JP4918100B2 - 経済統計データ表示システム、プログラム - Google Patents

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Description

本発明は、金融、株式、証券等の経済統計データをコンピュータインターフェース上に表示する技術に関する。
産業、商業、工業等の分野における経済活動の統計によって形成された経済統計データは、投資家や、金融・証券業者等の専門家、また、株式、債券等の有価証券の募集・売り出しや、MA、投融資等の金融取引の主体となる会社等にとって、自らが投資を行う際の判断材料や金融商品を提供する際の判断材料とする上で重要度が高い。そして、経済統計データをデータベースサーバに集積・管理し、インターネット等を介して利用者に提供するデータベースサービスが存在する。データベースサービスの利用者は、クライアント端末を用いて所望の経済統計データをデータベースサーバから取得する。取得した経済統計データは必要に応じ、クライアント端末側で表計算ソフト等を用いて所望のグラフや表に加工して利用される。この際、経済統計データの利用者は、複数の経済統計データを取得し、それらを視覚的に比較対照するために複数のグラフに形成することも多い。
しかし、通常、経済統計データは特定分野における時系列データ(即ち、定期的に取得・集計された数値データの集合体)と、当該特定分野の分野名を示すタイトル情報等からなり、利用者は、経済統計データをデータベースサーバから取得する段階で、その時系列データを元にどのようなグラフが作成されるのかを想定することは困難である。
従来、サーバ側のデータベースに蓄積された経済統計データを投資家等の利用するクライアント端末のデータベースにダウンロードし、この経済統計データを形成する数値データを一のグラフとして表示する表示欄とこのグラフに関連するニュース等の文字情報を表示する表示欄とを別途設けてディスプレイに表示する技術が存在する(例えば、特許文献1参照)。この技術によれば、取得した経済統計データを表計算ソフト等によって加工する前にグラフ化して画像表示させることができる。
特開平10−320469号公報
しかし、上記特許文献1においては、一度に複数の経済統計データを同時に表示させることはできず、従って一度に画像表示されるグラフも一つのみである。また、形成されたグラフのスケール(例えば時間方向の大きさ)は全て異なるものとなるため、仮に上記特許文献1において経済統計データのグラフを複数形成して表示させたとしても、利用者がそれらを視覚的に比較対照することは難しくなるという問題がある。また、上記特許文献1において複数の経済統計データ、特に複数のグラフを全て一度にコンピュータ端末のディスプレイ上に表示させると、ディスプレイが小さい場合、個々のデータやグラフが見にくくなるという問題がある。また、上記特許文献1においては、複数の経済統計データをディスプレイ上に表示させる場合、データの種類や項目を変化させる度にサーバにアクセスしてデータを取得するため、通信回数が増加して、データ取得要求から実際にデータがディスプレイに表示されるまでの時間が長くなるという問題がある。一方、クライアント端末に全データを蓄積させれば通信回数は減少するが、一般に経済統計データはデータ量が膨大であるため、クライアント端末側に大容量の記憶媒体が必要となり、実現可能なハードウェアが制約されるという問題がある。
本発明はこのような問題に鑑みてなされたものであり、クライアント端末の表示手段のサイズや記憶手段の容量が小さくても複数の経済統計データを見やすく表示し、経済統計データを構成する数値データ同士の比較対照を表計算ソフト等を用いなくても容易に行うことができ、通信回数の増大を防ぎつつ必要なデータが表示されるまでの時間を短くできて、高いユーザビリティを得ることができる経済統計データ表示システムを提供することを課題としている。
上記課題を達成するために、請求項1に記載の発明は、文字データ及び該文字データに関連付けられた数値データを含む経済統計データが複数蓄積されたサーバと、該サーバから取得した前記経済統計データを視認可能な状態で表示手段に表示させるクライアント端末とを有する経済統計データ表示システムにおいて、前記サーバは、前記数値データを元に一のグラフ軸が時間軸であるグラフを描画して、該描画したグラフを画像データに形成するグラフ描画手段と、前記グラフ描画手段において描画された、前記グラフと該グラフの描画に用いられた前記数値データに関連付けられた前記文字データとを関連付けた編集経済統計データを形成すると共に該編集経済統計データを前記クライアント端末に送信可能な状態に編集するデータ編集手段とを備え、前記クライアント端末は、一のデータ取得命令に基づいて前記サーバから複数の前記編集経済統計データを取得するデータ取得手段と、該データ取得手段が取得した前記編集経済統計データを記録するデータ記録手段と、前記データ取得手段によって取得された前記編集経済統計データのうち少なくとも一部の前記文字データを視認可能な文字情報として前記表示手段に表示させる文字情報形成手段と、前記表示手段に表示された特定の前記文字情報又は該文字情報に関連付けられた前記表示手段上の特定箇所がマウスカーソル等のポインティングデバイスによって指示された時に、前記文字情報に関連付けられた前記グラフを前記データ記録手段から読み出して、該読み出した数値データを視認可能な画像情報として前記表示手段にポップアップ表示させるグラフ表示手段とを備え、前記グラフ描画手段は、前記クライアント端末からの一の前記データ取得要求によって、複数の前記経済統計データに含まれる前記数値データを取得して複数の前記グラフを形成する時、所定の時間範囲に存在する前記数値データを候補集合として取得し、該候補集合に含まれる前記数値データを、複数の前記グラフとして表示した際に相互に比較可能となる所定の時間範囲のスケールに設定し、形成される全ての前記グラフの前記時間軸が全て同一のスケールとなるように形成するスケール設定手段を備えたことを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、文字データ及び該文字データに関連付けられた数値データを含む経済統計データが複数蓄積されたサーバと、該サーバから取得した前記経済統計データを視認可能な状態で表示手段に表示させるクライアント端末とを有する経済統計データ表示システムにおいて、前記サーバは、前記経済統計データを前記クライアント端末に送信可能な状態に編集するデータ編集手段を備え、前記クライアント端末は、一のデータ取得命令に基づいて前記サーバから複数の前記経済統計データを取得するデータ取得手段と、該データ取得手段が取得した前記経済統計データを記録するデータ記録手段と、前記データ取得手段によって取得された前記経済統計データのうち少なくとも一部の前記文字データを視認可能な文字情報として前記表示手段に表示させる文字情報形成手段と、前記数値データを元に一のグラフ軸が時間軸であるグラフを描画して、該描画したグラフを画像情報に形成するグラフ描画手段と、前記表示手段に表示された特定の前記文字情報又は該文字情報に関連付けられた前記表示手段上の特定箇所がマウスカーソル等のポインティングデバイスによって指示された時に、前記文字情報に関連付けられた前記グラフを前記データ記録手段から読み出して、該読み出した数値データを視認可能な画像情報として前記表示手段にポップアップ表示させるグラフ表示手段とを備え、前記グラフ描画手段は、前記クライアント端末からの一の前記データ取得要求によって、複数の前記経済統計データに含まれる前記数値データを取得して複数の前記グラフを形成する時、所定の時間範囲に存在する前記数値データを候補集合として取得し、該候補集合に含まれる前記数値データを、複数の前記グラフとして表示した際に相互に比較可能となる所定の時間範囲のスケールに設定し、形成される全ての前記グラフの前記時間軸が全て同一のスケールとなるように形成するスケール設定手段を備えたことを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の構成に加え、前記スケール設定手段は、直近の特定時点から所定期間内に存在する前記数値データを前記候補集合として取得し、該取得した候補集合を前記直近の特定時点から所定期間内の時間範囲のスケールに設定することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3の何れか一つに記載の構成に加え、前記候補集合の中から抽出された前記数値データの最大値と最小値とを抽出し、該数値データの最大値及び最小値が前記グラフの縦軸方向の最大値及び最小値に略等しくなるように前記グラフの縦軸方向のスケールを設定することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4の何れか一つに記載の構成に加え、前記グラフ表示手段は、全ての前記グラフを前記表示手段における横方向位置が同一になるように表示させることを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5の何れか一つに記載の構成に加え、前記サーバは、データ取得手段、文字情報形成手段、グラフ表示手段等、クライアント端末の所定の構成要件に所定の動作を行わせる動作命令を出力する命令形成手段を備えたことを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、プログラムであって、コンピュータを請求項1乃至6の何れか一つに記載の経済統計データ表示システムを形成するクライアント端末又はサーバのうち少なくとも何れか一方として機能させることを特徴とする。
請求項1に記載の発明によれば、サーバは、グラフ描画手段により、数値データを元にグラフを描画して、描画したグラフを画像データに形成し、データ編集手段により、グラフ描画手段において描画されたグラフとグラフの描画に用いられた数値データに関連付けられた文字データとを関連付けた編集経済統計データを形成すると共に編集経済統計データをクライアント端末に送信可能な状態に編集することにより、視覚的に把握し易いグラフ及び概要を把握し易い文字データとして経済統計データをクライアント端末に表示させることができる。また、クライアント端末は、データ取得手段によって一のデータ取得命令に基づいてサーバから複数の編集経済統計データを取得し、データ記録手段により、データ取得手段が取得した編集経済統計データを記録することにより、通信回数の増大を抑えると共に、サーバに対しデータの再取得要求を行うことなく、未表示の文字データやグラフを瞬時に表示手段上に表示できる。また、クライアント端末は、文字情報形成手段により、データ取得手段によって取得された編集経済統計データのうち少なくとも一部の文字データを視認可能な文字情報として表示手段に表示させることにより、取得された経済統計データのデータ項目数が多くても、表示手段上に見やすく表示させることができる。また、グラフ表示手段により、表示手段に表示された特定の文字情報又は文字情報に関連付けられた表示手段上の特定箇所がマウスカーソル等のポインティングデバイスによって指示された時に、文字情報に関連付けられたグラフをデータ記録手段から読み出して、読み出した数値データを視認可能な画像情報として表示手段にポップアップ表示させることにより、文字情報が表示された状態のままでグラフを表示させることができ、文字情報とクライアント端末の利用者が見たいグラフとを表示手段上に共に見易く表示できる。また、サーバのグラフ描画手段は、スケール設定手段により、複数の経済統計データに含まれる数値データを取得して複数のグラフを形成する時、所定の時間範囲に存在する数値データを候補集合として取得し、候補集合に含まれる数値データを、複数のグラフとして表示した際に相互に比較可能となる所定の時間範囲のスケールに設定することにより、表示手段上に表示される複数のグラフの時間方向のスケールを揃え、表示手段上に表示される複数のグラフを視覚的に比較対照することが可能になる。これにより、クライアント端末の表示手段のサイズや記憶手段の容量が小さくても複数の経済統計データを見やすく表示し、経済統計データを構成する数値データ同士の比較対照を表計算ソフト等を用いなくても容易に行うことができ、通信回数の増大を防ぎつつ必要なデータが表示されるまでの時間を短くでき、更に、クライアント端末の利用者が見たい複数のグラフを比較対象が可能な形で表示手段上に表示することを可能とし、高いユーザビリティを得ることができる。
請求項2に記載の発明によれば、サーバは、データ編集手段により、経済統計データをクライアント端末に送信可能な状態に編集することにより、経済統計データをクライアント端末に表示させることができる。また、クライアント端末は、データ取得手段により、一のデータ取得命令に基づいてサーバから複数の経済統計データを取得し、データ記録手段により、データ取得手段が取得した経済統計データを記録することにより、通信回数の増大を抑えると共に、サーバに対しデータの再取得要求を行うことなく、未表示の文字データやグラフを瞬時に表示手段上に表示できる。また、クライアント端末は、文字情報形成手段により、データ取得手段によって取得された経済統計データのうち少なくとも一部の文字データを視認可能な文字情報として前記表示手段に表示させることにより、経済統計データによって概要を把握し易い文字データを形成し、取得された経済統計データのデータ項目数が多くても、表示手段上に見やすく表示させることができる。また、クライアント端末は、グラフ描画手段により、数値データを元にグラフを描画して、描画したグラフを画像情報に形成することにより、経済統計データによって視覚的に把握し易いグラフを形成してクライアント端末に表示させることができる。また、グラフ表示手段により、表示手段に表示された特定の文字情報又は文字情報に関連付けられた表示手段上の特定箇所がマウスカーソル等のポインティングデバイスによって指示された時に、文字情報に関連付けられたグラフをデータ記録手段から読み出して、読み出した数値データを視認可能な画像情報として表示手段にポップアップ表示させることにより、文字情報が表示された状態のままでグラフを表示させることができ、文字情報とクライアント端末の利用者が見たいグラフとを表示手段上に共に見易く表示できる。また、グラフ描画手段は、スケール設定手段により、複数の経済統計データに含まれる数値データを取得して複数のグラフを形成する時、所定の時間範囲に存在する数値データを候補集合として取得し、候補集合に含まれる数値データを、複数のグラフとして表示した際に相互に比較可能となる所定の時間範囲のスケールに設定することにより、表示手段上に表示される複数のグラフのスケールを揃え、表示手段上に表示される複数のグラフを視覚的に比較対照することが可能になる。これにより、クライアント端末の表示手段のサイズや記憶手段の容量が小さくても複数の経済統計データを見やすく表示し、経済統計データを構成する数値データ同士の比較対照を表計算ソフト等を用いなくても容易に行うことができ、通信回数の増大を防ぎつつ必要なデータが表示されるまでの時間を短くでき、更に、クライアント端末の利用者が見たい複数のグラフを比較対象が可能な形で表示手段上に表示することを可能とし、高いユーザビリティを得ることができる。また、クライアント端末側にグラフ描画手段を備えたことにより、処理に高負荷を要する画像データの形成をクライアント端末側で行い、サーバの負荷を軽減することができる。
請求項3に記載の発明によれば、スケール設定手段は、直近の特定時点から所定期間内に存在する数値データを候補集合として取得し、取得した候補集合を直近の特定時点から所定期間内の時間範囲のスケールに設定することにより、直近の経済統計データに基づいてグラフを形成することができる。これにより、利用者にとって最も利用価値の高い情報を比較可能な態様で複数表示することが可能になり、ユーザビリティを一層向上させることができる。
請求項4に記載の発明によれば、スケール設定手段は、候補集合の中から抽出された数値データの最大値と最小値とを抽出し、数値データの最大値及び最小値がグラフの縦軸の最大値及び最小値に略等しくなるようにグラフの縦軸方向のスケールを設定することにより、グラフの縦軸方向の変化の傾向が明確になって各グラフの示す数値データの概要を把握し易くなり、ユーザビリティを一層向上させることができる。
請求項5に記載の発明によれば、グラフ表示手段は、全てのグラフを表示手段における横方向位置が同一になるように表示させることにより、表示手段における画面上の横軸の座標位置が全て同一になり、経済統計データをグラフ化した際の横軸方向の情報である時間情報が表示手段上の位置情報として画一化されるため、複数のグラフを視覚的に比較対照することが容易になり、ユーザビリティを一層向上させることができる。
請求項6に記載の発明によれば、サーバは、命令形成手段によって、クライアント端末の所定の構成要件に所定の動作を行わせる動作命令を出力することにより、サーバ側からクライアント端末の所定の動作を制御できる。これにより、クライアント端末の利用者は所定の動作の動作命令を入力することなくシステムを利用することができ、ユーザビリティを一層向上させることができる。
請求項7に記載の発明によれば、本発明をプログラム化することにより、多様なコンピュータハードウェア上で本発明を実現させることができる。
本発明の第1の実施の形態の経済統計データ表示システムのシステム構成図及び機能ブロック図である。 同上経済統計データ表示システムにおける、データベースサーバに記録された経済統計データのうち、経済統計データの一の系列のデータ構成のイメージ図である。 (a)(b)とも、同上経済統計データ表示システムにおける、経済統計データの取得及び文字情報の表示の手順を示すフローチャートである。 (a)同上経済統計データ表示システムにおける、グラフの表示手順を示すフローチャート、(b)グラフの非表示手順を示すフローチャートである。 同上経済統計データ表示システムにおける、(a)同上経済統計データ表示システムにおける、取得したい特定の経済統計データを選択する際の手順を示すフローチャート、(b)選択した特定の経済統計データの系列名をWebブラウザ上に表示させる際の手順を示すフローチャート、(c)選択した特定の経済統計データをクライアント端末側にダウンロードする際の手順を示すフローチャートである。 同上経済統計データ表示システムにおける、検索画面のイメージ図である。 同上経済統計データ表示システムにおける、文字情報表示画面のイメージ図である。 同上経済統計データ表示システムにおける、グラフ表示領域のイメージ図である。 同上経済統計データ表示システムにおける、Webブラウザ上にグラフ表示領域が表示された状態のイメージ図である。 同上経済統計データ表示システムにおける、Webブラウザ上にグラフ表示領域が表示された状態のイメージ図である。 同上経済統計データ表示システムにおける、名称一覧のイメージ図である。 本発明の第2の実施の形態の経済統計データ表示システムのシステム構成図及び機能ブロック図である。
以下、この発明の実施の形態について説明する。
[発明の実施の形態1]
図1乃至図11は、この発明の実施の形態1を示す。
図1は、この実施の形態の経済統計データ表示システムのシステム構成図及び機能ブロック図である。同図に示すとおり、経済統計データ表示システム1Aは、クライアント端末1a、サーバ2aがインターネット3に接続されている。
クライアント端末1aは、パーソナルコンピュータ、ワークステーション、携帯電話端末等、ネットワーク接続可能なコンピュータである。クライアント端末1aは、制御部11と、操作部12と、表示部(表示手段)13と、記憶部14と、通信インターフェース(I/F)部15とを有する。
制御部11はCPU(Central Processing Unit、中央演算装置)を備え、記憶部14に記録されたOS(Operating system)プログラムや各種アプリケーションプログラム等の演算処理を行い、クライアント端末1aにおける処理全体を制御する。
制御部11においては、機能手段として、データ取得部(データ取得手段)16、文字情報形成部(文字情報形成手段)17、グラフ表示部18が形成される。グラフ表示部18は、更に表示領域形成部(表示領域形成手段)181と画像表示部182とを有する。これらの機能手段は、記憶部14に記録されたアプリケーションプログラムを制御部11のCPU等と協働させることにより実現される。
データ取得部16は、操作部12から入力されたデータ取得命令に基づいてサーバ2aから経済統計データを取得する。文字情報形成部17は、データ取得部16によって取得された経済統計データに含まれる文字データを視認可能な文字情報として形成し表示部13に表示させる。グラフ表示部18は、データ取得部16によって取得された経済統計データに含まれるグラフの画像データを表示部13に表示させる。なお後述する通り、グラフ表示部18は、数値データ51bを記憶部14に形成されるデータ記録部141から取得する。
表示領域形成部181は、グラフを表示するためのグラフ表示領域を形成して表示部13に表示させる。表示領域形成部181は、表示部13上におけるグラフ表示領域の表示位置を諸条件に基づいて決定する機能をも有する。また、表示領域形成部181は、形成されたグラフ表示領域をポップアップ表示によって表示部13に表示させる動的生成機能を有する。この実施の形態に於いては、この動的生成機能は、例えばJavascript(登録商標)のようなスクリプト言語によって記述されたプログラムに基づいて実現される。これにより、クライアント端末1aの機種に依存せずに、Webブラウザ上でのポップアップ表示を実現できる。
画像表示部182は、Webサーバ4aにて形成された画像データ(後述)を表示部13に表示させる。この画像データは、経済統計データを元に描画したグラフが表示された画像データである(詳しくは後述する)。
操作部12は、マウス、キーボード等であり、各種指示を入力するために用いられる。表示部13はLCD(Liquid Crystal Display)等からなり、操作部12から入力された各種指示等や各種画像を表示する。表示部13には、HTTP通信によってサーバ2aから情報を取り寄せて画像表示させるWebブラウザ19が表示される。
通信インターフェース部15は、UTPケーブルポートや光ケーブルポート、及び各種デバイスドライバであり、LANケーブルや光ケーブルを接続すると共にサーバ2aとの間でデータ通信を行うために必要な処理を行う。
記憶部14は、ローディングプログラム等が予め格納されたROM、プログラムやデータを一時的に記憶し制御部11(CPU)の作業領域として機能するRAM、書き換えの必要なデータを格納するEEPROM、各種ファイルデータ等を記憶するハードディスク等から構成されている。ハードディスクには、OSプログラムや、各種アプリケーションプログラムが記録される。RAMには、データ取得部16がサーバ2aから取得した経済統計データを記録するデータ記録部141(データ記録手段)を形成し、制御部11への高速なデータの読み出しを可能とする。但し、データ取得部16をハードディスク等に形成して恒久的なデータ保存を図れるものとしてもよい。
一方、サーバ2aは、サーバ機能を有するコンピュータ群であり、Webサーバ4aと、データベースサーバ5とを有する。Webサーバ4aはクライアント端末1aの制御部11と同様の制御部41と、クライアント端末1aの記憶部14と同様の記憶部42と、クライアント端末1aの通信インターフェース部15と同様の通信インターフェース部43a,43bとを有している。
制御部41にはアプリケーションプログラム等により、機能手段としてデータ編集部(データ編集手段)411と命令形成部(命令形成手段)412とグラフ描画部(描画手段)413とが形成される。グラフ描画部413は、更に画像形成部4131とスケール設定部(スケール設定手段)4132とを有している。
データ編集部411はデータベースサーバ5に記録されたデータをHTML形式のデータとして編集してクライアント端末1aに送信する機能を有し、インターネット3を介した経済統計データのデータ送信を実現する。
命令形成部412はクライアント端末1aに対し、データ取得部16、文字情報形成部17、グラフ表示部18等、クライアント端末1aを経済統計データ表示システム1Aの一部として機能させるための「所定の構成要件」である機能手段を形成させるための形成命令や、これらクライアント端末1aの「所定の構成要件」に経済統計データ表示システム1Aの一部としての「所定の動作」を行わせる動作命令を出力する。具体的には、この形成命令や動作命令は、Webサーバ4aにて形成されるHTML文書としてクライアント端末1aに送信される。
グラフ描画部413は、図形描画機能、及び画像データ形成機能を有し、数値データを元に縦軸方向・横軸方向のスケール調整を行い、グラフを描画して画像データを形成する。この実施の形態における図形描画機能は、例えばJfreeChartのようなグラフ描画アプリケーションによって実現される。画像データは、JPEG,GIF等、インターネット3を介して送信し易い画像形式に形成されることが望ましい。
画像形成部4131は数値データを元にグラフ(折れ線グラフ)を描画してプロットエリアに表示させた画像データを形成する。
スケール設定部4132は、グラフをプロットエリアに描画する際、数値データの最大値、最小値、時系列の値等に基づいて、グラフ表示領域のプロットエリアに最適な大きさでグラフが表示されるようにグラフの縦軸方向、横軸方向のスケールを設定する。
記憶部42には、クライアント端末1aからの要求により、特定の経済統計データを一時的に保管しておくためのデータ保管部421が形成される。
データベースサーバ5には、大量の経済統計データ51,51,・・・,51(n>1)が記録されている。なお、経済統計データ51,51,・・・,51は全て同様の構成を有するため、以下は説明の簡単のため、特に区別の必要がある場合を除き、経済統計データ51として記載する。
図2に、データベースサーバ5に記録された経済統計データ51のデータ構成のイメージ図を示す。同図に示す通り、経済統計データ51の一の系列(この実施の形態における経済統計データ51の最小単位のこと。本明細書において同じ。)は、属性データ51aと、複数の数値データ51b,51b,・・・,51b(m>1)とを有する。なお、数値データ51b,51b,・・・,51bは全て同様の構成を有するため、以下は説明の簡単のため、特に区別の必要がある場合を除き、数値データ51bとして記載する。
属性データ51aは、一の系列に含まれる全ての数値データ51b,51b,・・・,51bの共通的特徴をテキストデータ化したものであって、クライアント端末1aから特定系列を検索する際、特定系列の数値データ51bをグラフ表示する際等に用いられる。具体的には、系列毎に一意に定められた英数字の「コード」、当該系列の「系列名」、当該系列の数値データ51bの引用元である「出展名」、当該系列の数値データ51bをグラフ表示する際の基準となる特定の数値データ51bや当該特定の数値データ51bの具体的な値を示す「単位」、当該系列の数値データ51bの「期種」、等のデータが含まれる。なお、「系列名」には、例えば物価指数や売上高や株価等、経済統計データ51の分野や分類の名称が入る。また、図2において、経済統計データ51の属性データ51aにおける「単位」は、「時点(後述)」が西暦2000年の数値データ51bに含まれる「数値(後述)」の平均値が基準値100であることを示し、各数値データ51bの「数値(後述)」の取得単位が「月次」即ち月毎であることを示している。
数値データ51bは、属性データ51aの「系列名」で示された分野や単位における経済統計データ51の数値情報であり、データを取得した時点を示す「時点」と、当該「時点」における経済統計データ51の具体的な値を示す「数値」とからなる。図2においては、例えば数値データ51bの「時点」は西暦2006年2月であり、(西暦2000年を基準時とし、基準時の値を100としたときの相対値としての)「数値」は93.8であることを示している。
なお、図2には詳細に図示しないが、データベースサーバ5に記録された他の経済統計データ51の系列も上記説明の構成(即ち同図中の経済統計データ511の構成)と同様である。
図3乃至図5は、この実施の形態の経済統計データ表示システムにおける処理手順を示すフローチャートである。以下、同フローチャートに基づいて経済統計データ表示システムの処理内容を説明する。
<経済統計データの取得と文字情報の表示>
以下、経済統計データの取得及び文字情報の表示の手順を図3のフローチャートに基づいて説明する。
まず、クライアント端末1aの利用者は表示部13にWebブラウザ19を表示させ、サーバ2aにアクセスしてWebブラウザ19に検索画面を表示させる。
図6に、検索画面のイメージ図を示す。同図に示す通り、検索画面191には、フリーワード入力欄1911が存在する。他に、経済統計データ51のカテゴリから検索するためのカテゴリ選択欄1912も存在するが、この実施の形態ではフリーワード入力欄1911への入力による検索に基づいて説明する。
検索画面191において、利用者が操作部12(この場合はキーボード)を用いてフリーワードをテキスト入力する。図4においては、「自動車」「部品」という2つのフリーワードがフリーワード入力欄1911に入力された状態を示している。この状態で、操作部12(この場合はマウス)を用いて検索実行ボタン1913がクリックされ、フリーワード検索が要求されると(ステップS1)、データ取得部16は、「データ取得命令」として、フリーワード入力欄1911に入力されたフリーワードをサーバ2aに送信する。
サーバ2aがデータ取得部16から送信されたフリーワードの情報を取得すると、データベースサーバ5において、検索対象となる系列、即ち前述のフリーワード「自動車」「部品」を含む経済統計データ51の系列の検索が行われる(ステップS2)。データベースサーバ5は、記録された複数の経済統計データ51,51,・・・,51の中から、属性データ51a中(特に「名称」や「出所」等の属性情報の中)に前述のフリーワード「自動車」「部品」を含む系列(例えばl個(l≧1)の系列、この実施の形態において同じ)の経済統計データ51を検索する。
検索によって抽出された経済統計データ51はWebサーバ4aに送られる。Webサーバ4aのデータ編集部411は、まず、抽出された経済統計データ51の系列毎の属性データ51aを取得し(ステップS3)、更に、スケール設定部4132は、抽出された経済統計データ51の系列毎の数値データ51bを、所定の時間範囲にわたって、候補集合として取得する(ステップS4)。この実施の形態のスケール設定部4132においては、「所定の時間範囲」は、「直近の特定時点から所定期間内」であり、「直近の特定時点」は西暦2006年2月、「所定期間内」は「特定時点」から起算して5年以内に設定されている。即ち、スケール設定部4132は、西暦2006年2月〜2001年2月までの数値データ51bを「候補集合」として取得する。直近の特定時点から所定期間内に存在する数値データ51bを候補集合として取得することで、利用者にとって最も利用価値の高い経済統計データ51をグラフ化できる。
なお、「所定の時間範囲」の一部の時点の数値データ51bが存在しない場合は、数値データ51bが存在する時点のみの数値データ51bが「候補集合」として取得される。例えば、特定の経済統計データ51が西暦2005年12月までしか存在しない場合には、スケール設定部4132は、西暦2001年2月〜2005年12月までの数値データ51bを「候補集合」として取得する。
データ編集部411は「候補集合」として取得したそれぞれの数値データ51bの最新時点を取得する(ステップS5)。この実施の形態では「直近の特定時点」である西暦2006年2月に最も近い数値データ51bがそれぞれ取得される。
そして、グラフ描画部413はデータ編集部411が取得した属性データ51aと数値データ51bとに基づいてグラフの描画と画像データの形成を行なう(ステップS6)。具体的には、図3の(b)に示す以下の手順により作成される。
まずグラフ描画部413は、取得した複数の系列の経済統計データ51のうち、一の系列の経済統計データ51をグラフ作成対象として取得する。スケール設定部4132はグラフのY軸方向のスケール設定を行い、Y軸に当該スケール設定に対応する目盛を設定する(ステップS61)。具体的には、ステップS4にて取得された、グラフ作成対象の経済統計データ51に含まれる全ての数値データ51b,51b,・・・,51bの中から最大値と最小値とを取得し、グラフの最大値及び最小値がY軸の最大値及び最小値に略等しくなるように縦軸方向のスケール設定と目盛設定を行う。これにより、図8のイメージ図に示すように、西暦2001年2月〜西暦2006年2月までの数値データ51bにおける最大値(98.9)と最小値(93.8)がY軸方向略全域に収まるようにスケール設定され、Y軸上には目盛99,98,・・・,95,94の6つの目盛101,101,・・・,101が設定される。
スケール設定部4132はグラフのX軸方向のスケール設定を行い、X軸上に当該スケール設定に対応する目盛を設定する(ステップS62)。具体的には、X軸方向略全域に「直近の特定時点から所定期間内」の時間範囲である、西暦2001年2月〜西暦2006年2月が収まる特定のスケールに設定され、X軸上には2002,2003,・・・,2006の5つの目盛102,102,・・・,102が設定される。
スケール設定部4132において、Y軸方向、X軸方向のスケールを調整したグラフを形成することにより、クライアント端末1aのWebブラウザ19上に複数のグラフを表示した際、これら複数のグラフを視覚的に比較対照することが可能になる(詳しくは後述する)。
画像形成部4131は、グラフ作成対象の経済統計データ51に含まれる属性データ51aから「系列名」、「出所」、「単位」、「期種」等のデータを取得し、文字表示エリアの所定位置に表示する(ステップS63)。これにより、図8のイメージ図に示す通り、画像データ100の文字表示エリア104には、系列名105としての「国内企業物価指数・・・」の文字、単位106としての「基準時=100」の文字(即ち、プロットエリア103に表示されたグラフ107の値が西暦2000年(基準時)の値を100としたときの相対値であることを示す。)、最新時点としての「最新時点(2006/2)」の文字(即ち、プロットエリア103に表示されたグラフ107の最新時点(ステップS5にて取得)が西暦2006年2月であることを示す。)が所定位置に示されている。文字表示エリア104には、図8に表示したもの以外に、属性データ51aを形成する「期種」、「最大値」「最小値」「出典」等を表示してもよい。
画像形成部4131は、グラフ作成対象の経済統計データ51に含まれる全ての数値データ51b,51b,・・・,51bに基づいてグラフ107を描画し、画像データ100を作成する(ステップS64)。これにより、図8にイメージ図を示す、プロットエリア103にグラフ107が描画された画像データ100が形成される。
ステップS61からS64までの処理は一の系列の経済統計データ51毎に、全ての系列の経済統計データ51の処理が完了するまで行なわれる(ステップS65)。即ち、ステップS2で抽出された系列の数だけ、即ちl個の画像データ100,100,・・・,100が形成される。これらの画像データ100,100,・・・,100にそれぞれ表示されたグラフ107,107,・・・,107は、ステップS62の処理によりX軸方向が全て上述した「特定のスケール」に統一されている。なお、画像データ100,100,・・・,100、及びグラフ107,107,・・・,107はいずれも同じ構成をとるので、以下区別の必要がある場合を除き画像データ100、グラフ107と記載する。
そして、データ編集部411はこれらの経済統計データ51を編集経済統計データ(図示せず)に編集する(ステップS7)。この編集経済統計データは、ステップS2の検索によって抽出された全系列の経済統計データ51を、インターネット3を介してクライアント端末1aに送信可能なHTML形式に編集したものである。抽出された経済統計データ51には、属性データ51aに含まれる「コード」が各系列のID(Identifier)として付与される。このとき、ステップS64で作成された画像データ100は、非表示の態様でHTML形式のデータ中に埋め込まれる。
そして、データ編集部411によって編集された編集経済統計データは、パケットとしてWebサーバ4aからクライアント端末1aに送信される。編集経済統計データをクライアント端末1aに送信することにより、クライアント端末1aにおいて、経済統計データを、視覚的に把握し易いグラフ107及び概要を把握し易い文字データとして表示させることができる。また、一のデータ取得要求によって複数の経済統計データ51が取得されることにより、通信回数の増大を抑えることができる。
編集経済統計データの送信の際、命令形成部412は、形成命令や動作命令をHTML文書化したのちクライアント端末1aに送信する。これにより、クライアント端末1aの利用者はデータ取得部16、文字情報形成部17、グラフ表示部18等の「所定の構成要件」を起動させたり動作命令を入力したりすることなく経済統計データ表示システム1Aを利用できる。
クライアント端末1aにおいては、データ取得部16が編集経済統計データを取得し、ヘッダ情報に含まれる形成命令に基づいて文字情報形成部17、グラフ表示部18(表示領域形成部181、画像表示部182を含む)を形成する。取得された編集経済統計データのうち属性データ51aは文字情報形成部17に送られ、文字情報形成部17は属性データ51aを元に視認可能な文字情報を形成する。文字情報形成部17にて表示された文字情報はWebブラウザ19に文字情報表示画面として表示される(ステップS6)。
なお、データ取得部16が取得した編集経済統計データは、全てデータ記録部141に記録される。これにより、サーバ2aに対しデータの再取得要求を行うことなく、未表示の文字データやグラフ107を表示した画像データ100を、瞬時に表示手段上に表示できる。
図7に、文字情報表示画面のイメージ図を示す。同図に示す通り、文字情報表示画面192には、「文字情報」として、編集経済統計データに含まれる複数の属性データ51aのうち「名称」のデータが文字情報として形成された、複数系列(ここでは10系列)の系列名1921,1921,・・・,192110が列挙されている。なお、データ取得部16が取得した編集経済統計データのうち、文字情報表示画面192に表示されていない属性データ51aは、操作部12によって文字情報表示画面192の他情報表示要求ボタン(図7に図示せず)がクリックされると、データ記録部141に表示される。
<グラフの表示>
以下、表示手順を図4の(a)に示すフローチャートに即して説明する。
図7に示す文字情報表示画面192には、列挙されたそれぞれの系列名1921,1921,・・・,192110に隣接して、系列名1921,1921,・・・,192110と同数のグラフ表示用アイコン1922,1922,・・・,192210が縦一列に表示されている。このうち、特定のグラフ表示用アイコン、例えばグラフ表示用アイコン1922上にマウスカーソル190の先端が合わさると、合わさったグラフ表示用アイコン1922に隣接する系列名1921を含む経済統計データ51に含まれる数値データ51bがグラフ107としてWebブラウザ19上に表示される。以下、表示までの具体的手順を説明する。
図7に示すグラフ表示用アイコン1922上に、「ポインティングデバイス」としてのマウスカーソル190が合わさると(ステップS11)、「データ取得要求」が形成され、グラフ表示部18はこのデータ取得要求に基づいて、マウスカーソル190が合わさったグラフ表示用アイコン1922に隣接する系列名1921の系列ごとのID番号を取得し(ステップS12)、データ記録部141に記録された編集経済統計データの中から、取得されたID番号を有する画像データ100を取得する。
一方、表示領域形成部181は、グラフ表示領域のサイズ設定を初期化する(ステップS13)と共にグラフ表示領域のサイズを算出する。グラフ表示領域は、クライアント1や記憶部42に記録されたプログラムから特段の変更指示があった場合を除いては、いかなる場合にも同じサイズに設定される。
更に、表示領域形成部181は、マウスカーソル190が指示している座標位置よりグラフ表示領域の表示座標を計算する(ステップS14)。この実施の形態においては、マウスカーソル190が指示しているグラフ表示用アイコン1922の右下にグラフ表示領域の左上の頂部が位置する形でグラフ表示領域の表示位置を算出する。
画像表示部182は、グラフ表示領域上に、取得された系列の経済統計データ51の数値データ51bに基づいて形成されたグラフ107が表示された画像データ100を表示する設定を行う(ステップS15)。この実施の形態においては、グラフ表示領域の全域に画像データ100が表示されるように設定する。
表示領域形成部181は、このようにして形成された、画像データ100が表示されたグラフ表示領域をWebブラウザ19上にポップアップ表示させる。
図9は、Webブラウザ19上に表示されたグラフ表示領域のイメージ図である。同図におけるグラフ表示領域193は、文字情報表示画面192が表示された上にポップアップ表示されており、グラフ表示領域193の全域にはグラフ表示用アイコン1922に対応する画像データ100が表示されている。
このように、データ取得部16が取得した編集経済統計データをデータ記録部141に記録しておき、文字情報表示画面192に表示された系列名1921,1921,・・・,192110のうち、マウスカーソル190によってグラフ表示用アイコン1922が指示された特定の系列名1921に対応する数値データ51bのグラフ107が表示された画像データ100をデータ記録部141から取得してWebブラウザ19上にポップアップ表示させることにより、サーバ2aに対しデータ取得要求を行うことなく、ステップS1の要求による「データ取得命令」に基づいて取得された未表示のグラフ107を瞬時にWebブラウザ19上に表示できる。これにより、データ記録部141に記録する経済統計データ51のデータ量が過大になることを防ぎ、クライアント端末1aとWebサーバ4aとの間での通信回数の増大を防ぎつつ、必要な数値データ51bをグラフ107としてWebブラウザ19に表示されるまでの時間を短くできる。
また、文字情報表示画面192に表示された系列名1921,1921,・・・,192110のうち、マウスカーソル190によってグラフ表示用アイコン1922が指示された特定の系列名1921に対応する数値データ51bのグラフ107,107,・・・,10710が表示された画像データ100,100,・・・,10010としてグラフ表示領域193に表示させ、このグラフ表示領域193をWebブラウザ19上に表示させることにより、文字情報表示画面192に一度に表示されるデータ項目数を見易い分量に調整できる。
また、グラフ表示領域193を、系列名1921,1921,・・・,192110が表示された文字情報表示画面192上にポップアップ表示させることにより、系列名1921,1921,・・・,192110が表示された状態のままでグラフ107を見易く表示できる。
また、数値データ51bはグラフ描画部413によってグラフ107として描画されてグラフ表示領域193に表示されることにより、数値データ51bを視覚的に把握し易い表示態様でWebブラウザ19上に表示できる。
<グラフの非表示>
以下、非表示の手順を図6の(b)に示すフローチャートに即して説明する。
Webブラウザ19上に画像データ100が表示されたグラフ表示領域193が表示された状態において、グラフ表示用アイコン1922上からマウスカーソル190が離れると(ステップS21)、表示領域形成部181はグラフ表示領域193をWebブラウザ19から消去し、図9に示されたグラフ表示領域193を非表示の状態とする(ステップS22)。これにより、クライアント端末1aの利用者が表示を欲しないグラフ107が表示された画像データ100を瞬時にWebブラウザ19上から消去することが出来る。
<複数のグラフの連続表示>
なお、文字情報表示画面192のグラフ表示用アイコン1922,1922,・・・,192210上においてマウスカーソル190を上から下、あるいは下から上に素早く移動させることにより、ステップS11〜S18、ステップS21〜S22の処理が連続して行われ、系列名1921,1921,・・・,192110に対応するグラフ107,107,・・・,10710の表示された画像データ100,100,・・・,10010を瞬時に連続して表示、消去させることが可能になる。この実施の形態においては、グラフ表示用アイコン1922,1922,・・・,192210が縦一列に表示されているので、マウスカーソル190を垂直方向に移動させるだけで、画像データ100,100,・・・,10010の連続した表示、消去を簡易かつ瞬時に行うことができる。
例えば、図9に示す状態においてグラフ表示用アイコン1922上からマウスカーソル190が離れ、グラフ表示用アイコン1922上にマウスカーソル190が合わさると、図10のイメージ図に示すように、系列名1921に対応するグラフ107の表示された画像データ100が全域に表示されたグラフ表示領域193に代えて、系列名1921に対応するグラフ107の表示された画像データ100が全域に表示されたグラフ表示領域193がポップアップ表示される。同様に、グラフ表示用アイコン1922,1922,・・・,192210上にマウスカーソル190が合わさると、系列名1921,1921,・・・,192110に対応するグラフ107,107,・・・,10710(いずれも図示せず)の表示された画像データ100(図示せず),画像データ100(図示せず),・・・,画像データ10010が全域に表示されたグラフ表示領域193(図示せず),193(図示せず),・・・,193が順次ポップアップ表示される。
ここで、図10に示す通り、ここで、全ての画像データ100,100,・・・,10010に表示されたグラフ107,107,・・・,10710(一部図示せず。以下同じ。)は、X軸方向のスケール設定が「直近の特定時点から所定期間内」の時間範囲である、西暦2001年10月〜西暦2006年10月が収まる同一のスケールに統一されており、また、グラフ表示領域193,193,・・・,193は全て同じサイズに設定されるため、Webブラウザ19上に表示される全ての画像データ100,100,・・・,10010のグラフ107,107,・・・,10710はX軸方向のスケールが常に等しくなる。つまり、図10に示すように、グラフ107のY軸108は常に仮想縦軸線1025上になり、5つの目盛102,102,・・・,102の横方向位置は常に同一位置となる。
従って、複数のグラフ表示領域193,193,・・・を連続して表示、消去させることにより、複数のグラフ107,107,・・・,10710を容易に視覚的に比較対象することができる。
また、複数の画像データ100,100,・・・のグラフ107相互間のY軸方向のスケールが等しい場合はもとより、図9、図10に示すようにY軸方向のスケールが異なる場合にも、複数の画像データ100,100,・・・のグラフ107,107,・・・,10710の比較対照を容易に行うことができる。
また、全ての画像データ100,100,・・・,10010のグラフ107,107,・・・,10710はWebブラウザ19上において横方向位置が同一になるように表示される。これにより、経済統計データ51をグラフ化した際のX軸方向の情報である時間情報がWebブラウザ19上における位置情報として画一化されるため、複数の画像データ100,100,・・・のグラフ107,107,・・・,10710を視覚的に比較対照することが容易になる。
また、画像データ100のグラフ107は最大値及び最小値がY軸108の最大値及び最小値に略等しくなるようにスケールが設定されているため、グラフ107の折れ線の傾斜が大きくなってY軸方向の変化の傾向が明確になり、ポップアップによる画像データ100の表示時間が短くても、画像データ100に表示されたグラフ107の概要を把握し易くなる。
<特定の経済統計データの取得>
以下、図5の(a)〜(c)に示すフローチャートに基づいて、特定の経済統計データを取得する手順を説明する。
図5の(a)は、取得したい特定の経済統計データを選択する際の手順を示すフローチャートである。図7に示すように、Webブラウザ19上に表示された文字情報表示画面192には、列挙されたそれぞれの系列名1921,1921,・・・,192110に隣接して、系列名1921,1921,・・・,192110と同数のチェックボックス1923,1923,・・・,192310が縦一列に表示されている。このチェックボックス1923,1923,・・・,192310は、チェックオンによって、後述する「データ保管部」への経済統計データ51の記録を希望することを示すものである。そして、特定のグラフ表示用アイコン例えばグラフ表示用アイコン1922がマウスカーソル190によってクリックされたとき(ステップS31)、クリックされたグラフ表示用アイコン1922と同一行にあるチェックボックス1923にチェックが入っていなければ(ステップS32の“No”)、データ取得部16はこのチェックボックス1923をチェックオンの状態とし(ステップS33)、チェックボックス1923に既にチェックが入っていれば(ステップS32の“Yes”)、データ取得部16はこのチェックをチェックオフの状態にする(ステップS34)。
図5の(b)は、選択した特定の経済統計データ51の系列名をWebブラウザ19上に表示させる際の手順を示すフローチャートである。図7に示すように、Webブラウザ19上に表示された文字情報表示画面192には、データかご記録ボタン1924が表示されている。なお、この「データかご」とは、特定の経済統計データ51を一時的に記録しておく記憶領域のことであり、この実施の形態においてはWebサーバ4aのデータ保管部421がそれに相当する。
チェックボックス1923にチェックが入った状態で、マウスカーソル190によってデータかご記録ボタン1924がクリックされると(ステップS41)、データ取得部16は、サーバ2aに対し、チェックされたチェックボックス1923に隣接する系列名1921の情報(即ち、この系列名1921を含む経済統計データ51のID番号)を送信する。サーバ2aは、隣接する系列名1921を含む経済統計データ51の取得を要求する。サーバ2aにおいては、この取得の要求に基づいて、データベースサーバ5から、要求に基づく経済統計データ51を取得し、取得した経済統計データ51をデータ保管部421に記録する(ステップS42)。データ編集部411は、クライアント端末1aのWebブラウザ19に現在表示されている文字情報表示画面192の系列名1921,1921,・・・,192110のうち、データ保管部421に記録された経済統計データ51に係る系列名1921の背景が特定の色彩(この実施の形態ではグレー)でマーキングされた、系列名一覧データをHTML形式に編集して(ステップS43)クライアント端末1aに送信する。クライアント端末1aのデータ取得部16はこの系列名一覧データに基づいて名称一覧画面を形成し、Webブラウザ19に表示させる(ステップS44)。
図11に、名称一覧画面のイメージ図を示す。同図に示す通り、名称一覧画面194においては、文字情報表示画面192と同様に系列名1921,1921,・・・,192110が表示されているが、データ保管部421に経済統計データ51が記録された系列名1921の背景がグレーでマーキングされている。これにより、クライアント端末1aの利用者が、現在データ保管部421に記録されている経済統計データ51の系列名を容易に確認できる。
図5の(c)は、選択した特定の経済統計データ51をクライアント端末1a側にダウンロードする際の手順を示すフローチャートである。
図11に示す名称一覧画面194に示す保管データ取得ボタン194aがクリックされると(ステップS51)、データ取得部16はサーバ2aに対し、データ保管部421に記録された経済統計データ51の取得を要求する。サーバ2aのWebサーバ4aにおいては、要求に基づいて、データ保管部421から経済統計データ51を取り出し、データ編集部411は取得した経済統計データ51の属性データ51a及び数値データ51bを表形式に編集し(ステップS52)てクライアント端末1aに送る。クライアント端末1aのデータ取得部16は取得された経済統計データ51をEXCEL等の表計算ソフトに取り込んで、グラフや表に形成した形で表示部13に表示させる(ステップS53)。これにより、クライアント端末1aの利用者が、文字情報表示画面192に列挙された系列名1921,1921,・・・,192110やグラフ107,107,・・・,10710として表示された数値データ51bの中で特に関心のあるものをサーバ2aから取得できる。そして、取得した経済統計データ51は表計算ソフト等を用いて詳細なグラフや表に形成することで詳細な検討が可能になる。
以上、この実施の形態においては、クライアント端末1aの表示部13のサイズや記憶部14の容量が小さくても、経済統計データ51を見やすく表示し、クライアント端末1aとWebサーバ4aとの間での通信回数の増大を防ぎつつ必要なデータが表示されるまでの時間を短くできる。また、この実施の形態においては、クライアント端末1aの利用者が見たい複数の画像データ100,100,・・・,10010に表示されたグラフ107,107,・・・,10710を比較対象が可能な形で表示部13のWebブラウザ19上に表示することができる。これにより、高いユーザビリティを得ることができる。
上記実施の形態においては、文字情報表示画面192の系列名1921,1921,・・・,192110に隣接してグラフ表示用アイコン1922,1922,・・・,192210が表示されている構成としたが、グラフ表示用アイコン1922,1922,・・・,192210を表示せず、代わりに、グラフ表示用アイコン1922,1922,・・・,192210と同じ機能を系列名1921,1921,・・・,192110に持たせた構成とすることもできる。この構成の場合、マウスカーソル190を特定の系列名(例えば系列名1921)に合わせるとグラフ表示領域193がポップアップ表示され、このグラフ表示領域193には当該系列名1921に対応するグラフ107が表示される。このような構成とすることにより、文字情報画面192の画面構成をシンプルにし、より見易い画面を形成することができる。
[発明の実施の形態2]
図12には、この発明の実施の形態2を示す。
図12に示す通り、この実施の形態の経済統計データ表示システム1Bは、クライアント端末1b、サーバ2bがインターネット3に接続されており、サーバ2bはWebサーバ4bとデータベースサーバ5とを有する。この実施の形態においては、第1の実施の形態においてWebサーバ4aに存在したグラフ描画部413に代えて、クライアント端末1bにグラフ描画部183が設けられている。このグラフ描画部183、及び画像形成部1831、スケール設定部1832の構成及び機能は、第1の実施の形態のグラフ描画部413及び画像形成部4131、スケール設定部4132の構成及び機能と同じであるが、クライアント端末1b側で当該構成及び機能を実現するため、例えばVML(Vector Markup Language)、SVG(Scalable Vector Graphics)等、クライアントサイドの画像記述言語を用いたプログラムによって当該構成及び機能を実現し、描画したグラフを画像情報に形成する。なお、グラフ描画部183は、データ取得部16、文字情報形成部17と同様、命令形成部412の形成命令によって形成され、動作命令によって動作する。
この実施の形態においては、データ編集部411は編集経済統計データに代えて、経済統計データを形成する。即ち、第1の実施の形態における動作手順のステップS7において、画像データ100に代えて、数値データ51bが非表示形式でHTMLに埋め込まれ、ステップS6の処理(及びステップS61〜S65の処理)は、クライアント端末1b側で、画像データ100を表示する手順の中で(例えば図4に示すステップS14とステップS15の間において)行なわれる。
それ以外の構成及び手順は、第1の実施の形態と同じである。
この実施の形態においては、グラフ描画処理をクライアント端末1b側のグラフ描画部183で行なうことにより、実施の形態1と同様の効果が得られる上に、実施の形態1に比べサーバ2bの処理負荷を軽減できる。
上記各実施の形態においては、一の取得命令により取得すべき経済統計データ51を一度にWebサーバ4a,4bからクライアント端末1a,1bに送信したが、Ajax(Asynchronous JavaScript + XML)で用いられる非同期通信の手段を用いてWebサーバ4a,4bからクライアント端末1a,1bに経済統計データ51を送信してもよい。これにより、ユーザの操作や画面描画などと並行してWebサーバ4a,4bからクライアント端末1a,1bにデータを送信することを可能とし、Webサーバ4a,4bとクライアント端末1a,1bとが通信している間もクライアント端末1a,1bの操作や画面描画を行うことを可能とし、クライアント端末1a,1bを利用する利用者のユーザビリティを向上させることができる。
上記各実施の形態においては、経済統計データ表示システム1A,1Bは、クライアント・サーバ型のコンピュータシステムとして形成したが、スタンドアロンのコンピュータとして形成することもできる。
上記各実施の形態は例示であり、本発明が上記実施の形態にのみ限定されることを意味するものではないことは、いうまでもない。
符号の説明
1A,1B・・・経済統計データ表示システム
1a,1b・・・クライアント端末
2a,2b・・・サーバ
13・・・表示部(表示手段)
16・・・データ取得部(データ取得手段)
141・・・データ記録部(データ記録手段)
17・・・文字情報形成部(文字情報形成手段)
18・・・グラフ表示部(グラフ表示手段)
51,51,51,・・・,51・・・経済統計データ
51b・・・数値データ
100・・・画像データ
107 107,107,・・・,10710・・・グラフ(数値情報)
181・・・表示領域形成部(表示領域形成手段)
190・・・マウスカーソル(ポインティングデバイス)
1921,1921,・・・,192110,105・・・系列名(文字情報)
193・・・グラフ表示領域(数値情報表示領域)
413 183・・・グラフ描画部(グラフ描画手段)
4132・・・スケール設定部(スケール設定手段)

Claims (7)

  1. 文字データ及び該文字データに関連付けられた数値データを含む経済統計データが複数蓄積されたサーバと、該サーバから取得した前記経済統計データを視認可能な状態で表示手段に表示させるクライアント端末とを有する経済統計データ表示システムにおいて、
    前記サーバは、
    前記数値データを元に一のグラフ軸が時間軸であるグラフを描画して、該描画したグラフを画像データに形成するグラフ描画手段と、
    前記グラフ描画手段において描画された、前記グラフと該グラフの描画に用いられた前記数値データに関連付けられた前記文字データとを関連付けた編集経済統計データを形成すると共に該編集経済統計データを前記クライアント端末に送信可能な状態に編集するデータ編集手段とを備え、
    前記クライアント端末は、
    一のデータ取得命令に基づいて前記サーバから複数の前記編集経済統計データを取得するデータ取得手段と、
    該データ取得手段が取得した前記編集経済統計データを記録するデータ記録手段と、
    前記データ取得手段によって取得された前記編集経済統計データのうち少なくとも一部の前記文字データを視認可能な文字情報として前記表示手段に表示させる文字情報形成手段と、
    前記表示手段に表示された特定の前記文字情報又は該文字情報に関連付けられた前記表示手段上の特定箇所がマウスカーソル等のポインティングデバイスによって指示された時に、前記文字情報に関連付けられた前記グラフを前記データ記録手段から読み出して、該読み出した数値データを視認可能な画像情報として前記表示手段にポップアップ表示させるグラフ表示手段とを備え、
    前記グラフ描画手段は、前記クライアント端末からの一の前記データ取得要求によって、複数の前記経済統計データに含まれる前記数値データを取得して複数の前記グラフを形成する時、所定の時間範囲に存在する前記数値データを候補集合として取得し、該候補集合に含まれる前記数値データを、複数の前記グラフとして表示した際に相互に比較可能となる所定の時間範囲のスケールに設定し、形成される全ての前記グラフの前記時間軸が全て同一のスケールとなるように形成するスケール設定手段を備えたことを特徴とする経済統計データシステム。
  2. 文字データ及び該文字データに関連付けられた数値データを含む経済統計データが複数蓄積されたサーバと、該サーバから取得した前記経済統計データを視認可能な状態で表示手段に表示させるクライアント端末とを有する経済統計データ表示システムにおいて、
    前記サーバは、前記経済統計データを前記クライアント端末に送信可能な状態に編集するデータ編集手段を備え、
    前記クライアント端末は、
    一のデータ取得命令に基づいて前記サーバから複数の前記経済統計データを取得するデータ取得手段と、
    該データ取得手段が取得した前記経済統計データを記録するデータ記録手段と、
    前記データ取得手段によって取得された前記経済統計データのうち少なくとも一部の前記文字データを視認可能な文字情報として前記表示手段に表示させる文字情報形成手段と、
    前記数値データを元に一のグラフ軸が時間軸であるグラフを描画して、該描画したグラフを画像情報に形成するグラフ描画手段と、
    前記表示手段に表示された特定の前記文字情報又は該文字情報に関連付けられた前記表示手段上の特定箇所がマウスカーソル等のポインティングデバイスによって指示された時に、前記文字情報に関連付けられた前記グラフを前記データ記録手段から読み出して、該読み出した数値データを視認可能な画像情報として前記表示手段にポップアップ表示させるグラフ表示手段とを備え、
    前記グラフ描画手段は、前記クライアント端末からの一の前記データ取得要求によって、複数の前記経済統計データに含まれる前記数値データを取得して複数の前記グラフを形成する時、所定の時間範囲に存在する前記数値データを候補集合として取得し、該候補集合に含まれる前記数値データを、複数の前記グラフとして表示した際に相互に比較可能となる所定の時間範囲のスケールに設定し、形成される全ての前記グラフの前記時間軸が全て同一のスケールとなるように形成するスケール設定手段を備えたことを特徴とする経済統計データシステム。
  3. 前記スケール設定手段は、直近の特定時点から所定期間内に存在する前記数値データを前記候補集合として取得し、該取得した候補集合を前記直近の特定時点から所定期間内の時間範囲のスケールに設定することを特徴とする請求項1又は2に記載の経済統計データシステム。
  4. 前記スケール設定手段は、前記候補集合の中から抽出された前記数値データの最大値と最小値とを抽出し、該数値データの最大値及び最小値が前記グラフの縦軸方向の最大値及び最小値に略等しくなるように前記グラフの縦軸方向のスケールを設定することを特徴とする請求項1乃至3の何れか一つに記載の経済統計データ表示システム。
  5. 前記グラフ表示手段は、全ての前記グラフを前記表示手段における横方向位置が同一になるように表示させることを特徴とする請求項1乃至4の何れか一つに記載の経済統計データ表示システム。
  6. 前記サーバは、データ取得手段、文字情報形成手段、グラフ表示手段等、クライアント端末の所定の構成要件に所定の動作を行わせる動作命令を出力する命令形成手段を備えたことを特徴とする請求項1乃至5の何れか一つに記載の経済統計データ表示システム。
  7. コンピュータを請求項1乃至6の何れか一つに記載の経済統計データ表示システムを形成するクライアント端末又はサーバのうち少なくとも何れか一方として機能させることを特徴とするプログラム。
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