JP4912434B2 - 食器洗浄機 - Google Patents

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Description

この発明は、洗浄槽内に被洗浄物を収納し、洗浄槽内に設けた洗浄ノズルより被洗浄物に洗浄水を噴射して洗浄を行う食器洗浄機に関する。
従来の食器洗浄機においては、洗浄・濯ぎ時に発生する洗浄水の衝突音などの騒音対策として、空気を機外に流出させる洗浄室壁の排気孔に至る空気移送経路に、洗浄、濯ぎ騒音を低減する騒音低減機構を配設している(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−169989号公報(第1−7頁、第1図)
従来の食器洗浄機では、洗浄動作(洗い・濯ぎ)における騒音対策が様々な方法で行われている。そして、噴射ノズルから噴射される洗浄水が洗浄槽底面に溜まる洗浄水の水面に落下するときの水滴音が最大の原因になっている。つまり、この水滴音の発生そのものを抑えることが騒音対策として重要な問題点であった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、騒音発生源である水滴音そのものを抑制させる食器洗浄機を得るものである。
この発明に係る食器洗浄機は、洗浄室内に食器類を収納し、ノズルより上記食器類に洗浄水およびもしくは濯ぎ水を噴射して洗浄および/もしくは濯ぎを行うものにおいて、前記ノズルから噴射された洗浄水および/もしくは濯ぎ水を、前記ノズルよりも下方位置でかつ前記洗浄槽の底部に溜まる洗浄水および/もしくは濯ぎ水に落下する前に騒音低減部材である緩衝材で受けるようにし、前記緩衝材は、前記洗浄槽の底面と前記ノズルの間に配設され、前記ノズルまたは前記ノズルに接続される配管が貫通されており、この貫通部分から複数に分割可能に構成されるものである。
この発明は、ノズルから食器類に向けて噴射される洗浄水が洗浄槽底面の水面に落下する途中に緩衝材を設けることで、ノズルから噴射された水滴は水槽の下部の水面や底面へ重力落下する際に緩衝材に接触し、それ故に落下速度を小さくし、緩衝材により、ゆっくりと静かに水槽の底面或いは水面に水滴は流れ落ちるので、洗浄中に水滴が底面或いは水面に落下する際に発生していた大きな水滴落下音を無くす効果があり、静かな洗浄および濯ぎを行う食器洗浄機を得ることができる。さらに、緩衝材を容易に取り外すことができるように構成することで、緩衝材に詰まったごみを除去することができるようにしたものである。
この発明の実施の形態1を示す食器洗浄機の横断面図である。 この発明の実施の形態1を示す食器洗浄機の底面部の上視図である。 この発明の実施の形態1を示す食器洗浄機の要部拡大断面図である。 この発明の実施の形態1を示す食器洗浄機の緩衝材の形状図である。 この発明の実施の形態1を示す食器洗浄機の緩衝材の状態説明図である。 この発明の実施の形態2を示す食器洗浄機の緩衝材とノズル部の斜視図である。 この発明の実施の形態2を示す食器洗浄機の要部拡大断面図である。 この発明の実施の形態2を示す食器洗浄機の緩衝材の状態説明図である。 この発明の実施の形態3を示す食器洗浄機の緩衝材とノズルの斜視図である。 この発明の実施の形態3を示す食器洗浄機の緩衝材とノズルの斜視図である。 この発明の実施の形態4を示す食器洗浄機の洗浄槽底面部の斜視図である。 この発明の実施の形態4を示す食器洗浄機の洗浄槽底面部の断面図である。 この発明の実施の形態5を示す食器洗浄機の緩衝材の説明図である。 この発明の実施の形態6を示す食器洗浄機の断面図である。
実施の形態1.
図1は、この発明を実施するための実施の形態1における食器洗浄機を示す断面図であり、図2は洗浄槽の底面部の上視図であり、図3は要部拡大断面図である。図において、食器洗浄機の洗浄槽1内には、食器類2を載置する食器かご3が収納される。そして、洗浄槽1の側面上部には、洗浄槽1内に洗浄水4を供給する給水管5を配設し、給水弁6が設けられている。洗浄槽1の底面には、洗浄槽1内に供給された洗浄水4の循環経路7が配設され、循環経路7には、洗浄工程と排水工程の動作の切り替えを行う切り替えバルブ(図示せず)と洗浄ポンプ8が設けられる。洗浄槽1の底面上には洗浄水4を噴射するノズル9が設けられ、貫通部10を介して循環経路7と接続している。ノズル9には、洗浄水4が噴射される噴射孔11を穿設している。そして、洗浄槽1の底部には洗浄水4を加熱する発熱体14が配設し、その上方で循環経路7の経路途中に食器類3に付着していた残菜を捕集するフィルター15を備え、このフィルター15とノズル9の間には、緩衝材20が配置されている。洗浄槽1の側面上部には、洗浄槽1の中の空気を機外に流出させるための排気孔17が形成され、洗浄、濯ぎ工程時に洗浄水4が排気孔17から外部に飛び出さないようラビリンスカバー18が設けられている。なお、食器洗浄機の洗浄・濯ぎ・排水の各工程を制御回路16により制御する。
次に、緩衝材20について図1〜図3に基づいて詳しく説明する。緩衝材20は、脚(リブ)21により、洗浄槽1底面のノズル9とフィルター15との間に配設される。脚(リブ)21は、洗浄槽1内に設けても緩衝材20に設けても良い。このときに、緩衝材20の少なくとも上面部が洗浄槽1底面に溜まった洗浄水の水面上に露出している状態になるように脚(リブ)21により緩衝材20の配置高さが調整されている(図3参照)。この緩衝材20の配置高さは、洗浄動作中に洗浄槽1底面に溜まる洗浄水4の水位変動によって緩衝材20の上部面が水没しないように脚(リブ)21や厚みによって調整している。つまり、水位変動は使用する洗浄ポンプ8の能力によって変動するため、使用する洗浄ポンプ8の能力により脚(リブ)21の高さ調整や緩衝材20の厚みの増減が必要となる。例えば本実施の形態1では、緩衝材20の厚みを4mm厚として上面部が水面上に露出する高さに脚(リブ)21の高さを調整している。
また、緩衝材20は、ノズル9から噴射されて落下してくる水滴のサイズ(直径約3mm)よりも小さい多数の孔(直径或いは一辺が3mm以下)を有する部材で構成し、例えばメッシュ状の部材などで形成する。この孔の形状は、図4に示すように、不織布形状、円(楕円を含む)形状、多角形形状、格子形状、網目形状など水滴が通過できる孔形状とする。さらに詳しくは、孔径と厚みの関係は、孔径が1mmより小さい孔形状の部材で緩衝材20を形成してしまうと、水滴の通過に時間を要し、緩衝材20の表面に洗浄水6が溜まってしまい、そこに噴射水4が落下すると「ピチャン」という水落下音が緩衝材20の上で発生してしまう。したがって、緩衝材20の孔径が小さく水滴の通過時間に時間を要してしまう場合は、緩衝材20の厚みを薄くして、緩衝材20の表面に洗浄水4が溜まらない通過時間を確保できるようにする。例えば孔径×2倍以下の厚みが好ましい。
このように構成された食器洗浄機における洗浄動作(洗い・濯ぎ)について説明する。食器類3を収容した食器かご2を洗浄槽1内の所定の場所に収納した後、洗剤を投入して運転を開始する。運転開始とともに、給水弁5が作動して、洗浄水6が給水管4から洗浄槽1内に給水される、洗い工程が開始する。そして、洗浄ポンプ8が洗浄水6を加圧して、ノズル9に設けた噴射孔11から洗剤と共に食器かご2内の食器類3に向けて洗浄水6を噴射して、食器類3の洗浄が行われる。このとき、洗浄槽1内に配設された発熱体14に通電して、洗浄水6を洗浄設定温度まで加熱する。このような洗い工程が所定時間行われる。
そして、上記したような洗浄工程が所定時間行われた後、食器類3から洗い落とされた汚れを含む洗浄水6は洗浄ポンプ8を駆動させて機外に排出される。このとき、洗浄ポンプ8の洗浄水6の循環経路7内に設けたバルブ(図示せず)洗浄と排水の切替えバルブ(図示せず)が作動して、動作を変換する。
次に、濯ぎ工程の動作について説明する。上記洗い工程と同様にして、洗浄槽1内に洗浄水6を供給して、ノズル9に設けた噴射孔11から洗浄水6を食器類3に噴射して、洗剤や残菜等で汚れた食器類3に濯ぎ工程を行う。この濯ぎ工程を終えると、洗浄ポンプ8の切替えバルブ(図示せず)を切替え、洗浄水6を機外に排出する。このような濯ぎ工程は、連続して数回繰り返される。なお、ラビリンスカバー18は、上記した洗浄および濯ぎ工程において、ノズル9から噴射される洗浄水6が排気孔7から機外に飛び出すのを防止している。
また、乾燥機能を有した食器洗浄機の場合には、このような濯ぎ工程が終了後に乾燥工程に移行するようになる。なお、上記の各工程は、制御回路16によって制御される。
次に、上記の各工程における騒音低減用の緩衝材20の作用を図5に基づいて説明する。洗浄および濯ぎ工程では、洗浄ポンプ8の運転によって洗浄水6が加圧され、ノズル9に設けた噴射孔11から洗浄水6が食器類3に向けて噴射され、洗浄および濯ぎが行われる。噴射された洗浄水6は、食器類3や洗浄槽1に接触し、重力によって再び洗浄槽1の底面方向に落下してくる。このとき、洗浄槽1の底面もしくは洗浄槽1の底部に洗浄水6が溜まっていればその水面に落下(図5(a)参照)した場合「ポチャン」という水落下音が連続的に発生する(図5(b)参照)。このときの模式図を図5に示す。水滴の落下音は高いところから落下するほど(落下速度が高いほど)大きくなる。
そこで、緩衝材20を上述したように洗浄槽1の底面とノズル9の間で洗浄槽1の底面に溜まる洗浄水6の水位より上面が露出する状態に配設することによって、ノズル9から噴射された洗浄水6が落下して洗浄槽1の底部に戻る際に、必ず水面(溜まっている洗浄水6)より先に緩衝材20に接触する。そして、緩衝材20に接触した洗浄水6の水滴は緩衝材20の孔から吸収され、その後ゆっくりと洗浄槽1の底部に移動する。つまり、洗浄水6の水滴は緩衝材20に対して衝突する事により速度が奪われ、緩衝材20の孔の中を低速度で洗浄槽1の底面に移動することができるので、洗浄槽1の底面への衝突音や洗浄槽1の底面に洗浄水6が溜まっている場合には「ポチャン」という水滴落下音がまったく発生しない。また、緩衝材20は多孔質体であり、柔軟性を持っている。この柔軟性により衝突エネルギーは緩衝材20の弾性変形(熱として発散)に主に使われて、騒音の発生は極めて少なくて済む。
したがって、緩衝材20を洗浄槽1の底面とノズル9との間で少なくとも上面を洗浄槽1の底面に溜まる洗浄水6の水面から露出状態となるように配設することで、水滴が洗浄水6の水面或いは洗浄槽1の底面に衝突する直前に水滴の落下速度を極めて小さくすることができ、水滴落下音および洗浄槽1の底部への水滴衝突音を無くすことができ、洗浄中の運転騒音を大幅に低減することができる。よって、夜間に洗浄運転を行っても近隣に大きな騒音で迷惑がられる事もない。
また、緩衝材20の配設を、洗浄槽1の底面に脚(リブ)部を突設させて載置するという簡単な設置作業により行い、脚(リブ)部への載置によって緩衝材20を最適な設置位置(高さ、左右位置)に配置させることが可能である。したがって、緩衝材20の設置及び取り外し作業が容易に行える。なお、脚(リブ)は、洗浄槽1の底面であっても良い。
また、緩衝材20の厚みを、洗浄槽1の底面に溜まる洗浄水の水位変動が生じても緩衝材20の全てが水没しない厚みにすることで、洗浄槽1の底面の洗浄水の水位変動が生じても確実に緩衝材20の上面が露出させることができ、水滴落下音の発生を防ぐことができる。
なお、本実施の形態1の緩衝材20は洗浄槽1の底面全面に配置するようにしているが、緩衝材20の大きさ(面積)は、洗浄槽1の底面全面に配置すれば水滴落下音の防止効果はより高まるが、洗浄槽1の底面の一部面に配設するものであっても良く、水滴落下音の減少を図るという効果を得ることができ、洗浄槽1の底部または水面に洗浄水が落下して循環経路7に戻る途中に緩衝材20が配置されていれば、緩衝材20の大きさ(面積)は適宜決めるようにし、これに限ったものではない。
実施の形態2.
上記実施の形態1では、緩衝材の一部を洗浄槽の底面の洗浄水に水没させ、水位変動が生じても緩衝材の少なくとも上部面が水没しない厚みを有するものであったが、緩衝材はフィルターの上面に配設されるため、食器に付着した汚れなどのゴミが緩衝材の孔に詰まることがある。そこで、本実施の形態2では、緩衝材の清掃性を向上させるために、厚みの薄い緩衝材を用いて、水滴落下音の発生防止を図ったものである。
図6〜図8は、この発明を実施するための実施の形態2における食器洗浄機の緩衝材とノズル部の斜視図、要部拡大断面図、緩衝材の状態説明図であり、食器洗浄機の本体の構造は、上記実施の形態1と同様であり、同一部分は同一符号を付し、その説明を省略する。図において、緩衝材30は、厚みを極力薄くし、フレーム31を裏面(内部、上面でもよい)に沿わせて形成し、ノズル9の下部に配設される。緩衝材30の配設方法は、上記実施の形態1と同様、図7に示すように、洗浄槽1に設けた脚(リブ)32に載置する。載置する位置は、洗浄工程及び濯ぎ工程において、洗浄槽1の底面に溜まる洗浄水6の水位変動が生じたときに、緩衝材30の少なくとも上面部30aが洗浄水6内に水没しない位置となるように洗浄水6の水面との距離Aを離して位置させる。
次に、洗浄工程または濯ぎ工程時のノズル9から噴射される洗浄水6の薄い緩衝材30通過時の動きについて説明する。緩衝材30は、実施の形態1と異なり厚みが薄いため、洗浄槽1の底面に溜まる洗浄水6の水位変動が大きい場合には、緩衝材30が全く水没しない位置に配設する。つまり、図8に示すように、緩衝材30と洗浄槽1の底面の洗浄水6水面との間に隙間空間Aを設けて配設する。例えば、本実施の形態2においては緩衝材30と洗浄水6の水面との隙間空間Aは3〜4mmである。この状態で、緩衝材30に洗浄水6の水滴が落下すると、水滴は緩衝材30を通過後に洗浄槽1底面の洗浄水6の水面に落下することになるが、緩衝材30に滴下した水滴は緩衝材30によって低速度で垂れ落ちるため、洗浄水6水面に垂れ落ちても水滴落下音はほとんど発生しない。すなわち、緩衝材30により洗浄水6の水滴落下音を防止し、緩衝材30から洗浄槽1底面の水面への水滴落下音は、緩衝材21によって水滴の落下速度が緩和され、さらに、食器類3に付着していた汚れやゴミが緩衝材30の孔から入り込んでも、緩衝材30の厚みが薄いので容易に除去することができる。
以上のように、緩衝材の厚みを薄くして洗浄槽の洗浄水の水面と隙間空間を有して配設したので、水滴が水面或いは底面に衝突する直前に水滴の落下速度を低速度にすることができ、水滴落下音や衝突音がほとんど発生せず、洗浄および濯ぎ工程中の運転騒音を大幅に低減することができる。そのために、近隣に大きな騒音で迷惑をかけることがないため安心して夜間運転ができる。
また、緩衝材の厚みが薄いので、かすやゴミの詰まりが少なく済み、たとえ詰まりが発生した場合でも、こすり洗いで簡単に除去できる。
実施の形態3.
本実施の形態3は、緩衝材の取り外し構造を示したもので、緩衝材のメンテナンスを行い易くし、騒音低減能力を維持させるものである。なお、食器洗浄機全体の構成は、実施の形態1および2と同様であり、その説明は省略する。
図9は、緩衝材40の構成を説明するための緩衝材とノズルの斜視図であり、ノズル9を着脱可能に構成したものであって、緩衝材40はフレーム41と一体的に形成したものである。そして、緩衝材40を清掃などで取り外すときには、まず、ノズル9を取り外し、緩衝材40をフレーム41と一体もしくは別体で取り外すことができるようにしている。このように構成にした緩衝材40は、容易に取り外すことができ、こすり洗いやもみ洗いをして孔の詰まりを除去することができる。なお、フレーム41は、緩衝材の厚みが薄い場合の支えであって、緩衝材のみでも良い。
また、図10に示すように、緩衝材50を複数に分割できるように形成しても良い。図10は、緩衝材50とノズルの斜視図であり、緩衝材50を第1緩衝材50a、第2緩衝材50bのように分割可能としたものであって、緩衝材50を第1緩衝材50aと第2緩衝材50bに分割することでノズル9を外さずに緩衝材50のみを外すことができ、こすり洗いやもみ洗いをして緩衝材50に詰まった汚れを除去することができる。なお、緩衝材50のフレーム51は緩衝材50と一体に形成して複数分割できるようにしても良く、またフレームを使わずに、分割された緩衝材同士を固定できる手段を緩衝材自身に設けるようにしても良い。
実施の形態4.
図11および図12は、緩衝材とノズルとを一体に形成させた食器洗浄機の洗浄槽底面部の斜視図および断面図であり、ノズル9と一体に取り外しができるように構成したものである。図において、緩衝材60の外形は円形など洗浄槽1内で回転可能な形状とし、図12aのように、ノズル9下に緩衝材60が配設されてノズル9と一体に形成するようなものや、図12bのように、ノズル9と緩衝材60とが同一面となるように一体に形成したものなどがあり、図12aの場合ではノズル9と緩衝材60との距離Hであるのに対し、図12bの方は距離hと小さく、ノズル9の高さを低くすることができ、食器洗浄機本体の小型化にもなる。
これは、回転ノズル9から噴射されて落下してくる洗浄水6はノズル9の回転範囲内が一番多く、そのため、落下してくる洗浄水6が一番多いノズル9の回転範囲のみに緩衝材60を配置することでも十分な水滴落下音の低減になる。つまり、緩衝材60を部分的に配置することでも騒音低減の効果を発揮することができる。
なお、緩衝材60の外側の洗浄槽1底面に、別途緩衝材を配置するようにすれば、さらに騒音低減の効果を向上させることができる。
実施の形態5.
また、緩衝材を格子形状に形成して、伸び縮み可能な構成とすれば、図13aの状態の緩衝材70を、図13bのように引っ張ることによって孔71が拡がり、詰まっていたカス72が容易に落ちるようになる。
実施の形態6.
さらに、食器洗浄器の洗浄槽1の中で緩衝材の洗浄を行えるようにしても良い。図14は、上記実施の形態1〜4の緩衝材の清掃を行える食器洗浄機である。なお、緩衝材は、上記実施の形態4のように少しでも伸び縮みするものであれば良い。洗浄槽1の壁面には上記実施の形態1〜5いずれかの緩衝材(ここでは緩衝材70とする)を固定する引っ張りフック80を設け、緩衝材70を引っ張りながらフック80に掛けて固定する。つまり、緩衝材70の孔が広がった状態となり、この状態で、食器洗浄機に洗剤を入れて洗浄運転を行うことで、緩衝材の清掃を自動的に行うことができ、手で洗浄を行う手間を省くことができる。
本発明の活用例として、食器洗浄機、食器洗い乾燥機がある。
1 洗浄槽、2 食器かご、3 食器類、4 給水管、5 給水弁、6 洗浄水、7 循環経路、8 洗浄ポンプ、9 ノズル、10 貫通部、11 噴射孔、14 発熱体、15 残菜フィルター、16 制御回路、17 排気孔、18 ラビリンスカバー、20 緩衝材、21 脚(リブ)、30 緩衝材、31 フレーム、32 脚(リブ)、40 緩衝材、41 フレーム、50 緩衝材、51 フレーム、60 緩衝材、70 緩衝材、71 孔、72 カス、80 引っ張り用フック。

Claims (2)

  1. 洗浄槽内に食器類を収納し、ノズルより前記食器類に洗浄水および/もしくはすすぎ水を噴射して洗浄および/もしくは濯ぎを行うものにおいて、前記ノズルから噴射された洗浄水および/もしくはすすぎ水を、前記ノズルよりも下方位置でかつ前記洗浄槽の底部に溜まる洗浄水および/もしくはすすぎ水に落下する前に騒音低減部材である緩衝材で受けるようにし、前記緩衝材は、前記洗浄槽の底面と前記ノズルの間に配設され、前記ノズルまたは前記ノズルに接続される配管が貫通されており、この貫通部分から複数に分割可能に構成されることを特徴とする食器洗浄機。
  2. 洗浄槽内に食器類を収納し、ノズルより前記食器類に洗浄水および/もしくはすすぎ水を噴射して洗浄および/もしくは濯ぎを行うものにおいて、前記ノズルから噴射された洗浄水および/もしくはすすぎ水を、前記ノズルよりも下方位置でかつ前記洗浄槽の底部に溜まる洗浄水および/もしくはすすぎ水に落下する前に騒音低減部材である緩衝材で受けるようにし、前記緩衝材は、前記洗浄槽の底面と前記ノズルの間に配設され、かつ複数に分割可能に構成されており、
    前記緩衝材は、引っ張り時に孔が拡がる伸び縮み可能な格子状に構成され、前記洗浄槽内の一壁内の所定位置と、対向する壁面の所定位置にフックを設け、前記緩衝材を洗浄するときには、前記緩衝材の一端は前記一方のフックに固定され、前記緩衝材の他端は前記緩衝材が引っ張り状態で前記他方のフックに固定されることを特徴とする食器洗浄機。
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