JP4920628B2 - モータ - Google Patents

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Description

本発明は、マグネットの取付を容易に行えるようにしたマグネットホルダおよびそれを用いて小型化を図りながら、発生トルクを増大させたDCモータに関する。
DCモータの分野では、モータの小型化の要求が強まる傾向にある。ところで、断面円筒状のモータフレームを備えたDCモータは、断面円筒状のモータフレームの内側面に沿った界磁マグネットの断面形状では必要なsin波状磁化特性を発生することが困難であり、また、断面円筒状のモータフレームを転がらないように取り付けるための構成を別に必要とする。
一方、断面四角形の形状のモータフレームを備えたDCモータは、モータフレームの角部で界磁マグネットの厚みを厚くすることにより必要な磁化特性、あたかもsin波状磁化曲線にのった特性を発生させ、必要な磁化特性に合ったモータフレーム形状とすることができる。また、モータフレームの断面が四角形のため、いずれかの面が取り付け面に沿うこととなり、取り付け易くなる。
このような例として、例えば、下記特許文献1、特許文献2に示されるDCモータがある。
特許文献1の例は、角筒型で断面が正方形のモータフレーム内部に界磁マグネットを一体成形する。この界磁マグネットはモータフレームの角部に磁極の中心がくるようにN、S交互に4極等分に着磁される。界磁マグネットは、外側が角形で内側が円弧状に形成され、隣の界磁マグネットと接して設けられている。界磁マグネットの内部にはロータが配置される。
図6は従来の特許文献2の界磁マグネット構成図である。
図6の特許文献2の例は、金属材の上部モータフレーム101と下部モータフレーム(図示省略)とから直方体形状のモータフレームを形成する。上部モータフレーム101の内壁には複数の外角内円の界磁マグネット102が設けられる。界磁マグネット102は、四辺形の上モータフレーム101の4隅部にそれぞれ装着され、外側は角形で、内側は円弧状である4個の界磁マグネット102a、102b、102cおよび102dからなる。界磁マグネット102は隣の界磁マグネット102と微小間隙Δgを介して配置されている。界磁マグネット102の内部にはロータ(図示省略)が配置される。
以上述べた従来の配置構成については後で述べるような問題がある。
また、マグネットの取付固着が問題となる。モータフレームの隅に配置する各極独立に着磁された界磁マグネットの取付固定方法は、従来、U字形に成形されたバネを用い、モータフレームの打ち出し部又は切り起こし部に押し付けて界磁マグネットを固定したり(例えば、特許文献10参照)、接着剤で固定したりしていた。
しかし、U字形のバネで固定する際の問題点は、バネで界磁マグネットをモータフレームの打ち出し部又は切り起こし部に押し付けるため界磁マグネットの位置がモータフレームの打ち出し部又は切り起こし部の精度で決まってしまうことにある。U字形バネの押し付ける力が強いと、界磁マグネットのカケや割れが発生する原因にもなる。また、接着剤での固定は、接着する際、位置を決める治具が必要となり、更に、接着剤の材質に基づく接着信頼性の問題、接着後の乾燥状態による接着力低下等の問題があった。
そのため、従来は、マグネットホルダによりマグネットを保持する取付方法が採用されていた。例えば、特許文献5には、両端の環状部間を両側の保持部で連結し、その内部に磁石を保持するようにした構成の磁石ホルダが示されている(例えば、特許文献5の他に特許文献3、8、9参照)。
図7は従来の特許文献5記載の磁石ホルダの説明図である。
図7において、樹脂製の磁石ホルダ203は、対向配置した1対のリング状の環状部203bを四本の柱状の保持部203aで連結した構成を備える。
非磁性体金属薄板からなる磁石カバー201は永久磁石202の内側部を保護するために設けられる。永久磁石202と磁石カバー201は、組み合わされて磁石ホルダ203の1対の保持部203aと1対の環状部203bよりなる空間に収納される。モータフレームとなるヨーク(図示省略)の内側に挿入取り付けされる。これにより、永久磁石202は、円周方向には磁石ホルダ203の一対の保持部203aにより、また、軸方向には一対の環状部203bにより保持固定される。
また、他の例として、特許文献6には、上記磁石ホルダの例において、概略、片側の環状部のみに保持部を立設した構成の磁石ホルダが示されている。
図8は従来の特許文献6記載の樹脂製ホルダの説明図である。
図8において、樹脂製ホルダ301は、円弧状剛性支持部303a、303bの両端部近傍に支持片305を立設し、1対の円弧状剛性支持部303a、303bの両端部に可撓継手部304a、304bを介して連結して構成する。
C字状マグネット302a,302bをそれぞれ円弧状剛性支持部303a、303bに設けた支持片305で支持する(特許文献6の他に特許文献4、7参照)。
特開平07−059322号公報 特開2000−279885号公報 特開平09−107645号公報 特開平09−135560号公報 特開平09−322443号公報 特開平11−113200号公報 特開2001−197690号公報 特開2003−189512号公報 特開2004−282951号公報 実開平03−060853号公報
上記従来例には以下の問題点がある。(1) 上記特許文献1の例では、外側が角形で内側が円弧状の界磁マグネットが上部モータフレームの角部に配置されている構成は必要な磁化特性を得ることができるため好ましい。しかし、モータフレームとロータの間には、ロータがスムーズな回転を行うために必要なエアーギャップのほかに、界磁マグネットが介在する。このように界磁マグネットが介在するため、ロータの軸中心から半径方向外側までの長さが界磁マグネットの半径方向厚さ分短くなる。その結果、ロータに巻回できる巻線の巻回数が少なくなり、ロータに生じるトルクがその分小さくなる。(2) 上記特許文献2の例においても、上記
特許文献1の例と同様に、モータフレーム101とロータの間には、必要なエアーギャップのほかに、界磁マグネット102が介在する。このため、同じく、ロータに生じるトルクが小さくなる。(3) また、特許文献5の例は、磁石ホルダ203が環状部203bを備えることから、この磁石ホルダ203を収納するヨーク(図示省略:モータフレームに相当する)の形状は、断面環状に制限され、他の形状までは言及されていない。また、電機子と界磁用の永久磁石202との間に磁石カバー201が設けられ、この磁石カバー201の分だけ余分にエアーギャップ間隙を設ける必要があり、エアーギャップに基づき磁気特性が劣化するという影響がでる。(4) 特許文献6の例は、リング状の樹脂製ホルダ301の円弧状剛性支持部303a、303bと、その円弧状剛性支持部303a、303bに立設した1対の支持片305で略U字状空間を形成し、その空間内にC字状マグネット302a,302bを支持させる。この例では、円弧状剛性支持部303a、303bに立設した棒状の支持片305でC字状マグネット302a,302bを支持しているので、C字状マグネット302a,302bが樹脂製ホルダ301の開口側から抜け落ちる不都合があり、両側の支持片305で支持されているので、振動により両支持部の間隔が変動しやすく、抜け落ちやすい。
本発明の目的は、上記問題点に鑑み、磁極数と同じ角部を有するモータフレーム内に界磁マグネットを設け、モータの外形形状を変えずに発生するトルクを大きくすると共に、界磁マグネットを容易に取り付け固定するようにしたマグネットホルダおよびそれを用いたDCモータを提供することにある。
本発明は、上記目的を達成するために以下の解決手段を採用する。
モータフレーム断面が、一定板厚を有し、断面が四角形の各辺の一部を残しながら角部を内側に押し潰した形状のモータにおいて、トルクを大きくするために、回転体の磁気構成部(アマチュアコア)の外径を最大にするには、フレーム内面から回転に必要なエアーギャップのみを設けた状態で、アマチュアコアの外径を設定することが有効となる。
また、マグネットホルダは、角部を有するモータフレームの該角部に、界磁マグネットを精確に位置決め固定するために、モータフレームの内側面に密接する略ロ字形枠部に、連結部で連結した一対の柱状部を連設し、前記略ロ字形枠部と前記対になった柱状部と前記連結部により界磁マグネットの保持枠を構成する。具体的には、以下のようになる。
(1)モータは、一定板厚を有し、アマチュアコア半径方向の断面形状が四角形の各辺の一部を残しながら角部を内側に押し潰した筒状部を有するモータフレームを備えており、当該モータフレーム内側に界磁マグネットを保持するマグネットホルダが装着されたモータであって、前記マグネットホルダは、合成樹脂製であり、且つ前記モータフレームの内側面に密接していると共にシャフト方向に一定厚さを有する略ロ字形枠部と、当該略ロ字形枠部の一方側に、前記モータフレームの筒状部の面に沿うように平行に立設された4対の柱状部と、対になった柱状部の端部を連結する連結部とを備え、前記略ロ字形枠部の角部と、前記対になった柱状部と、前記連結部とにより、4つの前記界磁マグネットの保持枠が構成されており、前記界磁マグネットが、前記マグネットホルダの保持枠によって前記モータフレームの角部に位置決め固定されていることを特徴とする。
(2)上記(1)に記載のモータは、前記モータフレームは、角部が円弧状又は直線状で構成されていることを特徴とする。
(3)上記(1)又は(2)に記載のモータは、前記柱状部は、前記略ロ字形枠部に一体に立設されていることを特徴とする。
(4) 上記(1)から(3)のいずれか一項に記載のモータは、前記対になった柱状部は、前記界磁マグネットをモータフレームに押しつける、界磁マグネットとの接触面を備えていることを特徴とする。
(5) 上記(4)に記載のモータは、前記界磁マグネットは、柱状部と接する面がモータフレームの各辺と直交するように形成されており、前記対になった柱状部の界磁マグネットとの接触面は、接触面同士の成す角度が90度であることを特徴とする。
(6) 上記(1)から(5)のいずれか一項に記載のモータは、隣り合う前記対になった柱状部の間には、前記モータフレームの前記各辺の内側面と前記アマチュアコアの歯の前記半径方向の最外側面との間に形成される回転を維持するためのエアーギャップと、前記アマチュアコアの歯を配置したことを特徴とする。
(7) 上記(2)から(6)のいずれか一項に記載のモータは、前記モータフレームの筒状部の角部は円弧状であり、 前記界磁マグネットの前記半径方向の断面形状は、内側を、前記アマチュアコアとギャップを介して対向する円弧に構成し、外側を、略ロ字形の各辺の一部に対応する部分を残しながら角部を円弧状に構成したことを特徴とする。
(8) 上記(7)記載のモータは、前記マグネットホルダの前記対になった柱状部は、該柱状部の前記半径方向の断面形状の内側が、前記界磁マグネットの前記半径方向の断面形状の内側の円弧形状と同じ径の円弧形状であり、前記柱状部の前記半径方向の断面形状の外側が、前記界磁マグネットの前記半径方向の断面形状の外側の形状の延長線として形成されていることを特徴とする。
(9) 上記(6)から(8)のいずれか一項に記載のモータは、前記エアーギャップは、0.1mm〜0.5mmであることを特徴とする。
(10) 上記(1)から(9)のいずれか一項に記載のモータは、前記界磁マグネットと前記マグネットホルダを相互に異なる材料で一体成形したことを特徴とする。
(11) 上記(1)から(10)のいずれか一項に記載のモータは、前記マグネットホルダを前記界磁マグネットと同じ材料で一体成形したことを特徴とする。
本発明は以下の効果を奏する。(1) 略ロ字形のマグネットホルダを用いて界磁マグネットをモータフレームの所定位置、特に角部に位置決め固定することができるので、界磁マグネットの位置決め固定が容易且つ正確に行うことができる。(2) モータフレームとアマチュアコアは、モータフレームとアマチュアコアの歯の最外側との間に回転の維持に必要なエアーギャップのみを形成する程度にアマチュアコアの形状を大きくできるので、巻回数も多くなり、従って発生トルクも大きくすることができる。(3) マグネットホルダの連結部の係止凹部は、そのテーパー面に、モータ組立時に、エンドブラケットの係止凸部を押し付けるように配置することにより、連結部および柱状部をモータフレームに密接させることができ、従って、保持部に保持されている界磁マグネットを正確に位置決め固定することができる。(4) 略ロ字形枠部の角部と一対の柱状部と連結部によりマグネットの保持枠を構成したので、モータフレームに対する保持枠の位置決め固定が正確且つ容易に行うことができる。(5) 従来の円筒形フレームの場合には、磁石の回転方向の厚み変化は、一定厚で変わらないため、界磁用の磁石に必要とされるsin波状磁化曲線が得られない。本発明の界磁マグネットの形状は、回転方向の厚み変化が、モータフレームの角部に配置される部分の厚みが他の部分と比べて最も厚く形成されているので、界磁用の磁石に必要とされるsin波状磁化曲線が得られる。(6) 本発明のマグネットホルダは、特許文献6の支持部に相当する、柱状部の両端をそれぞれ略ロ字形枠部と連結部により連結しているので、支持したマグネットが抜け落ちなくなる。(7) 本発明は、界磁マグネットとマグネットホルダを一体成形した構成とするので、界磁マグネットとマグネットホルダは別材料とすることができるので、材料選択の幅が拡がり、そのため、寸法精度およびその寸法精度に起因した各種特性が向上する。また、組立が容易になる。また、界磁マグネットとマグネットホルダの間のがたつきが無くなり、振動にも強くなり、寸法精度が格段に良くなり、製造が容易になる。
なお、従来、磁石カバーを用いる理由は、破損し易いサマリウムコバルト系、フェライト系磁石を用いていたためである。しかし、本発明の場合は、当業者においては当然のこととして、破損し難い、例えば複合磁石を用いることにより、磁石カバーを省略することができる。複合磁石は、ネオジム磁石(Nd−Fe−B)などの希土類をプラスチックやゴムで結合したもので、今や普通に用いられる磁石であり、従来のサマリウムコバルト系磁石やフェライト系磁石に比べ、曲げ強度が強く、(BH)maxが大きくなる。
本発明の実施の形態を図に基づいて詳細に説明する。
モータフレーム断面が、一定板厚を有し、断面が四角形の各辺の一部を残しながら角部を内側に押し潰した形状のモータにおいて、トルクを大きくするために、回転体の磁気構成部(アマチュアコア)の外径を最大にするには、フレーム内面から回転に必要なエアーギャップのみを設けた状態で、アマチュアコアの外径を設定する。それによって、アマチュアコアの形状が増大した分だけ巻線の量を増加することができるようになり、その結果発生トルクを大きくすることができるようになる。
また、本発明のマグネットホルダは、角部を有するモータフレームの該角部に、界磁マグネットを正確に位置決め固定するために、モータフレームの内側面に密接する略ロ字形枠部に、連結部で連結した一対の柱状部を連設し、前記略ロ字形枠部と前記対になった柱状部と前記連結部により界磁マグネットの保持枠を構成する。これにより、保持枠が略ロ字形枠部に対し多少自由になるので、モータフレームの角部に界磁マグネットを正確に且つ容易に取付固定することができるようになる。
図1は本発明の実施例1のDCモータの構成図である。図1(a)はシャフトの長さ方向に切断した断面図であり、図1(a)中、A−A線からB−B線までの間は図1(b)のD−D線で切った断面図、B−B線からC−C線までの間は図1(c)のE−E線で切った断面図、C−C線からエンドブラケットまでの間は図1(d)のF−F線で切った断面図である。図1(b)は図1(a)のA−A断面図、図1(c)は図1(a)のB−B断面図、図1(d)は図1(a)のC−C断面図である。
図1(a)のDCモータ1は、シャフト2にアマチュアコア3を設け、アマチュアコア3の歯4の両側のスロット5に電機子巻線6を巻回する。また、シャフト2に、限流用バリスタ7を搭載し、整流子片8を設けた整流子ユニット9を設ける。シャフト2はその一端をモータフレーム10の端板部11の中心開孔に装着した軸受12に軸支し、他端をエンドブラケット13に装着した軸受14に軸支する。端板部11には、シャフト2を中心として対称位置に取付用のネジ孔15が設けられている。エンドブラケット13には、ブラシ16を備えた端子17が設けられている。ブラシ16は整流子片8と接触するように配置される。また、エンドブラケット13におけるマグネットホルダ30の連結部33のテーパー部33bに対向する部分には、係止凸部13bが設け
られている。
モータフレーム10は、板厚一定で、断面が略ロ字形(見方を換えると、断面略ロ字形の筒体でもある)の各辺18の一部を残しながら各角部19を内側に押し潰した形状の筒状部20と、この筒状部20に連設される端板部11からなる。実施例1では、筒状部20の断面は隣接する辺18同士の間が円弧で連結されている。
モータフレーム10の形状を、基本的に、界磁マグネット21の着磁極数と同じ数の略ロ字形にすることで、界磁マグネット21の極の中心部(回転方向でみた中心部)の厚みを減らすことなく、角部19のパーミアンス係数を大きくし、界磁マグネット21に必要な回転方向に沿ったsin波状磁化曲線を形成することが可能にする。
モータフレーム10の内径に対し、アマチュアコア3の外径を、アマチュアコア3の回転に必要最小限のエアーギャップGを残して設定する。エアーギャップGは、主にモータフレーム10の内径精度とアマチュアコア3の外径精度の2点の部品の精度で決まる。このため、エアーギャップGは、実際の寸法としては、例えば0.1mm〜0.5mm程度の値となる。
モータフレーム10の角部19の円弧の半径は、シャフト2中心から界磁マグネット21のシャフト2側の円弧面21aまでの長さの5%から85%の間の任意の値に設定する。これにより、アマチュアコア3を界磁マグネット21による配置場所の制限を受けずに拡大した構造で配置することができ、したがって、電機子巻線6の巻回数を増加して発生トルクを増加することができる。好ましくは、上記モータフレーム10の角部19の円弧の半径は、シャフト2中心から界磁マグネット21のシャフト2側の円弧面21aまでの長さの65%から85%の間の任意の値に設定する。
モータフレーム10の端板部11と反対側の筒状部20の開放端には、エンドブラケット13が装着される。このとき、係止凸部13bが係止凹部33aのテーパー面33bを押圧して保持枠34を正しい位置に移動し、界磁マグネット21を正しい位置に取付固定する。
界磁マグネット21は、破損し難い、例えば、曲げ強度が強く、(BH)maxが大きいネオジム磁石等を用いる。
界磁マグネット21は、半径方向又は回転方向に着磁され、断面略ロ字形の筒状部20の角部19に相互に離間して配置される。
界磁マグネット21の断面形状は、内側の面(アマチュアコア3に近接する面)がシャフト2中心からの半径で形成される円弧面21aで、外側の面がモータフレーム10の内側面10aに密着して形成される。内側の面と外側の面の間の連結面21bは、モータフレーム10の内側面10aと直交する面に形成されているが、抜け止め作用を有する任意の角度に設定することができる。
特に、DCモータ1において、モータ特性に大きく影響を与える、界磁マグネット21の(BH)max(最大エネルギー積)と回転体の磁気構成部を構成するアマチュアコア3の外径寸法の関係において、アマチュアコア3の外径をモータフレーム10の内径から必要最小限のエアーギャップGを除いた値まで大きくすることにより、アマチュアコア3のスロット5の巻線領域を稼ぎ、尚且つ、モータ部品として高価な界磁マグネット21の使用量を抑え、モータ形状の小型化を図りながらトルクを増加し、コストとモータ体積の低減を実現する。
個々の界磁マグネット21は、マグネットホルダ30により位置決め固定されると共に、モータフレーム10の角部19に押さえ込まれ取付固定される。マグネットホルダ30は、合成樹脂製で、半径方向には、モータフレーム10の筒状部20の内側に密着するように形成され、シャフト2方向には、端板部11とエンドブラケット13に当接するように構成される。
図2は、本発明のマグネットホルダの斜視図である。
図3は、図2の本発明のマグネットホルダに界磁マグネットを装着した状態を示す斜視図である。マグネットホルダ30は、シャフト2方向に一定厚さを有する略ロ字形枠部31の一方側に、対になった柱状部32を四対モータフレーム10の筒状部20の面に沿うように平行に立設し、対になった柱状部32間を連結部33で連結する。略ロ字形枠部31は、一定板厚を有し、断面が四角形の各辺31aの一部(大略、中央部分)を残しながら角部31bを内側(略ロ字形枠部31の内部方向)に押し潰した形状(例えば、変則環状、筒状)に形成されている。略ロ字形としたのは、前記「断面が略ロ字形の各辺の一部を残しながら角部を内側に押し潰した形状」が図1の例の他に図4の例も含むことから、角部の形状が円弧または直線で形成される例も含むように定義した。略ロ字形枠部31は、中空枠体で、四角形の各辺31aの中央部をそのまま辺として残し、該辺31aの中央部を残し両側の角部31bを内側に押し潰した形状を有する略ロ字形体又は筒状体として形成する。
略ロ字形枠部31の外側はモータフレーム10の筒状部20の内側面に密接する形状、即ち、隣り合わせの辺31aの間の角部31bを任意の半径の円弧で連結した形状、換言すると、各辺31aの一部を残しながら角部31bを内側に任意半径の円弧となるように押し潰した形状に形成する。
略ロ字形枠部31の内側は、前記外側面から大略強度を維持できる厚さだけ内側に形成され、且つ、柱状部32が設けられていない側から柱状部32が設けられている側に向かってP段、Q段の順で2段に構成される。P段は外側面から半径方向一定厚の内側に略ロ字形枠部31の外側形状の相似形に形成されている。Q段における各辺31aの形状はP段の各辺31aの半径方向厚さと同じに形成され、Q段における角部形状は、界磁マグネット21を支持するために、界磁マグネット21の半径方向断面形状に対応する形状に形成される。
柱状部32は、略ロ字形枠部31から一体に立設され、図1(c)および図1(d)に断面図を示すように、界磁マグネット21の半径方向断面形状の回転方向両端に当接するように形成される。即ち、一定板厚を有し、断面が四角形の各辺18の一部を残しながら角部19を内側に押し潰した形状とした略ロ字形枠部31内に、モータフレーム10の辺18に回転のためのエアーギャップGのみを介してアマチュアコア3の1歯4の外側面が対向するように、アマチュアコア3を配置したDCモータ1において、外側がモータフレーム10の内側角部19に密着し、内側がアマチュアコア3の歯4の外側面に回転のためのエアーギャップのみを設けて対向配置した界磁マグネット21の回転方向両側に、界磁マグネット21の内側面を構成する円弧面21aと同じ半径の円弧面を内側面とし、外側がモータフレーム10の内側面10aに密着する柱状部32を有する。
換言すれば、対になっている柱状部32の断面形状の内側が、界磁マグネット21の断面形状の内側の円弧形状と同じ径の円弧形状とし、柱状部32の断面形状の外側が、界磁マグネット21の断面形状の外側の形状の延長線として形成されていることになる。
このため、例えば、柱状部32の半径方向断面は、界磁マグネット21の回転方向先端では、半径方向厚みが回転方向に漸次減少する形状となり、界磁マグネット21の回転方向後端では、半径方向厚みが回転方向に漸次増加する形状となる。
このような柱状部32を一対連結する連結部33は、その略ロ字形枠部31側が、図1(c)および図1(d)に示されるように、両側に柱状部32を当接した界磁マグネット21の半径方向の断面図形状に相当する。
連結部33には、略ロ字形枠部31と反対側に、テーパー面33bを有する係止凹部33aが形成されている。連結部33の係止凹部33aには、外側から中心に向かうテーパー面33bが形成されていて、マグネットホルダ30をモータフレーム10に固定するために、エンドブラケット13の係止凸部13bが係合すると、係止凸部13bで係止凹部33aのテーパー面33bが外側(半径方向外側)へ押圧されて、連結部33に連設する両柱状部32がモータフレーム10側に押圧され、界磁マグネット21がモータフレーム10の内側に密着させられる。係止凸部13bは4個エンドブラケット13の所定位置に設けられている。マグネットホルダ30の柱状部32が組立前に多少位置ずれを生じても、係止凸部13bが連結部33の係止凹部33aの位置を修正することができるので、界磁マグネット21の位置を所定の位置に位置決めすることができる。マグネットホルダ30は注形樹脂により一体に形成する。
略ロ字形枠部31の角部31b領域と、1対の柱状部32と、連結部33により、界磁マグネット21の形状に合わせた長方形の保持枠34を形成する。1対の柱状部32の界磁マグネット21と接する面32a、32bの成す角度は、その面によって界磁マグネット21をモータフレーム10へ押しつけるような力が働くように形成する。
界磁マグネット21の柱状部32と接する面は、図1(c)および図1(d)に示すように、モータフレーム10の各辺18と直交する面に形成する。この結果、界磁マグネット21と一対の柱状部32の接するそれぞれの面は、相互に90度の角度を成し、界磁マグネット21をモータフレーム10の角部19に押し込むとき、相互の位置がずれないように正確に位置決め固着することができる。
マグネットホルダ30の保持枠34に界磁マグネット21を装着すると、図3に示すように、界磁マグネット21の外側面が角部19および連結部33の外側面に整列する。
図4は本発明のマグネットホルダのモータフレームへの実装説明図である。
界磁マグネット21c、21d、21e、21fをモータフレーム10へ実装時、モータフレーム10の筒状部20の開口側から、略ロ字形枠部31を先頭にして保持枠34に界磁マグネット21c、21d、21e、21fを収納保持した状態でマグネットホルダ30を挿入し、次にシャフト2を装着したアマチュアコア3および整流子ユニット9等をマグネットホルダ30内に挿入位置決めし、その後、モータフレーム10の開口端にエンドブラケット13を装着し、エンドブラケット13の係止凸部13bをマグネットホルダ30の連結部33c、33d、33e、33fの係止凹部33aに係合し、位置決め固定する。
図5は、本発明の他の実施例のDCモータの構成図である。
本発明のDCモータ1は、モータフレーム10の断面が四角形の各辺18の一部を残しながら角部19を内側に押し潰した形状が、隣接する辺18の間を任意の形状の弧で連結した形状としたものでもよく、また、モータフレーム10の断面が四角形の各辺18の一部を残しながら角部19を内側に押し潰した形状が、隣接する辺18の間を、円弧面を形成する円弧の半径の長さに対して任意比率の円弧で連結した形状としたものでもよい。また、モータフレーム10の断面が四角形の各辺18の一部を残しながら角部19を内側に押し潰した形状が、隣接する辺18の間を直線で連結した形状としたものでもよく、また、モータフレーム10の断面が四角形の各辺18の一部を残しながら角部19を内側に押し潰した形状が、nを2以上の正の整数とするとき、4n角形としたものであってもよい。
以下で説明する図5(a)および図5(b)は図1(d)の断面位置の図に相当する。なお、巻線は図示省略してある。
図5(a)は、断面図で、8極12スロットの場合のモータ形状で、モータフレーム10dの断面が四角形の各辺18dの一部を残しながら角部19dを内側に押し潰した形状が変則8角形で、角部19dを直線とした形状とする。界磁マグネット21gは、内側が円弧面で、外側がモータフレーム10dの角部19dに密着するように構成され、アマチュアコア3の回転動作を妨害しないようにモータフレーム10dの角部19dに相互に
離間して設け、モータ特性を維持するのに必要なマグネットの磁化特性を確保した形状とする。マグネットホルダの形状は、実施例1の場合の角部の数、辺の数、柱状部の数、連結部の数を2倍にした構成をとる。界磁マグネット21gは実施例1の場合の2倍の数がマグネットホルダの1対の柱状部32d内に収納保持される。
図5(b)は、断面図で、モータフレーム10eは辺18eの角部19eの丸み(コーナーR)を、界磁マグネット21hの内側の円弧21iの内半径(シャフト中心から界磁マグネットの内側の円弧までの半径方向の長さ)に対するコーナーRの半径の比率を5%〜85%の範囲に設定する。好ましくは、上記モータフレーム10eの角部19eの円弧の半径は、シャフト中心から界磁マグネット21hのシャフト側の円弧21iまでの長さの65%から85%の間の任意の値に設定する。
界磁マグネット21hは、内側が円弧21iで、外側がモータフレーム10eに密着した構成を有し、アマチュアコア3の回転動作を妨害しないようにモータフレーム10eの角部19eに離間して設け、モータ特性を維持するのに必要なsin波状磁化特性を確保した構成とする。
マグネットホルダの形状は、実施例1の場合と同様に構成される。界磁マグネット21hはマグネットホルダの1対の柱状部32e内に収納保持される。
以上述べた例では、界磁マグネットとマグネットホルダは成形後組立、即ち、界磁マグネットとマグネットホルダをそれぞれ別個に製造しておいて、組立の段階で、マグネットホルダの保持枠内に界磁マグネットを装着している。これでは、工程が多くなり、製造効率が悪い。この問題を改善するために、(1)界磁マグネットとマグネットホルダを別材料で一体成形する製造方法、又は、(2)界磁マグネットとマグネットホルダを同じ材料で一体成形する製造方法を用いることができる。具体的には、以下のようになる。(1)界磁マグネットとマグネットホルダを別材料で一体成形する製造方法では、予め界磁マグネットを所定形状に成形しておき、その界磁マグネットを樹脂成形装置の型枠内に位置決め固定し、マグネットホルダの材料を型枠内に注入し、マグネットホルダを成形すると共にその保持枠内に界磁マグネットを装着した構成に成形する。この場合、界磁マグネットとマグネットホルダは別材料とすることができるので、材料選択の幅が拡がり、そのため、寸法精度およびその寸法精度に起因した各種特性が向上する。また、組立が容易になる。(2)界磁マグネットとマグネットホルダを同じ材料で一体成形する製造方法では、界磁マグネットとマグネットホルダの型枠を有する樹脂成形装置の型枠内に、界磁マグネットの材料を注入し、界磁マグネットとマグネットホルダを同時に形成する。界磁マグネットの材料としては、ネオジム(Nd−Fe−B)ボンド磁石等の材料を用いる。この製造方法は、マグネットホルダの材料が界磁マグネットの材料に制限されることがあるが、しかし、界磁マグネットとマグネットホルダの間のがたつきが無くなり、振動にも強くなり、寸法精度が格段に良くなり、製造が容易になる。
以上述べた例では、界磁マグネットの断面形状は、内側面(アマチュアコアに近接する側)がシャフト中心からの半径で形成される円弧面で、外側の面がモータフレームの内側面に密着して形成される。
モータフレームの形状を、基本的に、界磁マグネットの着磁極数と同じ数の略ロ字形にすることで、界磁マグネットの極の中心部(回転方向でみた中心部)の厚みを減らすことなく、角部のパーミアンス係数を大きくし、界磁マグネットに必要な回転方向に沿ったsin波状磁化曲線を形成している。
他の例として、実施例4では、界磁マグネット21の断面形状、特に内側の面(アマチュアコアに近接する面)の円弧面を、シャフト2中心からの半径ではなく、磁気特性が回転方向に沿ったsin波状磁化曲線を形成するようなシャフト中心を外した位置からの半径の円弧面に形成する。
これによって、モータフレームに角部があることとは関係なく、界磁マグネットに回転方向に沿ったsin波状磁化曲線を形成することができるようになる。
以上述べた以外に、既に述べた各部構成を組み合わせて、任意の特性のDCモータを構成することもできる。
本発明の実施例1のDCモータの構成図である。 本発明のマグネットホルダの斜視図である。 図2の本発明のマグネットホルダに界磁マグネットを装着した状態を示す斜視図である。 本発明のマグネットホルダのモータフレームへの実装説明図である。 本発明の他の実施例のDCモータの構成図である。 従来の特許文献2のマグネット構成図である。 従来の特許文献5記載の磁石ホルダの説明図である。 従来の特許文献6記載の樹脂製ホルダの説明図である。
符号の説明
1…DCモータ、2…シャフト、3…アマチュアコア、4…歯、5…スロット、6…電機子巻線、7…バリスタ、8…整流子片、9…整流子ユニッ、10、10d、10e…モータフレーム、10a…内側面、11…端板部、12、14…軸受、13…エンドブラケット、13b…係止凸部、15…ネジ孔、16…ブラシ、17…端子、18、18d、18e…辺、19、19d、19e…角部、20…筒状部、21、21c、21d、21e、21f、21g、21h…界磁マグネット、21a…円弧面、21b…連結面、30…マグネットホルダ、31…略ロ字形枠部、31a…辺、31b…角部、32、32d、32e…柱状部、33、33c、33d、33e、33f…連結部、33a…係止凹部、33b…テーパー面、34…保持枠、G…エアーギャップ。

Claims (11)

  1. 一定板厚を有し、アマチュアコア半径方向の断面形状が四角形の各辺の一部を残しながら角部を内側に押し潰した筒状部を有するモータフレームを備えており、当該モータフレーム内側に界磁マグネットを保持するマグネットホルダが装着されたモータであって、
    前記マグネットホルダは、合成樹脂製であり、且つ前記モータフレームの内側面に密接していると共にシャフト方向に一定厚さを有する略ロ字形枠部と、当該略ロ字形枠部の一方側に、前記モータフレームの筒状部の面に沿うように平行に立設された4対の柱状部と、対になった柱状部の端部を連結する連結部とを備え、
    前記略ロ字形枠部の角部と、前記対になった柱状部と、前記連結部とにより、4つの前記界磁マグネットの保持枠が構成されており、
    前記界磁マグネットが、前記マグネットホルダの保持枠によって前記モータフレームの角部に位置決め固定されていることを特徴とするモータ。
  2. 前記モータフレームは、角部が円弧状又は直線状で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
  3. 前記柱状部は、前記略ロ字形枠部に一体に立設されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のモータ。
  4. 前記対になった柱状部は、前記界磁マグネットをモータフレームに押しつける、界磁マグネットとの接触面を備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のモータ。
  5. 前記界磁マグネットは、柱状部と接する面がモータフレームの各辺と直交するように形成されており、
    前記対になった柱状部の界磁マグネットとの接触面は、接触面同士の成す角度が90度であることを特徴とする請求項4に記載のモータ。
  6. 隣り合う前記対になった柱状部の間には、前記モータフレームの前記各辺の内側面と前記アマチュアコアの歯の前記半径方向の最外側面との間に形成される回転を維持するためのエアーギャップと、前記アマチュアコアの歯を配置したことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のモータ。
  7. 前記モータフレームの筒状部の角部は円弧状であり、前記界磁マグネットの前記半径方向の断面形状は、内側を、前記アマチュアコアとギャップを介して対向する円弧に構成し、外側を、略ロ字形の各辺の一部に対応する部分を残しながら角部を円弧状に構成したことを特徴とする請求項2から請求項6のいずれか一項に記載のモータ。
  8. 前記マグネットホルダの前記対になった柱状部は、該柱状部の前記半径方向の断面形状の内側が、前記界磁マグネットの前記半径方向の断面形状の内側の円弧形状と同じ径の円弧形状であり、前記柱状部の前記半径方向の断面形状の外側が、前記界磁マグネットの前記半径方向の断面形状の外側の形状の延長線として形成されていることを特徴とする請求項7に記載のモータ。
  9. 前記エアーギャップは、0.1mm〜0.5mmであることを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか一項に記載のモータ。
  10. 前記界磁マグネットと前記マグネットホルダを相互に異なる材料で一体成形したことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のモータ。
  11. 前記マグネットホルダを前記界磁マグネットと同じ材料で一体成形したことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記載のモータ。
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