JP4912258B2 - 回転電機 - Google Patents
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Description
この要求に従来の設計範囲で対応しようとすると、発電機が大型化してしまう。発電機の大型化は発電機の重量や配置スペースを増大し、好ましくない。また、発電機の大型化は回転子慣性の増加を招き、エンジンの速度変動と発電機の慣性トルクが相互作用し、ベルトの振動やすべりを招くという新たな課題を発生させることが知られている。
したがって、発電機本体のサイズを現状のままで発電機容量を増大させることが求められている。
そして、特許文献1に記載の従来技術では、外周面が内側の面よりも若干幅広のL字溝を爪状磁極の周方向両側面に形成し、永久磁石を周方向に相対する爪状磁極のL字溝部分に挿入している。そして、周方向に相対する爪状磁極間に配設された永久磁石は、回転時に作用する遠心力による移動が爪状磁極によって阻止されている。
また、特許文献2に記載の従来技術では、U字状に成形された磁気インサートが、磁極片の二つの連続する磁極指の間を、他の磁極片の磁極指の先端の下を伸びるように配置される。そして、この磁気インサートは、冷却ファンにより軸方向に移動を阻止され、その上の磁極指によって半径方向の移動が阻止されている。
特許文献1,2に記載の従来技術では、永久磁石に作用する遠心力を、変位する爪状磁極そのもので保持しているので、永久磁石が爪状磁極の変位により損傷する等、永久磁石の保持信頼性が低下するという課題があった。
一方、特許文献2に記載の従来技術では、磁気インサートが磁極片の二つの連続する磁極指の間を、他の磁極片の磁極指の先端の下を伸びるように配置されているので、フロント側およびリヤ側からケース内に吸気された冷却風のポールコア内への通風路が閉塞される。そこで、フロント側およびリヤ側からケース内に吸気された冷却風同士の干渉は防止できるものの、冷却風のポールコア内への流入が阻止されるので、界磁コイルの温度上昇を抑制することができず、冷却効果が低下するという問題があった。
図1はこの発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機を模式的に示す断面図、図2はこの発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機に適用される回転子を示す斜視図、図3はこの発明の実施の形態1に係る車両用交流発電機における磁束の流れを説明するための模式図である。
ポールコア15は、それぞれ例えばS10Cなどの低炭素鋼で冷間鍛造製法により作製された第1および第2ポールコア体17,21に分割構成されている。
まず、電流がバッテリ(図示せず)からブラシ9およびスリップリング8を介して回転子13の界磁コイル14に供給され、磁束が発生される。この磁束により、第1ポールコア体17の第1爪状磁極部20がN極に着磁され、第2ポールコア体21の第2爪状磁極部24がS極に着磁される。
一方、エンジンの回転トルクがベルト(図示せず)およびプーリ6を介してシャフト16に伝達され、回転子13が回転される。そこで、回転磁界が固定子10の固定子コイル12に与えられ、起電力が固定子コイル12に発生する。この交流の起電力が、整流器25で直流電流に整流され、バッテリが充電され、或いは電気負荷に供給される。
これにより、整流器25、固定子コイル12および界磁コイル14などの発熱部品が冷却風により冷却され、過度の温度上昇が阻止される。
まず、界磁コイル14に通電されると、磁束34が発生される。この磁束34は、第1爪状磁極部20からエアギャップ40を通って固定子鉄心11のティース部に入る。そして、磁束34は、固定子鉄心11のティース部からコアバック部を通って周方向に移動し、隣の第2爪状磁極部24に対向するティース部からエアギャップ40を通ってその第2爪状磁極部24に入る。ついで、第2爪状磁極部24に入った磁束34は、第2継鉄部23、第2ボス部22、第1ボス部18、第1継鉄部19を通って第1爪状磁極部20に至る。ここで、従来のランデル型回転子では、第1および第2ポールコア体は限界設計されているので、界磁コイルの発生する磁界により磁気飽和し、回転子で発生する磁束が減少してしまう。
そこで、永久磁石31の発生する磁束35は、界磁コイル14の発生する磁束34と逆向きとなり、第1および第2ポールコア体17,21を構成する磁性体の磁束密度を大幅に低減することができ、磁気飽和を解消することができる。
同様に、図5から、車両用交流発電機1では、従来装置に対し、特に低速回転域で大きな発電量が得られることが分かる。
また、永久磁石31が第1爪状磁極部20の内径側に位置しているので、永久磁石31を配設することに起因する慣性モーメントの増加を小さくでき、慣性トルクが大きくなることも抑制できる。
上記実施の形態1では、永久磁石31の着磁方向32を径方向に一致させるものとしているが、この実施の形態2では、図6に示されるように、永久磁石31の着磁方向32を径方向に対して界磁コイル14側に傾斜させ、第1爪状磁極部20の先端側内周面に向けているものである。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
これにより、磁束35が第1爪状磁極部20の先端部を通過する場合(着磁方向32が径方向に一致している場合)に比べ、第1爪状磁極部20の先端部での磁気飽和が回避されるので、磁石の磁束の利用率を高めることができる。
上記実施の形態1では、永久磁石31を第2継鉄部23に配設された磁石台座30に保持させるものとしているが、この実施の形態3では、図7に示されるように、永久磁石38を第1継鉄部19に配設された磁石台座37に保持させるものである。
なお、他の構成は上記実施の形態1と同様に構成されている。
また、永久磁石38は、着磁方向32が、界磁コイル14を流れる界磁電流が回転子13の軸心と直交する平面において作る磁界33の向きと反対となるように着磁配向されている。
また、上記各実施の形態では、磁石台座がポールコアと別部材として作製されているものとしているが、磁石台座はポールコアと一体に作製されてもよい。あるいは、磁石台座を複数の部材で構成してもよい。
Claims (4)
- ボス部、該ボス部の軸方向両端縁部から径方向外方に延設された第1および第2継鉄部、および該第1および第2継鉄部のそれぞれから交互に軸方向に延設され、噛み合って周方向に配列された複数の第1および第2爪状磁極部を有し、上記ボス部の軸心位置に挿通されたシャフトに固着されたポールコアと、上記ボス部、上記第1および第2継鉄部、および上記複数の第1および第2爪状磁極部に囲まれた空間内に収納された界磁コイルと、を有する回転子と、
上記ポールコアの軸方向両端のそれぞれに固着された第1および第2冷却ファンと、
上記シャフトを軸支して上記回転子を内蔵し、吸気孔が軸方向の両端面に穿設され、かつ排気孔が径方向の側面に穿設されたケースと、
円筒状の固定子鉄心、および上記固定子鉄心に巻装された固定子コイルを有し、上記固定子鉄心が上記回転子を所定のエアギャップを介して囲繞するように上記ケースに保持されて配設された固定子と、
上記固定子で生じた交流を直流に整流する整流器と、
を備えた回転電機において、
磁石台座が、上記第2継鉄部に配設されて周方向に隣り合う上記第2爪状磁極部間のそれぞれのスペース内に延出し、
永久磁石が、上記複数の第1爪状磁極部のそれぞれの先端側の内周面に対向して上記磁石台座に保持されて上記第2継鉄部側のみに配設されており、
上記永久磁石のそれぞれは、上記界磁コイルの作る磁界の向きと逆向きに着磁配向されていることを特徴とする回転電機。 - 上記整流器が、上記ケースの上記ポールコアの上記第2継鉄部側に内蔵されていることを特徴とする請求項1記載の回転電機。
- 上記永久磁石の着磁方向が、対向する上記第1爪状磁極部の内周面に向いていることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の回転電機。
- 上記永久磁石の着磁方向が、対向する上記第1爪状磁極部の内周面に直交していることを特徴とする請求項3記載の回転電機。
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