JP4919493B2 - 無線認証システム - Google Patents

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Description

本発明は、無線通信を用いて入退室の管理や物品管理を行うための無線認証システムである。
従来、壁面やゲート等に固定された質問器と、ユーザに携行されたり物品に装着されたりする応答器(ICタグ)とを有し、応答器が前記質問器に搭載される起動装置から非接触で起動されて情報を受け、前記質問器に搭載される認証装置へ情報を無線送信する非接触ICタグシステム又はICカードシステムなどの無線認証システムが広く知られている。図12は、この無線認証システムの典型的な従来技術を示すブロック図であり、図13は、該無線認証システムが部屋の入退室管理に使用される例の説明図である。
図12に示す無線認証システムが例えば図13に示すように部屋3の入退室管理に使用される場合、質問器1は、制御部11で生成した質問信号を、LF帯送信部12において、誘導磁界の信号成分に重畳し、増幅してLFアンテナ13から第1の無線通信方式(LF)により応答器2に向けて送信する。これにより、応答器2の周囲には認証エリア5が形成され、その認証エリア5内に入ったユーザ6が所持する応答器2では、質問器1からの質問信号をLFアンテナ21で受信した後に、LF帯受信部22が制御部23を起動し、該制御部23は自身に予め設定されている固有の識別情報(ID)を含む応答信号を生成し、RF送受信部24からRFアンテナ25を介して、第2の無線通信方式(UHF)により応答器1に対して返信する。
前記応答信号は、質問器1のRFアンテナ14からRF送受信部15で受信され、前記制御部11に入力されて、応答した応答器を識別する。識別した応答器が予め登録された識別情報を有するものであれば、制御部11は、前記RF送受信部15からRFアンテナ14を介して、前記第2の無線通信方式(UHF)により認証完了した応答器2の識別情報をACK信号として送信する。応答器2は、そのACK信号をRFアンテナ25からRF送受信部24で受信すると、制御部23は応答信号の送信を終了する。質問器1の制御部11は、認証を完了した際には、表示部16やブザー18によりその旨を示す表示や音出力を行うとともに、ドア4の解錠動作を行う。
このようにLF帯(長波帯:30〜300kHz)の起電力で応答器2を起動させて、制御部23が、RF送受信部24に、内蔵電池26を電源として、UHF帯(極超短波帯:300MHz〜3GHz)の応答信号を返信させる従来技術として、例えば下記特許文献1がある。このような構成で、前記認証エリア5を、1.5〜2mの比較的狭い範囲に正確に規定することができるようになっている。また、UHF帯のRF送受信部24の消費電力が10〜20mAと大きいのに対して、LF帯のLF帯受信部22が数μAの微弱な電力で起動するので、待機状態でRF送受信部24を使用しないことで、前記内蔵電池2の電力消費を抑え、応答器2の長寿命化が図られている。
特開2006−72706号公報
ところで、この種の無線認証システムにおいては、質問器1が送出する質問信号の到達距離は応答器2が返信する応答信号の到達距離に比して短いため、質問信号の送信出力を変更することで応答器2が動作可能な認証エリアの大きさを変更することができる。そこで、従来では、応答器2の認証エリアの設定が、質問器1による質問信号の送信出力を調整することで行われており、また、その際、質問器1の設置環境(例えば複数の質問器1を互いに隣接して設置する環境など)に応じて前記送信出力の調整が行われている。
しかしながら、質問信号は無線信号であり、応答器が動作可能な認証エリアを目視することができないので、応答器2の認証エリアの調整を行う場合、実際に応答器2をその場所に持って行き、応答器2が動作するか否かを確認する作業が必要となっていた。すなわち、認証エリアの大きさを所望の大きさに調整するためには、質問器1による質問信号の送信出力を手動で変えながら実際に応答器2を所望のエリア内で動作することを確認する作業が必要となり、非常に手間がかかるという問題がある。
本発明は、上述した問題点を解決するためになされたものであり、前述のような面倒な作業をユーザに課すことなく、応答器の動作可能エリアを調整することのできる無線認証システムを提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明は、第1の無線通信方式により誘導磁界を発生させる起動装置と、前記誘導磁界に応答して起動し、予め個別に設定された識別情報を含む応答信号を第2の無線通信方式により送信する応答器と、前記応答信号に基づいて前記応答器の認証を行う認証装置とを備えて成る無線認証システムであって、前記認証装置による認証結果に基づいて予め定められた処理を行うべく前記認証を行うための第1のモードと、前記認証を行う際の前記起動装置の送信出力を設定するための第2のモードとの間でモードの切り替えを行うモード切替部と、前記モード切替部により前記第2のモードへのモード切替えが行われると、前記起動装置の送信出力を変更しつつ質問信号を送信する指示を出力し、その質問信号に対する応答信号を受信したときの送信出力に基づいて前記起動装置の送信出力を設定する送信出力設定動作を行う出力調整部とを備え、前記出力調整部は、質問信号に対する応答信号が自身宛のものでないときには、前記送信出力設定動作を中止するものである。
この発明によれば、モード切替部により、前記認証装置による認証結果に基づいて予め定められた処理を行うべく前記認証を行うための第1のモードから、前記認証を行う際の前記起動装置の送信出力を設定するための第2のモードへのモード切替えが行われると、出力調整部により、前記起動装置の送信出力を変更しつつ前記質問信号を送信する指示が出力され、その質問信号に対する応答信号を受信したときの送信出力に基づいて前記起動装置の送信出力を設定する送信出力設定動作が行われる。これにより、起動装置の送信出力の設定が略自動的に行われる。質問信号とは、応答器が所持する、応答器の識別に要する情報がどのようなものであるかを応答器に対して質問する信号である。
この際、複数の質問器が比較的近い位置に設置されている場合に、質問器の認証エリア同士が空間的に重なり、且つ同期がとれない運用条件下で、複数の質問器から各々出力される質問信号が同期間に発生して衝突を起こすことが考えられる。
そこで、本発明のように、質問信号に対する応答信号が自身宛のものでないときには、前記送信出力設定動作を中止することで、前述のような不具合が解消される。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の無線認証システムにおいて、前記モード切替部に前記第1のモードから第2のモードにモードの切り替えを行わせる指示を入力するための入力部を有し、前記モード切替部は、前記入力部により前記指示が入力されると、前記第1のモードから第2のモードに切り替えるものである。
この発明によれば、前記入力部に対する操作により前記第1のモードから第2のモードへのモード切替えが行われる。これにより、起動装置の送信出力の設定に際し、ユーザに課す作業は前記入力部に対する操作のみとなり、その他は自動的に行われる。
請求項3に記載の発明は、請求項2に記載の無線認証システムにおいて、前記入力部は、前記起動装置又は前記認証装置に備えられているものである。
この発明によれば、前記入力部を前記起動装置又は前記認証装置に備えたので、前記入力部を応答器に設置する場合に比して、応答器の構成をコンパクト化することができる。
請求項4に記載の発明は、請求項2に記載の無線認証システムにおいて、前記入力部は、前記応答器に備えられており、前記応答器は、前記入力部により前記指示が入力されると、その旨を示す指示信号を送信し、前記モード切替部は、前記応答器から前記指示信号を受信すると、前記第1のモードから第2のモードに切り替えるものである。
この発明によれば、前記入力部を前記応答器に備えたので、前記入力部を起動装置又は前記認証装置に設置する場合に比して、起動装置の送信出力を所望の送信出力に正確に設定することができる。すなわち、起動装置の送信出力を設定する場合、応答器を所望の送信出力に相当する距離だけ前記起動装置から離間した位置に位置させる(応答器を所持したユーザが前記位置に移動する)必要がある。しかし、前記入力部を起動装置又は前記認証装置に設置した場合には、応答器を所持したユーザが前記位置に移動するまでに、送信出力の設定処理が開始される虞があり、これによって、起動装置の送信出力を所望の送信出力に正確に設定することができないことが考えられる。
これに対し、本発明のように、前記入力部を応答器に設置することで、応答器を所望の送信出力に相当する距離だけ前記起動装置から離間した位置に位置する状態(応答器を所持するユーザが前記位置に位置する状態)で前記入力部に対する操作を行うことができ、ひいては、その状態で送信出力の設定処理を開始させることができるから、前述のような不具合が解消される。
請求項5に記載の発明は、請求項1に記載の無線認証システムにおいて、前記応答器は、当該応答器が前記起動装置の送信出力を設定するためにのみ構成された専用の応答器であることを示す専用IDを記憶するとともに該専用IDを送信する機能を有し、前記モード切替部は、前記応答器から前記専用IDを受信すると、前記第1のモードから第2のモードに切り替えるものである。
この発明によれば、前記起動装置の送信出力を設定するためにのみ構成された専用の応答器を設けたので、ユーザはこの専用の応答器を所持するだけで送信出力の設定が自動的に行われ、送信出力の設定作業を非常に簡便なものにすることができる。
請求項6に記載の発明は、請求項1ないし5のいずれかに記載の無線認証システムにおいて、前記出力調整部は、前記モード切替部により前記第1のモードから第2のモードに切り替えられると、所定時間待機した後、前記送信出力設定動作を開始するものである。
この発明によれば、モード切替部により前記第1のモードから第2のモードに切り替えられると、所定時間待機した後、前記送信出力設定動作を開始するようにしたので、起動装置の送信出力を所望の送信出力に正確に設定することができる。すなわち、起動装置の送信出力を設定する場合、応答器を所望の送信出力に相当する距離だけ前記起動装置から離間した位置に位置させる(応答器を所持したユーザが前記位置に移動する)必要がある。しかし、前記入力部を起動装置又は前記認証装置に設置した場合には、応答器を所持したユーザが前記位置に移動するまでに、送信出力の設定処理が開始される虞があり、これによって、起動装置の送信出力を所望の送信出力に正確に設定することができないことが考えられる。
これに対し、本発明のように、所定時間待機した後、送信出力設定動作を開始することで、その所定時間の間に、応答器を所持したユーザが前述の位置に移動することが可能となるから、応答器が前述の位置に位置する状態で送信出力の設定処理を開始させることが可能となる。よって、前述のような不具合が解消又は低減される。
請求項に記載の発明は、請求項1ないしのいずれかに記載の無線認証システムにおいて、前記出力調整部は、質問信号に対する応答信号を受信したときの送信出力のうち最小のものを、前記第1のモードにおける前記起動装置の送信出力として設定するものである。
この発明によれば、質問信号に対する応答信号を受信したときの送信出力のうち最小のものを、前記第1のモードにおける前記起動装置の送信出力として設定するようにしたので、所望の認証エリアを形成することができる。
本発明によれば、従来技術のように面倒な作業をユーザに課すことなく、起動装置の送信出力を簡単に設定可能な無線認証システムを実現することができる。
本発明に係る無線認証システムの実施形態について説明する。
(第1の実施形態)
図1は、本発明に係る無線認証システムの第1の実施形態の電気的な構成を示す図である。図1に示すように、無線認証システム100は、質問器31と応答器32とを備えて構成されている。
質問器31は、制御部4で生成した質問信号を、無線送信部(LF帯送信回路)42において誘導磁界の信号成分に重畳し、増幅してLFアンテナ43から第1の無線通信方式(LF)により応答器32に向けて周期的(間欠的)に繰り返して同報送信する。これにより、質問器31に周囲には認証エリア5(図13参照)が形成される。
応答器32は、例えばユーザ等により携行され、前記認証エリア5内に進入したユーザにより携行される応答器32は、質問器31からの質問信号をLFアンテナ51で受信した後に、無線受信部(LF帯受信回路)52が制御部53を起動し、該制御部53は内蔵電池56を電源として、自身に予め設定されている固有の識別情報(ID)と、宛先を示す情報とを含む応答信号を生成し、該応答信号を、無線送信部(RF送信回路)54からRFアンテナ55を介して、第2の無線通信方式(UHF)により質問器31に対して返信する。前記宛先とは、前記応答信号を送信する対象の質問器を意味する。
前記応答信号は、質問器31のRFアンテナ44から無線受信部(RF受信回路)45で受信され、前記制御部4に入力される。制御部4は、認証部401を有し、認証部401は、応答した応答器32を識別する。識別した応答器32がユーザIDやグループIDなどで予め登録された識別情報を有するものであれば、制御部4は、表示部46やブザー47により認証完了を示す表示や音の出力を行うとともに、ドア4の解錠を行う一方、識別した応答器が予め登録された識別情報を有さないものであるときには、施錠状態を維持するとともに、表示部46やブザー47により警告表示や警告音出力を行う。以上の動作モードを認証モードという。
このようにLF帯(長波帯:30〜300kHz)の起電力で応答器32を起動させて、制御部53が、RF送信回路54に、内蔵電池56を電源として、UHF帯(極超短波帯:300MHz〜3GHz)の応答信号を返信させることで、前記認証エリア8を、1.5〜2mの比較的狭い範囲に正確に規定することができるとともに、UHF帯のRF送信回路54の消費電力が10〜20mAと大きくても、LF帯の無線受信部52が数μAの微弱な電力で起動するので、待機状態で無線送信部54を使用しないことで、前記内蔵電池56の電力消費を抑え、応答器32の長寿命化が図られている。
以上の構成に加えて、本実施形態では、認証エリア5の大きさの調整を行う機能が搭載されており、この調整機能が、出力調整指示ボタン48と、モード切替部402と、出力調整部403とにより実現されている。
出力調整指示ボタン48は、認証エリア5の大きさの調整を実行する指示を入力するためのものである。
モード切替部402及び出力調整部403は、本実施形態では制御部4内に設けられており、モード切替部402は、前記認証モードと、認証エリア5の大きさの調整を行う調整モードとの間でモードの切り替えを行うものであり、出力調整指示ボタン48が操作されると、前記認証モードから調整モードに切り替える。出力調整部403は、後述するように、認証エリア5の大きさの調整を行うべく、当該質問器31における無線送信部42の送信出力を調整するものである。この調整方法については後述する。
図2、図3は、本実施形態における質問器31の動作を示すフローチャートであり、図2は、認証モードにおける動作のフローチャート、図3は、調整モードにおける動作のフローチャートである。
図2に示すように、制御部4は、質問信号を同報送信し(ステップ♯1)、応答信号を受信すると(ステップ♯2でYES)、前述の認証処理を行う(ステップ♯3)。そして、制御部4は、前記応答信号に含まれるIDが予め登録されたものである場合には(ステップ♯4)、ドア4の解錠を行うとともに、表示部46やブザー47により認証完了を示す表示や音の出力を行う(ステップ♯5)一方、前記応答信号に含まれるIDが予め登録されたもので無い場合には(ステップ♯4でNO)、施錠状態を維持するとともに、表示部46やブザー47により警告表示や警告音出力を行う(ステップ♯6)。
出力調整指示ボタン48が操作されると、制御部4は、図2に示す認証モードの処理から図3に示す調整モードの処理を実行する。なお、本実施形態における無線認証システムでは、認証エリア5の設定に際し、出力調整指示ボタン48が操作されると、応答器32を所持するユーザは、認証エリアとして設定されること望むエリアのうち質問器31から最も離間した位置に移動する。
制御部4は、まず、無線送信部42の送信出力を最小に設定した上で(ステップ♯11)、質問信号を同報送信する(ステップ♯12)。制御部4は、応答信号を受信しないときには(ステップ♯13でNO)、現在設定されている送信出力が最大出力(設定できる送信出力の最大値)であるか否かを判断し(ステップ♯14)、最大出力でない場合には(ステップ♯14でNO)、送信出力を予め設定された増加分だけ1段階増加させた上で(ステップ♯15)、ステップ♯12に戻り、再度質問信号を同報送信する。
そして、制御部4は、或る段階の送信出力に設定したときに応答信号を受信すると(ステップ♯13でYES)、現在設定されている送信出力を前記認証モードにおける無線送信部42の送信出力として設定し(ステップ♯16)、調整モードから認証モードに切り替える(ステップ♯17)。
一方、ステップ♯14において、送信出力を最大にしても応答器32から応答信号を受信しない場合には(ステップ♯14でYES)、制御部4は、送信出力を最大出力に設定したまま認証モードに切り替える(ステップ♯17)。
以上のように、本実施形態では、認証エリア5の大きさを調整する調整機能を質問器31に搭載するとともに、質問器31に設置された出力調整指示ボタン48が操作されると、前記認証モードから調整モードに切り替わるようにしたので、無線送信部42の送信出力の設定に際し、ユーザに課す作業が出力調整指示ボタン48の操作のみとなり、その他は自動的に行われる。これにより、従来のような面倒な作業をユーザに課すことなく、容易に所望の認証エリア5を設定することができる。
(第2の実施形態)
本実施形態の無線認証システムは、図4に示すように、認証エリア5の大きさの調整の実行指示を入力するための出力調整指示ボタン57が応答器32に設けられている点と、その出力調整指示ボタン57が操作されると、その旨を質問器31に報知するための信号を生成して該質問器31に出力する機能が応答器32に備えられている点が前記第1の実施形態における無線認証システムと異なるのみであり、その他の点については略同様である。したがって、前記第1の実施形態における無線認証システムとの相違点についてのみ説明し、略同様の構成については前記第1の実施形態と同一の番号を付して、その説明を省略する。
本実施形態における無線認証システム100においては、前述したとおり、応答器32に出力調整指示ボタン57が設けられている。この出力調整指示ボタン57の機能は前記第1の実施形態のものと略同様である。
また、本実施形態においては、応答器32の制御部53は、出力調整指示信号出力部531を有しており、出力調整指示信号出力部531は、出力調整指示ボタン57が操作されると、その旨を示す出力調整指示信号を生成し、無線送信部54及びRFアンテナ55を介して質問器31に送信するものである。
図5は、本実施形態における応答器32と質問器31との間で行われる通信処理を示すフローチャートである。
図5に示すように、応答器32において、前記出力調整指示ボタン57が操作されると(ステップ♯21)、制御部53は、その旨を示す出力調整指示信号を生成し、無線送信部54及びRFアンテナ55を介して質問器31に送信する(ステップ♯22)。
質問器31の制御部4は、前記応答器32から出力調整指示信号を受信すると(ステップ♯23でYES)、認証モードから調整モードに切り替えて(ステップ♯24)、図3に示す調整モードの処理を実行する。
前記第1の実施形態によれば、認証エリア5の設定に際し、出力調整指示ボタン48が操作されると、応答器32を所持するユーザは、認証エリア5として設定されること望むエリアのうち質問器31から最も離間した位置に移動する必要があり、この移動の期間に、図3に示す処理のうち一部又は全部が実行されると、所望の認証エリアが適切に設定されない虞がある。
これに対し、本実施形態によれば、応答器32に出力調整指示ボタン57を設けたので、ユーザが認証エリアとして設定されること望むエリアのうち質問器31から最も離間した位置に位置する状態で出力調整指示ボタン57を操作することができる。よって、所望の認証エリアを適切に設定することができる。
逆に、前記第1の実施形態では、各応答器32に出力調整指示ボタン57を設ける必要がない分、応答器32の構成をコンパクト化・軽量化することができるという利点がある。
(第3の実施形態)
本実施形態の無線認証システムにおいては、認証エリア5を設定するための専用の応答器が備えられている点が前記第1の実施形態と異なるのみであり、その他の点については略同様である。したがって、前記第1の実施形態における無線認証システムとの相違点についてのみ説明し、略同様の構成については前記第1の実施形態と同一の番号を付して、その説明を省略する。
本実施形態における無線認証システム100においては、応答器32の制御部53は、当該応答器32が認証エリア5を設定するための専用の応答器32’(以下、専用応答器という)であることを示す専用IDを記憶する専用ID記憶部532を備えており、該専用応答器32’は、質問器31から質問信号をLFアンテナ51で受信すると、前記専用ID記憶部532に格納されている前記専用IDを含む応答信号を生成し、該応答信号を、無線送信部54からRFアンテナ55を介して、第2の無線通信方式(UHF)により質問器31に対して返信する。
図7は、本実施形態における応答器32と質問器31との間で行われる通信処理を示すフローチャートである。
図7に示すように、専用応答器32’は、質問器31から質問信号を受信すると(ステップ♯31でYES)、前記専用IDを含む応答信号を無線送信部54及びRFアンテナ55を介して質問器31に送信する(ステップ♯32)。
質問器31の制御部4は、前記専用IDを含む応答信号を前記専用応答器32’から受信すると(ステップ♯33でYES)、認証モードから調整モードに切り替えて(ステップ♯34)、図3に示す調整モードの処理を実行する。
本実施形態によれば、専用応答器32’を所持するだけで認証エリア5の設定が自動的に行われるから、前記第1、第2の実施形態のように、認証エリア5の大きさの調整を実行する指示を入力するための出力調整指示ボタン48,57の操作をも省くことができる。よって、認証エリア5の設定作業を前記第1、第2の実施形態に比してより一層簡易なものにすることができる。
(第4の実施形態)
本実施形態の無線認証システムにおいては、図3に示す調整モードでの処理を実行する前に所定時間待機する機能を備えている点が前記第1の実施形態における無線認証システムと異なるのみであり、その他の点については略同様である。したがって、前記第1の実施形態における無線認証システムとの相違点についてのみ説明し、略同様の構成については前記第1の実施形態と同一の番号を付して、その説明を省略する。
図8は、本実施形態の無線認証システム100の電気的な構成を示す図であり、本実施形態においては、質問器31における制御部4の出力調整部403がタイマ4031を有している。出力調整部403は、モード切替部402により認証モードから調整モードに切り替えられると、その時点からタイマ4031を作動させ、該タイマ4031により所定時間が計時されると、図3に示す処理を実行する。
図9は、本実施形態における調整モードでの動作のフローチャートである。図9に示すように、制御部4は、認証モードから調整モードへの切り替えタイミングから所定時間待機し(ステップ♯41)、前記切り替えタイミングから前記所定時間が経過すると送信出力を最小に設定し(ステップ♯42)、以降、図3に示すフローチャートのステップ♯12〜♯17に相当するステップ♯43〜♯48の処理を実行する。
本実施形態によれば、前記第1の実施形態のように、認証エリア5の設定に際し、応答器32を所持するユーザが、質問器31に設置された出力調整指示ボタン48を用いて出力調整指示の入力操作を行ってから、認証エリアとして設定されること望むエリアのうち質問器31から最も離間した位置に移動する必要がある場合に、ステップ♯42以降の処理が開始される前にその位置まで移動することができる。したがって、ユーザが前記位置まで移動する前にステップ♯42以降の処理が開始されることで、所望の認証エリアが適切に設定されなくなるという不具合が発生するのを防止することができる。
なお、本実施形態では、第1の実施形態における無線認証システム100に前記タイマ4031を更に備えて、認証モードから調整モードへの切り替えタイミングから前記所定時間待機する機能を搭載するようにしたが、前記第2,第3の実施形態における無線認証システム100にも、その機能を搭載するようにしてもよい。
(第5の実施形態)
本実施形態の無線認証システムにおいては、質問器が他の質問器宛の応答信号を受信したときには、認証エリアの調整処理を中止する機能を有する点が前記第1の実施形態における無線認証システムと異なるのみであり、その他の点については略同様である。したがって、前記第1の実施形態における無線認証システムとの相違点についてのみ説明し、略同様の構成については前記第1の実施形態と同一の番号を付して、その説明を省略する。
図10は、本実施形態における調整モードにおける動作のフローチャートである。図10に示すように、認証モードから調整モードに切り替えられると、制御部4は、送信出力を最小に設定した上で(ステップ♯51)、質問信号を同報送信する(ステップ♯52)。そして、制御部4は、応答信号を受信しないときには(ステップ♯53でNO)、現在設定されている送信出力が最大出力か否かを判断し(ステップ♯54)、最大出力でない場合には(ステップ♯54でNO)、送信出力を1段階増加させた上で(ステップ♯55)、ステップ♯52に戻り、再度質問信号を同報送信する。
そして、制御部4は、或る段階の送信出力に設定したときに応答信号を受信すると(ステップ♯53でYES)、受信した応答信号が自身宛のものであるのか他の質問器宛のものであるのかを判別する(ステップ♯56)。その結果、自身宛のものであると判明した場合には(ステップ♯56でNO)、制御部4は、現在設定されている送信出力を認証モードにおける無線送信部42の送信出力として設定し(ステップ♯57)、認証モードに切り替える(ステップ♯58)一方、他の質問器宛のものであると判明した場合には(ステップ♯56でYES)、制御部4は、当該調整モードの処理を中止して認証モードに切り替える(ステップ♯58)。
また、ステップ♯54において、送信出力を最大にしても応答器32から応答信号を受信しない場合には(ステップ♯54でNO)、制御部4は、送信出力を最大に設定したまま認証モードに切り替える(ステップ♯58)。
本実施形態は、複数の質問器が比較的近い位置に設置されている場合に、質問器の認証エリア同士が空間的に重なってしまい、且つ同期がとれない運用条件下で、複数の質問器から各々出力される質問信号が同期間に発生して衝突を起こしてしまう事象に鑑みて成されたものである。
すなわち、例えば図11に示すように、質問器31aが或る壁面に既に設置され、該質問器31aの認証エリアS1が既に設定されている場合において、新たに質問器31bを前記質問器31aの近傍の位置に設置して該質問器31bの送信出力(認証エリア)を設定する際、認証エリアS2が認証エリアS1と重複しているか否かをその場で直に可視できるわけではないので、認証エリアS2が認証エリアS1と重複し干渉した状態で運用を開始することがあり得る。
このとき、前記重複エリアS3に応答器32を位置させて質問器31bの送信出力の調整を行うと、本実施形態のように送信出力の調整動作を中止しなければ、質問器31bからの質問信号と質問器31aからの質問信号が衝突する可能性がある。
本実施形態では、応答信号が他の質問器宛のものである場合には、調整モードでの処理を中止して認証モードに切り替えるようにすることで、前述のような事態が発生するのを防止することができる。なお、調整モードでの処理を中止すると、認証エリア5が重複していることや調整モードの処理を中止したことを示す表示や音出力を表示部46やブザー47により行い、ユーザに応答器32の位置変更を促すようにすると良い。
本件は、前記各実施形態に代えて、或いは前記各実施形態に加えて次の変形形態も採用可能である。
(1)前記第1の実施形態等においては、調整モードにおける送信出力を調整する場合に、まず送信出力を最小にした上で該送信出力を増加させるようにしたが、これに限らず、送信出力を最大にした上で該送信出力を減少させるようにしてもよい。この場合、質問器31の送信出力を、応答器32と質問器31との間で通信が行えなくなった時点より1つ前に設定された送信出力に設定するとよい。
本発明に係る無線認証システムの第1の実施形態の電気的な構成を示す図である。 認証モードにおける動作のフローチャートである。 調整モードにおける動作のフローチャートである。 本発明に係る無線認証システムの第2の実施形態の電気的な構成を示す図である。 第2の実施形態における質問器と応答器の処理を示すフローチャートである。 本発明に係る無線認証システムの第3の実施形態の電気的な構成を示す図である。 第3の実施形態における質問器と専用応答器の処理を示すフローチャートである。 本発明に係る無線認証システムの第4の実施形態の電気的な構成を示す図である。 第4の実施形態における調整モードにおける動作のフローチャートである。 第5の実施形態における調整モードにおける動作のフローチャートである。 複数の質問器の認証エリアが重複する状態を示す図である。 無線認証システムの典型的な従来技術を示すブロック図である。 図12に示す無線認証システムが部屋の入退室管理に使用される例の説明図である。
符号の説明
100 無線認証システム
31 質問器
32 応答器
32’ 専用応答器
4 制御部
401 認証部
402 モード切替部
403 出力調整部403
48,57 出力調整指示ボタン
531 出力調整指示信号出力部
532 専用ID記憶部
4031 タイマ

Claims (7)

  1. 第1の無線通信方式により誘導磁界を発生させる起動装置と、前記誘導磁界に応答して起動し、予め個別に設定された識別情報を含む応答信号を第2の無線通信方式により送信する応答器と、前記応答信号に基づいて前記応答器の認証を行う認証装置とを備えて成る無線認証システムであって、
    前記認証装置による認証結果に基づいて予め定められた処理を行うべく前記認証を行うための第1のモードと、前記認証を行う際の前記起動装置の送信出力を設定するための第2のモードとの間でモードの切り替えを行うモード切替部と、
    前記モード切替部により前記第2のモードへのモード切替えが行われると、前記起動装置の送信出力を変更しつつ質問信号を送信する指示を出力し、その質問信号に対する応答信号を受信したときの送信出力に基づいて前記起動装置の送信出力を設定する送信出力設定動作を行う出力調整部とを備え
    前記出力調整部は、質問信号に対する応答信号が自身宛のものでないときには、前記送信出力設定動作を中止する無線認証システム。
  2. 前記モード切替部に前記第1のモードから第2のモードにモードの切り替えを行わせる指示を入力するための入力部を有し、
    前記モード切替部は、前記入力部により前記指示が入力されると、前記第1のモードから第2のモードに切り替える請求項1に記載の無線認証システム。
  3. 前記入力部は、前記起動装置又は前記認証装置に備えられている請求項2に記載の無線認証システム。
  4. 前記入力部は、前記応答器に備えられており、
    前記応答器は、前記入力部により前記指示が入力されると、その旨を示す指示信号を送信し、
    前記モード切替部は、前記応答器から前記指示信号を受信すると、前記第1のモードから第2のモードに切り替える請求項2に記載の無線認証システム。
  5. 前記応答器は、当該応答器が前記起動装置の送信出力を設定するためにのみ構成された専用の応答器であることを示す専用IDを記憶するとともに該専用IDを送信する機能を有し、
    前記モード切替部は、前記応答器から前記専用IDを受信すると、前記第1のモードから第2のモードに切り替える請求項1に記載の無線認証システム。
  6. 前記出力調整部は、前記モード切替部により前記第1のモードから第2のモードに切り替えられると、所定時間待機した後、前記送信出力設定動作を開始する請求項1ないし5のいずれかに記載の無線認証システム。
  7. 前記出力調整部は、質問信号に対する応答信号を受信したときの送信出力のうち最小のものを、前記第1のモードにおける前記起動装置の送信出力として設定する請求項1ないしのいずれかに記載の無線認証システム。
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