JP4912815B2 - ウェハ支持装置及びウェハ観察装置 - Google Patents

ウェハ支持装置及びウェハ観察装置 Download PDF

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本発明は、倒立型顕微鏡によってウェハを観察する際にウェハを支持するウェハ支持装置、及び倒立型顕微鏡を用いたウェハ観察装置に関する。
倒立型顕微鏡を用いた従来のウェハ観察装置として、下記の特許文献1に記載されたレーザ顕微鏡がある。このレーザ顕微鏡は、モータによって駆動されるX方向ステージ及びY方向ステージを備えており、X方向ステージには、倒立型顕微鏡の対物レンズが臨む開口が設けられている。そして、このX方向ステージ上には、ウェハ等の試料が臨む透明板が嵌められた開口を有する試料保持用のホルダが載置される。
特開平9−236640号公報
しかしながら、上述したレーザ顕微鏡には、次のような問題が存在する。すなわち、上述したレーザ顕微鏡においては、X方向ステージ及びY方向ステージの移動によって倒立型顕微鏡の対物レンズに対して試料の位置合せが行われるので、X方向ステージの開口をホルダの開口と略同一或いはそれ以上の広さにする必要がある。そのため、透明板を介して光学的な観察を行う際には、球面収差を抑えるために、透明板の厚さを薄くするのが好ましいものの、透明板の厚さを薄くすると、試料の重さにより透明板が撓むおそれがある。また、試料に対し、バイアス電圧等を印加すべく針当て(いわゆるプロービング)を行うと、試料がホルダと共に撓み、最悪の場合、試料が破損するおそれがある。
そこで、本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、ウェハを支持する光透過部材が撓むのを抑制することができ、更には、プロービング等によってウェハに何らかの外圧が作用しても、ウェハが撓むのを抑制することができるウェハ支持装置及びウェハ観察装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明に係るウェハ支持装置は、倒立型顕微鏡によってウェハを観察する際にウェハを支持するウェハ支持装置であって、倒立型顕微鏡の対物レンズが臨む第1の開口が設けられたベースと、光透過部材が嵌められた第2の開口が設けられ、光透過部材とウェハとが面接触するようにウェハを保持するウェハホルダと、第1の開口と第2の開口とが重なった状態で、ベースと光透過部材とが面接触するようにベースに対してウェハホルダを固定する固定手段と、を備え、第1の開口は、第2の開口より狭いことを特徴とする。
また、本発明に係るウェハ観察装置は、ウェハを観察するための倒立型顕微鏡と、倒立型顕微鏡の対物レンズが臨む第1の開口が設けられたベースと、光透過部材が嵌められた第2の開口が設けられ、光透過部材とウェハとが面接触するようにウェハを保持するウェハホルダと、第1の開口と第2の開口とが重なった状態で、ベースと光透過部材とが面接触するようにベースに対してウェハホルダを固定する固定手段と、を備え、第1の開口は、第2の開口より狭いことを特徴とする。
これらのウェハ支持装置及びウェハ観察装置では、ベースの第1の開口に臨む倒立型顕微鏡の対物レンズに対して、ウェハホルダの第2の開口に嵌められた光透過部材に臨むウェハの位置合せが行われた後、固定手段によってベースに対してウェハホルダが固定される。このとき、光透過部材とウェハとが面接触していると共に、ベースと光透過部材とが面接触しており、しかも、ベースの第1の開口がウェハホルダの第2の開口より狭くなっている。これにより、ウェハを支持する光透過部材の厚さを薄くしても、ウェハの重さにより光透過部材が撓むのを抑制できる。また、倒立型顕微鏡によってウェハを観察する際に、プロービング等によってウェハに何らかの外圧が作用しても、ウェハが撓むのを抑制することが可能となる。
なお、「第1の開口と第2の開口とが重なった状態」とは、少なくともそれぞれの一部同士が重なった状態を含む意味である。また、「第1の開口が第2の開口より狭い」とは、第1の開口の面積が第2の開口の面積より小さいことや、第の開口の外形が第の開口の外形を包含し得ること等を含む意味である。
本発明に係るウェハ支持装置においては、固定手段は、ベースに設けられた複数のエア吸引口を有することが好ましい。これにより、ベースに対してウェハホルダを真空吸着で確実に固定することができる。また、エア吸引口をベースに設けることで、ウェハホルダの構造を単純化することができる。
本発明に係るウェハ支持装置においては、エア吸引口は、第1の開口を包囲するように設けられていることが好ましい。この場合、第1の開口と第2の開口とが重なった状態でのベースに対するウェハホルダの固定を確実化することができる。
本発明に係るウェハ支持装置においては、エア吸引口によるエアの吸引は、個別に制御されることが好ましい。例えば、複数のエア吸引口のうち、ウェハホルダによって完全に塞がれていないエア吸引口によるエアの吸引を停止すると共に、ウェハホルダによって完全に塞がれているエア吸引口によるエアの吸引を強化することで、ベースに対してウェハホルダを確実に固定することが可能となる。
本発明に係るウェハ支持装置においては、ベースには、複数のエア噴射口が設けられていることが好ましい。これにより、ベースに対してウェハホルダをエアベアリングでスムーズに移動させることができる。また、エア噴射口をベースに設けることで、ウェハホルダの構造を単純化することができる。
本発明に係るウェハ支持装置は、ベースに対してウェハホルダを移動させる移動手段を備え、ウェハホルダは、移動手段に片持支持されていることが好ましい。ウェハホルダが移動手段に片持支持された構成によって、例えば、ベースに対するウェハホルダの移動をエアベアリングで行った場合に、風圧によってウェハホルダをベースから容易に浮上させることができ、ベースに対してウェハホルダをスムーズに移動させることが可能となる。
本発明に係るウェハ支持装置においては、ウェハホルダは、第2の開口が形成されたウェハホルダ本体を有し、光透過部材のベース側の面は、ウェハホルダ本体のベース側の面と略同一の平面上、又はウェハホルダ本体のベース側の面からベース側に片寄った平面上に位置していることが好ましい。この場合、光透過部材のベース側の面がベースに確実に面接触することになるため、ウェハが撓むのを抑制することが可能となる。
本発明によれば、ウェハを支持する光透過部材が撓むのを抑制することができ、更には、プロービング等によってウェハに何らかの外圧が作用しても、ウェハが撓むのを抑制することができる。
以下、本発明の好適な実施形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本明細書において、「上」、「下」等の語は、図面に示す状態に基づいており、便宜的なものである。
図1に示されるように、ウェハ観察装置1は、ウェハ支持装置5によって支持されたウェハWをその裏面側から倒立型顕微鏡2によって観察するものである。ウェハWは半導体ウェハであり、その表面に複数の機能素子がマトリックス状に形成されている。なお、ウェハWの裏面側から(すなわち、倒立型顕微鏡2の対物レンズ3をウェハWの裏面に向けて)ウェハWの観察を行うのは、多層化するメタル配線の機能素子への採用等により、ウェハWの表面からの観察が困難となってきているからである。
一例として、ウェハ観察装置1では、次のように倒立型顕微鏡2によってウェハWの観察が行われる。まず、ウェハWに対して裏面側から赤外レーザ光を照射することで、機能素子のパターン像を取得する。続いて、プロービングによって機能素子にバイアス電圧等を印加し、機能素子の内部で起こる様々な異常現象に起因する微弱な発光を検出することで、発光像を取得する。そして、先に取得したパターン像と発光像とを重ね合わせることで、発光位置を特定し、機能素子の故障解析を行う。
ウェハ支持装置5は、倒立型顕微鏡2の対物レンズ3が臨む円形状の開口(第1の開口)6が形成されたベース7を備えている。ベース7は、ベース本体8を有しており、ベース本体8上には、ベース板9が取り付けられている。
ベース7上には、ウェハWを保持するウェハホルダ11が配置されている。ウェハホルダ11は、円形状の開口(第2の開口)12が形成された金属製板状のウェハホルダ本体13を有しており、開口12には、ウェハWの裏面が臨むガラス製板状の光透過部材14が嵌められている。なお、ウェハホルダ11の開口12の直径は、ベース7の開口6の直径より大きい(すなわち、ベース7の開口6は、ウェハホルダ11の開口12より狭い)。
図2及び図3に示されるように、ウェハホルダ本体13と光透過部材14とは、それらの厚さ方向において互いの段部同士が接触した状態で、弾性接着剤15等によって固定されている。光透過部材14の上面14aは、ウェハホルダ本体13の上面13aと略同一の平面上に位置しており、光透過部材14の下面14bは、ウェハホルダ本体13の下面13bからベース7側に片寄った平面上に位置している(下面13bから突出している)。これにより、光透過部材14の上面14aはウェハWの裏面と面接触し、光透過部材14の下面14bはベース板9の上面と面接触することになる。なお、ウェハホルダ本体13と光透過部材14との固定に弾性接着剤15を用いるのは、ウェハホルダ本体13と光透過部材14との熱膨張差を吸収するためである。
ウェハホルダ本体13の上面13aには、開口12の直径より大きく且つウェハWの直径より小さい円に沿って溝16が形成されており、溝16は、ウェハホルダ本体13に形成されたエア吸引路17と接続されている。これにより、ウェハWは、その裏面が光透過部材14の上面14aと面接触した状態で、ウェハホルダ11に真空吸着によって固定される。更に、ウェハホルダ本体13の上面13aには、平面視においてウェハWの外形と交差する凹部18が形成されている。この凹部18にピン等を挿入することで、ウェハWをウェハホルダ11から容易に取り外すことができる。
図1に示されるように、ウェハ支持装置5は、ベース7に対してウェハホルダ11をX−Y平面(水平面)に沿って移動させる移動機構(移動手段)21を備えている。移動機構21は、X−Y平面に沿って移動する移動体22と、移動体22を手動によって移動させるためのハンドル23と、移動体22のX軸方向への移動及びY軸方向への移動を制止させるブレーキをそれぞれ解除するためのブレーキ解除ボタン24と、移動体22のX軸方向への移動及びY軸方向への移動をそれぞれ微調節するための微調節ネジ25と、を有している。更に、移動機構21は、ウェハホルダ11を片持支持する支持体26と、移動体22に対して支持体26をY軸方向に移動させるためのガイドバー27と、移動体22に対して支持体26を固定するための固定レバー28と、を有している。
このように構成された移動機構21によって、ベース7の開口6に臨む倒立型顕微鏡2の対物レンズ3に対して、ウェハホルダ11の開口12に嵌められた光透過部材14に臨むウェハWの位置合せが行われる。なお、ベース7に対してウェハホルダ11を移動させる際には、支持体26は、ウェハ支持装置5の奥側で固定レバー28によって移動体22に固定されているが、ウェハWを交換する際には、支持体26は、固定レバー28が解除されてウェハ支持装置5の手前側に移動させられる。
ウェハ支持装置5は、ベース7の開口6とウェハホルダ11の開口12とが重なった状態で、ベース板9の上面と光透過部材14の下面14bとが面接触するようにベース7に対してウェハホルダ11を固定する固定機構(固定手段)31を備えている。固定機構31は、開口6を包囲するようにベース板9に形成された複数(ここでは、8個)のエア吸引口32を有している。これにより、ベース7の開口6とウェハホルダ11の開口12とが重なった状態で、ベース板9に対してウェハホルダ11を真空吸着で確実に固定することができる。また、エア吸引口32をベース板9に形成することで、ウェハホルダ11の構造を単純化することができる。
更に、ベース板9には、多数のエア噴射口41が一様に形成されている。ベース7に対してウェハホルダ11を移動させる際には、エア噴射口41だけでなくエア吸引口32からもエアが噴射される。これにより、移動機構21に片持支持されたウェハホルダ11が風圧によってベース板9から容易に浮上することになるため、ベース7に対してウェハホルダ11をエアベアリングでスムーズに移動させることができる。また、エア噴射口41をベース板9に形成することで、ウェハホルダ11の構造を単純化することができる。
ベース7上には、平面視においてベース7の開口6を含む大きさの開口を有する板状のプラテン42が設置されている。プラテン42は、プラテン操作つまみ43によって上下動させられる。プラテン42には、平面視においてベース7の開口6の両側に位置するサブプラテン44が取り付けられており、各サブプラテン44には、プロービング用の針45を有するマニュピレータ46が取り付けられている。
ベース7の開口6の上方には、X軸方向、Y軸方向及びZ軸方向に移動可能なCCDカメラ47が設置されており、CCDカメラ47によって撮像された画像は、液晶モニタ48によって映し出される。CCDカメラ47は、ウェハホルダ11に保持されたウェハWの表面の機能素子に対し、マニュピレータ46の針45によってプロービングが行われる様子を撮像するためのものである。なお、マニュピレータ46の針45によるプロービングは、プラテン42が上下動させられることで行われる。
以上のように構成されたウェハ支持装置5延いては観察装置1では、ベース7の開口6に臨む倒立型顕微鏡2の対物レンズ3に対して、ウェハホルダ11の開口12に嵌められた光透過部材14に臨むウェハWの位置合せが行われた後、固定機構31によってベース7に対してウェハホルダ11が固定される。このとき、光透過部材14の上面14aとウェハWの裏面とが面接触していると共に、ベース板9の上面と光透過部材14の下面14bとが面接触しており、しかも、ベース7の開口6がウェハホルダ11の開口12より狭くなっている。これにより、倒立型顕微鏡2によってウェハWを観察する際に、プロービングによってウェハWに外圧が作用しても、ウェハWが撓むのを抑制することが可能となる。また、光透過部材の厚さを薄くすることができるため、光透過部材に起因する収差の抑制が可能となる。
ここで、固定機構31によるエアの吸引制御について説明する。図4に示されるように、固定機構31は、エア吸引口32とエア吸引源(図示せず)とを接続するエア吸引路33と、エア吸引口32の近傍においてエア吸引路33の途中に設けられた圧力センサ34及びそのコントローラ35と、圧力センサ34よりエア吸引源側においてエア吸引路33の途中に設けられたバルブ36と、により構成されたエア吸引系統を、8個のエア吸引口32毎に8系統有している。各コントローラ35及び各バルブ36は、リレー37と接続されており、リレー37には、スイッチ38が接続されている。
図5は、各エア吸引系統におけるエアの吸引制御を示すフローチャートである。つまり、8系統のエア吸引系統のそれぞれにおいて同様のエアの吸引制御が行われる。同図に示されるように、スイッチ38がONにされると(ステップS1)、バルブ36が開放されて(ステップS2)、エア吸引源によってエア吸引口32からエアの吸引が開始される。
続いて、圧力センサ34の値がα以上か否かが判断される(ステップS3)。その結果、圧力センサ34の値がα未満の場合は、バルブ36が閉鎖されて(ステップS4)、エア吸引口32からのエアの吸引が停止される。これは、例えばエア吸引口32の全体がウェハホルダ11によって塞がれていない場合である(図6のエア吸引口32参照)。
一方、圧力センサ34の値がα以上の場合は、圧力センサ34の値がβ(>α)以上か否かが判断される(ステップS5)。その結果、圧力センサ34の値がβ未満の場合は、バルブ36が閉鎖されて(ステップS6)、エア吸引口32からのエアの吸引が停止される。これは、例えばエア吸引口32の一部がウェハホルダ11によって塞がれていない場合である(図6のエア吸引口32,32参照)。
一方、圧力センサ34の値がβ以上の場合は、エア吸引口32からのエアの吸引が継続され、ベース7に対してウェハホルダ11が真空吸着で固定される。これは、例えばエア吸引口32の全体がウェハホルダ11によって塞がれている場合である(図6のエア吸引口32〜32参照)。
そして、スイッチ38がOFFにされると(ステップS7)、バルブ36が閉鎖されて(ステップS8)、エア吸引口32からのエアの吸引が停止され、ベース7に対するウェハホルダ11の固定が終了となる。
以上のように、エア吸引口32によるエアの吸引を個別に制御すれば、8個のエア吸引口32のうち、ウェハホルダ11によって完全に塞がれていないエア吸引口32によるエアの吸引を停止すると共に、ウェハホルダ11によって完全に塞がれているエア吸引口32によるエアの吸引を強化することができ、ベース7に対してウェハホルダ11を確実に固定することが可能となる。なお、各エア吸引系統におけるエアの吸引制御は、同時に行ってもよいし、1系統ずつ順次に行ってもよい。
本発明は上記形態に限定されない。例えば、光透過部材としてガラス製板状の部材を用いたが、光を透過する他の部材を用いてもよい。また、ウェハの固定は真空吸着でなくてもよく、プロービングを伴わない観察であればウェハを必ずしも固定する必要はない。更に、ウェハの移動手段にはXYステージとエアベアリングとの組合せを用いたが、エアベアリングの替わりにオイル等による手段を用いてもよいし、XYステージを用いず手動にて動かしてもよい。
本発明に係るウェハ観察装置の一実施形態の斜視図である。 図1に示されたウェハ観察装置のウェハホルダの平面図である。 図2に示されたIII−III線に沿っての部分断面図である。 図1に示されたウェハ観察装置の固定機構の構成図である。 図4に示された固定機構の各エア吸引系統におけるエアの吸引制御を示すフローチャートである。 図4に示された固定機構のエア吸引口とウェハホルダとの位置関係を示す図である。
符号の説明
1…ウェハ観察装置、2…倒立型顕微鏡、3…対物レンズ、5…ウェハ支持装置、6…開口(第1の開口)、7…ベース、11…ウェハホルダ、12…開口(第2の開口)、13…ウェハホルダ本体、14…光透過部材、21…移動機構(移動手段)、31…固定機構(固定手段)、32…エア吸引口、41…エア噴射口、W…ウェハ。

Claims (8)

  1. 倒立型顕微鏡によってウェハを観察する際に前記ウェハを支持するウェハ支持装置であって、
    前記倒立型顕微鏡の対物レンズが臨む第1の開口が設けられたベースと、
    光透過部材が嵌められた第2の開口が設けられ、前記光透過部材と前記ウェハとが面接触するように前記ウェハを保持するウェハホルダと、
    前記第1の開口と前記第2の開口とが重なった状態で、前記ベースと前記光透過部材とが面接触するように前記ベースに対して前記ウェハホルダを固定する固定手段と、を備え、
    前記第1の開口は、前記第2の開口より狭いことを特徴とするウェハ支持装置。
  2. 前記固定手段は、前記ベースに設けられた複数のエア吸引口を有することを特徴とする請求項1記載のウェハ支持装置。
  3. 前記エア吸引口は、前記第1の開口を包囲するように設けられていることを特徴とする請求項2記載のウェハ支持装置。
  4. 前記エア吸引口によるエアの吸引は、個別に制御されることを特徴とする請求項2又は3記載のウェハ支持装置。
  5. 前記ベースには、複数のエア噴射口が設けられていることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項記載のウェハ支持装置。
  6. 前記ベースに対して前記ウェハホルダを移動させる移動手段を備え、
    前記ウェハホルダは、前記移動手段に片持支持されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれか一項記載のウェハ支持装置。
  7. 前記ウェハホルダは、前記第2の開口が形成されたウェハホルダ本体を有し、
    前記光透過部材の前記ベース側の面は、前記ウェハホルダ本体の前記ベース側の面と略同一の平面上、又は前記ウェハホルダ本体の前記ベース側の面から前記ベース側に片寄った平面上に位置していることを特徴とする請求項1〜6のいずれか一項記載のウェハ支持装置。
  8. ウェハを観察するための倒立型顕微鏡と、
    前記倒立型顕微鏡の対物レンズが臨む第1の開口が設けられたベースと、
    光透過部材が嵌められた第2の開口が設けられ、前記光透過部材と前記ウェハとが面接触するように前記ウェハを保持するウェハホルダと、
    前記第1の開口と前記第2の開口とが重なった状態で、前記ベースと前記光透過部材とが面接触するように前記ベースに対して前記ウェハホルダを固定する固定手段と、を備え、
    前記第1の開口は、前記第2の開口より狭いことを特徴とするウェハ観察装置。
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