JP4914021B2 - 撮像装置 - Google Patents

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Description

本発明は、静止画撮影機能及び動画撮影機能を有する撮像装置関する。
デジタルカメラ等の撮像装置においては、通常の静止画撮影機能に加え、動画撮影機能を有するものがある。かかるデジタルカメラでは、静止画撮影を行う静止画撮影モードと、動画撮影を行う動画撮影モードとを個別に設定し、キー操作等のユーザ操作によりモード遷移を行う仕様となっている。
この種の撮像装置として、例えば特許文献1に開示された電子カメラは、動画の記録実行中は連続的な合焦動作を行い、動画の記録動作実行中に静止画の記録動作が開始されると、実行中の連続的な合焦動作を停止するものである。ところが、動画撮影中の静止画撮影時に、動画用オートフォーカス処理を停止させてその合焦状態を維持するだけでは、必ずしも静止画撮影に適した合焦状態となるとは限らない。
また、特許文献2に開示されたスチルカメラ一体型ビデオカメラは、被写体を撮像した動画像の画像信号を磁気テープに記録するビデオカメラと、被写体の静止画像を写真フィルムに露光するスチルカメラとを一体構造としたものであり、スチルカメラに設けられた距離測定装置により測定された測距データに基づいてビデオカメラの自動焦点制御を行うことができるものである。ところが、静止画用オートフォーカス処理では被写体の変化に追従することができず、必ずしも動画撮影に適した合焦状態となるとは限らない。
特開2000−224458号公報 特開平8−304917号公報
上述したように静止画撮影機能及び動画撮影機能を有し、静止画撮影用及び動画撮影用それぞれの操作部材を備えたデジタルカメラでは、静止画撮影時には合焦動作を1回行うオートフォーカス制御(シングルAF(Single AF))を行い、動画撮影時には継続的に合焦動作を行うオートフォーカス制御(コンティニュアスAF(Conti AF))を行う。
ところが、動画撮影開始後にコンティニュアスAFを開始すると、一旦、合焦していない状態から動画撮影を開始する場合がありうる。また、その後合焦している状態になったとしてもユーザが所望する焦点位置とは限らないという問題があった。
本発明は、上記のような点に鑑みてなされたものであり、動画撮影開始の際からユーザが所望する焦点位置での画像の記録を可能とすることを目的とする。
本発明の撮像装置は、フォーカスレンズを駆動したのち当該フォーカスレンズの駆動を停止する合焦動作を1回行う第1のフォーカスレンズ駆動と、フォーカスレンズを逐次駆動しつづける合焦動作を継続的に行う第2のフォーカスレンズ駆動とを有するフォーカスレンズ駆動手段と、動画記録を指示する動画記録指示手段と、前記動画記録指示手段の指示に応じて前記第2のフォーカスレンズ駆動によりフォーカスレンズの駆動をするとともに動画記録を行い、前記第1のフォーカスレンズ駆動によりフォーカスレンズの駆動が停止している際前記動画記録指示手段の指示があっても前記第2のフォーカスレンズ駆動によるフォーカスレンズの駆動を制限するとともに動画記録を行う制御手段とを備えたことを特徴とする。
本発明の別の撮像装置は、フォーカスレンズの駆動をロック及びアンロックする指示を行うフォーカスロック操作手段、前記フォーカスロック操作手段によりロック指示があった場合、オートフォーカス処理を実行させて、そのフォーカスレンズの位置を維持するとともに、その状態で動画記録の指示があった場合にアンロック指示があるまではオートフォーカス処理を制限しつつ動画記録する制御手段とを有することを特徴とする。
本発明によれば、動画撮影開始の際からユーザが所望する被写体へのフォーカスレンズの合焦を維持することにとって使い勝手の良いものになる。
以下、添付図面を参照して、本発明の好適な実施形態について説明する。
図1は、本発明が適用される実施形態の撮像装置100の構成を示す図である。同図において、10はズームレンズ及びフォーカスレンズからなる撮影レンズである。12は絞り機能を備えるシャッターである。14は光学像を電気信号に変換する撮像素子である。16は撮像素子14のアナログ信号出力をデジタル信号に変換するA/D変換器である。
18は撮像素子14、A/D変換器16、D/A変換器26にクロック信号や制御信号を供給するタイミング発生回路であり、メモリ制御回路22及びシステム制御回路50により制御される。
20は画像処理回路であり、A/D変換器16からのデータ或いはメモリ制御回路22からのデータに対して所定の画素補間処理や色変換処理を行う。また、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてシステム制御回路50が露光制御部40、測距制御部42に対して制御を行う、TTL(スルー・ザ・レンズ)方式のAF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理を行う。さらに、画像処理回路20においては、撮像した画像データを用いて所定の演算処理を行い、得られた演算結果に基づいてTTL方式のAWB(オートホワイトバランス)処理も行う。
22はメモリ制御回路であり、A/D変換器16、タイミング発生回路18、画像処理回路20、画像表示メモリ24、D/A変換器26、メモリ30、圧縮・伸長回路32を制御する。A/D変換器16のデータが画像処理回路20、メモリ制御回路22を介して、或いは、A/D変換器16のデータが直接メモリ制御回路22を介して、画像表示メモリ24或いはメモリ30に書き込まれる。
24は画像表示メモリである。26はD/A変換器である。28はTFT LCD等からなる画像表示部であり、画像表示メモリ24に書き込まれた表示用の画像データがD/A変換器26を介して画像表示部28により表示される。画像表示部28を用いて撮像した画像データを逐次表示すれば、電子ビューファインダ(EVF)機能を実現することが可能である。また、画像表示部28は、システム制御回路50の指示により任意に表示をオン/オフすることが可能であり、表示をオフにした場合には撮像装置100の電力消費を大幅に低減することができる。
30は撮影した静止画像や動画像のデータを格納するためのメモリであり、所定枚数の静止画像のデータや所定時間の動画像のデータを格納するのに十分な記憶量を備えている。これにより、複数枚の静止画像を連続して撮影する連写撮影やパノラマ撮影の場合にも、高速かつ大量の画像書き込みをメモリ30に対して行うことが可能となる。また、メモリ30はシステム制御回路50の作業領域としても使用することが可能である。
32は適応離散コサイン変換(ADCT)等により画像データを圧縮伸長する圧縮・伸長回路であり、メモリ30に格納された画像を読み込んで圧縮処理或いは伸長処理を行い、処理を終えたデータをメモリ30に書き込む。
40は絞り機能を備えるシャッター12を制御する露光制御部であり、フラッシュ48と連携することによりフラッシュ調光機能も有するものである。42は撮影レンズ10のフォーカシングを制御する測距制御部である。露光制御部40、測距制御部42はTTL方式を用いて制御されており、撮像した画像データを画像処理回路20によって演算した演算結果に基づき、システム制御回路50が露光制御部40、測距制御部42に対して制御を行う。
44は撮影レンズ10のズーミングを制御するズーム制御部である。46はバリア102の動作を制御するバリア制御部である。48はフラッシュであり、AF補助光の投光機能、フラッシュ調光機能も有する。
50は撮像装置100全体を制御するシステム制御回路である。52はシステム制御回路50の動作用の定数、変数、プログラム等を記憶するメモリである。54はシステム制御回路50でのプログラムの実行に応じて、動作状態を示すLEDや発音素子等の組み合わせにより構成される表示部である。56は電気的に消去・記録可能な不揮発性メモリであり、例えばEEPROM等が用いられる。
60、61、62、64、66、68、69、及び70はシステム制御回路50の各種の動作指示を入力するための操作部材であり、スイッチやダイアル、タッチパネル、視線検知によるポインティング、音声認識装置等の単数或いは複数の組み合わせにより構成される。
ここで、これらの操作部材の具体的な説明を行う。60は撮像装置100の電源のオン/オフを行う電源スイッチである。61は露出制御、ホワイトバランス制御、フォーカス制御等の撮影にかかわる制御をすべて自動で行うオート撮影モード、撮影にかかわる制御を手動で行うマニュアル撮影モード、動画撮影を行う動画撮影モード、再生モードを選択するモードダイアルである。
62はシャッタースイッチSW1であり、シャッターボタンの一段押下でオンとなり、AF(オートフォーカス)処理、AE(自動露出)処理、AWB(オートホワイトバランス)処理、EF(フラッシュプリ発光)処理等の動作開始を指示する。64はシャッタースイッチSW2であり、シャッターボタンの二段押下でオンとなり、撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データとして書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200或いは210に画像データを書き込む記録処理という一連の処理の動作開始を指示する。
66は画像表示スイッチであり、画像表示部28のオン/オフ設定を行うことができる。この機能により、光学ファインダ104を用いて撮影を行う際に、TFT LCD等からなる画像表示部28への電流供給を遮断することにより、省電力を図ることが可能となる。
68は動画録画ボタンであり、撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データとして書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200或いは210に画像データを書き込む記録処理を繰り返し、動画として記録する動作の開始及び停止をすることができる。
69はAF(オートフォーカス)処理のロック/アンロックを指示するためのオートフォーカスロックボタンであり、測距制御部42に対してAF(オートフォーカス)処理の一時的な禁止及び再開を設定することができる。
70は各種ボタンやタッチパネル等からなる操作部であり、メニューボタン、セットボタン、マクロボタン、マルチ画面再生改ページボタン、フラッシュ設定ボタン、単写/連写/セルフタイマー切り替えボタン、メニュー移動+(プラス)ボタン、メニュー移動−(マイナス)ボタン、再生画像移動+(プラス)ボタン、再生画像−(マイナス)ボタン、撮影画質選択ボタン、露出補正ボタン、日付/時間設定ボタン等がある。
80は電源制御部であり、電池検出回路、DC-DCコンバータ、通電するブロックを切り替えるスイッチ回路等により構成される。電源制御部80においては、電池の装着の有無、電池の種類、電池残量の検出を行い、検出結果及びシステム制御回路50の指示に基づいてDC-DCコンバータを制御し、必要な電圧を必要な期間、記録媒体を含む各部へ供給する。
82及び84はコネクタ、86はアルカリ電池やリチウム電池等の一次電池やNiCd電池やNiMH電池、Li電池等の二次電池、ACアダプタ等からなる電源である。
90及び94はメモリカードやハードディスク等の記録媒体とのインタフェース、92及び96はメモリカードやハードディスク等の記録媒体と接続を行うコネクタ、98はコネクタ92、96に記録媒体200、210が装着されているか否かを検知する記録媒体着脱検知部である。なお、本実施形態では記録媒体を取り付けるインタフェース及びコネクタを2系統持つものとして説明しているが、単数或いは3系統以上の複数を備える構成としても構わない。また、異なる規格のインタフェース及びコネクタを組み合わせて備える構成としても構わない。インタフェース及びコネクタとしては、PCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成して構わない。さらに、インタフェース90及び94、そしてコネクタ92及び96をPCMCIAカードやCF(コンパクトフラッシュ(登録商標))カード等の規格に準拠したものを用いて構成した場合、LANカードやモデムカード、USBカード、IEEE1394カード、P1284カード、SCSIカード、PHS等の通信カード等の各種通信カードを接続することにより、他のコンピュータやプリンタ等の周辺機器との間で画像データや画像データに付属した管理情報を転送し合うことができる。
102は撮像装置100の撮影レンズ10を含む撮像部を覆うことにより、撮像部の汚れや破損を防止する保護手段としてのバリアである。
104は光学ビューファインダ(OVF)であり、画像表示部28による電子ファインダ機能を使用すること無しに、光学ファインダ104のみを用いて撮影を行うことが可能である。また、光学ビューファインダ104内には、表示部54の一部の機能、例えば、合焦表示、手振れ警告表示、フラッシュ充電表示、シャッタースピード表示、絞り値表示、露出補正表示等が設置されている。
110は通信部であり、RS232CやUSB、IEEE1394、P1284、SCSI、モデム、LAN、無線通信等の各種通信機能を有する。112は通信部110により撮像装置100を他の機器と接続するコネクタ或いは無線通信の場合はアンテナである。
200はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体200は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部202、撮像装置100とのインタフェース204、撮像装置100と接続を行うコネクタ206を備えている。同様に、210はメモリカードやハードディスク等の記録媒体である。記録媒体210は、半導体メモリや磁気ディスク等から構成される記録部212、撮像装置100とのインタフェース214、撮像装置100と接続を行うコネクタ216を備えている。
次に、図2のフローチャートを参照して、本実施形態の撮像装置100での処理動作について説明する。電源投入後、システム制御回路50は、シャッターボタンの一段押下を示すシャッタースイッチSW1のオンによる静止画用オートフォーカス処理が終了しているか否かを示すSW1フラグの状態を調べる(ステップS1001)。静止画用オートフォーカス処理は、オートフォーカス用の露出制御を行うとともに、画像処理回路20からの信号に基づいて画像のコントラストを検出しながら、フォーカスレンズ駆動可能範囲に渡って当該フォーカスレンズを駆動し、当該駆動のなかで、もっともコントラストが高かった位置を合焦位置としフォーカスレンズを移動する合焦動作を行うようなオートフォーカス処理である。
ステップS1001においてSW1フラグがオフ、すなわちシャッタースイッチSW1のオンによる静止画用オートフォーカス処理が終了していなければ、システム制御回路50は、オートフォーカスロックボタン69によりオートフォーカス処理が一時的に禁止されているか否かを示すAF Lockフラグの状態を調べる(ステップS1002)。
ステップS1002においてAF Lockフラグがオフ、すなわちオートフォーカスロックボタン69によりオートフォーカス処理が一時的に禁止されていなければ、システム制御回路50は、動画用オートフォーカス処理を開始する(ステップS1003)。動画用オートフォーカス処理は、露出制御は通常のままで、画像処理回路20からの信号に基づいて画像のコントラストを検出しながら、フォーカスレンズ駆動可能範囲でフォーカスレンズを駆動し、コントラストが高い位置にむかってフォーカスレンズを移動しつづける。こうしたフォーカスレンズの駆動を連続的に行い、被写体の変化に追従するオートフォーカス処理である。
ステップS1003において動画用オートフォーカス処理を開始したならば、システム制御回路50は動作指示を入力するための操作部材からの入力検出を行う(ステップS1004)。
なお、ステップS1001においてSW1フラグがオン(すなわちシャッタースイッチSW1のオンによる静止画用オートフォーカス処理が終了している)の場合か、ステップS1002においてAF Lockフラグがオン(すなわちオートフォーカスロックボタン69によりオートフォーカス処理が一時的に制限され禁止されている)の場合は、動画用オートフォーカス処理をすることなくステップS1004に移り、システム制御回路50は動作指示を入力するための操作部材からの入力検出を行う。
ステップS1004では、システム制御回路50は入力が検出されるまで入力検出を繰り返し、入力が検出されたならば、その検出された入力が動画録画ボタン68の押下を示す動画録画ボタンのオンかどうかを調べ(ステップS1005)、動画記録ボタンのオンであれば、動画記録中かどうかを調べる(ステップS1006)。
ステップS1006において動画記録中でなければ、動画録画ボタン68の押下が動画記録開始を指示するものであるので、システム制御回路50は撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200或いは210に画像データを書き込む記録処理を繰り返し、動画を記録する動作の開始を指示する(ステップS1007)。ステップS1007で動画記録処理を開始すると、ステップS1001に戻る。
一方、ステップS1006において動画記録中であれば、動画録画ボタン68の押下が動画記録開始後の動画記録停止を指示するものであるので、システム制御回路50は動画記録処理を停止する(ステップS1008)。ステップS1008で動画記録処理を停止すると、ステップS1001に戻る。
次に、ステップS1005において検出された入力が動画録画ボタン68のオンでなければ、システム制御回路50は、その検出された入力がシャッタースイッチSW1のオンかどうかを調べる(ステップS1009)。
ステップS1009において検出された入力がシャッタースイッチSW1のオンであれば、シャッタースイッチSW1のオンによる静止画用オートフォーカス処理が終了しているか否かを示すSW1フラグの状態を調べる(ステップS1010)。
ステップS1010においてSW1フラグがオフ、すなわちシャッタースイッチSW1のオンによる静止画用オートフォーカス処理が終了していなければ、システム制御回路50は、オートフォーカスロックボタン69によりオートフォーカス処理が一時的に禁止されているか否かを示すAF Lockフラグの状態を調べる(ステップS1011)。
ステップS1011においてAF Lockフラグがオフ、すなわちオートフォーカスロックボタン69によりオートフォーカス処理が一時的に禁止されていなければ、システム制御回路50は、静止画用オートフォーカス処理を実行する(ステップS1012)。既述したように、静止画用オートフォーカス処理は、オートフォーカス用の露出制御を行うとともに、画像処理回路20からの信号に基づいて画像のコントラストを検出しながら、フォーカスレンズ駆動可能範囲を当該フォーカスレンズが駆動し、もっともコントラストが高かった位置を合焦位置とし、当該合焦位置にフォーカスレンズを移動する合焦動作を行うようなオートフォーカス処理である。
ステップS1012において静止画用オートフォーカス処理が終了したならば、SW1フラグをオンにして(ステップS1013)、ステップS1001に戻る。
なお、ステップS1010においてSW1フラグがオン(すなわちシャッタースイッチSW1のオンによる静止画用オートフォーカス処理が終了している)の場合、ステップS1001に戻る。また、ステップS1011においてAF Lockフラグがオン(すなわちオートフォーカスロックボタン69によりオートフォーカス処理が一時的に禁止されている)の場合、SW1フラグをオンにして(ステップS1013)、ステップS1001に戻る。
次に、ステップS1009においてシャッタースイッチSW1のオンでなければ、システム制御回路50は、その検出された入力がシャッターボタンを放したことを示すシャッタースイッチSW1のオフかどうかを調べる(ステップS1014)。
ステップS1014において検出された入力がシャッタースイッチSW1のオフであれば、SW1フラグをオフにして(ステップS1015)、ステップS1001に戻る。
次に、ステップS1014においてシャッタースイッチSW1のオフでなければ、システム制御回路50は、その検出された入力がシャッターボタンの二段押下を示すシャッタースイッチSW2のオンかどうかを調べる(ステップS1016)。
ステップS1016において検出された入力がシャッタースイッチSW2のオンであれば、システム制御回路50は、撮像素子14から読み出した信号をA/D変換器16、メモリ制御回路22を介してメモリ30に画像データを書き込む露光処理、画像処理回路20やメモリ制御回路22での演算を用いた現像処理、メモリ30から画像データを読み出し、圧縮・伸長回路32で圧縮を行い、記録媒体200或いは210に画像データを書き込む記録処理という一連の静止画記録処理を開始する(ステップS1017)。ステップS1017で静止画記録処理を終了すると、ステップS1001戻る。
次に、ステップS1016においてシャッタースイッチSW2のオンでなければ、システム制御回路50は、その検出された入力がオートフォーカスロックボタン69の押下を示すAF Lockのオンかどうかを調べる(ステップS1018)。
ステップS1018において検出された入力がAF Lockのオンであれば、システム制御回路50は、AF Lockフラグの状態を調べる(ステップS1019)。
ステップS1019においてAF Lockフラグがオフであれば、SW1フラグの状態を調べる(ステップS1020)。
ステップS1020においてSW1フラグがオフであれば、システム制御回路50は、静止画用オートフォーカス処理を実行する(ステップS1021)。既述したように、静止画用オートフォーカス処理は、オートフォーカス用の露出制御を行うとともに、画像処理回路20からの信号に基づいて画像のコントラストを検出しながら、フォーカスレンズ駆動可能範囲を当該フォーカスレンズが駆動し、もっともコントラストが高かった位置を合焦位置とし、当該合焦位置に向けてフォーカスレンズを移動する合焦動作を行うようなオートフォーカス処理である。
ステップS1021において静止画用オートフォーカス処理が終了したならば、AF Lockフラグをオンにして(ステップS1022)、ステップS1001に戻る。
なお、ステップS1018において検出された入力がAF Lockのオンでなければ、ステップS1001に戻る。また、ステップS1019においてAF Lockフラグがオンであれば、AF Lockフラグをオフにして(ステップS1023)、ステップS1001に戻る。また、ステップS1020においてSW1フラグがオンであれば、AF Lockフラグをオンにして(ステップS1022)、ステップS1001に戻る。
いま、オートフォーカスロックボタン69によりオートフォーカス処理が禁止されていないとして、例えば静止画撮影及び動画撮影のいずれも行っていない状態では、動画用オートフォーカス処理が開始されて(ステップS1003)、動画録画ボタン68を押下すれば動画記録処理が開始され、その後動画録画ボタン68を再び押下すれば動画記録処理が停止する(ステップS1004〜S1008)。
また、静止画撮影及び動画撮影のいずれも行っていない状態で、シャッターボタンを一段押下すれば(シャッタースイッチSW1オン)(ステップS1004、S1005、S1009)、静止画用オートフォーカス処理が実行されるとともに(ステップS1012)、SW1フラグがオンになって(ステップS1013)、ステップS1003の動画用オートフォーカス処理が開始されなくなる(静止画用オートフォーカス処理の合焦状態を維持するフォーカスロック状態)。その後、シャッターボタンを二段押下すれば(シャッタースイッチSW2オン)(ステップS1014、S1016)、静止画記録処理が実行される。なお、シャッターボタンを一段押下した状態から放せば(シャッタースイッチSW1オフ)(ステップS1014)、SW1フラグがオフになるので(ステップS1015)、ステップS1003の動画用オートフォーカス処理が開始される。
同様に、動画撮影を行っている状態でも、シャッターボタンを一段押下すれば(シャッタースイッチSW1オン)(ステップS1004、S1005、S1009)、静止画用オートフォーカス処理が実行されるとともに(ステップS1012)、SW1フラグがオンになって(ステップS1013)、ステップS1003の動画用オートフォーカス処理が開始されなくなる(静止画用オートフォーカス処理の合焦状態を維持するフォーカスロック状態)。その後、シャッターボタンを二段押下すれば(シャッタースイッチSW2オン)(ステップS1014、S1016)、静止画記録処理が実行される。このように、動画撮影中の静止画撮影時に、動画用オートフォーカス処理を停止させて、その合焦状態を維持するフォーカスロック状態とするのではなく、静止画用オートフォーカス処理を実行させて、その合焦状態を維持するフォーカスロック状態とするので、静止画撮影に適した合焦状態とすることができる。なお、シャッターボタンを一段押下した状態から放せば(シャッタースイッチSW1オフ)(ステップS1014)、SW1フラグがオフになるので(ステップS1015)、ステップS1003の動画用オートフォーカス処理が開始される。
さらに、シャッターボタンを一段押下して(シャッタースイッチSW1オン)(ステップS1004、S1005、S1009)、静止画用オートフォーカス処理の合焦状態を維持するフォーカスロック状態にあるときに、動画録画ボタン68を押下すると(ステップS1004、S1005)、静止画用オートフォーカス処理の合焦状態のまま動画記録処理が開始される(ステップS1007)。これにより、動画撮影開始時において被写体に対して合焦した状態とすることができ、動画撮影開始時にボケた画像が記録されてしまうという不都合を避けることができる。この場合に、動画記録中にシャッターボタンを放せば(ステップS1014)、SW1フラグがオフになるので(ステップS1015)、ステップS1003の動画用オートフォーカス処理が開始されることになり、被写体の変化に追従して合焦する動画を記録することができるようになる。
なお、本発明の目的は、上述した実施形態の機能を実現するソフトウェアのプログラムコードを記録した記憶媒体を、システム或いは装置に供給し、そのシステム或いは装置のコンピュータ(又はCPUやMPU)が記憶媒体に格納されたプログラムコードを読み出し実行することによっても、達成されることは言うまでもない。
この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することになり、プログラムコード自体及びそのプログラムコードを記憶した記憶媒体は本発明を構成することになる。
プログラムコードを供給するための記憶媒体としては、例えば、フレキシブルディスク、ハードディスク、光ディスク、光磁気ディスク、CD−ROM、CD−R、磁気テープ、不揮発性のメモリカード、ROM等を用いることができる。
また、コンピュータが読み出したプログラムコードを実行することにより、上述した実施形態の機能が実現されるだけでなく、そのプログラムコードの指示に基づき、コンピュータ上で稼動しているOS(基本システム或いはオペレーティングシステム)等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
さらに、記憶媒体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータに挿入された機能拡張ボードやコンピュータに接続された機能拡張ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、そのプログラムコードの指示に基づき、その機能拡張ボードや機能拡張ユニットに備わるCPU等が実際の処理の一部又は全部を行い、その処理によって上述した実施形態の機能が実現される場合も含まれることは言うまでもない。
本発明が適用される実施形態の撮像装置の構成を示す図である。 本実施形態の撮像装置での処理動作について説明する図である。
符号の説明
10:撮影レンズ
12:シャッター
14:撮像素子
20:画像処理回路
22:メモリ制御回路
32:画像圧縮・伸長回路
40:露光制御部
42:測距制御部
44:ズーム制御部
50:システム制御回路
62:シャッタースイッチSW1
64:シャッタースイッチSW2
68:動画録画ボタン
69:オートフォーカスロックボタン
100:撮像装置

Claims (4)

  1. フォーカスレンズを駆動したのち当該フォーカスレンズの駆動を停止する合焦動作を1回行う第1のフォーカスレンズ駆動と、フォーカスレンズを逐次駆動しつづける合焦動作を継続的に行う第2のフォーカスレンズ駆動とを有するフォーカスレンズ駆動手段と、
    動画記録を指示する動画記録指示手段と、
    前記動画記録指示手段の指示に応じて前記第2のフォーカスレンズ駆動によりフォーカスレンズの駆動をするとともに動画記録を行い、前記第1のフォーカスレンズ駆動によりフォーカスレンズの駆動が停止している際前記動画記録指示手段の指示があっても前記第2のフォーカスレンズ駆動によるフォーカスレンズの駆動を制限するとともに動画記録を行う制御手段とを備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記第1のフォーカスレンズ駆動の開始を指示可能なシャッタースイッチSW1を備え、
    前記制御手段は、前記第1のフォーカスレンズ駆動によりフォーカスレンズの駆動が停止し前記動画記録指示手段による前記第2のフォーカスレンズ駆動が制限されている状態において、前記シャッタースイッチSW1が解除された場合には、前記第2のフォーカスレンズ駆動により当該フォーカスレンズを駆動させることを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記第1のフォーカス駆動手段により、前記フォーカスレンズが被写体に対して合焦した後に停止することを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  4. フォーカスレンズの駆動をロック及びアンロックする指示を行うフォーカスロック操作手段
    前記フォーカスロック操作手段によりロック指示があった場合、オートフォーカス処理を実行させて、そのフォーカスレンズの位置を維持するとともに、その状態で動画記録の指示があった場合にアンロック指示があるまではオートフォーカス処理を制限しつつ動画記録する制御手段とを有することを特徴とする撮像装置。
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