JP4921020B2 - シャシーダイナモメータ - Google Patents

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Description

本発明は、自動四輪車の各種試験に用いられるシャシーダイナモメータを制御する技術に関するものである。
車両の走行状態を再現するために車両に対して走行中の路面を模擬するローラと、前記ローラのトルクを制御するモータと、ローラと車輪間に作用する力を計測する測定装置とのセットを、自動四輪車の前輪用と後輪用にそれぞれ備えた自動四輪車用のシャシーダイナモメータが知られている。
また、このような自動四輪車用のシャシーダイナモメータを制御する技術としては、車両の走行抵抗を模擬する目標抵抗を前輪と後輪に対してそれぞれ設定し、各測定装置で計測したローラと前輪間に作用する力およびローラと後輪間に作用する力が、それぞれ目標抵抗となるように、各モータの発生トルクをフィードバック制御する技術が知られている(たとえば、特許文献1)。
特開平05-005676号公報
さて、自動四輪車用のシャシーダイナモメータでは、前輪用のローラと後輪用のローラを同回転速度、同角加速度で回転させないと、車両がノンスリップ状態で走行している状態を正しく再現したことにはならない。
一方、前述した目標抵抗のみにのみ着目した制御では、前輪用のローラと後輪用のローラを厳密に同回転速度、同角加速度で回転させることは困難である。
そこで、本発明は、自動四輪車用のシャシーダイナモメータにおいて、前輪用のローラと後輪用のローラを、より精度よく同回転速度で同期して回転させることを課題とする。
前記課題達成のために、本発明は、自動四輪車の前輪が載置される前輪用ローラと当該前輪用ローラと連結した前輪用モータと当該前輪用ローラと前記前輪間に作用する力を計測する前輪用測定装置と前記前輪用モータの回転速度を計測する前輪用回転速度計とを有する前輪用ダイナモメータと、前記自動四輪車の後輪が載置される後輪用ローラと当該後輪用ローラと連結した後輪用モータと当該後輪用ローラと前記後輪間に作用する力を計測する後輪用測定装置と前記後輪用モータの回転速度を計測する後輪用回転速度計とを有する後輪用ダイナモメータとを備えた自動四輪車用のシャシーダイナモメータの制御装置を、前記前輪用測定装置の計測した力に基づいて、前記前輪用ダイナモメータの前記ローラに前記自動四輪車の前輪から伝達されたトルクを前輪伝達トルクとして算出する前輪伝達トルク算出手段と、前記後輪用測定装置の計測した力に基づいて、前記後輪用ダイナモメータの前記ローラに前記自動四輪車の後輪から伝達されたトルクを後輪伝達トルクとして算出する後輪伝達トルク算出手段と、前記前輪伝達トルクと前記後輪伝達トルクとに応じて、前記前輪用ダイナモメータのモータと前記後輪用ダイナモメータのモータとを両モータの回転角加速度間に差が生じないように制御するモータ制御手段とより構成したものである。
このようなシャシーダイナモメータの制御装置によれば、前輪用ダイナモメータのモータの回転角加速度と、後輪用ダイナモメータのモータの回転角加速度を常に一致させることができる。そして、これにより、前輪用ダイナモメータのモータと後輪用ダイナモメータのモータとを、より精度良く同じ回転速度に同期させて回転させることができるようになる。
ここで、このようなシャシーダイナモメータの制御装置は、より具体的には、前記モータ制御手段において、前記前輪用ダイナモメータのモータの制御によって前記前輪用ダイナモメータの回転系に加えるトルクと前記前輪伝達トルクとの合計と、前記前輪用ダイナモメータの回転系の回転慣性質量とより求まる、当該前輪用ダイナモメータの回転系の回転角加速度と、前記後輪用ダイナモメータのモータの制御によって前記後輪用ダイナモメータの回転系に加えるトルクと前記後輪伝達トルクとの合計と、前記後輪用ダイナモメータの回転系の回転慣性質量とより求まる、当該後輪用ダイナモメータの回転系の回転角加速度とが等しくなるように、当該前輪用ダイナモメータのモータの制御と後輪用ダイナモメータのモータの制御とを行うようにしてもよい。
また、さらに具体的には、たとえば、前記モータ制御手段において、前記前輪伝達トルクをTF、前記後輪伝達トルクをTR、前記前輪用ダイナモメータの回転系の回転慣性質量をMF、前記後輪用ダイナモメータの回転系の回転慣性質量をMR、当該シャシーダイナモメータによって前記自動四輪車の慣性質量を模擬するために前記前輪用ダイナモメータの回転系と前記後輪用ダイナモメータの回転系とに与える電気慣性との合計をME、当該シャシーダイナモメータによって前記自動四輪車の走行抵抗を模擬するために前記前輪用ダイナモメータの回転系と前記後輪用ダイナモメータの回転系とに加えるトルクとの合計をRefとして、
によって、前輪用ダイナモメータのモータの制御量ACRFと後輪用ダイナモメータのモータの制御量ACRRを算出するようにしてもよい。
なお、以上のようなシャシーダイナモメータの制御装置には、さらに、前記前輪用回転速度計が計測した回転速度と、前記前輪伝達トルクを考慮に含めた前記前輪用ダイナモメータのモータの回転速度の理論値との差分に応じた量、当該差分が減少する方向に、前記モータ制御手段による前記前輪用ダイナモメータのモータの制御の制御量を修正すると共に、前記後輪用回転速度計が計測した回転速度と、前記後輪伝達トルクを考慮に含めた前記後輪用ダイナモメータのモータの回転速度の理論値との差分に応じた量、当該差分が減少する方向に、前記モータ制御手段による前記後輪用ダイナモメータのモータの制御の制御量を修正する制御量修正手段とを備えるようにしてもよい。このようにすることによりモータ制御手段による各モータの制御の、シャシーダイナモメータの実状態に対する追従遅れを改善することができる。
以上のように、本発明によれば、自動四輪車用のシャシーダイナモメータにおいて、前輪用のローラと後輪用のローラを、精度よく同回転速度で同期して回転させることができる。
以下、本発明の実施形態について説明する。
図1に、本実施形態に係るシャシーダイナモメータの構成を模式的に示す。
ここで、図1aはシャシーダイナモメータの上面模式図を、図1bはシャシーダイナモメータの側面模式図を示している。
図示するように、このシャシーダイナモメータは、四輪駆動の自動車用のシャシーダイナモメータであり、ピット1と、ピット1内に配置された前輪用ダイナモメータ2と、ピット1内に配置された後輪用ダイナモメータ3と、4つのベルト固定装置4と、制御装置5とを備えている。
ここで、前輪用ダイナモメータ2と後輪用ダイナモメータ3は同じ構成を備えている。
図2に、前輪用ダイナモメータ2を例にとり、前輪用ダイナモメータ2と後輪用ダイナモメータ3の構成を示す。
なお、図2では前輪用ダイナモメータ2の正面図を模式的に表している。
さて、図示するように、前輪用ダイナモメータ2は、ベース21、左右一対の円筒形状のローラ22、ベース21に固定されたモータ23を有している。そして、各ローラ22の中心軸24は、ベース21に固定された二つの支柱25によって回動可能に支持されている。また、左側のローラ22の中心軸24の右端は、左軸トルク計26を介在して、モータ23のモータ軸27の左端に連結し、右側のローラ22の中心軸24の左端は、右軸トルク計28を介在して、モータ23のモータ軸27の右端に連結している。また、モータ23には、モータ軸27のモータ23の回転速度を検出し、検出した回転速度を表す回転速度信号VFを制御装置5に出力する回転速度計29が設けられている。
このような構成において、モータ23は、制御装置5から出力される指令信号CNTFに従って稼働し、各ローラ22の回転の動力を供給または吸収する。また、左軸トルク計26は、たとえば歪みゲージであり、モータ23のモータ軸27と左側のローラ22の中心軸24との間に働く軸トルクをねじれ方向の歪み量より検出し、検出した軸トルクを表す軸トルク信号DTFLを制御装置5に出力する。また、同様に、右軸トルク計28は、たとえば歪みゲージであり、モータ23のモータ軸27と右側のローラ22の中心軸24との間に働く軸トルクを、たとえば、ねじれ方向の歪み量より検出し、検出した軸トルクを表す軸トルク信号DTFRを制御装置5に出力する。
ここで、前述のように後輪用ダイナモメータ3は、前輪用ダイナモメータ2と同様に構成されており、制御装置5の出力される指令信号CNTRに従って稼働するモータ23、モータ23の回転速度を検出し、検出した回転速度を表す回転速度信号VRを制御装置5に出力する回転速度計29、モータ23のモータ軸27と左側のローラ22の中心軸24との間に働く軸トルクを表す軸トルク信号DTRLを制御装置5に出力する左軸トルク計26、モータ23のモータ軸27と右側のローラ22の中心軸24との間に働く軸トルクを表す軸トルク信号DTRRを制御装置5に出力する右軸トルク計28とを備えている。
さて、図1に戻り、前輪用ダイナモメータ2と後輪用ダイナモメータ3はローラ22の頂部がピット1上面に設けられた開口から露出するように配置されている。
そして、自動車の試験は、図示するように、ピット1上に自動車を進行させ、左右の前輪を前輪用ダイナモメータ2の左右のローラ22上にそれぞれ位置決めすると共に、左右の後輪を後輪用ダイナモメータ3の左右のローラ22上にそれぞれ位置決めした上で、自動車をピット対して4つのベルト固定装置4を用いて固定して行う。
なお、4つのベルト固定装置4は、ピット1上の、前述のように位置決めされた自動車の前後左右となる位置に配置されており、それぞれ、自動車に固着した固定フックと連結する固定ベルト41と、ピット固定された巻取装置42を備えている。ここで、この巻き取り装置は、当該固定ベルト41を任意量巻き取ったり、任意量送り出したり、固定ベルト41を任意量巻き取った状態で固定する装置である。なお、車両に固着した固定フックとしては、それが可能な場合は、自動車の牽引フックを流用してもよい。
次に、制御装置5の詳細について説明する。
図3に、制御装置5の構成を示す。
図示するように、制御装置5は、目標設定部51、前輪伝達駆動力算出部52、後輪伝達駆動力算出部53、指令値算出部54、指令値調整部55、前モータ用加算部56、後モータ用加算部57とを有している。
このような構成において、目標設定部51は、予め定められた試験スケジュールマップ等に等に従って、車両走行抵抗を模擬するための前輪用ダイナモメータ2のモータ23と後輪用ダイナモメータ3のモータ23で発生するトータルのトルクを表すトルク指令値Ref、車両の慣性質量を補償するために前輪用ダイナモメータ2のモータ23と後輪用ダイナモメータ3のモータ23で模擬するトータルの回転慣性質量を表す後輪電気慣性MEを算出し出力する。
前輪伝達駆動力算出部52は、前輪用ダイナモメータ2の左側のローラ22に自動車の左前輪から加わるトルクTFLを、前輪用ダイナモメータ2の回転速度計29から入力する回転速度信号VFと前輪用ダイナモメータ2の左軸トルク計26から入力する軸トルク信号DTFLから算出し、前輪用ダイナモメータ2の右側のローラ22に自動車の右前輪から加わるトルクTFRを、前輪用ダイナモメータ2の回転速度計29から入力する回転速度信号VFと前輪用ダイナモメータ2の右軸トルク計28から入力する軸トルク信号DTFRから算出する。また、後輪伝達駆動力算出部53は、後輪用ダイナモメータ3の左側のローラ22に自動車の左後輪から加わるトルクTRLを、後輪用ダイナモメータ3の回転速度計29から入力する回転速度信号VRと後輪用ダイナモメータ3の左軸トルク計26から入力する軸トルク信号DTRLから算出し、後輪用ダイナモメータ3の右側のローラ22に自動車の右後輪から加わるトルクTRRを、後輪用ダイナモメータ3の回転速度計29から入力する回転速度信号VRと後輪用ダイナモメータ3の右軸トルク計28から入力する軸トルク信号DTRRから算出する。より詳細には、以上の各トルクTFL、TFR、TRL、TRRは次式1に従って求める。
そして、指令値算出部54は、前輪用ダイナモメータ2のモータ23の算出指令値ACRFと、後輪用ダイナモメータ3のモータ23の算出指令値ACRRとを、次の式2に従って算出する。
ただし、MFLは前輪用ダイナモメータ2の左側のローラ22の固定慣性、MFRは前輪用ダイナモメータ2の右側のローラ22の固定慣性、MFDは前輪用ダイナモメータ2のモータ23の固定慣性、MRLは後輪用ダイナモメータ3の左側のローラ22の固定慣性、MRRは後輪用ダイナモメータ3の右側のローラ22の固定慣性、MRDは後輪用ダイナモメータ3のモータ23の固定慣性である。
ここで、前輪用ダイナモメータ2のモータ23の回転角加速度AFと、後輪用ダイナモメータ3のモータ23の回転角加速度ARは、算出指令値ACRFと算出指令値ACRFを用いて、次の式3によって示される。
そして、式3に式2を代入すると、次の式4に示すように、前輪用ダイナモメータ2のモータ23の回転角加速度AFと、後輪用ダイナモメータ3のモータ23の回転角加速度ARは一致する。
したがって、以上のように求めた算出指令値ACRFと算出指令値ACRFで、前輪用ダイナモメータ2とモータ23と後輪用ダイナモメータ3のモータ23を制御すれば、前輪用ダイナモメータ2のモータ23の回転角加速度AFと、後輪用ダイナモメータ3のモータ23の回転角加速度ARを常に一致させることができる。そして、これにより、前輪用ダイナモメータ2のモータ23と後輪用ダイナモメータ3のモータ23とを同じ回転速度に同期させて回転させることができる。
ここで、式2は、前輪用ダイナモメータ2の回転系全体の固定慣性をMF=MFL+MFD+MFR、後輪用ダイナモメータ3の回転系全体の固定慣性をMR=MRL+MRD+MRR、前輪用ダイナモメータ2の二つのローラ22に自動車の前輪から加わるトルクの合計をTF=TFL+TFR、後輪用ダイナモメータ3の二つのローラ22に自動車の後輪から加わるトルクの合計をTR=TRL+TRRとすると式5のように示される。
式5と式2により理解されるように、設定される算出指令値ACRFと算出指令値ACRFは、各モータ23が、このトルク指令値Refや電気慣性MEに追従するように、各モータ23を制御する値を示すものとなる。
さて、指令値調整部55は、指令値算出部54が算出した前輪用ダイナモメータ2のモータ23の算出指令値ACRFの調整量ΔACRFと、指令値算出部54が算出した後輪用ダイナモメータ3のモータ23の算出指令値ACRRの調整量ΔACRRとを算出する。ここで、前輪用ダイナモメータ2のモータ23の算出指令値ACRFの調整量ΔACRFは、前輪用ダイナモメータ2の回転速度計29が出力する回転速度VF と、理想回転速度との差分に所定のゲインを乗じた量、当該差分を減少させる方向に、モータ23の発生トルクを変更させる量として求める。また、後輪用ダイナモメータ3のモータ23の算出指令値ACRRの調整量ΔACRRは、後輪用ダイナモメータ3の回転速度計29が出力する回転速度VR と、理想回転速度との差分に所定のゲインを乗じた量、当該差分を減少させる方向に、モータ23の発生トルクを変更させる量として求める。
なお、理想回転速度は、前輪用ダイナモメータ2と後輪用ダイナモメータ3について共通であり次式6によって求める。
さて、前モータ用加算部56は指令値算出部54が算出した前輪用ダイナモメータ2のモータ23の算出指令値ACRFと指令値調整部55が算出した調整量ΔACRFを加算した指令信号CNTFを前輪用ダイナモメータ2のモータ23に出力する。そして、前輪用ダイナモメータ2のモータ23は、前モータ用加算部56から出力される指令信号CNTFに従ったトルクを発生するように動作する。
また、後モータ用加算部57は指令値算出部54が算出した後輪用ダイナモメータ3のモータ23の算出指令値ACRRと指令値調整部55が算出した調整量ΔACRRを加算した指令信号CNTRを後輪用ダイナモメータ3のモータ23に出力する。そして、後輪用ダイナモメータ3のモータ23は、後モータ用加算部57から出力される指令信号CNTRに従ったトルクを発生するように動作する。
ここで、このように算出指令値ACRFを、前述したように算出した調整量ΔACRFで調整して、最終的な指令信号CNTFとしたり、算出指令値ACRRを、前述したように算出した調整量ΔACRRで調整して、最終的な指令信号CNTRとすることにより、算出指令値ACRFや算出指令値ACRRををそのまま最終的な指令信号CNTFとした場合に生じる制御装置5の制御の遅延を改善することができるようになる。
以上、本発明の実施形態について説明した。
本発明の実施形態に係るシャシーダイナモメータの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係る前輪用ダイナモメータの構成を示す図である。 本発明の実施形態に係るシャシーダイナモメータの制御装置の構成を示すブロック図である。
符号の説明
1…ピット、2…前輪用ダイナモメータ、3…後輪用ダイナモメータ、4…ベルト固定装置、5…制御装置、21…ベース、22…ローラ、23…モータ、24…中心軸、25…支柱、26…左軸トルク計、27…モータ軸、28…右軸トルク計、29…回転速度計、41…固定ベルト、42…巻取装置、51…目標設定部、52…前輪伝達駆動力算出部、53…後輪伝達駆動力算出部、54…指令値算出部、55…指令値調整部、56…前モータ用加算部、57…後モータ用加算部。

Claims (3)

  1. 自動四輪車の前輪が載置される前輪用ローラと当該前輪用ローラと連結した前輪用モータと当該前輪用ローラと前記前輪間に作用する力を計測する前輪用測定装置と前記前輪用モータの回転速度を計測する前輪用回転速度計とを有する前輪用ダイナモメータと、前記自動四輪車の後輪が載置される後輪用ローラと当該後輪用ローラと連結した後輪用モータと当該後輪用ローラと前記後輪間に作用する力を計測する後輪用測定装置と前記後輪用モータの回転速度を計測する後輪用回転速度計とを有する後輪用ダイナモメータとを備えた自動四輪車用のシャシーダイナモメータの制御装置であって、
    前記前輪用測定装置の計測した力と前記前輪用回転速度計が計測した前記前輪用モータの角加速度とに基づいて、前記前輪用ローラに前記自動四輪車の前輪から伝達されたトルクを前輪伝達トルクとして算出する前輪伝達トルク算出手段と、
    前記後輪用測定装置の計測した力と前記後輪用回転速度計が計測した前記後輪用モータの角加速度とに基づいて、前記後輪用ローラに前記自動四輪車の後輪から伝達されたトルクを後輪伝達トルクとして算出する後輪伝達トルク算出手段と、
    前記前輪用モータと前記後輪用モータとを制御するモータ制御手段とを有し、
    前記モータ制御手段は、前記前輪用モータの制御によって前記前輪用ダイナモメータの回転系に加えるトルクと前記前輪伝達トルクとの合計を前記前輪用ダイナモメータの回転系の回転慣性質量で除した値として求まる、当該前輪用ダイナモメータの回転系の回転角加速度と、前記後輪用モータの制御によって前記後輪用ダイナモメータの回転系に加えるトルクと前記後輪伝達トルクとの合計を前記後輪用ダイナモメータの回転系の回転慣性質量で除した値として求まる、当該後輪用ダイナモメータの回転系の回転角加速度とが等しくなるように、前記前輪用モータの制御と前記後輪用モータの制御とを行うことを特徴とすることをシャシーダイナモメータの制御装置。
  2. 請求項1記載のシャシーダイナモメータの制御装置であって、
    前記モータ制御手段は、
    前記前輪伝達トルクをT F
    前記後輪伝達トルクをT R
    前記前輪用ダイナモメータの回転系の回転慣性質量をM F
    前記後輪用ダイナモメータの回転系の回転慣性質量をM R
    当該シャシーダイナモメータによって前記自動四輪車の慣性質量を模擬するために前記前輪用ダイナモメータの回転系と前記後輪用ダイナモメータの回転系とに与える電気慣性の合計をM E
    当該シャシーダイナモメータによって前記自動四輪車の走行抵抗を模擬するために前記前輪用ダイナモメータの回転系と前記後輪用ダイナモメータの回転系とに加えるトルクの合計をRefとして、

    によって、前輪用モータの制御量ACR と後輪用モータの制御量ACR R を算出することを特徴とするシャシーダイナモメータの制御装置。
  3. 請求項1または2記載のシャシーダイナモメータの制御装置であって、
    前記前輪用回転速度計が計測した回転速度と、前記前輪伝達トルクを考慮に含めた前記前輪用モータの回転速度の理論値との差分に応じた量、当該差分が減少する方向に、前記モータ制御手段による前記前輪用モータの制御の制御量を修正すると共に、前記後輪用回転速度計が計測した回転速度と、前記後輪伝達トルクを考慮に含めた前記後輪用モータの回転速度の理論値との差分に応じた量、当該差分が減少する方向に、前記モータ制御手段による前記後輪用モータの制御の制御量を修正する制御量修正手段を有することを特徴とするシャシーダイナモメータの制御装置。
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