JP4915850B2 - 画像処理装置及び画像表示装置 - Google Patents

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Description

プロジェクションディスプレイ、ヘッドマウントディスプレイなどの電子ディスプレイ装置の分野に係り、特に表示される1フレームの画像データを複数のサブフレームの画像データに分割し、時分割で画像表示素子の解像度以上の表示を実現する画像データにOSD用画像データを合成する機能を備えた画像処理装置及びその表示を行う画像表示装置に関する。
近年、情報処理装置の処理能力の飛躍的増大により表示画像の高解像度化が進んでおり、それに伴ってプロジェクタなどの画像表示装置においても、高解像度化の要求が高まってきている。高解像度化の一つの方法として、1フレームの画像データを複数のサブフレームの画像データに分割し、時分割で画像表示素子の解像度以上の表示をする方法がある。また、プロジェクタなどの画像表示装置においては、ユーザの操作指示などに応じて、あらかじめ記憶された表、文字、図等を原画像データに合成して表示することが多々ある。このような合成に用いる表、文字、図等のデータをOSD(On Screen Display)用画像データと称している。
従来、1フレームの画像データを複数のサブフレームの画像データに分割し、時分割で画像表示素子の解像度以上の表示を実現すると共に、該画像データにOSD用画像データを合成する画像処理を行う方法としては、例えば、特許文献1のように、元の画像データにOSD用画像データを合成する処理を含む画像処理を行った後に、複数のサブフレームに分割する方法と、特許文献2のように、元の画像データを複数のサブフレームに分割した後に、画像処理を行う方法がある。
特開2003−302952号公報 特開2005−189546号公報
特許文献1の方法では、高解像度化が進むと画像処理を行う表示画像データのデータ量が膨大になることから、画像処理には非常に高速な処理速度が必要になるため、画像処理が実現することができなくなる場合も発生してくる。また実現できる場合においても高速処理に対応した部品が必要になることから、高コストな装置になってしまう問題がある。一方、特許文献2の方法では、OSD処理手段の一部をサブフレームの数だけ備えることにより、その処理の一部を並列にすることで処理速度を下げている。しかし、記憶手段から展開用記憶手段へ展開する過程では、OSD用画像データを1画素ずつ処理していることから、その過程では処理速度が下がらず、高解像度化が進むと特許文献1と同様の問題が発生する。
本発明は、複数のサブフレームに分割された画像データにOSD用画像データを合成する画像処理装置において、OSD用画像データの展開処理の高速化を実現し、また、展開記憶手段等の低容量化等による低コスト化を実現することを目的とする。
本発明は、1フレームを複数のサブフレームに分割した原画像データに、OSD用画像データを各サブフレーム対応に合成する合成手段を備えた画像処理装置であって、原画像データの分割に合わせて複数のサブフレームに分割したOSD用画像データを記憶した記憶手段と、記憶手段の複数のサブフレームに対応するOSD用画像データを展開して記憶するための展開用記憶手段と、記憶手段に記憶された複数のサブフレームに対応するOSD用画像データを並列に読み出す読出し手段と、記憶手段から並列に読み出された複数のサブフレームに対応するOSD用画像データを展開して展開用記憶手段に並列に書き込み、該展開用記憶手段から並列に読み出して合成手段に送る制御を行う制御手段とを有することを基本とする。
そして、本発明の画像処理装置においては、記憶手段は、1アドレスに少なくとも画素データの2倍以上のデータ長を有し、1アドレス内に少なくとも2つ以上のサブフレームの画素データを所定の順で記憶し、読出し手段は、記憶手段をアドレス単位に並列に読出しを行うことを特徴とする。
また、本発明の画像処理装置においては、展開用記憶手段は、1アドレスに少なくとも画素データの2倍以上のデータ長を有し、制御手段は、展開用記憶手段の1アドレス内に少なくとも2つ以上のサブフレームの画素データを並列に書き込み、アドレス単位に並列に読み出すことを特徴とする。
また、本発明は、2次元配列の画素をもち、画素毎に電気信号を入力することで透過光または反射光を変調し、入力する電気信号の更新を少なくとも1走査線毎に行う画像表示素子と、画像表示素子を照明する光源と、該画像表示素子で変調した光を偏向する偏向手段と、画像を投射する光学系を備え、1フレームを複数のサブフレームに分割して、偏向手段によりに偏向された位置に対応したサブフレーム画像を時分割に前記画像表示素子に表示する画像表示装置において、上記画像処理装置を備えたことを特徴とする。
本発明による主な効果を列挙すれば、以下の通りである。
(1) サブフレームの分割に合わせたOSD用画像データを記憶手段に予め記憶することにより、OSD用画像データの展開用記憶手段への展開処理が軽量化され、OSD用画像データの展開処理を高速化することができる。
(2) OSD用画像データの記憶手段に記憶するデータ形式を画素データの長さを分割したサブフレーム数倍した画素データ長を処理単位とし、1単位内に所定の順で前記各サブフレームの画素データを並べることにより、構成の簡素化による低コスト化を実現することができる。
(3) 展開用記憶手段の1アドレスに記憶されるデータの形式をサブフレーム数倍の長さをした形式とすることで、サブフレームに対応した合成手段へ送る際に、配線にて分割することができ、さらに全サブフレームを同時処理することができるようになり、簡素な構成で低コスト化を実現することができる。
(4) OSD処理を高速且つ低コストで実現する画像処理装置を備えることにより、高解像度の表示を行う、OSD処理を高速に処理し、低コストで行うことができる画像表示装置を実現することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1は本発明にかかる画像処理装置の第1の実施形態の構成ブロック図を示す。ここでは一例として、1フレームの原画像データを水平・垂直方向に2分割、合計4つのサブフレームに分割し、この4つのサブフレームの原画像データに、OSD用画像データを同じく4つのサブフレームに分割して合成する場合を示す。図2は、4つのサブフレームに分割したOSD用画像データの一例を示す。図2(a)は1フレームのOSD用画像データで、図2(b)〜(e)が1フレームのそれぞれに2×2画素で表された範囲を4つのサブフレームに分割したものである。ここで、図2(b)〜(e)は2×2画素の1,2,3,4の部分のサブフレーム(SF1〜SF4)に対応している。
図1において、記憶手段(1)11は4つからなり、それぞれ4つのサブフレームに分割したOSD用画像データを予め記憶している。実際には、このような記憶手段(1)11は複数組あり、それぞれ文字、図、表等のOSD用画像データを複数のサブフレームらに分割して記憶している。この記憶手段(1)11には、一般的に各種のROMやRAM、HDDなどの画像データの記憶を行うことができるデバイスが用いられる。記憶手段(2)15も4つからなり、それぞれ4つのサブフレームに分割した原画像データを記憶している。この記憶手段(2)15には一般にRAMが用いられ、当然のことながら必要な記憶容量は記憶手段(1)11より大きい。
図3は、図1に示した構成にて、4つのサブフレームに分割したOSD用画像データを原画像データに合成する際に、図3(b)の矢印の位置に示すようなOSD用画像データの描画開始座標が、常にサブフレームの分割単位となり、原画像データへ合成する座標が、図3(a)の1のサブフレームに対応するOSD用画像データになるように展開したものを合成することを示したものである。本例では2×2に分割しているので分割単位は、2×2となる。
読出し手段12は、CPU等であり、ユーザの操作指示など必要に応じて原画像データに合成するOSD用画像データについて、該OSD用画像データの各サブフレームを予め記憶した4つの記憶手段(1)11の中から並列に読み出し(例えば、4つのサブフレームを一度に、2サブフレームずつ2回に分ける等)、制御手段14を制御して各サブフレームに対応した展開用記憶手段13上の所定アドレスに展開し、各サブフレームに対応したOSD用画像を記憶させる。展開用記憶手段13は、RAMなどのデータの読み書きを行うことができるデバイスが用いられる。
4つの記憶手段(1)11には、OSD用画像データの描画開始座標が、常に原画像データへの合成する座標がサブフレームの分割単位になることから、分割時の同じ位置になる各サブフレームに対応したOSD用画像データが記憶される。すなわち、各記憶手段(1)11には、各サブフレームに対応して分割されたOSD用画像データが同一アドレスに記憶されることで、同じアドレス信号を用いて、同時に読出すことができ、OSD用画像データの読出し処理を高速化することができる。また、各記憶手段(1)11は所定のサブフレームのOSD用画像データを記憶し、各展開用記憶手段13も所定のサブフレームのOSD用画像データを用いてOSD画像を展開することから、記憶手段1と展開用記憶手段4が1対1で対応し、サブフレームごとの振分け手段の必要がなくなり、構成ブロックが簡素になる。このように、本実施例においては、記憶手段(1)11、記憶手段(2)15、展開用記憶手段13並びに合成手段16は、各サブフレームに対応するように独立して設けるため、サブフレームの数に合わせて用意する。
制御手段14は、各サブフレームに対応したOSD用画像データの展開用記憶手段13への展開時に、読出し手段12の制御下でサブフレームのアドレス信号を元に展開用記憶手段13の動作及びアドレスを制御する。すなわち、OSD用画像データを原画像データの各サブフレームに対応したアドレスに展開する。
展開用記憶手段13に記憶された各サブフレームに対応したOSD用画像データは、同じく制御手段13の制御により、それぞれ当該サブフレームに対応した合成手段6に送られ、記憶手段(2)15から合成手段16に送られてきた各サブフレームの原画像データと合成される。つまり、対応するサブフレームのアドレスごとに両者のデータをそれぞれ合成手段16により合成する。
本実施例により、記憶手段(1)11へ原画像データのサブフレームの分割に合わせたOSD用画像データを予め記憶し、所定のサブフレームに合わせたOSD用画像と、合成する原画像データのサブフレームを固定化することにより、OSD処理に関する全処理を並列化することができることにより、OSD処理を高速化し、低コストで実現することができる。
図4は本発明にかかる画像処理装置の第2の実施形態の構成ブロック図を示す。全体構成は図1と基本的に同様であるが、本実施例では記憶手段(1)21及び展開用記憶手段23に記憶または展開されるOSD用画像データのデータ形式が異なる。このため、後述するように、記憶手段(1)21及び展開記憶手段23は各サブフレーム対応に独立に構成する必要はなく、構成が簡単化される。
図5に記憶手段(1)21及び展開用記憶手段23に記憶されるOSD用画像データのデータ形式の一例を示す。ここでは、1フレームを4つのサブフレーム(SF1〜SF4)に分割し、記憶手段(1)21と展開用記憶手段23に記憶または展開されるOSD用画像データの形式を1アドレスに少なくとも画素データの2倍以上のデータ長を有し、1アドレス内に少なくとも2つ以上のサブフレームの画素データを所定の順で記憶したものの一例として、1画素は8ビット単色の画素データで表され、1アドレス内には4つのサブフレームのOSD用画像の画素データをSF1から順に記憶するデータ形式を示す。例えば、アドレス1には、1フレームのOSD用画像データの最初の2×2画素の画素データがSF1〜SF4の順に記憶され、アドレス2には、次の2×2画素の画素データがSF1〜SF4の順に記憶される。以下、同様にして、1アドレス内にそれぞれ2×2画素の画素データがSF1から順に記憶される。
図4において、記憶手段1にはOSD用画像データが、図5のようなデータ形式で予め記憶されている。つまり、本例では8ビットの単色画像データの4つのサブフレームを2×2画素単位に1アドレスに記憶するデータ形式とすることから、32ビット長のOSD用画像データが、サブフレームに対応した1つのアドレスに記憶されることとなる。したがって、記憶手段(1)21は、図1の記憶手段(1)11のように、各サブフレーム対応に独立に構成する必要はない。
読出し手段22では、必要に応じて、記憶手段(1)21よりOSD用画像データを各アドレスずつ読み出し、制御手段24を制御して展開用記憶手段23上の所定アドレスに展開させる。展開用記憶手段23に記憶されるOSD用画像データの形式は、記憶手段(1)21と同様であり、図1の展開用記憶手段23のように、各サブフレーム対応に独立に構成する必要はない。記憶手段(1)21から読出し手段22、読出し手段22から展開用記憶手段23へのOSD用画像データの転送は、並列に行われることにより、高速化することができる。制御手段24は、OSD用画像データの展開記憶手段23への展開時に、サブフレームのアドレス信号を元に展開用記憶手段24の動作及びアドレスを制御する。
制御手段24は、同様にサブフレームのアドレス信号を元に、展開用記憶手段23のOSD用画像データを合成手段25に送出する。この場合、展開用記憶手段23からSF1のOSD用画像データはSF1のサブフレームに対応した合成手段26というように、各サブフレームに対応した合成手段に送られる。すなわち、展開用記憶手段23と各サブフレームに対応した合成手段26が一対一に接続されている。ここでは、一例として、展開用記憶手段23側の32ビットのピンが、8ピンずつ4つの合成手段26にそれぞれある8ビットのピンが接続されているとする。図5で説明すると、SF1の8ビットを出力するピンがサブフレーム1に対応する合成手段の8ビットのピンと、SF2の8ビットを出力するピンがサブフーレム2に対応する合成手段の8ビットのピンというようにそれぞれ接続されている。このように展開用記憶手段23と各サブフレームに対応した合成手段26とを接続することによって、サブフレームのアドレス信号に応じて制御手段24が展開用記憶手段23のOSD用画像データを合成手段25に転送する制御を行うことで、各サブフレームの画像データに対応したOSD用画像データが4つの合成手段26に並列に送ることができる。各合成手段26では、記憶手段(2)25から送られてきた各サブフレームの原画像データと展開用記憶手段23から送られてきたOSD用画像データとを、対応するサブフレームのアドレスごとに合成することとなる。
本実施例により、記憶手段及び展開用記憶手段に記憶または展開するOSD用画像データは、1アドレスに少なくとも画素データの2倍以上のデータ長を有し、1アドレス内に少なくとも2つ以上のサブフレームの画素データを所定の順で記憶することにより、記憶手段からの読出しを並列に行うことができる。さらに、1アドレスに全サブフレーム分のOSD用画像データを記憶するデータ形式にすると、全サブフレームで同時に行えることと、記憶手段から展開用記憶手段までのデータを同じデータ形式で並列に処理が行えること及び、展開用記憶手段から合成手段への転送が、並列に行えることにより、記憶手段、読出し手段、展開用記憶手段と制御手段の構成を簡単化させることができ、構成を複雑化しないで、データの並列処理を行うことができることから、高速、低コストでOSD処理の行える画像処理装置を実現することができる。
図6は本発明にかかる画像処理装置の第3の実施形態の構成ブロック図を示す。本実施例は、複数のサブフレームの少なくとも2つ以上で共通のOSD用画像データを用いることで、記憶手段(1)31及び展開用記憶手段33の必要な記憶容量を軽減するものである。
1フレームを複数のサブフレームに分割し、時分割で画像表示素子の解像度以上の表示をすると、高解像度の表示ができるが、OSD用画像データの表示に関しては、実使用上問題とならない解像度があればよく、表示する原画像と比べ、多少低い解像度であっても問題は少ない場合がある。図7に複数のサブフレームの少なくとも2つ以上で同一のOSD用画像データ(共通OSD用画像データ)を用いる一例として、1フレームを水平・垂直方向に2分割し、合計4つのサブフレームに分割した場合の全てのサブフレームで、同一のOSD用画像データを用いた例を示す。ここで、図7(a)が共通OSD用画像データ、図7(b)〜(e)が各サブフレームのOSD用画像データで、それぞれ(a)と同じデータ、(f)が(b)〜(e)の各サブフレームの同一OSD用画像データを合成して得られるOSD画像である。
図6において、記憶手段(1)31には、予め共通OSD用画像データが記憶されている。読出し手段32は必要に応じて、記憶手段(1)31より共通OSD用画像データを読み出し、制御手段34を制御して、展開用記憶手段33上のサブフレームのアドレスに対応したアドレスに展開し記憶させる。制御手段34は、展開用記憶手段33をサブフレームのアドレス信号を元に、その読書きするアドレスと動作を制御する。展開用記憶手段33に記憶された共通OSD用画像データは、制御手段34の制御により読み出され、各合成手段36にそれぞれ送られる。すなわち、ここでは、4つのサブフレームに対応した合成手段36に対し、同じOSD画像データが送られる。各合成手段36では、それぞれ展開用記憶手段33から送られたOSD画像データと、記憶手段(2)35から送られてきたサブフレームの原画像データを合成し、4つのサブフレームに対応したOSD合成サブフレーム画像を出力する。
本実施例により、1フレームを分割した複数のサブフレームの少なくとも2つ以上で、記憶手段に予め記憶された同一のOSD用画像データを用いることによって、さらに図7のようにサブフレーム全てで記憶手段1に予め記憶された同一の共通OSD用画像データを用いることにより、記憶手段から展開用記憶手段、合成手段までに処理するOSD用画像データのデータ量が少なくなり、また、例では1サブフレームと同じになることで、各部品の点数が減るとともに、部品の規模も少なくなることでコストが下がり、低コストでOSD処理が高速の画像処理装置を実現することができる。
図8は本発明の画像処理装置を用いた画像表示装置の実施形態として、1フレームの画像データを水平・垂直各々計4つのサブフレームの画像データに分割し、時分割で画像表示素子の解像度以上の表示をする画像表示装置の構成例の概要図を示したものである。光源光を均一化するためのインテグレータ光学系は光源101と放物面リフレクタ102とフライアイレンズアレイ103、104で構成される。コンデンサレンズ105は照明光を偏光ビームスプリッタ106を通して画像表示素子107に集光、照明する。画像表示素子107は、反射型液晶パネルであり、液晶パネル制御回路111により制御され、画像を表示する。表示される画像はOSD用画像データを表示する場合も含めて、本発明の画像処理装置により生成され、その画像データを液晶パネル制御回路111の制御により、反射型液晶パネルである画像表示装置107に表示する。投射レンズ109は、その画像を偏光ビームスプリッタ106、光偏向素子108を通して投射し、スクリーン110に表示する。偏光ビームスプリッタ106は照明光と画像光を分離するためのものである。光偏向素子108は光学素子等よりなり、光偏向制御回路112の制御により、各サブフレームに応じて画像光を水平・垂直方向に所定量だけ偏光(シフト)する。
照明光源101から放出された照明光は、インテグレータ照明系により均一化された照明光となり、コンデンサレンズ105、偏光ビームスプリッタ106により液晶パネル107を照明する。この液晶パネル107で空間光変調された照明光は、ビームスプリッタ106を通り、画像光として光偏向素子108に入射し、該光偏向素子108によって、画像光が画素の配列方向に設定されたシフト量だけシフトされる。この光偏向素子108を通った画像光は、投射レンズ109で拡大されスクリーン110に投射される。ここで、シフト量は画素ピッチの1/2にする。1フレームを時間的に4分割したサブフレームで構成し、光偏向制御回路112の制御により、各サブフレームごとに光偏向素子108を作用させ、光偏向素子108の作用状態に応じた表示位置に対応する画像デ−タをスクリーン110に表示させることで、見かけ上高精細な画像を表示することができる。こごては、OSD合成画像データを表示することができる。
以上により、OSD用画像データを原画像データに合成し、高解像度の表示を行う画像表示装置を低コストで実現することができた。
本発明に係る画像処理装置の第1の実施形態の構成ブロック図である。 1フレームを4つのサブフレームに分割したOSD用画像データの一例である。 原画像データへのOSD用画像データの合成を説明する図である。 本発明にかかる画像処理装置の第2の実施形態の構成ブロック図である。 第2の実施形態で用いられるOSD用画像データの記憶手段内でのデータ形式の一例である。 本発明にかかる画像処理装置の第3の実施形態の構成ブロック図である。 第3の実施形態で用いられるOSD用画像データの一例である。 本発明の画像処理装置が適用される画像費用時装置の構成例を示す図である。
符号の説明
11、21、31 記憶手段(1)
12、22、32 読出し手段
13、23、33 展開用記憶手段
14、24、34 制御手段
15、25、35 記憶手段(2)
16、26、36 合成手段
101 光源
102 放物面リフレクタ
103、104 フライアイレンズアレイ
105 コンデンサレンズ
106 偏光ビームスプリッタ
107 液晶パネル
108 光偏向素子
109 投射レンズ
110 スクリーン
111 液晶パネル制御回路
112 光偏向制御回路

Claims (3)

  1. 1フレームを複数のサブフレームに分割した原画像データに、OSD用画像データを各サブフレーム対応に合成する合成手段を備えた画像処理装置であって、
    原画像データの分割に合わせて複数のサブフレームに分割したOSD用画像データを記憶した記憶手段と、
    前記記憶手段の複数のサブフレームに対応するOSD用画像データを展開して記憶するための展開用記憶手段と、
    前記記憶手段に記憶された前記複数のサブフレームに対応するOSD用画像データを並列に読み出す読出し手段と、
    前記記憶手段から並列に読み出された前記複数のサブフレームに対応するOSD用画像データを展開して前記展開用記憶手段に並列に書き込み、該展開用記憶手段から並列に読み出して前記合成手段に送る制御を行う制御手段とを有し
    前記記憶手段は、1アドレスに少なくとも画素データの2倍以上のデータ長を有して、1アドレス内に少なくとも2つ以上のサブフレームの画素データを所定の順で記憶し、
    前記読出し手段は、前記記憶手段を前記アドレス単位に並列に読出しを行うことを特徴とする画像処理装置。
  2. 請求項1に記載の画像処理装置において、
    前記展開用記憶手段は、1アドレスに少なくとも画素データの2倍以上のデータ長を有し、
    前記制御手段は、前記展開用記憶手段の1アドレス内に少なくとも2つ以上のサブフレームの画素データを並列に書き込み、前記アドレス単位に並列に読み出すことを特徴とする画像処理装置。
  3. 2次元配列の画素をもち、画素毎に電気信号を入力することで透過光または反射光を変調し、入力する電気信号の更新を少なくとも1走査線毎に行う画像表示素子と、前記画像表示素子を照明する光源と、該画像表示素子で変調した光を偏向する偏向手段と、画像を投射する光学系を備え、1フレームを複数のサブフレームに分割して、前記偏向手段によりに偏向された位置に対応したサブフレーム画像を時分割に前記画像表示素子に表示する画像表示装置において、請求項1もしくは2に記載の画像処理装置を備えたことを特徴とする画像表示装置。
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