JP4917026B2 - ピペリジン誘導体の美容的使用 - Google Patents

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Description

本発明は、所与の化学式のピペリジン誘導体の少なくとも1種の、シワ、特に表情じわと闘い、かつ/あるいは皮膚の収縮を緩和し、かつ/あるいは顔つきを和らげるための薬剤としての美容的使用に関する。
本発明はまた、ピペリジン誘導体類の新規なファミリー、およびこれらを含有する化粧品組成物に関する。
現在、女性および男性でさえ、できるだけ若々しく見えることを望む傾向があり、その結果、特にシワおよびスジによって反映される皮膚の加齢化兆候を消し去ることを求めている。この点から、マスコミやファッション界では、若々しい皮膚の兆候である明るくシワの無い皮膚をできるだけ長く維持することが意図された製品について報じているが、その理由は何よりもこれらの身体的外観が精神および/または士気に作用するためである。
従来、シワやスジは、皮膚に作用する有効剤を含有する化粧品を使用して、例えば皮膚の細胞再生を改善することもしくはその合成を促進させること、または皮膚組織を構成する弾性線維の退化を防止することによって処置されて来た。
これらの処置は、年代的加齢化または内在的加齢化によって引き起こされるシワやスジ、および光加齢化によって引き起こされるシワおよびスジに作用することを可能にするが、それらは、シワの筋収縮性成分に対する筋肉弛緩剤による介入、またはシワの皮膚収縮性成分に対する皮膚の収縮緩和剤による介入を必要とする表情じわには効果がない。
特に、表情じわは、加齢化によるシワの生成とは異なるメカニズムによって生じる。
特に、表情じわは、顔の表情を生み出す皮膚の筋肉により皮膚上に与えられる変形によって生産される。顔の形状、表情の頻度、チックの存在に依存して、それらは幼少期にも出現し得る。年齢および特定の環境因子(例えば、太陽光への曝露等)は、シワの出現に何の役割も有さないが、シワをより深いものとし、シワを永久的なものとし得る。
表情じわは、その周りに皮膚の筋肉が配置されている鼻の近く(鼻の溝)、口の近く(口の周縁のシワおよび渋面じわ)、および眼の近く(目尻の小じわ)、さらに眉毛の間(眉間じわまたはライオンじわ)、ならびに額に形成された、開口部の周縁に存在する溝によって特徴づけられる。
従来、表情じわに作用させるために一般に使用される唯一の手段はボツリヌス毒素であり、これは特に眉毛の間のシワである眉間じわに注入される(J. D. Carrutersら、J. Dermatol. Surg. Oncol.、1992年、18、17〜21頁を参照)。
本出願人はまた、皮膚に局所的に適用した場合に、筋肉弛緩効果を与えることができ、したがって、他の経路を介して表情じわに作用可能な種々の化合物を提案した。これらの化合物のうち、カルシウムチャンネルと関連する受容体のアンタゴニスト〔例えば、ベラパミル(仏国特許第2 793 681号)等〕、および特にマンガンとその塩(仏国特許第2 809 005号)、およびアルベリン(仏国特許第2 798 590号);ならびにグリシン(欧州特許第0 704 210号)およびアイリスパルリダ(Iris pallida)の特定の抽出物(仏国特許第2 746 641号)を含む、塩素チャンネルに関連する受容体アゴニスト;ならびにサポゲニン(欧州特許第1 352 643号)を特に挙げることができる。
これらの筋肉弛緩剤に加えて、本出願人はこれまで、種々の皮膚の収縮緩和剤、さらに特にアミン化合物について記載している(欧州特許第1 405 633号)。
欧州特許第1 405 633号明細書 J. D. Carrutersら、J. Dermatol. Surg. Oncol.、1992年、18、17〜21頁
しかし、シワ、特に表情じわを伸ばし、消し去るための他の有効な化合物が依然として必要とされている。
本出願人は、驚くべきことに、特定のピペリジン誘導体がこの要求を満足し得ることを見出した。
これらの化合物のいくつかは、既に抗真菌剤としてVarma, Rajendra S.ら、「Synthesis and antibacterial activity of certain beta-aminoketones」(Journal of Pharmaceutical Sciences, 57(7), 1251-3, 1968)に、または麻薬拮抗薬および抗炎症薬として得にCollino F.ら、「Mannich ketobases with narcotic-antagonistic activity」(Bolletino Chimico Fazrmaceutico, Societa Editoriale Farmaceutica, Milano, Vol. 122, No. 8, August 1983)に記載されている。さらに、他のものは、様々な皮膚の状態を処置するために特に局所的に使用することができるケモカイン受容体モジュレーターとして記載されている(国際公開第2004/056809号)。
しかし、これらの化合物を美容目的、特にシワを伸ばすために用いることは示唆されていない。
本発明の主題の1つは、したがって、下記式(I):
Figure 0004917026
〔式中:
Rは、ハロゲン、または、C1-C6アルキル基、OR’基、NR’R”基、CF3基、NHCOR’R”基、もしくはCONR’R”基から選択される基を示し;
Xは、酸素原子、水酸基、または水素原子を示し;
Yは、(上述により定義したR基少なくとも1種で置換されていてもよい)フェニル基、または(OR’、COOR’、=O、NR’R”、NHCOR’R”もしくはCONR’R” の少なくとも1種の基、または、上述により定義したR基少なくとも1種で置換されていてもよいフェニル基で置換されていてもよい)直鎖または分岐C1-C17アルキルまたはアルケニル基を示し;
Zは、水素原子または(上述により定義したR基少なくとも1種で置換されていてもよい)フェニル基;または、(OR’、COOR’、=O、NR’R”、NHCOR’R”もしくはCONR’R”の少なくとも1種の基で置換されていてもよい)直鎖または分岐C1-C17アルキルまたはアルケニル基を示し;
XおよびZがそれぞれ水素原子を示し、かつ、Yがアルキルまたはアルケニル基を示す場合には、前記アルキルまたはアルケニル基は少なくとも5個の炭素原子を含み、
式中、R’およびR”は、互いに独立して、水素原子またはC1-C6アルキル基を示し、
mは、0から5までの範囲であり、
nは、2から5までの範囲であり、
pは、Xが酸素原子の場合0であり、その他の場合1である〕
の化合物、およびその塩、ならびにこれらの光学異性体から選択される少なくとも1種のピペリジン誘導体の、シワ、特に表情じわと闘い、かつ/あるいは皮膚の収縮を緩和し、かつ/あるいは顔つきを和らげるための薬剤としての美容的使用である。
本発明の主題はまた、シワのある皮膚、特に顔および/または額の皮膚を処置するための美容処理方法であって、生理学的に許容できる媒体中に、上述により定義したピペリジン誘導体を少なくとも1種含む組成物を、前記皮膚に局所的に適用する工程を含む方法である。
式(I)のピペリジン誘導体のいくつかがそれ自体新規である限りにおいて、本発明の主題はまた、式(I)の化合物、およびその塩、ならびにこれらの光学異性体から選択され、Yが置換されていてもよいフェニル基である場合にはXは水素原子であることを特徴とする、これらの新規なピペリジン誘導体である。
本発明の主題はまた、生理学的に許容できる媒体中に、上述により定義したこの新規なピペリジン誘導体を少なくとも1種含む組成物である。
式(I)において、アルキル基は、特に、場合によって以下の基、すなわちメチル、エチル、n-プロピル、イソプロピル、n-ブチル、イソブチル、tert-ブチル、ペンチル、ヘキシル、ヘプチル、オクチル、ノニル、デシル、ウンデシル、ドデシル、ミリスチル、およびパルミチルから選択することができる。
さらに、本出願において、用語「アルケニル」は、1種以上の共役または非共役二重結合を含んでいてもよい基を意味する。これらは、特に、場合によって以下の基、すなわちビニル、アリル、ブテニル、またはペンテニルから選択することができる。
式(I)において好ましいR基は、メトキシ基(OCH3)およびトリフルオロメチル基(CF3)である。
式(I)の化合物の塩としては、式(I)の化合物を、特に塩酸、硫酸およびリン酸から選ばれる鉱酸、または、特に酢酸、プロピオン酸、コハク酸、フマル酸、乳酸、グリコール酸、クエン酸および酒石酸から選ばれる有機酸に添加することによって得られる塩が挙げられる。
好ましくは、本発明のピペリジン誘導体は、mは0から3の範囲であり、好ましくはmは0であり、かつ/あるいは、nは2または3であり、好ましくはnは3である。
さらに、本発明の第1の有利な実施形態においては、
Xが水素原子であり、
Yがフェニル基であり、
mが0であり、
nが3であり、
pが1であり、かつ、
Zが水素原子である。
本発明の第2の有利な実施形態においては、
Xが酸素原子であり、
Yが直鎖または分岐C1-C10アルキル基であり、
mが0であり、
nが3であり、かつ、
pが0である。
本発明の第3の有利な実施形態においては、
Xが水酸基であり、
Yが直鎖または分岐C1-C10アルキル基であり、
mが0であり、
nが3であり、
pが1であり、かつ、
Zが、直鎖または分岐C1-C10アルキル基である。
本発明のこれらの第2および第3の実施形態においては、アルキル基は直鎖アルキル基であることが好ましい。これらは、好ましくは3個〜7個の炭素原子、優先的には5個の炭素原子を含む。
式(I)の化合物は、特に、以下の反応スキーム:
Figure 0004917026
にしたがって、置換ピペリジン誘導体A(1当量)をエタノール中のα,β-不飽和ケトン1当量と室温で反応させることにより合成することができる。生成物Bを後処理し、シリカゲルカラムで精製することができる。あるいは、化合物A(1当量)を、対応するハロゲンまたはスルホネート基(1当量)と、K2CO3の存在下、アセトニトリル中環流条件で一晩反応させることができる。得られた生成物B’ を後処理し、シリカゲルカラムで精製することができる。
化合物Cを得るために、金属誘導体Zp(金属マグネシウム、金属リチウム、または金属亜鉛試薬)1当量を化合物B 1当量と、無水THF中、窒素下、室温で反応させることができる。こうして得られた生成物Cを後処理し、シリカゲルカラムで精製することができる。
本発明で用いることができるピペリジン誘導体の量は、言うまでもなく所望する効果に依存し、したがって広範な範囲で変動する。
概略を示すと、これらの誘導体は、組成物の総重量の0.01%から10%に相当する量で、好ましくは組成物の総重量の0.05%から5%に相当する量で、より好ましくは組成物の総重量の0.1%から2%に相当する量で使用することができる。
本発明の組成物は、皮膚への局所塗布に好適であり、したがって、生理学的に許容できる媒体、すなわち、皮膚と、場合によってはその外皮(睫毛、爪および毛髪)および/または粘膜とに適合する媒体を含有する。この媒体は、化粧品として許容できることが有利である。すなわち、使用者を組成物から遠ざける傾向がある痒み、刺痛または発赤を引き起こさず、また快適な外観、臭いおよび肌触りを有することが有利である。
本組成物は、化粧品で通常使用されるいかなる提供形態であってもよく、特に、場合によりゲル化した水溶液、ローションタイプの分散液、場合により2相のローション、水性相中に脂肪相を分散させることによって得られるエマルション(O/Wエマルション)またはその逆のエマルション(W/Oエマルション)、またはトリプルエマルション(W/O/WまたはO/W/Oエマルション)またはイオン性および/または非イオン性タイプのベシクル分散液の形態をとることができる。これらの組成物は、通常の方法によって調製される。水中油型のエマルションの形態の組成物が、本発明で好ましく用いられる。
本組成物は、多かれ少かれ流体であってよく、白色もしくは有色のクリーム、軟膏、乳液、ローション、漿液、ペーストまたはムースの外観を有していてもよい。本組成物は、場合によりエアゾールの形態で適用できる。また、固体形態、特にスティックの形態であってもよい。本組成物は、皮膚用のケア製品として、および/または皮膚用のメーキャップ製品として使用できる。
公知の方法により、本発明で用いる組成物は、化粧品において一般的な補助剤(例えば、親水性または脂肪親和性のゲル化剤、親水性または脂肪親和性の活性剤、保存料、抗酸化剤、香料、充填剤、スクリーニング剤、顔料、臭い吸収剤および染料等)を含んでいてよい。これらのさまざまな補助剤の量は、考慮される分野において従来用いられる量であり、例えば、組成物の総重量に対して0.01%〜20%である。これらの性質次第で、これらの補助剤は脂肪相、水性相、または脂質小胞中に導入することができる。いずれの場合も、これらの補助剤およびその割合は、本発明の組成物の所望の性質を害さないように選択する。
本発明で用いる組成物がエマルションである場合、脂肪相の割合は、組成物の総重量に対して5重量%から80重量%、好ましくは5重量%から50重量%の範囲であってよい。エマルション形態の組成物中に用いる油類、乳化剤および共乳化剤は、考慮される分野で従来から用いられているものから選択される。乳化剤および共乳化剤は、組成物の総重量に対して0.3重量%から30重量%、好ましくは0.5重量%から20重量%の範囲の割合で組成物中に存在する。
本発明で用いることができる油としては、鉱油類(流動ワセリン)、植物起源の油(アボガド油または大豆油)、動物起源の油(ラノリン)、合成油(ペルヒドロスクワレン)、シリコーン油(シクロメチコーン)、およびフルオロ油(ペルフルオロポリエーテル)が挙げられる。脂肪族アルコール(セチルアルコール)、脂肪酸、およびワックス(カルナウバワックスまたはオゾケライト)も、脂肪性物質として使用できる。
本発明に用いることができる乳化剤および共乳化剤の例としては、ポリエチレングリコールの脂肪酸エステル類(例えば、ステアリン酸PEG-100等)、およびグリセロールの脂肪酸エステル類(例えば、ステアリン酸グリセリル等)が挙げられる。
本発明で用いることができる親水性ゲル化剤/増粘剤としては、カルボキシビニルポリマー(カーボマー)、アクリル酸ポリマー(例えば、アクリレート/アルキルアクリレートコポリマー等)、ポリアクリルアミド、ポリサッカリド、天然ゴムおよびクレーが挙げられ、親油性ゲル化剤/増粘剤としては、変性クレー(例えば、ベントン類等)、脂肪酸の金属塩類、および疎水性シリカが挙げられる。
活性剤としては、以下のものから選択された少なくとも1種の化合物を本発明の組成物中に導入することが有利であろう:表皮落屑剤;保湿剤;脱色剤または着色促進剤;抗糖化剤;NOシンターゼ阻害剤;皮膚または表皮高分子の合成促進剤および/またはそれらの分解防止剤;線維芽細胞および/もしくはケラチノサイトの増殖を刺激する薬剤、またはケラチノサイトの分化を刺激する薬剤;他の筋肉弛緩剤および/または皮膚の収縮緩和剤;引き締め剤;抗汚染剤および/またはフリーラジカル捕獲剤;毛細血管循環に作用する薬剤;細胞のエネルギー代謝に作用する薬剤;ならびにこれらの混合物。
このような追加的な化合物の例は、レチノールおよびその誘導体(例えば、パルミチン酸レチノール等);アスコルビン酸およびその誘導体(例えば、リン酸アスコルビルマグネシウムおよびアスコルビルグルコシド等);トコフェロールおよびその誘導体(例えば、酢酸トコフェリル等);ニコチン酸およびその前駆体(例えば、ニコチンアミド等);ユビキノン;グルタチオンおよびその前駆体(例えば、L-2-オキソチアゾリジン-4-カルボン酸等);植物抽出物、および特に植物性タンパク質、およびこれらの加水分解物、ならびに植物性ホルモン;海洋性抽出物(例えば、藻類抽出物等);細菌抽出物;サポゲニン(例えば、ジオスゲニン、およびこれを含有する自然薯の抽出物等);セラミド;ヒドロキシ酸(例えば、サリチル酸、および5-n-オクタノイルサリチル酸等);レスベラトロール;オリゴペプチド、および擬似ジペプチド、およびこれらのアシル誘導体;マンガン塩およびマグネシウム塩、特にグルコン酸塩;ならびにこれらの混合物である。
前述のように、本発明の組成物はまた、有機化合物または無機化合物の形態でUVA活性および/またはUVB活性光保護剤を含有でき、無機化合物は疎水性にするためにコーティングされていてもよい。
有機光保護剤は、特に以下のものから選択することができる:アントラニレート類、特にアントラニル酸メチル;ベンゾフェノン類、特にベンゾフェノン-1、ベンゾフェノン-3、ベンゾフェノン-5、ベンゾフェノン-6、ベンゾフェノン-8、ベンゾフェノン-9、ベンゾフェノン-12、好ましくはベンゾフェノン-3(オキシベンゾン)またはベンゾフェノン-4(BASFから入手できるUvinul MS40);ベンジリデンカンファー類、特に3-ベンジリデンカンファー、ベンジリデンカンファースルホン酸、メト硫酸カンファーベンザルコニウム、ポリアクリルアミドメチルベンジリデンカンファー、テレフタリリデンジカンファースルホン酸、好ましくは4-メチルベンジリデンカンファー(Merckから入手できるEusolex 6300);ベンズイミダゾール類、特にベンズイミダジレート(Haarmann & Reimerから入手できるNeo Heliopan AP)、またはフェニルベンズイミダゾールスルホン酸(Merckから入手できるEusolex 232);ベンゾトリアゾール類、特にドロメトリゾールトリシロキサン、またはメチレンビスベンゾトリアゾリルテトラメチルブチルフェノール(Cibaから入手できるTinosorb M);桂皮酸エステル類、特にシノキサート、メトキシ桂皮酸DEA、メチル桂皮酸ジイソプロピル、グリセリルエチルヘキサノエートジメトキシシンナメート、メトキシ桂皮酸イソプロピル、桂皮酸イソアミル、および、好ましくはエトクリレン(BASFから入手できるUvinul N35)、メトキシ桂皮酸オクチル(Hoffmann La Rocheから入手できるParsol MCX)、またはオクトクリレン(BASFから入手できるUvinul 539);ジベンゾイルメタン類、特にブチルメトキシジベンゾイルメタン(Parsol 1789);イミダゾリン類、特にエチルヘキシルジメトキシベンジリデンジオキソイミダゾリン;PABA類、特にエチルジヒドロキシプロピルPABA、エチルヘキシルジメチルPABA、グリセリルPABA、PABA、PEG-25 PABA、および、好ましくはジエチルヘキシルブタミドトリアゾン(3V Sigmaから入手できるUvasorb HEB)、エチルヘキシルトリアゾン(BASFから入手できるUvinul T150)またはエチルPABA(ベンゾカイン);サリチル酸エステル類、特にサリチル酸ジプロピレングリコール、サリチル酸エチルヘキシル、ホモサレートまたはサリチル酸TEA;トリアジン類、特にアニソトリアジン(Cibaから入手できるTinosorb S);ドロメトリゾールトリシロキサン。
無機光保護剤は、酸化亜鉛および/または二酸化チタン、好ましくはナノメートルサイズのものからなることが好ましく、アルミナおよび/またはステアリン酸でコーティングされていてもよい。
本発明による組成物は、有利には、表情じわがある顔および/もしくは額の領域に、ならびに/または表情じわがある個人に適用することが意図される。
関係するシワは、好ましくは口および/もしくは目の周囲に放射状にあるシワ、特に目尻のシワ、ならびに/または前額部にあるシワ、特に眉毛の間の眉間にある「ライオン」じわ、ならびに/または前額部に水平にあるシワである。
次に本発明を、以下の非限定的実施例により説明する。これらの実施例において、量は重量パーセントとして示す。
[実施例1]:1,4-ビス(3-フェニルプロピル)-ピペリジンの合成
この化合物は、以下の反応スキームにしたがって合成した。
Figure 0004917026
3-フェニルプロピルピペリジン(1当量)を3-フェニルブロモプロパン(1当量)と、K2CO3の存在下、アセトニトリル中環流条件で一晩反応させた。得られた生成物を後処理し、シリカゲルカラムで精製した。500MHzの1H NMR結果は、期待した構造に合致した。
[実施例2]:1-[4-(3-フェニルプロピル)ピペリジン-1-イル]オクタン-3-オンの合成
この化合物は、以下の反応スキームにしたがって合成した。
Figure 0004917026
1当量の4-(3-フェニルプロピル)ピペリジンを1当量の1-オクテン-3-オンと、エタノール中室温で反応させる。生成物を後処理し、シリカゲルカラムで精製した。NMR分光分析および質量分光分析の結果は、期待した構造と合致した。
[実施例3]:6-{2-[4-(3-フェニルプロピル)-ピペリジン-1-イル]エチル}ウンデカン-6-オールの合成
この化合物は、以下の反応スキームにしたがって合成した。
Figure 0004917026
1当量のペンチルマグネシウムブロミドを1当量の実施例2で得られた化合物と、無水THF中、窒素下、室温で反応させる。こうして得た生成物を後処理し、シリカゲルカラムで精製した。NMR分光分析および質量分光分析の結果は、期待した構造と合致した。
[実施例4]:本発明の誘導体の筋肉弛緩効果の実証
実施例1の化合物を、ラット胚性脊椎神経節および脊髄の外植片でヒト横紋筋細胞の神経を支配することにより運動電流を再現することができる、神経/筋肉混合培養モデルにおいて試験した。
この試験は、このモデルにおいて筋繊維の収縮を阻害し、かつ、抗シワ活性がin vivoで実証されたジアゼパムの場合に出願人が実証したように、抗シワ効果を予測することができる。
a)プロトコール
健常な提供者からの横紋筋試料から得たヒトの筋細胞を、断面が1.8cm2のウェル(24ウェル培養皿)に接種した。10日間培養した後、これらの細胞は単層を形成し、融合した。この段階で、この培養物に、13日齢のラットからの脊椎神経節を含む胚性脊髄の外植片を加えた。
神経突起の成長は、1日間培養後に脊髄外植片を越えて可視となった。筋繊維の最初の収縮は、5日から6日間培養した後観察され、3週間後には外植片の領域の全ての筋繊維が収縮した。
この混合培養物を、筋繊維に筋が入り、分化成熟した神経筋接合部を含んでいる、21日後に使用した。
次に、規則正しい収縮(少なくとも1分間に60回の収縮)を示している筋繊維を、3つの異なる培養ウェルから選択し、30秒間にわたって収縮回数を測定した。その後、DMSOに溶解した試験化合物をこれらのウェル中、10-5Mの濃度で60秒間インキュベートした。インキュベート時間の終わりに、再び30秒間にわたって収縮回数を測定した。この試験を3回繰り返した。
b)結果
試験化合物をウェルに加えた1分後は、筋繊維の収縮はこの化合物の添加前の55%しか収縮しなかった。
このように、本化合物は、横紋筋収縮を阻害し、したがって、顔つきを和らげ、表情じわを伸ばすために使用することができる。
[実施例5]:化粧品組成物
本組成物を、当業者にとって慣用的な方法で調製する。本実施例で示した量は重量パーセントである。
Figure 0004917026
このクリームは、顔つきを和らげるため、および顔の皮膚の収縮を緩和するために、顔および額に適用することが意図されている。

Claims (11)

  1. 下記式(I):
    Figure 0004917026
    〔式中:
    Rは、ハロゲン、または、C1-C6アルキル基、OR’基、NR’R”基、CF3基、NHCOR’R”基、もしくはCONR’R”基から選択される基を示し
    は酸素原子であり、
    Yは直鎖または分岐C 1 -C 10 アルキル基であり、
    Zは、水素原子、または上述により定義したR基少なくとも1種で置換されていてもよいフェニル基またはOR’、COOR’、=O、NR’R”、NHCOR’R”もしくはCONR’R”の少なくとも1種の基で置換されていてもよい直もしくは分岐C1-C17アルキルまたはアルケニル基を示し
    ここで、R’およびR”は、互いに独立して、水素原子またはC1-C6アルキル基を示し、
    mは0であり、
    nは3であり、かつ
    pは0であ
    の化合物、ならびにそれらの塩および光学異性体から選択される少なくとも1種のピペリジン誘導体の、シワ、特に表情じわと闘い、かつ/または皮膚の収縮を緩和し、かつ/または顔つきを和らげるための薬剤としての美容的使用。
  2. 下記式(I):
    Figure 0004917026
    〔式中:
    Rは、ハロゲン、または、C 1 -C 6 アルキル基、OR’基、NR’R”基、CF 3 基、NHCOR’R”基、もしくはCONR’R”基から選択される基を示し、
    Xは水酸基であり、
    Yは直鎖または分岐C 1 -C 10 アルキル基であり、
    Zは直鎖または分岐C 1 -C 10 アルキル基であり、
    ここで、R’およびR”は、互いに独立して、水素原子またはC 1 -C 6 アルキル基を示し、
    mは0であり、
    nは3であり、かつ
    pは1である〕
    の化合物、ならびにそれらの塩および光学異性体から選択される少なくとも1種のピペリジン誘導体の、シワ、特に表情じわと闘い、かつ/または皮膚の収縮を緩和し、かつ/または顔つきを和らげるための薬剤としての美容的使用。
  3. 前記アルキル基が直鎖のアルキル基であることを特徴とする、請求項1または2に記載の使用。
  4. 前記塩が、式(I)の化合物を塩酸、硫酸、およびリン酸から選択される鉱酸に加えることによって得られることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の使用。
  5. 前記塩が、式(I)の化合物を酢酸、プロピオン酸、コハク酸、フマル酸、乳酸、グリコール酸、クエン酸、および酒石酸から選択される有機酸に加えることによって得られることを特徴とする、請求項1から3のいずれか一項に記載の使用。
  6. 前記アルキル基が3個から7個の炭素原子を含むことを特徴とする、請求項1から5のいずれか一項に記載の使用。
  7. 請求項1から6のいずれかに規定されるピペリジン誘導体から選択されることを特徴とする、新規なピペリジン誘導体。
  8. 生理学的に許容できる媒体中に、請求項1から6のいずれかに規定されるピペリジン誘導体を少なくとも1種含む、シワ、特に表情じわと闘い、かつ/または皮膚の収縮を緩和し、かつ/または顔つきを和らげる用の組成物。
  9. 水中油型のエマルションの形態であることを特徴とする、請求項に記載の組成物。
  10. 求項1から6のいずれかに規定されるピペリジン誘導体を少なくとも1種含む組成物を、前記皮膚に局所的に適用する工程を含む、シワのある皮膚、特に顔および/または額の皮膚を処置するための美容処理方法。
  11. 前記組成物を、表情じわのある顔および/または額の領域、および/または表情じわのある個人に適用することを特徴とする、請求項1に記載の方法。
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