JP4059604B2 - 急結剤スラリー、吹付材料及びそれを用いた吹付工法 - Google Patents

急結剤スラリー、吹付材料及びそれを用いた吹付工法 Download PDF

Info

Publication number
JP4059604B2
JP4059604B2 JP2000028712A JP2000028712A JP4059604B2 JP 4059604 B2 JP4059604 B2 JP 4059604B2 JP 2000028712 A JP2000028712 A JP 2000028712A JP 2000028712 A JP2000028712 A JP 2000028712A JP 4059604 B2 JP4059604 B2 JP 4059604B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
parts
weight
quick setting
cement
setting agent
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP2000028712A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2000302506A (ja
Inventor
寺島  勲
晃 渡辺
積 石田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denka Co Ltd
Original Assignee
Denki Kagaku Kogyo KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denki Kagaku Kogyo KK filed Critical Denki Kagaku Kogyo KK
Priority to JP2000028712A priority Critical patent/JP4059604B2/ja
Publication of JP2000302506A publication Critical patent/JP2000302506A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4059604B2 publication Critical patent/JP4059604B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B28/00Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements
    • C04B28/02Compositions of mortars, concrete or artificial stone, containing inorganic binders or the reaction product of an inorganic and an organic binder, e.g. polycarboxylate cements containing hydraulic cements other than calcium sulfates
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2103/00Function or property of ingredients for mortars, concrete or artificial stone
    • C04B2103/10Accelerators; Activators
    • C04B2103/12Set accelerators
    • CCHEMISTRY; METALLURGY
    • C04CEMENTS; CONCRETE; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES
    • C04BLIME, MAGNESIA; SLAG; CEMENTS; COMPOSITIONS THEREOF, e.g. MORTARS, CONCRETE OR LIKE BUILDING MATERIALS; ARTIFICIAL STONE; CERAMICS; REFRACTORIES; TREATMENT OF NATURAL STONE
    • C04B2111/00Mortars, concrete or artificial stone or mixtures to prepare them, characterised by specific function, property or use
    • C04B2111/00034Physico-chemical characteristics of the mixtures
    • C04B2111/00146Sprayable or pumpable mixtures
    • C04B2111/00155Sprayable, i.e. concrete-like, materials able to be shaped by spraying instead of by casting, e.g. gunite

Landscapes

  • Chemical & Material Sciences (AREA)
  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Ceramic Engineering (AREA)
  • Chemical Kinetics & Catalysis (AREA)
  • Inorganic Chemistry (AREA)
  • Materials Engineering (AREA)
  • Structural Engineering (AREA)
  • Organic Chemistry (AREA)
  • Lining And Supports For Tunnels (AREA)
  • Nozzles (AREA)
  • Curing Cements, Concrete, And Artificial Stone (AREA)

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、道路、鉄道、及び導水路等のトンネルにおいて、露出した地山面へ吹付ける吹付材料及びそれを用いた吹付工法に関する。なお、本発明ではペースト、モルタル、及びコンクリートを総称してセメントコンクリートという。
【0002】
【従来の技術】
従来、トンネル掘削等露出した地山の崩落を防止するために急結剤をコンクリートに混合した急結性コンクリートの吹付工法が行われている(特公昭60−4149号公報)。
【0003】
この工法は、通常、掘削工事現場に設置した計量混合プラントで、セメント、骨材、及び水を混合して吹付コンクリートを調製し、アジテータ車で運搬し、コンクリートポンプで圧送し、途中に設けた合流管で、他方から圧送した急結剤と混合し、急結性吹付コンクリートとして地山面に所定の厚みになるまで吹付ける工法である。
【0004】
この際に使用する急結剤としては、カルシウムアルミネート及び/又はアルカリアルミン酸塩、並びに、それらとアルカリ炭酸塩等の混合物が知られている(特開昭64−51351号公報、特公昭56−27457号公報、特開昭61−26538号公報、及び特開昭63−210050号公報)。
【0005】
最近では、長期強度発現性を高め、更には永久構造物用途として、硫酸アルミニウムを含有するアルカリ骨材反応抑制型急結剤が知られている。硫酸アルミニウムを含有するアルカリ骨材反応抑制型急結剤としては、結晶水を有する含水硫酸アルミニウムとアルミン酸カルシウムの混合物が提案されている(特開平8−48553号公報)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、従来の急結剤を使用した場合には、吹付時のリバウンド率や粉塵量が大きいという課題があった。
【0007】
又、含水硫酸アルミニウムとアルミン酸カルシウムの混合物を使用した場合、初期強度発現性が低く、特に低温時には初期強度発現性が著しく低下してしまうという課題があった。
【0008】
本発明者は、上記課題を種々検討した結果、ある特定の吹付材料を使用することにより、上記課題を解決できる知見を得て本発明を完成するに至った。
【0009】
【課題を解決するための手段】
即ち、本発明は、(1)セメントコンクリートと、(2)ブレーン値で4000cm2 /g以上のカルシウムアルミネート、カルシウムアルミネート100重量部に対して無水物換算で5〜100重量部の硫酸アルミニウム、カルシウムアルミネート、硫酸アルミニウム、及びアルカリ金属硫酸塩を含有する急結剤100重量部中10〜30重量部のアルカリ金属硫酸塩、急結剤100重量部に対して固形分換算で0.05〜5重量部のナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物、及び、急結剤100重量部に対して30〜600重量部の水を含有してなり、pHが7未満である急結剤スラリーを、セメント100重量部に対して固形分換算で2〜25重量部とを、混合してなる吹付材料であり、セメントコンクリートが、セメント100重量部に対して、0.001〜0.2重量部のポリアルキレンオキサイドを含有してなることを特徴とする該吹付材料であり、さらに、セメントコンクリート100容量部中、0.1〜1.5容量部の繊維状物質を含有してなる該吹付材料であり、(1)セメントコンクリートとの合流点より前の位置で合流混合された、(2)ブレーン値で4000cm2 /g以上のカルシウムアルミネート、カルシウムアルミネート100重量部に対して無水物換算で5〜100重量部の硫酸アルミニウム、カルシウムアルミネート、硫酸アルミニウム、及びアルカリ金属硫酸塩を含有する急結剤100重量部中10〜30重量部のアルカリ金属硫酸塩、急結剤100重量部に対して固形分換算で0.05〜5重量部のナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物、及び、急結剤100重量部に対して30〜600重量部の水を含有してなり、pHが7未満である急結剤スラリーを、セメント100重量部に対して固形分換算で2〜25重量部を圧送空気により圧送してセメントコンクリートと合流混合してなることを特徴とする吹付工法であり、セメントコンクリートが、セメント100重量部に対して、0.001〜0.2重量部のポリアルキレンオキサイドを含有してなることを特徴とする該吹付工法であり、さらに、セメントコンクリート100容量部中、0.1〜1.5容量部の繊維状物質を含有してなる該吹付工法である。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明を詳細に説明する。
【0011】
本発明で使用する急結剤スラリーとは、カルシウムアルミネート、硫酸アルミニウム、アルカリ金属硫酸塩、及び水を含有してなり、pHが7未満のものである。
【0012】
本発明で使用するカルシウムアルミネートとは、カルシアを含む原料と、アルミナを含む原料とを混合して、キルンでの焼成や、電気炉での溶融等の熱処理をして得られる、CaOとAl23 とを主たる成分とし、水和活性を有する物質の総称であり、CaO及び/又はAl23の一部が、アルカリ金属酸化物、アルカリ土類金属酸化物、酸化ケイ素、酸化チタン、酸化鉄、アルカリ金属ハロゲン化物、アルカリ土類金属ハロゲン化物、アルカリ金属硫酸塩、及びアルカリ土類金属硫酸塩等と置換した化合物、あるいは、CaOとAl23とを主成分とするものに、これらが少量固溶した物質である。鉱物形態としては、結晶質、非晶質いずれであってもよい。
【0013】
これらの中では、反応活性の点で、12CaO・7Al23(以下C127という)組成に対応する熱処理物を急冷した非晶質カルシウムアルミネートが好ましい。
【0014】
カルシウムアルミネートの粒度は、急結性や初期強度発現性の点で、ブレーン値で4000cm2 /g以上が好ましく、5000cm2 /g以上がより好ましい。4000cm2 /g未満だと急結性や初期強度発現性が低下するおそれがある。
【0015】
本発明で使用する硫酸アルミニウムは、初期凝結を促進する成分であり、セメントの水和反応過程でアルミニウムイオンを供給し、セメントやカルシウムアルミネートからのカルシウムイオンと反応してカルシウムアルミネート水和物を生成し、さらに、硫酸イオンと反応して早期にカルシウムサルフォアルミネート水和物を生成して初期強度発現性の向上に寄与するものである。
【0016】
硫酸アルミニウムは無水物及び含水物の両方が使用でき、無水物と含水物を併用してもよい。これらの中では、効果が大きい点で、含水物が好ましい。
【0017】
硫酸アルミニウムの使用量は無水物換算で、カルシウムアルミネート100重量部に対して、5〜100重量部が好ましく、10〜45重量部がより好ましく、10〜40重量部が最も好ましい。5重量部未満だと初期凝結しにくいおそれがあり、100重量部を越えると長期強度発現性を阻害するおそれがある。
【0018】
本発明で使用するアルカリ金属硫酸塩は、急結剤スラリーの圧送性や初期強度発現性を向上させる成分である。
【0019】
アルカリ金属硫酸塩としては、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、重硫酸ナトリウム、亜硫酸ナトリウム、カリミョウバン、クロムミョウバン、及び鉄ミョウバン等が挙げられる。これらの中では、凝結性状や初期強度発現性が良好な点で、硫酸ナトリウム、硫酸カリウム、及びカリミョウバンからなる群のうちの1種又は2種以上が好ましく、硫酸ナトリウム及び/又は硫酸カリウムがより好ましく、硫酸ナトリウムが最も好ましい。
【0020】
アルカリ金属硫酸塩は無水物及び含水物の両方が使用でき、無水物と含水物を併用してもよい。これらの中では、安定性の点で、無水物が好ましい。
【0021】
アルカリ金属硫酸塩の使用量は、急結剤100重量部中、10〜30重量部が好ましく、15〜20重量部がより好ましい。10重量部未満だと急結剤スラリーの圧送性が小さく、初期強度発現性を阻害するおそれがあり、30重量部を越えると凝結性や長期の強度発現性を阻害するおそれがある。
【0022】
急結剤には、初期凝結や強度発現性の向上の点で、セッコウや凝結促進剤を併用してもよい。
【0023】
本発明では、リバウンド率や粉塵量を低減し、作業性、強度発現性、及びセメントコンクリートの混合性を向上させる点で、カルシウムアルミネート、硫酸アルミニウム、及びアルカリ金属硫酸塩を含有する急結剤に、水(以下スラリー水という)を混合して急結剤スラリーとするものである。
【0024】
本発明では、初期凝結を促進し、急結剤スラリーの圧送性や初期強度発現性を向上し、リバウンド率を低減させるために、急結剤スラリーのpHは、7未満であり、3以上7未満が好ましく、4〜6がより好ましい。3未満だと凝結性や初期強度発現性を阻害し、リバウンド率が大きくなるおそれがあり、7以上だと圧送性が小さくなり、長期強度発現性を阻害し、リバウンド率が大きくなる。なお、本発明でいう急結剤スラリーのpHは、急結剤スラリーをさらに水で10倍に希釈した希釈物のpHである。
【0025】
スラリー水の使用量は、急結剤100重量部に対して、30〜600重量部が好ましく、50〜80重量部がより好ましい。30重量部未満だと粉塵量が低減しないおそれがあり、600重量部を越えると強度発現性が低下するおそれがある。
【0026】
セメントコンクリートの特性向上のために、スラリー水に、凝結遅延剤、増粘剤、及び超微粉を併用してもよい。又、スラリー水に、硫酸アルミニウムやアルカリ金属硫酸塩を溶解して使用してもよい。
【0027】
急結剤スラリーの使用量は、セメント100重量部に対して、固形分換算で2〜25重量部が好ましく、5〜20重量部がより好ましく、7〜15重量部が最も好ましい。2重量部未満だと初期凝結を促進しにくいおそれがあり、25重量部を越えると長期強度発現性を阻害するおそれがある。
【0028】
本発明で使用するセメントとしては、通常市販されている普通、早強、中庸熱、及び超早強等の各種ポルトランドセメントや、これらのポルトランドセメントにフライアッシュや高炉スラグ等を混合した各種混合セメント等が挙げられ、これらを微粉末化して使用してもよい。これらの中では、セメントコンクリートの圧送性が良好な点で、普通ポルトランドセメントや早強ポルトランドセメントが好ましい。
【0029】
さらに、本発明では、リバウンド率や粉塵量の低減の点で、セメントコンクリート側にポリアルキレンオキサイドを使用することが好ましい。
【0030】
本発明で使用するポリアルキレンオキサイド(以下PAOという)は、セメントコンクリートに粘性を与え、吹付直後の吹付面からのセメントコンクリートのダレを防止し、リバウンド率や粉塵量を低減するものである。ポリアルキレンオキサイドとしては、ポリエチレンオキサイド、ポリプロピレンオキサイド、及びポリブチレンオキサイド等が挙げられる。これらの中では、セメントコンクリートに粘性を与え、吹付直後の吹付面からのセメントコンクリートのダレを防止し、リバウンド率や粉塵量を低減する効果が大きい点で、ポリエチレンオキサイドが好ましい。
【0031】
PAOの分子量は、100万〜500万が好ましい。100万未満だとセメントコンクリートの粘性が小さく、吹付直後の吹付面からのセメントコンクリートのダレを防止できないおそれがあり、500万を越えると急結剤とセメントコンクリートを混合した急結性セメントコンクリートの圧送性が低下するおそれがある。
【0032】
PAOの使用量は、セメント100重量部に対して、0.001〜0.2重量部が好ましく、0.005〜0.1重量部がより好ましい。0.001重量部未満だと急結性セメントコンクリートの粘性が小さく、吹付直後に吹付面からダレが生じ、リバウンド率が大きくなるおそれがあり、0.2重量部を越えるとセメントコンクリートの粘性が大きく、急結性セメントコンクリートの圧送性に支障を生じ、吹付直後に吹付面からダレが生じ、リバウンド率が大きくなるおそれがある。
【0033】
さらに、本発明では、リバウンド率や粉塵量の低減の点で、急結剤スラリー側にナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物を使用することが好ましい。
【0034】
本発明で使用するナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物(以下NSという)は、セメントコンクリートの流動性や急結剤スラリーの分散性を改善し、吹付時の急結性セメントコンクリートの付着性を向上し、リバウンド率や粉塵量を低減するものであり、液体や粉体いずれの使用も可能である。さらに、セメントコンクリート中のポリアルキレンオキサイドと反応して増粘すると、吹付時の急結性セメントコンクリートの付着性を向上し、リバウンド率や粉塵量を低減する効果がより大きくなるものである。
【0035】
NSの使用量は、固形分換算で急結剤100重量部に対して、0.05〜5重量部が好ましく、0.1〜3重量部がより好ましい。0.05重量部未満だと、セメントコンクリートの流動性や急結剤スラリーの分散性を改善する、吹付時の急結性セメントコンクリートの付着性を向上する、リバウンド率や粉塵量を低減するといった効果が小さいおそれがあり、5重量部を越えるとリバウンド率や粉塵量が大きくなり、強度発現性を阻害するおそれがある。
【0036】
さらに、本発明では、急結性セメントコンクリートの曲げ強度、耐衝撃性、及び靭性の向上の点で、急結性セメントコンクリートに繊維状物質を使用することが好ましい。
【0037】
本発明で使用する繊維状物質としては、無機質や有機質いずれも使用できる。無機質の繊維状物質としては、ガラス繊維、ロックウール、石綿、セラミック繊維、及び金属繊維等が挙げられ、有機質の繊維状物質としては、ビニロン繊維、ポリエチレン繊維、ポリプロピレン繊維、ポリアクリル繊維、セルロース繊維、ポリビニルアルコール繊維、ポリアミド繊維、パルプ、麻、木毛、及び木片等が挙げられる。又、炭素繊維も使用できる。これらの中では経済性の点で、金属繊維及び/又はビニロン繊維が好ましい。
【0038】
繊維状物質の長さは圧送性や混合性等の点で、50mm以下が好ましく、30mm以下がより好ましい。50mmを越えると圧送中に圧送管が閉塞するおそれがある。
【0039】
繊維状物質の使用量は、繊維状物質を含有したセメントコンクリート100容量部中、0.1〜1.5容量部が好ましく、0.3〜1.2容量部がより好ましい。0.1容量部未満だと曲げ強度、耐衝撃性、及び靭性が向上しないおそれがあり、1.5容量部を越えると急結性セメントコンクリートの圧送性が低下し、耐衝撃性や強度発現性を阻害するおそれがある。
【0040】
セメントコンクリート中の水の量は、セメント100重量部に対して、35〜65重量部が好ましく、40〜55重量部がより好ましい。35重量部未満だとセメントコンクリートが十分に混合できないおそれがあり、65重量部を越えると強度発現性が小さいおそれがある。なお、ここでいう水には、スラリー水を含まない。
【0041】
本発明では、さらに、AE剤や発泡剤を添加して空気泡を混入させ、粉塵量を低減させてもよい。
【0042】
本発明で使用する吹付工法では、要求される物性、経済性、及び施工性等の点で、急結性セメントコンクリートとして吹付けることができる。
【0043】
本発明の吹付工法としては、セメントコンクリートと急結剤を別々に圧送し、セメントコンクリートと急結剤が合流混合する直前で急結剤に加水して急結剤スラリーとし、この急結剤スラリーを、セメントコンクリートに合流混合させて急結性セメントコンクリートとして吹付ける吹付工法が好ましく、湿式吹付法や乾式吹付法が使用できる。これらの中では、粉塵量が少ない点で、湿式吹付法が好ましい。
【0044】
湿式吹付法としては、セメント、骨材、及び水を混合して混練し、空気圧送し、途中で、例えば、Y字管の一方から急結剤を添加する直前で加水してスラリー化した急結剤スラリーを添加して吹付ける方法等が挙げられる。
【0045】
乾式吹付法としては、セメント、骨材を混合し、空気圧送し、湿式吹付法と同様な方法により得られた急結剤スラリー、水を添加して吹付ける方法等が挙げられる。
このように、急結剤をスラリー化してセメントコンクリートと混合することにより、粉塵量やリバウンド率を低減し、作業環境が改善できるものである。
【0046】
急結剤をスラリー化する方法は特に限定するものではないが、例えば急結剤を空気圧送するY字管の一方の管の周囲数カ所から高圧水で加水してスラリー化する方法が好ましい。この高圧水はセメントコンクリートに急結剤スラリーを圧入する効果もあるので、混合性が良好になる。このことにより、セメントコンクリートとの反応性が高まり、粉塵量やリバウンド率が低減し、凝結性や強度発現性が向上し、更には急結性セメントコンクリートの品質が安定するものである。
【0047】
本発明の吹付工法においては、従来使用の吹付設備等が使用できる。吹付設備は吹付が十分に行われれば、特に限定されるものではなく、例えば、セメントコンクリートの圧送にはアリバー社商品名「アリバー280」等が、急結剤の圧送には急結剤圧送装置「ナトムクリート」等が使用できる。急結剤に加水して急結剤スラリーにするには一般的な水ポンプを使用すれば良く、加水する途中で圧送空気を入れて加圧する方法を用いても良い。
【0048】
又、急結剤を圧送する圧送空気の圧力は、セメントコンクリートが急結剤スラリーの圧送管内に混入した時に圧送管内が閉塞しないように、セメントコンクリートの圧送圧力より0.1〜3kg/cm2 大きいことが好ましい。
【0049】
又、急結性セメントコンクリートの圧送速度は4〜20m3 /hが好ましい。さらに、急結剤スラリーとセメントコンクリートとの合流点は混合性を良くするために、合流点を管の形状や管の内壁を乱流状態になりやすい構造やラセン状の構造にしてもよい。
【0050】
【実施例】
以下、実験例に基づき本発明を詳細に説明する。
【0051】
実験例1
各材料の単位量を、セメント500kg/m3 、水200kg/m3 、細骨材1173kg/m3 、及び粗骨材510kg/m3 とし、さらに、セメント100重量部に対して、0.02重量部のPAOと、繊維状物質を含有した吹付コンクリート100容量部中、1.0容量部の繊維状物質とを添加した吹付コンクリートを調製し、圧送速度4m3 /h、圧送圧力4kg/cm2 の条件下で、コンクリート圧送機「アリバ−280」で圧送した。
一方、カルシウムアルミネート100重量部、無水物換算で表1に示す重量部の硫酸アルミニウム、並びに、カルシウムアルミネート、硫酸アルミニウム、及びアルカリ金属硫酸塩を含有した急結剤100重量部中18重量部のアルカリ金属硫酸塩、並びに、急結剤100重量部に対して、2重量部のNSを混合した急結剤を、セメント100重量部に対して、固形分換算で10重量部になるように空気圧送し、途中に設けたY字管の一方の管の周囲数カ所に開けた穴から、急結剤100重量部に対して、70重量部の水を加水して、表1に示すpHの急結剤スラリーとした。
この急結剤スラリーを圧送して、Y字管のもう一方から圧送された吹付コンクリートに混合し、急結性吹付コンクリートとした。この急結性吹付コンクリートについて評価した。結果を表1に示す。
【0052】
(使用材料)
セメント:普通ポルトランドセメント、市販品、ブレーン値3200cm2 /g、比重3.16
細骨材:新潟県姫川産川砂、表面水率4.0%、比重2.61
粗骨材:新潟県姫川産川砂利、表乾状態、比重2.65、最大寸法10mm
PAO:ポリエチレンオキサイド、分子量200万、市販品
繊維状物質:鋼繊維、長さ30mm、比重7.8、市販品
カルシウムアルミネート:主成分C127 、非晶質、ブレーン値6000cm2 /g
硫酸アルミニウム:含水硫酸アルミニウム、市販品
アルカリ金属硫酸塩:硫酸ナトリウム、無水物、市販品
NS:粉末状、市販品
【0053】
(測定方法)
pH:急結剤スラリーを水で10倍に希釈して調整した希釈物のpHを示した。凝結時間:吹付コンクリート中の粗骨材を除いた材料でモルタルを練り、土木学会基準「吹付けコンクリート用急結剤品質規格(JSCED−102)」に準拠して測定した。
圧縮強度:20℃で測定した。調製した急結性吹付コンクリートを、幅25cm×長さ25cmのプルアウト型枠と幅50cm×長さ50cm×厚さ20cmの型枠に吹付けした。材齢3時間の初期強度はプルアウト型枠の供試体を使用して測定した。プルアウト型枠表面からピンを急結性吹付コンクリートで被覆し、型枠の裏側よりピンを引き抜き、そのときの引き抜き強度を求めた。(圧縮強度)=(引き抜き強度)×4/(供試体表面積)から圧縮強度を算出した。材齢1日以降は幅50cm×長さ50cm×厚さ20cmの型枠から採取した直径5cm×長さ10cmの供試体を使用し、供試体を20トン耐圧機で測定した。
リバウンド率:急結性吹付コンクリートを4m3 /hの圧送速度で10分間、鉄板でアーチ状に製作した高さ3.5m、幅2.5mの模擬トンネルに吹付けた。その後、(リバウンド率)=(模擬トンネルに付着せずに落下した急結性吹付コンクリートの重量)/(模擬トンネルに吹付けた急結性吹付コンクリートの重量)×100(%)で算出した。
圧送性:吹付コンクリートをコンクリートポンプにより20m圧送した後、急結剤と混合して急結性コンクリートとし、この急結性コンクリートを5分間吹付けた。Y字管や配管が詰まらない場合を○、詰まり気味の場合を△、Y字管や配管や詰まって吹付ができない場合を×とした。
【0054】
【表1】
Figure 0004059604
【0055】
実験例2
カルシウムアルミネート100重量部、硫酸アルミニウムを無水物換算で20重量部、並びに、カルシウムアルミネート、硫酸アルミニウム、及びアルカリ金属硫酸塩を含有した急結剤100重量部中表2に示す重量部のアルカリ金属硫酸塩、並びに、急結剤100重量部に対して、2重量部のNSを混合した急結剤を加水して急結剤スラリーとしたこと以外は、実験例1と同様に行い、評価した。結果を表2に示す。
【0056】
【表2】
Figure 0004059604
【0057】
実験例3
カルシウムアルミネートを使用せず、硫酸アルミニウム、硫酸アルミニウムとアルカリ金属硫酸塩を含有した急結剤100重量部中18重量部のアルカリ金属硫酸塩、及び、急結剤100重量部に対して、2重量部のNSを混合した急結剤を加水して急結剤スラリーとしたこと以外は、実験例1と同様に行い、評価した。結果を表3に示す。
【0058】
(測定方法)
低温圧縮強度:10℃で測定したこと以外は、圧縮強度と同様に測定した。
【0059】
【表3】
Figure 0004059604
【0060】
実験例4
カルシウムアルミネート100重量部、硫酸アルミニウムを無水物換算で20重量部、並びに、カルシウムアルミネート、硫酸アルミニウム、及びアルカリ金属硫酸塩を含有した急結剤100重量部中18重量部のアルカリ金属硫酸塩、並びに、急結剤100重量部に対して、表4に示す重量部のNSを混合した急結剤を加水して急結剤スラリーとしたこと以外は、実験例1と同様に行い、評価した。結果を表4に示す。
【0061】
(測定方法)
粉塵量:急結性吹付コンクリートを4m3 /hの圧送速度で10分間、鉄板でアーチ状に製作した高さ3.5m、幅2.5mの模擬トンネルに吹付けた。その後、吹付場所より3mの定位置で粉塵量を測定し、得られた測定値の平均値を示した。
【0062】
【表4】
Figure 0004059604
【0063】
実験例5
セメント100重量部に対して、表5に示す量のPAOと、繊維状物質を含有した吹付コンクリート100容量部中、1.0容量部の繊維状物質とを添加した吹付コンクリートを調製して圧送し、一方、カルシウムアルミネート100重量部、硫酸アルミニウムを無水物換算で20重量部、並びに、カルシウムアルミネート、硫酸アルミニウム、及びアルカリ金属硫酸塩を含有した急結剤100重量部中18重量部のアルカリ金属硫酸塩、並びに、急結剤100重量部に対して、2重量部のNSを混合した急結剤を加水して急結剤スラリーとしたこと以外は、実験例1と同様に行い、評価した。結果を表5に示す。
【0064】
(測定方法)
ダレ:急結性吹付コンクリートを4m3 /hの圧送速度で10分間、鉄板でアーチ状に製作した高さ3.5m、幅2.5mの模擬トンネルに吹付けた。その後、模擬トンネルの側壁から急結性吹付コンクリートがダレない場合を○、少しダレた場合を△、かなりダレた場合を×とした。
【0065】
【表5】
Figure 0004059604
【0066】
実験例6
セメント100重量部に対して、0.02重量部のPAOと、繊維状物質を含有した吹付コンクリート100容量部中、表6に示す量の繊維状物質とを添加した吹付コンクリートを調製して圧送し、一方、カルシウムアルミネート100重量部、硫酸アルミニウムを無水物換算で20重量部、並びに、カルシウムアルミネート、硫酸アルミニウム、及びアルカリ金属硫酸塩を含有した急結剤100重量部中18重量部のアルカリ金属硫酸塩、並びに、急結剤100重量部に対して、2重量部のNSを混合した急結剤を加水して急結剤スラリーとしたこと以外は、実験例1と同様に行い、評価した。結果を表6に示す。
【0067】
(測定方法)
耐衝撃性:材齢1時間後の急結性吹付コンクリートを幅20cm×長さ20cm×厚さ1cmに切り取ったものを、平らにならした標準砂の上に置き、200gの球体を50cmの高さから落下させた。落下回数5回以内で破壊した場合を×、破壊せずにひびが入ったものを△、破壊せずにひびが入らないものを○とした。
【表6】
Figure 0004059604
【0068】
【発明の効果】
本発明の吹付材料を用いることにより、急結性セメントコンクリートを吹付けた直後の、吹付面からのセメントコンクリートのダレを防止し、リバウンド率や粉塵量を小さくできる。又、初期や長期において、高い強度発現性が期待できるので、吹付厚さを薄くでき、施工コストも削減でき、吹付後直ちに高い強度が得られるために安全性も向上できる。
又、急結剤を空気圧送する途中で水を添加して急結剤スラリーとしてから、2分以内に急結剤スラリーをセメントコンクリートに混合するために、急結剤の特性を損なうことなく、急結性セメントコンクリートを吹付けることができる。

Claims (6)

  1. (1)セメントコンクリートと、(2)ブレーン値で4000cm2 /g以上のカルシウムアルミネート、カルシウムアルミネート100重量部に対して無水物換算で5〜100重量部の硫酸アルミニウム、カルシウムアルミネート、硫酸アルミニウム、及びアルカリ金属硫酸塩を含有する急結剤100重量部中10〜30重量部のアルカリ金属硫酸塩、急結剤100重量部に対して固形分換算で0.05〜5重量部のナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物、及び、急結剤100重量部に対して30〜600重量部の水を含有してなり、pHが7未満である急結剤スラリーを、セメント100重量部に対して固形分換算で2〜25重量部とを、混合してなる吹付材料。
  2. セメントコンクリートが、セメント100重量部に対して、0.001〜0.2重量部のポリアルキレンオキサイドを含有してなることを特徴とする請求項1記載の吹付材料。
  3. さらに、セメントコンクリート100容量部中、0.1〜1.5容量部の繊維状物質を含有してなる請求項1又は2記載の吹付材料。
  4. (1)セメントコンクリートとの合流点より前の位置で合流混合された、(2)ブレーン値で4000cm2 /g以上のカルシウムアルミネート、カルシウムアルミネート100重量部に対して無水物換算で5〜100重量部の硫酸アルミニウム、カルシウムアルミネート、硫酸アルミニウム、及びアルカリ金属硫酸塩を含有する急結剤100重量部中10〜30重量部のアルカリ金属硫酸塩、急結剤100重量部に対して固形分換算で0.05〜5重量部のナフタレンスルホン酸ホルマリン縮合物、及び、急結剤100重量部に対して30〜600重量部の水を含有してなり、pHが7未満である急結剤スラリーを、セメント100重量部に対して固形分換算で2〜25重量部を圧送空気により圧送してセメントコンクリートと合流混合してなることを特徴とする吹付工法。
  5. セメントコンクリートが、セメント100重量部に対して、0.001〜0.2重量部のポリアルキレンオキサイドを含有してなることを特徴とする請求項4記載の吹付工法。
  6. さらに、セメントコンクリート100容量部中、0.1〜1.5容量部の繊維状物質を含有してなる請求項4又は5記載の吹付工法。
JP2000028712A 1999-02-19 2000-02-07 急結剤スラリー、吹付材料及びそれを用いた吹付工法 Expired - Lifetime JP4059604B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000028712A JP4059604B2 (ja) 1999-02-19 2000-02-07 急結剤スラリー、吹付材料及びそれを用いた吹付工法

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4242099 1999-02-19
JP11-42420 1999-02-19
JP2000028712A JP4059604B2 (ja) 1999-02-19 2000-02-07 急結剤スラリー、吹付材料及びそれを用いた吹付工法

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000302506A JP2000302506A (ja) 2000-10-31
JP4059604B2 true JP4059604B2 (ja) 2008-03-12

Family

ID=26382103

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000028712A Expired - Lifetime JP4059604B2 (ja) 1999-02-19 2000-02-07 急結剤スラリー、吹付材料及びそれを用いた吹付工法

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4059604B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP5189720B2 (ja) * 2001-08-23 2013-04-24 電気化学工業株式会社 吹付け工法
JP4883917B2 (ja) * 2005-02-15 2012-02-22 電気化学工業株式会社 吹付け材料の製造方法
JP4883918B2 (ja) * 2005-02-15 2012-02-22 電気化学工業株式会社 吹付け材料の製造方法
JP4805714B2 (ja) * 2006-04-07 2011-11-02 電気化学工業株式会社 吹付け工法
JP5268648B2 (ja) * 2006-11-09 2013-08-21 電気化学工業株式会社 急結剤、及びそれを用いた吹付け工法
JP4950635B2 (ja) 2006-11-24 2012-06-13 株式会社ニフコ 引込機構

Family Cites Families (11)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5456626A (en) * 1977-10-13 1979-05-07 Japan Process Eng Rapid waterrhardening inorganic composition
JPS6126538A (ja) * 1984-07-12 1986-02-05 太平洋セメント株式会社 セメント急結剤
JPH01298050A (ja) * 1988-05-26 1989-12-01 Osaka Cement Co Ltd セメント用急結剤
JP2710359B2 (ja) * 1988-10-04 1998-02-10 電気化学工業株式会社 低アルカリセメント組成物及び上水道ライニング管
JPH066499B2 (ja) * 1989-07-04 1994-01-26 大阪セメント株式会社 セメント用急結剤
CH686513A5 (de) * 1993-12-06 1996-04-15 Sika Ag Verfahren zur Beschleunigung des Abbindens und Erhaertens eines Bindemitteln und Abbinde-und Erhaertungsbeschleuniger.
JP3400892B2 (ja) * 1995-06-02 2003-04-28 電気化学工業株式会社 凝結調整剤、注入材組成物、及びそれを用いた地盤の改良法
JPH10259047A (ja) * 1997-03-17 1998-09-29 Denki Kagaku Kogyo Kk 急結剤、セメント組成物、吹付材料、及びそれを用いた吹付工法
JPH10279343A (ja) * 1997-04-02 1998-10-20 Denki Kagaku Kogyo Kk セメント組成物
JP3532068B2 (ja) * 1997-05-21 2004-05-31 電気化学工業株式会社 吹付材料及びそれを用いた吹付工法
JP2004052542A (ja) * 2003-06-16 2004-02-19 Ohbayashi Corp 断面補修用コンクリートの吹付け方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2000302506A (ja) 2000-10-31

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3532068B2 (ja) 吹付材料及びそれを用いた吹付工法
JP5611795B2 (ja) 吹付け用急結剤及びそれを用いた吹付けコンクリート並びに吹付け工法
JPH1059760A (ja) 吹付材料及びそれを用いた吹付工法
JP4657428B2 (ja) 急結剤、吹付材料及びそれを用いた吹付工法
JP3534586B2 (ja) 急結材及び急結性吹付セメントコンクリート
JP4059604B2 (ja) 急結剤スラリー、吹付材料及びそれを用いた吹付工法
JP3412794B2 (ja) 吹付材料及びそれを用いた吹付工法
JP4476422B2 (ja) 吹付工法
JP4244080B2 (ja) 急結性吹付セメントコンクリート及びそれを用いた吹付工法
JP4253377B2 (ja) 吹付工法
JP4493780B2 (ja) 急結剤、急結剤スラリー、吹付材料及びそれを用いた吹付工法
JP4493782B2 (ja) 急結剤、急結剤スラリー、吹付材料及びそれを用いた吹付工法
JP3483105B2 (ja) 急結材、吹付材料、及び吹付工法
JP3547326B2 (ja) 急結材及び急結性吹付セメントコンクリート
JP4493781B2 (ja) 急結剤、急結剤スラリー、吹付材料及びそれを用いた吹付工法
JP4508350B2 (ja) 吹付け材料、及びそれを用いた吹付け工法
JP4642253B2 (ja) 吹付材料及びそれを用いた吹付工法
JP4386810B2 (ja) 吹付材料を用いた吹付施工方法
JP4841714B2 (ja) 吹付材料及びそれを用いた吹付工法
JP4916607B2 (ja) 吹付工法
JP3850193B2 (ja) セメントコンクリートの製造方法、及びそれを用いた吹付け工法
JP4306064B2 (ja) リバウンド低減剤、セメントコンクリート、セメントコンクリートの製造方法、及びそれを用いた吹付け工法
JP4592839B2 (ja) 吹付材料及び吹付工法
JP4508351B2 (ja) 吹付け材料、及びそれを用いた吹付け工法
JP2001206753A (ja) セメント混和材、セメントコンクリート、セメントコンクリートの製造方法、及びそれを用いた吹付け工法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20041104

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070620

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20070710

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20070830

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071009

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071120

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20071218

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20071218

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20101228

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Ref document number: 4059604

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111228

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20111228

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121228

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20121228

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131228

Year of fee payment: 6

EXPY Cancellation because of completion of term