JP4921915B2 - 姿勢変更補助装置および椅子 - Google Patents

姿勢変更補助装置および椅子 Download PDF

Info

Publication number
JP4921915B2
JP4921915B2 JP2006278672A JP2006278672A JP4921915B2 JP 4921915 B2 JP4921915 B2 JP 4921915B2 JP 2006278672 A JP2006278672 A JP 2006278672A JP 2006278672 A JP2006278672 A JP 2006278672A JP 4921915 B2 JP4921915 B2 JP 4921915B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
air
airbags
airbag
plate
control unit
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2006278672A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008093192A (ja
Inventor
省 齋藤
Original Assignee
有限会社さいとう工房
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by 有限会社さいとう工房 filed Critical 有限会社さいとう工房
Priority to JP2006278672A priority Critical patent/JP4921915B2/ja
Publication of JP2008093192A publication Critical patent/JP2008093192A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4921915B2 publication Critical patent/JP4921915B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Chair Legs, Seat Parts, And Backrests (AREA)
  • Mattresses And Other Support Structures For Chairs And Beds (AREA)

Description

本発明は、着座者の姿勢を変化させる技術に関する。
長時間の着座により生じる疲労、褥瘡、座骨近傍のうっ血を防ぐには、着座者の姿勢を変えて筋肉を動かしたり、身体において圧力がかかる場所を変えたりすることが有効である。しかし、姿勢を変化させることは健常者にとっては容易であるが、障害者や筋力の衰えがある者にとって、着座時に自身で姿勢を自由に変えるのは難しい。そこで、着座時に着座者の臀部を支持するエアバッグ、臀部よりの大腿部を支持するエアバッグ、膝よりの大腿部を支持するエアバッグを備え、これらのエアバッグ内の空気量を調整することにより着座者の姿勢変更を容易にする装置が考案されている(特許文献1参照)。
この装置においては、臀部を支持するエアバッグ内の空気量を増加させる一方、膝よりの大腿部を支持するエアバッグ内の空気量を減少させると、臀部側が持ち上がり膝側が下がるため、着座者に力を使わせることなく着座者に前傾姿勢をとらせることができる。また、臀部を支持するエアバッグ内の空気量を減少させる一方、膝よりの大腿部を支持するエアバッグ内の空気量を増加させると、臀部側が下がり膝側が持ち上がる、着座者に力を使わせることなく着座者に後傾姿勢をとらせることができる。
特開2000−350641号公報
さて、特許文献1に開示されている装置によれば、各々のエアバッグの空気量を調整することにより、着座者に前傾姿勢または後傾姿勢をとらせることができる。しかしながら、この装置においては、着座面の傾斜を大きくすると、エアバッグの大きさが不揃いになり、着座面に凹凸が生じてしまうこととなる。そして、着座面に凹凸が生じると、段差に触れる部分の圧力が高くなり、座り心地が悪くなるという問題が生じてしまう。
本発明は、上述した背景の下になされたものであり、その目的は、着座者に不快感を与えることなく着座面を傾斜させることにある。
上述した課題を解決するために本発明は、板状の第1部材と、前記第1部材に対向する板状の第2部材と、板状で前記第1部材と前記第2部材との間に位置し、一部が前記第1部材に固定されると共に、他の一部が前記第2部材に固定され、前記第1部材と前記第2部材とを離隔および近接可能に連結し、前記第1部材および前記第2部材より面積が狭い連結部材と、前記第1部材と前記第2部材との間において、前記連結部材が位置していない位置に配設され、内部に保持する流体の量に応じて膨張および収縮する袋状の複数のバッグと、前記複数のバッグ内の流体の量を制御する制御手段と、を有する姿勢変更補助装置を提供する。また、本発明は、上記姿勢変更補助装置を備えた椅子を提供する。
この構成においては、前記連結部材は、帯状の第1平坦部と、前記第1平坦部と平行な帯状の第2平坦部と、前記第1平坦部と前記第2平坦部とを連結する連結部とを有し、前記第1平坦部が前記第1部材に固定されるとともに、前記第2平坦部の一部が前記第2部材に固定され、外部から加えられる力に応じて撓むようにしてもよい。また、前記連結部材は、複数の同型の部材が積層されて形成されているようにしてもよい。また、前記複数の部材が互いに固着されていないようにしてもよい。また、前記制御手段は、前記複数の各バッグ内の流体の量を時間の経過に応じて個別に増減させるようにしてもよい。
本発明によれば、着座者に不快感を与えることなく着座面を傾斜させることができる。
[実施形態の構成]
まず、本発明の一実施形態に係る姿勢変更補助装置1の構成について説明する。図1は、同姿勢変更補助装置1の外観図である。姿勢変更補助装置1は、同図に示したように、着座部2と、着座部2を作動させる作動部3とに大別される。この姿勢変更補助装置1の着座部2は椅子の座面に置かれ、着座部2の上に着座した着座者の姿勢を変化させる。
図2(b)は、着座部2の上面図、図2(a)は、着座部2の左側面図、図2(c)は、着座部2の右側面図である。図2(a)〜図2(c)に示したように、着座部2は、板状部材20A,20B、連結部材30、4つのエアバッグ40A〜40D、連結部30を板状部材20A,20Bに固定するための雄ねじ50A〜50Dにより構成されている。
板状部材20A,20Bは、ジュラルミンで形成された矩形の部材である。板状部材20Aの前側の角部には、孔60Aと孔60Bとが設けられており、後側の角部には、雌ねじ61Cと雌ねじ61Dとが設けられている。また、板状部材20Bの前側の角部には、雌ねじ61Aと雌ねじ61Bとが設けられており、後側の角部には、孔60Cと孔60Dとが設けられている。なお、本実施形態においては、板状部材20A,20Bは、ジュラルミンで形成されているが、その材質はジュラルミンに限定されるものではなく、軽量で強度が高く、かつ、容易に撓むものであれば、他の金属やプラスチック、FRP(Fiberglass Reinforced Plastics)など、他の材質であってもよい。
連結部材30は、図3(b)に示したように、10枚のH型の連結部材30−1〜30−10が積層されて構成されている。なお、本実施形態においては、連結部材30−1〜30−10はステンレスで形成されており、互いに固着されてはおらず積み重ねられたままとなっている。なお、以下の説明においては、連結部材30において平行となっている部分を平行部30A,30Bと称し、各平行部を連結している部分を連結部30Cと称する。各平行部の端部には、連結部材を貫通する孔31が設けられている。
エアバッグ40A〜40Dは、プラスチックで形成されており、その形状が矩形で袋状となっている。エアバッグ40A〜40Dには、エアバッグ内に空気を流入させるためのホース70A〜70Dと、エアバッグ内の空気を排出するためのホース80A〜80Dとが接続されている。これらのホースを使用してエアバッグ内へ空気を供給したり、エアバッグ内の空気を排出したりすることにより、各エアバッグは膨張・収縮する。なお、本実施形態においては、エアバッグ40A〜40Dは、上方からみると矩形となっているが、エアバッグ40A〜40Dの形状は矩形に限定されるものはなく、例えば、円形やドーナツ形、楕円形など、他の形状であってもよい。また、エアバッグの材質についても、内部の空気が漏れることがない材質であれば、ポリウレタン、塩化ビニル、ゴム、繊維など、プラスチック以外の材質であってもよい。また、ゴムによりエアバッグを形成する場合には、エアバッグを布でできた袋内に納めるようにしてもよい。この態様によれば、エアバッグの膨張が制限されるのでエアバッグが破裂するのを防ぐことができる。
これら、板状部材20A,20B、連結部材30、および4つのエアバッグ40A〜40Dを組み合わせて着座部2を組み立てる際には、まず、板状部材20Bの上に連結部材30が載せられる。ここで、連結部材30を載せる際には、連結部材30の平行部30Aの孔31が、板状部材20Bの雌ねじ61A,61Bの孔と連通するようにして重ねられる。そして、連結部材30の上に板状部材20Aが載せられる。ここで、板状部材20Aを載せる際には、板状部材20Aの雌ねじ61C,61Dの孔が、連結部材30の平行部30Bの孔31と連通するようにして重ねられる。
そして、平行部30Aの孔31には、雄ねじ50A,50Bが板状部材20A側から挿入される。孔31に挿入されて平行部30Aを貫通した雄ねじ50Aは板状部材20Bの雌ねじ61Aに嵌め合わされ、孔31に挿入されて平行部30Aを貫通した雄ねじ50Bは板状部材20Bの雌ねじ61Bに嵌め合わされる。これにより、平行部30Aは板状部材20Bに固定される。
次に、連結部材30の平行部30Bの孔31には、雄ねじ50C,50Dが板状部材20B側から挿入される。孔31に挿入されて平行部30Bを貫通した雄ねじ50Cは板状部材20Aの雌ねじ61Cに嵌め合わされ、孔31に挿入されて平行部30Bを貫通した雄ねじ50Dは板状部材20Bの雌ねじ61Dに嵌め合わされる。これにより、平行部30Bは、板状部材20Aに固定される。
ここで、連結部材30は板状部材20A,20Bの間に挟まれ、平行部30Aが板状部材20Bに固定され、平行部30Bが板状部材20Aに固定された状態となる。板状部材20Aと板状部材20Bとの間で連結部材30がない部分は、隙間となっており、この隙間の部分にエアバッグ40A〜40Dが挿入されて着座部2が形成される。
次に、作動部3の構成について説明する。図4は、作動部3の構成を示したブロック図である。同図に示したように、作動部3は、制御部110、操作部120、エアポンプ130、電磁弁140A〜140D、電磁弁150A〜150D、エアポンプ130とエアバッグ40A〜40Dとを接続し、エアバッグ内へ空気を供給するためのホース70A〜70D、エアバッグ内の空気を排出するためのホース80A〜80Dとを有している。また、作動部3は、同図には図示していないが、作動部を動作させるための電源を有している。
操作部120は、着座者に操作されるスイッチSW、キーK1,K2、および操作レバーLとを有しており、制御部110に接続されている。スイッチSWは、図示せぬ電源から制御部110、操作部120、エアポンプ130、電磁弁140A〜140D、電磁弁150A〜150Dへ電力を供給するためのスライドスイッチであり、スライダSLがOFF側へスライドさせられると、電源から各部への電力の供給を遮断し、スライダSLがON側へスライドさせられると、電源からの電力を各部へ供給する。キーK1は、板状部材20Aを上昇させるときに操作されるキーであり、キーK2は、板状部材20Aを下降させるときに操作されるキーである。キーK1,K2は、着座者により押下されると、押下されたことを示す信号を制御部110へ出力する。操作レバーLは、板状部材20Aを傾けるためのレバーであり、「前」「後」「左」「右」の四方向に傾けることができる。操作レバーLは、四方向のいずれかの方向に傾けられると、傾けられた方向を示す信号を制御部110へ出力する。
制御部110は、CPU(Central Processing Unit)111、制御プログラムを記憶したROM(Read Only Memory)112、RAM(Random Access Memory)113を有した所謂ワンチップ型のマイクロコンピュータであり、ROM112に記憶されている制御プログラムを実行する。制御部110において制御プログラムが実行されると、操作部120が備えるキーやレバーにされた操作に応じてエアバッグ40A〜40D内の空気量を調整する機能が姿勢変更補助装置1において実現する。
エアポンプ130は、空気の排気および吸気を行うものである。エアポンプ130には、エアバッグ40Aに接続されたホース70A,80A、エアバッグ40Bに接続されたホース70B,80B、エアバッグ40Cに接続されたホース70C,80C、エアバッグ40Dに接続されたホース70D,80D、が接続されている。エアポンプ130は、制御部110の制御の下、ホース70A〜70Dを介してエアバッグ40A〜40Dへ空気を供給して各エアバッグを膨張させる。また、エアポンプ130は、ホース80A〜80Dを介してエアバッグ40A〜40D内にある空気を吸気し、各エアバッグを収縮させる。
電磁弁140A〜140Dは、ホース70A〜70Dに設けられており、制御部110の制御の下、ホース70A〜70Dの内部の空気の流れを制御する。また、電磁弁150A〜150Dは、ホース80A〜80Dに設けられており、制御部110の制御の下、ホース80A〜80Dの内部の空気の流れを制御する。
[実施形態の動作]
次に、姿勢変更補助装置1の着座部2を図5に示したように椅子5上に置いて操作部120の各部を操作した時の動作について説明する。まず、スイッチSWのスライダSLがOFF側からON側へスライドさせられると、電源から制御部110、操作部120、エアポンプ130、電磁弁140A〜140D、電磁弁150A〜150Dへ電力が供給される。そして、制御部110においてROM112に記憶されている制御プログラムが実行される。
制御プログラムを実行した制御部110は、まず、電磁弁140A〜140Dを制御し、ホース70A〜70D内の空気の流れを遮断する。また、制御部110は、電磁弁150A〜150Dを制御し、エアバッグ40A〜40Dからエアポンプ130へ空気が流れるように、ホース80A〜80D内部を連通させる。
次に、制御部110は、エアポンプ130を制御し、ホース80A〜80Dを介してエアバッグ40A〜40D内の空気を吸気する。エアバッグ40A〜40D内の空気がエアポンプ130により吸気されると、エアバッグ40A〜40Dは収縮し、図5に示したように、板状部材20Aと、連結部材30と、板状部材20Bは、各々平行に積み重なる。
(キーK1を操作したときの動作)
図5に示した状態において、板状部材20A上に着座した着座者がキーK1を操作すると、制御部110は、まず、電磁弁150A〜150Dを制御し、ホース80A〜80D内の空気の流れを遮断する。また、制御部110は、電磁弁140A〜140Dを制御し、エアポンプ130からエアバッグ40A〜40Dへ空気が流れるように、ホース70A〜70D内部を連通させる。
次に、制御部110は、エアポンプ130を制御し、ホース70A〜70Dを介してエアバッグ40A〜40D内へ空気を供給する。エアポンプ130からエアバッグ40A〜40Dに向けて空気が供給されると、ホース80A〜80D内の空気の流れは遮断されているため、エアバッグ40A〜40Dは、エアバッグ内に供給される空気により、図6に示したように膨張する。エアバッグ40A〜40Dが膨張すると、板状部材20Aが板状部材20Bと平行のまま上昇し、板状部材20Aの上昇に伴って、板状部材20Aに座っている着座者も上昇する。
制御部110は、エアポンプ130を制御してエアバッグ40A〜40D内に所定量の空気を供給すると、電磁弁140A〜140Dを制御し、ホース70A〜70D内の空気の流れを遮断した後、エアポンプ130を停止させる。ここで、電磁弁140A〜140Dと電磁弁150A〜150Dにより、ホース70A〜70Dと、ホース80A〜80D内の空気の流れは遮断されているため、エアバッグ40A〜40Dは膨張したままとなり、図6に示した状態が維持される。
(キーK2を操作したときの動作)
次に、図6に示した状態において、キーK2が操作された時の動作について説明する。図6に示した状態において、着座者がキーK2を操作すると、制御部110は、まず、電磁弁150A〜150Dを制御し、エアバッグ40A〜40Dからエアポンプ130へ空気が流れるように、ホース80A〜80D内部を連通させる。次に、制御部110は、エアポンプ130を制御し、ホース80A〜80Dを介してエアバッグ40A〜40D内の空気を吸気する。エアバッグ40A〜40D内の空気がエアポンプ130により吸気されると、エアバッグ40A〜40Dは収縮する。エアバッグ40A〜40Dが収縮すると、板状部材20Aが板状部材20Bと平行のまま下降し、板状部材20Aの下降に伴って、板状部材20Aに座っている着座者も下降する。制御部110は、エアポンプ130を制御してエアバッグ40A〜40D内から空気を排出させると、エアポンプ130を停止させる。
(操作レバーを前側へ傾けたときの動作)
次に、図5に示した状態から操作レバーLを「前」側へ傾けたときの動作について説明する。図5に示した状態において、着座者が操作レバーLを「前」側に傾けると、制御部110は、まず、電磁弁140A〜140Dを制御し、エアポンプ130から各エアバッグに空気が流れるようにホース70A〜70D内部を連通させる。また、制御部110は、電磁弁150A〜150Dを制御し、ホース80A〜80D内の空気の流れを遮断する。次に、制御部110は、エアポンプ130を制御し、ホース70A〜70Dを介してエアバッグ40A〜40D内へ空気を供給する。これにより、各エアバッグは膨張を始める。
制御部110は、各エアバッグに所定量の空気を供給すると、電磁弁140C,140Dを制御し、ホース70C,70D内の空気の流れを遮断する。これにより、エアバッグ40C,40Dへの空気の供給が停止され、エアバッグ40C,40Dの膨張が停止する。この後、制御部110は、エアバッグ40A,40Bへの空気の供給を続け、エアバッグ40A,40Bについて、さらに所定量の空気を供給すると、電磁弁140A,140Bを制御し、ホース70A,70B内の空気の流れを遮断する。これにより、エアバッグ40A,40Bへの空気の供給も停止され、エアバッグ40A,40Bの膨張も停止する。
ここで、エアバッグ40A,40Bには、エアバッグ40C,40Dより多くの空気が供給されたため、その膨張量はエアバッグ40C,40Dより大となり、エアバッグ40A〜40Dの上に載っている板状部材20Aは、エアバッグ40A,40B側がエアバッグ40C,40D側より高くなる。エアバッグ40A,40B側が高くなると、図7に示したように、着座者の臀部の位置が着座者の膝の位置より高くなり、着座者は前傾姿勢をとることとなる。
(操作レバーを後側へ傾けたときの動作)
次に、図5に示した状態から操作レバーLを「後」側へ傾けたときの動作について説明する。図5に示した状態において、着座者が操作レバーLを「後」側に傾けると、制御部110は、まず、電磁弁140A〜140Dを制御し、エアポンプ130から各エアバッグに空気が流れるようにホース70A〜70D内部を連通させる。また、制御部110は、電磁弁150A〜150Dを制御し、ホース80A〜80D内の空気の流れを遮断する。次に、制御部110は、エアポンプ130を制御し、ホース70A〜70Dを介してエアバッグ40A〜40D内へ空気を供給する。これにより、各エアバッグは膨張を始める。
制御部110は、各エアバッグに所定量の空気を供給すると、電磁弁140A,140Bを制御し、ホース70A,70B内の空気の流れを遮断する。これにより、エアバッグ40A,40Bへの空気の供給が停止され、エアバッグ40A,40Bの膨張が停止する。この後、制御部110は、エアバッグ40C,40Dへの空気供給を続け、エアバッグ40C,40Dについて、さらに所定量の空気を供給すると、電磁弁140C,140Dを制御し、ホース70C,70D内の空気の流れを遮断する。これにより、エアバッグ40C,40Dへの空気の供給も停止され、エアバッグ40C,40Dの膨張も停止する。
ここで、エアバッグ40C,40Dには、エアバッグ40A,40Bより多くの空気が供給されたため、その膨張量はエアバッグ40A,40Bより大となり、エアバッグ40A〜40Dの上に載っている板状部材20Aは、エアバッグ40C,40D側がエアバッグ40A,40B側より高くなる。エアバッグ40C,40D側が高くなると、図8に示したように、着座者の膝の位置が着座者の臀部の位置より高くなり、着座者は後傾姿勢をとることとなる。
(操作レバーを右側へ傾けたときの動作)
次に、図5に示した状態から操作レバーLを「右」側へ傾けたときの動作について説明する。図5に示した状態において、着座者が操作レバーLを「右」側に傾けると、制御部110は、まず、電磁弁140A〜140Dを制御し、エアポンプ130から各エアバッグに空気が流れるようにホース70A〜70D内部を連通させる。また、制御部110は、電磁弁150A〜150Dを制御し、ホース80A〜80D内の空気の流れを遮断する。次に、制御部110は、エアポンプ130を制御し、ホース70A〜70Dを介してエアバッグ40A〜40D内へ空気を供給する。これにより、各エアバッグは膨張を始める。
制御部110は、各エアバッグに所定量の空気を供給すると、電磁弁140A,140Cを制御し、ホース70A,70C内の空気の流れを遮断する。これにより、エアバッグ40A,40Cへの空気の供給が停止され、エアバッグ40A,40Cの膨張が停止する。この後、制御部110は、エアバッグ40B,40Dへの空気供給を続け、エアバッグ40B,40Dについて、さらに所定量の空気を供給すると、電磁弁140B,140Dを制御し、ホース70B,70D内の空気の流れを遮断する。これにより、エアバッグ40B,40Dへの空気の供給も停止され、エアバッグ40B,40Dの膨張も停止する。
ここで、エアバッグ40B,40Dには、エアバッグ40A,40Cより多くの空気が供給されているため、その膨張量はエアバッグ40A,40Cより大となり、エアバッグ40A〜40Dの上に載っている板状部材20Aは、エアバッグ40B,40D側がエアバッグ40A,40B側より高くなる。図9は着座者と着座部2を椅子5の背もたれ側から見た図であるが、同図に示したように、エアバッグ40B,40D側が高くなると、着座者の臀部の左側が臀部の右側より高くなり、着座者は右側に傾くこととなる。
(操作レバーを左側へ傾けたときの動作)
次に、図5に示した状態から操作レバーLを「左」側へ傾けたときの動作について説明する。図5に示した状態において、着座者が操作レバーLを「左」側に傾けると、制御部110は、まず、電磁弁140A〜140Dを制御し、エアポンプ130から各エアバッグに空気が流れるようにホース70A〜70D内部を連通させる。また、制御部110は、電磁弁150A〜150Dを制御し、ホース80A〜80D内の空気の流れを遮断する。
次に、制御部110は、エアポンプ130を制御し、ホース70A〜70Dを介してエアバッグ40A〜40D内へ空気を供給する。これにより、各エアバッグは膨張を始める。制御部110は、各エアバッグに所定量の空気を供給すると、電磁弁140B,140Dを制御し、ホース70B,70D内の空気の流れを遮断する。これにより、エアバッグ40B,40Dへの空気の供給が停止され、エアバッグ40B,40Dの膨張が停止する。この後、制御部110は、エアバッグ40A,40Cへの空気供給を続け、エアバッグ40A,40Cについて、さらに所定量の空気を供給すると、電磁弁140A,140Cを制御し、ホース70A,70C内の空気の流れを遮断する。これにより、エアバッグ40A,40Cへの空気の供給も停止され、エアバッグ40A,40Cの膨張も停止する。
ここで、エアバッグ40A,40Cには、エアバッグ40B,40Dより多くの空気が供給されたため、その膨張量はエアバッグ40B,40Dより大となり、エアバッグ40A〜40Dの上に載っている板状部材20Aは、エアバッグ40A,40C側がエアバッグ40B,40D側より高くなる。図10は、着座者と着座部2を椅子5の背もたれ側から見た図であるが、エアバッグ40A,40C側が高くなると、着座者の臀部の右側が臀部の左側より高くなり、着座者は左側に傾くこととなる。
以上説明したように本実施形態によれば、エアバッグ40A〜40D内の空気量を調整することで、着座者に様々な姿勢をとらせることができ、着座により生じる疲労、褥瘡、座骨近傍のうっ血を防ぐことが可能となる。また、本実施形態によれば、自ら動くことの困難な障害者における関節の拘縮や筋肉の短縮を予防し、他動的な運動リハビリテーションの効果も期待できる。また、本実施形態によれば、板状部材20Aを傾斜させるだけでなく、板状部材20Aを上下させることもできるので、テーブルや机などの高さに着座者の位置を合わせることができる。また、着座部2においては、エアバッグ40A〜40Dにより板状部材20Aを上下させるため、使用しないときにはエアバッグ内の空気を抜いて薄くすることでき収納に好適である。また、本実施形態においては、H型をした連結部材30の一方を板状部材20Aに固定し、もう一方を板状部材20Bに固定した構成となっているため、エアバッグを交換する場合にはエアバッグを容易に取り出すことができる。また、本実施形態においては、連結部材30がH型をしているため、上述したように板状20Aを前後左右に容易に傾けることができる。また、連結部材30は、複数のH型の部材を積み重ね、かつ、互いの部材は固着されていないため自在に撓ませることができ、板状部材20Aの傾きの角度を大きくすることができる。
[変形例]
以上、本発明の実施形態について説明したが、例えば、上述した実施形態を以下のように変形して本発明を実施してもよい。
上述した実施形態においては、連結部材30は、複数の同じ形状をした部材を積み重ねたものとなっているが、複数の部材を積み重ねるのではなく、一枚の部材で形成されていてもよい。また、上述した実施形態においては、連結部材30の形状はH型となっているが、H型ではなく、図11(a)に示した連結部材31、図11(b)に示した連結部材32、図11(c)に示した連結部材33、図11(d)に示した連結部材34のように他の形状であってもよい。
上述した実施形態においては、エアバッグの数は四つとなっているが、エアバッグの数は、四つに限定されるものではない。例えば、図3に示した連結部材30の連結部30Cの左右に3以上づつエアバッグを配置するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、板状部材20Aを前後左右に傾けるようにしているが、各エアバッグ内の空気量を調節し、エアバッグ40Cの膨張量のみを他のエアバッグの膨張量より少なくして右斜め前方に傾斜させたり、エアバッグ40Dの膨張量のみを他のエアバッグの膨張量より少なくして左斜め前方に傾斜させたりするようにしてもよい。
また、エアバッグ40Aの膨張量のみを他のエアバッグの膨張量より少なくして右斜め後方に板状部材20Aを傾斜させたり、エアバッグ40Bの膨張量のみを他のエアバッグの膨張量より少なくして左斜め後方に板状部材20Aを傾斜させたりして、前後左右以外に傾けるようにしてもよい。また、上述した実施形態においては、時間の経過とともに板状部材20Aの傾きを順次前後左右に変えるようにしてもよい。
上述した実施形態においては、椅子の着座面に着座部2を置く構成となっているが、着座部2を椅子やソファ、車いすと一体に形成するようにしてもよく、また、椅子の着座部内部に着座部2を配置するようにしてもよい。また、上述した実施形態においては、板状部材20Aの上面または着座部2の全体をポリウレタンやスポンジ状の部材等の柔軟な素材で覆うようにしてもよい。エアバッグの上に直接座る構成であると、エアバッグ内の圧力が高い場合にはクッション性が乏しくて座り心地が悪くなるが、本発明においては、板状部材20Aの上面または着座部2の上に着座者に合わせて適切な材質のクッションを選んで配置することが可能であり、また、装置全体をポリウレタンやスポンジ状の部材等の柔軟な素材で覆うことができるので、座り心地を良いものにすることができる。
上述した実施形態においては、エアバッグ内に空気を供給したり、エアバッグ内の空気を排出したりしているが、エアバッグを膨張・収縮させる際には、空気以外の気体を用いるようにしてもよい。また、板状部材20Aを上下させたり傾かせたりするために、エアバッグに替えて、液体を保持することが可能な袋状のバッグを採用し、このバッグ内の液体の量を制御して板状部材20Aを上下させたり傾かせたりするようにしてもよい。
上述した実施形態においては、着座部2を椅子の座面に置いているが、ベッド上や床の上など平坦な部分であれば、椅子以外に置くようにし、板状部材20Aの上に着座するようにしてもよい。
また、上述した姿勢変更補助装置1を図12に示したように椅子の背もたれに配置し、各エアバッグを膨張または収縮させることにより、上半身の姿勢や位置を変えるようにしてもよい。
上述した実施形態においては、エアポンプ130により各エアバッグ内の空気を強制的に排気するようにしているが、ホース80A〜80Dをエアポンプ130に接続せず、ホース80A〜80D内部を連通させ、各エアバッグを着座者の体重により収縮させてエアバッグ内の空気を排気するようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、エアポンプによりエアバッグへの空気の供給およびエアバッグからの空気の排気を行っているが、エアバッグに空気を供給する際には、エアチャンバに空気をため、エアチャンバに接続されたホース70A〜70Dを介してエアバッグに空気を供給するようにしてもよい。また、エアバッグ内の空気の圧力を検知するセンサを設け、センサにより検知された圧力が所定の圧力以上となった場合にはエアバッグへの空気の供給を停止するようにしてもよい。この構成によれば、エアバッグが破裂するのを防ぐことができる。
上述した実施形態においては、板状部材20Aと板状部材20Bとを連結するための連結部材は、図13に示したように、金属製の棒状の部材をH型に組み合わせたもの(連結部材35)であってもよい。この連結部材35を使用する場合、H型の端部35A,端部35Bを板状部材20Aにおいてベアリングなどで回転自在に支持し、H型の端部35C,端部35Dを板状部材20Bにおいて回転自在に支持する。この構成によれば、エアバッグが膨張すると、H型の連結部材35の支持されている部分が回転するので、板状部材が上下に移動することとなる。
本発明の一実施形態に係る姿勢変更補助装置1の外観図である。 着座部2の上面図、左側面図、右側面図である。 連結部材30の上面図、側面図である。 作動部3の構成を示したブロック図である。 スイッチSWをONさせたとき、およびキーK2を操作したときの動作を説明するための図である。 キーK1を操作したときの動作を説明するための図である。 操作レバーLを前側へ操作したときの動作を説明するための図である。 操作レバーLを後側へ操作したときの動作を説明するための図である。 操作レバーLを右側へ操作したときの動作を説明するための図である。 操作レバーLを左側へ操作したときの動作を説明するための図である。 本発明の変形例に係る連結部材の上面図である。 本発明の変形例を説明するための図である。 本発明の変形例に係る連結部材の外観図である。
符号の説明
1・・・姿勢変更補助装置、2・・・着座部、3・・・作動部、20A,20B・・・板状部材、30・・・連結部材、40A〜40D・・・エアバッグ、50A〜50D,・・・雄ねじ、70A〜70D・・・ホース、80A〜80D・・・ホース、110・・・制御部、111・・・CPU、112・・・ROM、113・・・RAM、120・・・操作部、130・・・エアポンプ、140A〜140D・・・電磁弁、150A〜150D・・・電磁弁

Claims (6)

  1. 板状の第1部材と、
    前記第1部材に対向する板状の第2部材と、
    板状で前記第1部材と前記第2部材との間に位置し、一部が前記第1部材に固定されると共に、他の一部が前記第2部材に固定され、前記第1部材と前記第2部材とを離隔および近接可能に連結し、前記第1部材および前記第2部材より面積が狭い連結部材と、
    前記第1部材と前記第2部材との間において、前記連結部材が位置していない位置に配設され、内部に保持する流体の量に応じて膨張および収縮する袋状の複数のバッグと、
    前記複数のバッグ内の流体の量を制御する制御手段と、
    を有する姿勢変更補助装置。
  2. 前記連結部材は、
    帯状の第1平坦部と、前記第1平坦部と平行な帯状の第2平坦部と、前記第1平坦部と前記第2平坦部とを連結する連結部とを有し、前記第1平坦部が前記第1部材に固定されるとともに、前記第2平坦部の一部が前記第2部材に固定され、外部から加えられる力に応じて撓むこと
    を特徴とする請求項1に記載の姿勢変更補助装置。
  3. 前記連結部材は、複数の同型の部材が積層されて形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の姿勢変更補助装置。
  4. 前記複数の部材が互いに固着されていないことを特徴とする請求項3に記載の姿勢変更補助装置。
  5. 前記制御手段は、前記複数の各バッグ内の流体の量を時間の経過に応じて個別に増減させることを特徴とする請求項1に記載の姿勢変更補助装置。
  6. 請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の姿勢変更補助装置を備えた椅子。
JP2006278672A 2006-10-12 2006-10-12 姿勢変更補助装置および椅子 Active JP4921915B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006278672A JP4921915B2 (ja) 2006-10-12 2006-10-12 姿勢変更補助装置および椅子

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006278672A JP4921915B2 (ja) 2006-10-12 2006-10-12 姿勢変更補助装置および椅子

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008093192A JP2008093192A (ja) 2008-04-24
JP4921915B2 true JP4921915B2 (ja) 2012-04-25

Family

ID=39376679

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006278672A Active JP4921915B2 (ja) 2006-10-12 2006-10-12 姿勢変更補助装置および椅子

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4921915B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010142365A (ja) * 2008-12-17 2010-07-01 Yokohama Rubber Co Ltd:The 着座姿勢調整装置
JP5580649B2 (ja) * 2010-04-12 2014-08-27 ファインテック株式会社 エアクッション
JP2014018460A (ja) * 2012-07-19 2014-02-03 Imazaike Seiko Kk 座部装置及び座部装置を有する椅子
JP6916827B2 (ja) * 2018-02-27 2021-08-11 ヒル−ロム サービシズ,インコーポレイテッド 患者支持面制御、寿命の表示、x線カセットスリーブ
KR102168555B1 (ko) * 2018-03-14 2020-10-21 (주)에프에스알엔티 공압을 이용한 자세교정장치 및 그 제어방법
JP2020005932A (ja) * 2018-07-09 2020-01-16 アイ・ソネックス株式会社 椅子用クッション装置

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH10263013A (ja) * 1997-03-27 1998-10-06 Tsutomu Matsuura 起立補助椅子
JP2000350641A (ja) * 1999-06-14 2000-12-19 Masami Hidaka 椅子の座位姿勢安定化補助具
JP2003111638A (ja) * 2001-10-03 2003-04-15 Hiroshi Udo 自動座面傾動椅子
JP2004141247A (ja) * 2002-10-22 2004-05-20 Toshiba Tec Corp リクライニング椅子
JP2006000377A (ja) * 2004-06-17 2006-01-05 Tsukasa Juki Kk 起立着座補助椅子

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008093192A (ja) 2008-04-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4921915B2 (ja) 姿勢変更補助装置および椅子
US20090270782A1 (en) Chair-type massage machine
WO2016141501A1 (zh) 座椅腰托的渐进式调整系统
US7264601B2 (en) Spine massager using inflatable bladders
EP2233118A2 (en) Multiple air source mattress control system
JP5405724B2 (ja) マッサージ機
JP2010017343A (ja) 背面支持構造
JP5727357B2 (ja) ベッド装置
JP2011200333A (ja) 立ち上がり補助装置
JP5474281B2 (ja) マッサージ機
JP2011087616A (ja) 椅子型マッサージ機の制御方法
JP5199605B2 (ja) マッサージ機
JP2020005932A (ja) 椅子用クッション装置
JP6245720B2 (ja) クッション
JP6682394B2 (ja) 立ち上がり支援装置およびマットレス
JP5279888B2 (ja) マッサージ機
JP5059514B2 (ja) 椅子式マッサージ機
JP5236792B2 (ja) マッサージ機
JP4653668B2 (ja) 椅子
JP5306173B2 (ja) マッサージ機
JP2010214027A (ja) マッサージ機
JP5335044B2 (ja) マッサージ機
JP2005143823A (ja) 椅子式施療装置
KR102704561B1 (ko) 의자
JP2002065749A (ja) 起立補助装置付き車椅子

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090826

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20120118

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120124

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120203

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4921915

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150210

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250