JP4919614B2 - 太陽電池装置、及び太陽電池装置の製造方法 - Google Patents

太陽電池装置、及び太陽電池装置の製造方法 Download PDF

Info

Publication number
JP4919614B2
JP4919614B2 JP2005105615A JP2005105615A JP4919614B2 JP 4919614 B2 JP4919614 B2 JP 4919614B2 JP 2005105615 A JP2005105615 A JP 2005105615A JP 2005105615 A JP2005105615 A JP 2005105615A JP 4919614 B2 JP4919614 B2 JP 4919614B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
electrode
solar cell
tab wire
tab
spacer
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2005105615A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006287001A (ja
Inventor
博夫 坂本
大介 越前谷
普道 青木
敬一郎 宇都宮
尚史 冨永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2005105615A priority Critical patent/JP4919614B2/ja
Publication of JP2006287001A publication Critical patent/JP2006287001A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4919614B2 publication Critical patent/JP4919614B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Classifications

    • YGENERAL TAGGING OF NEW TECHNOLOGICAL DEVELOPMENTS; GENERAL TAGGING OF CROSS-SECTIONAL TECHNOLOGIES SPANNING OVER SEVERAL SECTIONS OF THE IPC; TECHNICAL SUBJECTS COVERED BY FORMER USPC CROSS-REFERENCE ART COLLECTIONS [XRACs] AND DIGESTS
    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E10/00Energy generation through renewable energy sources
    • Y02E10/50Photovoltaic [PV] energy

Landscapes

  • Photovoltaic Devices (AREA)

Description

本発明は、太陽電池装置及び太陽電池装置の製造方法に関する。
従来の太陽電池装置では、タブ線をリード線のより線で形成することで柔軟に伸びる構造にし、タブ線と太陽電池基板上に形成された電極のはんだ接合後の冷却過程で発生する熱応力を緩和している(例えば、特許文献1参照)。
特開平11−251613号公報(第3図)
しかしながら、このようなタブ線では細いリード線を用いる必要があるため、抵抗損失が大きくなる。また、抵抗損失を小さくするためにリード線の径を大きくすると、タブ線の総厚みが増加し製造工程での取り扱いが困難になる。さらに、リード線のより線を安価に製造することは困難である。
そこで、本発明は、タブ線の構造を変えることなく、太陽電池基板主面に形成された電極へのはんだ接合時に生じる熱応力を低減する太陽電池装置、及び太陽電池装置の製造方法を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、太陽電池基板の主面に形成された電極と複数の接合部において接合されるタブ線を備える太陽電池装置の製造方法であって、(a)前記タブ線に接合材を塗布する工程と、(b)前記タブ線の隣接する前記接合部間に接合される長さが、前記電極の前記隣接する接合部間の長さよりも長くなるように前記タブ線を前記電極上に配置する工程と、(c)前記接合材を溶融することにより、前記電極と前記タブ線を前記接合部で接合する工程と、を備え、前記工程(b)は、(d)前記接合材の溶融温度よりも低い温度で溶融するスペーサを、前記電極上の前記隣接する接合部間に設ける工程と、(e)前記スペーサの上端に接しかつ前記接合部において前記電極に密着するように前記タブ線を前記電極上に配置する工程と、を備えることを特徴とする。
請求項に記載の発明は、太陽電池基板の主面に形成された電極上に配置され、当該電極と複数の接合部において接合されるタブ線を備える太陽電池装置であって、前記タブ線は、前記タブ線の隣接する前記接合部間に接合される長さが、前記電極の前記隣接する接合部間の長さよりも長くなるように波型に形成され、前記タブ線に接合材を塗布し、前記接合材の溶融温度よりも低い温度で溶融するスペーサを前記タブ線の前記電極との接合面側に設け、前記スペーサを前記隣接する接合部間に配置することにより、前記タブ線を前記波型に形成し、前記スペーサは溶融して前記タブ線の表面に吸収されることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、隣接する接合部に接合されるタブ線の長さが、隣接する接合部間の太陽電池基板の長さより長くなるようにタブ線が配置されている。そのため、タブ線と電極を接合した後の冷却過程において、タブ線が太陽電池基板の隣接する接合部間より短くなるために発生する熱応力を低減できる。その結果、太陽電池基板の割れ、タブ線と電極のはんだ接合部の破壊や、太陽電池基板の反りを低減することができる。
請求項に記載の発明によれば、隣接する前記接合部に接合されるタブ線の長さが、隣接する接合部間の半導体基板の長さよりも長くなるように波型に形成されている。そのため、タブ線を電極上に配置した際に、隣接する接合部間のタブ線の長さは太陽電池基板の隣接する接合部間に比べて長くなる。その結果、タブ線と電極を接合した後の冷却時に、タブ線が太陽電池基板より短くなるために発生する熱応力を低減できる。

<実施の形態1>
図1は、本実施の形態に係る太陽電池装置の構成を示す上面図である。図2は、図1のA−A線断面図である。また、図3は、図1の下面図を示している。
複数のバスバー8が太陽電池基板1の短手方向に沿って平行に、太陽電池基板1の表主面(主面)上に形成されている。そして、太陽電池基板1の長手方向に沿って、複数(図1の例では2本)の線状の表面電極2がバスバー8に重なるように形成されている。そして、表面電極(電極)2上にはタブ線4が接合されている。
太陽電池基板1の裏主面(主面)には、図3に示すように、複数の裏面電極(電極)3が太陽電池基板1の長手方向に沿って配置されている。そして、裏面電極3を結ぶようにタブ線4が太陽電池基板1の裏主面上に接合されている。
太陽電池基板1は、厚さ0.1mm〜0.3mm程度の単結晶シリコンや多結晶シリコンなどから構成されている。
ここで、ガリウム砒素、SUSや樹脂基板などを用いて、その上部にPN接合などの太陽電池構造を形成するようにしてもよい。
表面電極2とタブ線4及び裏面電極3とタブ線4は、はんだ材(接合材)によりはんだ接合されている。また、抵抗損失を小さくするため、表面電極2、裏面電極3、及びバスバー8は銀材で、タブ線4は平角状の銅線で作られている。
太陽電池基板1で得られた電力は、表面側ではバスバー8を通じて、表面電極2からタブ線4に伝達される。裏面側では裏面電極3からタブ線4に伝達される。
次に本実施の形態に係るタブ線4の接合方法について説明する。
まず通常の工程に従って、太陽電池基板1の表主面に表面電極2、バスバー8を形成する。太陽電池基板1の裏主面には、裏面電極4を形成する。表面電極2、裏面電極3、及びバスバー8は太陽電池基板1の上に銀粉末、ガラスフリットなどからなるペーストをスクリーン印刷し、焼成することで形成される。
続いて、タブ線4を表面電極2上に配置する。図4は、タブ線4を表面電極2上に配置した状態を示す断面図である。
まず、タブ線4を表面電極2上に配置した状態の構成を詳細に説明する。
タブ線4は、幅3mm〜5mm程度、厚さ0.1mm〜0.2mm程度に形成されている。そして、タブ線4の表面全体に、はんだ材がコーティング(塗布)されている。タブ線4は、例えば30mm間隔の接合部A,Bを含む5点の接合部において表面電極2上に接合されている。ここで、隣接する接合部の間隔(例えば、接合部Aと接合部Bの間隔)は、等間隔でなくてもよい。
そして、はんだスペーサ(スペーサ)5が、タブ線4と太陽電池基板1の隣接する接合部間に配置されている。ここで、はんだスペーサ5は、隣接する接合部間に配置されていればよく、複数個配置してもよい。また、はんだスペーサ5は、タブ線4に沿って、タブ線4の下にのみ配置されていればよい。
はんだスペーサ5の材質は、はんだ材、若しくは融点がはんだ材の融点近傍かそれ以下である材質であればよい。例えば、インジウムはんだや熱で溶けるエポキシ系樹脂などを使用する。
そして、はんだスペーサ5の高さφは、
E=L×(αt−αb) ×(Tmax−Tr)…(1)
E=L×(2π×θ/360)/sinθ−L …(2)
2φ=L/sinθ−L/tanθ …(3)
で与えられる連立式を解くことで得られる。
ここで、Eは太陽電池基板1とタブ線4の熱収縮量差、Lは隣接する接合部間(例えば接合部A,B間)の距離、αtはタブ線4の線膨張係数、αbは太陽電池基板1の線膨張係数、Tmaxは、はんだ材の融点(溶融温度)、Trは室内温度、θは一定値である。
例えば、L=30mm、αt=16×10-6/℃、αb=3×10-6/℃、Tmax=230℃、Tr=30℃とすると、はんだスペーサ5の高さφは、φ=1.0mmとなる。
次に、太陽電池基板1上へのはんだスペーサ5、及びタブ線4の仮接合方法について説明する。
まず、表面電極2上に例えばフラックス液のような溶剤を塗布する。そうして、はんだスペーサ5を接合部間に配置する。この時、フラックス液が粘着性を有しているので、後述するタブ線4の仮接合(配置)工程ではんだスペーサ5がずれるおそれはない。
続いて、はんだスペーサ5上にタブ線4を配置する。そして、各接合点でタブ線4と表面電極2が接触するように、例えば棒状の治具を用いて上部から負荷を与える。すると、タブ線4がはんだスペーサ5の部分で膨らむように波型形状に変形する。そして、タブ線4は、各接合部において、フラックス液により接着される。ここで、タブ線4は両端において保持具(図示せず)で保持されているため、タブ線4の仮接合工程中にはんだスペーサ5の上部からずれるおそれはない。
以上の工程により、図4に示す、タブ線4、及びはんだスペーサ5と、表面電極2との仮接合状態を得る。
続いて、タブ線4を表面電極2上にはんだ接合する。表面電極2と、タブ線4とをはんだ接合するため、ホットエアーなどではんだ溶融温度180℃〜350℃以上に熱する。すると、タブ線4の表面に設けられたはんだ材、及びはんだスペーサ5が溶融する。そして、タブ線4は各接合部において表面電極2とはんだ接合され、はんだスペーサ5は、タブ線4の表面に吸収される。
タブ線4は、表面電極2とのはんだ接合後、冷却時にタブ線4は膨らみ変形量分だけ熱収縮する。そして、表面電極2とタブ線4の隙間がなくなって平坦になり、タブ線4は表面電極2と密着する。
この時、はんだスペーサ5によって設けられた隙間により、タブ線4の熱収縮による力は表面電極2を介して太陽電池基板1に作用しないため、太陽電池基板1の割れや表面電極2とタブ線4とのはんだ接合部の破壊、太陽電池基板1の反りが低減する。
続いて、裏面電極3も表面電極2と同様の手順でタブ線4と接合する。ここで、裏面電極3上のはんだスペーサ5は、表面電極2と異なる位置に配置してもよい。そうして、図1に示す太陽電池装置を得ることができる。
本実施の形態に係る太陽電池装置の製造方法は、タブ線4の隣接する接合部間に接合される長さが、表面電極2の隣接する接合部間の長さよりも長くなるようにタブ線4を表面電極2上に配置し、その後はんだ接合している。
そのため、タブ線4と太陽電池基板1の熱収縮量差に起因して発生する熱応力を低減することができる。そして、太陽電池基板1の割れ、はんだ接合部の破壊や太陽電池基板1の反りを低減することができる。
また、本実施の形態に係る太陽電池装置の製造方法は、はんだ材の溶融温度近傍よりも低い温度で溶融するはんだスペーサ5を、表面電極2上の隣接する接合部間に設けている。
そして、はんだスペーサ5の上端に接し、かつ接合部において表面電極2に接するようにタブ線4を配置している。
そのため、表面電極2とタブ線4の接合部間に、表面電極2とタブ線4との間に容易に隙間を形成することができる。つまり、タブ線4を波型に形成することができる。そして、タブ線4と表面電極2の隣接する接合部に接合される長さが、接合部間の長さよりも長くなるように容易にタブ線4を表面電極2上に配置することができる。
さらに、本実施の形態に係る太陽電池装置の製造方法は、はんだスペーサ5の高さが式(1)から(3)から算出されている。
そのため、タブ線4と太陽電池基板1の熱収縮量差分だけ、接合部間よりも長く形成されている。その結果、はんだ接合後にタブ線4と太陽電池基板1を密着して接合することができる。
なお、タブ線4は、はんだスペーサ5上に配置する前にあらかじめ波状に加工しておいてもよい。すなわち、あらかじめ、接合部において表面電極2と密着するようにタブ線4を加工しておいてもよい。
例えば、はんだスペーサ5と同様の形状の部材を所定の間隔で配置した平坦な面を備える台を用意し、その部材上にタブ線4を押し付けるようにしても簡単に加工することができる。さらに、あらかじめ波状に形成した金型を用いてプレス加工するなどしてもよい。
タブ線4をあらかじめ波型に加工することで、はんだスペーサ5上に配置する際に、上部から負荷を与えてタブ線4を加工する処理を省略できる。
また、あらかじめ波型に加工したタブ線4を用いる場合は、かならずしもはんだスペーサ5を設ける必要はなく、はんだスペーサ5を省略することもできる。
さらに、本実施の形態では、表面電極2とタブ線4とは5箇所の接合部で接合した例を示したが、表面電極2とタブ線4との接合部の数は、強度が高まるため多い方が望ましい。
<実施の形態2>
図5は本実施の形態に係るタブ線の構成を示す断面図である。本実施の形態では、はんだスペーサ5をあらかじめタブ線4に設け(接着し)ている。図5は、本実施の形態に係るタブ線4とはんだスペーサ5の接着状態を示す断面図である。はんだ材の溶融温度よりも低い温度で溶融するはんだスペーサ5を、タブ線4の表面電極2との接合面かつ隣接する接合部(例えば図4に示す接合部A,Bに対応する箇所)間に接着している。
以下本実施の形態に係る太陽電池装置の製造方法について説明する。
まず、真っ直ぐな状態のタブ線4を用意し、タブ線4の表面電極2との接合面に、かつ隣接する接合部間に対応する位置に、接着剤や押し付けなどによりはんだスペーサ5を接着する。
次に、平坦な面を備える台上に、タブ線4を配置する。この時、タブ線4のはんだスペーサ5の接合面が台の平坦面に対向するように配置する。そして、タブ線4のはんだスペーサ5間をはんだスペーサ5の接合面と反対側から押すことにより、タブ線4を波状(波型)に形成する。そうして図5に示すタブ線4とはんだスペーサ5の接合状態を得ることができる。
次に、はんだスペーサ5が表面電極2と密着し、接合部においてタブ線4が表面電極2に密着するようにタブ線4を表面電極2上に配置する。
本実施の形態に係る太陽電池装置の製造方法では、タブ線4の表面電極2との接合面側にはんだスペーサ5を備えている。はんだスペーサ5を表面電極2上の所定の位置に設置する工程を省略できるため、タブ線4の接合が簡単になる。また、はんだスペーサ5上に、タブ線4を配置する際にずれるおそれがなくなる。
なお、押し付けなどの負荷などを用いて、タブ線4をあらかじめ波型に加工し、その後はんだスペーサ5をタブ線4に設けるようにしてもよい。
タブ線4をあらかじめ波型に加工することで、はんだスペーサ5上に配置する際に、上部から負荷を与えてタブ線4を加工する処理を省略できる。
また、表面電極2上にタブ線4を配置後、表面電極2との接合面とは反対面からタブ線4を表面電極2に押し付けることにより波型に形成してもよい。
実施の形態1に係る太陽電池装置の構成を示す上面図である。 実施の形態1に係る太陽電池装置の構成を示す断面図である。 実施の形態1に係る太陽電池装置の構成を示す下面図である。 実施の形態1に係る太陽電池基板上へタブ線を配置した状態を示す断面図である。 実施の形態2に係るタブ線の構成を示す断面図である。
符号の説明
1 太陽電池基板、2 表面電極、3 裏面電極、4 タブ線、5 はんだスペーサ、8 バスバー。

Claims (6)

  1. 太陽電池基板の主面に形成された電極と複数の接合部において接合されるタブ線を備える太陽電池装置の製造方法であって、
    (a)前記タブ線に接合材を塗布する工程と、
    (b)前記タブ線の隣接する前記接合部間に接合される長さが、前記電極の前記隣接する接合部間の長さよりも長くなるように前記タブ線を前記電極上に配置する工程と、
    (c)前記接合材を溶融することにより、前記電極と前記タブ線を前記接合部で接合する工程と、
    を備え
    前記工程(b)は、
    (d)前記接合材の溶融温度よりも低い温度で溶融するスペーサを、前記電極上の前記隣接する接合部間に設ける工程と、
    (e)前記スペーサの上端に接しかつ前記接合部において前記電極に密着するように前記タブ線を前記電極上に配置する工程と、
    を備えることを特徴とする太陽電池装置の製造方法。
  2. 太陽電池基板の主面に形成された電極と複数の接合部において接合されるタブ線を備える太陽電池装置の製造方法であって、
    (a)前記タブ線に接合材を塗布する工程と、
    (b)前記タブ線の隣接する前記接合部間に接合される長さが、前記電極の前記隣接する接合部間の長さよりも長くなるように前記タブ線を前記電極上に配置する工程と、
    (c)前記接合材を溶融することにより、前記電極と前記タブ線を前記接合部で接合する工程と、
    を備え、
    前記工程(b)は、
    (d)前記接合材の溶融温度よりも低い温度で溶融するスペーサを、前記タブ線の前記電極との接合面側かつ前記隣接する接合部間に設ける工程と、
    (e)前記スペーサが前記電極と密着し、かつ前記接合部において前記タブ線が前記電極に密着するように前記タブ線を前記電極上に配置する工程と、
    を備えることを特徴とする太陽電池装置の製造方法。
  3. 前記工程(b)は、前記工程(e)よりも前に、前記接合部において前記電極と密着するように前記タブ線を加工する工程を備えることを特徴とする請求項1又は2に記載の太陽電池装置の製造方法。
  4. 前記スペーサの高さφは、
    E=L×(αt−αb)×(Tmax−Tr) …(1)
    E=L×(2π×θ/360)/sinθ−L …(2)
    2φ=L/sinθ−L/tanθ …(3)
    ただし、
    Eは前記太陽電池基板と前記タブ線の熱収縮量差、
    Tmaxは前記接合材の前記溶融温度、
    Trは室内温度、
    Lは前記隣接する前記接合部間の前記太陽電池基板の長さ、
    θは一定値、
    αtは前記タブ線の線膨張係数、
    αbは前記太陽電池基板の線膨張係数、
    とした場合に、
    式(1)から(3)によって算出されることを特徴とする請求項1から3の何れかに記載の太陽電池装置の製造方法。
  5. 太陽電池基板の主面に形成された電極上に配置され、当該電極と複数の接合部において接合されるタブ線を備える太陽電池装置であって、
    前記タブ線は、前記タブ線の隣接する前記接合部間に接合される長さが、前記電極の前記隣接する接合部間の長さよりも長くなるように波型に形成され、
    前記タブ線に接合材を塗布し、前記接合材の溶融温度よりも低い温度で溶融するスペーサを前記タブ線の前記電極との接合面側に設け、前記スペーサを前記隣接する接合部間に配置することにより、前記タブ線を前記波型に形成し、前記スペーサは溶融して前記タブ線の表面に吸収されることを特徴とする太陽電池装置。
  6. 太陽電池基板の主面に形成された電極上に配置され、当該電極と複数の接合部において接合されるタブ線を備える太陽電池装置であって、
    前記タブ線は、前記タブ線の隣接する前記接合部間に接合される長さが、前記電極の前記隣接する接合部間の長さよりも長くなるように波型に形成され、
    前記太陽電池基板の前記電極上の隣接する前記接合部間に前記接合材の溶融温度よりも低い温度で溶融するスペーサを配置し、前記タブ線を前記スペーサ上に配置することにより、前記タブ線を前記波型に形成し、前記スペーサは溶融して前記タブ線の表面に吸収されることを特徴とする太陽電池装置。
JP2005105615A 2005-04-01 2005-04-01 太陽電池装置、及び太陽電池装置の製造方法 Expired - Fee Related JP4919614B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005105615A JP4919614B2 (ja) 2005-04-01 2005-04-01 太陽電池装置、及び太陽電池装置の製造方法

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005105615A JP4919614B2 (ja) 2005-04-01 2005-04-01 太陽電池装置、及び太陽電池装置の製造方法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006287001A JP2006287001A (ja) 2006-10-19
JP4919614B2 true JP4919614B2 (ja) 2012-04-18

Family

ID=37408556

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005105615A Expired - Fee Related JP4919614B2 (ja) 2005-04-01 2005-04-01 太陽電池装置、及び太陽電池装置の製造方法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4919614B2 (ja)

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5064107B2 (ja) * 2007-05-09 2012-10-31 昭和シェル石油株式会社 電子部品モジュール又はcis系薄膜太陽電池モジュールのリボンワイヤの接続方法
JP5035845B2 (ja) * 2008-01-04 2012-09-26 シャープ株式会社 太陽電池および太陽電池モジュール
US9136415B2 (en) 2009-04-30 2015-09-15 Mitsubishi Electric Corporation Solar battery cell
JP5566258B2 (ja) * 2009-11-26 2014-08-06 京セラ株式会社 太陽電池モジュール及びその製造装置
JP2012064871A (ja) * 2010-09-17 2012-03-29 Nippon Avionics Co Ltd 太陽電池用接続部材の接続方法および接続装置

Family Cites Families (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH06275858A (ja) * 1993-03-19 1994-09-30 Taiyo Yuden Co Ltd 光起電力モジュールとその製造方法
JP3754208B2 (ja) * 1998-04-28 2006-03-08 三洋電機株式会社 太陽電池モジュール及びその製造方法
JP4641109B2 (ja) * 2001-03-15 2011-03-02 三菱電機株式会社 太陽電池モジュール

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006287001A (ja) 2006-10-19

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6320556B2 (ja) パワーモジュール
KR101125432B1 (ko) 리드선 부착 온도 센서
JP5319305B2 (ja) 光電池と、その光電池を改良するためのフィルムを結合する方法
JP4919614B2 (ja) 太陽電池装置、及び太陽電池装置の製造方法
JP5582040B2 (ja) 半導体装置の製造方法、半導体装置およびイグナイタ装置
JPH07202241A (ja) 太陽電池、太陽電池の実装方法および太陽電池の製造方法
JP2005333083A (ja) 熱電変換素子モジュールの製造方法および熱電変換素子モジュール
JPH11214733A (ja) 太陽電池装置
JP3683700B2 (ja) 太陽電池装置
JP2008192980A (ja) 太陽電池モジュールの製造方法
JP2004200517A (ja) 太陽電池モジュールおよびその製造方法
JP2009147123A (ja) 半導体装置及びその製造方法
JP2016219681A (ja) 金属配線の接合構造および接合方法
JP6586352B2 (ja) 半導体装置の製造方法
JP2009059738A (ja) 太陽電池モジュールの製造方法及び製造装置
FI89643C (fi) Supraledande fog foer tunnfilmkomponenter och metod foer dess tillverkning
JP6304085B2 (ja) 半導体装置及び半導体装置の製造方法
JP5241113B2 (ja) 太陽電池モジュールおよび太陽電池モジュールの製造方法
JP5145168B2 (ja) 半導体装置
JP2013149739A (ja) 電子機器モジュール
JP2007242842A (ja) 半導体レーザ装置及び半導体レーザ装置の製造方法
JP2013179256A (ja) 半導体装置の組立治具およびその組立治具を用いた半導体装置の製造方法
JP2005191201A (ja) 太陽電池素子接続用インナーリード及び太陽電池モジュール並びに太陽電池モジュールの製造方法
JP4741538B2 (ja) 太陽電池モジュール
JP2003197813A (ja) 電子装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20070918

RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20070918

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110125

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120131

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120131

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150210

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees