JP2001180727A - 注出キャップ - Google Patents

注出キャップ

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JP2001180727A
JP2001180727A JP37566999A JP37566999A JP2001180727A JP 2001180727 A JP2001180727 A JP 2001180727A JP 37566999 A JP37566999 A JP 37566999A JP 37566999 A JP37566999 A JP 37566999A JP 2001180727 A JP2001180727 A JP 2001180727A
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spout
plug
cap
cap body
bottle
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Hirobumi Kondo
博文 近藤
Hironori Kenjo
廣則 見城
Hideo Takahashi
秀夫 高橋
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KONO JUSHI KOGYO KK
KOUNO JUSHI KOGYO KK
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KONO JUSHI KOGYO KK
KOUNO JUSHI KOGYO KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ガラス、合成樹脂等のボトルに取付けられ、
注出口を開閉自在とした注出キャップに関し、特に療養
者、患者、寝たきりの老人等の被介護人に飲料等を飲ま
せるような飲料用の用途に適した注出キャップに関し、
内容物を適量ずつ注出することができ、上記のような被
介護人に対する介護用として、或いは乳幼児等用として
好適に機能するような注出キャップを提供することを課
題とするものである。 【解決手段】 ボトルに取付けられるキャップ本体2
と、該キャップ本体2に外嵌される注出栓3とを具備
し、相互に接触したときに閉栓状態となり、離間したと
きに開栓状態となるような栓部9,19が、前記キャップ
本体2の外面側と注出栓3の内面側とにそれぞれ形成さ
れ、しかも、前記キャップ本体2の栓部9と注出栓3の
栓部19が離間して開栓状態となる際の、両栓部9,19間
の隙間の大きささを調整しながら、前記注出栓3がキャ
ップ本体2に対して上下動可能に設けられていることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、注出キャップ、さ
らに詳しくは、ガラス、合成樹脂等のボトルに取付けら
れ、注出口を開閉自在とした注出キャップに関し、特に
療養者、患者、寝たきりの老人等の被介護人に飲料等を
飲ませるような飲料用の用途に適した注出キャップに関
するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、飲料等を収容する注出キャップ
として、従来ではたとえば図22に示すようなものがあ
る。すなわち、この注出キャップは、キャップ本体52
と、注出栓41とからなり、ボトル42の口43に嵌脱自在に
嵌合される。
【0003】前記キャップ本体52は、多段円筒形状を有
し、ボトル42の口43に外嵌される螺合部44と、該螺合部
44から延設された第一段部45と、該第一段部45の先端か
ら延設された第二段部46と、該第二段部46の内側に配置
され、一部が第二段部46から臨出するように、第二段部
46の内側に突設された数本の支持片47, …に支持された
栓部48とからなる。
【0004】また、前記第一段部45と前記第二段部46と
の間には、テーパ状の下方係止部53が形成される一方、
第二段部46には周状に突出した上方係止部49が形成され
ている。
【0005】前記注出栓41には、前記栓部48が嵌入可能
な注出口50が形成されてなり、注出栓41がキャップ本体
52に対して上下に摺動可能に嵌合されている。
【0006】また、前記注出栓41の内側には、前記下方
係止部53及び前記上方係止部49と係止可能な係止部51が
周状に突設されてなる。
【0007】従って、前記注出栓41を引き上げた際に
は、前記係止部51が上方係止部49に係止されて、注出栓
41の上方への摺動が規制されると共に、注出栓41の注出
口50が前記栓部48から離脱して開栓され、ボトル42内の
飲料を飲むことができる一方、前記注出栓41を押し下げ
た際には、前記係止部51が下方係止部53に係止され、注
出栓41の下方への摺動が規制されると共に、注出栓41の
注出口50に栓部48が嵌入されて閉栓され、ボトル42内の
飲料の流出が規制されるのである。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
飲料用注出キャップは、運動中や歩行中に零すことなく
飲める機能に重点がおかれているため、注出口50をキャ
ップ本体52の栓部48から引き上げることにより開栓さ
れ、飲用時においては、口に含むだけでボトル内の飲料
が多量に注出口50から流出するような構造に設計されて
いた。
【0009】このように、注出口50を引き上げるだけで
栓部48との密封がワンタッチで開栓される構造になって
いるため、注出量の調整については考慮されていないの
が現状である。
【0010】このような注出キャップは、携帯に持ち歩
き易い小型のペットボトルに取り付けられるものであっ
て、コンビニエンスストアや自動販売機等で飲料を収容
して販売されるボトルに取り付けられるものであり、本
来、歩きながら、或いは運動中等に注出口50から直接飲
用することを目的としたキャップである。
【0011】従って、このような注出キャップを他の用
途に使用した場合、不都合が生ずることがある。
【0012】たとえば、療養者、患者、寝たきりの老人
等の被介護人に飲料を飲ませるような介護用としては、
一般には先端が先細に形成された急須のような形状の吸
い飲み具が使用されるが、このような吸い飲み具一般に
容量が少なく、また飲み口が先細ではあるが、上記注出
キャップのように開栓,閉栓の調整ができないので、流
出量を調整することができず、また容器を傾ければ、零
しやすいという問題点がある。
【0013】そこで、このような介護用として上記のよ
うな注出キャップを用いることも考えられるが、注出口
50から口に含むだけで飲めるというこの種のキャップを
介護用として用いる場合には、ボトルから直接飲む場合
に比べると幾分飲み易いものの、注出量を調整できない
ので、飲料が出すぎる状態となり、また寝た状態で飲む
場合にはボトルを傾けただけで流出が始まるので零れる
という問題があった。
【0014】従って、上記のような介護用等として水分
補給を目的として飲ませるような場合には、不用意に零
れるおそれがあるので、不向きであった。
【0015】本発明は、上述のような問題点を解決する
ためになされたもので、内容物を適量ずつ注出すること
ができ、上記のような被介護人に対する介護用として、
或いは乳幼児等用として好適に機能するような注出キャ
ップを提供することを課題とするものである。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明に係る注出キャップは、ボトルに取付けられ
るキャップ本体2と、該キャップ本体2に外嵌される注
出栓3とを具備し、相互に接触したときに閉栓状態とな
り、離間したときに開栓状態となるような栓部9,19
が、前記キャップ本体2の外面側と注出栓3の内面側と
にそれぞれ形成され、しかも、前記キャップ本体2の栓
部9と注出栓3の栓部19が離間して開栓状態となる際
の、両栓部 9,19間の隙間の大きさを調整しながら、前
記注出栓3がキャップ本体2に対して上下動可能に設け
られていることを特徴とする。
【0017】上記構成からなる注出キャップは、栓部
9,19間の隙間の大きさを調整しながら、注出栓3をキ
ャップ本体2に対して上下動することができるため、そ
の栓部9,19間の隙間から適量ずつ内容物を注出するこ
とができる。
【0018】特に、キャップ本体2の外周面にねじ部13
を形成するとともに該ねじ部13に螺合可能なねじ部14を
注出栓3に形成し、両ねじ部13、14が螺合した状態で、
注出栓3を回転することにより該注出栓3を上下動させ
る場合には、注出栓を安定した状態で上下動させること
ができ、栓部 9,19間の隙間の大きさをより好適に調整
することができ、その結果、流量を好適に調整すること
ができる。
【0019】また、キャップ本体2の栓部9と注出栓3
の栓部19が接触して閉栓状態とされ、且つキャップ本体
2が注出栓3に密閉状態で外嵌されたときに、注出栓3
の回転を禁止するストッパー23,24を、キャップ本体2
の栓部9の近辺の外面側と注出栓3の栓部19の近辺の内
面側にそれぞれ形成した場合には、注出栓3が閉栓位置
に移動し密閉状態でキャップ本体2に嵌合した際に、注
出栓のそれ以上の回転を禁止され、従って注出栓の下方
への移動が規制されることとなり、注出栓の締め付け力
が規制されて必要以上に締め付け力が大きくなることが
なく、注出栓の開栓開始時において抵抗が発生しない。
【0020】また、上記のように注出栓の締め付け力が
必要以上に大きくなることがならないために、再度注出
栓を回転して上方に移動させる際に、回転初期時に大き
な力が必要となることもなく、その注出栓のネジとキャ
ップ本体のネジとのネジ回転の抵抗によりキャップ本体
が共周りすることもなく、従って注出キャップが不用意
にボトルから外れることがない。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面に従って説明する。図1乃至図9において、1は飲
料用の注出キャップであり、該注出キャップ1は、飲料
用のボトルに取付けられるキャップ本体2と、該キャッ
プ本体2に対して上下に摺動可能に嵌合される注出栓3
と、該注出栓3に外嵌可能で、前記注出栓3に取付可能
なカバーキャップ4とからなる。
【0022】前記キャップ本体2は、図3乃至図5に示
すように、下部2a、中間部2b、及び上部2cの3つの部分
からなる多段円筒形状に形成されている。キャップ本体
2の下部2aには、ボトルの口に螺合可能な螺合部5が形
成され、該キャップ本体2の下部2aと中間部2bの間に
は、段部6が形成されている。
【0023】7は、キャップ本体2の上部2cの外側面を
構成する立ち上がり部で、前記キャップ本体2の中間部
2bの上部から立ち上がり形成されている。
【0024】9は、後述する注出栓3の栓部19と接触し
て、該注出栓3をキャップ本体2に密閉状態で嵌合させ
るための栓部で、略有天筒状に形成され、前記立ち上が
り部7から臨出するようにして、立ち上がり部7の内側
に突設された4本の支持片8,…に支持されている。
【0025】前記立ち上がり部7の上端の外側には突起
10が形成されている。また、この突起10の直下には、小
突起37が形成されている。
【0026】また螺合部5となるキャップ本体2の下部
2aの内周面側には、雌ねじ11が形成されており、この雌
ねじ11とボトル26の口部に形成された雄ねじ12とが螺合
することで、キャップ本体2をボトル26に取付けること
ができる。
【0027】また、前記キャップ本体2の中間部2bの外
周面には、後述する注出栓3のねじ部14と螺合するねじ
部13が形成されている。このねじ部13は、キャップ本体
2の中間部の外周面に螺旋状に刻設された不連続な2条
の溝からなる。
【0028】前記栓部9は、略有天円筒状であり、図5
(ロ)に示す如く、立ち上がり部7の内側と略同心円状
に配されると共に、立ち上がり部7内側の4等分位置か
ら夫々突設された支持片8によって支持されている。
【0029】そして、栓部9の外径は、立ち上がり部7
の内側の内径に比して小であるため、栓部9の外周と、
立ち上がり部7の内側との間には隙間が生じ、流出部15
が形成されてなる。
【0030】従って、キャップ本体2がボトルに取付け
られた状態にあっては、ボトル内の飲料は、前記流出部
15を介してのみ外部に流出可能である。
【0031】栓部9の上部には、後述する注出栓3の回
転を禁止するための平面略扇形のストッパー23,23 が2
条形成されている。
【0032】次に、注出栓3は、図6及び図7に示すよ
うに、幅広な下部3aと、該下部3aよりわずかに幅狭な中
間部3bと、該中間部3bに比して幅狭で先細に形成された
ノズル状の上部3cの3つの部分から形成されている。
【0033】さらに、注出栓3の上部3cの先端には、注
出口16が形成されている。
【0034】また、その注出口16の内部には、たとえば
転倒時等における該注出口16からの不用意な内容物の零
れを阻止するための略Y字状の仕切り部17が形成されて
いる。
【0035】さらに、該注出栓3の中間部3bの内面側に
は、比較的長い立ち下がり部18が形成され、且つ該立ち
下がり部18の内側に、前記キャップ本体2の栓部9と接
触しうる栓部19が短く立ち下がり形成されている。
【0036】また、注出栓3の中間部3bの外側壁20と立
ち下がり部18との間には、前記キャップ本体2の立ち上
がり部7が挿入可能な溝部21が形成されている。
【0037】前記栓部19近辺の注出栓3の内側には、前
記キャップ本体2の栓部9に形成されたストッパー23に
係止可能なストッパー24が形成されている。
【0038】さらに、前記注出栓3の外側壁20の内側に
は、突起22が突設されている。
【0039】また、注出栓3の下部3aと中間部3bとの間
には、段部25が形成されている。
【0040】上述のようなキャップ本体2の栓部9に注
出栓3を外嵌するとともに、キャップ本体2の立ち上が
り部7を、注出栓3の溝部21内に挿入した状態にあって
は、注出栓3の突起22がキャップ本体2の立ち上がり部
8の突起10と係合することによる規制範囲内で注出栓3
がキャップ本体2に対して上下動可能となる。
【0041】すなわち、キャップ本体2の立ち上がり部
7が注出栓3の溝部21内に挿入された状態のまま、注出
栓3がキャップ本体2に対して上下動可能であり、且つ
注出栓3が上方に移動した際には、注出栓3の突起22が
キャップ本体2の立ち上がり部7の突起10と係合し、移
動が規制され、注出栓3の上限位置が決められるととも
に、それ以上の上方への回動が規制される。
【0042】次に、カバーキャップ4は、図1、図2、
及び図8に示すように、略有天円筒状に形成され、注出
栓3に外嵌可能に形成されている。
【0043】すなわち、カバーキャップ4を注出栓3に
外嵌した状態において、カバーキャップ4の下端が注出
栓3の段部25に当接することで、カバーキャップ4を注
出栓3に取付けることができるのである。
【0044】図2及び図9において、27はボトル26の開
口部に装着するための中栓で、プレート部28の略中央に
平面略十字状の起立片29が立設されている。
【0045】30は、前記プレート部28の周縁に立ち上が
り形成されたインナーリングで、そのインナーリング30
の上縁にはフランジ31が外向きに突設されている。
【0046】本実施形態における注出キャップは以上の
構成からなり、次にその注出キャップを使用する場合に
ついて図10乃至図15に基づき説明する。
【0047】先ず、図10に示すように、注出キャップ1
はボトル26に螺合されて取付けられる。
【0048】この状態において、中栓27はボトル26の開
口部に装着される。
【0049】中栓27がボトル26の開口部に装着された状
態においては、中栓27のインナーリング30がボトル26の
開口部直下の内周面に圧接されるとともに、中栓27のフ
ランジ31がキャップ本体2の第一段部6の裏面側に圧接
され、それによって第一段部6の裏面側が中栓27に押し
付けられることとなり、その結果、中栓27のフランジ31
がボトル26の開口部側に押し付けられ、そのボトル26の
開口部がシール状態とされることとなる。
【0050】また、注出キャップ1がボトル26に取り付
けられた状態において、図10の2点鎖線で示すように注
出キャップ1とボトル26とに跨がって熱収縮フィルム32
でシュリンク処理等が施される。
【0051】次に、熱収縮フィルム32を除去した後、図
11に示すように、注出キャップ1をボトル26から取り外
し、指33で中栓27の起立片29を押圧することにより、中
栓27をボトル26の開口部から離脱させる。
【0052】このように中栓27を取り外した状態で、図
12に示すように、再度注出キャップ1をボトル26に取り
付ける。
【0053】次に、図13に示すように、カバーキャップ
4を側方から押圧すると、その押圧力によって、カバー
キャップ4を注出栓3から取り外すことができる。
【0054】次に、注出栓3を回転すると、注出栓3の
ねじ部14とキャップ本体2のねじ部13とが螺合した状態
で、注出栓3が上方へ移動する。
【0055】すなわち、キャップ本体2のねじ部13と注
出栓3のねじ部14とが螺合した状態で、注出栓3を回転
すると、注出栓3はスムーズに上方へ持ち上げられるこ
ととなる。
【0056】そして、図14に示すように注出栓3の外側
壁20の突起22がキャップ本体2の立ち上がり部7の突起
10と係合すると、上方への移動が規制され、注出栓3は
それ以上上方へ持ち上げられることはない。
【0057】この場合、キャップ本体2の突起10の直下
には、小突起37が形成されているため、注出栓3の突起
22がキャップ本体2の突起10に係合される前に、該注出
栓3の突起22は前記小突起37を乗り越える。
【0058】この結果、注出栓3の突起22は、キャップ
本体2の突起10と小突起37間に保持されることとなり、
下方への回動も禁止される。従って、注出栓3は、上方
の開栓位置まで移動したときに、不用意に回転して下方
へ移動するようなこともないのである。
【0059】また、注出栓3の突起22がキャップ本体2
の小突起37を乗り越えるときに、その乗り越えが強制的
になされるために発音し、その発音によって使用者は注
出栓3が上方の開栓位置まで移動したことを確認するこ
とができ、その結果、飲用可能であることが判断できる
のである。
【0060】このようにして、注出栓3が、キャップ本
体2のねじ部13と注出栓3のねじ部14との螺合による回
動作用で持ち上がることによって、上方へ移動した場合
には、キャップ本体2の栓部9が注出栓3の栓部19から
離脱するので、注出栓3とキャップ本体2との密な嵌合
状態が外れた状態になる。従って、流出部15を介して流
出したボトル内の飲料は、キャップ本体2の栓部9と注
出栓3の栓部19間の隙間を流出し、さらに注出口16を通
って外部に注出可能となる。
【0061】このような状態で、ボトル26を傾けること
によって、注出栓3の注出口16から内容物を注出するこ
とができる。
【0062】この場合において、注出栓3はネジ回転し
ながら上方へ移動するため、徐々に移動することとな
り、従って注出栓3の栓部9とキャップ本体2の栓部19
とが離間する際に、その栓部9と栓部19間の隙間は徐々
に開口することとなる。
【0063】従って、注出栓3の栓部9とキャップ本体
2の栓部19との隙間の大きさを調整することができ、そ
の隙間から内容物が多量に流出することがない。
【0064】すなわち、ボトル26を傾けた状態では、注
出体3の栓部9とキャップ本体2の栓部19との隙間の大
きさを制限している場合には、空気置換作用が生じない
ので、飲料の流出がある程度阻止され、従ってボトル内
の内容物は注出体3の栓部9とキャップ本体2の栓部19
との隙間から多量に流出することがなく、少量ずつ流出
されることとなる。
【0065】この結果、注出口6からも少量ずつ内容物
を注出することができるので、たとえば介護人が被介護
人にボトル内の飲料や薬液等を飲ませる場合に、適量ず
つ内容物を注出して被介護人に飲ませることができる。
【0066】そのような場合において、寝具や顔等の上
にボトル内の内容液を零さずに飲ませることができると
いう大きな効果が得られることとなる。
【0067】また、注出栓3の上部3cの先端は、先細に
形成されているため、介護用として飲料を飲ませる場合
には、注出口16の大きさやその近辺の形態が口に含ませ
るのが最適であり、介護用に適した注出キャップを提供
することができる。
【0068】さらに、注出栓3の先端が丸みを帯びて先
細に形成されているため、飲む際に閉じられた唇に挿入
し易く、また口を大きく開けなくても飲み易いという効
果がある。
【0069】さらに、注出栓3の先端の注出口16は、仕
切り部17によって3箇所に区分されているため、ボトル
が転倒した状態においても、注出出口16から内容物が多
量に流出して零れることがない。
【0070】次に、飲料を飲まし終えた後は、注出栓3
を逆方向に回転して注出栓3を下方に移動させる。
【0071】そして、図15に示すように、所定位置まで
回転して移動させると、キャップ本体2の栓部9と注出
栓3の栓部19とが接触し、閉栓状態となり、さらに注出
栓3を回転して下方に移動させると、注出栓3に形成さ
れたストッパー24が、キャップ本体2の栓部9に形成さ
れたストッパー23に係止されることとなる。
【0072】このように両ストッパー23,24 が相互に係
止された状態となるために、注出栓3の回転が禁止さ
れ、注出栓3のそれ以上の下方への移動が規制される。
また、注出栓3とキャップ本体2との嵌合は、密閉状態
でなされることとなる。
【0073】さらに、両ストッパー23,24 が相互に係止
された状態となるために、注出栓3の締め付け力が必要
以上に大きくなることがない。
【0074】従って、再度注出栓3を回転して上方に移
動させる際に、回転初期時に開けトルクが発生すること
もなく、大きな力を必要としない。
【0075】このため、注出栓3を回転して上方に移動
させる際に、キャップ本体2が共周りして不用意に緩む
ことがない。
【0076】従って、キャップ本体2とボトル口部との
螺合状態が外れるようなこともなく、特に介護用として
療養者等に飲ませる場合に、ボトル26内の内容物がボト
ルの口部とキャップ本体の隙間から零れることがないた
めに、不用意に被介護人にかかることがないという大き
な効果がある。
【0077】よって、介護用として使用する飲料等のボ
トルのためのキャップに適した注出チャップが得られる
こととなった。
【0078】さらに、閉栓状態においては、栓部19の内
周面がキャップ本体2の栓部9の上部外周面に圧接し、
且つキャップ本体2の立ち上がり部7の内周面が注出栓
3の第1立ち下がり部18の外周面に圧接し、さらに注出
栓3に形成された突起22が、キャップ本体2の立ち上が
り部7の外周面に圧接するため、ボトル内の飲料の漏れ
が好適に防止されることとなる。
【0079】このように、本実施形態においては、先端
が先細で、また横向けた状態だけでは流出しないため
に、寝た状態の被介護人に飲ませ易く、且つキャップ本
体2の栓部9と注出栓3の栓部19が離間して開栓状態と
なる際の、両栓部9,19間の隙間の大きさを調整しなが
ら流出量を調整することができ、しかも両ストッパー2
3,24 が係止されることにより注出栓3の締めトルク及
び開けトルクが好適に制限されるために、力の無い療養
者や老人等であっても開けやすく、介護用等として使用
するのに適した注出キャップを提供することが可能にな
った。
【0080】また、注出栓3をネジ回転することのみで
上昇させて開栓,閉栓することができるので、抵抗力の
ない状態で開栓作業を行えるので、開栓、閉栓を非常に
容易に行うことができる。
【0081】尚、上記実施形態では、キャップ本体2の
ねじ部13と注出栓3のねじ部14との螺合により、注出栓
3を回転すると注出栓3が上下動するように構成した
が、注出栓3を上下動させるための構成はこれに限定さ
れるものではない。
【0082】たとえばラチェットのごとき機構を利用し
て徐々に上下動させてもよい。
【0083】要は、注出栓3のキャップ本体2の栓部9
と注出栓3の栓部19が離間して開栓状態となる際に、両
栓部9,19間の隙間の大きさを調整しながら、前記注出
栓3がキャップ本体2に対して上下動可能に設けられて
いればよいのである。
【0084】さらに、上記実施形態では、キャップ本体
2の栓部9が略有天筒状に形成されていたが、栓部9の
形状はこれに限定されるものではない。
【0085】また、該実施形態では、注出栓3の栓部19
が立ち下がり部18よりも短く立ち下がり形成された環状
の形状に形成されていたが、注出栓3の栓部19の形状も
これに限定されるものではない。
【0086】従って、キャップ本体2の栓部9と注出栓
3の栓部19とが接触する構造も上記実施形態に限定され
るものではない。
【0087】たとえば、図20に示すように、注出栓3の
上部3cにキャップ本体2の栓部9が点接触状態で接触す
るように構成してもよい。この場合には、注出栓3の上
部3cにおけるキャップ本体2の栓部9と接触する部分
が、注出栓3の栓部19となる。
【0088】また、図21に示すように、面接触状態で接
触するようにしてもよい。この場合には、閉線がより確
実になされることとなる。
【0089】さらに、キャップ本体2の栓部9の上部が
注出栓3の注出口16に挿入できるような構造としてもよ
い。この場合には、注出口16の内周面が注出栓3の栓部
19となる。従って、注出栓3の栓部19とは別に、その栓
部19より上部に注出口16を設けることは本発明に必須の
条件ではない。
【0090】ただし、注出栓の栓部より上部に注出口が
設けられている場合には、開栓状態におけるキャップ本
体の栓部と注出栓の栓部との隙間から内容物が流出し、
その後に、その内容物が注出口から注出されるため、内
容物が多量に注出されることがより確実に防止されると
いう効果がある。
【0091】また、上記実施形態では、中栓27は、プレ
ート部28の略中央に平面略十字状の起立片29が立設さ
れ、且つプレート部28の周縁にインナーリング30が立ち
上がり形成されるとともに、そのインナーリング30の上
縁にフランジ31が外向きに突設されることによって形成
されていたが、中栓27の形状はこれに限定されるもので
はない。
【0092】さらに、上記実施形態では、中栓27でボト
ル26の開口部をシールすることとしたが、中栓27を用い
ずに、アルミシール、パッキン、フィルム等でシールす
ることも可能である。
【0093】ただし、中栓27を用いれば、アルミシー
ル、パッキン、フィルム等でシールする場合のような工
場設備が不要となる大きな利点がある。
【0094】さらに、上記実施形態では、注出栓3を、
先端が先細となる形状に形成したが、注出栓3の形状は
該実施形態に限定されない。
【0095】さらに、上記実施形態においては、カバー
キャップ4の外周面が平坦に形成されているが、これに
限らず、たとえば図16に示すように、多数の突起34,…
がカバーキャップ4の外周面に形成されていてもよい。
【0096】このように多数の突起34,…が形成されて
いれば、カバーキャップ4を把持する際に滑り止めとな
る。
【0097】また、図17に示すように、膨出部35を形成
することも可能である。
【0098】このような膨出部35の形成により、その膨
出部35を把持することによって、カバーキャップ4の取
り外しを容易に行うこともできる。
【0099】さらに、上記各実施形態では、注出栓3の
先端の注出口16の部分に略Y字状の仕切り部17が形成さ
れ、注出口16の内部は3箇所に区分されているが、注出
口16の内部の形状はこれに限定されるものではなく、た
とえば略十字状の仕切り部が形成されて、注出口16が4
箇所に区分されていてもよい。
【0100】さらに、図18に示すような細長い付属パイ
プ36を準備し、この付属パイプ36を、図19に示すよう
に、注出栓3の先端部に外嵌することも可能である。
【0101】このような付属パイプ36を注出栓3の先端
部に外嵌することによって、注出栓3の先端部を延長
し、付属パイプ36のジャバラ部分38により先端を曲げ、
飲み易い形態に変更できるという利点がある。このよう
な利点は、介護用として使用する場合に、非常に好まし
いものである。
【0102】尚、上記のような仕切り部17が形成されて
いることによって、上記のような好ましい効果が得られ
るが、このような仕切り部17を形成することは、本発明
に必須の条件ではない。
【0103】さらに、上記実施形態では、ボトルキャッ
プを被介護人の介護用として使用する場合について説明
したが、本発明のボトルキャップの用途はこれに限定さ
れるものではなく、たとえば母親が乳幼児に飲ませるよ
うな場合に使用してもよく、その他、一般の飲料用のボ
トルキャップとして使用することも可能である。
【0104】また、飲料以外にドレッシング、ソース
類、ラー油等の液体調味料に使用することも可能であ
り、さらには、このような飲食物以外に、シャンプー、
リンス、洗剤等の化粧品類用として使用することも可能
であり、さらには液体肥料の注出用として使用すること
も可能であり、その用途は問わない。
【0105】
【発明の効果】叙上のように、本発明に係るボトルキャ
ップは、ボトルに取付けられるキャップ本体と、該キャ
ップ本体に外嵌される注出栓とを具備し、相互に接触し
たときに閉栓状態となり、離間したときに開栓状態とな
るような栓部が、前記キャップ本体の外面側と注出栓の
内面側とにそれぞれ形成され、しかも、前記キャップ本
体の栓部と注出栓の栓部が離間して開栓状態となる際
の、両栓部間の隙間の大きさを調整しながら、前記注出
栓がキャップ本体に対して上下動可能に設けられている
ため、注出栓とキャップ本体との栓部間の隙間の大きさ
を調整しながら、注出栓をキャップ本体に対して上下動
することができるため、その栓部間の隙間から適量ずつ
内容物を注出することができる。
【0106】従って、介護人が被介護人に栄養飲料等を
飲ませる場合、或いは母親が乳幼児に飲料を飲ませる場
合に、適量ずつ内容物を注出して飲ませることができる
という効果がある。
【0107】特に、吸い飲みすることが一度にできない
ような使用者には、適量ずつ飲ませることができるの
で、このような使用者に適したボトルキャップを提供す
ることができる。
【0108】特に、キャップ本体の外周面にねじ部を形
成するとともに該ねじ部に螺合可能なねじ部を注出栓に
形成し、両ねじ部が螺合した状態で、注出栓を回転する
ことにより該注出栓を上下動させる場合には、注出栓を
安定した状態で上下動させることができ、栓部間の隙間
の大きさをより好適に調整することができる。
【0109】また、キャップ本体の栓部と注出栓の栓部
が接触して閉栓状態とされ、且つ注出栓がキャップ本体
に密閉状態で嵌合されたときに、注出栓の回転を禁止す
るストッパーを、キャップ本体の栓部の近辺の外面側と
注出栓の栓部の近辺の内面側にそれぞれ形成した場合に
は、注出栓が閉栓位置に移動し密閉状態でキャップ本体
に嵌合した際に、注出栓のそれ以上の回転を禁止され、
従って注出栓の下方への移動が規制されることとなり、
注出栓の締め付け力が規制されて必要以上に大きくなる
ことがなく、開栓時における注出栓の持ち上げの際の抵
抗が発生しない。
【0110】また、上記のように注出栓の締め付け力が
必要以上に大きくなることがならないために、再度注出
栓を回転して上方に移動させる際に、回転初期時に大き
な力が必要となることもなく、その注出栓のネジ回転の
抵抗によりキャップ本体が共周りすることもなく、従っ
てボトルキャップが不用意にボトルから外れることがな
い。
【0111】この結果、一般の飲料用としてのみなら
ず、たとえば療養者、老人等の介護用のために機能性飲
料の飲用や水分補給用として使用でき、或いは乳幼児用
としても使用しうるボトルキャップを提供することが可
能となる。
【0112】さらに、注出栓の栓部より上部に注出口が
設けられている場合には、開栓状態におけるキャップ本
体の栓部と注出栓の栓部との隙間から内容物が流出し、
その後に、その内容物が注出口から注出されるため、内
容物が勢いよく飛び出すことが好適に防止されるという
効果がある。
【0113】さらに、注出栓を先細に形成した場合に
は、介護人が被介護人に飲料を飲ませ、或いは乳幼児に
飲料を飲ませることも容易となり、特に介護用、乳幼児
用として適したボトルキャップを提供できるという実益
がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】一実施形態の注出キャップの概略正面図。
【図2】図1のA−A線断面図。
【図3】同実施形態の注出キャップのキャップ本体の正
面図。
【図4】同背面図。
【図5】同実施形態の注出キャップのキャップ本体であ
って、(イ)は縦断面図、(ロ)は平面図。
【図6】同実施形態の注出キャップの注出栓であって、
(イ)は縦断面図、(ロ)は平面図。
【図7】同注出キャップの注出栓の底面図。
【図8】同実施形態の注出キャップのカバーキャップで
あって、(イ)は縦断面図、(ロ)は平面図。
【図9】同実施形態の中栓であって、(イ)は縦断面
図、(ロ)は概略平面図。
【図10】注出キャップをボトルに取り付けた状態の縦
断面図。
【図11】カバーキャップを取り外して中栓を取り外す
直前の状態の縦断面図。
【図12】中栓の取り外し後にカバーキャップを再度取
り付けた状態の一部断面図。
【図13】カバーキャップを取り外す状態の縦断面図。
【図14】注出栓を回転して引き上げた状態の縦断面
図。
【図15】注出栓を逆方向に回転して引き下げた状態の
縦断面図。
【図16】カバーキャップの他の実施形態の縦断面図。
【図17】他の実施形態の正面図。
【図18】注出栓の付属パイプの正面図。
【図19】図18の付属パイプを注出ルキャップに取り付
けた状態の正面図。
【図20】他の実施形態の要部拡大断面図。
【図21】他の実施形態の要部拡大断面図。
【図22】従来の注出キャップの縦断面図。
【符号の説明】
1…注出キャップ 2…キャップ本体 3…注出栓 9…栓部 19…栓部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 秀夫 大阪府茨木市鮎川5丁目2番23号 河野樹 脂工業株式会社内 Fターム(参考) 3E084 AA04 AA12 AB01 BA02 CA01 CB02 CB04 CC03 DA01 DB12 DB13 DC03 EA03 EB04 EC03 FA09 GA01 GA08 GB01 GB12 GB14 KA11 KB01 LA14 LA17 LB02 LC01 LD08 LD17

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ボトルに取付けられるキャップ本体(2)
    と、該キャップ本体(2) に外嵌される注出栓(3) とを具
    備し、相互に接触したときに閉栓状態となり、離間した
    ときに開栓状態となるような栓部(9),(19)が、前記キャ
    ップ本体(2) の外面側と注出栓(3) の内面側とにそれぞ
    れ形成され、しかも、前記キャップ本体(2) の栓部(9)
    と注出栓(3) の栓部(19)が離間して開栓状態となる際
    の、両栓部(9) ,(19)間の隙間の大きさを調整しなが
    ら、前記注出栓(3) がキャップ本体(2) に対して上下動
    可能に設けられていることを特徴とする注出キャップ。
  2. 【請求項2】 両栓部(9) ,(19)間の隙間の大きさを調
    整しながら注出栓(3)をキャップ本体(2) に対して上下
    動する手段が、キャップ本体(2) の外周面にねじ部(13)
    を形成するとともに該ねじ部(13)に螺合可能なねじ部(1
    4)を注出栓(3)の内周面に形成し、両ねじ部(13)、(14)
    が螺合した状態で、注出栓(3) を回転することにより該
    注出栓(3) を上下動させる手段である請求項1記載の注
    出キャップ。
  3. 【請求項3】 キャップ本体(2) の栓部(9) と注出栓
    (3) の栓部(19)が接触して閉栓状態とされ、且つキャッ
    プ本体(2) が注出栓(3) に密閉状態で外嵌されたとき
    に、注出栓(3) の回転を禁止するストッパー(23),(24)
    が、キャップ本体(2) の栓部(9) の近辺の外面側と注出
    栓(3) の栓部(19)の近辺の内面側にそれぞれ形成されて
    いる請求項2記載の注出キャップ。
  4. 【請求項4】 注出栓(3) の栓部(19)より上部に注出口
    (16)が設けられている請求項1乃至3のいずれかに記載
    の注出キャップ。
  5. 【請求項5】 注出栓(3) が先細に形成されている請求
    項1乃至4のいずれかに記載の注出キャップ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008189320A (ja) * 2007-01-31 2008-08-21 Yoshino Kogyosho Co Ltd キャップ

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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