JP4915335B2 - 部品実装システムおよび部品実装システムにおけるデータ変更方法 - Google Patents

部品実装システムおよび部品実装システムにおけるデータ変更方法 Download PDF

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Description

本発明は、部品を基板に実装する部品実装システムおよびこの部品実装システムにおいて動作条件データを変更するデータ変更方法に関するものである。
部品を基板に実装する部品実装システムでは、一般に複数の部品実装装置を連結して部品実装システムを構成することが行われる。このような部品実装システムでは、基板はこれらの部品実装装置を順次通過し、各部品実装装置においては予め当該装置に割付けられた所定量の部品のみが実装される。この方法によれば、1つの部品実装装置での実装時間を短縮して、タクトタイムを大幅に短縮することができるという利点がある(例えば特許文献1参照)。このような部品実装システムにおいて、各装置は独立した制御機能を有しており、それぞれ個別に制御されて各装置毎に割り当てられた作業を分担して実行する。このような複数の装置を個別に制御するためには、各装置に対応した制御データが必要とされる。
特開2000−49498号公報
ところで上述の部品実装システムでは、制御データとして生産対象の基板に応じて入れ替えられる実装データなどの生産データ以外に、各部品実装装置の動作条件を規定するマシンパラメータなどの動作条件データが用いられる。この動作条件データは必ずしも常に不変の固定データではなく、一旦入力された後においても必要に応じて変更される場合が多い。
このため、同一品種を対象として生産を実行している途中であっても、このような動作条件の変更がある場合には、動作条件データを変更する処理を適宜行う必要が生じる。このようなデータ変更処理に際しては、従来は部品実装システムを構成するすべての装置を対象として各装置毎に同様の変更処理を実行する必要があり、重複した内容の作業を繰り返し反復することとなって多大の手間と時間を要していた。
そこで本発明は、動作条件データのデータ変更処理を操作性よく効率的に実行することができる部品実装システムおよび部品実装システムにおけるデータ変更方法を提供することを目的とする。
請求項1記載の部品実装システムは、複数の部品実装装置を連結した部品実装ラインを管理装置によって統括して制御する構成の部品実装システムであって、前記部品実装装置は、前記部品実装システムを構成する他装置との間でデータの授受を行う通信部と、前記部品実装装置の動作条件を個別に規定するために設定される動作条件データを記憶するデータ記憶部と、当該部品実装装置への操作入力により前記動作条件データの作成・変更を行うデータ編集部と、このデータ編集部によって処理されたデータ変更内容を前記通信部を介して管理装置に通知する処理を行うデータ通知部と、他の部品実装装置の前記データ編集部によって処理され前記管理装置を介して通知されたデータ変更内容を予め設定されたデータ変更可否条件と対比することにより当該データ変更が可能であるか否かを判断するデータ変更可否判断部と、データ変更可否判断部の判断結果に基づいて当該データ変更のための処理を実行するデータ変更処理実行部とを備え、前記管理装置は、各部品実装装置の前記データ通知部から通知されたデータ変更内容を他の部品実装装置に通知することが必要であるか否かを予め設定されたデータ通知要否条件に基づいて判断するデータ通知要否判断部を備え、前記データ変更可否判断部においてデータ変更が不可であると判断した場合、前記データ変更可否判断部はデータ変更の通知を受けた部品実装装置の動作状態の切替わりタイミングを監視し、この監視の過程においてデータ変更可と判断したならば、前記データ変更処理実行部はデータ変更処理実行のための処理を行う
請求項3記載の部品実装システムにおけるデータ変更方法は、複数の部品実装装置を連結した部品実装ラインを管理装置によって統括して制御する構成の部品実装システムにおいて、各部品実装装置の動作条件を個別に規定するために設定される動作条件データを変更するデータ変更方法であって、前記部品実装装置は、前記部品実装システムを構成する他装置との間でデータの授受を行う通信部と、前記動作条件データを記憶するデータ記憶部と、当該部品実装装置への操作入力により前記動作条件データの作成・変更を行うデータ編集部と、このデータ編集部によって処理されたデータ変更内容を前記通信部を介して管理装置に通知する処理を行うデータ通知部とを備え、前記各部品実装装置において前記データ編集部によって作成・変更されたデータ変更内容を前記管理装置に通知する第1のデータ通知ステップと、前記データ変更内容を前記管理装置によって他の部品実装装置に通知する第2のデータ通知ステップと、前記他の部品実装装置において、通知されたデータ変更内容を予め設定されたデータ変更可否条件と対比することにより当該データ変更が可能であるか否かを判断するデータ変更可否判断ステップと、前記データ変更可否判断ステップにおける判断結果に基づいて当該データ変更を実行するデータ変更処理実行ステップとを含み、前記第2のデータ通知ステップに先立って、各部品実装装置の前記データ通知部から通知されたデータ変更内容を、前記管理装置によって他の部品実装装置に通知することが必要であるか否かを判断するデータ通知要否判断ステップを実行し、前記データ変更可否判断ステップにおいてデータ変更が不可であると判断した場合、データ変更の通知を受けた部品実装装置の動作状態の切替わりタイミングを監視し、この監視の過程においてデータ変更可と判断したならばデータ変更処理実行のための処理を行う
本発明によれば、部品実装ラインを構成する各部品実装装置においてデータ編集部によって作成・変更された動作条件データのデータ変更内容を管理装置に通知し、さらに管理装置によってデータ変更内容を他の部品実装装置に通知し、通知を受けた他の部品実装装置において、通知されたデータ変更内容を予め設定されたデータ変更可否条件と対比することにより当該データ変更が可能であるか否かを判断し、この判断結果に基づいて当該データ変更を実行し、また管理装置が各部品実装装置のデータ通知部から通知されたデータ変更内容を他の部品実装装置に通知することが必要であるか否かを予め設定されたデータ通知要否条件に基づいて判断し、データ変更可否判断部においてデータ変更が不可であると判断した場合、データ変更可否判断部はデータ変更の通知を受けた部品実装装置の動作状態の切替わりタイミングを監視し、この監視の過程においてデータ変更可と判断したならば、データ変更処理実行部はデータ変更処理実行のための処理を行う構成を採用することにより、1つの部品実装装置についてデータ変更処理を実行することによって他装置の動作条件データを自動的に変更することができ、動作条件データのデータ変更処理を操作性よく効率的に実行することができる。
(実施の形態1)
図1は本発明の実施の形態1の部品実装システムの構成図、図2は本発明の実施の形態1の部品実装システムの制御系の構成を示すブロック図、図3は本発明の実施の形態1のデータ変更方法における部品実装装置による動作条件データ編集処理のフロー図、図4は本発明の実施の形態1のデータ変更方法における部品実装装置による動作条件データ変更通知処理受信後処理のフロー図、図5は本発明の実施の形態1のデータ変更方法における部品実装装置による動作条件データ変更確認処理のフロー図である。
まず図1を参照して、部品実装システムS1の構成を説明する。部品実装システムS1は、複数の部品実装装置(以下、単に「装置」と略称する。)M1,M2,M3,M4,M5を直列に連結した構成の部品実装ライン1を備えており、基板に電子部品を実装して実装基板を製造する機能を有するものである。各装置M1〜M5は同一構造であり、LANシステム2を介して相互に接続されるとともに、さらにホストコンピュータとしての機能を備えた管理装置3に接続されており、管理装置3は部品実装ライン1の全体動作を統括して制御する。
各装置M1〜M5は実装対象の基板4を搬送するための基板搬送機構5を備えており、各装置の基板搬送機構5を連結することにより、部品実装ライン1において基板4を上流側から下流側へ搬送するための搬送ラインが構成される。部品実装ライン1の最上流に位置する装置M1には上流側(矢印a)から実装対象の基板4が搬入され、搬入された基板4は各装置M1〜M5を順次下流側へ搬送される。基板搬送機構5の両側には部品供給部6が配置されており、部品供給部6には電子部品を供給する複数のテープフィーダ7が並設されている。
各装置M1〜M5は、搭載ヘッド8aおよび搭載ヘッド8aを移動させるヘッド移動機構8bよりなる部品搭載機構8を備えている。ヘッド移動機構8bによって搭載ヘッド8aを移動させることにより、搭載ヘッド8aはテープフィーダ7から部品を取り出して、基板搬送機構5によって搬送された基板4に移送搭載する。各装置M1〜M5による部品搭載作業が完了した基板4は、さらに下流側装置に搬出される。
次に図2を参照して、部品実装システムS1の制御系の構成を説明する。部品実装ライン1は、管理装置3によって統括して制御され、さらに部品実装ライン1を構成する各装置M1〜M5もいずれも独立した制御機能を備えている。まず各装置M1〜M5に備えられている制御装置の構成を説明する。各装置M1〜M5は同一構成の制御系を備えており、それぞれ制御部11、プログラム記憶部12、データ記憶部13、通信部14、データ変更部15、操作・入力部16、表示部17を備えている。
制御部11はCPUを備えた演算部であり、プログラム記憶部12に記憶された各種プログラムを実行することにより、装置各部を制御して部品実装のための各種動作・処理を実行させる。プログラム記憶部12は、部品実装動作のための制御プログラムや、データ変更部15によるデータ変更処理のための処理プログラムなどを記憶する。データ記憶部13は装置を稼動させるのに必要なデータを記憶する機能を有し、ここではデータ内容として生産データ13a、動作条件データ13bに加えて、データ変更可否条件データ13cを記憶するようにしている。
生産データ13aは、基板における部品の実装位置を示す実装位置データや、実装対象となる個々の部品の部品ライブラリデータを実装対象の基板品種毎に組み合わせたデータであり、各装置においてこの生産データを用いて基板搬送機構5や部品搭載機構8を制御することにより、生産対象の基板への部品の実装作業が実行される。動作条件データ13bは、各装置を稼動させて作業動作を行うのに必要なデータのうち、生産データ以外の各装置の動作条件を規定するメカパラメータなどの個別のデータである。すなわち、データ記憶部13は、装置の動作条件を個別に規定するために設定される動作条件データ13bを記憶する機能を有している。
ここで前述の動作条件データについて説明する。部品実装装置など共通の特性を有する複数品種のワークを対象として作業動作を行う自動機器には、ワークとしての基板や部品の属性に基づいて準備される生産データの他に、装置固有の機差の補正、主にユーザの使い勝手に基づく詳細な動作形態の指定、さらには複数装置を連結してライン構成を行う上での共通仕様項目などに関連して、多岐に亘る項目についてのデータ設定が必要とされる。
これらの項目についてのデータ設定のデータの形式としては、デジタル値を入力することによって設定される数値パラメータや、特定機能の適用有無を2値データによって選択する2値選択パラメータ、さらには特定項目について2を超える複数の選択肢から選択する多肢選択パラメータなどがあり、部品実装装置の運転準備に際してはこのような各種のパラメータが動作条件データとして設定される。
本実施の形態においては、動作条件データには、数値制御可能な機構部(基板搬送機構5や部品搭載機構8を駆動するための数値制御機構)の動作態様を数値にて規定するメカパラメータデータ、制御部11による処理態様を数値にて規定する制御パラメータデータ、制御部による処理態様を複数の選択肢の形で規定する制御パターンデータ、前述の機構部や表示装置の動作と制御部11の制御処理とを組み合わせた特定動作処理の態様を複数の選択肢の形で規定する動作条件パターンデータが含まれている。もちろんこれらのデー
タをさらに組み合わせることによって構成される複合的なデータが動作条件データとして用いられる場合もある。
メカパラメータデータの例としては、基板搬送機構5において基板を位置決めする位置決め機構や、部品搭載機構8において搭載ヘッド8aを移動させるヘッド移動機構8bの原位置を設定するオフセットデータなどがある。制御パラメータデータの例としては、基板搬送機構5において後工程からの基板要求信号無しに基板を排出する無条件基板排出機能におけるタイマ値、すなわち基板排出用のセンサがON→OFFの後に一定の設定時間が経過したならば先行基板の排出完了と見なすために設定されるタイマ値などがある。
制御パターンデータの例としては、テープフィーダ7において予めフィーダ内蔵のメモリに記憶されたテープ幅とデータ記憶部13の生産データ13aに記憶されたテープ幅が異なっている場合にエラーと判断するテープ幅チェック機能を働かせるか否かを選択するためのデータなどがある。また動作条件パターンデータの例としては、上述の無条件基板排出機能を適用するか否かを選択するデータや、オペレータへの報知に用いられるシグナルタワーの点灯パターンを設定するデータなどがある。本実施の形態に示す部品実装システムS1においては、データ記憶部13に記憶される動作条件データとして上述の各データのうちの少なくとも1つを含む形態となっている。
データ変更可否条件データ13cは、他装置によって処理され管理装置3を介して通知されたデータ変更が、当該装置において当該時点で可能であるか否かを判断するための条件を規定するデータである。すなわち、通知されたデータ変更が、動作条件データ13bを対象とするものである場合には、通知を受けた部品実装装置の動作状態によっては、データ記憶部13へのデータ上書き処理を伴うデータ変更処理を実行することができない場合がある。例えば、基板搬送機構8によって基板搬送動作を実行中の場合には、基板搬送に関連した動作条件データの書き換えを即時に行うことはできず、基板搬送動作の終了を待つ必要がある。このため、本実施の形態においては、管理装置3を介して通知されたデータ変更内容に応じてデータ変更可否条件を予めデータ化して、データ記憶部13に記憶させるようにしている。
通信部14は、部品実装システムS1を構成する他装置、すなわち他の部品実装装置および管理装置3との間で、LANシステム2を介してデータ授受を行う。データ変更部15は、データ編集部15a、データ変更可否判断部15b、データ変更処理実行部15cおよびデータ通知部15dより構成される。データ編集部15aは、当該装置への操作入力により、動作条件データの編集、すなわち動作条件データの新たな作成や既設定データの変更を行うための処理を実行する。データ変更可否判断部15bは、他の装置のデータ編集部15aによって処理され管理装置3を介して通知されたデータ変更の内容を、予め設定されデータ記憶部13に記憶されたデータ変更可否条件と対比することにより、当該データ変更が当該時点で可能であるか否かを判断する。
データ変更処理実行部15cは、データ変更可否判断部15bの判断結果に基づいて、当該データ変更のための処理を実行する。データ通知部15dは、データ編集部15aによって処理されたデータ変更内容を、通信部14を介して管理装置3に通知する処理を行う。操作・入力部16は、キーボードやマウス、タッチパネルスイッチなどの入力手段であり、データ編集部15aによるデータ編集処理実行のための入力など、各種の入力操作を行う。表示部17は液晶パネルなどの表示装置であり、操作・入力部16による操作入力時の案内画面などの表示を行う。
次に管理装置3の制御系の構成を説明する。管理装置3は、制御部21、プログラム記憶部22、マスタデータ記憶部23、通信部24、データ変更部25、操作・入力部26
、表示部27を備えている。制御部21はCPUを備えた演算部であり、プログラム記憶部22に記憶された各種プログラムを実行することにより、当該実装ラインに属する各装置を制御して部品実装のための作業を実行させる。プログラム記憶部22は、部品実装ラインの制御のための処理プログラムや、データ変更部25によるデータ変更処理のための処理プログラムなどを記憶する。マスタデータ記憶部23は、生産データ23a、動作条件データ23bに加えて、データ通知要否条件データ23cを記憶する。
生産データ23a、動作条件データ23bは、生産データ13a、動作条件データ13bにそれぞれ記憶される生産データ、動作条件データのマスタデータである。データ通知要否条件データ23cは、他装置によって処理され管理装置3を介して通知されたデータ変更を、他装置に通知することが必要であるか否かを判断するための条件を規定するデータであり、データ記憶部13に記憶されるデータ種別毎に、他装置への通知要否が予め規定されている。具体的には、変更されたデータが個別装置のオフセットデータであるような場合には、当該変更内容はその装置に固有のデータであることから、他装置に通知する必要はない。これに対し、シグナルタワーの点灯パターンの設定変更など、同一実装ラインに属する全ての装置について変更が必要なデータ変更内容である場合には、他装置に通知することが必要であると判断される。
通信部24は、部品実装システムS1を構成する他装置との間でLANシステム2を介してデータ授受を行う。データ変更部25は、データ編集部25a、データ通知要否判断部25b、データ通知部25cより構成される。データ編集部25aは、当該管理装置3への操作入力により、部品実装システムS1を構成する各装置の動作条件データの編集、すなわち動作条件データの新たな作成や変更を行う。なお、動作条件データの編集作業をいずれの装置において行うかは任意であり、各装置M1〜M5、管理装置3のいずれによっても、編集作業を適宜実行することができるようになっている。
データ通知要否判断部25bは、各部品実装装置のデータ通知部25cから通知されたデータ変更内容を他の部品実装装置に通知することの要否を、マスタデータ記憶部23に記憶されたデータ通知要否条件データ23cに基づいて判断する。データ通知部25cは、データ編集部25aによって処理されたデータ変更内容や、部品実装システムS1を構成するいずれかの装置のデータ編集部15aによって処理されたデータ変更内容を、通信部24を介して他の装置に通知する処理を行う。操作・入力部26は、キーボードやマウス、タッチパネルスイッチなどの入力手段であり、データ編集部25aによるデータ編集処理実行のための入力など、各種の入力操作を行う。表示部27は液晶パネルなどの表示装置であり、操作・入力部26による操作入力時の案内画面などの表示を行う。
この部品実装システムS1は上記のように構成されており、以下この部品実装システムS1において、動作条件データを変更するデータ変更方法について説明する。このデータ変更処理は、部品実装作業を実行する過程において、何らかの理由によって動作条件を変更する必要が生じた場合に、予め作成され各装置のデータ記憶部13に記憶されている動作条件データ13bに新たなデータを追加したり、既設定データの部分的修正を目的として行われるものである。
まず部品実装装置による動作条件データ編集処理について、図3のフローに即して説明する。この動作条件データ編集処理は、部品実装システムS1を構成するいずれかの部品実装装置を対象として操作入力を行うことにより実行される。まず部品実装装置において、操作・入力部16からの操作入力によって動作条件データの編集作業を実行する(ST1)。次いで当該部品実装装置のデータ通知部15dによって管理装置3へデータ変更内容を通知する(ST2)。この通知を受信した管理装置3は、変更された動作条件データの内容を確認する(ST3)。そして、他の部品実装装置において動作条件データを変更
するために当該データ変更内容を通知する必要があるか否かを、データ変更可否条件データ13cを参照することにより確認する(ST4)。
ここで他装置において当該変更が不要であり、変更内容の通知不要と判断された場合には、処理を終了する。例えば当該変更が装置固有のオフセットデータであるような場合には、他装置についてはこの変更を及ぼす必要はなく、変更内容の通知は不要であると判断される。これに対し(ST4)にて他装置において当該変更が必要であり、通知必要と判断された場合には、管理装置3にて当該動作条件データの変更要否を示すステータスを、「要変更」に変更する(ST5)。すなわち、管理装置3の動作条件データ23bに記憶された当該動作条件データに、「要変更」を示すフラグを立てる。次いで、管理装置3が他の部品実装装置へ当該動作条件データの変更を通知して(ST6)、処理を終了する。
次いで図4を参照して、部品実装装置による動作条件データ変更通知受信後の処理について説明する。図3の(ST6)にて通知された動作条件データ変更通知は、当該部品実装システムS1の他の装置によって受信される(ST11)。動作条件データ変更通知を受信した装置は、当該時点にて動作条件データ変更可であるか否かをデータ変更可否判断部15bによって判断する(ST12)。この判断に際しては、データ記憶部13に記憶されたデータ変更可否条件データ13cが参照される。
ここで、当該動作条件データに関連する動作を実行中であるなど、データ変更可否条件データ13cの変更不可条件に該当する場合には動作条件データ変更不可と判断され、この場合にはデータ変更可否判断部15bは当該装置の動作状態の切替わりタイミングを監視する(ST13)。この監視の過程において、(ST12)で変更可と判断されたならば、データ変更処理実行部15cはデータ変更処理実行のための処理を行う。すなわち動作条件変更内容を管理装置3から受信し(ST14)、受信した動作条件変更内容を当該装置の各データに反映させて(ST15)、データ書き換えを実行した後に当該データ変更処理を終了する。
次に図5を参照して、部品実装装置による動作条件データ変更確認処理について説明する。この処理は、動作条件データ変更通知を受信したものの、その時点では動作条件データ変更が不可である場合に実行される処理である。すなわち図4の(ST12)にて変更不可と判断された場合には、当該装置のデータ変更処理実行部15cは、装置再起動時など予め設定された変更確認タイミングにて、管理装置3にアクセスする(ST21)。
そしてマスタデータ記憶部23に記憶された動作条件データ23bを参照することにより、「要変更」のステータスとなっている動作条件データが有るか否かを確認する(ST22)。ここで該当する動作条件データがない場合には処理を終了し、該当する動作条件データが有る場合には、当該動作条件データの変更内容を通信部14を介して管理装置3から受信する(ST23)。そして受信した動作条件変更内容を当該装置の各データに反映させて(ST24)、データ書き換えを実行した後に当該データ変更処理を終了する。
このように、各装置の動作条件を個別に規定する動作条件データを編集するための実行される上述の一連のデータ変更処理において、図3に示す(ST2)は、各装置においてデータ編集部15aによって作成・変更されたデータ変更内容を管理装置3に通知する第1のデータ通知ステップとなっており、(ST6)は、管理装置3によってデータ変更内容を他の装置に通知する第2のデータ通知ステップに該当する。また図4に示す(ST12)は、他の装置において通知されたデータ変更内容を予め設定されたデータ変更可否条件と対比することにより当該データ変更が可能であるか否かを判断するデータ変更可否判断ステップとなっており、さらに当該データ変更が可能であると判断された場合に実行される(ST14)、(ST15)は、上述のデータ変更可否判断ステップにおける判断結
果に基づいて当該データ変更を実行するデータ変更処理実行ステップとなっている。
そして本実施の形態においては、図3の(ST4)に示すように、第2のデータ通知ステップ(ST6)に先立って、各装置のデータ通知部15dから通知されたデータ変更内容を、管理装置3によって他の装置に通知することが必要であるか否かを判断するデータ通知要否判断ステップを実行するようにしている。
上記説明したように、本実施の形態1においては、動作条件データの変更において、部品実装ラインを構成する各部品実装装置においてデータ編集部によって作成・変更された動作条件データのデータ変更内容を管理装置に通知し、さらに管理装置によってデータ変更内容を他の部品実装装置に通知し、通知を受けた他の部品実装装置において、通知されたデータ変更内容を予め設定されたデータ変更可否条件と対比することにより当該データ変更が可能であるか否かを判断し、この判断結果に基づいて当該データ変更を実行する構成を採用している。これにより、1つの部品実装装置についてデータ変更処理を実行することによって他装置の動作条件データを自動的に変更することができ、動作条件データのデータ変更処理を操作性よく効率的に実行することができる。
なお上記実施の形態1においては、管理装置3は部品実装ライン1を構成する各部品実装装置から独立したホストコンピュータとして位置づけられているが、管理装置3の機能をいずれか1台の部品実装装置に組み込み、この部品実装装置を上述の管理装置として機能させてもよい。さらに、各部品実装装置が管理装置3の機能を備え、データ変更を行った部品実装装置に備えられた管理装置機能によって他の部品実装装置へデータ変更内容を通知するように構成してもよい。
(実施の形態2)
図6は本発明の実施の形態2の部品実装システムの構成説明図、図7は本発明の実施の形態2の部品実装システムの制御系の構成を示すブロック図、図8は本発明の実施の形態2のデータ変更方法における全体管理装置によるデータ変更通知処理のフロー図である。本実施の形態2は、実施の形態1に示す部品実装ライン1を複数備え、それぞれの部品実装ライン1に属する部品実装装置を各部品実装ライン毎に個別に設けられたライン管理装置によって制御し、これらの複数のライン管理装置を全体管理装置によって統括して制御することにより、部品実装システムS2を構成している。
まず図6を参照して、部品実装システムS2の全体構成を説明する。図6において、部品実装システムS2は複数の部品実装ライン1A,1B、1C、1Dを備えている。部品実装ライン1A,1B、1C、1Dは、それぞれ実施の形態1に示す部品実装ライン1と同様に、複数の部品実装装置M1,M2・・を連結して構成されている。部品実装ライン1A,1B、1C、1Dは通常同一フロアに配列されており、これらの複数の部品実装システムには、ライン構成が同一の部品実装ラインや、部品実装装置の種別や台数が部分的に異なる異種の部品実装ラインが含まれている。
部品実装ライン1A,1B、1C、1Dはそれぞれ実施の形態1に示す管理装置3と同様の機能を有するライン管理装置3A,3B,3C,3Dを備えており、各部品実装システムに属する部品実装装置は、LANシステム2A,2B,2C,2Dを介してそれぞれのライン管理装置3A,3B,3C,3Dによって制御される。そしてライン管理装置3A,3B,3C,3Dは、LANシステム9を介して全体管理装置10に接続されており、ライン管理装置3A,3B,3C,3Dは全体管理装置10によって統括して制御される。
次に図7を参照して、制御系の構成を説明する。図7において、各装置の制御系の構成
を示す鎖線枠M1およびライン管理装置の制御系の構成を示す鎖線枠3Aは、図2における装置M1,管理装置3の制御系の構成とそれぞれ同様であり、ここでは説明を省略する。ライン管理装置3A、3B・・のそれぞれの通信部24とLANシステム9を介して接続された全体管理装置10は、基本的に管理装置3と同様の構成を備えている。但し、全体管理装置10は、各装置M1・・・、各ライン管理装置3A,3B・・・で構成される階層構造の上位に位置する上位ホストコンピュータの性格を有していることから、全体管理装置10が制御および記憶対象とするデータの範囲も、同様に階層構造を有するものとなっている。
全体管理装置10は、制御部31、プログラム記憶部32、全体データ記憶部33、通信部34、データ変更部35、操作・入力部36、表示部37を備えている。
制御部31はCPUを備えた演算部であり、プログラム記憶部32に記憶された各種プログラムを実行することにより、同一フロアに配置された複数の部品実装ライン1A,1B・・に属する各ライン管理装置3A,3B・・を統括して各装置を全体として制御する。プログラム記憶部32は、全体制御のための処理プログラムや、データ変更部35によるデータ変更処理のための処理プログラムなどを記憶する。全体データ記憶部33は、生産データ33a、動作条件データ33bに加えて、データ通知要否条件データ33cを記憶する。
生産データ33a、動作条件データ33bは、生産データ23a、動作条件データ23bにそれぞれ記憶されるマスタデータとしての生産データ、動作条件データのさらに上位のマスタデータである。データ通知要否条件データ33cは、他の部品実装ライン1A,1B・・によって処理され当該部品実装ラインのライン管理装置3A,3B・・を介して通知されたデータ変更を、他の部品実装ライン1A,1B・・に通知することが必要であるか否かを判断するための条件を規定するデータである。具体的には、変更されたデータが個別の部品実装ラインに特定された制御パラメータであるような場合には、当該変更内容はその部品実装ラインに固有のデータであることから、他の部品実装ラインに通知する必要はない。これに対し、シグナルタワーの点灯パターンの設定変更など、同一フロアに属する全ての装置について変更が必要なデータ変更内容である場合には、他の部品実装ラインに通知することが必要であると判断される。
通信部34は、同一フロアの生産現場を構成する各実装システムとの間でLANシステム9を介してデータ授受を行う。データ変更部35は、データ編集部35a、データ通知要否判断部35b、データ通知部35cより構成される。データ編集部35aは、当該全体管理装置10への操作入力により、各実装システムの生産データや動作条件データの編集、すなわちこれらのデータの新たな作成や変更を行う。なお、これらのデータの編集作業をいずれの装置において行うかは任意であり、各装置M1〜M5、ライン管理装置3A,3B・・、全体管理装置10のいずれによっても随時実行することが可能となっている。
データ通知要否判断部35bは、各ライン管理装置のデータ通知部25cから通知されたデータ変更内容を、他の部品実装システム1A,1B・・のライン管理装置3A,3B・・に通知することが必要であるか否かを、全体データ記憶部33に記憶されたデータ通知要否条件データ33cに基づいて判断する。データ通知部35cは、データ編集部25aによって処理されたデータ変更内容や、各ライン管理装置のデータ通知部25cから通知されたデータ変更内容を、通信部34を介して他のライン管理装置に通知する処理を行う。
操作・入力部36は、キーボードやマウス、タッチパネルスイッチなどの入力手段であ
り、データ編集部35aによるデータ編集処理実行のための入力など、各種の入力操作を行う。表示部37は液晶パネルなどの表示装置であり、操作・入力部36による操作入力時の案内画面などの表示を行う。
上記構成において、各装置M1,M2・・は、部品実装装置を稼動させるために必要なデータを記憶するデータ記憶部13と、当該部品実装装置への操作入力によって前記データの作成・変更を行うデータ編集部15aと、データ編集部15aによって処理されたデータ変更内容を通信部14を介して当該装置が属する部品実装ラインのライン管理装置3A,3B・・に通知する処理を行うデータ通知部15d(第1のデータ通知部)とを備えた構成となっている。
またライン管理装置3A,3B・・は、当該装置が制御する各部品実装装置のデータ通知部15dから通知されたデータ変更内容を、当該部品実装ライン1A,1B・・に属する他の部品実装装置および全体管理装置10に通知するデータ通知部25c(第2のデータ通知部)を備えた構成となっており、さらに全体管理装置10は、ライン管理装置3A,3B・・から通知されたデータ変更内容を、他のライン管理装置3A,3B・・に通知するデータ通知部35c(第3のデータ通知部)を備えた構成となっている。
そして、全体管理装置10からデータ変更内容を通知されたライン管理装置3A,3B・・は、当該装置が制御する各部品実装装置に当該データ変更内容を通知するようにしている。さらに全体管理装置10は、ライン管理装置3A,3B・・から通知されたデータ変更内容を他のライン管理装置3A,3B・・に通知することが必要であるか否かを、予め設定されたデータ通知要否条件データ33cに基づいて判断するデータ通知要否判断部35bを備えた構成となっている。
次に図8を参照して、部品実装システムS2において各部品実装装置を稼動させるために必要なデータを変更するデータ変更方法について説明する。このデータ変更処理は、部品実装作業を実行する過程において、何らかの理由によって生産データや動作条件データを変更する必要が生じた場合に、予め作成され各装置のデータ記憶部13に記憶されているデータに新たなデータを追加したり、既設定データの部分的修正を目的とするものである。
まずいずれかの部品実装ライン1A,1B・・において、生産データや動作条件データを対象としてデータ編集作業を行った場合には、部品実装装置のデータ編集部15aによって作成・変更されたデータ変更内容を、データ通知部15dによって当該部品実装ライン1A,1B・・のライン管理装置3A,3B・・に通知する(ST31)。次いで、そのライン管理装置3A,3B・・は、通知されたデータ変更内容を、当該部品実装ライン1A,1B・・に属する他の部品実装装置および全体管理装置10に通知する(ST32)。
通知を受けた全体管理装置10は、通知されたデータ変更内容を確認し、他のライン管理装置3A,3B・・へ通知することの要否を判断する(ST33)。ここでは、データ通知要否条件データ33cとしてライン構成についての条件が設定されており、この通知の要否判断をライン構成との関連およびライン構成の異同によって行う例を示している。すなわちデータ変更内容が、部品実装ラインのライン構成に関係なく適用されるべき変更内容であるか否かをまず判断し、次にデータ編集作業が実行された部品実装ラインとライン構成が一致する部品実装ラインの有無を判断する。
すなわち、ライン構成に関係なく適用されるべき変更内容であれば、全ての他のライン管理装置3A,3B・・が通知必要と判断される。これに対し、通知の要否がライン構成
に関係している場合には、データ編集作業が実行された部品実装ラインとライン構成が一致する部品実装ラインのみのライン管理装置3A,3B・・が、通知必要と判断される。もちろん、データ通知要否条件データ33cとして、ライン構成以外の条件を設定するようにしてもよい。
そして(ST33)にて通知不要と判断された場合には処理を終了し、通知必要と判断された場合には、通知が必要と判断されたライン管理装置3A,3B・・へデータ変更内容を通知する(ST34)。次いで、変更内容を通知されたライン管理装置3A,3B・・によって自らが制御する各部品実装装置へデータ変更内容を通知する(ST35)。そして通知を受けた各部品実装装置においては、受信したデータ件変更内容を当該装置の各データに反映させてデータ書き換えを実行した後に、当該データ変更処理を終了する。
このように、各部品実装装置を稼動させるデータを編集するために行われる上述の一連のデータ変更に伴う処理において、図8に示す(ST31)は、各部品実装装置においてデータ編集部15aによって作成・変更されたデータ変更内容をデータ通知部15dによってライン管理装置3A,3B・・に通知する第1のデータ通知ステップとなっており、(ST32)は、当該ライン管理装置3A,3B・・に通知されたデータ変更内容を、当該部品実装ラインに属する他の部品実装装置および全体管理装置10に通知する第2のデータ通知ステップに該当する。
また(ST34)は、データ変更内容を通知された全体管理装置10によって、データ変更内容を他のライン管理装置3A,3B・・に通 知する第3のデータ通知ステップであり、(ST35)は、全体管理装置10からデータ変更通知を受信したライン管理装置3A,3B・・によって、当該ライン管理装置が制御する各部品実装装置に当該データ変更内容を通知する第4のデータ通知ステップとなっている。そして(ST33)に示すように、第3のデータ通知ステップにおいて、全体管理装置10は、1つのライン管理装置3A,3B・・から通知されたデータ変更内容を他のライン管理装置3A,3B・・に通知することが必要であるか否かを、予め設定されたデータ通知要否条件33cに基づいて判断するようにしている。
上記説明したように、本実施の形態2においては、部品実装ラインを構成する各部品実装装置においてデータ編集部によって作成・変更されたデータのデータ変更内容をライン管理装置に通知し、当該ライン管理装置が制御する各部品実装装置から通知されたデータ変更内容を、当該部品実装ラインに属する他の部品実装装置および全体管理装置に通知し、データ変更内容を通知された全体管理装置によってデータ変更内容を他のライン管理装置に通知し、さらに全体管理装置からデータ変更通知を受信したライン管理装置によって当該ライン管理装置が制御する各部品実装装置に当該データ変更内容を通知する構成を採用している。
これにより、1つの部品実装装置についてデータ変更処理を実行することによって他装置のデータを自動的に変更することができ、データ変更処理を操作性よく効率的に実行することができる。なお、実施の形態1にて示したデータ変更方法、すなわち1つの部品実装ライン1よりなる部品実装システムS1を対象とするデータ変更に伴う処理は、本実施の形態2においても、個々の部品実装ラインを対象として適用可能であることはいうまでもない。
なお上記実施の形態2においては、ライン管理装置3A,3B・・は部品実装ライン1A,1B・・を構成する各部品実装装置から独立したホストコンピュータとして位置づけられているが、ライン管理装置3A,3B・・の機能をいずれか1台の部品実装装置に組み込み、この部品実装装置を上述のライン管理装置3A,3B・・として機能させてもよ
い。もちろん、各部品実装装置がライン管理装置3A,3B・・の機能を備える構成であってもよい。
本発明の部品実装システムおよび部品実装システムにおけるデータ変更方法は、動作条件データのデータ変更処理を操作性よく効率的に実行することができるという効果を有し、基板に電子部品などの部品を実装して実装基板を製造する分野に有用である。
本発明の実施の形態1の部品実装システムの構成図 本発明の実施の形態1の部品実装システムの制御系の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態1のデータ変更方法における部品実装装置による動作条件データ編集処理のフロー図 本発明の実施の形態1のデータ変更方法における部品実装装置による動作条件データ変更通知処理受信後処理のフロー図 本発明の実施の形態1のデータ変更方法における部品実装装置による動作条件データ変更確認処理のフロー図 本発明の実施の形態2の部品実装システムの構成説明図 本発明の実施の形態2の部品実装システムの制御系の構成を示すブロック図 本発明の実施の形態2のデータ変更方法における全体管理装置によるデータ変更通知処理のフロー図
符号の説明
1、1A,1B,1C,1D 部品実装ライン
2、2A,2B,2C,2D、9 LANシステム
3 管理装置
3A,3B,3C,3D ライン管理装置
4 基板
5 基板搬送機構
6 部品供給部
8 部品搭載機構
10 全体管理装置
S1、S2 部品実装システム
M1,M2,M3,M4,M5 部品実装装置

Claims (4)

  1. 複数の部品実装装置を連結した部品実装ラインを管理装置によって統括して制御する構成の部品実装システムであって、
    前記部品実装装置は、前記部品実装システムを構成する他装置との間でデータの授受を行う通信部と、前記部品実装装置の動作条件を個別に規定するために設定される動作条件データを記憶するデータ記憶部と、当該部品実装装置への操作入力により前記動作条件データの作成・変更を行うデータ編集部と、
    このデータ編集部によって処理されたデータ変更内容を前記通信部を介して管理装置に通知する処理を行うデータ通知部と、
    他の部品実装装置の前記データ編集部によって処理され前記管理装置を介して通知されたデータ変更内容を予め設定されたデータ変更可否条件と対比することにより当該データ変更が可能であるか否かを判断するデータ変更可否判断部と、
    データ変更可否判断部の判断結果に基づいて当該データ変更のための処理を実行するデータ変更処理実行部とを備え、
    前記管理装置は、各部品実装装置の前記データ通知部から通知されたデータ変更内容を他の部品実装装置に通知することが必要であるか否かを予め設定されたデータ通知要否条件に基づいて判断するデータ通知要否判断部を備え
    前記データ変更可否判断部においてデータ変更が不可であると判断した場合、前記データ変更可否判断部はデータ変更の通知を受けた部品実装装置の動作状態の切替わりタイミングを監視し、この監視の過程においてデータ変更可と判断したならば、前記データ変更処理実行部はデータ変更処理実行のための処理を行うことを特徴とする部品実装システム。
  2. 前記動作条件データは、前記部品実装装置の数値制御可能な機構部の動作態様を数値にて規定するメカパラメータデータ、前記部品実装装置の制御部による処理態様を数値にて規定する制御パラメータデータ、前記制御部による処理態様を複数の選択肢の形で規定する制御パターンデータ、前記機構部の動作と制御部の制御処理とを組み合わせた特定動作処理の態様を複数の選択肢の形で規定する動作条件パターンデータのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項1に記載の部品実装システム。
  3. 複数の部品実装装置を連結した部品実装ラインを管理装置によって統括して制御する構成の部品実装システムにおいて、各部品実装装置の動作条件を個別に規定するために設定される動作条件データを変更するデータ変更方法であって、
    前記部品実装装置は、前記部品実装システムを構成する他装置との間でデータの授受を行う通信部と、前記動作条件データを記憶するデータ記憶部と、当該部品実装装置への操作入力により前記動作条件データの作成・変更を行うデータ編集部と、このデータ編集部によって処理されたデータ変更内容を前記通信部を介して管理装置に通知する処理を行うデータ通知部とを備え、
    前記各部品実装装置において前記データ編集部によって作成・変更されたデータ変更内容を前記管理装置に通知する第1のデータ通知ステップと、
    前記データ変更内容を前記管理装置によって他の部品実装装置に通知する第2のデータ通知ステップと、
    前記他の部品実装装置において、通知されたデータ変更内容を予め設定されたデータ変更可否条件と対比することにより当該データ変更が可能であるか否かを判断するデータ変更可否判断ステップと、
    前記データ変更可否判断ステップにおける判断結果に基づいて当該データ変更を実行するデータ変更処理実行ステップとを含み、
    前記第2のデータ通知ステップに先立って、各部品実装装置の前記データ通知部から通知されたデータ変更内容を、前記管理装置によって他の部品実装装置に通知することが必要であるか否かを判断するデータ通知要否判断ステップを実行し、
    前記データ変更可否判断ステップにおいてデータ変更が不可であると判断した場合、データ変更の通知を受けた部品実装装置の動作状態の切替わりタイミングを監視し、この監視の過程においてデータ変更可と判断したならばデータ変更処理実行のための処理を行うことを特徴とする部品実装システムにおけるデータ変更方法。
  4. 前記動作条件データは、前記部品実装装置の数値制御可能な機構部の動作態様を数値にて規定するメカパラメータデータ、前記部品実装装置の制御部による処理態様を数値にて規定する制御パラメータデータ、前記制御部による処理態様を複数の選択肢の形で規定する制御パターンデータ、前記機構部の動作と制御部の制御処理とを組み合わせた特定動作処理の態様を複数の選択肢の形で規定する動作条件パターンデータのうちの少なくとも1つを含むことを特徴とする請求項3に記載の部品実装システムにおけるデータ変更方法。
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