JP4919707B2 - 扉錠 - Google Patents

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Description

本発明は、住宅の玄関扉などに設けられる扉錠に関するものである。
図16に示されるように、玄関扉に設けられる扉錠141は、通常、扉143に内蔵される錠ケース145と、扉143の室外側に設けられるシリンダー装置147と、扉143の室内側に設けられるサムターン装置149とを備える。
このような扉錠141は、シリンダー装置147にキーを差し込み、回転操作することで錠ケース145に設けられたデッドボルト151を進退させることができると共に、サムターン装置149のツマミ152を回転操作することでもデッドボルト151を進退させることができる。そして、デッドボルト151が扉枠に設けられた受部材(ストライク)に突入することで扉143の施錠が行なわれる。
ところで、室外側のシリンダー装置147は、破壊されて不正解錠されないように、その取り付けの強度を高くする必要がある。
従来のシリンダー装置147は、その先端部に下方へ開口するコ字状の溝153が形成されている。そして、その先端部が錠ケース145の開口部155に差し込まれ、前記溝153が錠ケース145の開口部155の下端縁にはめ込まれる。次に、扉143の幅方向に沿ってピン157が差し込まれ、このピン157がシリンダー装置147の穴にも通されて、シリンダー装置147が錠ケース145に固定されて取り付けられる。
さらに、取付強度を高めるために、図16および図17に示すように、サムターン装置149からネジ161,161がシリンダー装置147にねじ込まれる。
このような構成により、シリンダー装置147に上下左右方向および前後方向に力が加えられた場合でも、シリンダー装置147は、その溝153が錠ケース145に引っ掛けられており、ピン157が差し込まれていると共に、サムターン装置149とネジ161で固定されていることでシリンダー装置147が錠ケース145から取り外されてしまうことがない。
しかしながら、従来のシリンダー装置147は、上述したように、その溝153を錠ケース145の開口部155の下端縁にはめ込む必要がある。
そのため、シリンダー装置147を取り付けるためには、シリンダー装置147の先端部を錠ケース145の開口部155に差し込んだ後、下方へ押し下げなければならず、位置合わせをする必要があり取り付けが面倒であった。
また、従来の扉錠141では、シリンダー装置147が上述した下方への移動を伴った取付方法であるが故に、錠ケース145の開口部155がシリンダー装置147の先端部より大きかった。そのため、シリンダー装置147が錠ケース145に取り付けられた状態では、開口部155とシリンダー装置147との間に隙間Sが生じ、取付強度が十分ではなかった。そのため、取付強度を高くするために、上述したようにサムターン装置149側からネジ161をねじ込む必要もあり、取付工程が多くなっていた。しかも、サムターン装置149側からシリンダー装置147側へねじ込んだネジ161を隠すためのカバー159を設ける場合もあり、部品点数が多くなることがあった。
本発明が解決しようとする課題は、簡単な構成で、部品点数も少なくすることができると共に、取り付けが容易であり、しかも従来の取付強度と同等またはそれ以上の強度を有するシリンダー装置を備えた扉錠を安価に提供することである。
本発明は、前記課題を解決するためになされたものであり、扉に設けられた錠ケースへの嵌合部としての丸棒状のガイドピンを有すると共に、扉の幅方向に沿って差し込まれる係止ピンがはめ込まれる穴が形成されたシリンダー胴を有するシリンダー装置を備え、前記シリンダー胴の先端部には、先端側へ突出して取付部が形成されており、前記錠ケースには、前記シリンダー胴の前記取付部がはめ込まれる穴が形成されていると共に、前記ガイドピンがはめ込まれる切欠きまたは穴が貫通して形成されており、前記ガイドピンが前記錠ケースを貫通してはめ込まれると共に、前記シリンダー胴の前記取付部が前記錠ケースにはめ込まれて、前記取付部の基端側の段付き面が前記錠ケースの壁面に当接した状態で、前記係止ピンがはめ込まれて、前記錠ケースの壁面が前記取付部の基端側の段付き面と前記係止ピンで挟み込まれることを特徴とする扉錠である。
請求項2に記載の発明は、前記シリンダー装置と対向して取り付けられ、前記ガイドピンがはめ込まれるピン穴が設けられると共に、扉の幅方向に沿って差し込まれる第二の係止ピンがはめ込まれる穴が形成されたサムターン装置を備え、前記ガイドピンは、前記錠ケースを貫通してはめ込まれており、前記錠ケースから突出した部分に前記ピン穴がはめ込まれることを特徴とする請求項1に記載の扉錠である。
請求項3に記載の発明は、前記取付部は、前記シリンダー胴の先端部の左右両端部が切り欠かれることで小判形状とされ、前記ガイドピンは、前記取付部を挟んだ両側に設けられていると共に、前記取付部の側面に形成された溝に沿って設けられており、前記錠ケースには、前記取付部がはめ込まれる穴が形成され、この穴に連続して前記ガイドピンがはめ込まれる切欠きが形成されていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の扉錠である。
さらに、請求項4に記載の発明は、前記錠ケースの壁面には、前記錠ケース内へ向けて切起こし部が形成されており、前記錠ケースへ通された前記係止ピンは、前記切起こし部により前記錠ケース内へ湾曲されることを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の扉錠である。
本発明によれば、簡単な構成で部品点数が少なく、取り付けが容易であり、しかも従来の取付強度と同等またはそれ以上の強度を有する扉錠を安価に提供することができる。
以下、本発明の扉錠について、更に詳細に説明する。ここでは、本発明の扉錠が玄関扉に適用される場合について説明する。なお、以下の説明においては、扉が閉鎖した状態において室内外方向を前後方向とし、扉の幅方向を左右方向とする。
図1から図3は、本発明の扉錠の一実施例を示す図であり、図1は本実施例の扉錠の扉への取付状態を戸先側から見た図である。また、図2は、本実施例の扉錠の分解斜視図であり室外側から見た図である。図3は、本実施例の扉錠の分解斜視図であり室内側から見た図である。
また、図4は、扉に内蔵された錠ケースを室内側から見た図である。
さらに、図5は、図4の錠ケースの蓋を一部破断した図である。
本実施例の扉錠1は、扉3の戸先側端部に内蔵される錠ケース5と、この錠ケース5に設けられ、錠ケース5の戸先側端面から出没可能なデッドボルト21と、扉3の室外面に設けられ、キーの回転操作によりデッドボルト21を進退させるシリンダー装置41と、扉3の室内面に設けられ、ツマミ79の回転操作によりデッドボルト21を進退させるサムターン装置65とを主要部に備える。
錠ケース5は、矩形箱状とされる。本実施例の錠ケース5は、室内側へ開口するケース本体7と、その開口を閉じるようにケース本体7に重ね合わされてネジで固定される矩形板状の蓋9とを備える。
錠ケース5は、扉3の戸先側端部の上下方向中央部に取り付けられる。具体的には、図2〜図5に示すように、錠ケース5の左側端部には、矩形板状のフロント裏板11が一体的に設けられている。そして、図5に示すように、錠ケース5が扉3に埋め込まれると共に、フロント裏板11が扉3の戸先側端面に重ね合わされて、フロント裏板11を介して扉3の戸先側端部に取付ネジ13がねじ込まれることで錠ケース5が扉3に固定される。
また、後述する係止ピン93,99が取り付けられた後、フロント裏板11に矩形板状のフロント板15が重ね合わされる。そして、フロント板15から錠ケース5へフロント取付ネジ17がねじ込まれることで、フロント板15がフロント裏板11に固定される。
なお、フロント裏板11およびフロント板15には、デッドボルト21が通される貫通穴11a,15aがそれぞれ形成されている。
錠ケース5には、シリンダー装置41に差し込まれるキーの回転操作またはサムターン装置65のツマミ79の回転操作により回転するカム19と、このカム19の回転動作により戸先側端面から出没可能とされるデッドボルト21が収容されている。
カム19は、略短円筒形とされ、その外周面の一部に径方向外側へ突出して矩形状の係止部23が一体形成されている。
また、カム19の内穴19aの径方向両端部には、内側へ突出して三角形状の突部25,25が形成されている。
このカム19は、錠ケース5に固定されるカムガイド27に回転可能に保持されている。
図6は、カムガイドを示す部品図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図である。
カムガイド27は、板材を屈曲形成したコ字形材とされる。また、カムガイド27の開放両端片29,33の左右両端部29a,33aは、それぞれ前後方向外側へ直角に屈曲されている。
カムガイド27は、そのコ字状溝を下方へ向けると共に、左右方向に沿うよう配置された状態で錠ケース5に固定される。
具体的には、カムガイド27の開放両端片29,33の四隅には、円形の貫通穴29b,33bがそれぞれ形成されている。そして、この貫通穴29b,33bに、錠ケース5に前後方向に沿って立設された円筒状の柱28,28…がそれぞれはめ込まれ、カムガイド27は位置決めされて錠ケース5に設けられる。また、本実施例では、錠ケース5の蓋9からネジ30が各柱28のネジ穴にねじ込まれてカムガイド27が錠ケース5に固定される。
カムガイド27の開放一端片29の下端部には、円形の穴31が貫通して形成されている。
また、カムガイド27の開放他端片33には、前記穴31に対応した位置に、下方へ開口する切欠き35が形成されている。具体的には、切欠き35は、穴31と同形状の丸穴の下端部が拡幅するように下方へ開口して形成されている。
カム19は、カムガイド27の開放両端片29,33間に挟み込まれ、カムガイド27の前記穴31にその一部が差し込まれて、カムガイド27に回転可能に保持される。この際、カム19の係止部23は、カムガイド27より下方へ突出している。
なお、カム19は、その係止部23がカムガイド27の前記切欠き35の左右壁面に当接することで、一定以上の回転が阻止される。つまり、カム19は、その係止部23が左右に一定範囲内で揺動可能にカムガイド27に保持される。
デッドボルト21は、矩形状とされ、左右方向に移動可能に錠ケース5内に設けられる。
デッドボルト21の右端部には、上方へ開口する凹部37が形成されており、この凹部37にカム19の係止部23が係合されている。これにより、カム19が回転することで、カム19の係止部23がデッドボルト21を左右に移動させる。
デッドボルト21は、左右方向に移動する際、錠ケース5の戸先側端面から出没可能とされており、扉3の戸先側端面から突出して扉枠の受部材(不図示)に突入することで扉3が施錠される。
なお、カム19は、デッドボルト21の突出状態と後退状態とにおいて、その安定方向に付勢するクリックバネにより付勢されてる。
図7および図8は、シリンダー装置を示す図であり、図7は斜視図、図8(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は平面図、(d)は背面図である。
シリンダー装置41は、シリンダー胴43にシリンダー45がはめ込まれて構成されている。
シリンダー胴43は、略段付き円柱形状とされ、その先端側小径部47には、先端側へ突出して取付部49が形成されている。
取付部49は、円の左右両端部が上下方向(直径方向)に沿う直線により前後方向に切り欠かれた略小判形状とされる。なお、本実施例では、取付部49の上端部は、先端側へ若干突出している。
また、シリンダー胴43の基端部には、径方向外側へ若干拡径して拡径部51が形成されている。
シリンダー胴43には、取付部49を挟んだ左右両側に先端側へ突出した嵌合部が設けられている。本実施例では、嵌合部として、丸棒状のガイドピン53,53が設けられている。つまり、シリンダー胴43には、左右に離間して二本のガイドピン53,53が設けられている。
具体的には、シリンダー胴43には、取付部49を挟んだ左右両側に、先端側へ開口する段付穴55,55が形成されている。本実施例では、段付穴55の一部が、取付部49の左右側面に重なって形成されており、取付部49の左右側面には、円弧状の溝49a,49aが前後方向に沿って形成されている。つまり、本実施例では、取付部49の左右側面に、円弧状の溝49a,49aが段付穴55の周側面に連続して前後方向に沿って形成されている。
段付穴55のうち、先端側大径穴55aは、ガイドピン53の径に対応しており、基端側小径穴55bは、ガイドピン53の径より若干小径とされる。
ガイドピン53は、その基端部が段付穴55の先端側大径穴55aにはめ込まれ、さらに段付穴55の基端側小径穴55bに圧入されることでシリンダー胴43に一体的に固定されている。
シリンダー胴43に固定されたガイドピン53の先端部は、取付部49から先端側へ延出している。なお、ガイドピン53の先端部は、先端側へ行くに従って縮径する円錐台状に形成されている。
また、取付部49には、後述する係止ピン93がはめ込まれる貫通穴57が左右方向に沿って形成されている。本実施例では、ガイドピン53より上方位置に貫通穴57が形成されている。
シリンダー45は、従来公知のものが採用可能である。
本実施例のシリンダー45は、外筒に内筒59が回転可能にはめ込まれた構成とされる。
シリンダー45には、上下ピンタンブラー(不図示)およびこのピンタンブラーを付勢するバネ(不図示)が内蔵されており、シリンダー45にキーが差し込まれていない状態では、内筒59は外筒に対して回動不能とされ、正規のキーを挿入した場合にのみ外筒に対して内筒59の回転が許容される。
シリンダー45の内筒59の先端部には、直径方向に沿って、先端側へ突出する細長い矩形状の作動杆61が一体的に形成されている。
シリンダー45は、シリンダー胴43に前後方向に沿って形成された貫通穴にはめ込まれて設けられる。この際、シリンダー45は、その外筒がシリンダー胴43に回転不能に固定されて設けられる。
シリンダー胴43にシリンダー45が取り付けられた状態では、シリンダー45の基端部は、シリンダー胴43の基端部から若干室外側に配置されて鍵穴60が露出すると共に、シリンダー45の作動杆61は、シリンダー胴43の取付部49から先端側へ突出して配置されている。
図9および図10は、サムターン装置を示す図であり、図9は斜視図、図10(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は平面図、(d)は背面図である。
サムターン装置65は、サムターン胴66にサムターン軸67が差し込まれて構成されている。
サムターン胴66は、略段付き円柱形状とされ、その先端側小径部69には、先端側へ突出して取付部71が形成されている。
取付部71は、円の左右両端部が上下方向(直径方向)に沿う直線により前後方向に切り欠かれた略小判形状とされる。なお、本実施例では、取付部71の上端部は、先端側へ若干突出している。
また、サムターン胴66の基端部には、径方向外側へ若干拡径して拡径部73が形成されている。
サムターン胴66には、取付部71を挟んだ左右両側に先端側へ開口するピン穴75,75が形成されている。つまり、サムターン胴66には、左右に離間して二つのピン穴75,75が設けられている。
ピン穴75は、シリンダー装置41のガイドピン53の外径に対応している。
本実施例では、ピン穴75の一部が、取付部71の左右側面に重なって形成されており、取付部71の左右側面には、円弧状の溝71aが前後方向に沿って形成されている。
つまり、本実施例では、取付部71の左右両側面に、円弧状の溝71a,71aがピン穴75,75の周側面に連続して前後方向に沿って形成されている。
また、取付部71には、後述する係止ピン99がはめ込まれる貫通穴77が左右方向に沿って形成されている。本実施例では、ピン穴75より上方位置に貫通穴77が形成されている。
サムターン軸67は、丸棒状であり、その基端部には矩形板状のツマミ79が一体的に設けられており、ツマミ79を回転させることでサムターン軸67が一体回転する。また、サムターン軸67の先端部67aは断面十字状に形成されている。
サムターン軸67は、サムターン胴66に前後方向に沿って形成された貫通穴に回転可能にはめ込まれて設けられる。
サムターン胴66にサムターン軸67が取り付けられた状態では、ツマミ79は、サムターン胴66より基端側へ配置されており、サムターン軸67の先端部は、取付部71から先端側へ突出して配置されている。
なお、サムターン胴66にサムターン軸67が設けられた状態では、サムターン軸67は前後方向の移動が規制されている。
図2〜図4に示すように、錠ケース5の室外側壁面81および室内側壁面83には、シリンダー胴43の取付部49およびサムターン胴66の取付部71に対応した略小判形状の穴85,87がそれぞれ形成されている。つまり、錠ケース5のケース本体7の底部と蓋9に穴85,87がそれぞれ形成されている。
この各穴85,87は、錠ケース5の前後方向に対応した位置にそれぞれ形成されていると共に、錠ケース5内に保持されたカム19に対応した位置に形成されている。つまり、錠ケース5の室外側壁面81および室内側壁面83の各穴85,87を介してカム19の内穴19aが露出している。
また、錠ケース5の室外側壁面81および室内側壁面83には、シリンダー装置41のガイドピン53がはめ込まれる円弧状の切欠き89,91が前記穴85,87に連続して形成されている。
つまり、本実施例では、錠ケース5の室外側壁面81の穴85の左右両側辺に、ガイドピン53に対応した円弧状の切欠き89,89が穴85に連続して形成されている(図2)。また、室内側壁面83の穴87の左右両側辺に、ガイドピン53に対応した円弧状の切欠き91,91が穴87に連続して形成されている(図3)。なお、本実施例では、切欠き89,91は、半円弧状とされている。
図11は、シリンダー装置が錠ケースに取り付けられた状態を示す戸先側から見た概略図であり、図12は図11の平面図である。
シリンダー装置41は、錠ケース5が扉3に内蔵された状態で錠ケース5に取り付けられる。なお、この際、フロント板15は錠ケース5に取り付けられていない。
シリンダー装置41は、ガイドピン53が錠ケース5の室外側壁面81および室内側壁面83の各切欠き89,91にはめ込まれると共に、シリンダー胴43の取付部49が錠ケース5の室外側壁面81の穴85にはめ込まれて錠ケース5に取り付けられる。
シリンダー装置41が錠ケース5に取り付けられた状態では、ガイドピン53は、錠ケース5に前後方向に沿ってはめ込まれており、ガイドピン53の先端部は錠ケース5の室内側壁面83の切欠き91を介して錠ケース5から室内側へ突出している。
このように、シリンダー胴43の取付部49およびガイドピン53が錠ケース5の穴85および切欠き89,91にはめ込まれることで、シリンダー胴43は、錠ケース5に対して上下左右方向の移動が規制されて取り付けられる。つまり、シリンダー装置41が錠ケース5に取り付けられた状態では、シリンダー装置41の先端部が、錠ケース5の室外側壁面81の穴85と切欠き89,89とからなる開口部に隙間がない状態ではめ込まれている。
また、シリンダー装置41が錠ケース5に取り付けられた状態では、シリンダー45の作動杆61がカム19の内穴19aにはめ込まれている。本実施例では、シリンダー45の作動杆61は、カム19に対して周方向に90度のアソビが設けられた状態でカム19の内穴19aにはめ込まれている。
そして、錠ケース5にシリンダー装置41がはめ込まれた状態で、扉3の戸先側端面から係止ピン93が差し込まれる。係止ピン93は、細長い丸棒状とされ、その先端部は先端側へ行くに従って縮径する円錐台状に形成されている。また、係止ピン93の基端部周側面には、周方向に沿って環状溝93aが形成されている。
係止ピン93は、フロント裏板11に形成された貫通穴11bを介して左右方向に沿って錠ケース5内に差し込まれる。そして、係止ピン93は、錠ケース5の室外側壁面81の内面に沿って差し込まれ、シリンダー胴43の貫通穴57にはめ込まれる。
これにより、シリンダー胴43の先端側小径部47と係止ピン93が、室外側壁面81を挟み込み、シリンダー胴43の前後方向の移動が規制され、錠ケース5にシリンダー装置41が固定される。
なお、係止ピン93は、その先端部が錠ケース5の戸尻側壁面84に当接するまで差し込まれる。そして、係止ピン93が錠ケース5にはめ込まれた状態では、係止ピン93の基端面はフロント裏板11の戸先側端面とほぼ面一とされる。
また、上述したように、シリンダー装置41が錠ケース5に取り付けられた状態では、作動杆61がカム19の内穴19aに係合されている。
シリンダー装置41が錠ケース5に取り付けられる際、シリンダー胴43の外周部には、略円筒状のカラー95が設けられる。カラー95は、シリンダー胴43との間にコイルバネ97が介在された状態で、シリンダー胴43に対して前後方向に移動可能にはめ込まれており、扉3の厚みに対応可能とされている。
このようにシリンダー装置41が錠ケース5に固定された状態で、サムターン装置65が扉3の室内面側から錠ケース5に取り付けられる。
図13は、図11および図12の状態から錠ケースにサムターン装置が取り付けられた状態を戸先側から見た概略図であり、図14は図13の平面図である。
サムターン装置65は、サムターン胴66の取付部71が錠ケース5の室内側壁面83の穴87にはめ込まれると共に、サムターン胴66のピン穴75にシリンダー装置41のガイドピン53がはめ込まれて錠ケース5に取り付けられる。この際、ガイドピン53は、サムターン胴66の溝71aに沿ってピン穴75にはめ込まれる。
このように、サムターン胴66の取付部71が錠ケース5の穴87にはめ込まれると共に、シリンダー装置41のガイドピン53がサムターン胴66のピン穴75にはめ込まれることで、サムターン胴66は、錠ケース5に対して上下左右方向の移動が規制されて取り付けられる。
また、サムターン装置65が錠ケース5に取り付けられた状態では、サムターン軸67の十字状の先端部67aがカム19の内穴19aに周方向に遊びがない状態で係合されている。
錠ケース5にサムターン装置65がはめ込まれた状態で、扉3の戸先側端面から係止ピン99が差し込まれる。係止ピン99は、前記係止ピン93と同形状とされる。係止ピン99は、シリンダー装置41の場合と同様に、フロント裏板11に形成された貫通穴11cを介して左右方向に沿って錠ケース5内に差し込まれる。係止ピン99は、錠ケース5の室内側壁面83の内面に沿って差し込まれ、サムターン胴66の貫通穴77にはめ込まれる。
これにより、サムターン胴66の先端側小径部69と係止ピン99が、室内側壁面83を挟み込み、サムターン胴66の前後方向の移動が規制され、錠ケース5にサムターン装置65が固定される。
また、サムターン装置65には、シリンダー装置41と同様に、サムターン胴66との間にコイルバネ101を介在させた状態でカラー103が設けられる。
このように、錠ケース5にシリンダー装置41およびサムターン装置65が取り付けられた状態で、フロント裏板11にフロント板15がネジで固定される。
なお、カムガイド27には、シリンダー装置41およびサムターン装置65の各取付部、ガイドピン53および係止ピン93,99が通される穴や切欠きが適宜形成されている。
また、係止ピン93,99を錠ケース5から引き抜く際には、基端部の環状溝93a,99aにマイナスドライバーなどを差し込んで引き抜けばよい。
ところで、本実施例では、錠ケース5に差し込まれる各係止ピン93,99をシリンダー装置41およびサムターン装置65の貫通穴57,77に誘導する案内部材105が錠ケース5に設けられている。
図15は、案内部材を示す部品図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図である。
案内部材105は、板材を屈曲形成したコ字形材とされる。
案内部材105の開放両端片107,107の先端部107a,107aは、互いに近接する方向に屈曲されており、開口部107bが狭められている。この狭められた開口部107bの幅は、係止ピン93,99の直径とほぼ同一とされている。
また、案内部材105の開放両端片107,107の各一端辺には、それぞれ矩形状の突出部111,111が形成されている。さらに、案内部材105の中央片113の前後端辺中央部には、それぞれ略円弧状の切欠き115,115が形成されている。
案内部材105は、フロント裏板11とカムガイド27との間に配置される。案内部材105は、そのコ字状溝を室内側から見て右側へ向けると共に、前後方向に沿うように配置されて、前記突出部111が錠ケース5の室外側壁面81に形成された貫通穴81aにはめ込まれることで、錠ケース5に取り付けられる。
このように、案内部材105が錠ケース5に取り付けられた状態で、係止ピン93,99が錠ケース5に差し込まれると、係止ピン93,99は、案内部材105の前記切欠き115,115にそれぞれ差し込まれる。これにより係止ピン93,99は、左右方向に沿って移動するように誘導され、案内部材105の開口部107bを介してシリンダー装置41およびサムターン装置65の各貫通穴57,77にはめ込まれる。
このように、案内部材105を取り付けることで、係止ピン93,99が左右方向に沿って自動的に通され、各装置41,65の貫通穴57,77にスムーズにはめ込むことができる。
また、本実施例では、係止ピン93,99が通される位置に対応して、ケース本体7および蓋9にそれぞれ矩形状の切起こし部117,119が形成されている。
具体的には、錠ケース5の室外側壁面81および室内側壁面83には、錠ケース5内へ向けて矩形状に切り起こされた切起こし部117,119が形成されている。
切起こし部117,119は係止ピン93,99に当接し、これに伴って各係止ピン93,99は錠ケース5内へ若干湾曲する。係止ピン93,99が錠ケース5内側へ湾曲することで、シリンダー装置41およびサムターン装置65は、錠ケース5内側へ押し込まれる。つまり、各装置41,65は、錠ケース5の各壁面81,83の外面にそれぞれ押し付けられ、取付状態におけるガタ付きが防止される。
扉3に設けられた本実施例の扉錠1は、室内側のサムターン装置65のツマミ79を回転操作させることで、カム19が回転し、これに伴ってデッドボルト21が左右方向に移動し、施解錠を行なうことができる。
また、室外側のシリンダー装置41の鍵穴60にキーを差し込み、回転操作させることで、カム19が回転し、これに伴ってデッドボルト21が左右方向に移動し、施解錠を行なうことができる。
本実施例では、シリンダー装置41に設けられたガイドピン53を錠ケース5の切欠き89,91にはめ込み、シリンダー装置41をそのまま先端側(室内側)へ押し込むことで、自動的にシリンダー胴43の取付部49が錠ケース5の穴85にはめ込まれ、シリンダー装置41が錠ケース5に取り付けられる。
つまり、本実施例のシリンダー装置41は、錠ケース5に対して押し込むだけで取り付けられ、その取り付けは容易である。
また、ガイドピン53は、錠ケース5の室外側壁面81および室内側壁面83の各切欠き89,91と対応しており、かつ、錠ケース5を前後方向に貫通して設けられている。つまり、ガイドピン53は、錠ケース5の室外側壁面81および室内側壁面83に形成された切欠き89,91を介して各壁面81,83を架け渡すように設けられている。
これにより、シリンダー装置41に上下左右方向の力がかかったとしても、ガイドピン53が錠ケース5の各壁面81,83に引っ掛かると共に、シリンダー胴43の取付部49が錠ケース5の壁面81に引っ掛かることで、シリンダー装置41が錠ケース5から脱落することがない。
このように、本実施例では、シリンダー装置41の先端部が錠ケース5の室外側壁面81の開口部に上下左右に不動にはめ込まれ、かつ、左右に離間して設けられたガイドピン53,53の先端部が室内側壁面83の切欠き91,91にはめ込まれていることで、シリンダー装置41に上下左右方向の力がかかったとしても、シリンダー装置41が錠ケース5から脱落することがない。
さらに、係止ピン93をはめ込んでいることで前後方向の力にも耐えることが可能である。
本発明の扉錠は、上記実施例の構成に限らず、適宜変更可能である。
例えば、上記実施例では、シリンダー装置のガイドピンが、取付部に当接するように設けられていたが、シリンダー装置のガイドピンを取付部から離間した位置に取り付けてもよい。
この場合、錠ケースの室外側壁面および室内側壁面には、取付部がはめ込まれる穴と、ガイドピンがはめ込まれる穴が連続しない状態で形成される。
また、上記実施例では、シリンダー装置側に2本のガイドピンを設けたが、シリンダー装置およびサムターン装置にそれぞれガイドピンを1本設け、これに対応するように各装置にピン穴を形成するようにしてもよい。
さらに、錠ケースに取り付けるシリンダー装置およびサムターン装置の組み合わせは適宜変更可能である。たとえば、上記実施例では、錠ケースにシリンダー装置とサムターン装置を設けたが、錠ケースに二つのシリンダー装置を取り付けてもよい。この場合、一方のシリンダー装置を上記実施例のシリンダー装置と同様の形状として、他方のシリンダー装置のシリンダー胴にガイドピンがはめ込まれるピン穴を形成すればよい。
また、錠ケースにシリンダー装置のみを取り付ける構成としてもよい。
本発明の扉錠の一実施例を示し、扉への取付状態を戸先側から見た図である。 図1の扉錠の分解斜視図であり室外側から見た図である。 図1の扉錠の分解斜視図であり室内側から見た図である。 扉に内蔵された錠ケースを室内側から見た図である。 図4の錠ケースの蓋を一部破断した図である。 カムガイドを示す部品図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図である。 シリンダー装置を示す斜視図である。 シリンダー装置を示す図であり、(a)は正面図、(b)は右側面図、(c)は平面図、(d)は背面図である。 サムターン装置を示す斜視図である。 サムターン装置を示す図であり、(a)は正面図、(b)は左側面図、(c)は平面図、(d)は背面図である。 シリンダー装置が錠ケースに取り付けられた状態を示す戸先側から見た概略図である。 図11の平面図である。 図11および図12の状態から錠ケースにサムターン装置が取り付けられた状態を戸先側から見た概略図である。 図13の平面図である。 案内部材を示す部品図であり、(a)は正面図、(b)は平面図、(c)は左側面図、(d)は右側面図である。 従来の扉錠を戸先側から見た図である。 従来の扉錠の平面図である。
符号の説明
1 扉錠
3 扉
5 錠ケース
21 デッドボルト
41 シリンダー装置
53 ガイドピン
57 貫通穴
65 サムターン装置
71 サムターン軸
75 ピン穴
79 ツマミ
85 穴
87 穴
89 切欠き
91 切欠き
93 係止ピン
99 係止ピン

Claims (4)

  1. 扉に設けられた錠ケースへの嵌合部としての丸棒状のガイドピンを有すると共に、
    扉の幅方向に沿って差し込まれる係止ピンがはめ込まれる穴が形成されたシリンダー胴を有するシリンダー装置を備え、
    前記シリンダー胴の先端部には、先端側へ突出して取付部が形成されており、
    前記錠ケースには、前記シリンダー胴の前記取付部がはめ込まれる穴が形成されていると共に、前記ガイドピンがはめ込まれる切欠きまたは穴が貫通して形成されており、
    前記ガイドピンが前記錠ケースを貫通してはめ込まれると共に、前記シリンダー胴の前記取付部が前記錠ケースにはめ込まれて、前記取付部の基端側の段付き面が前記錠ケースの壁面に当接した状態で、前記係止ピンがはめ込まれて、前記錠ケースの壁面が前記取付部の基端側の段付き面と前記係止ピンで挟み込まれる
    ことを特徴とする扉錠。
  2. 前記シリンダー装置と対向して取り付けられ、前記ガイドピンがはめ込まれるピン穴が設けられると共に、
    扉の幅方向に沿って差し込まれる第二の係止ピンがはめ込まれる穴が形成されたサムターン装置を備え、
    前記ガイドピンは、前記錠ケースを貫通してはめ込まれており、前記錠ケースから突出した部分に前記ピン穴がはめ込まれる
    ことを特徴とする請求項1に記載の扉錠。
  3. 前記取付部は、前記シリンダー胴の先端部の左右両端部が切り欠かれることで小判形状とされ、
    前記ガイドピンは、前記取付部を挟んだ両側に設けられていると共に、前記取付部の側面に形成された溝に沿って設けられており、
    前記錠ケースには、前記取付部がはめ込まれる穴が形成され、この穴に連続して前記ガイドピンがはめ込まれる切欠きが形成されている
    ことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の扉錠。
  4. 前記錠ケースの壁面には、前記錠ケース内へ向けて切起こし部が形成されており、
    前記錠ケースへ通された前記係止ピンは、前記切起こし部により前記錠ケース内へ湾曲される
    ことを特徴とする請求項1から請求項3までのいずれかに記載の扉錠。
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