JP4916183B2 - パック電池 - Google Patents
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Description
パック電池は、複数の素電池を直列または並列、あるいは直並列に接続し、これに制御回路などが接続され、これらがケース内に収納された構成を有する。パック電池に用いられる素電池は、その機能・用途に応じて種々使用される。例えば、円筒型のリチウムイオン電池などが用いられる。
また、従来のパック電池では、内蔵された1つの素電池に異常を生じ、この素電池の温度が上昇した場合に、発生した熱が隣接する素電池に伝達されて、隣接する素電池が連鎖的にダメージを受けることがあった。特に、リチウムイオン電池を素電池として用いるパック電池の場合には、上記熱連鎖に係る問題は深刻なものとなる。
そこで、本発明は、上記問題を解決しようとなされたものであって、外部から振動が加わった場合にあってもリード板およびリード線およびこれらと素電池との接続箇所が損傷を受けず、また、隣接する素電池間での熱連鎖を効果的に抑制できるパック電池を提供することを目的とする。
本発明は、複数の素電池が、各々にリード板またはリード線が接続された状態でケース内に収納され、素電池に対しインナーホルダーが当接されてなるパック電池であって、インナーホルダーには、隣接する素電池の互いの外装体間を隔てる障壁が設けられているとともに、リード板およびリード線の少なくとも一方を係止するリード係止部が設けられていることを特徴とする。
また、本発明に係るパック電池では、上記のように、インナーホルダーとケースの内面の一部とにリード線またはリード板を挟み込んで、これらを係止するという構成を採ることもできる。なお、この場合においても、インナーホルダーには、熱連鎖防止用の障壁が設けられている構成としている。このような構成を採用する本発明に係るパック電池においても、上記と同様の作用・効果を得ることが可能である。
上記優位性を有する本発明に係るパック電池では、次のようなバリエーションを採用することができる。
なお、上記本発明は、素電池の種類・形状に特に制限はないが、電池の特性上、リチウムイオン電池などの非水系二次電池を採用する場合には特に有効である。即ち、リチウムイオン電池等を素電池として採用する場合には、より厳格に熱連鎖の防止を図る必要があるが、上記本発明に係るパック電池では、上述のように確実に素電池間の熱連鎖を防止できることから、その採用が望ましい。
(実施の形態1)
1.パック電池1の構成
本実施の形態に係るパック電池1は、ハンディプリンタ、電動工具および車両用等の電源としての用途を想定するものである。
図1に示すように、本実施の形態に係るパック電池1は、上ケース10と下ケース11との間の内方空間に、素電池として6本の円筒型リチウムイオン電池(以下では、単に「素電池」と記載する。)12a〜12fが収納されている。また、6本の素電池12a〜12fのZ軸方向上方には、インナーホルダー13a、13bが当接した状態で載置されている。インナーホルダー13aは、素電池12a、12d、12eの上に載置され、インナーホルダー13bは、素電池12b、12c、12fの上に載置されている。インナーホルダー13aとインナーホルダー13bとは、基本的に同一形態を有しており、パック電池1における部品の共通化が図られている。
6本の素電池12a〜12fは、直列接続されており(6直構成)、また、各素電池12a〜12fの電圧が検出できるように、素電池12a〜12fの各々の両極からリード板16a〜16cおよびリード線17a〜17cなどをもって回路基板14の制御回路に接続が図られている。これについては、後述する。
2.パック電池1における回路構成
上記構成を有するパック電池1の回路構成について、図2を用いて簡単に説明する。
次に、図3を用い、素電池12a〜12fとインナーホルダー13a、13bとの配置関係について説明する。図3は、パック電池1の構成の内、素電池12a〜12fとインナーホルダー13a、13bとを模式的に抜き出して描いた斜視図である。
図3に示すように、6本の素電池12a〜12fは、直列に接続されているのであるが、素電池12bと素電池12cとを接続するリード板16aは、倒立T字状であって、舌状に延出された部分を有する。素電池12cと素電池12dとの間のリード板16bも舌状の延出された部分を有し、素電池12fの一端面に接合されたリード板16cもZ軸方向上向きに舌状に延出された部分を有する。
さらに、インナーホルダー13a、13bには、素電池12a〜12fに当接するのとは反対側に位置する主面から、Z軸方向上向きにリード線係止部131a、131bが形成されている。リード線係止部131a、131bは、Z軸方向上側にリード線17a、17c(図3では、図示を省略。)が沿う開口を有し、略Y字状に形成されている。このリード線係止部131a、131bに対するリード線17a、17cの係止された状態は、図1に示す通りである。
また、本実施の形態に係るインナーホルダー13a、13bでは、障壁132a、132bを中実の壁としたが、内部に中空部分がある構造、即ち、ロの字状の断面の障壁を有することとしもよい。
図4(a)に示すように、本実施の形態に係るパック電池1では、素電池12a、12d、12eに対し、Z軸方向上側からインナーホルダー13aが覆い被さるように載置されている。そして、インナーホルダー13aにおける障壁132aは、隣接する素電池12a、12d、12eの各々の外装体どうしが接触しないように介挿され、互いを隔てている。このため、本実施の形態に係るパック電池1では、仮に1つの素電池12a、12d、12eの温度が上昇しても、隣接する素電池12a、12d、12eに連鎖的に伝達されず、高い安全性を有する。
また、図4(b)に示すように、素電池12a〜12fは、直列接続されており、各素電池12a〜12fの電圧を電池電圧検出部20(図2を参照。)で検出するため、リード線17a〜17eが各接続されている。
これに対して、本実施の形態に係るパック電池1では、外部から振動が加わっても、インナーホルダー13aのリード線係止部131aの働きにより、リード線17aの動きが制限され、リード板16bに節食することがない。このため、パック電池1では、振動が加わってもリード線17aなどにダメージを受けることがない。
ここで、図4(a)に示すように、パック電池1では、リード線17d、17eなどに関してはインナーホルダー13aに係止していないが、これらをインナーホルダー13a、13bなどに係止することとしてもよい。ただし、上述のように振動によってリード板と接触することが予想されないような場合には、敢えて、係止する必要はないものと考えられる。
(実施の形態2)
次に、実施の形態2に係るパック電池について、図5〜図7を用い説明する。
本実施の形態に係るパック電池2の構成について、図5を用い説明する。図5は、パック電池2を、上ケースを開放した状態で示すものであり、上ケースについては図示を省略している。
図5に示すように、パック電池2は、下ケース31の椀状の収納部分に4本の素電池(リチウムイオン電池)32a〜32dが収納されている。また、パック電池2には、上記実施の形態1に係るパック電池1と同様に、制御回路が構成された回路基板34も収納されており、この回路基板には、図2に示すのと同様に、電池電圧検出部を含む回路が組まれている。4本の素電池32a〜32dは、直列に接続されており(4直)、隣接する素電池32a〜32dの間は、リード板36a〜36cにより接続されている。そして、図5に示すように、リード板36a〜36dの各々には、上記実施の形態1に係るパック電池1におけるリード板16a〜16cよりも長尺の舌状の延出部が設けられており、その各々には、回路基板34に繋がるリード線37a〜37cが接続されている。
本実施の形態においては、インナーホルダー33の谷間毎に区分けされた状態で、リード板36a〜36cおよびリード線37a〜37cが配置されており、リード線37a〜37cが振動によりY軸方向に振れた場合にも、電位差を生じるリード板36a〜36cに接触するような事態を生じることはない。このため、本実施の形態に係るパック電池2では、上記実施の形態1とは異なり、リード線37a〜37cをインナーホルダー33に係止するという形態を採用していない。
2.素電池32a〜32fとインナーホルダー33との配置関係
次に、インナーホルダー33の構成および素電池32a〜32fとインナーホルダー33との配置関係について、図6および図7を用い説明する。
一方、4本の素電池32a〜32dは、3つのリード板36a〜36cにより直列接続されている。リード板36a〜36cの各々は、インナーホルダー33への組み付け前において、倒立T字状をしており、各々におけるZ軸方向上向きに突設した状態に延出部が略90[°]曲折加工されることで、インナーホルダー33のリード板係止部331a〜331cの各々に挿入されることになる。
以上説明のように、本実施の形態に係るパック電池2では、素電池32a〜32dに当接されるインナーホルダー33の上側面(図7(a)のZ軸方向上側主面)の谷間にリード板36a〜36cの延出部を係止するリード板係止部331a〜331cを設け、素電池32a〜32dとインナーホルダー33との組み付け時に、リード板36a〜36cの各々をインナーホルダー33のリード板係止部331a〜331cの各々に対し差し込むことで、リード板36a〜36cの係止ができる。このようにリード板36a〜36cをインナーホルダー33に係止することで、当該パック電池2が携帯機器の電源として用いられ、その使用中に外部から振動が付加されるような場合においても、リード板36a〜36cがインナーホルダー33にしっかりと係止されていることにより、リード板36a〜36cそのものの損傷、あるいは素電池32a〜32dとリード板36a〜36cとの接合箇所の損傷といった問題を回避することができる。
(変形例1)
変形例1に係るパック電池の構成について、図8を用い説明する。図8は、本変形例1に係るパック電池が備えるインナーホルダー53の構成を模式的に示す斜視図である。なお、本変形例1に係るパック電池は、インナーホルダー53の構成以外の部分が図5に示す上記実施の形態2に係るパック電池2と同様であるので、その図示および説明を省略する。
インナーホルダー53におけるフィン533は、各素電池に相当する”山”部分に形成されており、フィン533の立設によりインナーホルダー53の容積が上記実施の形態2に係るインナーホルダー33の容積に比べて増大させることができ、隣接する素電池における互いの外装体間での熱連鎖を抑制するのに有効である。インナーホルダー53における他の構成については、上記実施の形態2と同様であり、Z軸方向上側主面の谷間部分にリード板係止部531a〜531cが設けられており、また、隣接する素電池の外装体間に介挿される状態に障壁533がZ軸方向下向きに立設されている。
また、本変形例1に係るインナーホルダー53の構成を上記実施の形態1に係るパック電池1に採用することも勿論可能である。
(変形例2)
変形例2に係るパック電池3の構成について、図9を用い説明する。なお、図9では、本変形例2に係るパック電池3の断面のみを示しているが、基本的構成については、図5で示す上記実施の形態2に係るパック電池2と同様の構成を有するものである。本変形例2に係るパック電池3と上記実施の形態2に係るパック電池2との構成上の相違点は、上ケース70の形状とインナーホルダー73の形状である。
以上のような構成を有する本変形例2に係るパック電池3でも、リード板76a〜76cがインナーホルダー73の一方の主面と、上ケース70における凸部701の端面との間で挟み込まれ、これによって、外部から振動の付加を受けた際にもリード板76a〜76c自体およびリード板76a〜76cと素電池72a〜72dとの接合箇所にダメージを受け難くなる。
なお、本変形例2に係るインナーホルダー73および上ケース70の構成を、上記実施の形態1および変形例1などに適宜採用することができる。
(その他の事項)
上述のように、上記実施の形態1、2および変形例1、2は、本発明の構成およびそこから得られる作用・効果を分かりやすく説明するために一例として用いたものであって、本発明は、その本質的特徴部分以外に何らこれらに限定を受けるものではない。上記実施の形態1、2および変形例1、2では、素電池の一例として円筒型のリチウムイオン電池を採用することとしたが、これ以外の種類・形状の電池を採用することもできる。例えば、角型のリチウムイオン電池や円筒形あるいは角型のニッケル水素電池、ニッケルカドミウム電池等を素電池として採用することもできる。さらには、将来的に複数のラミネート外装電池などを接続してなるパック電池が使われるような場面でも、本発明の構成を採用することが有効である。ただし、本発明は、中間電圧(各素電池の電圧)の検出が必要なリチウムイオン電池などの非水系二次電池を素電池として用いるパック電池に採用する場合には、特に効果的である。
なお、インナーホルダーの構成に用いる材料として樹脂材料を一例としたが、これら以外にも絶縁性および熱連鎖防止性やコスト面などの観点から種々の材料を用いることもできる。例えば、カーボンファイバーやグラスファイバー、あるいは難燃紙などを用いることができる。
10、70.上ケース
11、31、71.下ケース
12a〜12f、32a〜32d、72a〜72d.円筒型リチウムイオン電池
13a、13b、33、53、73.インナーホルダー
14、34.回路基板
15、35.コネクタ
15a〜15e.接続端子
16a〜16d、36a〜36c、76a〜76c.リード板
17a〜17e、37a〜37c.リード線
18.主制御部
19.充電用昇降圧電源
20.電池電圧検出部
21a〜21j.電子部品
131a、131b.リード線係止部
132a、132b、332、532、732.障壁部
331a〜331c、531a〜531c.リード板係止部
533.フィン
701.突部
Claims (8)
- 複数の素電池が、各々にリード板またはリード線が接続された状態でケース内に収納され、当該ケース内において前記素電池にインナーホルダーが当接されてなるパック電池であって、
前記インナーホルダーには、隣接する素電池の互いの外装体間を隔てる障壁が設けられているとともに、前記リード板およびリード線の少なくとも一方を係止するリード係止部が設けられており、
前記インナーホルダーにおけるリード係止部は、互いに対向する関係の一対の起立部と、各起立部から互いに対向する起立部に向かって突出する突出部からなる爪部が構成されている
ことを特徴とするパック電池。 - 複数の素電池が、各々にリード板またはリード線が接続された状態でケース内に収納され、当該ケース内において前記素電池にインナーホルダーが当接されてなるパック電池であって、
前記インナーホルダーには、隣接する素電池の互いの外装体間を隔てる障壁が設けられているとともに、前記リード板およびリード線の少なくとも一方を係止するリード係止部が設けられており、
前記インナーホルダーにおけるリード係止部は、互いに対向する関係の一対の倒立L字状の爪部により構成されている
ことを特徴とするパック電池。 - 複数の素電池が、各々にリード板またはリード線が接続された状態でケース内に収納され、当該ケース内において前記素電池にインナーホルダーが当接されてなるパック電池であって、
前記インナーホルダーには、隣接する素電池の互いの外装体間を隔てる障壁が設けられているとともに、前記リード板およびリード線の少なくとも一方を係止するリード係止部が設けられており、
前記インナーホルダーにおけるリード係止部は、当該インナーホルダーにおける前
記素電池との当接面とは反対側に位置する主面から突設されており、且つ、前記リードを受け入れ可能な開口を有するY字状を有し、
前記リード板またはリード線は、前記リード係止部における前記開口に填め込まれ、
前記リード係止部における突設端は、前記ケースの内面の一部に接触または近接している
ことを特徴とするパック電池。 - 前記素電池には、その端面にリード板が接続されており、
前記リード板は、前記インナーホルダーを、その厚み方向に挟み込む状態に曲折されている
ことを特徴とする請求項1から3の何れかに記載のパック電池。 - 前記複数の素電池は、前記インナーホルダーと前記ケースの内面の一部との間で挟まれた状態になっている
ことを特徴とする請求項1から4の何れかに記載のパック電池。 - 前記インナーホルダーにおける前記素電池との当接面とは反対側に位置する主面には、フィンが立設されている
ことを特徴とする請求項1から5の何れかに記載のパック電池。 - 複数の素電池が、各々にリード板またはリード線が接続された状態でケース内に収納され、当該ケース内において前記素電池にインナーホルダーが当接されてなるパック電池であって、
前記インナーホルダーには、隣接する素電池の互いの外装体間を隔てる障壁が設けられているとともに、前記素電池との当接面とは反対側に位置する主面に前記リード線またはリード板を載置する領域を備え、
前記リード線およびリード板の少なくとも一方は、少なくともその一部が、前記インナーホルダーにおける主面と、前記ケースの内面の一部領域とに挟まれた状態となっている
ことを特徴とするパック電池。 - 前記複数の素電池の各々は、非水系二次電池であって、
前記複数の素電池に接続関係を有する制御回路部を有しており、
前記制御回路部には、前記複数の素電池の各々から電池電圧に係る信号の入力を受けるための信号経路が開設されており、
前記信号経路は、前記リード板およびリード線の少なくとも一方をもって形成されている
ことを特徴とする請求項1から7の何れかに記載のパック電池。
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