JP4915212B2 - 車両用空調装置 - Google Patents

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Description

本発明は、車室内の空気調和を行う車両用空調装置に関する。
従来、車両用空調装置では、内気導入口および外気導入口を有する空調ケーシングと、内気導入口および外気導入口を選択的に開閉する内外気切替ドアと、送風機からの送風空気を冷媒の蒸発により除湿冷却する冷却用熱交換器と、冷却用熱交換器とともに冷媒を循環させる冷凍サイクル装置を構成して冷媒を圧縮するコンプレッサを備えるものがある(例えば、特許文献1参照)。
このものにおいて、冷却用熱交換器の吹出空気温度Teの目標値として最適値を選ぶことにより、コンプレッサを不必要に稼働することを低減し、かつ快適な湿度・防曇を達成することができる。
一方、車室外の排ガスが車室内に侵入するのを防止するために排ガスセンサをエンジンルーム前方に設け、外気中の排ガスを検知すると、内外気切り替えドアが内気側に切り換えて内気導入にして、排ガスの車室内への進入を防ぐようにした排ガスオート内外気制御システムがある。
このオート内外気制御システムでは、窓ガラスの曇りに対する懸念から、常にコンプレッサが作動している温度領域でのみ実施され、低外気温時おいてはこの制御は作動しないようになっている。
特許第3309528号明細書
本発明者は、特許文献1に記載の車両空調装置において、コンプレッサを停止した状態で、内外気導入率(すなわち、内気導入口からの導入する内気と外気導入口から導入する外気との比率)を調整することにより窓ガラスの曇りを防止する防曇制御(湿度制御)について検討した。
まず、この防曇制御では、コンプレッサを停止した状態で、内外気導入比率を調整することにより窓ガラスの曇りを防止するので、コンプレッサを稼働する機会を減らして省動力化を図ることができるものの、外気導入口から外気を導入している限り、外気に排ガス(すなわち、有害ガス)が含まれている場合には排ガスが車室内に侵入する可能性がある。
例えば、コンプレッサを停止させて湿度制御により半内気モード(内気導入口と外気導入口とをそれぞれ開放するモード)に設定している場合において、排ガスを検出して半内気モードから急に内気導入モード(すなわち、外気導入口を閉鎖するモード)に切り替えると、車室内の湿度が上昇して窓ガラスに曇りが発生する危険性がある。
本発明は、上記に鑑みて、有害ガスの侵入時に、窓ガラスの曇りが発生することを抑制するようにした車両空調装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明では、車室内に有害ガスが侵入してこないと有害ガス判定手段が判定したときには、コンプレッサを停止した状態で、内気導入口から導入する内気と外気導入口から導入する外気との比率を調整するために内外気切替ドアを制御して窓ガラスの曇りを防止する内外気切替制御手段(150)と、窓ガラスの曇り易さ度合いが第1の閾値よりも大きいか否かを判定する第1の曇り度合い判定手段(210)と、車室内に有害ガスが侵入してくると有害ガス判定手段が判定し、かつ窓ガラスの曇り易さ度合いが第1の閾値よりも大きいと第1の曇り度合い判定手段が判定したときには、内外気切替ドアにより内気導入口を開放して、かつ外気導入口を閉鎖した状態で、コンプレッサを稼働させる第1の内気導入制御手段(240)と、を備えることを特徴とする。
これにより、車室内に有害ガスが侵入してくると有害ガス判定手段が判定し、かつ窓ガラスの曇り易さ度合いが第1の閾値よりも大きいと第1の曇り度合い判定手段が判定したときには、内外気切替ドア(35)により内気導入モードを設定するとともにコンプレッサ(40)を稼働させて冷却用熱交換器により導入内気の除湿冷却を実施することができる。このため、内気導入モードの設定により車室内への有害ガスの侵入を防止すると同時に、窓ガラスの曇りが発生することを抑制することができる。
また、車室内に有害ガスが侵入してこないときには、コンプレッサを停止した状態で、内気と外気との導入比率を調整して窓ガラスの曇りを防止するため、省動力化を図ることができる。
なお、窓ガラスの曇り易さ度合いとは、大きくなるほど窓ガラスの曇り易くなる一方、小さくなるほど窓ガラスの曇り難くなる窓ガラスの曇り易さを示すものである。
なお、特許請求の範囲およびこの欄で記載した各手段の括弧内の符号は、後述する実施形態に記載の具体的手段との対応関係を示すものである。
(第1実施形態)
図1に、本発明に係る車両用空調装置の第1実施形態の概略構成を示す。
車両用空調装置は、室内空調ユニット30は、車室内最前部の計器盤(インストルメントパネル)内側部等に配設される。この室内空調ユニット30はケース31(空調ケーシング)を有し、このケース31内に車室内へ向かって空気が送風される空気通路を構成する。
このケース31の空気通路の最上流部に内外気切替箱32を配置し、内気導入口33および外気導入口34を内外気切替ドア35により切替開閉するようになっている。この内外気切替ドア35はサーボモータ36によって駆動される。
内外気切替箱32の下流側には車室内に向かって空気を送風する電動式の送風機37を配置している。この送風機37は、遠心式の送風ファン37aをモータ37bにより駆動するようになっている。送風機37の下流側には送風空気を冷却する冷却用熱交換器38を配置している。
この冷却用熱交換器38は、冷凍サイクル装置39を構成する要素の一つであり、低温低圧の冷媒が送風空気から吸熱して蒸発することにより送風空気を冷却する。なお、冷凍サイクル装置39は周知のものであり、コンプレッサ40の吐出側から、凝縮器41、受液器42および減圧手段をなす膨張弁43を介して冷却用熱交換器38に冷媒が循環するように構成されている。凝縮器41には電動式の冷却ファン41aによって室外空気(冷却空気)が送風される。この冷却ファン41aはモータ41bによって駆動される。
冷凍サイクル装置39において、コンプレッサ40としては、例えば、冷媒吐出容量を変更可能である可変容量型コンプレッサが用いられる。コンプレッサ40は、電磁クラッチ40aを介して車両エンジン(図示せず)により駆動される。従って、電磁クラッチ40aの通電の断続によりコンプレッサ40の作動を断続制御できる。
一方、室内空調ユニット30において、冷却用熱交換器38の下流側にはケース31内を流れる空気を加熱するヒータユニット44を配置している。このヒータユニット44は車両エンジンの温水(すなわち、エンジン冷却水)を熱源として、冷却用熱交換器38通過後の空気(冷風)を加熱する加熱用熱交換器である。ヒータユニット44の側方にはバイパス通路45が形成され、このバイパス通路45をヒータユニット44のバイパス空気が流れる。
冷却用熱交換器38とヒータユニット44との間に温度調整手段をなすエアミックスドア46を回転自在に配置してある。このエアミックスドア46はサーボモータ47により駆動されて、その回転位置(開度)が連続的に調整可能になっている。
このエアミックスドア46の開度によりヒータユニット44を通る空気量(温風量)と、バイパス通路45を通過してヒータユニット44をバイパスする空気量(冷風量)との割合を調節し、これにより、車室内に吹き出す空気の温度を調整するようになっている。
ケース31の空気通路の最下流部には、車両の前面窓ガラス12に向けて空調風を吹き出すためのデフロスタ吹出口48、乗員の顔部に向けて空調風を吹き出すためのフェイス吹出口49、および乗員の足元部に向けて空調風を吹き出すためのフット吹出口50の計3種類の吹出口が設けられている。
これら吹出口48〜50の上流部にはデフロスタドア51、フェイスドア52およびフットドア53が回転自在に配置されている。これらのドア51〜53は、図示しないリンク機構を介して共通のサーボモータ54によって開閉操作される。
空調用電子制御装置26は、CPU、ROMおよびRAM等を含む周知のマイクロコンピュータとその周辺回路から構成される。この空調用電子制御装置26は、そのROM内に空調制御のためのコンピュータプログラムを記憶しており、そのコンピュータプログラムに基づいて各種演算、処理を行う。
空調用電子制御装置26には、後述する検出装置10の検出値が入力される他に、周知の空調用センサ群61〜66からの検出信号、および空調操作パネル70からの各種操作信号が入力される。
空調用センサ群としては、具体的には、外気温(車室外温度)Tamを検出する外気センサ61、内気温(車室内温度)Trを検出する内気センサ62、車室内に入射する日射量Tsを検出する日射センサ63、冷却用熱交換器38の空気吹出部に配置されて冷却用熱交換器吹出空気温度Teを検出する冷却用熱交換器温度センサ64、ヒータユニット44に流入する温水(エンジン冷却水)温度Twを検出する水温センサ65、排気ガスの成分を検出するガスセンサ66等が設けられる。ガスセンサ66は、外気導入口34の上流側の外気取入口に設けられ、外気に含まれる排気ガス(すなわち、有害ガス)の成分(例えば、一酸化炭素)を検出する。
また、空調操作パネル70には各種空調操作部材として、車室内温度を設定する温度設定手段をなす温度設定スイッチ71、吹出モードドア51〜53により切り替わる吹出モードをマニュアル設定する吹出モードスイッチ72、内外気切替ドア35による内外気吸込モードをマニュアル設定する内外気切替スイッチ73、コンプレッサ40の作動指令信号(電磁クラッチ40aのON信号)を出すエアコンスイッチ74、送風機37の風量をマニュアル設定する送風機作動スイッチ75、空調自動制御状態の指令信号を出すオートスイッチ76等が設けられる。
空調用電子制御装置26の出力側には、コンプレッサ40の電磁クラッチ40a、各機器の電気駆動手段をなすサーボモータ36、47、54、送風機37のモータ37b、凝縮器冷却ファン41aのモータ41b等が接続され、これらの機器の作動が空調用電子制御装置26の出力信号により制御される。
次に、検出装置10の構成について図2〜図4を用いて説明する。図2は検出装置10を車両の窓ガラス(具体的には、フロント側窓ガラス)の内面に装着した状態を示す概略断面図で、図3は検出装置10の概略斜視図であり、図4は検出装置10の電気的構成図である。
検出装置10は、樹脂等により成形されたケース11を有している。このケース11は高さの低い薄型の直方体状であって、底面部は全面的に開口した形状になっている。
ケース11の前面および背面の壁面には凸形状の開口部11aを形成している。この前面および背面の開口部11aによりケース11の内部空間が周辺の空間、すなわち、車室内空間に常時連通するようになっている。ケース11の前面および背面の壁面のうち、開口部11aの左右両側部分は窓ガラス12の内面12aへの取付ステー部11bを構成する。
窓ガラス12は本例では車両の前面(フロント)ガラスであり、図1の上面側が車室内に面する内面12aであり、図1の下面側が車室外に面する外面12bである。従って、図2は窓ガラス12の内面12aを図示している。取付ステー部11bの下端面には遮光フィルム13が貼り付けられ、さらに、遮光フィルム13が窓ガラス12の内面12aに貼り付けられる。なお、遮光フィルム13は取付ステー部11bの下端面および窓ガラス12の内面に対して接着等の手段で貼り付ければよい。
ケース11の内部空間において開口部11aの上端部と上側壁面11cとの間に回路基板14が窓ガラス12の面と平行に配置され、図示しない取付手段にて回路基板14はケース11の内壁面に固定される。回路基板14は絶縁基板上に導体回路部を構成する一般にプリント基板と称される部材であり、以下に述べるセンサ類および回路部が実装される。
回路基板14のうち、窓ガラス12側の表面(図1の下側面)には、湿度センサ17、空気温度検出用温度センサ18、増幅器19、演算回路20、および通信回路21が実装されている。
なお、湿度センサ17と温度センサ18は回路基板14の長手方向(図2の左右方向)の中央部に配置され、開口部11aの上端部付近、すなわち、車室内空間への連通部位に配置されている。このため、湿度センサ17と温度センサ18は車室内の窓ガラス内面付近の空気の代表的な湿度と温度を検出できる。
遮光フィルム13のうちセンサ側の表面の1箇所にガラス温度検出用の温度センサ23が一体化して配置される。遮光フィルム13は上述のように熱伝導率の高い薄膜状部材であるから、窓ガラス12の車室内側表面温度(内面温度)とほぼ同一の温度になっている。
なお、本例では、湿度センサ17として、感湿膜の誘電率が空気の相対湿度に応じて変化し、それにより、静電容量が空気の相対湿度に応じて変化する容量変化型のものを用いている。また、温度センサ18、23としては温度に応じて抵抗値が変化するサーミスタを用いている。
リード線25はケース11の内部空間からケース11の外部へ取り出される電源線および通信線であり、回路基板14の電気回路部(増幅器19、演算回路20、および通信回路21)と、外部回路(後述の図4の空調用電子制御装置26、車両電源等)との間を電気的に接続するものである。
なお、前述したケース11の取付ステー部11bは、回路基板14および回路基板14上に実装される各種センサ類と窓ガラス12の内面12aとの間隔を規定する位置決め手段としての役割を果たす。
次に、図4により検出装置10の電気的構成を説明すると、各センサ17、18、23の出力信号をそれぞれ増幅器19a〜19dで増幅して演算回路20a〜20cに加える。
そして、演算回路20aが、湿度センサ17(具体的には増幅回路20aの出力値)の出力値Vに基づいて、窓ガラス付近の車室内空気の相対湿度RHを演算する。すなわち、湿度センサ17の出力値Vを相対湿度RHに変換するための所定の演算式が予め設定されており、この演算式に出力値Vを適用することにより、相対湿度RHを演算する。下記(1)式は、この湿度演算式の具体例である。
RH=αV+β ……(1)
但し、αは制御係数で、βは定数である。
次に、演算回路20bが空気温度センサ18の出力値(具体的には増幅回路20bの出力値)を予め設定された所定の演算式に適用することにより、窓ガラス付近の車室内空気温度を演算する。
さらに、演算回路20cが、ガラス温度センサ23の出力値(具体的には増幅回路20cの出力値)を予め設定された所定の演算式に適用することにより、窓ガラス温度(ガラス室内側表面温度)を演算する。
さらに、演算回路20dが、相対湿度RH、空気温度および窓ガラス温度に基づいて、窓ガラス表面相対湿度(窓ガラス室内側表面の相対湿度)RHWを演算する。すなわち、湿り空気線図を用いることにより、相対湿度RHと空気温度と窓ガラス温度とから窓ガラス表面相対湿度RHWを演算できる。そして、その窓ガラス表面相対湿度RHWが通信回路21を通して空調用電子制御装置26に出力するようになっている。
次に、上記構成において本実施形態の作動を説明する。最初に、室内空調ユニット30の作動の概要を説明すると、送風機37を作動させることにより、内気導入口33または外気導入口34より導入された空気がケース31内を車室内に向かって送風される。また、電磁クラッチ40aに通電して電磁クラッチ40aを接続状態とし、コンプレッサ40を車両エンジンにて駆動することにより、冷凍サイクル装置39内を冷媒が循環する。
送風機37の送風空気は、先ず冷却用熱交換器38を通過して冷却、除湿され、この冷風は次にエアミックスドア46の回転位置(開度)に応じてヒータユニット44を通過する流れ(温風)とバイパス通路45を通過する流れ(冷風)とに分けられる。
従って、エアミックスドア46の開度によりヒータユニット44を通る空気量(温風量)と、バイパス通路45を通過する空気量(冷風量)との割合を調整することにより、車室内に吹き出す空気の温度を調整できる。
そして、この温度調整された空調風が、ケース31の空気通路の最下流部に位置するデフロスタ吹出口48、フェイス吹出口49およびフット吹出口50のうち、いずれか1つまたは複数の吹出口から車室内へ吹き出して、車室内の空調および車両の前面窓ガラス12の曇り止めを行う。
次に、窓ガラス表面相対湿度RHWに基づく空調制御を説明する。
図5は空調用電子制御装置26により実行される制御ルーチンである。制御ルーチンは、イグニッションスイッチ(すなわち、車両電源スイッチ)がオンされる、空調用電子制御装置26によって実行開始される。
まず、電磁クラッチ40aを制御してコンプレッサ40を停止させる(ステップ100)
次のステップ110においてガスセンサ66の検出値を取り込んで、次のステップ120においてガスセンサ66の検出値に基づいて、排ガス成分の濃度が一定濃度以上であるか否かを判定する。
ここで、排ガス成分の濃度が一定濃度未満であるときには、排ガス成分が車室内に侵入してこないとしてNOと判定して、ステップ130に進んで、コンプレッサ40が稼働中か否かを判定する。
ここで、コンプレッサ40が稼働中ならばYESと判定して、ステップ160に進んで、コンプレッサ40の稼働を維持して、外気導入モードに切り替える。すなわち、内外気切替ドア35により、内気導入口33を全閉して外気導入口34を全開して、外気だけをケース31内に導入する。
ここで、コンプレッサ40の稼働を維持するため、コンプレッサ40が一旦稼働すると、イグニッションスイッチIGがオフされるまで、コンプレッサ40の稼働が維持されることになる。その後、ステップ110に戻る。
一方、ステップ130において、コンプレッサ40が停止中ならばNOと判定して、ステップ140に進んで、検出装置10から窓ガラス表面相対湿度RHWを取り込んで、コンプレッサ40を停止した状態で、窓ガラス表面相対湿度RHWに基づいて内外気導入比率の調整による防曇制御(湿度制御)を実施する(ステップ150)。
なお、窓ガラス表面相対湿度RHWとは、特許請求範囲に記載の「窓ガラスの曇り易さ度合い」に相当するもので、高くなるほど窓ガラスの曇り易くなる一方、低くなるほど窓ガラスの曇り難くなる窓ガラスの曇り易さを示す指標である。
具体的には、防曇制御では、内気導入口33から導入される内気と外気導入口33から導入される外気との比率を決めるための内外気制御指令値Sを算出し、内外気制御指令値Sに基づいて内外気切替ドア35を駆動する。
ここで、内外気制御指令値Sは、図6に示すように、S=0のとき内気比率=0%(すなわち、外気:100%の外気導入モード)とし、S=7のとき内気比率=100%(すなわち、内気循環モード)とし、S=1からS=7に向かって内気比率が順次増大する。内気比率とは、内気導入口33からの導入内気外気導入口33からの導入外気との合計量に対する導入気の比率である。
図7は上記の防曇制御の具体例を示すフローチャートであり、図7を参照して防曇制御の具体的な処理について具体的に説明する。
まず、車速SPDが低速域Aにあるか高速域Bにあるかを図8のマップに基づいて判定する(ステップ300)。そして、車速SPDが高速域Bにあるときは、図9のマップに示すように窓ガラス表面相対湿度RHWに基づいて内外気制御指令値Sを決定する(ステップ310)。
すなわち、窓ガラス表面相対湿度RHWが第1の目標窓ガラス表面相対湿度TRHWよりも上昇すると、窓ガラスに曇りが生じ易いとして、S=0(外気モード)とし、また窓ガラス表面相対湿度RHWが第2の目標窓ガラス表面相対湿度(TRHW−a)よりも低下すると、窓ガラスに曇りが生じ難いとして、S=7(内気モード)にする。
ここで、第1の目標窓ガラス表面相対湿度TRHWとしては、窓ガラスに曇りが生じない上限湿度付近のレベルとして、例えば、80%が用いられ、第2の目標窓ガラス表面相対湿度(TRHW−a)としては、例えば、65%が用いられる(a=15%)。
一方、車速SPDが低速域Aにあるときは、窓ガラス表面相対湿度RHWに基づいて、図10のマップに示す制御モード1、2、3、4のうち1つの制御モードを決定する(ステップ320)。
すなわち、窓ガラス表面相対湿度RHWが第3の目標窓ガラス表面相対湿度(TRHW+c2)よりも上昇すると、制御モード4を決定し、また窓ガラス表面相対湿度RHWが第3の目標窓ガラス表面相対湿度(TRHW+c2)と第1の目標窓ガラス表面相対湿度(TRHW)との間にあるときは制御モード3を決定する。
さらに、窓ガラス表面相対湿度RHWが第1の目標窓ガラス表面相対湿度(TRHW)と第4の目標窓ガラス表面相対湿度(TRHW−b)との間にあるときは制御モード2を決定し、窓ガラス表面相対湿度RHWが第4の目標窓ガラス表面相対湿度(TRHW−b)よりも低下すると制御モード1を決定する。
なお、制御モード1が特許請求範囲に記載の第1の制御モードに相当し、制御モード2が特許請求範囲に記載の第2の制御モードに相当し、制御モード3が特許請求範囲に記載の第3の制御モードに相当し、制御モード4が特許請求範囲に記載の第4の制御モードに相当する。
ここで、第4の目標窓ガラス表面相対湿度(TRHW−b)→第1の目標窓ガラス表面相対湿度(TRHW)→第3の目標窓ガラス表面相対湿度(TRHW+c2)の順に湿度が高くなり、これらの順で徐々に窓ガラスに曇りが生じ易くなる傾向になっている。すなわち、窓ガラスに曇り易さ度合いが高くする。
なお、第4の目標窓ガラス表面相対湿度(TRHW−b)としては、例えば、70%が用いられ(b=10%)、第3の目標窓ガラス表面相対湿度(TRHW+c2)としては、例えば、95%が用いられる(c2=15%)。
また、制御モード1を決定したときは所定時間経過ごとにS=S+1の制御処理を行う(S330)。すなわち、所定時間ごとに内外気制御指令値Sの値を「1」ずつ増加して、内気比率を所定割合ずつ順次増加する制御処理を行う。
また、制御モード2を決定したときは窓ガラス表面相対湿度RHWが目標窓ガラス表面相対湿度TRHW付近にあるため、S=Sの制御処理、すなわち、内外気制御指令値Sの値として、前回算出のSの値を持続する制御処理を行う(ステップ340)。
また、制御モード3を決定したときは所定時間経過ごとにS=S−1の制御処理を行う(ステップ350)。すなわち、所定時間ごとに内外気制御指令値Sの値を「1」ずつ減少して、内気比率を所定割合ずつ減少する制御処理を行う。このため、制御モード3を決定したときは最初、内外気制御指令値S≠0であっても、時間経過に伴って、S=S−1を繰り返すと内外気制御指令値S=0になる。さらに、制御モード4を決定したときはS=0の制御処理、具体的には外気モードを実施する制御を行う(ステップ360)。
以上のように、内外気制御指令値Sに応じて、内気比率を調整して窓ガラス12に曇りが生じるのを防ぐことになる。
次に再び、図5に戻って、ステップ120において排ガス成分の濃度が一定濃度以上であるときには、排ガス成分が車室内に侵入してくるとしてYESと判定して、ステップ170に進んで、検出装置10から窓ガラス表面相対湿度RHWを取り込む。
次のステップ180において、窓ガラス表面相対湿度RHWが95%よりも高いか否かを判定する。窓ガラス表面相対湿度RHWが95%よりも高い場合には、YESと判定する。このとき、外気導入モードを実施して、電磁クラッチ40aを制御してコンプレッサ40を稼働させる(ステップ190)。これに伴い、ケース31内に外気導入口34からの外気だけが導入され、この導入された外気が冷却用熱交換器38により除湿冷却されるので、車室内は、低湿度の空気(すなわち、外気)が導入される。
また、ステップ180において、窓ガラス表面相対湿度RHWが95%(すなわち、第2の閾値)よりも低い場合にはNOと判定する。このとき、内気循環モードを実施する(ステップ200)。具体的には、内外気切替ドア35をサーボモータ36によって制御して、内気導入口33を開放し、かつ外気導入口34を閉鎖する。
次のステップ210において、窓ガラス表面相対湿度RHWが85%(すなわち、第1の閾値)よりも高いか否かを判定する。窓ガラス表面相対湿度RHWが85%よりも高いとき(95%>RHW≧85%)、電磁クラッチ40aを制御してコンプレッサ40を稼働させる(ステップ240)。
次のステップ210において、窓ガラス表面相対湿度RHWが85%よりも低いとき(RHW<85%)、コンプレッサ40が稼働中か否かを判定する(ステップ220)。コンプレッサ40が稼働中であるときには、YESと判定してステップ240に進んで、コンプレッサ40の稼働を維持する。
この処理は、特許請求の範囲に記載のコンプレッサ継続制御手段に相当し、コンプレッサ40が一旦稼働すると、イグニッションスイッチIGがオフされるまで、コンプレッサ40の稼働が維持されることになる。
一方、ステップ220において、コンプレッサ40が停止中であるときには、NOと判定して電磁クラッチ40aを制御してコンプレッサ40の停止を維持する(ステップ250)。
以上のように、ガスセンサ66の検出値および窓ガラス表面相対湿度RHWに基づいて、ステップ150、240、250のいずれか1つのステップに進んで、コンプレッサ40の稼働/停止、および内外気切替モードの設定を実施すると、ステップ100をスキップしてステップ110に戻る。その後、ステップ110〜240(ステップ100を除く)の制御処理を繰り返す。
以上説明した本実施形態によれば、空調用電子制御装置26が排ガス成分が車室内に侵入してくると判定し、かつ窓ガラス表面相対湿度RHWが85%よりも高い場合には、コンプレッサ40を稼働した状態で内気循環モードを実施する。したがって、排ガス成分が侵入に伴って急に内気循環モードに切り替えても、コンプレッサ40の稼働を開始するので、冷却用熱交換器38により除湿冷却が開始される。これに伴い、低湿度の内気が吹出口48、49、50のうち、いずれか1つまたは複数の吹出口から車室内へ吹き出されるので、窓ガラス12に曇りが生じることを抑制することができる。
本実施形態では、空調用電子制御装置26は、排ガス成分が車室内に侵入してこないと判定したときには、コンプレッサ40を停止した状態で、内外気導入比率の調整による防曇制御を実施する。これに加えて、排ガス成分が車室内に侵入してくると判定し、かつ窓ガラス表面相対湿度RHWが85%よりも低い場合には、コンプレッサ40を停止した状態で内気循環モードを実施する。
以上により、コンプレッサ40を停止した状態で防曇を行うことができるので、省動力化を図ることができる。
本実施形態では、コンプレッサ40が一旦稼働すると、イグニッションスイッチIGがオフされるまで、コンプレッサ40の稼働が維持されることになる。このため、冷却用熱交換器38の表面温度の低下、上昇が繰り返されることはない、このため、凝縮水の発生、および凝縮水の蒸発が繰り返し行われることはない。ここで、凝縮水の蒸発に伴って凝縮水に含まれる臭い成分が空気中に発散するものの、凝縮水の蒸発が繰り返し行われることはないので、臭いの発生を抑えることが可能になる。
(第2実施形態)
上述の第1実施形態では、コンプレッサ40が一旦稼働すると、イグニッションスイッチIGがオフされるまで、コンプレッサ40の稼働を維持するようにした例について説明したが、これに代えて、本第2実施形態で、コンプレッサ40が一旦稼働すると、必要に応じてコンプレッサ40を停止する例について図11を参照して説明する。
図11は、上述の第1本実施形態の図5に代わる制御ルーチンを示すフローチャートである。図11中において、図5と同一ステップは、同一処理を示している。
本実施形態では、ステップ120において、排ガス成分の濃度が一定濃度未満であるときには、排ガス成分が車室内に侵入してこないとしてNOと判定して、ステップ130aに進み、電磁クラッチ40aを制御してコンプレッサ40を停止状態にする。なお、ステップ130aに移行するに先だって、コンプレッサ40が停止しているのであれば、その停止状態を維持する。その後、ステップ140に進んで、検出装置10から窓ガラス表面相対湿度RHWを取り込んで、コンプレッサ40を停止した状態で、内外気導入比率の調整による防曇制御(湿度制御)を実施する(ステップ150)。
また、ステップ210において、窓ガラス表面相対湿度RHWが85%よりも低いとき(RHW<85%)、コンプレッサ40が稼働中か否かを判定するのではなく、直接、ステップ250に進んで、電磁クラッチ40aを制御してコンプレッサ40を停止する。
以上説明した本実施形態によれば、窓ガラス12の防曇のためにコンプレッサ40が一旦稼働させても、窓ガラス12が曇る可能性が無いと判定されると、コンプレッサ40を停止させている。このため、省動力化、ひいては暖房性能の向上を実現することができる。
上述の第1、第2実施形態では、「曇り易さ度合い」として窓ガラス表面相対湿度を用いた例について説明したが、これに限らず、例えば、窓ガラスの露点温度と窓ガラスの表面温度との温度差を「曇り易さ度合い」として用いるようにしてもよい。
上述の第1、第2実施形態では、車室内の相対湿度RH、空気温度および窓ガラス温度に基づいて、窓ガラス表面相対湿度RHWを演算した例について説明したが、これに限らず、窓ガラス表面の湿度および温度を直接検出して窓ガラス表面相対湿度RHWを演算してもよい。
また、ガラス温度としては、窓ガラスから直接その温度を検出する場合に限らず、車室内温度、外気温度、日射量、車速等から窓ガラスの温度を推定するようにしてもよい。
なお、本発明の実施に際して、上述の第1、第2実施形態の各判定処理で用いた窓ガラス表面相対湿度RHWの閾値は、適宜変更して用いても良い。以下、上記実施形態と特許請求項の範囲の構成との対応関係について説明すると、ケース31が「空調ケーシング」に相当し、ステップ120の判定処理が「有害ガス判定手段」に相当し、ステップ150の制御処理が「内外気切替制御手段」に相当し、ステップ210の判定処理が「第1の曇り度合い判定手段」に相当し、ステップ240の制御処理が「第1の内気導入制御手段」に相当し、ステップ250の制御処理が「第2の内気導入制御手段」に相当し、ステップ180の判定処理が「第2の曇り度合い判定手段」に相当し、ステップ190の制御処理が「外気導入制御手段」に相当しステップ130a、250の制御処理が「コンプレッサ停止手段」に相当し、検出装置10が「窓ガラスの曇り易さ度合いとして前記窓ガラス表面の相対湿度を求める算出手段」に相当し、ステップ300〜360の処理が「指令値算出手段」に相当する。
本発明の第1実施形態の車両用空調装置の全体システム構成図である。 図1の検出装置の概略断面図である。 図1の検出装置の概略斜視図である。 図1の検出装置の電気的ブロック図である。 第1実施形態による空調装置側制御の基本ロジックを示すフローチャ−トである。 内外気制御指令値と内気比率との関係を示す特性図である。 第1実施形態による内外気制御ロジックを示すフローチャ−トである。 内外気制御における車速判定の特性図である。 窓ガラス表面相対湿度と内外気制御指令値(内外気吸い込みモード)との関係を示す特性図である。 窓ガラス表面相対湿度と制御モードの関係を示す特性図である。 本発明の第2実施形態による防曇制御ロジックを示すフローチャ−トである。
符号の説明
20d…演算回路、26…空調用電子制御装置、
30…室内空調ユニット、32…内外気切替箱、37a…送風ファン、
38…冷却用熱交換器、39…冷凍サイクル装置、40…コンプレッサ。

Claims (7)

  1. 内気導入口(33)および外気導入口(34)を有する空調ケーシング(31)と、
    前記内気導入口および前記外気導入口のうち少なくとも一方から空気を前記空調ケーシング内に導入して車室内に向けて送風する送風機(37)と、
    前記内気導入口および前記外気導入口を選択的に開閉する内外気切替ドア(35)と、
    前記空調ケーシング内に配置され、前記送風機からの送風空気を冷媒の蒸発により除湿冷却する冷却用熱交換器(38)と、
    前記冷却用熱交換器とともに冷媒を循環させる冷凍サイクル装置(39)を構成し、前記冷媒を圧縮して前記冷却用熱交換器に向けて吐出するコンプレッサ(40)と、
    前記外気導入口を通して車室内に有害ガスが侵入してくるか否かを判定する有害ガス判定手段(120)と、
    前記車室内に有害ガスが侵入してこないと前記有害ガス判定手段が判定したときには、前記コンプレッサを停止した状態で、前記内気導入口から導入する内気と前記外気導入口から導入する外気との比率を調整するために前記内外気切替ドアを制御して前記窓ガラスの曇りを防止する内外気切替制御手段(150)と、
    前記窓ガラスの曇り易さ度合いが第1の閾値よりも大きいか否かを判定する第1の曇り度合い判定手段(210)と、
    前記車室内に有害ガスが侵入してくると前記有害ガス判定手段が判定し、かつ前記窓ガラスの曇り易さ度合いが第1の閾値よりも大きいと前記第1の曇り度合い判定手段が判定したときには、前記内外気切替ドアにより前記内気導入口を開放して、かつ前記外気導入口を閉鎖した状態で、前記コンプレッサを稼働させる第1の内気導入制御手段(240)と、
    を備えることを特徴とする車両用空調装置。
  2. 前記車室内に有害ガスが侵入してくると前記有害ガス判定手段が判定し、かつ前記窓ガラスの曇り易さ度合いが第1の閾値よりも小さいと前記第1の曇り度合い判定手段が判定したときには、前記内外気切替ドアにより前記内気導入口を開放して、かつ前記外気導入口を閉鎖した状態で、前記コンプレッサを停止させる第2の内気導入制御手段(250)を備えていることを特徴とする請求項1に記載の車両用空調装置。
  3. 前記第1の閾値よりも大きい第2の閾値よりも前記窓ガラスの曇り易さ度合いが大きいか否かを判定する第2の曇り度合い判定手段(180)を備えており、
    前記窓ガラスの曇り易さ度合いが前記第2の閾値よりも小さいと前記第2の曇り度合い判定手段が判定したときには、前記第1、第2の内気導入制御手段のうちいずれか一方の手段を実施し、
    前記窓ガラスの曇り易さ度合いが前記第2の閾値よりも大きいと前記第2の曇り度合い判定手段が判定したときには、前記内外気切替ドアにより前記内気導入口を閉鎖して、かつ前記外気導入口を開放し、さらに前記コンプレッサを稼働させる外気導入制御手段(190)を備えていることを特徴とする請求項に記載の車両用空調装置。
  4. 前記コンプレッサが一旦稼働された後に、前記窓ガラスの曇り易さ度合いが第1の閾値よりも小さいと前記第1の曇り度合い判定手段が判定したときには、前記コンプレッサを停止させるコンプレッサ停止手段(250)を備えることを特徴とする請求項に記載の車両用空調装置。
  5. 前記窓ガラスの曇り易さ度合いとして前記窓ガラス表面の相対湿度(RHW)を求める算出手段(10)を有すること特徴とする請求項1ないしのいずれか1つに記載の車両用空調装置。
  6. 前記内外気切替制御手段(150)は、前記算出手段(10)により求められる前記窓ガラス表面の相対湿度(RHW)に基づいて、前記内気導入口から導入する内気と前記外気導入口から導入する外気との比率を調整すること特徴とする請求項5に記載の車両用空調装置。
  7. 前記内外気切替制御手段(150)は、前記内気導入口から導入する内気と前記外気導入口から導入する外気との比率を決めるための内外気制御指令値(S)を算出する指令値算出手段(320〜360)を備えており、
    前記指令値算出手段は、前記外気導入口から導入する外気に比べて前記内気導入口から導入する内気の比率を上昇させるように前記内外気制御指令値を変化させる第1の制御モードと、前記内気の比率を持続させるように前記内外気制御指令値を設定する第2の制御モードと、前記内気の比率を低下させるように前記内外気制御指令値を変化させる第3の制御モードと、および前記外気だけを導入させるように前記内外気制御指令値を設定する第4の制御モードと、を有しており、
    前記指令値算出手段は、前記算出手段(10)により求められる前記窓ガラス表面の相対湿度(RHW)に基づいて、前記第1〜第4の制御モードのうちいずれか1つの制御モードを選択して、この選択された制御モードを実施して前記内外気制御指令値を算出するようになっていることを特徴とする請求項6に記載の車両用空調装置。
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