JP4920628B2 - モータ - Google Patents
モータ Download PDFInfo
- Publication number
- JP4920628B2 JP4920628B2 JP2008109666A JP2008109666A JP4920628B2 JP 4920628 B2 JP4920628 B2 JP 4920628B2 JP 2008109666 A JP2008109666 A JP 2008109666A JP 2008109666 A JP2008109666 A JP 2008109666A JP 4920628 B2 JP4920628 B2 JP 4920628B2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- motor
- magnet
- field magnet
- frame
- motor frame
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Fee Related
Links
Images
Landscapes
- Permanent Field Magnets Of Synchronous Machinery (AREA)
- Dc Machiner (AREA)
Description
特許文献1の例と同様に、モータフレーム101とロータの間には、必要なエアーギャップのほかに、界磁マグネット102が介在する。このため、同じく、ロータに生じるトルクが小さくなる。(3) また、特許文献5の例は、磁石ホルダ203が環状部203bを備えることから、この磁石ホルダ203を収納するヨーク(図示省略:モータフレームに相当する)の形状は、断面環状に制限され、他の形状までは言及されていない。また、電機子と界磁用の永久磁石202との間に磁石カバー201が設けられ、この磁石カバー201の分だけ余分にエアーギャップ間隙を設ける必要があり、エアーギャップに基づき磁気特性が劣化するという影響がでる。(4) 特許文献6の例は、リング状の樹脂製ホルダ301の円弧状剛性支持部303a、303bと、その円弧状剛性支持部303a、303bに立設した1対の支持片305で略U字状空間を形成し、その空間内にC字状マグネット302a,302bを支持させる。この例では、円弧状剛性支持部303a、303bに立設した棒状の支持片305でC字状マグネット302a,302bを支持しているので、C字状マグネット302a,302bが樹脂製ホルダ301の開口側から抜け落ちる不都合があり、両側の支持片305で支持されているので、振動により両支持部の間隔が変動しやすく、抜け落ちやすい。
モータフレーム断面が、一定板厚を有し、断面が四角形の各辺の一部を残しながら角部を内側に押し潰した形状のモータにおいて、トルクを大きくするために、回転体の磁気構成部(アマチュアコア)の外径を最大にするには、フレーム内面から回転に必要なエアーギャップのみを設けた状態で、アマチュアコアの外径を設定することが有効となる。
また、マグネットホルダは、角部を有するモータフレームの該角部に、界磁マグネットを精確に位置決め固定するために、モータフレームの内側面に密接する略ロ字形枠部に、連結部で連結した一対の柱状部を連設し、前記略ロ字形枠部と前記対になった柱状部と前記連結部により界磁マグネットの保持枠を構成する。具体的には、以下のようになる。
(1)モータは、一定板厚を有し、アマチュアコア半径方向の断面形状が四角形の各辺の一部を残しながら角部を内側に押し潰した筒状部を有するモータフレームを備えており、当該モータフレーム内側に界磁マグネットを保持するマグネットホルダが装着されたモータであって、前記マグネットホルダは、合成樹脂製であり、且つ前記モータフレームの内側面に密接していると共にシャフト方向に一定厚さを有する略ロ字形枠部と、当該略ロ字形枠部の一方側に、前記モータフレームの筒状部の面に沿うように平行に立設された4対の柱状部と、対になった柱状部の端部を連結する連結部とを備え、前記略ロ字形枠部の角部と、前記対になった柱状部と、前記連結部とにより、4つの前記界磁マグネットの保持枠が構成されており、前記界磁マグネットが、前記マグネットホルダの保持枠によって前記モータフレームの角部に位置決め固定されていることを特徴とする。
(2)上記(1)に記載のモータは、前記モータフレームは、角部が円弧状又は直線状で構成されていることを特徴とする。
(3)上記(1)又は(2)に記載のモータは、前記柱状部は、前記略ロ字形枠部に一体に立設されていることを特徴とする。
(4) 上記(1)から(3)のいずれか一項に記載のモータは、前記対になった柱状部は、前記界磁マグネットをモータフレームに押しつける、界磁マグネットとの接触面を備えていることを特徴とする。
(5) 上記(4)に記載のモータは、前記界磁マグネットは、柱状部と接する面がモータフレームの各辺と直交するように形成されており、前記対になった柱状部の界磁マグネットとの接触面は、接触面同士の成す角度が90度であることを特徴とする。
(6) 上記(1)から(5)のいずれか一項に記載のモータは、隣り合う前記対になった柱状部の間には、前記モータフレームの前記各辺の内側面と前記アマチュアコアの歯の前記半径方向の最外側面との間に形成される回転を維持するためのエアーギャップと、前記アマチュアコアの歯を配置したことを特徴とする。
(7) 上記(2)から(6)のいずれか一項に記載のモータは、前記モータフレームの筒状部の角部は円弧状であり、 前記界磁マグネットの前記半径方向の断面形状は、内側を、前記アマチュアコアとギャップを介して対向する円弧に構成し、外側を、略ロ字形の各辺の一部に対応する部分を残しながら角部を円弧状に構成したことを特徴とする。
(8) 上記(7)記載のモータは、前記マグネットホルダの前記対になった柱状部は、該柱状部の前記半径方向の断面形状の内側が、前記界磁マグネットの前記半径方向の断面形状の内側の円弧形状と同じ径の円弧形状であり、前記柱状部の前記半径方向の断面形状の外側が、前記界磁マグネットの前記半径方向の断面形状の外側の形状の延長線として形成されていることを特徴とする。
(9) 上記(6)から(8)のいずれか一項に記載のモータは、前記エアーギャップは、0.1mm〜0.5mmであることを特徴とする。
(10) 上記(1)から(9)のいずれか一項に記載のモータは、前記界磁マグネットと前記マグネットホルダを相互に異なる材料で一体成形したことを特徴とする。
(11) 上記(1)から(10)のいずれか一項に記載のモータは、前記マグネットホルダを前記界磁マグネットと同じ材料で一体成形したことを特徴とする。
られている。
離間して設け、モータ特性を維持するのに必要なマグネットの磁化特性を確保した形状とする。マグネットホルダの形状は、実施例1の場合の角部の数、辺の数、柱状部の数、連結部の数を2倍にした構成をとる。界磁マグネット21gは実施例1の場合の2倍の数がマグネットホルダの1対の柱状部32d内に収納保持される。
Claims (11)
- 一定板厚を有し、アマチュアコア半径方向の断面形状が四角形の各辺の一部を残しながら角部を内側に押し潰した筒状部を有するモータフレームを備えており、当該モータフレーム内側に界磁マグネットを保持するマグネットホルダが装着されたモータであって、
前記マグネットホルダは、合成樹脂製であり、且つ前記モータフレームの内側面に密接していると共にシャフト方向に一定厚さを有する略ロ字形枠部と、当該略ロ字形枠部の一方側に、前記モータフレームの筒状部の面に沿うように平行に立設された4対の柱状部と、対になった柱状部の端部を連結する連結部とを備え、
前記略ロ字形枠部の角部と、前記対になった柱状部と、前記連結部とにより、4つの前記界磁マグネットの保持枠が構成されており、
前記界磁マグネットが、前記マグネットホルダの保持枠によって前記モータフレームの角部に位置決め固定されていることを特徴とするモータ。 - 前記モータフレームは、角部が円弧状又は直線状で構成されていることを特徴とする請求項1に記載のモータ。
- 前記柱状部は、前記略ロ字形枠部に一体に立設されていることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載のモータ。
- 前記対になった柱状部は、前記界磁マグネットをモータフレームに押しつける、界磁マグネットとの接触面を備えていることを特徴とする請求項1から請求項3のいずれか一項に記載のモータ。
- 前記界磁マグネットは、柱状部と接する面がモータフレームの各辺と直交するように形成されており、
前記対になった柱状部の界磁マグネットとの接触面は、接触面同士の成す角度が90度であることを特徴とする請求項4に記載のモータ。 - 隣り合う前記対になった柱状部の間には、前記モータフレームの前記各辺の内側面と前記アマチュアコアの歯の前記半径方向の最外側面との間に形成される回転を維持するためのエアーギャップと、前記アマチュアコアの歯を配置したことを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか一項に記載のモータ。
- 前記モータフレームの筒状部の角部は円弧状であり、前記界磁マグネットの前記半径方向の断面形状は、内側を、前記アマチュアコアとギャップを介して対向する円弧に構成し、外側を、略ロ字形の各辺の一部に対応する部分を残しながら角部を円弧状に構成したことを特徴とする請求項2から請求項6のいずれか一項に記載のモータ。
- 前記マグネットホルダの前記対になった柱状部は、該柱状部の前記半径方向の断面形状の内側が、前記界磁マグネットの前記半径方向の断面形状の内側の円弧形状と同じ径の円弧形状であり、前記柱状部の前記半径方向の断面形状の外側が、前記界磁マグネットの前記半径方向の断面形状の外側の形状の延長線として形成されていることを特徴とする請求項7に記載のモータ。
- 前記エアーギャップは、0.1mm〜0.5mmであることを特徴とする請求項6から請求項8のいずれか一項に記載のモータ。
- 前記界磁マグネットと前記マグネットホルダを相互に異なる材料で一体成形したことを特徴とする請求項1から請求項9のいずれか一項に記載のモータ。
- 前記マグネットホルダを前記界磁マグネットと同じ材料で一体成形したことを特徴とする請求項1から請求項10のいずれか一項に記載のモータ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008109666A JP4920628B2 (ja) | 2008-04-19 | 2008-04-19 | モータ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2008109666A JP4920628B2 (ja) | 2008-04-19 | 2008-04-19 | モータ |
Related Parent Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2005191625A Division JP4167721B2 (ja) | 2005-06-30 | 2005-06-30 | Dcモータ |
Publications (3)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008182896A JP2008182896A (ja) | 2008-08-07 |
JP2008182896A5 JP2008182896A5 (ja) | 2008-09-18 |
JP4920628B2 true JP4920628B2 (ja) | 2012-04-18 |
Family
ID=39726345
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2008109666A Expired - Fee Related JP4920628B2 (ja) | 2008-04-19 | 2008-04-19 | モータ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP4920628B2 (ja) |
Families Citing this family (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP4647715B1 (ja) * | 2010-06-08 | 2011-03-09 | フジマイクロ株式会社 | モータ |
EP2618459B1 (en) * | 2010-09-13 | 2019-01-30 | Mitsubishi Electric Corporation | Rotating electrical machine |
KR102511565B1 (ko) * | 2021-06-10 | 2023-03-17 | 이승권 | 고효율 전동기 |
Family Cites Families (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS6093465A (ja) * | 1983-10-28 | 1985-05-25 | Hitachi Ltd | 給紙装置 |
JPS6260450A (ja) * | 1985-09-11 | 1987-03-17 | Hitachi Ltd | 回転電機の固定子 |
JPH09224337A (ja) * | 1996-02-15 | 1997-08-26 | Seiko Epson Corp | 小型モータ用永久磁石および小型モータ |
JPH11103552A (ja) * | 1997-09-29 | 1999-04-13 | Seresu:Kk | モータ |
JPH11113200A (ja) * | 1997-09-30 | 1999-04-23 | Mitsumi Electric Co Ltd | 小型モータ |
-
2008
- 2008-04-19 JP JP2008109666A patent/JP4920628B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2008182896A (ja) | 2008-08-07 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP6667084B2 (ja) | 表面磁石型モータ | |
US6411006B2 (en) | Electric rotary machine | |
EP1744438A2 (en) | Small DC motor | |
US20060131982A1 (en) | Commutator motor | |
JP3480733B2 (ja) | Dcブラシモータ装置及びその永久磁石 | |
US20080030095A1 (en) | Small-sized motor having ring-shaped field magnet | |
EP2157678B1 (en) | Small motor of polygonal external shape | |
JP2000253635A (ja) | アキシャルギャップモータ | |
WO2005008862A1 (ja) | 薄型ハイブリッド着磁型リング磁石、ヨーク付き薄型ハイブリッド着磁型リング磁石、および、ブラシレスモータ | |
WO2007049411A1 (ja) | コンデンサ電動機とその製造方法 | |
JP2013515455A (ja) | 変調極機械用の回転子 | |
JP4167721B2 (ja) | Dcモータ | |
US20150115760A1 (en) | Rotor and motor | |
JP4920628B2 (ja) | モータ | |
JP6121914B2 (ja) | 同期電動機 | |
JP2003235183A (ja) | モータステータ構造 | |
JP2010075040A (ja) | ハウジングレス電動機 | |
JP2003102135A (ja) | ギャップワインディングモータ | |
JP3517606B2 (ja) | モータ | |
JP2019088086A (ja) | モータ | |
JP4680875B2 (ja) | ステータコアの製造方法 | |
JP6390172B2 (ja) | ロータ及びモータ | |
JP4838160B2 (ja) | 同期電動機の回転子の製造方法 | |
JPH11235002A (ja) | クローポール形ステッピングモータ | |
KR101904872B1 (ko) | 축방향 공극형 모터 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20080628 |
|
A621 | Written request for application examination |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20080628 |
|
A131 | Notification of reasons for refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20110412 |
|
A521 | Written amendment |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523 Effective date: 20110606 |
|
TRDD | Decision of grant or rejection written | ||
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 Effective date: 20120131 |
|
A01 | Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01 |
|
A61 | First payment of annual fees (during grant procedure) |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61 Effective date: 20120201 |
|
R150 | Certificate of patent or registration of utility model |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150210 Year of fee payment: 3 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |