JP4916607B2 - 吹付工法 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、例えば、道路、鉄道、及び導水路等のトンネルにおいて、露出した地山面へ吹付ける時に使用する吹付材料に関する。
なお、本発明ではペースト、モルタル、及びコンクリートを総称してセメントコンクリートという。
【0002】
【従来の技術】
従来、トンネル掘削等露出した地山の崩落を防止するために急結剤をコンクリートに配合した急結性吹付コンクリートの吹付工法が行われている(特公昭60−4149号公報、特開平9−19910号公報、及び特開平10−87358号公報)。
【0003】
これらの吹付工法は、通常、掘削工事現場に設置した計量混合プラントで、セメント、骨材、及び水を混合して吹付コンクリートを調製し、アジテータ車で運搬し、コンクリートポンプで圧送し、その途中に設けた合流管で、他方から圧送した急結剤と混合し、急結性吹付コンクリートとして地山面に所定の厚みになるまで吹付ける工法である。この吹付工法で使用する急結剤としては、カルシウムアルミネートに、アルカリ金属アルミン酸塩やアルカリ金属炭酸塩等を混合したものが使用されていた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、最近、地山に付着せずに落下する急結性吹付コンクリートの量と、吹付した急結性吹付コンクリートの量との割合であるリバウンド(跳ね返り)率や粉塵量がより少ない工法が求められるようになった。
【0005】
又、安全性の点で、カルシウムアルミネートにアルカリ金属アルミン酸塩やアルカリ金属炭酸塩等を混合した急結剤よりもアルカリ性が小さい急結剤が求められるようになった。
【0006】
アルカリ性が小さい急結剤として、硫酸アルミニウムの懸濁液を使用したものが開発されているが、懸濁液は粒子が沈降していることが多いので吹付材料として使用する度に攪拌等により懸濁液の沈降を防止させる必要があり、きわめて作業性が悪く、ホースやポンプ等に詰まりが生じ、急結性が小さく、急結性吹付コンクリートが剥離しやすいという課題があった。さらに、予め硫酸アルミニウムを懸濁した硫酸アルミニウム懸濁液の市販品は極めて高価であり、経済的でないという課題もあった。
【0007】
本発明者は、前記の課題を種々検討した結果、特定の吹付材料を使用することにより、アルカリによる害がなく、吹付時の付着性を向上し、リバウンド率を低減し、吹付時の粉塵量を低減することができる知見を得て本発明を完成するに至った。
【0008】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明は、硫酸アルミニウム100質量部、カルシウムアルミネート類10〜400質量部、減水剤を硫酸アルミニウムとカルシウムアルミネート類の合計100質量部に対して固形分換算で1〜30質量部、並びに、シリカフューム、フライアッシュ、高炉スラグ、ベントナイト、炭酸カルシウム、及びメタカオリンからなる群のうちの1種以上からなる無機粉末を硫酸アルミニウムとカルシウムアルミネート類の合計100質量部に対して200質量部以下含有してなる粉末状急結剤をセメント100質量部に対して3〜20質量部空気圧送し、セメントコンクリートと合流混合してなることを特徴とする吹付工法であり、硫酸アルミニウムの最大粒子径が3mm以下であることを特徴とする該吹付工法であり、硫酸アルミニウムが無水物であることを特徴とする該吹付工法であり、セメント100質量部に対して0.001〜1質量部の増粘剤がセメントコンクリートに含有されてなることを特徴とする該吹付工法であり、さらに、繊維を含有してなることを特徴とする該吹付工法であり、減水剤がナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物であり、増粘剤がセルロース類及び/又はアクリル酸類であることを特徴とする該吹付工法であり、セメントコンクリートの水セメント比が35〜65%であり、セメントコンクリートの吹付圧力が0.2〜0.6Mpa、吹付セメントコンクリート量が4〜20m3/h、急結剤の圧送圧力がセメントコンクリートの圧送圧力より0.01〜0.3Mpa高いことを特徴とする該吹付工法であり、吹付工法が湿式吹付工法であることを特徴とする該吹付工法である。
【0009】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
【0010】
本発明で使用するセメントとしては、通常用いられる、普通・早強・超早強等の各種ポルトランドセメントや、これらのポルトランドセメントに高炉スラグ、フライアッシュ、又はシリカを混合した各種混合セメント、さらには、3CaO・SiO2 と11CaO・7Al2 3 ・CaF2 を主成分とする超速硬セメント等が挙げられる。これらの中では、スランプロスが少ない点で、普通ポルトランドセメントが好ましく、繊維の分離防止効果が大きい点で、早強ポルトランドセメントが好ましい。
【0011】
本発明で使用する急結剤は、硫酸アルミニウム、カルシウムアルミネート類、及び減水剤を含有するものであり、吹付セメントコンクリートと混合することにより急結性吹付セメントコンクリートとするものである。
【0012】
本発明で使用する硫酸アルミニウムには無水物と含水物があるが、本発明ではどちらでも使用できる。硫酸アルミニウム無水物は空気中の水分により潮解して圧送できないおそれがあるので、保管場所や添加機の内部では吸水しないようにする必要がある。一方、硫酸アルミニウム含水物は吸水力が弱く、比較的作業性や溶解性もよい。
【0013】
硫酸アルミニウム粉末の最大粒子径は3mm以下が好ましく、1mm以下がより好ましい。3mmを越えると急結性が極端に悪くなるおそれがある。
【0014】
本発明で使用するカルシウムアルミネート類としては、カルシアを含む原料と、アルミナを含む原料とを混合して、キルンでの焼成や、電気炉での溶融等の熱処理をして得られる、CaOとAl23とを主たる成分とし、水和活性を有する物質の総称であり、CaO及び/又はAl23の一部が、アルカリ金属酸化物、アルカリ土類金属酸化物、酸化ケイ素、酸化チタン、酸化鉄、アルカリ金属ハロゲン化物、アルカリ土類金属ハロゲン化物、アルカリ金属硫酸塩、及びアルカリ土類金属硫酸塩等と置換した化合物、あるいは、CaOとAl23とを主成分とするものに、これらが少量固溶した物質である。鉱物形態としては、結晶質、非晶質いずれであってもよい。
【0015】
カルシウムアルミネート類の中では、反応活性の点で、非晶質のカルシウムアルミネート類が好ましく、12CaO・7Al2 3 (C127 )組成に対応する熱処理物を急冷した非晶質のカルシウムアルミネートがより好ましい。
【0016】
カルシウムアルミネート類の粒度は、ブレーン値で4000cm2/g以上が好ましい。4000cm2/g未満だと急結性や初期強度発現性が低下するおそれがある。
【0017】
カルシウムアルミネート類の使用量は、硫酸アルミニウム100質量部に対して10〜400質量部が好ましく、10〜300質量部がより好ましく、50〜200質量部が最も好ましい。10質量部未満だと急結性や初期強度発現性が低下するおそれがあり、400質量部を超えるとホース等が詰まり圧送性が低下し、長期強度発現性が低下するおそれがある。
【0018】
さらに、本発明では、急結性吹付セメントコンクリートの付着性向上の点で、減水剤を使用する。
【0019】
本発明で使用する減水剤は急結剤に含有させるものであり、減水剤としては、吹付セメントコンクリートの流動性を改善し、増粘剤と混合したときに瞬間的に増粘し、吹付時の付着性を向上し、粉塵量やリバウンド率を小さくする性能を有するものが好ましく、液状や粉状のものいずれも使用できるが、粉状のものが好ましい。又、減水剤としては、吹付セメントコンクリートと混合すると増粘するものがより好ましい。
【0020】
減水剤としては、ポリオール誘導体、リグニンスルホン酸塩やその誘導体、及び高性能減水剤等が挙げられ、これらの一種又は二種以上を使用してもよい。これらの中では、強度発現性や分散安定性の点で、高性能減水剤が好ましい。
【0021】
高性能減水剤の使用により、急結剤の使用量、粉塵の発生量、及びリバウンド率を極めて少なくできる。
【0022】
高性能減水剤としては、アルキルアリルスルホン酸塩ホルマリン縮合物、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物、メラミンスルホン酸塩ホルマリン縮合物、及びポリカルボン酸系高分子化合物等が挙げられ、これらの一種又は二種以上を使用してもよい。これらの中では、増粘剤と混合したときに瞬時に増粘する点で、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物が好ましい。
【0023】
減水剤の使用量は、硫酸アルミニウムとカルシウムアルミネート類の合計100質量部に対して固形分換算で1〜30質量部が好ましく、3〜15質量部がより好ましい。1質量部未満だと吹付セメントコンクリートの流動性を改善する、増粘剤と混合した時に瞬間的に増粘して吹付時の付着性を向上する、粉塵量やリバウンド率を小さくするといった効果が小さいおそれがあり、30質量部を越えると強度発現性が低下するおそれがある。
【0024】
さらに、本発明では初期強度発現性向上の点で、急結剤にアルカリ金属アルミン酸塩や石膏を含有させてもよい。
【0025】
急結剤の使用量は、セメント100質量部に対して3〜20質量部が好ましく、5〜15質量部がより好ましい。3質量部未満だと急結性や初期強度発現性が低下するおそれがあり、20質量部を越えると長期強度発現性が低下し、リバウンド率が大きくなり、粉塵量が多くなるおそれがある。
【0026】
さらに、本発明では、急結性吹付セメントコンクリートの付着性を向上する点で、増粘剤を使用することが好ましい。増粘剤と急結剤中の減水剤の併用により、瞬間的に増粘し、急結剤の使用量を低減し、リバウンド率や粉塵量を著しく低減することができる。
【0027】
本発明で使用する増粘剤は、急結剤中の減水剤と混合したときに瞬時に増粘し、吹付時の粉塵量を小さくする効果を有するものである。
【0028】
増粘剤としては、セルロース類、ポリエチレンオキサイド類、ポリアクリレート類、ポバール類、及びアクリル酸類等の水溶性ポリマーが挙げられ、これらの一種又は二種以上を使用してもよい。これらの中では、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物と混合したときに瞬時に増粘する点で、セルロース類及び/又はアクリル酸類が好ましい。
【0029】
セルロース類としては、メチルセルロース、エチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、ヒドロキシプロピルセルロース、ヒドロキシエチルメチルセルロース、ヒドロキシプロピルメチルセルロース、及びヒドロキシエチルエチルセルロース等の水溶性のセルロース類等が挙げられ、これらの一種又は二種以上を使用してもよい。これらの中では、瞬時に増粘する点で、メチルセルロースが好ましい。
【0030】
アクリル酸類としては、ポリアクリルアミド、ポリアクリルアミドとアクリル酸ナトリウムとの共重合物、及びポリアクリルアミド部分加水分解物等が挙げられ、これらの一種又は二種以上を使用してもよい。これらの中では、瞬時に増粘する点で、ポリアクリルアミドが好ましい。
【0031】
増粘剤は、吹付セメントコンクリートの圧送性を向上し、リバウンド率や粉塵量を低減できる点で、吹付セメントコンクリート側に混合することが好ましい。
【0032】
増粘剤の使用量は、急結剤に添加する場合には、硫酸アルミニウムとカルシウムアルミネート類の合計100質量部に対して0.05〜50質量部が好ましく、0.25〜15質量部がより好ましい。0.05質量部未満だと急結性吹付セメントコンクリートの粘性が小さく、吹付時にダレが生じ、リバウンド率が大きくなるおそれがあり、50質量部を越えると急結性吹付セメントコンクリートの粘性が大きくなり、圧送性に支障を生じ、強度発現性を阻害するおそれがある。
【0033】
又、吹付セメントコンクリート側に添加する場合の増粘剤の使用量は、セメント100質量部に対して0.001〜1質量部が好ましく、0.005〜0.3質量部がより好ましい。0.001質量部未満だと急結性吹付セメントコンクリートの粘性が小さく、吹付時にダレが生じ、リバウンド率が大きくなるおそれがあり、1質量部を越えると吹付セメントコンクリートの粘性が大きく、急結性吹付セメントコンクリートの圧送性に支障を生じ、強度発現性を阻害するおそれがある。
【0034】
本発明では、硫酸アルミニウム粉末の吸湿による固化を解消し、急結性吹付セメントコンクリートの圧送性や強度発現性が向上する点で、無機粉末を使用することが好ましい。
【0035】
無機粉末としては、シリカフューム、フライアッシュ、高炉スラグ、ベントナイト、炭酸カルシウム、及びメタカオリン等が挙げられる。これらの中では、急結性吹付セメントコンクリートの圧送性や強度発現性を向上する点で、シリカフュームが好ましい。
【0036】
無機粉末の最大粒径は、0.6mm以下が好ましく、0.01μm〜0.15mmがより好ましい。
【0037】
無機粉末は吹付セメントコンクリート側に予め混合してもよいが、硫酸アルミニウム粉末の吸湿による固化を解消し、急結性吹付セメントコンクリートの圧送性や強度発現性を向上する点で、急結剤側に混合することが好ましい。
【0038】
無機粉末の使用量は、吹付セメントコンクリート側に添加する場合には、セメント100質量部に対して100質量部以下が好ましく、3〜50質量部がより好ましく、5〜30質量部が最も好ましい。100質量部を越えると吹付セメントコンクリートの粘性が大きくなり、圧送性が低下するおそれがある。
【0039】
又、急結剤側に添加する場合の無機粉末の使用量は、硫酸アルミニウムとカルシウムアルミネート類の合計100質量部に対して200質量部以下が好ましく、5〜200質量部がより好ましく、10〜100質量部が最も好ましい。200質量部を越えると吹付セメントコンクリートの粘性が大きくなり、圧送性が低下するおそれがある。
【0040】
さらに、本発明では、急結性吹付セメントコンクリートの耐衝撃性や弾性の向上の点で、繊維を使用することが好ましい。
【0041】
本発明で使用する繊維としては、無機質や有機質いずれも使用できる。無機質の繊維としては、ガラス繊維、ロックウール、石綿、セラミック繊維、及び金属繊維等が挙げられ、有機質の繊維としては、ビニロン繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリアクリル繊維、セルロース繊維、ポリビニルアルコール繊維、ポリアミド繊維、パルプ、麻、木毛、及び木片等が挙げられる。又、炭素繊維も使用できる。これらの中では、経済性の点で、金属繊維やビニロン繊維が好ましい。
【0042】
繊維の長さは圧送性や混合性等の点で、50mm以下が好ましく、5〜30mmがより好ましい。50mmを越えると圧送性が低下し、圧送管が閉塞するおそれがある。
【0043】
繊維の使用量は、吹付セメントコンクリート100容量部中、0.1〜3容量部が好ましく、0.4〜1.5容量部がより好ましい。0.1容量部未満だと耐衝撃性や弾性が小さいおそれがあり、3容量部を越えると圧送性が低下し、経済的でないおそれがある。
【0044】
さらに、本発明では、AE剤等のコンクリート混和剤を使用することにより、急結性吹付セメントコンクリートの性状を向上させてもよい。
【0045】
本発明で使用するセメントコンクリートの水セメント比(W/C)は、35〜65%が好ましく、40〜60%が好ましい。35%未満だとセメントコンクリートの粘性が大きくなり、作業性や圧送性が低下するおそれがあり、65%を越えると強度発現性に悪影響を与えるおそれがある。
【0046】
本発明で使用する骨材は吸水率が低くて、骨材強度が高いものが好ましく、細骨材率や骨材の最大寸法は吹付できれば特に制限されるものではない。細骨材としては、川砂、山砂、石灰砂、及び珪砂等が使用でき、粗骨材としては、川砂利、山砂利、及び石灰砂利等が使用できる。
【0047】
本発明の吹付工法においては、従来使用の吹付設備等が使用できる。本発明の吹付工法としては、要求される物性、経済性、及び施工性等に応じた種々の吹付工法が可能である。
【0048】
本発明の吹付工法としては、乾式吹付工法も施工できるが、粉塵量が多くなるおそれがあるので、急結剤を使用する前に予め水を吹付セメントコンクリート側に加えて混練りした湿式吹付工法を使用することが好ましい。
【0049】
湿式吹付工法としては、セメント、細骨材、粗骨材、及び水を加えて混練し、空気圧送し、途中にY字管を設け、その一方から急結剤供給装置により急結剤を空気圧送し、合流混合して急結性湿式吹付セメントコンクリートとしたものを吹付ける方法が挙げられる。
【0050】
本発明では圧送空気により、急結剤を圧送する。急結剤圧送装置に使用する圧送空気は水分を除湿したものが好ましい。除湿しないと、圧送空気中の水分と急結剤が反応し、急結剤が徐々に硬化し、時間がたつとホースやミキサーに付着し、閉塞し、連続的に吹付できないおそれがある。
【0051】
空気圧送時の急結剤の圧送圧力は、吹付セメントコンクリートの圧送圧力より0.01〜0.3Mpa程度高いことが好ましい。圧送圧力が低いと急結剤が定量的に添加できないおそれがある。
【0052】
本発明の吹付工法においては、従来使用の吹付設備等が使用できる。通常、吹付圧力は0.2〜0.6Mpa、吹付セメントコンクリート量は4〜20m3 /hが好ましい。
【0053】
吹付設備は吹付が十分に行われれば、特に限定されるものではなく、例えば、吹付セメントコンクリートの圧送にはアリバー社商品名「アリバー285」等が、急結剤の圧送には急結剤圧送装置「ナトムクリート」等が、それぞれ使用できる。
【0054】
【実施例】
以下、実施例に基づき本発明を詳細に説明する。
【0055】
実験例1
硫酸アルミニウム100質量部、表1に示すカルシウムアルミネート類、及び、硫酸アルミニウムとカルシウムアルミネート類の合計100質量部に対して5質量部の減水剤からなる粉末状急結剤を調製した。W/C=40%とし、セメント100質量部、調製した粉末状急結剤10質量部、細骨材200質量部、及び無機粉末15質量部からなるモルタルを調製し、凝結性状を測定した。結果を表1に示す。
【0056】
(使用材料)
セメントA:早強ポルトランドセメント、比重3.12
カルシウムアルミネート類:C127、非晶質、ブレーン値6500cm2/g
硫酸アルミニウム:市販品、無水物、ふるい分けにより最大粒子径0.5mmにしたもの
細骨材:新潟県姫川産、FM2.82、比重2.62
無機粉末:市販品、シリカフューム、最大粒径1μm、比重2.2
減水剤:市販品、高性能減水剤、ナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物、粉末状
【0057】
(測定方法)
凝結性状:プロクター貫入抵抗試験により測定した。
【0058】
【表1】
Figure 0004916607
【0059】
実験例2
硫酸アルミニウム100質量部、カルシウムアルミネート類100質量部、及び、硫酸アルミニウムとカルシウムアルミネート類の合計100質量部に対して5質量部の減水剤からなる粉末状急結剤を、セメント100質量部に対して表2に示す質量部使用したこと以外は、実験例1と同様に行った。結果を表2に示す。
【0060】
【表2】
Figure 0004916607
【0061】
実験例3
表3に示す配合の吹付コンクリートを配合し、吹付圧力0.45Mpa、吹付セメントコンクリート量10m3 /hの条件下で圧送した。この吹付コンクリートに、硫酸アルミニウム100質量部、カルシウムアルミネート類100質量部、及び、硫酸アルミニウムとカルシウムアルミネート類の合計100質量部に対して5質量部の減水剤と25質量部の無機粉末からなる粉末状急結剤を、圧送圧力0.5Mpaの条件下で急結剤圧送機「ナトムクリート」により、セメント100質量部に対して表4に示す質量部合流混合させて急結性吹付コンクリートを調製した。コンクリートのリバウンド率、繊維のリバウンド率、粉塵量、及び圧縮強度の試験結果を表4に示す。
【0062】
(使用材料)
粗骨材:新潟県姫川産、最大寸法13mm、比重2.65
繊維:市販品、鋼繊維、長さ30mm、比重7.85
増粘剤ア:市販品、メチルセルロース
【0063】
(測定方法)
コンクリートのリバウンド率:急結性吹付コンクリートを幅5.5m×高さ5.5mの馬蹄形模擬トンネル側壁に吹付けた時の、(跳ね返り落下した急結性吹付コンクリートの量)/(吹付に使用した急結性吹付コンクリート全体の量)×100(%)で示した。
繊維のリバウンド率:繊維のリバウンド率を示した。急結性吹付コンクリートを幅5.5m×高さ5.5mの馬蹄形模擬トンネル側壁に吹付けた時の、(跳ね返り落下した繊維の量)/(吹付に使用した急結性吹付コンクリート中の繊維の量)×100(%)で示した。なお、跳ね返り落下した繊維の量は、跳ね返った急結性吹付コンクリートから繊維を磁石により吸引、収集し、鋼繊維に付着したセメントを洗い流し、乾燥した後に測定した。
粉塵量:柴田科学器械工業社製デジタル粉塵計を使用し、幅5.5m×高さ5.5mの馬蹄形模擬トンネル中央で、吹付開始後に粉塵量を測定し、1m3当りの粉塵量を算出した。
圧縮強度:材齢10分の強度は土木学会基準「引抜き方法による吹付けコンクリートの初期強度試験方法(JSCE−G 561−1994)に準じて測定し、28日の強度はJIS A 1107(1993)に準じて測定した。
【0064】
【表3】
Figure 0004916607
【0065】
【表4】
Figure 0004916607
【0066】
実験例4
セメント100質量部に対して表5に示す質量部の増粘剤を使用して吹付コンクリートを調製し、硫酸アルミニウム100質量部、カルシウムアルミネート類100質量部、及び、硫酸アルミニウムとカルシウムアルミネート類の合計100質量部に対して5質量部の減水剤と25質量部の無機粉末からなる粉末状急結剤を、セメント100質量部に対して10質量部使用してダレ、コンクリートのリバウンド率、及び繊維のリバウンド率を試験したこと以外は、実験例3と同様に行った。結果を表5に示す。
【0067】
(使用材料)
増粘剤イ:市販品、ポリアクリルアミド
【0068】
(測定方法)
ダレ:急結性吹付コンクリートを10分間、幅5.5m×高さ5.5mの馬蹄形模擬トンネルに吹付けた。その後、模擬トンネルの側壁から急結性吹付コンクリートがダレない場合を○、少しダレた場合を△、かなりダレた場合を×とした。
【0069】
【表5】
Figure 0004916607
【0070】
実験例5
硫酸アルミニウム100質量部、カルシウムアルミネート類100質量部、及び、硫酸アルミニウムとカルシウムアルミネート類の合計100質量部に対して5質量部の減水剤と表6に示す質量部の無機粉末からなる粉末状急結剤を、セメント100質量部に対して10質量部使用して圧送性を試験したこと以外は、実験例3と同様に行った。結果を表6に示す。
【0071】
(測定方法)
圧送性:急結性コンクリートを5m圧送したときの圧送状況を観察した。配管が詰まらない場合を○、詰まり気味の場合を△、配管が詰まってしまう場合を×とした。
【0072】
【表6】
Figure 0004916607
【0073】
実験例6
吹付セメントコンクリート100容量部中、表7に示す容量部の繊維を使用して吹付コンクリートを調製し、粉末状急結剤を、セメント100質量部に対して10質量部使用して圧送性を試験したこと以外は、実験例3と同様に行った。結果を表7に示す。
【0074】
(測定方法)
耐衝撃性:材齢1時間後の急結性吹付コンクリートを幅20cm×長さ20cm×厚さ1cmに切り取ったものを、平らにならした標準砂の上に置き、重さ100gの球体を50cmの高さから落下させた。落下回数5回以内で破壊した場合を×、破壊せずにひびが入ったものを△、破壊せずにひびが入らないものを○とした。
【0075】
【表7】
Figure 0004916607
【0076】
実験例7
粉末状急結剤を使用せず、表8に示すセメントコンクリートを使用して吹付コンクリートを調製し、スランプロスを試験したこと以外は、実験例3と同様に行った。結果を表8に示す。
【0077】
(使用材料)
セメントB:普通ポルトランドセメント、比重3.16
【0078】
(測定方法)
スランプロス:吹付コンクリート混練り直後と60分後のスランプを測定し、その差をスランプロスとした。但し、スランプはJIS A 1101に準じて測定した。
【0079】
【表8】
Figure 0004916607
【0080】
【発明の効果】
本発明の急結剤はアルカリフリー急結剤であり、本発明の減水剤を含有させた急結剤により、アルカリによる害がなく、吹付時の付着性が向上し、リバウンドを低減し、短期・長期の強度発現性が良好な急結性吹付セメントコンクリートが得られる。特に、吹付セメントコンクリートに増粘剤を含有させることにより、急結剤と吹付セメントコンクリートの混合時に、急結性吹付セメントコンクリートが瞬間的に増粘し、急結剤の使用量を低減し、リバウンド率や粉塵量を著しく低減することができる。

Claims (8)

  1. 硫酸アルミニウム100質量部、カルシウムアルミネート類10〜400質量部、減水剤を硫酸アルミニウムとカルシウムアルミネート類の合計100質量部に対して固形分換算で1〜30質量部、並びに、シリカフューム、フライアッシュ、高炉スラグ、ベントナイト、炭酸カルシウム、及びメタカオリンからなる群のうちの1種以上からなる無機粉末を硫酸アルミニウムとカルシウムアルミネート類の合計100質量部に対して200質量部以下含有してなる粉末状急結剤をセメント100質量部に対して3〜20質量部空気圧送し、セメントコンクリートと合流混合してなることを特徴とする吹付工法。
  2. 硫酸アルミニウムの最大粒子径が3mm以下であることを特徴とする請求項1記載の吹付工法。
  3. 硫酸アルミニウムが無水物であることを特徴とする請求項1又は2記載の吹付工法。
  4. セメント100質量部に対して0.001〜1質量部の増粘剤がセメントコンクリートに含有されてなることを特徴とする請求項1〜3のうちの1項記載の吹付工法。
  5. さらに、繊維を含有してなることを特徴とする請求項1〜4のうちの1項記載の吹付工法。
  6. 減水剤がナフタレンスルホン酸塩ホルマリン縮合物であり、増粘剤がセルロース類及び/又はアクリル酸類であることを特徴とする請求項1〜5のうちの1項記載の吹付工法。
  7. セメントコンクリートの水セメント比が35〜65%であり、セメントコンクリートの吹付圧力が0.2〜0.6Mpa、吹付セメントコンクリート量が4〜20m/h、急結剤の圧送圧力がセメントコンクリートの圧送圧力より0.01〜0.3Mpa高いことを特徴とする請求項1〜6のうちの1項記載の吹付工法。
  8. 吹付工法が湿式吹付工法であることを特徴とする請求項1〜7のうちの1項記載の吹付工法。
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