JP4916077B2 - 官能化ダイヤモンド、その製造方法、複合研磨材及び官能化ダイヤモンドを含有する研磨工具 - Google Patents

官能化ダイヤモンド、その製造方法、複合研磨材及び官能化ダイヤモンドを含有する研磨工具 Download PDF

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Description

【0001】
この出願は、発明者D’Evelyn及びMcHaleによる米国特許仮出願第60/188874号(2000年3月13日出願)の優先権を主張する。
【0002】
【技術分野】
本発明は、官能化ダイヤモンドに関する。特に樹脂での保持性の向上した官能化ダイヤモンドに関する。
【0003】
【背景技術】
例えばメッシュ結晶やミクロン粉体などのダイヤモンドは、様々な分野で砥粒として使用できる。ダイヤモンドは、例えば研磨工具、砥粒加工機械、切削装置、研削工具(砥石)その他の類似の砥粒装置に用いられている。ダイヤモンドが砥粒用途に適切なのは、少なくとも一部には、硬いからである。最も硬い天然材料として知られるダイヤモンドは有用な砥粒特性を有するが、その様々な装置や環境への適用には制約がある。例えば、ダイヤモンドの用途はダイヤモンドの装置への保持性により限定される。多くの場合、装置の性能及び寿命がダイヤモンドの保持性により限定される。
【0004】
通常ダイヤモンドは研磨目的には母材(マトリックス)に埋め込まれ、その母材は樹脂(レジン)を含有する。研磨装置は通常、ダイヤモンドを埋め込んだ母材が設けられた基材を含む。粒子と母材との結合強さは研磨装置にとって決定的な強度である。ダイヤモンドと関連する母材との結合強さを高めれば、両者間の保持性が増大するはずである。それにつれて、ダイヤモンドを埋め込んだ母材の設けられた研磨装置・工具の性能及び寿命が増大するはずである。
【0005】
ダイヤモンドと関連する母材との結合強さを高めるために、ダイヤモンドの表面を変性することが提案されている。例えば、ダイヤモンド表面を官能化してダイヤモンドと母材との結合強さを高めることが提案されている。かかる官能化は、種々のポリマー状樹脂前駆物質に関するダイヤモンドの濡れ性を変性しようとしている。変性は、ダイヤモンドと関連する母材との物理的な相互作用結合強さを増加しようとしている。しかし、ダイヤモンドと関連する母材との物理的な相互作用力は化学結合により達成される相互作用力より弱い。さらに、関連する樹脂との強い共有結合を形成することのできる部分で官能化したダイヤモンドが研磨用途用に開発されていることは知られていない。
【0006】
したがって、研磨用途に用いる複合研磨剤、官能化ダイヤモンド及びレジンボンド母材が必要とされている。さらに、かかる官能化ダイヤモンド及びレジンボンド母材に高強度の結合を付与する方法が必要とされている。
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、以下のものがある(国際出願日以降国際段階で引用された文献及び他国に国内移行した際に引用された文献を含む)。
【特許文献1】
米国特許第5,593,783号明細書
【非特許文献1】
ヨシノリ イケダ(Yoshinori Ikeda),タケヤス サイトウ(Takeyasu Saito),カツキ クサカベ(Katsuki Kusakabe),シゲハル モロオカ(Shigeharu Morooka),ヒデアキ マエダ(Hiroaki Maeda),ユキ タニグチ(Yuki Taniguchi),及びユウゾウ フジワラ(Yuzo Fujiwara),「有機溶媒中の反応によるダイヤモンド表面のハロゲン化とブチル化(Halogenation and Butylation of Diamond Surfaces By Reactions in Organic Solvents)」,エレセヴィエア ダイヤモンドと関連物質(Elesevier,Diamond and Related Materials),1998年,第7巻,p.830−834
【非特許文献2】
ジョン B.ミラー、及びダンカン W.ブラウン,「光化学的に修飾したダイヤモンドフィルムの特性(Properties of Photochemically Modified Diamond Films)」、エレセヴィエア ダイヤモンドと関連化合物(Elesevier,Diamond and Related Materials),1995年,第4巻、p.435−440
【非特許文献3】
O.セムチノバ(O.Semchinova),D.ウフマン(D.Uffmann),H.ネフ(H.Neff),及びEP スミノブ(EP Smirnov),「ダイヤモンドセラミックスに対する微結晶ダイヤモンド粉末の成長、調製、及び表面修飾(Growth, Preparation and Surface Modification of Microcrystalline Diamond Powder for the Synthesis of Diamond Ceramics)」、エレセヴィエア 欧州セラミック会雑誌(Elesevier,Journal of the Europiean Ceramic Society),1996年,第16巻,p.753−758
【非特許文献4】
MT ブリック(MT Bryk),NN バグレイ(NN Baglei),EP スミノブ(EP Smirnov),SK ゴルデブ(SK Gordeev),AF バーバン(AF Burban),及びVB アレスコブスキ(VB Aleskovskii),「オリゴマーと官能基を有するダイヤモンド粉末表面との間の反応(Reaction Beween Oligomers and the Surface of Diamond Powder Containig Functional Groups)」、米国化学会誌(J.Am. Chem. Soc.),1984年,p.782−785
【非特許文献5】
AE サイロ(AE Shilo),VA シビデルスキ(VA Sviderskii)、及びEA パシュチェンコ(EA Pashchenko),「修飾された合成ダイヤモンドとエルバーの新油性特性(Oleophilic Character of Modified Synthetic Diamonds and Elber)」,ソバリン超硬質物質雑誌(Sov.J.Superhard Material),1986年,第8巻,第22号,p.27−31
【非特許文献6】
FB ダニロバ(FB Danilova)、AE ゴルブノバ(AE Gorbunova)、AF バーバン(AF Burban)、SK ゴルデブ(SK Gordeev)、及びVA マンザー(VA Manzhar),「工具、粉末とペースト(Tools, Powders and Pastes)」,ソバリン超硬質物質雑誌(Sov.J. Superhard Material),1989年,第11巻,第5号,p.41−45
【非特許文献7】
R.サポック(R.Sappok),及びHP ボエム(HP Boehm),「Chemie Der Oberflache Des Diamanten −−I.Bcnetsungswarmen,Elektronenspinresonanz Und Infrarotspektren Der Oberflachen−Hydride,Halogenide Und Oxide」,英国(Printed in Great Britain),炭素 ペルガモンプレス(Carbon, Pergamon Press),1968年,第6巻,p.283−295
【非特許文献8】
VI マカルスキー(VI.Makal’skii),VF ロクテフ(VF Loktev),IV ストヤノーバ(IV Stoyanova),AS クリンキン(AS Klinkin),GS リツボク(GS Litvak),EMモロズ(EM Moroz),及びVA リクホロボフ(VA Likholobov),「超微細ダイヤモンドの表面修飾(Modification of the Surfaces of Ultrafine Diamonds)」,Vliyanie Khim. Fiz−Khim.Vozdeistv.Svoistva Almazov,1990年,p.48−54
【非特許文献9】
トシヒロ アンドウ(Toshihiro Ando),カズオ ヤマモト(Kazuo Yamamoto),モトヒコ イシイ(Motohiko Ishii),ムツカズ カモ(Mutsukazu Kamo),及びヨイチロウ サトウ(Yoichiro Sato),「ダイヤモンド表面の気相酸化 拡散反射率フーリエ変換赤外線及び温度プログラム化された脱着スペクトルによる酸素中での研究(Vapour−Phase Oxidation of Diamond Surfaces in O2 Studied By Diffuse reflectance Fourier−Transform Infrated and Temperature−Programmed Desorption Spectroscopy)」,J.Chem.Soc.Faraday Trans.,1993年,第89巻,第19号,p.3635−3640
【非特許文献10】
リサ M.ストラック(Lisa M.Struck),及びマーク P.デエバリン(Mark P.D’Evelyn),「ダイヤモンドを用いた水素と水との相互作用(Interaction of Hydrogen and Water With Diamond(100):Infrared Spectroscopy)」,J.Vac.Sci.Technol.A.,1993年7月/8月,第11巻,第4号,p.1992−1997
【非特許文献11】
EP スミノブ(EP Smirnov)、EK ゴルデブ(SK Gordeev)、SI コルトソブ(SI Kol’tsov)、VB アレスコブスキ(VB Aleskovskii),「ダイヤモンド表面におけるハロゲン(Synthesis of Halide Functional Groups on the Surface of Diamond)」、(Zhurnal Prikladnoi Khimi)、1978年、第51巻、第11号、P.2451−2455
【非特許文献12】
CK ゴルデブ(CK Gordeev),EP スミノブ(EP Smirnov),及びVB アレスコブスキ(VB Aleskovskii)、「ダイヤモンド表面の置換反応における官能基の相互影響(Mutual Influence of Functional Groups in Substitution Reactions On Diamond Surface)」,Doklady Akademii Nauk SSSR,1982年,第261巻,第1号,p.6−8
【非特許文献13】
トシヒロ アンドウ(Toshihiro Ando),カズオ ヤマモト(Kazuo Yamamoto),シゲル スエハラ(Shigeru Suehara),ムツカズ カモ(Mutsukazu Kamo),ヨイチロウ サトウ(Yoichiro Sato),シンジ シモサキ(Shinji Shimosaki),及びミッカ ニシタニ−ガモ(Mikka Nishitani−Gamo),「ダイヤモンド表面における塩素と水素の相互作用(Interaction of Chlorine With Hydrogenated Diamond Surface)」,中国化学雑誌(Journal of the Chinese Chemical Society),1995年,第42巻,p.285−292
【非特許文献14】
トシヒロ アンドウ(Toshihiro Ando)、ミッカ ニシタニ−ガモ(Mikka Nishitani−gamo),ロビン E.ローレス(Robin E.Rawles),カズオ ヤマモト(Kazuo Yamamoto),ムツカズ カモ(Mutsukazu Kamo),ヨイチロウ サトウ(Yoichiro Sato),「中間状態において塩素化表面を用いたダイヤモンド表面の化学修飾(Chemical Modification of Diamond Surface Using a Chlorinated Surface as an Intermediated State)」,エレセヴィエア ダイヤモンドと関連物質(Elsevier Diamond and Related Materials),1996年,第5巻,p.1136−1142
【非特許文献15】
トシヒロ アンドウ(Toshihiro Ando),モトヒロ イシイ(Motohiro Ishii),ムツカズ カモ(Mutukazu Kamo),及びヨイチロウ サトウ(Yoichiro Sato),「拡散反射フーリエ変換赤外線によって研究されたダイヤモンド表面の熱水素化 温度プログラム化された脱着及びレーザーラマンスペクトル(Thermal Hydrogenation of Diamond Surfaces Studied By diffuse reflectance Fourier−Transform Infrared,Temperature−Programmed Desorption and Laser Raman Spectroscopy)」,J.Chem.Soc.Faraday Trans.,1993年,第89巻,第11号,p.1783−1789
【非特許文献16】
GT ワング(GT Wang)、SF ベント(SF Bent)、JN ラッセル,ジュニア(JN Russell,Jr.)、JE バトラー(JE Butler)、及びMP デエバリン(MP D’Evelyn)、「ディールスアルダー化学によるダイヤモンドの官能基化(100)(Functionalization of Diamond(100) by Diels−Alder chemistry)」,米国化学雑誌(J.Am.Chem.Soc.),2000年,第122巻,p.744−745
【0007】
【発明の概要】
本発明の1観点によれば、有機官能化部分を含有する官能化ダイヤモンドが提供される。有機官能化部分は、ビニル、アミド、アルコール、酸類、フェノール類、ヒドロキシル類及び脂肪族類及びこれらの混合物から選択される。
【0008】
本発明の別の観点によれば、有機部分で官能化されたダイヤモンドが提供される。このダイヤモンドは、下記の反応により有機部分で官能化されている。
【0009】
【化12】
Figure 0004916077
【0010】
式中、xは0〜約20の整数である。
【0011】
本発明の他の観点によれば、有機部分で官能化されたダイヤモンドが提供される。このダイヤモンドは、下記のいずれかの反応により有機部分で官能化されている。
【0012】
【化13】
Figure 0004916077
【0013】
式中、xは0〜約20の整数である。
【0014】
本発明のさらに他の観点によれば、有機部分で官能化されたダイヤモンドが提供される。このダイヤモンドは、下記のいずれかの反応により有機部分で官能化されている。
【0015】
【化14】
Figure 0004916077
【0016】
式中、xは0〜約20の整数である。
【0017】
本発明のさらに他の観点によれば、有機部分で官能化されたダイヤモンドを含む複合研磨材が提供される。このダイヤモンドは下記の反応により有機部分で官能化されている。
【0018】
【化15】
Figure 0004916077
【0019】
式中、xは0〜約20の整数である。
【0020】
本発明のさらに他の観点によれば、有機部分で官能化されたダイヤモンドを含む複合研磨材が提供される。このダイヤモンドは下記のいずれかの反応により有機部分で官能化されている。
【0021】
【化16】
Figure 0004916077
【0022】
式中、xは0〜約20の整数である。
【0023】
本発明のさらに他の観点によれば、有機部分で官能化されたダイヤモンドを含む複合研磨材が提供される。このダイヤモンドは下記のいずれかの反応により有機部分で官能化されている。
【0024】
【化17】
Figure 0004916077
【0025】
式中、xは0〜約20の整数である。
【0026】
本発明のさらに他の観点によれば、有機部分で官能化されたダイヤモンドを含む研磨工具が提供される。このダイヤモンドは下記の反応により有機部分で官能化されている。
【0027】
【化18】
Figure 0004916077
【0028】
式中、xは0〜約20の整数である。
【0029】
本発明のさらに他の観点によれば、有機部分で官能化されたダイヤモンドを含む研磨工具が提供される。このダイヤモンドは下記のいずれかの反応により有機部分で官能化されている。
【0030】
【化19】
Figure 0004916077
【0031】
式中、xは0〜約20の整数である。
【0032】
本発明のさらに他の観点によれば、有機部分で官能化されたダイヤモンドを含む研磨工具が提供される。このダイヤモンドは下記のいずれかの反応により有機部分で官能化されている。
【0033】
【化20】
Figure 0004916077
【0034】
式中、xは0〜約20の整数である。
【0035】
本発明の上記及び他の観点、効果及び特徴は、添付の図面と関連した本発明の実施形態についての以下の詳細な説明から明らかになるであろう。なお、図面中同様の部分には同じ符号を付してある。
【0036】
【発明の実施の形態】
本発明の1実施形態としての官能化ダイヤモンドは、ダイヤモンドの表面を有機基(本明細書では「有機官能化部分」とも「有機部分」とも言う)で官能化してレジンボンド母材との化学結合強さを高めたものである。これらの有機基はレジンボンド母材と共重合可能である。したがって、本発明の実施形態としての官能化は、ダイヤモンド表面に、レジンボンド母材中での、例えば共有結合により達成される、高い結合強さを与える。共有結合は、例えば、C−C、C−O、C−N、C−Si、Si−O及びSi−N結合の1種以上とすることができるが、これらに限定されない。
【0037】
さらに、本発明は、官能化表面を有するダイヤモンド(本明細書では「官能化ダイヤモンド」とも言う)とレジンボンド母材との接着性の向上した複合研磨材及び研磨工具を提供する。すなわち、本発明の実施形態としての複合研磨材は、本発明の実施形態としての官能化ダイヤモンド及びレジンボンド母材を含む。また、本発明の実施形態としての研磨工具は、官能化ダイヤモンド及び研磨用途用のレジンボンド母材を含む。
【0038】
ここで用いる用語「レジンボンド母材」は、樹脂材料の母材(マトリックス)を含み、ここに、高い母材内ダイヤモンド保持性にて、1以上の官能化ダイヤモンドを導入することができる。さらに、用語「ダイヤモンド」は天然のダイヤモンド及び合成ダイヤモンドを包含するが、これらだけに限らない。また、用語「ダイヤモンド」はダイヤモンド結晶、ダイヤモンド粒子、ミクロンサイズのダイヤモンド粉体粒子の1以上を包含する。
【0039】
複合研磨材において官能化ダイヤモンドとレジンボンド母材との間に形成される前記の結合は、代表的には共有結合を包含する。共有結合は、後述する共重合法により生成することができる。研磨用途、例えば複合研磨材などに用いる官能化ダイヤモンドは、ダイヤモンドの表面が同表面上に配置された分子で覆われることにより官能化されたものである。これらの分子は母材中のレジンボンドと共重合できる。
【0040】
本発明の実施形態としての官能化ダイヤモンドはフェノール基を含有することができる。フェノール基は、上述したような結合によりダイヤモンド表面に結着される。フェノール基はフェノール−ホルムアルデヒド樹脂と共重合できる。
【0041】
或いは、本発明の実施形態としての官能化ダイヤモンドはビニル基を含有することができる。ビニル基は、上述したような結合によりダイヤモンド表面に結着される。ビニル基は共重合中にビニル樹脂との縮合を起こしうる。
【0042】
本発明の範囲内に入る他の実施形態の官能化ダイヤモンドは、ダイヤモンドの表面上にアルコール又はヒドロキシル基を含有する。アルコール基は、上述したような結合によりダイヤモンド表面に結着され、直鎖状又は分岐状多酸及びポリオールと重合してポリエステル樹脂を形成することができる。
【0043】
さらに他の実施形態の官能化ダイヤモンドは、アミド基を含有することができ、そのアミド基は上述したような結合によりダイヤモンド表面に結着される。アミド基は、ホルムアルデヒド並びに尿素及びポリアミドの少なくとも1種と重合することができる。
【0044】
さらに他の実施形態の官能化ダイヤモンドは、ダイヤモンドの表面にアルデヒド基を含有することができる。アルデヒド基はフェノール樹脂と共重合することができる。
【0045】
本発明の範囲内に入るさらに他の実施形態の官能化ダイヤモンドは、ダイヤモンドの表面にエポキシド基を含有する。エポキシド基はエポキシ及びポリエーテル樹脂と共重合することができる。
【0046】
大抵の場合にダイヤモンド表面の近くで起こる高度の立体障害のため、これらの官能基はダイヤモンド表面に種々の長さの炭化水素鎖により結合される。望ましくないことには、この立体障害は、レジンボンド母材分子との間に形成される結合の数を減らすおそれがある。
【0047】
したがって、本発明の実施形態としての官能化ダイヤモンドは、上述したような結合によりダイヤモンド表面に共有結合される有機部分を含有する。有機官能化部分は、ビニル、アミド、アルコール、フェノール、ヒドロキシル、アルデヒド及びエポキシド基及びこれらの混合物から選択される。
【0048】
本発明の実施形態としての官能化ダイヤモンドの製造は種々の方法により行うことができる。本発明の1実施形態としての官能化ダイヤモンド製造方法は、官能化ダイヤモンド粒子の表面にほぼ単層濃度、すなわち約0.1×1015cm-2〜約3×1015cm-2の範囲の濃度のカルボキシル基(−COOH)を与える工程を含む。これらの官能化ダイヤモンドは、ダイヤモンドを強酸化性酸中で煮沸することにより製造することができる(用語「強」は後述する実施例に記載した酸の特性を示す)。例えば、本発明を限定するものではないが、酸化性酸は、濃HClO4又は濃硫酸(H2SO4)中の1%〜20%硝酸(HNO3)の少なくとも1種を含有する。このプロセスで、親水性の官能化ダイヤモンド粒子を製造することができる。
【0049】
官能化ダイヤモンド粒子は、ダイヤモンド上にほぼ完全単層の、すなわち約0.1×1015cm-2〜約3×1015cm-2の範囲の表面濃度にて、酸性基を含んでいてもよい。これらの官能化ダイヤモンド特性は、適当な分析方法、例えば赤外分光分析及び/又は塩基性滴定により測定することができる。
【0050】
上記プロセスは次に、酸性ダイヤモンド表面と官能化部分とも言う共重合可能な分子との間に共有(化学)結合を形成する。これらの共有結合は、酸触媒によるエステル化又は塩基触媒によるアミド化により形成することができる。本発明の実施形態として共有結合を形成する反応例を下記式(1)〜(5)に示す。
【0051】
【化21】
Figure 0004916077
【0052】
或いは、共有結合を別の反応により生成することもできる。本発明の実施形態として共有結合を形成する別の反応例を下記式(6)〜(10)に示す。
【0053】
【化22】
Figure 0004916077
【0054】
式(1)〜(10)の反応それぞれにおいて、xは0〜約20の整数である。xのこの値は、ダイヤモンド表面と重合性官能基、例えばフェノール基、ビニル基、ヒドロキシル基、アミド基及びアルデヒド基から選択される重合性官能基との間の距離が可変であることを見込んでいる。式(1)〜(10)に記載した反応はレジンボンド母材中で高い結合強さを与える。
【0055】
本発明はまた、水性酸又は塩基環境にて安定性の向上した官能化ダイヤモンドを提供する。通常、化学環境によっては、共有結合、例えばエステル及びアミド連結の形態の共有結合(これらに限らない)が不安定になることがある。かかる化学環境は、ダイヤモンド処理工程、例えば水性酸又は塩基環境での官能化ダイヤモンドの加熱時(これらに限らない)に出現する。水性酸又は塩基環境での安定性が向上した官能化ダイヤモンドでは、官能基がダイヤモンド表面に炭素−炭素、あらゆる型の炭素−酸素又は二級アミン型の炭素−窒素結合連結により結合されている。これらの官能基は以下の例示プロセスにより合成することができる。
【0056】
或いはまた、ダイヤモンド粉体に塩素含有環境にて紫外線を照射する光化学反応により、塩素化工程を行うことができる。例えば、限定するわけではないが、高圧水銀アーク灯により紫外線を照射することができる。
【0057】
まず最初、ダイヤモンド表面を水素化する。水素化工程は、ダイヤモンドを水素含有環境内で約700℃〜約1200℃の範囲の温度に加熱する工程を含む。水素化されたダイヤモンド表面を次に塩素化することができる。塩素化工程は、水素化ダイヤモンドをCl2含有環境内で約100℃〜約500℃の範囲の温度に加熱する工程を含む。
【0058】
水素化及び塩素化反応はそれぞれ下記の式(11)及び(12)で示される。
【0059】
【化23】
Figure 0004916077
【0060】
塩素化ダイヤモンドは水素含有分子と反応して、ダイヤモンド及びHClに結合された分子を生成し、特に水素原子が脂肪族炭化水素の水素原子より高反応性である場合にそうである。塩素化ダイヤモンドを室温で水蒸気にさらすことにより、ダイヤモンド表面に結合されたOH基を生成することができる。
【0061】
表面ビニル基から官能化ダイヤモンドを生成することができる。官能化ダイヤモンドに適当なビニル基は、塩素化ダイヤモンドをプロピレンと約100℃〜約600℃の範囲の温度で反応させることにより生成することができる。アリル系C−H結合は普通の脂肪族C−H結合より高反応性であるので、式(13)のような反応が生起する。
【0062】
【化24】
Figure 0004916077
【0063】
或いはまた、塩素化ダイヤモンドとプロピレンとの反応は、ダイヤモンド粉体にプロピレン含有環境で紫外線を照射する光化学反応により行うことができる。
【0064】
同様に、本発明の実施形態としての官能化ダイヤモンドを形成するために、表面フェノール基をダイヤモンド上に生成することができる。官能化ダイヤモンド上の表面フェノール基は、塩素化ダイヤモンドをp−クレゾールと約100℃〜約600℃の範囲の温度で反応させることにより生成することができる。この反応が起こるのは、トルエン中のメチルC−H結合が通常芳香族C−H結合より弱いからであり、したがって、式(14)に示すような反応が起こる。
【0065】
【化25】
Figure 0004916077
【0066】
或いはまた、塩素化ダイヤモンドとクレゾールとの反応は、ダイヤモンド粉体にクレゾール含有環境で紫外線を照射する光化学反応により行うことができる。
【0067】
塩素化ダイヤモンドは、C−H結合と反応するより容易にO−H及びN−H結合と反応するので、これを適当なアルコール又はアミンと反応させることにより、本発明のビニル、フェノール、アルコール、アミド、アルデヒド及びエポキシド部分を形成することができる。
【0068】
式(15)〜(20)にそれぞれ示すように、塩素化ダイヤモンドを多官能性アルコールと約0℃〜約600℃の温度で反応させることにより、ビニル基、アルコール基、アミド基、アルデヒド基、フェノール基及びエポキシド基をダイヤモンド表面上に形成することができる。
【0069】
【化26】
Figure 0004916077
【0070】
或いはまた、式(21)〜(26)にそれぞれ示すように、塩素化ダイヤモンドを多官能性アミンと約0℃〜約600℃の温度で反応させることにより、ビニル基、アルコール基、アミド基、アルデヒド基、フェノール基及びエポキシド基をダイヤモンド表面上に形成することができる。
【0071】
【化27】
Figure 0004916077
【0072】
式(1)〜(10)及び(13)〜(26)の右側に記載された官能化ダイヤモンド表面は、フェノール樹脂、ビニル樹脂、ポリエステル樹脂、エポキシ樹脂及び熱硬化性樹脂からなる群から選択される前駆物質と反応することができる。反応は、樹脂前駆物質の化学作用によるものである。したがって、本発明の実施形態にしたがって、共重合により化学的共有結合が官能基と樹脂との間に形成されると、ダイヤモンドはレジンボンド母材に結着される。
【0073】
式(1)〜(10)及び(13)〜(26)に記載した反応は、重合により樹脂をダイヤモンド表面に化学的に結着して複合研磨材を形成するのに適当である。類似の化学作用も使用できる。本発明の範囲内の反応に、式(1)〜(10)及び(13)〜(26)の上記反応の組合せを用いることもできる。
【0074】
官能化ダイヤモンド及び本発明の実施形態にしたがって官能化ダイヤモンドと共に複合研磨材を形成するレジンボンド母材は、種々の用途に使用することができる。官能化ダイヤモンド及び官能化ダイヤモンドを有するレジンボンド母材は、例えば研削工具(砥石)などのレジンボンド砥粒応用品の作成に使用することができる。これらの工具は寿命と性能が向上しているはずである。複合研磨材、例えばレジンボンド系などは、本発明の実施形態としての官能化ダイヤモンド、フィラー材料、例えば炭化ケイ素(SiC)及び銅(Cu)粉体、及び樹脂材料を含有する。
【0075】
【実施例】
本発明の実施形態としての官能化ダイヤモンドを形成する方法の一例を以下に示す。以下に示す数値は近似値であり、また本発明を記述する用語は当業者が理解する通りの意味で使用する。この例示方法は本発明を限定すると解すべきではなく、例示のみを目的としたものである。
【0076】
出発材料は、粒度0.75〜1.25μmのダイヤモンド粉体とした。このダイヤモンド100gを1000mLの濃H2SO4及び100mLの70%HNO3の沸騰混合物中で1時間反応させ、ダイヤモンド表面をカルボン酸基で官能化した。混合物を冷却したところ、ダイヤモンド粉体が懸濁液から沈降し、酸を分液した。次に、ダイヤモンドを2000mLの脱イオン化H2Oに懸濁することにより、ダイヤモンドを水洗した。12〜24時間の沈降時間後、洗浄水を流出した。この水洗工程を混合物のpHが7近くになるまで繰り返した。最後の洗浄を1000mLのアセトンで行った。ダイヤモンドが沈降したところで、アセトンを流出し、残りのダイヤモンド/アセトンスラリーを周囲条件下で乾燥させ、カルボン酸官能化生成物を得た。
【0077】
表面をビニル基で官能化するために、上記のカルボン酸官能化生成物10gを100mL丸底フラスコに入れた。50mLのアセトンと10mLの5−ヘキセン−1−オールをフラスコに注入した。フラスコの頂部に還流コンデンサを取付け、混合物を水浴で加熱した。温度が50℃に達したところで、5mLの濃塩酸を還流コンデンサから添加した。混合物が75℃で沸騰し始めるまで加熱を続けた。必要に応じて、フラスコを時々揺らしてダイヤモンドを懸濁させた。75℃で30分間還流した後、混合物を室温まで冷却し、反応液を流出させ、沈降ダイヤモンドから除いた。次にダイヤモンド生成物を1回75mLのアセトンに懸濁し、放置してダイヤモンドを沈降させ、次いでアセトンを流出させることにより、ダイヤモンド生成物を5回洗浄した。5回目の洗浄後、ダイヤモンド/アセトンスラリーを周囲条件下で乾燥させ、ビニル処理生成物を得た。
【0078】
本発明の実施例としてのダイヤモンドの官能化を証明するために、サンプルに拡散反射赤外フーリエ変換分光分析(DRIFTS=diffuse reflectance infrared Fourier−transform spectroscopy)試験を行った。感度を高くするために、当技術分野で周知のように、官能化ダイヤモンドを臭化カリウム(KBr)粉体と混合した。スペクトル結果を図1に示す。KBrマトリックス中の水不純物の影響をなくすために、純粋な(ニートな)ダイヤモンド粉体サンプルの追加スペクトルを反射モードの赤外顕微鏡で測定した。これらの追加スペクトルを図2に示す。
【0079】
試験から、未処理のダイヤモンド粉体において、大きなスペクトルピークが1760cm-1に現れ、当技術分野で周知のようにこれは表面>C=O基の伸縮モードに帰属する。別のスペクトルピークが未処理粉体では約1500cm-1〜1000cm-1の範囲の振動数に現れ、これらのピークは、やはり周知のように、C−O−Cエーテル基及びC−OHヒドロキシル基と関連するC−Oモードの組合せに帰属する。約3000cm-1〜3700cm-1の範囲のブロードなスペクトルピーク(図1)は、主としてKBrマトリックス中の物理吸着水によると考えられる。このピークはニートなダイヤモンド粉体の反射スペクトル(図2)では減少している。最後に約1900cm-1〜2400cm-1の範囲にある幾つかのスペクトルピークは、表面種によるのではなくダイヤモンド粉体におけるバルク吸収による。
【0080】
HNO3/H2SO4での処理後の粉体のスペクトルは、上記スペクトルと定性的に同様であるが、表面−COOH基の濃度の上昇を示す差が現れている。>C=O伸縮モードは、強度が増加し、約1788cm-1にシフトしており、これは表面酸化度の上昇と一致している。約3000cm-1〜3700cm-1の範囲のブロードなピークはさらに大きく(図1)、またニートなダイヤモンド粉体の反射スペクトルでは顕著であり(図2)、表面COO−H伸縮モードを示している。表面−COOH基の濃度はほぼ一つの単層である、すなわち約1.5〜2.0×1015cm-2の範囲にあると考えられる。
【0081】
酸処理ダイヤモンドを酸触媒エステル化条件下で5−ヘキセン−1−オールで処理した後、低振動数のスペクトル部分はほとんど変化しないが、C−H伸縮モードによる新しいピークが約2800cm-1〜3100cm-1の範囲に現れる。これらのピークは化学吸着−(CH24CH=CH2種中のsp3−混成CH2基によると考えられ、一方3080cm-1のピークは同じ種中のsp2−混成CH=CH2基による。ビニルCH及び脂肪族CH2ピークの強度は約0.045で、水素原子の相対数について補正した後のダイヤモンド(100)に化学吸着した−CH2−CH=CH−CH2−に観察される対応する比(0.17)と略一致する。C=C結合の配向は2つの場合で異なり、また分光分析モードも異なる(拡散反射対全内部反射)。したがって、赤外強度比の正確な一致は期待できない。スペクトルには新しいC−OHモードは現れず、このことはCHモードがダイヤモンド粉体中の残留5−ヘキセン−1−オールではなく化学吸着種によることを示している。
【0082】
さらに、反射スペクトル(図2)に示される通り、COO−Hピークの強度が大きく低下している。これらのスペクトル測定(図1及び図2)は、両者を合わせると、本発明の実施形態の通りに、酸処理後のダイヤモンド表面上の−COOH基が5−ヘキセン−1−オールと反応して−COO(CH24CH=CH2を形成していることを示している。COO−Hの強度が約2〜3倍減少していることは、単層の約1/2〜2/3の表面ビニル基の形成、或いは約0.8〜1.3×1015cm-2の範囲の表面濃度を示唆している。
【0083】
以上種々の実施形態を説明したが、以上の明細書から明らかなように、当業者であれば要素の様々な組合せ、変更や改良が可能であり、これらも本発明の範囲内に包含される。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施形態としての官能化ダイヤモンドの臭化カリウム(KBr)マトリックス中での拡散反射赤外フーリエ変換分光分析(DRIFTS)による1組のスペクトル図である。
【図2】 KBrマトリックス中の水不純物の影響を除くために反射モードの赤外顕微鏡で測定した純粋な(ニートな)ダイヤモンド粉体の1組の赤外スペクトル図である。

Claims (16)

  1. 有機部分で官能化されたダイヤモンドであって、下記の反応により有機部分で官能化されたダイヤモンド。
    Figure 0004916077
    式中、xは0〜約20の整数である。
  2. 有機部分で官能化されたダイヤモンドであって、下記のいずれかの反応により有機部分で官能化されたダイヤモンド。
    Figure 0004916077
    式中、xは0〜約20の整数である。
  3. 有機部分で官能化されたダイヤモンドであって、下記のいずれかの反応により有機部分で官能化されたダイヤモンド。
    Figure 0004916077
    式中、xは0〜約20の整数である。
  4. レジンボンド母材内に1以上の官能化ダイヤモンドを含有する複合研磨材であって、前記官能化ダイヤモンドがビニル、アミド、アルコール、アミド、フェノール、アルデヒド及びエポキシド基及びこれらの混合物のいずれか1種以上から選択される有機部分を含有する、複合研磨材。
  5. レジンボンド母材内に1以上の官能化ダイヤモンドを含有する複合研磨材であって、前記ダイヤモンドが下記の反応により有機部分で官能化された、複合研磨材。
    Figure 0004916077
    式中、xは0〜約20の整数である。
  6. レジンボンド母材内に1以上の官能化ダイヤモンドを含有する複合研磨材であって、前記ダイヤモンドが下記のいずれかの反応により有機部分で官能化された、複合研磨材。
    Figure 0004916077
    式中、xは0〜約20の整数である。
  7. レジンボンド母材内に1以上の官能化ダイヤモンドを含有する複合研磨材であって、前記ダイヤモンドが下記のいずれかの反応により有機部分で官能化された、複合研磨材。
    Figure 0004916077
    式中、xは0〜約20の整数である。
  8. レジンボンド母材内に1以上の官能化ダイヤモンドを含有する工具であって、前記官能化ダイヤモンドがビニル、アミド、アルコール、アミド、フェノール、アルデヒド及びエポキシド基及びこれらの混合物のいずれか1種以上から選択される有機部分を含有する、研磨用工具。
  9. レジンボンド母材内に1以上の官能化ダイヤモンドを含有する工具であって、前記ダイヤモンドが下記の反応により有機部分で官能化された、研磨用工具。
    Figure 0004916077
    式中、xは0〜約20の整数である。
  10. レジンボンド母材内に1以上の官能化ダイヤモンドを含有する工具であって、前記ダイヤモンドが下記のいずれかの反応により有機部分で官能化された、研磨用工具。
    Figure 0004916077
    式中、xは0〜約20の整数である。
  11. レジンボンド母材内に1以上の官能化ダイヤモンドを含有する工具であって、前記ダイヤモ
    ンドが下記:
    Figure 0004916077
    式中、xは0〜約20の整数である。のいずれかの反応により有機部分で官能化された、研磨用工具。
  12. ダイヤモンドの表面に有機部分を付与する工程を含むダイヤモンドの官能化方法であって、下記のいずれかの反応により有機部分で官能化する工程を含む、ダイヤモンドの官能化方法。
    Figure 0004916077
    式中、xは0〜約20の整数である。
  13. ダイヤモンドの表面に有機部分を付与する工程を含むダイヤモンドの官能化方法であって、下記のいずれかの反応により有機部分で官能化する工程を含む、ダイヤモンドの官能化方法。
    Figure 0004916077
    式中、xは0〜約20の整数である。
  14. 官能化ダイヤモンドであって、この官能化ダイヤモンドが有機官能化部分を含有し、有機官能化部分がビニル、アミド、アルコール、酸類、フェノール類、ヒドロキシル、カルボキシル、アルデヒド及び脂肪族類及びこれらの混合物から選択される、官能化ダイヤモンド1以上、レジンボンド母材、及び炭化ケイ素(SiC)及び銅(Cu)のいずれか1種以上から選択されるフィラー材料を含有する複合研磨材。
  15. 1以上のダイヤモンドを含有し、このダイヤモンドが有機部分を含有し、有機部分がビニル、アミド、アルコール、アミド、フェノール、アルデヒド及びエポキシド基及びこれらの混合物のいずれか1種以上から選択される、複合研磨材。
  16. 1以上のダイヤモンドを含有し、このダイヤモンドが有機部分を含有し、有機部分がビニル、アミド、アルコール、アミド、フェノール、アルデヒド及びエポキシド基及びこれらの混合物のいずれか1種以上から選択される、研磨工具。
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