JP4919626B2 - 額縁 - Google Patents

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本発明は、絵画、写真、ポスターなどの展示物を収納する額縁に関する。
従来の額縁では、背面の蓋を取り外した後、絵画等の展示物を額縁に装着していた。このため、展示物の装着に時間がかかるという問題があった。これを解決するため、特許文献1に示されるように、枠体を外側に倒すことで、展示物の着脱を行う額縁が提案されている。
実公平8−8684号公報
しかしながら、特許文献1に記載の額縁では、絵画等を装着するのに際し、枠体の4辺を全て外側に倒した後、絵画等を装着する必要があるため、操作が面倒であった。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、絵画等の展示物を容易に装着することができる額縁を提供することを目的とする。
本発明に係る額縁は、上記問題を解決するためになされたものであり、矩形状の基台と、前記基台上に配置される透明の保護カバーと、前記基台及び保護カバーの周縁に配置される矩形状の枠体とを備え、前記枠体は、各辺を構成する4つの縁部材で形成され、前記4つの縁部材のうち、一の縁部材が前記基台に固定されるとともに、他の縁部材が前記保護カバーに固定されており、前記一の縁部材とその両側に配置される2つの縁部材とは着脱自在に接続されている。
上記額縁において、上述した一の縁部材の両側に配置される縁部材に溝を形成し、保護カバー又は基台の周縁部を、溝にスライド可能に係合させることが好ましい。
また、枠体の4つの角部に、隣接する縁部材を互いに接続する接続部材を着脱可能に取り付け、各接続部材に紐を通すための孔を形成することが好ましい。このとき、接続部材を角部に沿うL字形に形成し、各接続部材における両端部の少なくとも一方に、紐を通すための孔を形成することが好ましい。
本発明に係る額縁によれば、絵画等の展示物を容易に装着することができる。
以下、本発明に係る額縁の一実施形態について図面を参照しつつ説明する。図1は本実施形態に係る額縁の斜視図(a)及び分解斜視図(b)である。
図1に示すように、この額縁1は、絵画、ポスター、写真などの展示物Mを載せる矩形状の基台3と、基台3上の展示物Mを覆う透明の保護カバー5とを備えている。基台3は厚紙などをシート状に形成したものであるが、ある程度の強度を有しているものであれば、プラスチックや発泡材などのシートで形成することもできる。また、保護カバー5は、シート状のプラスチックなどで形成されている。
保護カバー5は基台3とほぼ同じ大きさの矩形状であり、展示物Mは、基台3と保護カバー5との間に挟まれた状態となる。そして、基台3及び保護カバー5の周縁には、矩形状の枠体7が取り付けられている。この枠体7は、4つの辺をそれぞれ構成する縁部材、つまり第1,第2、第3及び第4縁部材9,10,11,12から構成されている。対向する第1及び第4縁部材9,12は短辺であり、第2及び第3縁部材10,11よりも短く形成されている。また、各縁部材9〜12の内側には基台3及び保護カバー8の周縁が係合する溝14が形成されている。
枠体7の4つの角部には、隣接する縁部材9〜12を互いに連結する接続部材13が着脱可能に取り付けられている。接続部材13は、プラスチックなどの弾性部材で構成され、角部に沿うようにL字形に形成されている。また、接続部材13は中空に形成され、基台3側を向く内側及び各縁部材側9〜12を向く端部側に開口が形成されている。これにより、接続部材13には、角部に沿うようにL字形に延びる溝15が形成され、この溝15に基台3と保護カバー5の角部、及び各縁部材9〜12の端部が係合する。
図2は、図1のA−A線断面図である。上述したように、各縁部材9〜12の端部は接続部材13の端部側から溝15に係合している。溝15の基台側の開口端縁には係止片17が形成されており、この係止片17が縁部材9〜12に係止することで縁部材9〜12の抜け止めの役割を果たしている。接続部材13を取り外すには、手などで溝15を押し広げ、係止片17と縁部材9〜12との係止状態を解除した後、接続部材13を縁部材9〜12から取り外す。また、図1に示すように、接続部材13の両端部のうち、いずれか一方には、屈曲可能な舌片19が設けられている。舌片19は縁部材9〜12の外面に沿って延びるように取り付けられており、各舌片19には紐を通すための孔19aが形成されている。ここで、例えば図5に示すように、各縁部材9〜12を挟む2つの接続部材13を、舌片19が向き合うように配置すると、向き合う舌片19の孔19aに紐を通して結ぶことにより、この紐41によって額縁1を壁等にかけることができる。
図3は図1のB−B線断面図であり、図4は図1のC−C線断面図である。図3に示すように、第1縁部材9と基台3とは固定されている。より詳細には、基台3の一辺の裏面と、第1縁部材9の溝14における下側の内壁面14aとが、接着剤などで固定されている。一方、残りの3つの縁部材10〜12は保護カバー5に固定されている。図4に示すように、保護カバー5の3つの辺それぞれと3つの縁部材10〜12の溝14における上側の内壁面14bとが接着剤などで固定されている。上記構成により、第1縁部材9以外の3つの縁部材10〜12と基台3とは固定されていないため、図1(b)に示すように、基台3は、第2,第3縁部材10,11の溝14に係合しながらスライド可能となっている。
次に、上述した額縁に絵画などを装着する方法について説明する。まず、図1(a)の状態から第1縁部材9の両側に取り付けられた接続部材13を取り外す。取り外し方法は上述したとおりである。続いて、図1(b)に示すように、第1縁部材9を引っ張りながら基台3をスライドさせる。このとき、第1縁部材9と基台3とが一体となって額縁から取り外される。そして、基台3上に絵画などを装着する。この場合、絵画を単に載せるだけでもよいし、接着剤などで貼り付けてもよい。これに続いて、基台3を第2,第3縁部材10,11の溝14に係合させながらスライドさせ、元の位置に戻す。最後に、接続部材13の溝15を押し広げながら、第1縁部材9の両端それぞれと、第2及び第3縁部材10,11とを接続する。
ここで、図1の状態では、第1縁部材9の両端に配置された2つの接続部材13は、舌片19が互いに向き合った状態となっている。そのため、これらの舌片19の孔19aに紐41を通して舌片同士を結べば、図5(a)に示すように、第1縁部材9が上方に位置する縦長の状態で額縁1を壁などに飾ることができる。一方、長辺である第2又は第3縁部材10,11が水平方向に延びる横長の状態で額縁を飾りたい場合には、図5(a)に示す状態から、第1縁部材9と第2縁部材10とを接続する接続部材13を取り外し、図5(b)に示すように、舌片19が第2縁部材10側を向くようにして再び第1及び第2縁部材9,10に取り付ける。こうすることで、第2縁部材10の両側に配置された接続部材13の舌片19が互いに向き合い、この状態で向き合った舌片19を紐41で結べば、第2縁部材10が上方に位置する横向きの状態で額縁を飾ることができる。
以上のように、本実施形態によれば、基台3と第1縁部材9とを固定するとともに、保護カバー5と他の縁部材10〜12とを固定し、基台3を第2及び第3縁部材10,11に対してスライド可能に係合している。そのため、第1縁部材9と第2及び第3縁部材10,11とを接続する接続部材13を取り外した後、第1縁部材9を引っ張れば、基台3を額縁1から簡単に取り外すことができる。この状態で基台3に展示物Mを配置した後、基台3を第2及び第3縁部材10,11にスライドさせつつ元の位置に戻せば、展示物Mが自動的に保護カバー5に覆われる。したがって、展示物Mの装着を簡単に行うことができる。
また、接続部材13に設けられた舌片の向きを変えることで、図5(a)及び図5(b)に示すように、展示物Mの向きに応じて額縁1を縦長或いは横長のいずれの状態にでも飾ることができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、その趣旨を逸脱しない限りにおいて種々の変更が可能である。例えば、上記実施形態では、基台3を第2及び第3縁部材10,11に対してスライド可能に係合させているが、これに限定されるものではなく、基台3が第1縁部材9以外の第2〜第4縁部材10〜12に対して着脱可能に取り付けられていればよい。また、上記実施形態では、基台3が第1縁部材9に固定される一方、保護カバー5が他の縁部材10〜12に固定されているが、これを反対にすることもできる。すなわち、第1縁部材9を引っ張ったとき、保護カバー5が取り外されるようにしてもよい。この場合、基台3は他の3つの縁部材10〜12に固定され、この基台3上に展示物Mを配置した後、保護カバー5を第1縁部材9とともに、元の位置に戻せば図1(a)の状態になるため、上記実施形態と同様に、展示物の装着を簡単に行うことができる。
また、上記説明では、接続部材13に溝15を設け、この溝15を押し広げることで、接続部材13を縁部材9〜12に取り付けているが、接続部材13の構成はこれに限定されるものではなく、隣接する縁部材同士を着脱自在に接続できるような構成であれば、特には限定されない。
また、上記実施形態では、接続部材13の一端部にのみ舌片19を設けているが、両端部に設けることもできる。このようにすると、すべての縁部材9〜12の両端に互いに向き合う舌片が配置されるので、接続部材13を取り外すことなく、紐の位置を変えるだけで、額縁を飾る向きを変えることができる。また、一の舌片を接続部材の中央付近に設け、いずれの側の縁部材にも屈曲するようにすることもできる。
また、縁部材を構成する材料は特には限定されないが、軽量化のため、プラスチック等の合成樹脂やアルミニウム等で構成することが好ましい。
本発明の一実施形態に係る額縁の斜視図(a),及び分解斜視図(b)である。 図1のA−A線断面図である。 図1のB−B線断面図である。 図1のC−C線断面図である。 本発明に係る額縁に紐を取り付けた例を示す斜視図である。
符号の説明
1 額縁
3 基台
5 保護カバー
9 第1縁部材(一の縁部材)
10〜12 第2,第3,第4縁部材
13 接続部材
14 溝
19a 孔

Claims (4)

  1. 矩形状の基台と、
    前記基台上に配置される透明の保護カバーと、
    前記基台及び保護カバーの周縁に配置される矩形状の枠体とを備え、
    前記枠体は、各辺を構成する4つの縁部材で形成され、
    前記4つの縁部材のうち、一の縁部材が前記基台に固定されるとともに、他の縁部材が前記保護カバーに固定されており、
    前記一の縁部材とその両側に配置される2つの縁部材とは着脱自在に接続されている、額縁。
  2. 前記一の縁部材の両側に配置される縁部材には溝が形成されており、前記保護カバー又は基台の周縁部は、前記溝にスライド可能に係合している、請求項1に記載の額縁。
  3. 前記枠体の4つの角部には、隣接する縁部材を互いに接続する接続部材が着脱可能に取り付けられており、
    前記各接続部材には、紐を通すための孔が形成されている、請求項1または2に記載の額縁。
  4. 前記接続部材は、前記角部に沿うL字形に形成され、
    前記各接続部材における両端部の少なくとも一方に、紐を通すための孔が形成されている、請求項3に記載の額縁。
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