JP4912560B2 - 折り重ね底付厚紙容器 - Google Patents
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Description
(発明の分野)
本発明は厚紙容器の底部パネルの構成に関するものである。より具体的には、本発明は内部にむき出しになっている縁部をなくすと同時に、外部にむき出しになっている縁部を減らした厚紙容器底部パネル構成に関するものである。
【0002】
(発明の背景)
牛乳及びジュースのための好ましい包装容器は切妻型包装容器である。この切妻型包装容器は通常その内側及び外側表面をポリエチレンなどの熱可塑性素材でコーティングした厚紙で構成されている。柑橘類ジュースなどのためには、包装容器の内側に厚紙層とポリエチレン層との間にフォイルなどの別のバリアを設けることもできる。
【0003】
この包装容器は紙加工工程でブランク紙から形成される。このブランク紙にはそのブランク紙を望ましい包装容器形状に折り畳むための複数の折り目線が形成されている。組み立てられていない形状あるいはブランク紙は複数の側壁パネル(通常は4)及び対応する上部及び底部パネルを有している。上記側壁パネルはその包装容器の前部、後部、及び側部壁面を形成し、上部パネルは周知の切妻型上部部分を形成し、底部パネルは折り畳み可能で相互に密着されて液体及びガス不浸透性底部パッケージ・シールを形成するようになっている。
【0004】
上記加工工程で、上記厚紙ブランク紙は前もってポリマー層で被覆されたシート素材から切り出される。従って、上記厚紙の表面領域はコーティングされているものの、切り口縁部はコーティングされておらず、従って、水分吸収による影響をより受け易い。厚紙素材内に吸収された水分はその厚紙に組み込まれてしまい、包装された製品の貯蔵寿命を縮めてしまう場合がある。
【0005】
厚紙容器底部は水分吸収に特に影響を受け易い。水分はその包装容器の内面と外面の両方から切り口縁部内に吸収されてしまう可能性がある。これに関して、厚紙容器底部での切り口縁部の吸収の機会を減らすために、いろいろな構成や装置が開発されている。そうした構成はChristensenの米国特許第6,027,015及び米国特許第5,988,490とJohansson等の米国特許第5,845,840に開示されているので詳細について、これら特許を参照されたい。上記特許は外部ソースからの切り口縁部の液体吸収を防ぐ上では効果を挙げているが、厚紙容器内部のソースからの液体の吸収に対しては役に立たない。
【0006】
従って、内側及び外側両方の条件から発生する水分に対して切り口縁部の露出をなくす厚紙容器及び厚紙材料構成に対するニーズが存在している。そうした構成が既存の構成部品にほとんど、あるいはまったく修正を加えることなしに周知のフォーム、フィル及びシール包装機で対処できるようにするのが望ましい。
【0007】
(発明の要約)
牛乳、ジュースなどの製品を保存するための厚紙は密封された保存領域を形成する。この厚紙は垂直壁を形成する複数の側壁パネルを含んでいる。これらのパネルは縦方向の折り目線で隣接する側壁パネルから分離された第1、第2、第3、及び第4の側壁パネルを有している。複数の上部パネルは密封された上部を形成する。
【0008】
複数の底部パネルは折り重ねられ、密封された底部を形成する。底部パネルはそれぞれ対応する隣接する側壁パネルから延びており、それぞれの側壁パネルから横方向折り目線によって分けられている。各底面パネルは上記横方向折り目線に相対的な長さを有している。それぞれの底部パネルは互いに隣接し、隣接するパネル同士が縦方向の折り目線によって互いに分けられている。
【0009】
これらの底部パネルは一定の長さを有する長方形主要パネルと一定の長さを有する長方形副次パネルを有している。副次パネルの長さは主要パネルの長さより短い。好ましくは、上記主要パネルは上記第1の側壁パネルに隣接しており、副次パネルは上記第3の側壁パネルに隣接し、上記主要パネルと向き合っている。
【0010】
上記副次パネルはタブ折れ目線によって副次パネルから分けられ、その端縁部から延びたタブを有している。このタブはさらに上記折れ目線から離隔した切り口縁部を含んでいる。
【0011】
他の底面パネルはそれぞれ複数のほぼ三角形のパネル部によって形成されている。他の底面パネルはそれぞれ上記三角形パネル部の1つの辺全体に沿って延びた横方向パネル部分も含んでいる。好ましくは、各横方向パネル部分は横方向折れ目線によってその三角形パネル部から分けられており、さらに短い縦方向折れ目線によってその底部パネルの他の一つから分けられている。
【0012】
底面パネルが折り重ねられて密封底部を形成すると、タブが横方向折れ目線の所でこれに沿って上記副次パネル上に折り重ねられ、そして上記横方向パネル部分のそれぞれが上記タブのほぼ半分の上に重なり、そのタブの切り口縁部をダンボール箱内部領域から離隔して隔置して配置させる。
【0013】
本実施の形態では、主要底部パネルと上記横方向パネル部分が角度をもったコーナー部分を含んでおり、切り口縁部が外部環境条件に露出するのをできるだけ少なくしている。好ましくは、上記折り重ね底部が完全に折り重ねられて密封されると、上記主要及び副次底部パネルは他の底部パネルを十分に覆い、そして主要底部パネルが副次底部パネルの少なくとも一部を覆うようになっている。
【0014】
上記折り重ね底厚紙容器用のブランク紙は第1の側壁パネル、第2の側壁パネル、第3の側壁パネル、そして第4の側壁パネルを含んでいる。これらの側壁パネルはそれぞれ対応する縦方向折れ目線によって隣接するもの同士が分けられている。
【0015】
上記ブランク紙は複数の上部パネルを含んでいる。各上部パネルは他の上部パネルの隣接しているものと連続しており、そして1つの対応する側壁パネルともつながっている。これらの上部パネルは第1の横方向折れ目線によって上記側壁パネルから分けられており、縦方向折れ目線によって隣接上部パネルから分けられている。
【0016】
複数の底部パネルがそれぞれ対応する隣接側壁パネルから延び、第2の横方向折れ目線によってそれから分けられている。各底部パネルは上記横方向折れ目線に相対的な長さを有している。これらの底部パネルは、隣接するもの同士でとつながっており、縦方向折れ目線によって隣接底部パネルから分けられている。上記底部パネルは一定の長さを有する長方形主要パネルと一定の長さを有する長方形副次パネルを含んでいる。上記主要パネルの長さは上記副次パネルの長さより小さくなっている。
【0017】
好ましい実施の形態では、上記主要パネルは第1の側壁パネルに隣接しており、そして上記副次パネルは第3の側壁パネルに隣接し、上記主要パネルに向き合っている。副次パネルはその端部から延びたタブを含んでいる。このタブは一定の幅を有しており、タブ折れ目線によって副次パネルと分けられている。このタブはさらに上記折れ目線から離れた位置に切り口端部を含んでいる。
【0018】
他の底部パネルのそれぞれは複数のほぼ三角形のパネル部で形成されている。それぞれはそれら三角形パネル部の1つの辺全体に沿って延びる横方向パネル部分も含んでいる。これら横方向部分とタブはそれらの間に間隙を形成している。これらの間隙はそれぞれ、上記タブの幅とほぼ等しい幅を有している。好ましくは、これら横方向パネル部分はそれぞれ、その対応する三角形パネル部から横方向折れ目線によって分けられており、さらに短い縦方向折れ目線によってそれぞれの他の底部パネルから分けられている。
【0019】
好ましい実施の形態で、主要底部パネルは他の底部パネルのそれぞれとの接合部に角度を付けた複数のコーナーを含んでおり、横方向パネル部分はそれぞれ1つの角度を付けたコーナーを含んでいる。好ましくは、この主要底部パネルは、それぞれ副次底部パネルの長さより大きな長さを有する他の底部パネルの長さより大きな長さを有している。
【0020】
本発明の他の特徴および利点は、以下の詳細な説明、添付図面、及び請求項から明らかとなろう。
【0021】
(好ましい実施の形態の詳細な説明)
本発明は種々の形態で実施することが出来るが、現段階で好ましい実施の形態について、これらの開示が本発明の例示のためであって、本発明が説明されている実施の形態に限定されるものではないという了解の下に図面に示し、詳細に説明する。
【0022】
以下の図面、特に図1で本発明の原理に基づく新規な折り重ね底12を有する従来の周知の切妻型厚紙容器10が示されている。この厚紙容器10は組み立てられると、前部及び後部壁分14、16と1対の向き合った側壁18、20を有している。この厚紙容器はさらに複数の切妻壁で構成される切妻22を含んでいる。この切妻壁は前部及び後部の傾斜壁24、26と内側に向いた切妻壁28、30を含んでいる。この厚紙容器10の底部壁12は、以下により詳細に説明するように、相互に密着されて密封保存用底部を提供するための複数のパネルから形成されている。この厚紙容器10は例えば吐出口などの分与装置を取り付けるための開口部0を、その前部及び後部上部パネル24、26の一方の上に設けることが出来る。
【0023】
図2で、折り重ね底付厚紙容器10のための厚紙容器ブランク紙40が示されている。側壁パネル42、44、46及び48は上記厚紙容器10の前部、後部、及び側壁(14−20)に対応する。これらは一般的にそれぞれ第3、第1、第2、及び第4の側壁パネルと称される。第5の側壁パネル50は第1の側壁パネル44に接着するために第4の側壁パネル48から延びて、当業者に周知の筒状厚紙容器形状を形成している。パネル52、54はそれぞれ前部と後部の傾斜した切妻24、26に対応している。内側に向いた切妻壁28と30はそれぞれパネル56と58で与えられている。
【0024】
厚紙底部12は底部パネル60、62、64及び66で構成されている。底部パネルは平面状パネルであり、主要パネル60と副次パネル62を含んでいる。側面パネル64、66は全体として三角形状のパネル部64a、b、cと66a、b、cによって構成されている。パネル部64a及び66aは、それぞれ64e及び66eに示されている突起部分を含んでいるが、以下の説明と請求項においては、これらのパネル部64aと66aは全体として三角形状として説明する。
【0025】
副次底部パネル62はパネル62の最上端縁部70あたりから延びるタブ68を含んでいる。以下に示すように、このタブ68は、底部パネル60−66が折り重ねられ密着されて組み立てられた厚紙容器箱の底部12が形成されると、上記厚紙容器10の内側から反対側に切り口縁部(72に示されている)を突出させている。以下の説明とそれに続く請求項においては、『他の』パネルという表現は一般的には側面パネル64及び66を意味することとする。
【0026】
底部パネル64と66は内側に延びた横方向部分64d及び66dを含んでおり、これらのそれぞれ対応する端部とタブ68の間に間隙74、76を形成している。この横方向部分64d、66dは、突出部分64eと66eからパネル64、66の外側端部まで完全に連続して延びている。つまり、既知のブランク紙とは違って、横方向部分64d、66dはそれぞれ縦方向折れ目線80、82まで延びている。底部パネル60、64及び66は84に示されているように角度付コーナーを有しており、これらは厚紙容器10が完全に組み立てられた時に、切り口縁部の外部露出を減らすと共に、一体性と美観を改善するために設けられるものである。
【0027】
当業者にはよく知られているように、底部パネル60−66は横方向折れ目線86によってそれぞれ対応する側壁パネル42−50から分けられている。上記底部パネル60−66は縦方向折れ目線80、82、88及び90によって隣接パネルから分けられており、これらの折れ目線は種々の側壁パネル42−50の隣接するもの同士を互いに分けている。折れ目線92a〜d、94a〜dは、底部パネル64、66上の種々のパネル部64a〜d、66a〜dを互いにそれぞれ分けている。さらに別の横方向折れ目線96はタブ68を副次パネル62から分けている。折れ目線96は切り口縁部72から隔置されている。縦方向折れ目線92c及び94cは三角形パネル部64b及び66bの頂点から延在しており、横方向折れ目線92d及び94dと結合して横方向パネル部分64d及び66dをそれぞれ対応する三角形パネル部64a、c及び66a、cから分けている。
【0028】
図3aと図3bで、厚紙容器底部が、底部パネル60−66のすべてがそれぞれ対応する壁部から上方に延びた状態で示されている。これらの図面で、厚紙容器10の内部領域あるいは空間を形成する面が影線で示されている。
【0029】
厚紙容器底部12が折り畳まれると、側面パネル64及び66は図4a、bと7に示されているように、内側に押される。中央の三角形パネル部64b、66bは厚紙容器10内に入るので、それらは平らに延びて平坦な底部の一部を形成する。三角パネル部64aと66aも内側に入るので、それらは主要パネル60に向き合って延び、従って三角パネル部64cと66cは副次パネル62に向き合って延びる。この時点で、この横方向部分64dと66dが三角パネル部64a及び66aの突出部分(つまり、最も上の部分)64eと66eに向き合って定着される。
【0030】
さらに、折り畳むとタブ68がそれ自体に折り重ねられ、さらに主要パネル60が図5、6及び8に示されるようにそれらパネルすべての上に定着する。こうした状態で折り畳まれると、外部の底部の切り口縁部は、主要パネル60の縁部98となる。しかしながら、Christensenの上記の特許で述べられているように、この縁部98は厚紙容器底部12の上方に上昇させる(つまり、内部に折り込む)ことができる。しかしながら横方向端縁部は100に示されているように外部にも露出されており、これらは主要パネル60の下側(つまり、主要パネル60とパネル部64aと66aとの間)に密封され、従って、外部の液体への露出の可能性が低くなる。
【0031】
図9に、パネル60−66が完全に折り畳まれた厚紙容器10の内面が示されている。外部パネル構成を仮想線で示し、太線は容器厚紙容器の内側から見えるパネル(パネル60、62、64b及び66bの部分)を示している。パネル64と66が折り畳まれて、副次底部パネル62上に折り重ねられると横方向部分64dと66dが(折れ目線92cと94cで)相互に出会う接合部にタブ68が配置される。タブ68がそれ自体の上に折り重ねられるので、横方向部分64dと66dの接合部に位置される厚紙容器10の内部表面部分(つまり、フォイル線エリア)が形成される。加えて、横方向部分64dと66d(これらは、十分に内側に折り込まれると基本的に相互に係合する)の延長幅がタブ68の幅と合わせて、厚紙容器の(切り口縁部ではなく)被覆された厚紙エリアだけが包装容器内の製品と接触することを充分に保証する。
【0032】
図4−6で、包装容器12が折り畳まれている状態(図4a−b)、及び十分の折り畳まれた状態(図5;図6は部分拡大図)で示されている。折り畳まれると、タブ68はそれ自体の上に折り重ねされ、従って、包装された製品は厚紙容器内面だけに露出される。タブ68の切り口縁部72は突出して側面パネル64、66の接合部から隔置されている。横方向部分64d及び66dはタブ68上に折り重なり、パネル部64aと66aはパネル部64cと66c上に折り重なる(突出部分64e及び66eは横方向部分64dと66d上に折り重なる)。
【0033】
図6から分かるように、タブ68、横方向部分64dと66d、パネル64aと66aそれぞれの端部あるいは末端部分は完全に折り重ねられるとほぼ相互に整合される。他のすべてのパネル上に折り重ねられる主要パネル60は、それら他のパネルの切り口縁部を超えて延び、最終的に構成された形状では、例えばポリエチレン・コーティングを他のポリエチレン被覆面上に加熱融合(あるいは溶融)させることによって、上記副次底部パネル62上に密着される。
【0034】
本発明の精神と新しい概念から逸脱せずに、多数の修正及び変更が可能であることは上に述べたことから明らかであろう。なお、本発明は図示されている具体的な実施の形態に限定されたり影響を受けたりするものではない。添付請求項で明らかにされる開示は、そうした修正をすべてそれら請求項の範囲内に入れることを意図している。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の原理を具体化した折り重ね底付切妻型厚紙容器である。
【図2】 図1の折り重ね底付切妻型厚紙容器を形成するための例示的材料用紙であり、上記材料用紙がこの厚紙容器パネルについて説明し易いように逆転した状態(上下さかさまにした状態)で示されている。
【図3a】 上記折り重ね底付切妻型厚紙容器の側面図であり、上記厚紙容器は逆転(上下さかさまに)した状態で示してあり、上部フラップが側壁パネルから真っ直ぐに延びている。
【図3b】 図3aの厚紙容器の正面図である。
【図4a】 図3aと同様の側面図で、底部フラップが折り重ねられた位置に押しつけられている状態で示されている。
【図4b】 図3bと同様の正面図で、底部パネル・フラップが図4aと同様の位置で示されている。
【図5】 完全に折り重ねられた底部パネルの側面図である。
【図6】 底部パネル及び厚紙容器底部が十分に折り重ねられた場合のそれらパネル間の関係を示す誇張した図である。
【図7】 図4bと同様の前面図で、底部三角形パネル部が内側に押され、主要及び副次パネルが内側に折り重ねられて折り重ねられた底部を形成しており、上記副次底部パネルが図の前方に示されている。
【図8】 上記厚紙容器の折り重ねられ密封された底部壁、三角形パネル部、及び副次パネルの一部を示す底面図で、タブは主要底部パネルの下側に位置しているので細い破線で示してある。
【図9】 底部パネルを完全に折り重ねる直前の厚紙容器の内側を示す図である。
Claims (6)
- 製品を保存するための内部保存領域を画成する、折り重ねられ、密封された底部を有する厚紙容器において、
立面壁部を形成し、互いに隣接していて隣接するもの同士が縦方向折れ目線によって分けられている第1、第2、第3、及び第4の側壁パネルと、
密封された上部を形成する複数の上部パネルと、
上記折り重ねられ、密封された底部を形成し、それぞれ対応する側壁パネルから延び、横方向の折れ目線によってそれぞれ対応する側壁パネルから分けられている複数の底部パネルと
を有する厚紙容器にして、
各底部パネルは横方向折れ目線に相対的な長さを有し、それぞれの底部パネルが互いに隣接していて隣接するもの同士が縦方向折れ目線によって分けられており、複数の上記底部パネルは、一定の長さを有する長方形の主要パネルと、上記主要パネルの長さより小さな長さを有する長方形の副次パネルと、他の複数の底部パネルとを有しており、上記副次パネルがその端部から延びたタブを有し、上記タブが、タブ折れ目線によって上記副次パネルから分けられていて、上記タブ折れ目線から離隔した切り口縁部を含んでおり、上記他の複数の底部パネルのそれぞれが、複数のほぼ三角形のパネル部を有し、かつ上記三角形のパネル部の1つの辺全体に沿って延びる横方向パネル部分を有しており、これら横方向パネル部分がそれぞれの縦方向折れ目線まで延びており、かつこれら横方向パネル部分は、タブから隔置されており、
複数の上記底部パネルが折り重ねられて密封された底部を形成し、タブが上記タブ折れ目線のところで折られて副次パネル上に折り重ねられ、上記横方向パネル部分のそれぞれが上記タブのほぼ2分の1に覆い被さり、タブの切り口縁部を上記厚紙容器内部領域から隔離している厚紙容器。 - 上記主要パネルが該主要パネル以外のそれぞれの底部パネルとの結合部に角度を付けられたコーナーを含んでいる請求項1記載の厚紙容器。
- 上記主要パネルが充分に上記他の複数の底部パネルを覆い、かつ上記副次パネルの少なくとも一部を覆っている請求項1記載の厚紙容器。
- 折り重ねられ、密封された底部を有する厚紙容器用のブランク紙において、
互いに隣接していて隣接するもの同士が縦方向折れ目線によって分けられている第1の側壁パネル、第2の側壁パネル、第3の側壁パネル及び第4の側壁パネルと、
互いに隣接していて隣接するもの同士が上記縦方向折れ目線によって互いに分けられるとともに、第1の横方向折れ目線によってそれぞれの上記側壁パネルから分けられている複数の上部パネルと、
それぞれが対応する側壁パネルから延びていて、第2の横方向折れ目線によってそれら側壁パネルから分けられている複数の底部パネルと
を有するブランク紙にして、
それぞれの底部パネルが上記第2の横方向折れ目線に相対的な長さを有し、それぞれの底部パネルが互いに隣接していて隣接するもの同士が縦方向折れ目線によって分けられており、複数の上記底部パネルは、一定の長さを有する長方形の主要パネルと、該主要パネルの長さより短い長さを有する長方形の幅次パネルと、他の複数の底部パネルとを含んでおり、上記副次パネルがその端部から延びたタブを有し、上記タブが、上記副次パネルの幅より小さい一定の幅を有すると共にタブ折れ目線によって上記副次パネルから分けられており、上記タブがさらに上記タブ折れ目線から離隔した位置に切り口縁部を含んでおり、また、上記他の複数の底部パネルのそれぞれが、複数のほぼ三角形のパネル部を有し、かつ上記三角形のパネル部の1つの辺全体に沿って延び、かつそれぞれの縦方向折れ目線まで延びる横方向パネル部分を有し、これらの横方向パネル部分は、上記タブから隔置されていて、上記横方向パネル部分と上記タブとの間に間隙が形成されており、各間隙の幅が上記タブの幅とほぼ等しくなっているブランク紙。 - 上記主要パネルが該主要パネル以外のそれぞれの底部パネルとの接合部に角度付コーナーを含んでいる請求項4に記載のブランク紙。
- 上記主要パネルの長さが、上記副次パネルの長さより大きく、また上記他の複数の底部パネルの長さより大きい請求項4に記載のブランク紙。
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