JPH10263013A - 起立補助椅子 - Google Patents

起立補助椅子

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JPH10263013A
JPH10263013A JP9074757A JP7475797A JPH10263013A JP H10263013 A JPH10263013 A JP H10263013A JP 9074757 A JP9074757 A JP 9074757A JP 7475797 A JP7475797 A JP 7475797A JP H10263013 A JPH10263013 A JP H10263013A
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JP
Japan
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airbag
air
chair
seat surface
seating surface
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Application number
JP9074757A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Matsuura
力 松浦
Satoru Yamazaki
悟 山崎
Naomi Takahashi
奈緒美 高橋
Eiji Okamoto
英二 岡本
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SEIWA PRESS KK
Molten Corp
Original Assignee
SEIWA PRESS KK
Molten Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 下肢の障害、または衰弱により立ち座り動作
が困難な人のために、椅子からの起立あるいは着座を助
ける起立補助椅子を提供する。 【解決手段】 座面3の下部に、膨脹時高さの異なる前
部エアバッグ14a及び後部エアバッグ14bを配置
し、これらを相互にエアが逆流しないよう膨脹収縮さ
せ、座面を上昇させるにしたがって前傾させる。座面の
前部はスライド体9にて所定幅にわたって上下移動し、
座面はスライド体との間に設けられた蝶番10により前
端部を支点にして回転自由な構造とされている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、下肢の障害、ま
たは衰弱により立ち座り動作の困難な人のために、起
立、あるいは着座運動の補助をする起立補助椅子に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の起立補助椅子には、大きく分け
て、例えば実開昭61−43444号公報、実開平3−
36632号公報、特開平7−88135号公報に示さ
れたようなばね式、または特公平7−41050号公
報、特開平8−112314号公報に示されたようなガ
ススプリング式、さらに特開平8−257061号公報
に示されたようなモータ駆動ねじ式、そしてさらに特開
平8−266573号公報に示されたような空圧式など
がある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ばね式及びガススプリ
ング式は、一般に低価格で比較的軽く移動にも適してい
るが、押し上げ力を利用者の体重より強くすることがで
きないため、押し上げ力は不足気味である。またモータ
駆動ねじ式の場合、押し上げ力は十分であるが、高価で
重いという欠点がある。一方、空圧式の場合、単にエア
バッグの上に座面を置いただけでは、使用者の重心移動
につれて、エアバッグ内の空気が自由に移動して、座面
の安定性を確保できないという基本的な問題があった。
【0004】また上記特開平8−266573号公報に
示される空圧式の座椅子の場合は、2段構成とされた空
圧昇降部の上に座面を載置し、空圧昇降部の膨脹収縮に
より座面を昇降させるものであり、座面が水平方向に維
持された状態で上下移動するから、座面へ座るとき、及
びこれから立ち上がるときに、上昇した座面に尻を載
せ、あるいは座面から降りるという動作が必要であり、
これは使用者にとって力を要する不自然な動作となる。
【0005】本発明は、このような問題を解決するため
になされたもので、昇降手段としてエアバッグを採用し
て、全体の軽量化を図るとともに、上昇時の座面を前方
へ傾斜させることにより、着座及び立ち上がりを楽な動
作で行うことができるよう工夫し、さらに座面の安定性
を確保した起立補助椅子を提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明に係る起立補助椅
子は、複数の脚部、該脚部上に上下方向に移動可能に支
持された座面、及び該座面の後方に位置する背もたれ部
とを備える椅子部と、上記座面を上記椅子部に対して昇
降させるべく上記座面下部に配置され、エアの給気及び
排気により膨脹及び収縮するエアバッグと、該エアバッ
グに給排気するエアポンプ及び該エアポンプの駆動を制
御する制御部とを備え、上記エアバッグが、上記座面の
前部付近に位置する前部エアバッグと、上記座面の後部
付近に位置する後部エアバッグとに分割され、膨脹状態
において上記後部エアバッグの方が上記前部エアバッグ
より高く設定され、膨脹時上記座面を上昇させると同時
に前傾させるものである。
【0007】かかる構造であれば、座面の上昇はエアバ
ッグの膨脹によりなされるから、昇降機構に機械的要素
がなく、したがって安全な昇降機構が得られる。また座
面は上昇と同時に前方へ傾斜するから、使用者は着座時
には座面に寄りかかるのみでよく、また立ち上がり時に
は傾斜した座面にて体が前方へ押し出されるから、立ち
上がり動作は自然に行われる。
【0008】また本発明においては、上記制御部は、エ
アポンプから送り出される空気を分割して前部エアバッ
グ及び後部エアバッグにそれぞれ給気し、または前部エ
アバッグ及び後部エアバッグの空気を排気する第1及び
第2エアホースと、前部エアバッグ及び後部エアバッグ
内のエアを排気する排気弁と、エアポンプの駆動をオン
オフ、及び排気弁の開閉を制御するスイッチとを備え、
上記第1及び第2エアホースの中間に、それぞれ第1流
量調節弁、第1逆止弁、分岐管、第2逆止弁、第2流量
調節弁が順次接続されてなり、上記分岐管の分岐口から
分岐された第1及び第2分岐エアホースを介して上記前
部エアバッグ及び後部エアバッグにそれぞれ連結され、
上記第2流量調節弁がともに上記排気弁に連結されてな
るものである。
【0009】かかる構成であれば、逆止弁により前部エ
アバッグと後部エアバッグはそれぞれ独立に給排気され
る。すなわち第1逆止弁は、給気方向のみのエアの流れ
を許容し、第2逆止弁は排気方向のみのエアの流れを許
容する。それゆえ、前部エアバッグと後部エアバッグは
連通することなく、2つのエアバッグの内圧が等しい状
態で給気または排気される。したがって、上昇時には座
面は最初は水平状態を保ち、座面前部が所定高さに達し
た後は座面後部が上昇し、座面は前傾していく。一方、
下降時には、座面は前傾状態から徐々に水平状態に戻り
ながら下降していく。これにより座面の昇降動作は安定
したものとなる。また、流量調節弁にて給気及び排気速
度を加減すれば、座面の昇降速度が調節される。
【0010】また本発明においては、上記座面の前部下
面に蝶番を介して垂直方向に形成された左右一対のスラ
イド体と、上記スライド体を上下移動可能に支持する上
記前部脚部内側に形成されたガイド体とを備え、座面の
昇降に合わせ、上記スライド体を上記ガイド体に沿って
上下移動させるものである。
【0011】かかる構造であれば、座面の前部は、その
左右部分にて椅子部に支持されるとともに上下方向のみ
にその移動が制限されるから、座面の昇降動作が安定し
たものとなる。
【0012】さらに本発明においては、上記座面の最大
上昇位置を規制するストッパーを設けたものである。
【0013】かかる構造であれば、ストッパーにて座面
の上昇時その最大上昇位置が規制されるから、座面は上
昇時適切な所定の高さ及び傾斜角に維持される。
【0014】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態を図面に基づ
いて説明する。図1、図2において、1は椅子部であ
り、これは左右の前部脚部2a,2a及び左右の後部脚
部2b,2bと、この前部脚部2a,2a及び後部脚部
2b,2b上に上下方向に昇降可能に配置された座面3
と、この座面3の後方に左右の後部脚部2b,2bと一
体に形成された背もたれ部4とを有し、座面3の下に、
中板5が横木5aを介して上記前部脚部2a,2a及び
後部脚部2b,2bに水平に固定されている。6,6は
左右の肘かけであって、背もたれ部4と前部脚部2a,
2aに固定されている。
【0015】7は底板であって、これは中板5の下方
に、水平にして上記左右の前部脚部2a,2a及び後部
脚部2b,2bに固定されている。8は座面3の後部中
央に一端が固定され、他端が背もたれ部下方中央に固定
された所定長さのベルトで、座面3の後部の最大上昇位
置を決定するストッパーとして作用する。このベルト8
の長さを変更すれば、座面3の後部最大上昇時の高さを
調整することができる。
【0016】9,9は、座面3の前部下面において左右
に一対の蝶番10,10を介して垂直方向に連結された
一対のスライド体である。11,11は、左右の前部脚
部2a,2aの内側において、上記スライド体9,9を
挟むように形成された溝状のガイド体で、このガイド体
11,11にスライド体9,9が上下方向に摺動自在に
係合されている。スライド体9,9及びガイド体11,
11は、木製、樹脂製または鋼製のものが使用でき、ス
ライド体9,9とガイド体11,11との間には、ロー
ラを介在させてもよい。上記一対のスライド体9,9の
相互はステー9bにて連結されている。
【0017】図1に示すように、ガイド体11,11の
上端には、固定突起13が形成されており、スライド体
9,9には、その中間に上記固定突起13の下側に当接
する可動突起9aが設けられ、この可動突起9aは、ス
ライド体9,9の最大上昇位置、すなわち座面3の前部
の最大上昇位置を決定するストッパーとして作用する。
この可動突起9aの位置は可変とすることができ、これ
により座面3の前部の上昇幅を調整することができる。
【0018】14は座面3の下部、すなわち座面3と中
板5の間に配置された気密性を有するエアバッグであ
り、座面前部付近に位置する前部エアバッグ14aと、
座面後部付近に位置する後部エアバッグ14bとからな
っている。15は底板7上に配置されたエアポンプで、
エアポンプ15から給気されるエアは第1エアホース1
6a及び第2エアホース16bに分割される。
【0019】第1エアホース16aは、第1流量調節弁
17a、第1逆止弁18a及び分岐管19a、さらにこ
の分岐管19aの分岐口19a′に接続した第1分岐エ
アホース16a′を介して、前部エアバッグ14aに連
結されている。すなわち第1エアホース16aの分岐管
19aの分岐口19a′と前部エアバッグ14aは第1
分岐エアホース16a′で連結されている。第1エアホ
ース16aには、分岐管19aの後方に第2逆止弁20
a、第2流量調節弁21aが接続され、この第2流量調
節弁21aは排気弁22に接続されている。
【0020】第2エアホース16bは、第1流量調節弁
17b、第1逆止弁18b及び分岐管19b、さらにこ
の分岐管19bの分岐口19b′に接続した第2分岐エ
アホース16b′を介して、後部エアバッグ14bに連
結されている。すなわち、第2エアホース16bの分岐
管19bの分岐口19b′と後部エアバッグ14bは第
2分岐エアホース16b′で連結されている。第2エア
ホース16bには、分岐管19bの後方に第2逆止弁2
0b、第2流量調節弁21bが接続され、この第2流量
調節弁21bは、第2流量調節弁21aと同様に排気弁
22に接続されている。
【0021】エアポンプ15の電源スイッチ及び排気弁
22の操作部は、肘かけの前端に設けたスイッチ23に
接続されている。
【0022】ここで第1逆止弁18a,18bは、第1
及び第2エアホース16a,16bにおいてエアを給気
方向にのみ流す作用をなし、また第2逆止弁20a,2
0bは、エアを排気方向にのみ流す作用をなす。それゆ
え、給排気時、前部及び後部エアバッグ14a,14b
内のエアが逆流し合うことはない。また、第1流量調節
弁17a,17bは、給気速度すなわち座面3の上昇速
度を加減する作用をなし、同様に第2流量調節弁21
a,21bは、排気速度すなわち座面3の下降速度を調
節する作用をなす。この座面3の昇降速度は、使用者の
障害の状態を考慮して調節される。
【0023】図3及び図4に示すように、前部エアバッ
グ14aは独立した袋体24aを上下に3段に重ねて接
着した構造となっており、各袋体24aは連結孔25a
にて互いに連通状態とされている。後部エアバッグ14
bは、前部エアバッグ14aと同様の独立した袋体24
bを上下に4段に重ねて接着した構造となっており、各
袋体24bは連通孔25bにて互いに連通状態とされて
いる。各袋体24a,24bは細長い方形に形成され、
その面積はそれぞれほぼ等しく設定されている。これら
前後のエアバッグ14a,14bの最下段の袋体24
a,24bに、前述の第1及び第2エアホース16a,
16bの分岐管19a,19bから分岐したそれぞれの
第1,第2分岐エアホース16a′,16b′が連結さ
れている。
【0024】エアバッグ14の材料としては、軟質塩化
ビニルシート、ポリエチレンシート、ゴムシート等の単
体シートまたはこれらと布との積層シートが使用でき
る。膨脹状態における前後の各エアバッグ14a,14
bの高さは、前側が低く、後側が高くなっていて、それ
ぞれの高さは、前者が3〜15cm、後者が5〜25c
mとするのが妥当である。かかる高さ関係とすることに
より、膨脹時の座面3を前方へ適度に傾斜させることが
できる。
【0025】次に、上記構造の椅子の動作について説明
する。 (着座動作)通常、エアバッグ14は収縮状態にあり、
したがって座面3は中板5に近接し、ほぼ水平状態に維
持されている。また排気弁22は開放状態にある。かか
る状態において、使用者は座るに際し、肘かけ6に設け
たスイッチ23を操作して、排気弁22を閉じ、かつエ
アポンプの電源をオンの状態とすると、エアポンプ15
が駆動開始し、第1及び第2エアホース16a,16b
さらに第1,第2分岐エアホース16a′,16b′を
介して前部エアバッグ14a及び後部エアバッグ14b
に給気され、これらが膨脹して座面3は上昇する。
【0026】座面3がベルト8に引っ張られて傾斜して
停止した後、使用者はこの傾斜した座面3にでん部を当
ててこれに寄りかかり、スイッチ23を操作して、排気
弁22を開き、かつエアポンプの電源をオフの状態にす
る。これにより前部エアバッグ14a及び後部エアバッ
グ14b内のエアは、それぞれ第1,第2分岐エアホー
ス16a′,16b′と第1及び第2エアホース16
a,16bを通って排気弁22から排気可能な状態とな
り、使用者の体重により前後のエアバッグ14a,14
bは収縮し、座面3は下降し、中板5に支持されて停止
する。この間、第1逆止弁18a,18b及び第2逆止
弁20a,20bの作用により、前後のエアバッグ間の
通気は阻止され、座面3の安定性が確保される。
【0027】(起立動作)使用者が椅子から立ち上がる
に際しては、スイッチ23を操作して排気弁22を閉
じ、かつエアポンプの電源をオンの状態とする。かくす
るとエアポンプ15が駆動して前後のエアバッグ14
a,14bが膨脹する。このとき第1逆止弁18a,1
8bにより、前後のエアバッグ間の通気は阻止され、座
面の安定性が確保される。かくすると座面3は徐々に上
昇し、まずスライド体9の可動突起9aがガイド体11
の上端に設けた固定突起13に当って停止する。その
後、後部エアバッグ14bの膨脹にしたがって座面3は
蝶番10を支点として図中左回転し、後部が上昇し傾斜
する。座面3は、ベルト8に引っ張られるまで上昇して
停止する。これにより、上昇したこの座面3により使用
者の身体が持ち上げられると共に、この座面3の前傾に
より使用者は前方へ押し出され、下肢等に負担なく自然
に立ち上がることができる。
【0028】
【発明の効果】請求項1に記載の本発明によれば、座面
の昇降がエアバッグの膨脹収縮によりなされるから、ク
ッション性及び変形自由度を有し、人体にソフトな感触
を与えながら昇降動作を行うことができる。また機械的
要素が少なく、それゆえ人体がこれに当って怪我をする
危険性が少なく、装置の安全性を向上させることができ
る。またエアバッグの膨脹及び収縮は、前部エアバッグ
及び後部エアバッグの膨脹及び収縮によりなされ、かつ
膨脹時における高さを後部エアバッグの方を高く設定し
たから、上昇時座面が前傾することとなり、着座時及び
立ち上がり時に、自然な姿勢でこれに寄りかかることが
できるから、楽に座りあるいは立ち上がることができ
る。
【0029】請求項2に記載の本発明によれば、前部エ
アバッグ及び後部エアバッグへの給排気は互いに独立し
て行われるから、座面の昇降動作を安全なものとするこ
とができる。すなわち前後の両エアバッグが連通状態に
あると、一方のエアバッグに重い荷重がかかったとき、
他方のエアバッグにエアが流れてこれを膨脹させ、座面
を不安定に移動あるいは傾斜させるおそれがあるが、上
記構成であればかかる事態は発生せず、座面を常に水平
状態または設定された傾斜状態に維持することができる
のである。また、本発明によれば、エアバッグへの給排
気速度を調節することにより、座面の昇降速度を、使用
者の障害状況等を考慮して決定することができるから、
個々の使用者にとって最も使いやすい椅子を実現するこ
とができる。
【0030】請求項3に記載の本発明によれば、座面が
椅子に対し、その前部下面において蝶番を介して左右に
一対のスライド体にて移動可能に支持される。それゆ
え、座面は蝶番を支点として回動でき、かつ上下方向の
みに移動するから、座面の昇降動作及び傾斜動作を安定
に、かつ円滑に行うことができる。
【0031】請求項4に記載の本発明によれば、座面の
前部及び後部最大上昇位置がストッパーにて規制され、
座面の傾斜角及び高さの最大値が使用者に応じて一定に
維持されるから、安定した昇降動作が得られ、安全かつ
使いやすい椅子を実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る起立補助椅子の一部
を破断して示す斜視図である。
【図2】本発明の実施の形態に係る起立補助椅子の断面
図である。
【図3】エアバッグを示す斜視図である。
【図4】エアバッグ部分を示す断面図である。
【符号の説明】
1…椅子部、2…脚部、2a…前部脚部、2b…後部脚
部、3…座面、4…背もたれ部、5…中板、5a…横
木、6…肘かけ、7…底板、8…ベルト、9…スライド
体、9a…可動突起、9b…ステー、10…蝶番、11
…ガイド体、13…固定突起、14…エアバッグ、14
a…前部エアバッグ、14b…後部エアバッグ、15…
エアポンプ、16a,16b…第1,第2エアホース、
16a′,16b′…第1,第2分岐エアホース、17
a,17b…第1流量調節弁、18a,18b…第1逆
止弁、19a,19b…分岐管、19a′,19b′…
分岐口、20a,20b…第2逆止弁、21a,21b
…第2流量調節弁、22…排気弁、23…スイッチ、2
4a,24b…袋体、25…連通孔。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山崎 悟 広島県福山市東深津町3丁目2番39号 (72)発明者 高橋 奈緒美 広島県福山市東深津町3丁目2番39号 (72)発明者 岡本 英二 広島県福山市東深津町3丁目2番39号

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の脚部、該脚部上に上下方向に移動
    可能に支持された座面、及び該座面の後方に位置する背
    もたれ部とを備える椅子部と、上記座面を上記椅子部に
    対して昇降させるべく上記座面下部に配置され、エアの
    給気及び排気により膨脹及び収縮するエアバッグと、該
    エアバッグに給排気するエアポンプ及び該エアポンプの
    駆動を制御する制御部とを備え、上記エアバッグが、上
    記座面の前部付近に位置する前部エアバッグと、上記座
    面の後部付近に位置する後部エアバッグとに分割され、
    膨脹状態において上記後部エアバッグの方が上記前部エ
    アバッグより高く設定され、膨脹時上記座面を上昇させ
    ると同時にその後部を前部より高くして、座面を傾斜さ
    せることを特徴とする起立補助椅子。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の起立補助椅子において、
    上記制御部は、エアポンプから送り出される空気を分割
    して前部エアバッグ及び後部エアバッグにそれぞれ給気
    し、または前部エアバッグ及び後部エアバッグの空気を
    排気する第1及び第2エアホースと、前部エアバッグ及
    び後部エアバッグ内のエアを排気する排気弁と、エアポ
    ンプの駆動をオンオフ、及び排気弁の開閉を制御するス
    イッチとを備え、上記第1及び第2エアホースの中間
    に、それぞれ第1流量調節弁、第1逆止弁、分岐管、第
    2逆止弁、第2流量調節弁が順次接続されてなり、上記
    分岐管の分岐口から分岐された第1及び第2分岐エアホ
    ースを介して上記前部エアバッグ及び後部エアバッグに
    連結され、上記第2流量調節弁が上記排気弁に連結され
    てなることを特徴とする起立補助椅子。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の起立補助椅子において、
    上記座面の前部下面に蝶番を介して垂直方向に形成され
    た左右一対のスライド体と、上記スライド体を上下移動
    可能に支持する上記前部脚部内側に形成されたガイド体
    とを備え、座面の昇降に合わせ、上記スライド体を上記
    ガイド体に沿って上下移動させることを特徴とする起立
    補助椅子。
  4. 【請求項4】 請求項1ないし3の何れかに記載された
    起立補助椅子において、上記座面の最大上昇位置を規制
    するストッパーを設けたことを特徴とする起立補助椅
    子。
JP9074757A 1997-03-27 1997-03-27 起立補助椅子 Pending JPH10263013A (ja)

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