JP4912904B2 - キャップ - Google Patents

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Description

本発明は、容器本体の口筒部に被着されるキャップに関する。
従来、例えば特許文献1に開示されているように、容器本体の口筒部に被着される被着筒部を備えた内部キャップ体と、注出孔を備えた外部キャップ体とからなり、これら内部キャップ体及び外部キャップ体が周方向及び軸線方向に移動可能に配置され、外部キャップ体を回動させて軸線方向位置を変化させることで、注出孔の開閉を行うキャップが提供されている。
特許第2504907号公報
ところで、特許文献1に記載されたキャップにおいては、注出孔の開閉動作を行うことができるものの、その中間位置において内部キャップ体と外部キャップ体との軸線方向位置を固定することができなかった。このため、注出孔への流路面積を切り替えて内容物の注出流量を調整することができず、取扱いが不便であった。
本発明は、前述の事情に鑑みてなされたものであって、内部キャップ体と外部キャップ体との軸線方向の相対位置を多段階に案内して注出孔からの注出流量を切り替え可能なキャップを提供することを目的とする。
この課題を解決するために、本発明のキャップは、容器本体の口筒部に取り付けられ、前記容器本体の内容物を注出する注出孔を備えたキャップであって、前記口筒部に被着される被着筒部とその軸線と同軸に配置された中筒部とを備えた内部キャップ体と、前記内部キャップ体に対して前記軸線方向に昇降可能、及び周方向に回動可能に装着される外部キャップ体と、を有し、前記内部キャップ体及び前記外部キャップ体には、互いの周方向位置を案内する周方向ガイド部と、前記周方向位置に応じて互いの前記軸線方向位置を案内する軸線方向ガイド部と、が設けられ、前記注出孔は、前記外部キャップ体が有する天板部に設けられ、前記中筒部は、前記被着筒部の上端に前記軸線に直交するように内周側に向けて延びる環状天板部の内周縁から前記軸線に沿って前記注出孔側に向けて延びるように形成されるとともに、前記環状天板部に連設された大径部と、該大径部の上端に連設されて該大径部よりも一段小径とされた小径部と、該小径部の内周側に設けられた天面部と、該天面部から前記軸線に沿って前記注出孔側に起立した挿入軸部と、を備え、前記天面部には、前記挿入軸部の周りに貫通孔が形成され、前記外部キャップ体の前記天板部には、前記中筒部の前記挿入軸部が挿入される注出筒部と、その内周側に前記中筒部の前記小径部が嵌入される嵌合筒部と、が、前記容器本体側に向けて延出するように設けられ、前記注出筒部の内周側に前記注出孔が位置し、前記中筒部の前記大径部に、前記周方向ガイド部、又は、前記軸線方向ガイド部が設けられ、前記周方向ガイド部は、前記内部キャップ体及び前記外部キャップ体の一方に形成され、他方に向けて突出した突起部と、前記内部キャップ体及び前記外部キャップ体の他方に形成され、前記突起部と係合して前記周方向位置を案内する複数の係止部と、を備え、前記外部キャップ体を前記軸線回りに回動させて前記突起部を各係止部に係合させることにより外部キャップ体と内部キャップ体との周方向位置を少なくとも3段階に案内し、これに応じて前記内部キャップ体と前記外部キャップ体との前記軸線方向における相対位置を変更することにより、前記注出筒部に前記挿入軸部を挿抜して、該注出筒部と該挿入軸部とで画成される前記注出孔への流路の面積を切り替え、前記注出孔からの注出流量を少なくとも3段階に切り替える構成とされていることを特徴としている。
この構成のキャップにおいては、内部キャップ体と、この内部キャップに対して軸線方向に昇降可能、及び周方向に回動可能に装着される外部キャップ体とを有し、外部キャップ体及び内部キャップ体に周方向の相対位置を少なくとも3段階にガイドする周方向ガイド部が設けられるとともに、この周方向位置に応じて軸線方向位置が案内される軸線方向ガイド部が設けられているので、周方向ガイド部によって外部キャップ体の周方向位置を少なくとも3段階に案内させることができ、これに応じて外部キャップ体と内部キャップ体との相対的な軸線方向位置も少なくとも3段階に案内されることになる。よって、開状態(注出流量 大)、閉状態(注出流量 0)のみでなく中間位置(注出流量 中)においても内部キャップ体と外部キャップ体との軸線方向位置を固定することができ、注出孔からの注出流量を調整することが可能となる。
ここで、前記内部キャップ体に、前記中筒部と同軸で径方向外方に外筒部を立設し、 前記中筒部の大径部と前記外筒部の一方に軸線方向ガイド部を形成する雄ネジ部を設け、他方に周方向ガイド部を形成する突起部又は係止部を設け、前記外部キャップ体に、前記中筒部の大径部に係合される摺動筒部と、前記外筒部に係合されるガイド筒部とを設けてもよい。
この場合、周方向ガイド部と軸線方向ガイド部とが径方向に並ぶように配設されることになり、このキャップの高さを小さくすることができる。
また、前記軸線方向ガイド部を、前記内部キャップ体における前記中筒部の前記大径部、又は、前記外部キャップ体の一方に形成された突出ピンと、他方に形成されたガイド溝とで構成し、前記突出ピンを前記ガイド溝内に挿入し、前記突出ピンを前記周方向ガイド部の突起部として作用し、前記ガイド溝を前記係止部として作用するように構成し、前記軸線方向ガイド部と前記周方向ガイド部とを一体に形成してもよい。
この場合、前記軸線方向ガイド部と前記周方向ガイド部とが一体に形成されているので、外部キャップ体及び内部キャップ体をそれぞれ小さく構成することができ、キャップをさらに小型化することが可能となる。

本発明によれば、内部キャップ体と外部キャップ体との周方向位置を案内する周方向ガイド部に複数の係止部が形成され、これら内部キャップ体と外部キャップ体との軸線方向位置を少なくとも3段階に切り替え可能とされており、注出孔からの注出流量を少なくとも3段階に切り替えることができる。
以下に、本発明の第1の実施形態であるキャップについて添付した図面を参照して説明する。図1から図8に、本発明の第1の実施形態であるキャップを示す。
このキャップ10は、容器本体に設けられた口筒部(図示なし)に被着されて使用されるものである。キャップ10は、前記口筒部に螺合される被着筒部21を備えた内部キャップ体20と、この内部キャップ体20の上方に被着されるとともに注出孔34を備えた外部キャップ体30と、を備えている。
内部キャップ体20は、前記被着筒部21の上端に軸線Lに直交するように内周側に向けて延びる環状天板部22と、この環状天板部22の内周端から軸線Lに沿って上方に向けて延びる中筒部23と、この中筒部23よりも大径とされ、前記環状天板部22から軸線Lに沿って上方に向けて起立する外筒部26と、を有している。
中筒部23は、環状天板部22に連設された大径部23Aと、この大径部23Aの上端に連設されて大径部23Aよりも一段小径とされた小径部23Bと、小径部23Bの内周側に設けられた天面部23Cと、天面部23Cから軸線Lに沿って上方に起立した概略多段円柱状をなす挿入軸部24と、を備えている。大径部23Aの外周面には、雄ネジ部25が設けられている。また、天面部23Cには前記挿入軸部24の周りに厚さ方向に貫通した複数の貫通孔23Dが穿設されている。
また、外筒部26には、図2、図4、図6、図8に示すように、径方向外方に向けて突出する少なくとも3つ以上の係止部27(27A〜27E)が形成されている。この係止部27は、径方向外方に向けて大きく突出した第1係止部27A及び第2係止部27Bと、これら第1係止部27A及び第2係止部27Bとの間に等間隔に配置された第1中間係止部27C、第2中間係止部27D、第3中間係止部27Eとを備えている。これら第1、第2、第3中間係止部27C、27D、27Eは、第1係止部27A及び第2係止部27Bよりも突出高さが小さくされており、後述する外部キャップ体30の突起部38が回動方向X、Yにそれぞれ乗り越え可能とされている。
また、第1係止部27Aは、外部キャップ体30の回動方向Xを向く側面が径方向に沿って起立されており、第2係止部27Bは、外部キャップ体30の回動方向Yを向く側面が径方向に沿って起立されている。さらに、第1、第2、第3中間係止部27C、27D、27Eは、外部キャップ体30の回動方向Xを向く側面が緩斜面とされ、外部キャップ体30の回動方向Yを向く側面が急斜面とされている。なお、これら第1、第2、第3中間係止部27C、27D、27Eの形状は、これに限定されることはなく、外部キャップ体30の突起部38が回動方向X、Yにそれぞれ乗り越え可能とされていればよい。さらに、それぞれの係止部27に突起部38が係合した位置で突起部38を固定するための位置決め凸部を係止部27の近傍に設けてもよい。
また、本実施形態では、これら係止部27(27A〜27E)が一対設けられ、それぞれ軸線Lを中心として180°回動対称となるように配設されている。
外部キャップ体30は、中筒部23に軸線L方向及び周方向に摺動可能に被着される摺動筒部31と、この摺動筒部31の上端に連設された天板部33と、摺動筒部31よりも一段大径とされ、前記外筒部26に被着されるガイド筒部37と、を備えている。
天板部33は、径方向内方に向かうにしたがい漸次軸線L方向上方へと向かうテーパ面状に形成されている。この天板部33には軸線Lに沿って厚さ方向に貫通した注出孔34が穿設されている。なお、本実施形態では、天板部33の下面に軸線Lに沿って下方に向けて延出した注出筒部35と、この注出筒部35と前記摺動筒部31との間に配置された嵌合筒部36とが設けられており、注出筒部35の内周側に前記挿入軸部24が挿入可能とされ、嵌合筒部36の内周側に前記小径部23Bが嵌入可能とされている。
摺動筒部31の内周面には、中筒部23の外周面に形成された雄ネジ部25に螺合可能な雌ネジ部32が形成されている。この雌ネジ部32と前記雄ネジ部25とが、内部キャップ体20と外部キャップ体30との軸線L方向位置を案内する軸線方向ガイド部11とされている。
また、ガイド筒部37の内周面には、径方向内方に向けて突出した一対の突起部38が軸線Lを中心として180°回転対称に配設されている。この突起部38は、その突出端が外筒部26の外周面に当接されるように構成されている。この突起部38と前記外筒部26に形成された複数の係止部27(第1、第2係止部27A、27B及び第1、第2、第3中間係止部27C、27D、27E)とが、内部キャップ体20と外部キャップ体30との周方向位置を案内する周方向ガイド部12とされている。
ここで、本実施形態では、突起部38が、第1係止部27Aと第1中間係止部27Cとの間に配置される位置(図1及び図2)、第1中間係止部27Cと第2中間係止部27Dとの間に配置される位置(図3及び図4)、第2中間係止部27Dと第3中間係止部27Eとの間に配置される位置(図5及び図6)、第3中間係止部27Eと第2係止部27Bとの間に配置される位置(図7及び図8)の4段階に周方向位置を案内可能な構成とされている。
このような構成とされたキャップ10は、容器本体の口筒部に内部キャップ体20の被着筒部21が被着され、内部キャップ体20の上から外部キャップ体30が被せられる。ここで、中筒部23に摺動筒部31が被せられて雄ネジ部25と雌ネジ部32とが螺合されるとともに、外筒部26にガイド筒部37が被着される。そして、注出孔34(注出筒部35)の内周側に挿入軸部24が挿入される。
このキャップ10においては、外部キャップ体30と内部キャップ体20とを相対的に回動させることで外部キャップ体30が軸線方向ガイド部11をなす雄ネジ部25と雌ネジ部32とに案内されて軸線L方向に進退可能に移動し、注出孔34(注出筒部35)内に挿入軸部24が挿抜されて注出筒部35と挿入軸部24とで画成される注出孔34への流路の面積が切り替えられる構成とされている。
ここで、外部キャップ体30を、突起部38が第1係止部27Aに係合されるまで回動方向Yに向けて回動させて、突起部38を第1係止部27Aと第1中間係止部27Cとの間に配置すると、図1に示すように、外部キャップ体30が軸線L方向下方に位置して注出孔34内に挿入軸部24が完全に挿入され、注出孔34が閉止されることになる。このようにしてキャップ10は閉状態(注出流量 0)とされる。
次に、外部キャップ体30を、突起部38が第1中間係止部27Cを乗り越えて第2中間係止部27Dに係合されるまで回動方向Xに向けて回動させて、突起部38を第1中間係止部27Cと第2中間係止部27Dとの間に配置すると、図3に示すように、外部キャップ体30が軸線L方向上方に移動して注出孔34内から挿入軸部24が僅かに抜出され、注出孔34が開口するとともに、注出筒部35と挿入軸部24との間に空隙が画成される。このようにしてキャップ10は小量注出状態とされる。
また、外部キャップ体30を、突起部38が第2中間係止部27Dを乗り越えて第3中間係止部27Eに係合されるまで回動方向Xに向けて回動させて、突起部38を第2中間係止部27Dと第3中間係止部27Eとの間に配置すると、図5に示すように、外部キャップ体30が軸線L方向上方にさらに移動して注出孔34内から挿入軸部24がさらに抜出され、注出筒部35と挿入軸部24との間に画成された空隙が大きくなる。このようにしてキャップ10は中量注出状態とされる。
さらに、外部キャップ体30を、突起部38が第3中間係止部27Eを乗り越えて第2係止部27Bに係合されるまで回動方向Xに向けて回動させて、突起部38を第3中間係止部27Eと第2係止部27Bとの間に配置すると、図7に示すように、外部キャップ体30が軸線L方向上方にさらに移動して注出孔34内から挿入軸部24が完全に抜出され、注出孔34が大きく開口されることになる。このようにしてキャップ10は開状態(注出流量 大)とされる。
このような構成とされた本実施形態であるキャップ10においては、周方向ガイド部12をなす突起部38と3つ以上(本実施形態では4つ)の係止部27(27A〜27E)との係合によって周方向位置を多段階(本実施形態では4段階)に案内可能な構成とされ、この周方向位置に応じて外部キャップ体30と内部キャップ体20との軸線L方向位置が案内される軸線方向ガイド部11が設けられるとともに、外部キャップ体30の注出孔34内に内部キャップ体20の挿入軸部24が軸線L方向に進退可能な構成とされているので、外部キャップ体30を回動させて周方向ガイド部12に案内された周方向位置とすることにより、注出孔34からの注出流量を多段階(本実施形態では、閉、小量、中量、開の4段階)に切り替えることができる。
次に、本発明の第2の実施形態であるキャップ10について説明する。なお、第1の実施形態と同一の構成要素には、同一の符号を付して詳細な説明を省略する。
第2の実施形態であるキャップ10は、図9に示すように、被着筒部21及び中筒部23を備えた内部キャップ体20と、前記中筒部23に被着される摺動筒部31及び注出孔34を備えた外部キャップ体30とを有している。
被着筒部21の内周面には、径方向内方に突出した突出ピン39が形成されており、中筒部23の外周面には、前記突出ピン39が挿入されるガイド溝28が形成されている。このガイド溝28は、図10に示すように、軸線L方向及び周方向に延びる階段状に形成されており、第1横溝28A、第2横溝28B、第3横溝28C、第4横溝28Dとを備えている。
つまり、この第2の実施形態においては、突出ピン39及びガイド溝28が、軸線方向ガイド部11及び周方向ガイド部12の役割をなしており、軸線方向ガイド部11と周方向ガイド部12とが一体に形成されているのである。
突出ピン39を第1横溝28A内に配置すると、外部キャップ体30は軸線L方向下方に位置することになり、挿入軸部24が注出孔34内に挿入されて注出孔34が閉止され、キャップ10は閉状態(注出流量 0)とされる。
外部キャップ体30を回動させて、突出ピン39を第2横溝28B内に配置すると、外部キャップ体30は軸線L方向上方に移動して注出孔34内から挿入軸部24が僅かに抜出され、キャップ10は小量注出状態とされる。
また、外部キャップ体30を回動させて、突出ピン39を第3横溝28C内に配置すると、外部キャップ体30は軸線L方向上方にさらに移動して注出孔34内から挿入軸部24が抜出され、キャップ10は中量注出状態とされる。
さらに、外部キャップ体30を回動させて、図9及び図10に示すように突出ピン39を第4横溝28D内に配置すると、外部キャップ体30は軸線L方向上方にさらに移動し、注出孔34内から挿入軸部24が完全に抜出され、キャップ10は開状態(注出流量 大)とされる。
このような構成とされた本実施形態であるキャップ10においては、軸線方向ガイド部11と周方向ガイド部12とが一体に形成されているので、外部キャップ体30及び内部キャップ体20を小さく構成することができ、図9に示すように、キャップ10を小型化することが可能となる。
以上、本発明の実施形態であるキャップについて説明したが、本発明の技術的範囲はこれに限定されることはなく、本発明の技術的思想を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、第1の実施形態において、周方向ガイド部と軸線方向ガイド部とを径方向に配設したものとして説明したが、これに限定されることはなく、周方向ガイド部と軸線方向ガイド部とを軸線方向に連設させてもよい。
また、第2の実施形態において、突出ピンとガイド溝とによって周方向ガイド部及び軸線方向ガイド部とを一体に形成したものとして説明したが、これに限定されることはなく、互いに螺合する雄ネジ部と雌ネジ部を形成して軸線方向ガイド部とするとともに、これら雄ネジ部及び雌ネジ部の一方に突起部を設け、他方に複数の係止部を設けて、周方向ガイド部を構成してもよい。
さらに、ガイド溝を階段状に形成したものとして説明したが、これに限定されることはなく、ガイド溝を螺旋状に形成し、ガイド溝内に突出ピンが係合される複数の係止部を設けてもよい。
内部キャップ体と外部キャップ体との軸線方向の相対位置を多段階に案内でき、注出孔からの注出流量を切り替え可能なキャップを提供することができる。
本発明の第1の実施形態であるキャップにおいて閉状態を示す側面断面図である。 図1に示すキャップの周方向ガイド部を軸線方向から見た説明図である。 図1に示すキャップにおいて小量吐出状態を示すキャップの側面断面図である。 図3に示すキャップの周方向ガイド部を軸線方向から見た説明図である。 図1に示すキャップにおいて中量吐出状態を示すキャップの側面断面図である。 図5に示すキャップの周方向ガイド部を軸線方向から見た説明図である。 図1に示すキャップにおいて開状態を示すキャップの側面断面図である。 図7に示すキャップの周方向ガイド部を軸線方向から見た説明図である。 本発明の第2の実施形態であるキャップの側面断面図である。 図9に示すキャップに設けられたガイド溝の展開図である。
符号の説明
10 キャップ
11 軸線方向ガイド部
12 周方向ガイド部
20 内部キャップ体
21 被着筒部
23 中筒部
25 雄ネジ部
27 係止部
27A 第1係止部(係止部)
27B 第2係止部(係止部)
27C 第1中間係止部(係止部)
27D 第2中間係止部(係止部)
27E 第3中間係止部(係止部)
28 ガイド溝
28A 第1横溝(係止部)
28B 第2横溝(係止部)
28C 第3横溝(係止部)
28D 第4横溝(係止部)
30 外部キャップ体
31 摺動筒部
32 雌ネジ部
34 注出孔
38 突起部
39 突出ピン(突起部)

Claims (3)

  1. 容器本体の口筒部に取り付けられ、前記容器本体の内容物を注出する注出孔を備えたキャップであって、
    前記口筒部に被着される被着筒部とその軸線と同軸に配置された中筒部とを備えた内部キャップ体と、
    前記内部キャップ体に対して前記軸線方向に昇降可能、及び周方向に回動可能に装着される外部キャップ体と、を有し、
    前記内部キャップ体及び前記外部キャップ体には、互いの周方向位置を案内する周方向ガイド部と、前記周方向位置に応じて互いの前記軸線方向位置を案内する軸線方向ガイド部と、が設けられ、
    前記注出孔は、前記外部キャップ体が有する天板部に設けられ、
    前記中筒部は、前記被着筒部の上端に前記軸線に直交するように内周側に向けて延びる環状天板部の内周縁から前記軸線に沿って前記注出孔側に向けて延びるように形成されるとともに、前記環状天板部に連設された大径部と、該大径部の上端に連設されて該大径部よりも一段小径とされた小径部と、該小径部の内周側に設けられた天面部と、該天面部から前記軸線に沿って前記注出孔側に起立した挿入軸部と、を備え、前記天面部には、前記挿入軸部の周りに貫通孔が形成され、
    前記外部キャップ体の前記天板部には、前記中筒部の前記挿入軸部が挿入される注出筒部と、その内周側に前記中筒部の前記小径部が嵌入される嵌合筒部と、が、前記容器本体側に向けて延出するように設けられ、前記注出筒部の内周側に前記注出孔が位置し、
    前記中筒部の前記大径部に、前記周方向ガイド部、又は、前記軸線方向ガイド部が設けられ、
    前記周方向ガイド部は、前記内部キャップ体及び前記外部キャップ体の一方に形成され、他方に向けて突出した突起部と、前記内部キャップ体及び前記外部キャップ体の他方に形成され、前記突起部と係合して前記周方向位置を案内する複数の係止部と、を備え、
    前記外部キャップ体を前記軸線回りに回動させて前記突起部を各係止部に係合させることにより外部キャップ体と内部キャップ体との周方向位置を少なくとも3段階に案内し、これに応じて前記内部キャップ体と前記外部キャップ体との前記軸線方向における相対位置を変更することにより、前記注出筒部に前記挿入軸部を挿抜して、該注出筒部と該挿入軸部とで画成される前記注出孔への流路の面積を切り替え、前記注出孔からの注出流量を少なくとも3段階に切り替える構成とされていることを特徴とするキャップ。
  2. 前記内部キャップ体には、前記中筒部と同軸で径方向外方に外筒部が立設され、
    前記中筒部の前記大径部と前記外筒部の一方に軸線方向ガイド部を形成する雄ネジ部を設け、他方に周方向ガイド部を形成する突起部又は係止部を設け、
    前記外部キャップ体には、前記中筒部の前記大径部に係合される摺動筒部と、前記外筒部に係合されるガイド筒部とが設けられていることを特徴とする請求項1に記載のキャップ。
  3. 前記軸線方向ガイド部は、前記内部キャップ体における前記中筒部の前記大径部、又は、前記外部キャップ体の一方に形成された突出ピンと、他方に形成されたガイド溝とから構成され、前記突出ピンが前記ガイド溝内に挿入されており、
    前記突出ピンが前記周方向ガイド部の突起部として作用し、前記ガイド溝が前記係止部として作用するように構成され、前記軸線方向ガイド部と前記周方向ガイド部とが一体に形成されていることを特徴とする請求項1に記載のキャップ。
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