽装置とその植栽層構造 |
JP2001008546A (ja) * | 1999-06-29 | 2001-01-16 | Tajima Roofing Co Ltd | 勾配部用植栽装置 |
JP2001161166A (ja) * | 1999-12-08 | 2001-06-19 | Tajima Roofing Co Ltd | 育苗容器と植物苗の植えつけ構造ならびに前記育苗容器による植物苗を植えつけた植栽装置。 |
JP2002272259A (ja) * | 2001-03-21 | 2002-09-24 | Dokoo:Kk | 建築構造物の面材に対する緑化システム |
JP2003219729A (ja) * | 2001-11-22 | 2003-08-05 | Lonseal Corp | 植栽マットの施工法 |
JP2004298146A (ja) * | 2003-04-01 | 2004-10-28 | Tajima Roofing Co Ltd | 植栽装置とドレインパン。 |
JP2006296211A (ja) * | 2005-04-15 | 2006-11-02 | Tajima Roofing Co Ltd | 植栽装置と給・排水基盤。 |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010071036A (ja) * | 2008-09-22 | 2010-04-02 | Tajima Roofing Inc | 勾配屋根の緑化構造と緑化工法 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP4922786B2 (ja) | 2012-04-25 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP5142498B2 (ja) | 草木用の植栽装置と植栽構造 | |
JP2008043241A5 (ja) | ||
JP2004503257A (ja) | 好ましい縁システムを備えたパネルを有したモジュール式緑化屋上 | |
JP2010227045A (ja) | 壁面緑化構造 | |
JP4097554B2 (ja) | 植栽装置とドレインパン。 | |
JP2009077687A (ja) | 緑化駐車場 | |
JP3581275B2 (ja) | 植栽装置 | |
JP4922786B2 (ja) | 植栽装置 | |
JP4226174B2 (ja) | 育苗容器と植物苗の植えつけ構造ならびに前記育苗容器による植物苗を植えつけた植栽装置。 | |
JP4801369B2 (ja) | 植栽装置と給・排水基盤。 | |
JP2008206485A5 (ja) | ||
JP4920263B2 (ja) | 屋上又は屋根における植栽構造とこれに使用する樹木等植物の引張装置。 | |
JP2006296211A5 (ja) | ||
JP3286753B2 (ja) | 植栽装置における端部処理構造と端部処理部材 | |
JP3015897B2 (ja) | 植栽装置の構築方法 | |
JP2010071036A (ja) | 勾配屋根の緑化構造と緑化工法 | |
JP2010071036A5 (ja) | ||
JP2009195111A5 (ja) | ||
JP2009195111A (ja) | 植栽装置と給・排水ユニットおよび植栽構造。 | |
JP4906250B2 (ja) | 緑化基盤構造 | |
US20020073615A1 (en) | Elevated gazebo garden planter | |
JP2009165406A (ja) | 植物根の係着を強化した植栽装置 | |
JP5395420B2 (ja) | 植栽装置とその構築方法 | |
JP2009165406A5 (ja) | ||
JP5188548B2 (ja) | 緑化基盤構造 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20081016 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20090312 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20090716 |
|
A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20101108 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110621 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110802 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120117 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120206 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150210 Year of fee payment: 3 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |