JP4922683B2 - 温室の内張りフィルム構造及びスペーサ部材 - Google Patents

温室の内張りフィルム構造及びスペーサ部材 Download PDF

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本発明は、温室の側面を形成する側面外被の内側に配設される温室の内張りフィルム構造及び該内張りフィルム構造に用いられる空気層形成用のスペーサ部材に関する。
温室の側面は、パイプ材やH鋼等からなる骨組み材の外側に、プラスチックフィルム等からなる側面外被が固定されて形成される。施設の設置地域の気象条件にもよるが、夏季を中心とした気温の高い時期は、通常、この側面外被のみで対応するものの、冬季を中心とした前後数ヶ月の気温の低い時期は、輻射による側面外被を通じての温室内の熱の損失が大きいため、側面外被の内側に、内張りフィルムを配設することが行われている。側面外被と内張りフィルムとにより、2重構造になるため、これらのフィルムを通じての熱損失が減少し、断熱効果を高める。但し、この内張りフィルムは、気温の高い時期は必要ないため、温室の側面外被の内側において、温室の長手方向に沿って張ったワイヤ部材等にその上端縁を吊り下げ支持することで、容易に取り外しできるようになっている。
しかしながら、側面外被と一層の内張りフィルムだけでは、厳冬期等における熱損失の抑制を図るには十分とは言い難い面もあった。特に、近年の石油価格の高騰もあり、暖房経費の節減のため、より高い断熱効果を期待できる内張りフィルム構造の開発が望まれていた。
本発明は上記に鑑みなされたものであり、高い断熱効果が期待でき、暖房経費の節減を図ることができる温室の内張りフィルム構造及び該内張りフィルム構造に用いられる空気層形成用のスペーサ部材を提供することを課題とする。
上記した課題を解決するため、請求項1記載の本発明では、温室の側面を形成する側面外被の内側に配設される温室の内張りフィルム構造であって、
側面外被寄りに配設される第1の内張りフィルムと、
前記第1の内張りフィルムに対して、該第1の内張りフィルムよりも内方に間隔をもって、かつ、温室内に配置された上端支持部材によって上端縁が支持されることにより吊り下げられて配設され、前記第1の内張りフィルムとの間に空気層を形成可能な第2の内張りフィルムと
所定の厚みを有する断熱性部材からなり、前記第1の内張りフィルムの内面に接した状態で、該第1の内張りフィルムと共に温室の側面を形成する骨組み材に固定手段により固定され、前記第1の内張りフィルムと第2の内張りフィルムとの間に前記所定の厚みに相当する間隔の空気層を形成するスペーサ部材と
を備えることを特徴とする温室の内張りフィルム構造を提供する。
請求項2記載の本発明では、前記スペーサ部材における前記第1の内張りフィルムとの接合面には、前記固定手段としてのマグネット部材が設けられており、該マグネット部材の磁力により、前記温室の側面を形成する骨組み材に固定されることを特徴とする請求項1記載の温室の内張りフィルム構造を提供する。
請求項3記載の本発明では、前記スペーサ部材には、第2の内張りフィルムの下端縁を所定の高さ引き上げた状態で支持できるフィルム支持部を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の温室の内張りフィルム構造を提供する。
請求項4記載の本発明では、前記第2の内張りフィルムを巻き上げるための巻き上げ機構を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の温室の内張りフィルム構造を提供する。
請求項5記載の本発明では、温室の側面を形成する側面外被の内側に配設され、温室の側面外被寄りに配設される第1の内張りフィルムと、前記第1の内張りフィルムのさらに内方に配設される第2の内張りフィルムとの間に配設され、両者間に空気層を形成する空気層形成用のスペーサ部材であって、
所定の厚みを有する断熱性部材からなり、前記第1の内張りフィルムの内面に接した状態で、該第1の内張りフィルムと共に温室の側面を形成する骨組み材に固定される固定手段を備えてなることを特徴とするスペーサ部材を提供する。
請求項6記載の本発明では、前記固定手段が、前記第1の内張りフィルムとの接合面に設けられ、磁力により前記温室の側面を形成する骨組み材に固定されるマグネット部材からなることを特徴とする請求項記載のスペーサ部材を提供する。
請求項7記載の本発明では、前記第2の内張りフィルムの下端縁を所定の高さ引き上げた状態で支持できるフィルム支持部を備えることを特徴とする請求項5又は6記載の温室のスペーサ部材を提供する。
本発明によれば、第1の内張りフィルムと、該第1の内張りフィルムに対して間隔をもって配設される第2の内張りフィルムを備えた二層構造になっている。これにより、両者の間に空気層が形成されるため、断熱効果をより高めることができ、暖房効率を高め、暖房経費を節減できる。
また、第1の内張りフィルムと第2の内張りフィルムとの間に空気層を形成するスペーサ部材として、断熱性部材からなるものを用いると、スペーサ部材を介しての熱の損失も抑制できる。また、スペーサ部材に、第2の内張りフィルムの下端縁を所定の高さ引き上げた状態で支持できるフィルム支持部を設けると、第2の内張りフィルムをたくし上げることで、室内温度の調整を行うことができる。第2の内張りフィルムを巻き上げ可能な構成とした場合にも、同様に室内温度の調整を容易に行うことができる。
以下、図面に示した実施形態に基づき本発明をさらに詳細に説明する。図1〜図7は、本発明の―の実施形態にかかる温室の内張りフィルム構造を示す図である。この内張りフィルム構造は、第1の内張りフィルム10、第2の内張りフィルム20及びスペーサ部材30を有して構成される。
ここで、温室100は、図1及び図2に示したように、パイプ材や鋼材などを用いて組み立てた骨組み材110に、天井面を形成する天井部外被120や側面を形成する側面外被130等が支持されて形成されている。天井部外被120や側面外被130は、プラスチックフィルムなどから形成されており、上記骨組み材110に、たるみのないように張られている。
上記した側面外被130及び骨組み材110の内側には、温室100の長手方向に沿って所定高さの位置に、ワイヤ、パイプ材等からなる上端支持部材40が配設されており、第1の内張りフィルム10は、この上端支持部材40に、上端縁が挟持されて吊り下げ支持されている。従来、気温の低い時期に設ける内張り部材は、この第1の内張りフィルム10と同様に設けられ、側面外被130に対して、骨組み材110の厚さ(直径)分ほどの間隔をもって配設されており、第1の内張りフィルム10のみによっても、側面外被130のみと比較すれば、断熱効果が高くなっていることは上記したとおりであるが、本発明では、これに加えて第2の内張りフィルム20を備えることで、断熱効果のさらなる向上を図ったものである。
第2の内張りフィルム20は、その上端縁が、上記した第1の内張りフィルム10と同様に、温室100内に配設した上端支持部材40によって支持されて吊り下げられている。第2の内張りフィルム20をそのまま吊り下げただけでは、第1の内張りフィルム10との間に空気層を形成することが困難になるため、両者の間にスペーサ部材30を配設している。なお、第1の内張りフィルム10及び第2の内張りフィルム20は、側面外被130と同様のプラスチックフィルムを用いることができる。
本実施形態のスペーサ部材30は、断熱効果を高めるため、好ましくは、発泡スチロール等の断熱性部材から形成される。スペーサ部材30は、図3及び図4に示したように、所定の長さを有する柱状で、平面視で断面略半楕円状に形成されており、一面が第1の内張りフィルム10との接合面31になっている。接合面31には、固定手段としてのマグネット部材32が取り付けられており、このマグネット部材32が骨組み材110に吸着することで、スペーサ部材30は、該骨組み材110に支持される。より具体的には、接合面31が、第1の内張りフィルム10の内面に接合され、該第1の内張りフィルム10を介して骨組み材110にマグネット部材32が吸着する。この結果、第1の内張りフィルム10は、スペーサ部材30によって、骨組み材110に押し付けられた状態になる。スペーサ部材30の長さは、0.5〜1.5m程度とすることが好ましい。この範囲の長さであれば、第1の内張りフィルム10を骨組み材110に確実に押さえつけることができる。スペーサ部材30は、その厚み(接合面31から反対面(第2の内張りフィルム20の接触面33)までの厚み)が、5〜15cmであることが好ましく、さらには5〜10cmであることがより好ましい。第1の内張りフィルム10と第2の内張りフィルム20は、スペーサ部材30を隔てて配設されることになることから、スペーサ部材30の厚みが2つのフィルム10,20間に形成される空気層の大きさになるが、この程度の間隙があれば、空気層として十分な断熱効果を期待できる。
スペーサ部材30の第2の内張りフィルム20との接触面33には、図5に示したように、長手方向中途部に、フィルム支持部としての溝部33aを形成することが好ましい。図6(a),(b)に示したように、第2の内張りフィルム20の下端縁に、重りとしてのパイプ材21を取り付けておくことで、このパイプ材21を溝部33aに引っかけるようにすれば、第2の内張りフィルム20と地面との間に隙間ができる。これにより、例えば、室内温度が高い場合に、このような状態にすれば、空気の循環が促され、室内温度を調整することができる。なお、図6(a),(b)に示したように、第2の内張りフィルム20の下端縁を地面付近まで垂れ下げた状態で、第2の内張りフィルム20の中途部に連結した中途部支持用パイプ22を溝部33aに支持させれば、第2の内張りフィルム20の中途部と第1の内張りフィルム10が静電気等によって付着した状態になることを抑制できる。
本実施形態によれば、第1の内張りフィルム10を、従来と同様に上端支持部材40によって吊り下げ支持した後、第1の内張りフィルム10を介して、スペーサ部材30を骨組み材110に固着する。骨組み材110への固着は、本実施形態のようにマグネット部材32を用いることで、第1の内張りフィルム10に穴を開けたりする必要もなく、極めて容易に行うことができる。そして、上記したように、第2の内張りフィルム20を上端支持部材40により支持して垂れ下げる。すると、第1の内張りフィルム10の内面には、所定の厚みのスペーサ部材30が存在するため、第2の内張りフィルム20は、該スペーサ部材30の内側に位置することになる。これにより、第1の内張りフィルム10と第2の内張りフィルム20との間に、空気層が形成され、内張りフィルムを1枚用いていた従来の手段と比較し、断熱効果を高めることができる。
温室100内の温度を下げたい場合には、第2の内張りフィルム20のパイプ材21を持ち上げ、溝部33aに引っかける。これにより、第1の内張りフィルム10と第2の内張りフィルム20との間の空気層が解消され、側面外被130及び第1の内張りフィルム10のみになるため、夜間などにおいて、熱が逃げやすくなる。
なお、上記した説明では、パイプ材21を持ち上げることによって、第2の内張りフィルム20をたくし上げているが、図7に示したように、第2の内張りフィルム20を下端縁から又は中途から巻き取る巻き取り装置25を設け、巻き取り装置25を操作して巻き上げる構成とすることも可能である。
図8及び図9は、本発明の他の実施形態を示す。これらの図に示したように、本実施形態のスペーサ部材300は、端部に、第2の内張りフィルム20を第1の内張りフィルム10と共に支持する上端支持部材40に係合される係合部310と、該係合部310よりも温室100の内方に位置する内方突出部320とを備えて構成される。スペーサ部材300は、本実施形態では、金属線材を折り曲げて形成している。具体的には、この金属線材は、所定幅の下端支持部330を挟んで、左右対称に形成されており、下端支持部330の両側部から温室100の内方に向かって屈曲し、その後、上方に向かって屈曲してそのまま所定の長さ直線状に延ばされることで内方突出部320が形成され、さらに、その上部付近で、側面からみて開放端が上向きの略U字状の溝部340が作られるように、温室100の外方に向かって曲成した後、各端部を下側に曲成することで係合部310を形成している。従って、本実施形態のスペーサ部材300は、係合部310を上端支持部材40に引っかけるだけで配設できる。このため、配設作業が非常に簡易である。
このようにしてスペーサ部材300を配設すると、第2の内張りフィルム20は、上端縁が上端支持部材40に支持されて吊り下げられ、内方突出部320に接触して支持されることになる。下端支持部330は、第1の内張りフィルム10を介して骨組み材110に押し付けられているため、下端支持部330と内方突出部320との間隙が、第1の内張りフィルム10と第2の内張りフィルム20との間に形成される空気層になる。従って、下端支持部330と内方突出部320との間隔は、上記実施形態と同様に、5〜15cm、好ましくは、5〜10cmの範囲で設定される。
溝部340は、第2の内張りフィルム20をたくし上げて収納するフィルム支持部を構成する。この際、上記実施形態のように、第2の内張りフィルム20の下端縁にパイプ材(図示せず)を連結し、このパイプ材を溝部340に係合させるようにすれば、容易にたくし上げることができる。
なお、上記実施形態では、第2の内張りフィルム20を収容するための溝部340しか形成していないが、例えば、図10に示したように、下端支持部330の前端縁を上方に折り曲げることで、第1の内張りフィルム10をたくし上げて収納可能な補助溝部(補助フィルム支持部)360を設けた構成とすることもできる。第2の内張りフィルム20を上記溝部340に収納して支持させ、第1の内張りフィルム10の下端縁を上記と同様にパイプ材(図示せず)などに連結し、該パイプ材をこの補助溝部360に支持させることにより、実質的に内張りを配設しない状態に近づけることができる。従って、この場合には、室内温度をより効率よく低下方向に調整できる。また、第1及び第2の内張りフィルム10,20をたくし上げ可能であるため、さらに側面外被130を巻き取り装置などにより開放すれば、換気も可能になる。
また、上記実施形態では、スペーサ部材300を、金属線材を曲成して形成しているが、金属線材から形成するのではなく、側面からみて同形状に加工した金属板材を用いることもできる。また、合成樹脂などを材料として、型を用いて上記と同様の形状に成形することもできる。さらに、本実施形態においても、スペーサ部材300として断熱性部材からなるものを用いることが好ましいことは、上記実施形態と同様である。
図1は、本発明の一の実施形態にかかる内張りフィルム構造を用いた温室の概略構造を示す図である。 図2は、上記一の実施形態にかかる内張りフィルム構造と側面外被との関係を説明するための図である。 図3は、上記一の実施形態で用いたスペーサ部材を示す斜視図である。 図4は、上記一の実施形態にかかる内張りフィルム構造の要部を示す図である。 図5は、上記一の実施形態で用いたスペーサ部材の好ましい態様を示す斜視図である。 図6(a),(b)は、上記一の実施形態にかかるスペーサ部材のフィルム支持部に第2の内張りフィルムをたくし上げる過程を説明するための図である。 図7は、上記一の実施形態において、第2の内張りフィルムを巻き取り装置によって巻き上げる構成とした場合の要部を示す図である。 図8は、本発明の他の実施形態にかかるスペーサ部材を用いた内張りフィルム構造を示す図である。 図9は、上記他の実施形態にかかるスペーサ部材を示す斜視図である。 図10は、上記他の実施形態で用いたスペーサ部材の他の態様を示す斜視図である。
符号の説明
10 第1の内張りフィルム10
20 第2の内張りフィルム
30 スペーサ部材
31 接合面
32 マグネット部材
33a 溝部
40 上端支持部材
100 温室
110 骨組み材
130 側面外被
300 スペーサ部材
310 係合部
320 内方突出部
340 溝部
360 補助溝部

Claims (7)

  1. 温室の側面を形成する側面外被の内側に配設される温室の内張りフィルム構造であって、
    側面外被寄りに配設される第1の内張りフィルムと、
    前記第1の内張りフィルムに対して、該第1の内張りフィルムよりも内方に間隔をもって、かつ、温室内に配置された上端支持部材によって上端縁が支持されることにより吊り下げられて配設され、前記第1の内張りフィルムとの間に空気層を形成可能な第2の内張りフィルムと
    所定の厚みを有する断熱性部材からなり、前記第1の内張りフィルムの内面に接した状態で、該第1の内張りフィルムと共に温室の側面を形成する骨組み材に固定手段により固定され、前記第1の内張りフィルムと第2の内張りフィルムとの間に前記所定の厚みに相当する間隔の空気層を形成するスペーサ部材と
    を備えることを特徴とする温室の内張りフィルム構造。
  2. 前記スペーサ部材における前記第1の内張りフィルムとの接合面には、前記固定手段としてのマグネット部材が設けられており、該マグネット部材の磁力により、前記温室の側面を形成する骨組み材に固定されることを特徴とする請求項1記載の温室の内張りフィルム構造。
  3. 前記スペーサ部材には、第2の内張りフィルムの下端縁を所定の高さ引き上げた状態で支持できるフィルム支持部を備えることを特徴とする請求項1又は2記載の温室の内張りフィルム構造。
  4. 前記第2の内張りフィルムを巻き上げるための巻き上げ機構を有することを特徴とする請求項1〜3のいずれか1に記載の温室の内張りフィルム構造。
  5. 温室の側面を形成する側面外被の内側に配設され、温室の側面外被寄りに配設される第1の内張りフィルムと、前記第1の内張りフィルムのさらに内方に配設される第2の内張りフィルムとの間に配設され、両者間に空気層を形成する空気層形成用のスペーサ部材であって、
    所定の厚みを有する断熱性部材からなり、前記第1の内張りフィルムの内面に接した状態で、該第1の内張りフィルムと共に温室の側面を形成する骨組み材に固定される固定手段を備えてなることを特徴とするスペーサ部材。
  6. 前記固定手段が、前記第1の内張りフィルムとの接合面に設けられ、磁力により前記温室の側面を形成する骨組み材に固定されるマグネット部材からなることを特徴とする請求項記載のスペーサ部材。
  7. 前記第2の内張りフィルムの下端縁を所定の高さ引き上げた状態で支持できるフィルム支持部を備えることを特徴とする請求項5又は6記載の温室のスペーサ部材。
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