JP4921915B2 - 姿勢変更補助装置および椅子 - Google Patents
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Description
この装置においては、臀部を支持するエアバッグ内の空気量を増加させる一方、膝よりの大腿部を支持するエアバッグ内の空気量を減少させると、臀部側が持ち上がり膝側が下がるため、着座者に力を使わせることなく着座者に前傾姿勢をとらせることができる。また、臀部を支持するエアバッグ内の空気量を減少させる一方、膝よりの大腿部を支持するエアバッグ内の空気量を増加させると、臀部側が下がり膝側が持ち上がる、着座者に力を使わせることなく着座者に後傾姿勢をとらせることができる。
まず、本発明の一実施形態に係る姿勢変更補助装置1の構成について説明する。図1は、同姿勢変更補助装置1の外観図である。姿勢変更補助装置1は、同図に示したように、着座部2と、着座部2を作動させる作動部3とに大別される。この姿勢変更補助装置1の着座部2は椅子の座面に置かれ、着座部2の上に着座した着座者の姿勢を変化させる。
次に、連結部材30の平行部30Bの孔31には、雄ねじ50C,50Dが板状部材20B側から挿入される。孔31に挿入されて平行部30Bを貫通した雄ねじ50Cは板状部材20Aの雌ねじ61Cに嵌め合わされ、孔31に挿入されて平行部30Bを貫通した雄ねじ50Dは板状部材20Bの雌ねじ61Dに嵌め合わされる。これにより、平行部30Bは、板状部材20Aに固定される。
ここで、連結部材30は板状部材20A,20Bの間に挟まれ、平行部30Aが板状部材20Bに固定され、平行部30Bが板状部材20Aに固定された状態となる。板状部材20Aと板状部材20Bとの間で連結部材30がない部分は、隙間となっており、この隙間の部分にエアバッグ40A〜40Dが挿入されて着座部2が形成される。
次に、姿勢変更補助装置1の着座部2を図5に示したように椅子5上に置いて操作部120の各部を操作した時の動作について説明する。まず、スイッチSWのスライダSLがOFF側からON側へスライドさせられると、電源から制御部110、操作部120、エアポンプ130、電磁弁140A〜140D、電磁弁150A〜150Dへ電力が供給される。そして、制御部110においてROM112に記憶されている制御プログラムが実行される。
図5に示した状態において、板状部材20A上に着座した着座者がキーK1を操作すると、制御部110は、まず、電磁弁150A〜150Dを制御し、ホース80A〜80D内の空気の流れを遮断する。また、制御部110は、電磁弁140A〜140Dを制御し、エアポンプ130からエアバッグ40A〜40Dへ空気が流れるように、ホース70A〜70D内部を連通させる。
次に、図6に示した状態において、キーK2が操作された時の動作について説明する。図6に示した状態において、着座者がキーK2を操作すると、制御部110は、まず、電磁弁150A〜150Dを制御し、エアバッグ40A〜40Dからエアポンプ130へ空気が流れるように、ホース80A〜80D内部を連通させる。次に、制御部110は、エアポンプ130を制御し、ホース80A〜80Dを介してエアバッグ40A〜40D内の空気を吸気する。エアバッグ40A〜40D内の空気がエアポンプ130により吸気されると、エアバッグ40A〜40Dは収縮する。エアバッグ40A〜40Dが収縮すると、板状部材20Aが板状部材20Bと平行のまま下降し、板状部材20Aの下降に伴って、板状部材20Aに座っている着座者も下降する。制御部110は、エアポンプ130を制御してエアバッグ40A〜40D内から空気を排出させると、エアポンプ130を停止させる。
次に、図5に示した状態から操作レバーLを「前」側へ傾けたときの動作について説明する。図5に示した状態において、着座者が操作レバーLを「前」側に傾けると、制御部110は、まず、電磁弁140A〜140Dを制御し、エアポンプ130から各エアバッグに空気が流れるようにホース70A〜70D内部を連通させる。また、制御部110は、電磁弁150A〜150Dを制御し、ホース80A〜80D内の空気の流れを遮断する。次に、制御部110は、エアポンプ130を制御し、ホース70A〜70Dを介してエアバッグ40A〜40D内へ空気を供給する。これにより、各エアバッグは膨張を始める。
次に、図5に示した状態から操作レバーLを「後」側へ傾けたときの動作について説明する。図5に示した状態において、着座者が操作レバーLを「後」側に傾けると、制御部110は、まず、電磁弁140A〜140Dを制御し、エアポンプ130から各エアバッグに空気が流れるようにホース70A〜70D内部を連通させる。また、制御部110は、電磁弁150A〜150Dを制御し、ホース80A〜80D内の空気の流れを遮断する。次に、制御部110は、エアポンプ130を制御し、ホース70A〜70Dを介してエアバッグ40A〜40D内へ空気を供給する。これにより、各エアバッグは膨張を始める。
次に、図5に示した状態から操作レバーLを「右」側へ傾けたときの動作について説明する。図5に示した状態において、着座者が操作レバーLを「右」側に傾けると、制御部110は、まず、電磁弁140A〜140Dを制御し、エアポンプ130から各エアバッグに空気が流れるようにホース70A〜70D内部を連通させる。また、制御部110は、電磁弁150A〜150Dを制御し、ホース80A〜80D内の空気の流れを遮断する。次に、制御部110は、エアポンプ130を制御し、ホース70A〜70Dを介してエアバッグ40A〜40D内へ空気を供給する。これにより、各エアバッグは膨張を始める。
次に、図5に示した状態から操作レバーLを「左」側へ傾けたときの動作について説明する。図5に示した状態において、着座者が操作レバーLを「左」側に傾けると、制御部110は、まず、電磁弁140A〜140Dを制御し、エアポンプ130から各エアバッグに空気が流れるようにホース70A〜70D内部を連通させる。また、制御部110は、電磁弁150A〜150Dを制御し、ホース80A〜80D内の空気の流れを遮断する。
以上、本発明の実施形態について説明したが、例えば、上述した実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。
また、エアバッグ40Aの膨張量のみを他のエアバッグの膨張量より少なくして右斜め後方に板状部材20Aを傾斜させたり、エアバッグ40Bの膨張量のみを他のエアバッグの膨張量より少なくして左斜め後方に板状部材20Aを傾斜させたりして、前後左右以外に傾けるようにしてもよい。また、上述した実施形態においては、時間の経過とともに板状部材20Aの傾きを順次前後左右に変えるようにしてもよい。
また、上述した姿勢変更補助装置1を図12に示したように椅子の背もたれに配置し、各エアバッグを膨張または収縮させることにより、上半身の姿勢や位置を変えるようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、エアポンプによりエアバッグへの空気の供給およびエアバッグからの空気の排気を行っているが、エアバッグに空気を供給する際には、エアチャンバに空気をため、エアチャンバに接続されたホース70A〜70Dを介してエアバッグに空気を供給するようにしてもよい。また、エアバッグ内の空気の圧力を検知するセンサを設け、センサにより検知された圧力が所定の圧力以上となった場合にはエアバッグへの空気の供給を停止するようにしてもよい。この構成によれば、エアバッグが破裂するのを防ぐことができる。
Claims (6)
- 板状の第1部材と、
前記第1部材に対向する板状の第2部材と、
板状で前記第1部材と前記第2部材との間に位置し、一部が前記第1部材に固定されると共に、他の一部が前記第2部材に固定され、前記第1部材と前記第2部材とを離隔および近接可能に連結し、前記第1部材および前記第2部材より面積が狭い連結部材と、
前記第1部材と前記第2部材との間において、前記連結部材が位置していない位置に配設され、内部に保持する流体の量に応じて膨張および収縮する袋状の複数のバッグと、
前記複数のバッグ内の流体の量を制御する制御手段と、
を有する姿勢変更補助装置。 - 前記連結部材は、
帯状の第1平坦部と、前記第1平坦部と平行な帯状の第2平坦部と、前記第1平坦部と前記第2平坦部とを連結する連結部とを有し、前記第1平坦部が前記第1部材に固定されるとともに、前記第2平坦部の一部が前記第2部材に固定され、外部から加えられる力に応じて撓むこと
を特徴とする請求項1に記載の姿勢変更補助装置。 - 前記連結部材は、複数の同型の部材が積層されて形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の姿勢変更補助装置。
- 前記複数の部材が互いに固着されていないことを特徴とする請求項3に記載の姿勢変更補助装置。
- 前記制御手段は、前記複数の各バッグ内の流体の量を時間の経過に応じて個別に増減させることを特徴とする請求項1に記載の姿勢変更補助装置。
- 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の姿勢変更補助装置を備えた椅子。
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