JP4910437B2 - Pachinko machine - Google Patents
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Description
本発明は、図柄表示器に図柄遊技の映像を表示することに基づいて大当りおよび外れの判定結果を遊技者に報知するパチンコ遊技機に関する。 The present invention relates to a pachinko gaming machine that notifies a player of the determination result of jackpot and miss based on displaying a video of a symbol game on a symbol display.
上記パチンコ遊技機には大当りが判定されることに基づいて確率変動モードおよび非確率変動モードを判定する構成のものがある。この確率変動モードは大当りを非確率変動モードに比べて高い確率で判定するモードであり、一般的に次の大当りで非確率変動モードが判定されるまで継続する。この構成の場合、確率変動モードが判定されたときには次の大当りが少ない遊技球の消費量で判定されるので、遊技者は次の大当りが判定されるまで遊技を継続することが通常である。しかしながら、遊技者には直後に友人と会う都合またはパチンコホールの閉店時間が間際に迫っている都合等があり、次の大当りが判定されるまで遊技を継続することが時間的に無理なことがある。
従来のパチンコ遊技機には図柄遊技の所要時間を短縮する時短スイッチを有するものがある。この時短スイッチは図柄遊技の映像の表示中に無条件に有効化されるものであり、時短スイッチが図柄遊技の映像の表示中に操作されたときには時短スイッチが操作された直後に図柄遊技の映像の結末が表示され、時短スイッチが操作された直後に図柄遊技が終了する。この構成の場合、遊技者が時短スイッチを操作することで図柄遊技の映像の所要時間を短縮し、次の大当りが判定されるまでの所要時間を都合に合せて短縮できる。しかしながら、次の大当りが判定されるまで図柄遊技が始まる毎に時短スイッチを操作する必要があるので、次の大当りが判定されるまでの所要時間を短縮するために遊技者が多大な手間を要する。しかも、時短スイッチの操作タイミングに合せて図柄遊技の映像を抜取り、図柄遊技の映像の結末を繋ぎ合わせる特殊な制御が必要になるので、次の大当りが判定されるまでの所要時間を短縮するために制御回路が複雑な処理を行う必要がある。 Some conventional pachinko machines have a time switch for shortening the time required for symbol games. The time switch is activated unconditionally during the display of the graphic game image. When the time switch is operated during the display of the graphic game image, the graphic game image immediately after the time switch is operated. Is displayed and the symbol game ends immediately after the time switch is operated. In the case of this configuration, the time required for the video of the symbol game can be shortened by operating the time switch by the player, and the time required until the next big hit is determined can be shortened according to convenience. However, since it is necessary to operate the time switch every time a symbol game starts until the next jackpot is determined, the player needs a lot of work to shorten the time required until the next jackpot is determined. . Moreover, special control is required to extract the picture of the symbol game in accordance with the operation timing of the short-time switch, and to connect the end of the picture of the symbol game, so that the time required until the next big hit is judged is shortened. In addition, the control circuit needs to perform complicated processing.
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、次の大当りが判定されるまでの所要時間を遊技者の少ない手間および制御回路の簡単な処理で短縮することができるパチンコ遊技機を提供することにある。 The present invention has been made in view of the above circumstances, and an object thereof is a pachinko game in which the time required until the next big hit is determined can be shortened with less time and a simple process of the control circuit. Is to provide a machine.
1.請求項1記載のパチンコ遊技機の説明
請求項1記載のパチンコ遊技機は[1]遊技盤〜[16]手段を備えたところに特徴を有する。
[1]遊技盤は遊技球が転動可能な遊技領域を有するものである。図2の符号18は遊技盤の一例であり、図2の符号22は遊技領域の一例である。
[2]始動口は遊技盤の遊技領域内に設けられたものであり、遊技球が入球可能なものである。図2の符号24は始動口の一例である。
[3]可変入球口は遊技盤の遊技領域内に設けられたものであり、遊技球が入球不能な閉鎖状態および遊技球が入球可能な開放状態に相互に切換えられるものである。図2の入賞口台板26は遊技球が入球不能な閉鎖状態および遊技球が入球可能な開放状態に相互に切換えられる特別入賞口を有するものであり、特別入賞口は可変入球口に相当する。
[4]当落判定手段は遊技球が始動口に入球することに基づいて可変入球口を開放状態とする大当りおよび可変入球口を開放状態としない外れを判定するものであり、確率変動モードが設定されている状態では設定されていない状態に比べて大当りと高い確率で判定する。図9のステップS55は当落判定手段の一例である。
[5]図柄表示器は遊技盤の遊技領域内に設けられたものである。この図柄表示器は複数の図柄要素のそれぞれを変動状態および変動停止状態で順に表示する図柄遊技の映像が表示されるものであり、複数の図柄要素が変動停止状態で「1)複数の図柄要素のそれぞれが相互に同一な大当りの組合せ」と「2)複数の図柄要素のうち停止順序が最終の図柄要素を除く残りの図柄要素のそれぞれが相互に同一で停止順序が最終の図柄要素が残りの図柄要素のそれぞれと異なる外れリーチの組合せ」と「3)大当りの組合せおよび外れリーチの組合せのいずれとも異なる完全外れの組合せ」のいずれかになる。図2の装飾図柄表示器32は図柄表示器の一例であり、装飾図柄表示器32に表示される装飾図柄遊技の映像は図柄遊技の映像に相当する。
[6]大当りと判定された場合に複数の図柄要素を大当りの組合せに設定し、外れと判定された場合に複数の図柄要素を外れリーチの組合せおよび完全外れの組合せのいずれかに設定する手段。
[7]大当りと判定された場合に確率変動モードを設定するか否かを判定し、確率変動モードを設定すると判定した場合に確率変動モードを設定する手段。
[8]記録手段は図柄表示器に図柄遊技の映像を表示する場合の所要時間を設定するための遊技情報として、大当り用の複数の遊技情報と外れリーチ用の複数の遊技情報と外れリーチ用で早送り時短用の複数の遊技情報と完全外れ用の遊技情報と完全外れ用でノーマル時短用の遊技情報と完全外れ用で早送り時短用の遊技情報が予め記録されたものである。
[9]遊技情報選択手段は大当りおよび外れのいずれであるかが判定された場合に記録手段から1つの遊技情報を選択する。この遊技情報選択手段は確率変動モードが設定されていない状態では大当りと判定された場合に大当り用の複数の遊技情報のうちから1つを選択し、外れと判定されたことで複数の図柄要素が外れリーチの組合せに設定される場合に外れリーチ用の複数の遊技情報のうちから1つを選択し、外れと判定されたことで複数の図柄要素が完全外れの組合せに設定される場合に完全外れ用の遊技情報を選択する。この遊技情報選択手段は確率変動モードが設定され且つ早送り時短モードが設定されていない状態では大当りと判定された場合に大当り用の複数の遊技情報のうちから1つを選択し、外れと判定されたことで複数の図柄要素が外れリーチの組合せに設定される場合に外れリーチ用の複数の遊技情報のうちから1つを選択し、外れと判定されたことで複数の図柄要素が完全外れの組合せに設定される場合に完全外れ用でノーマル時短用の遊技情報を選択する。この遊技情報選択手段は確率変動モードが設定され且つ早送り時短モードが設定されている状態では大当りと判定された場合に大当り用の複数の遊技情報のうちから1つを選択し、外れと判定されたことで複数の図柄要素が外れリーチの組合せに設定される場合に外れリーチ用で早送り時短用の複数の遊技情報のうちから1つを選択し、外れと判定されたことで複数の図柄要素が完全外れの組合せに設定される場合に完全外れ用で早送り時短用の遊技情報を選択する。図11のステップS86は遊技情報選択手段の一例である。
[10]記録手段から遊技情報が選択された場合に図柄遊技の映像の所要時間を遊技情報の選択結果に応じて設定するものであって、外れリーチ用で早送り時短用の複数の遊技情報のそれぞれが選択された場合には外れリーチ用の遊技情報が選択された場合に設定される最短の所要時間以下の長さに所要時間を設定し、完全外れ用でノーマル時短用の遊技情報が選択された場合には完全外れ用の遊技情報が選択された場合に設定される所要時間未満の長さに所要時間を設定し、完全外れ用で早送り時短用の遊技情報が選択された場合には完全外れ用でノーマル時短用の遊技情報が選択された場合に設定される所要時間未満の長さに所要時間を設定する手段。
[11]遊技映像表示手段は図柄遊技の映像の所要時間が設定された場合に図柄表示器に所要時間の設定結果で図柄遊技の映像を表示するものである。図3の図柄制御回路80は遊技映像表示手段の一例である。
[12]第1のスイッチは遊技者が操作することが可能なものであり、図1の選択スイッチ33は第1のスイッチの一例である。
[13]第2のスイッチは遊技者が操作することが可能なものであり、図1の確定スイッチ34は第2のスイッチの一例である。
[14]確率変動モードが設定された状態で且つ前記図柄表示器に図柄遊技の映像が表示されていない状態で第1のスイッチまたは第2のスイッチが操作されることに基づいて早送り時短モードを設定するための第1の図柄および早送り時短モードの設定を解除するための第2の図柄を図柄表示器に表示する手段。
[15]図柄表示器に第1の図柄および第2の図柄が表示されている状態で第1のスイッチが操作された場合に第1の図柄および第2の図柄のうち第1のスイッチの操作内容に応じたものが選択されたことを報知する映像を表示する手段。
[16]第1の図柄が選択されている映像が表示されている場合には第2のスイッチが操作されることに応じて早送り時短モードを設定し、第2の図柄が選択されている映像が表示されている場合には第2のスイッチが操作されることに応じて早送り時短モードの設定を解除する手段。
2.請求項1記載のパチンコ遊技機の作用および効果の説明
遊技者が確率変動モードの設定状態で第1のスイッチまたは第2のスイッチを操作したときには図柄表示器に第1の図柄および第2の図柄が表示される。これら第1の図柄および第2の図柄の表示状態で遊技者が第1のスイッチを操作したときには第1の図柄および第2の図柄のうち第1のスイッチの操作内容に応じたものが選択されたことが報知される。第1の図柄は早送り時短モードを設定するためのものであり、第1の図柄の選択状態で遊技者が第2のスイッチを操作したときには早送り時短モードが設定される。第2の図柄は早送り時短モードの設定を解除するためのものであり、第2の図柄の選択状態で遊技者が第2のスイッチを操作したときには早送り時短モードの設定が解除される。
確率変動モードが設定され且つ早送り時短モードが設定されていない状態では大当りと判定された場合に大当り用の複数の遊技情報のうちから1つが選択され、外れと判定されたことで複数の図柄要素が外れリーチの組合せに設定される場合に外れリーチ用の複数の遊技情報のうちから1つが選択され、外れと判定されたことで複数の図柄要素が完全外れの組合せに設定される場合に完全外れ用でノーマル時短用の遊技情報が選択される。このため、確率変動モードの設定状態で早送り時短モードが設定されていない状態では次の大当りが判定されるまでの所要時間が確率変動モードの非設定状態に比べて短縮される。
確率変動モードが設定され且つ早送り時短モードが設定されている状態では大当りと判定された場合に大当り用の複数の遊技情報のうちから1つが選択され、外れと判定されたことで複数の図柄要素が外れリーチの組合せに設定される場合に外れリーチ用で早送り時短用の複数の遊技情報のうちから1つが選択され、外れと判定されたことで複数の図柄要素が完全外れの組合せに設定される場合に完全外れ用で早送り時短用の遊技情報が選択される。このため、確率変動モードおよび早送り時短モードのそれぞれの設定状態では次の大当りが判定されるまでの所要時間が確率変動モードの非設定状態に比べて短縮され、確率変動モードの設定状態で早送り時短モードが設定されていない状態に比べても短縮される。
1. Description of pachinko gaming machine according to
[1] The game board has a game area in which a game ball can roll.
[2] The start port is provided in the game area of the game board, and a game ball can enter.
[3] The variable entrance is provided in the game area of the game board and can be switched between a closed state where the game ball cannot enter and an open state where the game ball can enter. 2 has a special winning opening that can be switched between a closed state in which a game ball cannot enter and an open state in which a game ball can enter, and the special winning opening is a variable entrance. It corresponds to.
[4] The winning determination means is for determining a big hit that opens the variable entrance and an open that does not open the variable entrance based on the game ball entering the start opening, and the probability variation In the state where the mode is set, the determination is made with a high probability of jackpot compared to the state where the mode is not set. Step S55 in FIG. 9 is an example of a winning determination unit.
[5] The symbol display is provided in the game area of the game board. This symbol display displays a video of a symbol game in which each of a plurality of symbol elements is sequentially displayed in a variation state and a variation stop state, and a plurality of symbol elements are displayed in a variable stop state. The combination of jackpots that are identical to each other ”and“ 2) Among the plurality of symbol elements, the remaining symbol elements other than the symbol element with the final stop order are the same as each other and the symbol elements with the final stop order remain. The combination of outliers different from each of the symbol elements of “3” and “3) The combination of complete outliers different from the combination of jackpot and outlier reach”. The
[6] Means for setting a plurality of symbol elements to a combination of jackpots when determined to be a big hit, and setting a plurality of symbol elements to one of a combination of outreach and a combination of complete loss when determined to be a big hit .
[7] Means for determining whether or not to set the probability variation mode when it is determined to be a big hit, and setting the probability variation mode when it is determined to set the probability variation mode.
[8] The recording means uses a plurality of pieces of game information for big hits, a plurality of pieces of game information for outreach reach, and a use for outreach as game information for setting a time required for displaying a picture of a design game on the design display In this case, a plurality of game information for fast-forwarding / shortening, game information for completely losing, game information for completely losing and normal / short-time, and game information for completely losing / fast-forward / short-time are recorded in advance.
[9] The game information selection means selects one game information from the recording means when it is determined whether the game is a big hit or miss. This game information selection means selects one of a plurality of game information for jackpot when it is determined that the jackpot is determined when the probability variation mode is not set, and a plurality of symbol elements are determined to be out When one is selected from a plurality of game information for outreach and a plurality of design elements are set to a completely out combination when it is determined to be out Select game information for complete removal. This game information selection means selects one of a plurality of game information for big hit when it is determined that it is a big hit when the probability variation mode is set and the fast forward time short mode is not set, and it is determined that the game is out When a plurality of symbol elements are set as a combination of detach reach, one of the plurality of game information for the detach reach is selected, and the plurality of symbol elements are completely disconnected when it is determined as detach. When it is set to a combination, game information for complete losing and normal time reduction is selected. This game information selection means selects one of a plurality of game information for big hit when it is determined that it is a big hit in the state where the probability variation mode is set and the fast forward time short mode is set, and it is determined that the game is missed. When a plurality of symbol elements are set as a combination of detach reach, a plurality of symbol elements are selected by selecting one of a plurality of game information for detach reach and for fast-forwarding and shortening, and determined to be detach. When is set to a combination of complete losing, game information for complete losing and fast-forwarding time is selected. Step S86 in FIG. 11 is an example of game information selection means.
[10] When the game information is selected from the recording means, the time required for the image of the symbol game is set according to the selection result of the game information. When each is selected, the required time is set to a length less than the minimum required time set when game information for outreach is selected, and the game information for normal time reduction is selected for complete outage If the game information for complete losing is selected, the required time is set to a length less than the required time set when the game information for complete losing is selected. Means for setting the required time to a length shorter than the required time set when the game information for normal losing and normal time is selected.
[11] The game video display means displays the video of the symbol game as a result of setting the required time on the symbol display when the required time of the symbol game video is set. The
[12] The first switch can be operated by the player, and the
[13] The second switch can be operated by the player, and the
[14] The fast-forward / short-time mode is set based on the operation of the first switch or the second switch in a state in which the probability variation mode is set and a symbol game image is not displayed on the symbol display. Means for displaying a first symbol for setting and a second symbol for canceling the setting of the fast-forward time-short mode on the symbol display.
[15] Operation of the first switch of the first and second symbols when the first switch is operated while the first symbol and the second symbol are displayed on the symbol display Means for displaying a video for notifying that an item corresponding to the content has been selected.
[16] When the video in which the first symbol is selected is displayed, the fast-forward / short-time mode is set according to the operation of the second switch, and the video in which the second symbol is selected Means for canceling the setting of the fast-forward / short-time mode in response to the operation of the second switch.
2. Description of the operation and effect of the pachinko gaming machine according to
In the state where the probability variation mode is set and the fast-forward and short-time mode is not set, when it is determined that the game is a big hit, one of a plurality of game information for the big hit is selected, and a plurality of symbol elements are determined as determined to be out Is set to the combination of outliers, and when one of the plurality of game information for outreach is selected and judged to be out, it is complete when multiple symbol elements are set to the combination of complete outliers. Game information for normal use and short time is selected. For this reason, in the state in which the fast-forward time reduction mode is not set in the setting state of the probability variation mode, the time required until the next big hit is determined is shortened compared to the non-setting state in the probability variation mode.
In the state where the probability variation mode is set and the fast-forward and short-time mode is set, when it is determined to be a big hit, one of a plurality of game information for the big hit is selected, and a plurality of symbol elements are determined to have come off Is set to a combination of outreach, one of a plurality of game information for fast-reach and short-forwarding is selected for outreach and a plurality of symbol elements are set to a combination of complete outage In this case, the game information for the complete losing and the fast-forwarding / shortening is selected. For this reason, in each setting state of the probability variation mode and the fast-forward time reduction mode, the time required until the next big hit is determined is shortened compared to the non-setting state of the probability variation mode, and the fast-forward time reduction is set in the probability variation mode setting state. Even if the mode is not set, it is shortened.
[1]機械的構成および電気的構成の説明
パチンコホールの台島には、図1に示すように、外枠1が設置されている。この外枠1は前後面が開口する四角筒状をなすものであり、外枠1の前端面には前枠2が左側部の垂直な軸を中心に回動可能に装着されている。この前枠2の前面には横長な長方形状の上皿板3および横長な長方形状の下皿板4が上下2段に固定されており、上皿板3の前面には上面が開口する上皿5が固定され、下皿板4の前面には上面が開口する下皿6が固定されている。
[1] Description of Mechanical Configuration and Electrical Configuration As shown in FIG. 1, an
下皿板4の前面には右端部に位置してハンドル台7が固定されており、ハンドル台7には発射ハンドル8が前後方向へ延びる軸を中心に回動可能に装着されている。上皿板3の後方には発射ソレノイド9が固定されており、発射ソレノイド9には打球槌10が連結されている。この発射ソレノイド9は打球槌10の駆動源に相当するものであり、発射ハンドル8が回動操作されたときには発射ソレノイド9に駆動電源が印加され、打球槌10が駆動することに基づいて上皿5内の遊技球を上皿5内から弾き出す。
A
前枠2の前面には窓枠11が装着されている。この窓枠11は円形孔状の窓部12を有するものであり、窓部12の内周面には透明なガラス窓13が固定されている。この窓枠11の後面には左上隅部および右上隅部のそれぞれに位置してスピーカ14が固定されており、各スピーカ14の前方には網状のスピーカカバー15が配置されている。これら各スピーカカバー15は窓枠11に固定されたものであり、各スピーカ14が再生する遊技音は前方のスピーカカバー15を通して放出される。窓枠11には各スピーカカバー15の下方に位置して2個のランプカバー16が固定されており、各ランプカバー16の後方には複数の電飾LED17(図3参照)が配置されている。これら各電飾LED17は窓枠11に固定されたものであり、各ランプカバー16は後方の電飾LED17が発光することに基づいて照明される。
A
前枠2には、図2に示すように、遊技盤18が装着されており、遊技盤18は窓枠11のガラス窓13により前方から覆われている。この遊技盤18の前面には外レール19および内レール20が固定されている。これら外レール19および内レール20相互間には円弧状の発射通路21が形成されており、打球槌10が弾いた遊技球は発射通路21を通して遊技領域22内に放出される。この遊技領域22内には複数の障害釘23が固定されており、遊技領域22内に放出された遊技球は障害釘23に当りながら遊技領域22内を落下する。この遊技領域22は外レール19および内レール20によって囲まれた領域のうち発射通路21を除く円形状の領域を称するものであり、遊技球が転動可能な最大範囲である転動領域に相当する。
As shown in FIG. 2, a
遊技領域22内には上面が開口するポケット状の始動口24が固定されている。この始動口24内には始動口センサ25(図3参照)が固定されており、始動口センサ25は始動口24内に遊技球が入賞したことを検出して始動信号を出力する。遊技領域22内には、図2に示すように、入賞口台板26が固定されており、入賞口台板26には前面が開口する四角筒状の特別入賞口が固定されている。この特別入賞口内にはカウントセンサ27(図3参照)が固定されており、カウントセンサ27は遊技球が特別入賞口内に入賞したことを検出してカウント信号を出力する。
A pocket-shaped
入賞口台板26には、図2に示すように、扉28が下端部の水平な軸を中心に回動可能に装着されている。この扉28は特別入賞口ソレノイド29(図3参照)に連結されており、特別入賞口ソレノイド29は扉28を垂直状態に回動操作することに基づいて特別入賞口の前面を遊技球が入賞不能に閉鎖し、扉28を前方へ倒れた水平状態に回動操作することに基づいて特別入賞口の前面を遊技球が入賞可能に開放する。即ち、特別入賞口は遊技球が入賞不能な閉鎖状態および遊技球が入賞可能な開放状態に切換わるものであり、可変入球口に相当する。
As shown in FIG. 2, a
入賞口台板26には、図2に示すように、特別図柄表示器30が固定されている。この特別図柄表示器30はLED表示器から構成されたものであり、特別図柄表示器30には特別図柄が表示される。遊技領域22内には表示台枠31が固定されており、表示台枠31には図柄表示器に相当する装飾図柄表示器32が固定されている。この装飾図柄表示器32は特別図柄表示器30に比べて大きな表示領域を有するカラー液晶表示器から構成されたものであり、装飾図柄表示器32には装飾図柄が表示される。この装飾図柄は左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素の3列の組合せ図柄から構成されたものであり、大当りおよび外れを識別する識別図柄に相当する。
As shown in FIG. 2, a
上皿5には、図1に示すように、選択スイッチ33および確定スイッチ34が装着されている。これら選択スイッチ33および確定スイッチ34のそれぞれは自己復帰形のプッシュスイッチからなるものであり、後方へ押圧操作されることに基づいてオン状態になり、操作力が除去されることに基づいてオフ状態に自己復帰する。選択スイッチ33は第1のスイッチに相当するものであり、確定スイッチ34は第2のスイッチに相当するものであり、符号35は選択スイッチ33および確定スイッチ34を有する操作手段を示している。
As shown in FIG. 1, a
図3のメイン制御回路50は遊技内容を制御する最上位の制御手段であり、CPU51とROM52とRAM53を有している。このメイン制御回路50のROM52には制御プログラムおよび制御データが記録されており、CPU51はRAM53をワークエリアとしてROM52の制御プログラムおよび制御データに基づいて制御動作を実行する。出力回路54は始動口センサ25からの始動信号とカウントセンサ27からのカウント信号と選択スイッチ33からのオン信号と確定スイッチ34からのオン信号のそれぞれを波形成形してメイン制御回路50に出力するものであり、メイン制御回路50は出力回路54からの始動信号およびカウント信号のいずれかを検出することに基づいて賞球コマンドを設定する。タイマ回路55はメイン制御回路50に一定の時間間隔(4msec)でパルス信号を出力するものであり、メイン制御回路50はタイマ回路55からのパルス信号を検出する毎に処理動作を実行する。このメイン制御回路50は当落判定手段と特典判定手段と特典フラグ設定手段と記録手段と時短遊技フラグ設定手段と遊技情報選択手段に相当する。
The
ソレノイド回路56は特別入賞口ソレノイド29を通断電するものであり、メイン制御回路50はソレノイド回路56を駆動制御することに基づいて特別入賞口の扉28を開閉操作する。LED回路57は特別図柄表示器30に特別図柄を表示するものであり、メイン制御回路50はLED回路57を駆動制御することに基づいて特別図柄表示器30の表示内容を制御する。
The
払出制御回路60は賞品球の払出動作を制御するものであり、CPU61とROM62とRAM63を有している。この払出制御回路60のROM62には制御プログラムおよび制御データが記録されており、CPU61はRAM63をワークエリアとしてROM62の制御プログラムおよび制御データに基づいて賞品球の払出動作を実行する。この払出制御回路60はメイン制御回路50から賞球コマンドが送信されるものであり、賞球コマンドを検出することに基づいて駆動信号を設定する。モータ回路64は払出制御回路60から駆動信号の設定結果が与えられるものであり、払出制御回路60からの駆動信号に基づいて払出モータ65を駆動する。この払出モータ65は遊技球を上皿5内に賞品球として払出す賞球払出装置の駆動源に相当するものであり、上皿5内には払出モータ65が駆動することに基づいて賞球コマンドに応じた個数の賞品球が払出される。
The
演出制御回路70は装飾図柄遊技の演出内容を総括的に制御するものであり、CPU71とROM72とRAM73を有している。この演出制御回路70のROM72には制御プログラムおよび制御データが記録されており、CPU71はRAM73をワークエリアとしてROM72の制御プログラムおよび制御データに基づいて処理動作を実行する。この演出制御回路70はメイン制御回路50からコマンドが送信されるものであり、メイン制御回路50からのコマンドを検出することに基づいてコマンドを設定する。タイマ回路74は演出制御回路70に一定の時間間隔(4msec)でパルス信号を出力するものであり、演出制御回路70はタイマ回路74からのパルス信号を検出する毎に処理動作を実行する。
The
図柄制御回路80はCPU81とROM82とRAM83とVDP84とVROM85とVRAM86を有している。この図柄制御回路80のCPU81は演出制御回路70からのコマンドに基づいて制御データを設定し、制御データの設定結果に応じたビデオデータの再生をVDP84に指示するものであり、VDP84は指示内容に応じたビデオデータをVROM85から検出し、ビデオデータの検出結果に基づいて表示信号を生成する。このVDP84は表示信号の設定結果をLCD回路87に出力するものであり、LCD回路87はVDP84からの表示信号に応じた映像を装飾図柄表示器32に表示する。これら一連の動作はCPU81がROM82に記録された制御プログラムおよび制御データに基づいて実行するものであり、RAM83はCPU81のワークメモリとして機能する。この図柄制御回路80は遊技映像表示手段と指定映像表示手段と選択映像表示手段に相当する。
The
音制御回路90はCPU91とROM92とRAM93を有している。この音制御回路90のCPU91は演出制御回路70からのコマンドに応じた音データをROM92から検出し、音データの検出結果に基づいて音信号を生成してスピーカ回路94に出力するものであり、スピーカ回路94は音信号に応じた音を両スピーカ14から出力する。このCPU91の一連の動作はROM92に記録された制御プログラムおよび制御データに基づいて行われるものであり、RAM93はCPU91のワークメモリとして機能する。電飾制御回路100はCPU101とROM102とRAM103を有している。この電飾制御回路100のCPU101は演出制御回路70からのコマンドに応じた電飾データをROM102から検出し、電飾データの検出結果に基づいて電飾信号を生成してLED回路104に出力するものであり、LED回路104は複数の電飾LED17を電飾信号に応じた内容で発光させる。このCPU101の一連の動作はROM102に記録された制御プログラムおよび制御データに基づいて行われるものであり、RAM103はCPU101のワークメモリとして機能する。
[2]遊技機能の説明
[2−1]特別図柄遊技機能
遊技者が上皿5内に遊技球を投入して発射ハンドル8を回動操作すると、遊技盤18内に遊技球が発射され、障害釘23に当りながら落下する。この遊技球が始動口24内に入賞したときには賞球払出装置から設定個数の遊技球が上皿5内に賞品球として払出され、特別図柄遊技が開始される。この特別図柄遊技は特別図柄表示器30に特別図柄を変動状態および変動停止状態で順に表示するものであり、特別図柄の変動停止時の態様には、図10に示すように、外れの態様と通常大当りの態様と確変大当りの態様の3種類が設定されている。
[2−2]大当り遊技機能
特別図柄表示器30に特別図柄が通常大当りの態様および確変大当りの態様のいずれかで停止表示されたときには大当り遊技が開始される。この大当り遊技は特別入賞口を開放し、特別入賞口内に遊技球が入賞することを許容する遊技者有利の状態を発生させるものであり、特別入賞口は上限値(例えば10個)の遊技球が入賞する個数条件または開放時間が上限値(例えば30sec)に達する時間条件が満足されるまで開放状態に保持される。この特別入賞口の個数条件および時間条件を基準とする開閉動作は大当りラウンドと称されるものであり、大当りラウンドは固定的な設定回数(例えば15回)だけ繰返される。この大当りラウンドの繰返しは大当り遊技に相当するものであり、各回の大当りラウンド中には装飾図柄表示器32に大当り遊技を映像的に演出する大当りラウンド表示が行われ、両スピーカ14から大当り遊技を音的に演出する効果音が出力され、複数の電飾LED17が大当りラウンド表示の表示内容に応じて発光する。
[2−3]特別図柄遊技保留機能
特別図柄遊技を即座に開始できない特別図柄遊技中および大当り遊技中に遊技球が始動口24内に入賞したときには特別図柄遊技が保留される。この特別図柄遊技の保留回数には上限値(例えば4回)が設定されており、保留回数が上限値に到達した状態で遊技球が始動口24内に入賞したときには特別図柄遊技が保留されない。この特別図柄遊技が保留されない遊技球の入賞を無効な入賞と称し、特別図柄遊技が保留される入賞を有効な入賞と称する。
[2−4]装飾図柄遊技機能(図柄遊技機能)
遊技球が始動口24内に入賞したときには特別図柄遊技に連動して装飾図柄遊技が開始される。この装飾図柄遊技はビデオデータを再生することに基いて装飾図柄表示器32に映像を表示し、両スピーカ14から装飾図柄表示器32の映像に応じた効果音を出力し、複数の電飾LED17を装飾図柄遊技の映像に応じて発光させることで組成されるものである。この装飾図柄遊技の映像は装飾図柄を変動状態および変動停止状態で順に表示し、装飾図柄の変動停止時の態様に基づいて外れおよび大当りの判定結果を遊技者に報知するものである。この装飾図柄の変動開始は特別図柄の変動開始に時間的に同期して行われ、装飾図柄の変動停止は特別図柄の変動停止に時間的に同期して行われるものであり、特別図柄が外れの態様で変動停止するときには装飾図柄が完全外れの組合せおよび外れリーチの組合せのいずれかで変動停止し、特別図柄が通常大当りの態様で変動停止するときには装飾図柄が通常大当りの組合せで変動停止し、特別図柄が確変大当りの態様で変動停止するときには装飾図柄が確変大当りの組合せで変動停止する。
[2−5]確率変動機能
確率変動モードは大当りを確率変動モードの無効状態に比べて高い一定確率で判定する高確率モードである。この確率変動モードは装飾図柄が確変大当りの組合せ「111」・「333」・「555」・「777」のいずれかで停止表示されることに基いて有効化されるものであり、装飾図柄が通常大当りの組合せ「222」・「444」・「666」・「888」のいずれかで変動停止することに基いて無効化される。
[2−6]早送り時短機能
確率変動モードの有効状態で選択スイッチ33が操作されたときには装飾図柄表示器32にモード切換画面が表示される。このモード切換画面は、図26に示すように、早送り時短キー301の映像およびキャンセルキー302の映像を有するものであり、早送り時短キー301の映像およびキャンセルキー302の映像の下方にはメッセージ303の映像「右のスイッチで選択して下さい。左のスイッチを押すと決まります。」が表示される。このモード切換画面は早送り時短モードおよびノーマル時短モードを相互に切換えるものであり、遊技者が選択スイッチ33を操作したときには選択スイッチ33の操作内容に応じて早送り時短キー301の映像およびキャンセルキー302の映像のいずれかが選択され、遊技者が早送り時短キー301の映像を選択した後に確定スイッチ34を操作したときには早送り時短モードが設定され、遊技者がキャンセルキー302の映像を選択した後に確定スイッチ34を操作したときにはノーマル時短モードが設定される。
The
[2] Description of gaming function [2-1] Special symbol gaming function When a player inserts a gaming ball into the
[2-2] Jackpot Game Function When the special symbol is stopped and displayed on the
[2-3] Special Symbol Game Holding Function When a game ball wins in the
[2-4] Decorative design game function (design game function)
When the game ball wins in the start opening 24, the decorative symbol game is started in conjunction with the special symbol game. In this decorative symbol game, video is displayed on the
[2-5] Stochastic Fluctuation Function The stochastic fluctuation mode is a high probability mode in which the jackpot is determined with a constant probability higher than the invalid state of the probability fluctuation mode. This probability variation mode is activated when the decorative symbol is stopped and displayed in any of the combinations “111”, “333”, “555”, and “777” of the probability variation jackpot. Usually, it is invalidated based on the fact that the fluctuation is stopped at any one of the combinations “222”, “444”, “666”, and “888”.
[2-6] Fast-forward short-time function When the
ノーマル時短モードは次の大当りが発生するまでの装飾図柄遊技の合計の所要時間を確率変動モードの無効状態に比べて短縮するものである。このノーマル時短モードの設定状態では物語調のリーチ演出を含む外れリーチ用の装飾図柄遊技の所要時間および物語調のリーチ演出を含む大当り用の装飾図柄遊技の所要時間のそれぞれが短縮されることなく、物語調のリーチ演出を含まない完全外れ用の装飾図柄遊技の所要時間だけが確率変動モードの無効状態に比べて短縮され、次の大当りが発生するまでの装飾図柄遊技の合計の所要時間が完全外れ用の装飾図柄遊技の短縮分だけ短くなる。早送り時短モードは次の大当りが発生するまでの装飾図柄遊技の合計の所要時間をノーマル時短モードの設定時に比べて短縮するものである。この早送り時短モードの設定状態では物語調のリーチ演出を含む大当り用の装飾図柄遊技の所要時間が短縮されることなく、物語調のリーチ演出を含む外れリーチ用の装飾図柄遊技の所要時間および物語調のリーチ演出を含まない完全外れ用の装飾図柄遊技の所要時間のそれぞれがノーマル時短モードの設定時に比べて短縮され、次の大当りが発生するまでの装飾図柄遊技の合計の所要時間が外れリーチ用の装飾図柄遊技の短縮分および完全外れ用の装飾図柄遊技の短縮分の合計だけ短くなる。
[3]メイン制御回路50の内部処理
[3−1]メイン処理
メイン制御回路50のCPU51は電源が投入されると、図4のステップS1の電源投入処理でRAM53の全データを初期設定し、ステップS2でタイマ割込フラグの設定状態を判断する。このタイマ割込フラグはCPU51がタイマ回路55からのパルス信号を受信することに基づいてタイマ割込処理でオンするものであり、CPU51はステップS2でタイマ割込フラグのオンを検出したときにはステップS3へ移行し、タイマ割込フラグをオフする。
The normal time reduction mode shortens the total time required for the decorative symbol game until the next big hit occurs compared to the invalid state of the probability variation mode. In this normal time mode setting state, the time required for the decorative symbol game for outreach including the narrative reach production and the time required for the decorative game for jackpot including the narrative reach production are not shortened. , Only the time required for a completely outfitted decorative symbol game that does not include a narrative-like reach production is shortened compared to the invalid state in the probability variation mode, and the total time required for the decorative symbol game until the next big hit occurs It is shortened by the shortening of the decoration pattern game for complete removal. The fast-forward short mode shortens the total time required for the decorative symbol game until the next big hit occurs compared to the normal short-time mode setting. In this fast-forward and short mode setting state, the time required for the decorative symbol game for outreach including the narrative reach effect and the story is not shortened without reducing the time required for the decorative game for jackpot including the narrative reach effect. The total time required for a decorative pattern game for complete detachment that does not include the reach of the key is reduced compared to the time required for the normal short mode setting, and the total time required for the decorative pattern game until the next big hit occurs The total of the shortening of the decorative symbol game for use and the shortening of the decorative design game for complete removal is shortened.
[3] Internal processing of the main control circuit 50 [3-1] Main processing When the power is turned on, the
CPU51はステップS3でタイマ割込フラグをオフすると、ステップS4の入力処理〜ステップS6のデータ取得処理を順に実行する。このステップS6のデータ取得処理を終えたときにはステップS7の大当り判定処理〜ステップS11の大当り遊技処理をメイン制御フラグの設定状態に基づいて択一的に実行し、ステップS7の大当り判定処理〜ステップS11の大当り遊技処理のいずれかを終えたときにはステップS12のモード切換処理へ移行する。このメイン制御フラグはステップS1の電源投入処理で大当り判定処理に初期設定されるものであり、CPU51はステップS12のモード切換処理を終えたときにはステップS2に復帰し、ステップS2でタイマ割込フラグのオンを新たに検出することに基づいてステップS3へ移行する。
[3−2]入力処理
図5はステップS4の入力処理の詳細を示すものであり、CPU51は図5のステップS21で出力回路54からの始動信号の出力状態を判断する。ここで始動信号がないことを判断したときにはステップS22で始動信号フラグをオフし、始動信号があることを判断したときにはステップS23で始動信号フラグをオンする。即ち、遊技球が始動口24内に入賞したときには出力回路54から始動信号が出力され、始動信号フラグがオンされる。
[3−3]カウンタ更新処理
CPU51は図4のステップS5のカウンタ更新処理へ移行すると、ランダムカウンタR1〜R4の計測値に「1」を加算する。図6はランダムカウンタR1〜R4の加算内容を示すものであり、ランダムカウンタR1〜R4の加算内容は次の通りである。
(1)ランダムカウンタR1は変動パターンを選択する乱数値に相当するものであり、初期値「0」から上限値「100」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に加算される。
(2)ランダムカウンタR2は外れの判定時に判定結果を完全外れおよび外れリーチに振分ける乱数値に相当するものであり、初期値「0」から上限値「49」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に加算される。
(3)ランダムカウンタR3は大当りの発生の有無を抽選する乱数値に相当するものであり、初期値「0」から上限値「328」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に加算される。
(4)ランダムカウンタR4は大当りの判定時に特別図柄の種類を抽選する乱数値に相当するものであり、初期値「0」から上限値「19」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に加算される。
[3−4]データ取得処理
図7は図4のステップS6のデータ取得処理の詳細を示すものであり、CPU51は図7のステップS31で始動信号フラグの設定状態を判断する。例えば遊技球が始動口24内に入賞したときには図5の入力処理で始動信号フラグがオンされている。この場合にはCPU51は図7のステップS31で始動信号フラグのオンを判断し、ステップS32でランダムカウンタR1〜R4の計測値を取得する。
When the
[3-2] Input Processing FIG. 5 shows details of the input processing in step S4, and the
[3-3] Counter Update Processing When the
(1) The random counter R1 corresponds to a random value for selecting a variation pattern, and is added cyclically by returning to the initial value “0” after being added from the initial value “0” to the upper limit value “100”. The
(2) The random counter R2 corresponds to a random number value that assigns the determination result to complete detachment and detachment reach at the time of determination of detachment. It returns to 0 and is added cyclically.
(3) Random counter R3 corresponds to a random value for drawing whether or not a big hit has occurred, and is added to initial value “0” from initial value “0” and then returned to initial value “0” to circulate Is added to
(4) The random counter R4 corresponds to a random value for drawing a special symbol type when determining the jackpot, and is added from the initial value “0” to the upper limit value “19” and then returned to the initial value “0”. Is added cyclically.
[3-4] Data Acquisition Process FIG. 7 shows details of the data acquisition process in step S6 of FIG. 4, and the
メイン制御回路50のRAM53には、図8に示すように、保留データエリア1〜保留データエリア4が設定されている。これら保留データエリア1〜保留データエリア4はいずれもランダムカウンタR1〜R4の取得結果を記録しておくものであり、CPU51は図7のステップS33へ移行したときには保留データエリア1にランダムカウンタR1〜R4が記録されているか否かを判断する。ここで保留データエリア1にランダムカウンタR1〜R4が記録されていないことを判断したときにはステップS34へ移行し、ランダムカウンタR1〜R4の取得結果を保留データエリア1に記録する。そして、ステップS35へ移行し、カウンタN1に「1」を加算する。このカウンタN1は特別図柄遊技の保留回数を計測するものであり、図4のステップS1の電源投入処理で「0」にリセットされる。
In the
CPU51は図7のステップS33で保留データエリア1にランダムカウンタR1〜R4が記録されていることを判断すると、ステップS36で保留データエリア2にランダムカウンタR1〜R4が記録されているか否かを判断する。ここで保留データエリア2にランダムカウンタR1〜R4が記録されていないことを判断したときにはステップS37へ移行し、ランダムカウンタR1〜R4の取得結果を保留データエリア2に記録する。そして、ステップS35へ移行し、カウンタN1に「1」を加算する。
When the
CPU51はステップS36で保留データエリア2にランダムカウンタR1〜R4が記録されていることを判断すると、ステップS38で保留データエリア3にランダムカウンタR1〜R4が記録されているか否かを判断する。ここで保留データエリア3にランダムカウンタR1〜R4が記録されていないことを判断したときにはステップS39へ移行し、ランダムカウンタR1〜R4の取得結果を保留データエリア3に記録する。そして、ステップS35へ移行し、カウンタN1に「1」を加算する。
If the
CPU51はステップS38で保留データエリア3にランダムカウンタR1〜R4が記録されていることを判断すると、ステップS40で保留データエリア4にランダムカウンタR1〜R4が記録されているか否かを判断する。ここで保留データエリ4にランダムカウンタR1〜R4が記録されていないことを判断したときにはステップS41へ移行し、ランダムカウンタR1〜R4の取得結果を保留データエリア4に記録する。そして、ステップS35へ移行し、カウンタN1に「1」を加算する。即ち、ランダムカウンタR1〜R4の記録数には上限値「4組」が設定されており、上限組のランダムカウンタR1〜R4がRAM53に記録されている状態で遊技球が始動口24内に入賞したときにはステップS42でランダムカウンタR1〜R4の取得結果がクリアされ、遊技球が始動口24内に入賞したことが無効化される。
[3−5]大当り判定処理
CPU51はメイン制御フラグが大当り判定処理にセットされていることを判断すると、図4のステップS6のデータ取得処理からステップS7の大当り判定処理へ移行する。図9はステップS7の大当り判定処理の詳細を示すものであり、CPU51は図9のステップS51で保留データエリア1にランダムカウンタR1〜R4が記録されているか否かを判断する。ここで保留データエリア1にランダムカウンタR1〜R4が記録されていることを判断したときにはステップS52へ移行し、確率変動フラグの設定状態を判断する。この確率変動フラグは確率変動モードの現在の設定状態を示すものであり、CPU51は確率変動モードの有効状態ではステップS52で確率変動フラグのオンを判断してステップS53へ移行し、確率変動モードの無効状態ではステップS52で確率変動フラグのオフを判断してステップS54へ移行する。
When determining that the random counters R1 to R4 are recorded in the reserved
[3-5] Big-hit determination process When the
CPU51はステップS53へ移行すると、ROM52から10個の大当り値「7,37,67,97,127,157,187,217,247,277」を選択する。そして、ステップS55で保留データエリア1からランダムカウンタR3の取得結果を検出し、ランダムカウンタR3の検出結果を10個の大当り値「7〜277」と比較する。ここでランダムカウンタR3の検出結果が10個の大当り値「7〜277」のいずれかと同一であることを判断したときには大当りと判定し、ステップS56で大当りフラグをオンする。また、ランダムカウンタR3の検出結果が10個の大当り値「7〜277」のいずれとも相違していることを判断したときには外れと判定し、ステップS65で大当りフラグをオフする。即ち、確率変動モードの有効状態では大当りが「10/329」の高確率で判定される。
When the
CPU51はステップS54へ移行すると、ROM52から1個の大当り値「7」を選択する。そして、ステップS55で保留データエリア1からランダムカウンタR3の取得結果を検出し、ランダムカウンタR3の検出結果を1個の大当り値「7」と比較する。ここでランダムカウンタR3の検出結果が1個の大当り値「7」と同一であることを判断したときには大当りと判定し、ステップS56で大当りフラグをオンする。また、ランダムカウンタR3の検出結果が1個の大当り値「7」と相違していることを判断したときには外れと判定し、ステップS65で大当りフラグをオフする。即ち、確率変動モードの無効状態では大当りが「1/329」の低確率で判定される。
In step S54, the
CPU51はステップS56で大当りフラグをオンすると、ステップS57で保留データエリア1からランダムカウンタR4の取得結果を検出し、ランダムカウンタR4の検出結果を10個の確率変動値「0〜9」と比較する。これら10個の確率変動値「0〜9」はいずれもROM52に記録されたものであり、CPU51はステップS57でランダムカウンタR4の検出結果が10個の確率変動値「0〜9」のいずれかと同一であることを判断したときにはステップS58へ移行し、特別図柄を確変大当りの態様(図10参照)に設定する。そして、図9のステップS59で確率変動フラグをオンすることに基づいて確率変動モードを有効化し、ステップS60で演出制御回路70に確変大当りコマンドを送信し、ステップS72でメイン制御フラグに変動パターン設定処理をセットする。
When the big hit flag is turned on in step S56, the
CPU51はステップS57でランダムカウンタR4の検出結果が10個の確率変動値「0〜9」のいずれとも相違していることを判断すると、ステップS61で特別図柄を通常大当りの態様(図10参照)に設定する。そして、図9のステップS62で確率変動フラグをオフすることに基づいて確率変動モードを無効化し、ステップS63で演出制御回路70に通常大当りコマンドを送信する。即ち、確率変動モードは大当りが判定されたことを条件に「1/2」の確率で有効化され、「1/2」の確率で無効化される。
When the
CPU51はステップS63で演出制御回路70に通常大当りコマンドを送信すると、ステップS64で早送り時短フラグをオフすることに基づいて早送り時短モードをオフし、ステップS72でメイン制御フラグに変動パターン設定処理をセットする。この早送り時短モードは特別図柄遊技の所要時間および装飾図柄遊技の所要時間の双方を短縮するモードであり、通常大当りが判定されたときには自動的に無効化される。
When the
CPU51はステップS65で大当りフラグをオフすると、ステップS66で特別図柄を外れの態様(図10参照)に設定する。そして、図9のステップS67で保留データエリア1からランダムカウンタR2の取得結果を検出し、5個の外れリーチ値「0〜4」と比較する。これら5個の外れリーチ値「0〜4」はいずれもROM52に記録されたものであり、CPU51はステップS67でランダムカウンタR2の検出結果が5個の外れリーチ値「0〜4」のいずれかと同一であることを判断したときには外れリーチと判定し、ステップS68で外れリーチフラグをオンする。次に、ステップS69で演出制御回路70に外れリーチコマンドを送信し、ステップS72でメイン制御フラグに変動パターン設定処理をセットする。
When the big hit flag is turned off in step S65, the
CPU51はステップS67でランダムカウンタR2の検出結果が5個の外れリーチ値「0〜4」のいずれとも相違していることを判断すると、完全外れと判定する。そして、ステップS70で外れリーチフラグをオフし、ステップS71で演出制御回路70に完全外れコマンドを送信し、ステップS72でメイン制御フラグに変動パターン設定処理をセットする。
[3−6]変動パターン設定処理
CPU51はメイン制御フラグが変動パターン設定処理にセットされていることを検出すると、図4のステップS6のデータ取得処理からステップS8の変動パターン設定処理へ移行する。図11はステップS8の変動パターン設定処理の詳細を示すものであり、CPU51は図11のステップS81で確率変動フラグの設定状態を判断する。この確率変動フラグは確率変動モードの有効状態でオンされ、確率変動モードの無効状態でオフされるものであり、CPU51は確率変動モードの無効状態ではステップS81で確率変動フラグのオフを判断してステップS82へ移行する。
[3−6―1]非確率変動モード
メイン制御回路50のROM52には通常用の変動パターンテーブルとノーマル時短用の変動パターンテーブルと早送り時短用の変動パターンテーブルが記録されている。これら各変動パターンテーブルはランダムカウンタR1と変動パターンと変動表示時間の相関関係を示すものであり、CPU51はステップS82へ移行したときにはROM52から通常用の変動パターンテーブルを選択する。そして、ステップS86で通常用の変動パターンテーブルから変動パターンを選択し、ステップS87で通常用の変動パターンテーブルから変動表示時間を選択する。この変動表示時間は特別図柄の変動表示を開始してから停止するまでの所要時間を称するものであり、装飾図柄遊技の所要時間と同一である。
If the
[3-6] Fluctuation Pattern Setting Processing When the
[3-6-1] Non-Stochastic Fluctuation Mode The
図12は通常用の変動パターンテーブルの記録内容を示すものであり、通常用の変動パターンテーブルには変動パターンP1〜P9が設定されている。図12の変動パターンP1〜P4は大当りの判定時のみ選択対象となる大当り用のものであり、CPU51は直前の大当り判定処理で大当りを判定したときには図11のステップS86で大当りフラグのオンを判断し、図12の変動パターンP1〜P4のうちからランダムカウンタR1の検出結果に応じた変動パターンを選択する。そして、ステップS87へ移行し、図12の変動パターンテーブルから変動パターンの選択結果に応じた変動表示時間を選択する。例えばランダムカウンタR1の検出結果が「40」であるときには変動パターン「P1」が選択され、変動パターンの選択結果が「P1」であるときには変動表示時間「16.0sec」が選択される。
FIG. 12 shows the recorded contents of the normal variation pattern table, and variation patterns P1 to P9 are set in the normal variation pattern table. The variation patterns P1 to P4 in FIG. 12 are for big hits that are to be selected only at the time of big hit determination. When the
図12の変動パターンP5〜P8は外れリーチの判定時のみ選択対象となる外れリーチ用のものであり、CPU51は直前の大当り判定処理で外れリーチを判定したときには図11のステップS86で外れリーチフラグのオンを判断し、図12の変動パターンP5〜P8のうちからランダムカウンタR1の検出結果に応じた変動パターンを選択する。そして、ステップS87へ移行し、図12の変動パターンテーブルから変動パターンの選択結果に応じた変動表示時間を選択する。例えばランダムカウンタR1の検出結果が「40」であるときには変動パターン「P6」が選択され、変動パターンの選択結果が「P6」であるときには変動表示時間「14.0sec」が選択される。
The variation patterns P5 to P8 in FIG. 12 are for the outreach reach that is to be selected only at the time of determination of outreach. When the
図12の変動パターンP9は完全外れの判定時のみ選択対象となる完全外れ用のものであり、CPU51は直前の大当り判定処理で完全外れを判定したときには図11のステップS86で大当りフラグおよび外れリーチフラグの双方のオフを判断し、ランダムカウンタR1の検出結果に拘らず図12の変動パターン「P9」を選択する。そして、ステップS87へ移行し、図12の変動パターンテーブルから変動パターン「P9」に応じた変動表示時間「4.0sec」を選択する。
[3−6―2]ノーマル時短モード
CPU51は確率変動モードの有効状態では図11のステップS81で確率変動フラグのオンを判断し、ステップS83で早送り時短フラグの設定状態を判断する。例えば早送り時短モードの無効状態ではステップS83で早送り時短フラグのオフを判断し、ステップS84でROM52からノーマル時短用の変動パターンテーブルを選択する。そして、ステップS86でノーマル時短用の変動パターンテーブルから変動パターンを選択し、ステップS87でノーマル時短用の変動パターンテーブルから変動表示時間を選択する。
The variation pattern P9 in FIG. 12 is for complete losing that is selected only at the time of determination of complete losing. When the
[3-6-2] Normal Time Short Mode In the effective state of the probability variation mode, the
図13はノーマル時短用の変動パターンテーブルの記録内容を示すものである。このノーマル時短用の変動パターンテーブルには通常用の変動パターンテーブルと同一の変動パターンP1〜P4が設定されており、CPU51は直前の大当り判定処理で大当りを判定したときには図11のステップS86で大当りフラグのオンを判断し、図13の変動パターンP1〜P4のうちからランダムカウンタR1の検出結果に応じた変動パターンを選択する。そして、ステップS87へ移行し、図13の変動パターンテーブルから変動パターンの選択結果に応じた変動表示時間を選択する。
FIG. 13 shows the recorded contents of the fluctuation pattern table for normal time reduction. The normal fluctuation pattern table has the same fluctuation patterns P1 to P4 as the normal fluctuation pattern table. When the
図13のノーマル時短用の変動パターンテーブルには通常用の変動パターンテーブルと同一の変動パターンP5〜P8が設定されており、CPU51は直前の大当り判定処理で外れリーチを判定したときには図11のステップS86で外れリーチフラグのオンを判断し、図13の変動パターンP5〜P8のうちからランダムカウンタR1の検出結果に応じた変動パターンを選択する。そして、ステップS87へ移行し、図13の変動パターンテーブルから変動パターンの選択結果に応じた変動表示時間を選択する。この図13のノーマル時短用の変動パターンテーブルでは外れリーチ用の変動パターンP5〜P8のそれぞれにランダムカウンタR1として25個程度の数値が付与されており、ノーマル時短モードでは外れリーチ用の変動パターンP5〜P8の選択確率が相互に同程度に設定されている。
The normal variation pattern table in FIG. 13 has the same variation patterns P5 to P8 as the regular variation pattern table. When the
図13のノーマル時短用の変動パターンテーブルには通常用の変動パターンテーブルとは相違する変動パターンP10が設定されており、CPU51は直前の大当り判定処理で完全外れを判定したときには図11のステップS86で大当りフラグおよび外れリーチフラグの双方のオフを判断し、ランダムカウンタR1の検出結果に拘らず変動パターン「P10」を選択する。この変動パターン「P10」には通常用の変動パターン「P9」に比べて短い変動表示時間「2.0sec」が設定されており、CPU51は変動パターンP10を選択したときには図11のステップS87で変動パターンP10に応じた変動表示時間「2.0sec」を選択する。
[3−6―3]早送り時短モード
CPU51は早送り時短モードの有効状態では図11のステップS83で早送り時短フラグのオンを判断し、ステップS85でROM52から早送り時短用の変動パターンテーブルを選択する。そして、ステップS86で早送り時短用の変動パターンテーブルから変動パターンを選択し、ステップS87で早送り時短用の変動パターンテーブルから変動表示時間を選択する。
A variation pattern P10 different from the variation pattern table for normal use is set in the variation pattern table for normal time shortening in FIG. 13, and when the
[3-6-3] Fast-forward time short mode When the fast-forward time short mode is valid, the
図14は早送り時短用の変動パターンテーブルの記録内容を示すものである。この早送り時短用の変動パターンテーブルには通常用の変動パターンテーブルおよびノーマル時短用の変動パターンテーブルの双方と同一の変動パターンP1〜P4が設定されており、CPU51は直前の大当り判定処理で大当りを判定したときには図11のステップS86で大当りフラグのオンを判断し、図14の変動パターンP1〜P4のうちからランダムカウンタR1の検出結果に応じた変動パターンを選択する。そして、ステップS87へ移行し、図14の変動パターンテーブルから変動パターンの選択結果に応じた変動表示時間を選択する。
FIG. 14 shows the recorded contents of the fluctuation pattern table for the fast-forward time reduction. In this fast-forwarding short time variation pattern table, the same variation patterns P1 to P4 as both the normal variation time table and the normal short time variation pattern table are set, and the
図14の早送り時短用の変動パターンテーブルには通常用の変動パターンテーブルおよびノーマル時短用の変動パターンテーブルの双方と相違する変動パターンP11〜P14が設定されており、CPU51は直前の大当り判定処理で外れリーチを判定したときには図11のステップS86で外れリーチフラグのオンを判断し、図14の変動パターンP11〜P14のうちからランダムカウンタR1の検出結果に応じた変動パターンを選択する。そして、ステップS87へ移行し、図14の変動パターンテーブルから変動パターンの選択結果に応じた変動表示時間を選択する。変動パターンP11はノーマル時短用の変動パターンP5と同一系統の演出を発生させるものであり、変動表示時間がノーマル時短用の変動パターンP5に比べて短く設定されている。変動パターンP12はノーマル時短用の変動パターンP6と同一系統の演出を発生させるものであり、変動表示時間がノーマル時短用の変動パターンP6に比べて短く設定されている。変動パターンP13はノーマル時短用の変動パターンP7と同一系統の演出を発生させるものであり、変動表示時間がノーマル時短用の変動パターンP7に比べて短く設定されている。変動パターンP14はノーマル時短用の変動パターンP8と同一系統の演出を発生させるものであり、変動表示時間がノーマル時短用の変動パターンP8に比べて短く設定されている。これら早送り時短用の変動パターンP11〜P14にはランダムカウンタR1として変動表示時間が長くなることに応じて少数個の数値が付与されており、早送り時短用の変動パターンP11〜P14の選択確率は変動表示時間が長くなることに応じて段階的に低くなるように設定されている。
In the variation pattern table for fast-forwarding short time in FIG. 14, variation patterns P11 to P14 that are different from both the normal variation pattern table and the normal variation pattern table are set, and the
図14の早送り時短用の変動パターンテーブルには通常用の変動パターンテーブルおよびノーマル時短用の変動パターンテーブルの双方と相違する変動パターンP15が設定されており、CPU51は直前の大当り判定処理で完全外れを判定したときには図11のステップS86で大当りフラグおよび外れリーチフラグの双方のオフを判断し、ランダムカウンタR1の検出結果に拘らず変動パターン「P15」を選択する。この変動パターン「P15」には通常用の全ての変動パターンおよびノーマル時短用の全ての変動パターンに比べて短い最短の変動表示時間「0.4sec」が設定されており、CPU51は変動パターンP15を選択したときには図11のステップS87で変動パターンP15に応じた最短の変動表示時間「0.4sec」を選択する。この変動パターンP15は早送り時短フラグのオン状態で完全外れが判定された場合に必ず選択されるものであり、完全外れの判定確率は大当りの判定確率および外れリーチの判定確率のそれぞれに比べて高く設定されている。即ち、最短の変動パターンP15は早送り時短用の変動パターンテーブルの残りの全ての変動パターンP1〜P4およびP11〜P14に比べて選択確率が高く設定されている。
14 is set with a variation pattern P15 that is different from both the normal variation pattern table and the normal variation pattern table, and the
CPU51は図11のステップS87で変動表示時間を選択すると、ステップS88で変動パターンの選択結果を変動パターンコマンドとして演出制御回路70に送信する。そして、ステップS89で変動表示時間の選択結果をタイマT1にセットし、ステップS90で保留データエリア1のランダムカウンタR1〜R4をクリアする。
When the
CPU51はステップS90で保留データエリア1のランダムカウンタR1〜R4をクリアすると、ステップS91で保留データエリア2の記録データを保留データエリア1にシフトし、ステップS92で保留データエリア3の記録データを保留データエリア2にシフトし、ステップS93で保留データエリア4の記録データを保留データエリア3にシフトする。これら保留データエリア1〜保留データエリア4はランダムカウンタR1等が記録されていない状態でデフォルトデータが記録されるものであり、保留データエリア2〜保留データエリア4にランダムカウンタR1等が記録されているときにはステップS91〜ステップS93でランダムカウンタR1等がシフトされ、ランダムカウンタR1等が記録されていないときにはステップS91〜ステップS93でデフォルトデータがシフトされる。
When the
CPU51はステップS93で保留データエリア4の記録データを保留データエリア3にシフトすると、ステップS94でカウンタN1から「1」を減算することに基づいて特別図柄遊技の保留回数を減算する。そして、ステップS95へ移行し、メイン制御フラグに特別図柄変動開始処理をセットする。即ち、演出制御回路70には通常大当りと確変大当りと外れリーチと完全外れの判定結果に加え、変動パターンの選択結果が送信される。
[3−7]特別図柄変動開始処理
CPU51はメイン制御フラグが特別図柄変動開始処理にセットされていることを検出すると、図4のステップS6のデータ取得処理からステップS9の特別図柄変動開始処理へ移行する。図15はステップS9の特別図柄変動開始処理の詳細を示すものであり、CPU51は図15のステップS101でLED回路57に特別図柄変動開始信号を出力する。すると、LED回路57は特別図柄変動開始信号を検出することに同期して特別図柄の変動表示を開始する。この特別図柄の変動表示は特別図柄を「確変大当りの態様」→「通常大当りの態様」→「外れの態様」→「確変大当りの態様」・・・の設定順序で循環的に可変表示するものである。
When the
[3-7] Special symbol variation start process When the
CPU51はステップS101で特別図柄変動開始信号を出力すると、ステップS102で演出制御回路70に装飾図柄遊技開始コマンドを送信する。そして、ステップS103へ移行し、メイン制御フラグに特別図柄変動停止処理をセットする。この装飾図柄遊技開始コマンドは装飾図柄遊技の開始指令に相当するものであり、演出制御回路70は装飾図柄遊技開始コマンドを受信することに基づいて装飾図柄遊技の映像的な演出を開始することを図柄制御回路80に指示し、装飾図柄遊技の音的な演出を開始することを音制御回路90に指示し、装飾図柄遊技の電飾的な演出を開始することを電飾制御回路100に指示する。
[3−8]特別図柄変動停止処理
CPU51はメイン制御フラグが特別図柄変動停止処理にセットされていることを検出すると、図4のステップS6のデータ取得処理からステップS10の特別図柄変動停止処理へ移行する。図16はステップS10の特別図柄変動停止処理の詳細を示すものであり、CPU51は図16のステップS111でタイマT1の計測値から設定値ΔT(4msec)を減算することに基づいて特別図柄遊技の残り時間を更新する。そして、ステップS112へ移行し、タイマT1の減算結果を「0」と比較する。この特別図柄遊技は装飾図柄遊技に同期して行われるものであり、特別図柄遊技の残り時間は装飾図柄遊技の残り時間と同一である。
When the
[3-8] Special Symbol Fluctuation Stop Process When the
CPU51はステップS112でタイマT1の減算結果が「0」であることを検出すると、特別図柄遊技の終了を判断し、ステップS113でLED回路57に特別図柄変動停止信号を出力する。この特別図柄変動停止信号は特別図柄の変動表示を大当り判定処理の選択結果で停止することを指示するものであり、大当り判定処理で確変大当りが判定されたときには特別図柄が図10の確変大当りの態様で停止表示され、大当り判定処理で通常大当りが判定されたときには特別図柄が図10の通常大当りの態様で停止表示され、大当り判定処理で外れリーチおよび完全外れのいずれかが判定されたときには特別図柄が図10の外れの態様で停止表示される。
When the
CPU51は図16のステップS113でLED回路57に特別図柄変動停止信号を出力すると、ステップS114で演出制御回路70に装飾図柄遊技停止コマンドを送信する。この装飾図柄遊技停止コマンドは装飾図柄遊技の停止指令に相当するものであり、演出制御回路70は装飾図柄遊技停止コマンドを検出することに基づいて装飾図柄遊技の映像的な演出を停止することを図柄制御回路80に指示し、装飾図柄遊技の音的な演出を停止することを音制御回路90に指示し、装飾図柄遊技の電飾的な演出を停止することを電飾制御回路100に指示する。即ち、装飾図柄遊技は特別図柄の変動開始に同期して始まり、特別図柄の変動停止に同期して終わるものであり、特別図柄の変動表示時間は装飾図柄遊技の所要時間に相当する。
When the
CPU51はステップS114で装飾図柄遊技停止コマンドを送信すると、ステップS115で大当りフラグの設定状態を判断する。ここで大当りフラグのオフを判断したときにはステップS116へ移行し、メイン制御フラグに大当り判定処理をセットする。そして、ステップS117で大当りフラグをオフし、ステップS118で外れリーチフラグをオフする。また、ステップS115で大当りフラグのオンを判断したときにはステップS119へ移行し、メイン制御フラグに大当り遊技処理をセットする。そして、ステップS120で演出制御回路70に大当り遊技開始コマンドを送信し、ステップS117で大当りフラグをオフし、ステップS118で外れリーチフラグをオフする。この大当り遊技開始コマンドは大当り遊技用の演出開始指令に相当するものであり、演出制御回路70は大当り遊技開始コマンドを検出することに基づいて大当り遊技の映像的な演出を開始することを図柄制御回路80に指示し、大当り遊技の音的な演出を開始することを音制御回路90に指示し、大当り遊技の電飾的な演出を開始することを電飾制御回路100に指示する。
[3−9]大当り遊技処理
CPU51はメイン制御フラグが大当り遊技処理にセットされていることを検出すると、図5のステップS6のデータ取得処理からステップS11の大当り遊技処理へ移行する。図17はステップS11の大当り遊技処理の詳細を示すものであり、CPU51はステップS121で大当りラウンド処理を実行する。この大当りラウンド処理は特別入賞口を開放する遊技者有利の状態を生成するものであり、特別入賞口内に上限値(10個)の遊技球が入賞したり、または、特別入賞口の開放時間が上限値(30sec)に達することに基づいて終了する。この大当りラウンド処理はROM52に予め決められ記録された上限値(15回)だけ繰返されるものであり、CPU51はステップS122へ移行したときには大当りラウンドの繰返し回数Rを上限値「15」と比較する。ここで「R=15」を判断したときにはステップS123へ移行し、演出制御回路70に大当り遊技停止コマンドを送信する。そして、ステップS124へ移行し、メイン制御フラグを大当り判定処理にセットする。この大当り遊技停止コマンドは大当り遊技の演出停止指令に相当するものであり、演出制御回路70は大当り遊技停止コマンドを検出することに基づいて大当り遊技の映像的な演出を停止することを図柄制御回路80に指示し、大当り遊技の音的な演出を停止することを音制御回路90に指示し、大当り遊技の電飾的な演出を停止することを電飾制御回路100に指示する。
[3−10]モード切換処理
CPU51は図4のステップS7の大当り判定処理〜ステップS11の大当り遊技処理のいずれかを終えると、ステップS12のモード切換処理へ移行する。図18はステップS12のモード切換処理の詳細を示すものであり、CPU51は図18のステップS131で確率変動フラグの設定状態を判断する。例えば確率変動モードの有効状態ではステップS131で確率変動フラグのオンを判断し、ステップS132でカウンタN1の計測値を「0」と比較する。このカウンタN1は特別図柄遊技の保留回数を示すものであり、装飾図柄遊技の保留回数と同一である。
When the
[3-9] Jackpot Game Process When the
[3-10] Mode Switching Process When the
CPU51は特別図柄遊技が全く保留されていないときにはステップS132で「N1=0」を判断する。そして、ステップS133へ移行し、メイン制御フラグの設定状態を判断する。例えば特別図柄遊技が外れの結果で停止したときには図16の特別図柄変動停止処理でメイン制御フラグが大当り判定処理にセットされている。この特別図柄遊技の停止状態で特別図柄遊技が全く保留されていないときには図9のステップS51でRAM53の保留データエリア1にランダムカウンタR1〜R4が記録されていないことが検出されるので、図4のステップS7の大当り判定処理〜図11の大当り遊技処理の全てが実行されない。この実質的な処理停止状態ではCPU51は図18のステップS133で「メイン制御フラグ=大当り判定処理」を判断し、ステップS134へ移行する。
When the special symbol game is not held at all, the
CPU51はステップS134へ移行すると、画面表示フラグの設定状態を判断する。この画面表示フラグは図4のステップS1の電源投入処理でオフされるものであり、モード切換画面の表示状態でオンされ、モード切換画面の非表示状態でオフされる。このモード切換画面の非表示状態ではCPU51は図18のステップS134で画面表示フラグのオフを判断し、ステップS135へ移行する。
When proceeding to step S134, the
CPU51はステップS135へ移行すると、選択スイッチ33のオンオフを判断する。例えば遊技者が選択スイッチ33を操作したときにはCPU51はステップS135で選択スイッチ33のオンを判断し、ステップS136で演出制御回路70に画面表示コマンドを送信する。すると、演出制御回路70が画面表示コマンドを図柄制御回路80に送信し、図柄制御回路80が装飾図柄表示器32にモード切換画面を表示する。このモード切換画面は、図26の(a)に示すように、早送り時短キー301の映像とキャンセルキー302の映像とメッセージ303の映像を有するものであり、図柄制御回路80は初期状態では早送り時短キー301の映像をキャンセルキー302の映像に比べて高輝度で表示し、早送り時短キー301の映像が選択されていることを遊技者に報知する。即ち、選択スイッチ33は確率変動モードが有効化され且つ特別図柄遊技と装飾図柄遊技と大当り遊技の全てが停止し且つ保留回数が「0」の状態で有効化される。
In step S135, the
CPU51は図18のステップS136で画面表示コマンドを送信すると、ステップS137で画面表示フラグをオンすることに基づいてモード切換画面が表示状態にあることを記録する。そして、ステップS138へ移行し、早送りキーフラグをオンする。この早送りキーフラグは図4のステップS1の電源投入処理でオフされるものであり、早送り時短キー301の映像の選択状態でオンされ、キャンセルキー302の映像の選択状態でオフされる。
When the
CPU51はモード切換画面の表示状態では図18のステップS134で画面表示フラグのオンを判断する。そして、ステップS139で選択スイッチ33の操作状態を判断し、ステップS145で確定スイッチ34の操作状態を判断する。例えばモード切換画面の表示状態で遊技者が選択スイッチ33を操作したときにはCPU51はステップS139で選択スイッチ33のオンを判断し、ステップS140で早送りキーフラグの設定状態を判断する。ここで早送りキーフラグのオンを判断したときにはステップS141で演出制御回路70にキャンセルキーコマンドを送信し、ステップS142で早送りキーフラグをオフする。このキャンセルキーコマンドはキャンセルキー302の映像を早送り時短キー301の映像に比べて高輝度で表示することを指令するものであり、演出制御回路70はキャンセルキーコマンドを図柄制御回路80に送信し、図柄制御回路80はキャンセルキーコマンドを検出したときには早送り時短キー301の映像の輝度を落してキャンセルキー302の映像の輝度を高める。即ち、早送り時短キー301の映像が選択されている状態で遊技者が選択スイッチ33を操作したときには、図26の(b)に示すように、キャンセルキー302の映像が早送り時短キー301の映像に比べて明るくなり、早送り時短キー301の映像に換えてキャンセルキー302の映像が選択されたことが遊技者に報知される。
In the display state of the mode switching screen, the
CPU51は図18のステップS140で早送りキーフラグがオフされていることを判断すると、ステップS143で演出制御回路70に早送りキーコマンドを送信し、ステップS144で早送りキーフラグをオンする。この早送りキーコマンドは早送り時短キー301の映像をキャンセルキー302の映像に比べて高輝度で表示することを指令するものであり、演出制御回路70は早送りキーコマンドを図柄制御回路80に送信し、図柄制御回路80は早送りキーコマンドを検出したときにはキャンセルキー302の映像の輝度を落して早送り時短キー301の映像の輝度を高める。即ち、キャンセルキー302の映像が選択されている状態で遊技者が選択スイッチ33を操作したときには、図26の(a)に示すように、早送り時短キー301の映像がキャンセルキー302の映像に比べて明るくなり、キャンセルキー302の映像に換えて早送り時短キー301の映像が選択されたことが遊技者に報知される。
When
CPU51は図18のステップS145で確定スイッチ34のオンを判断すると、ステップS146で早送りキーフラグの設定状態を判断する。例えば早送り時短キー301の映像が選択されている状態ではCPU51はステップS146で早送りキーフラグのオンを判断し、ステップS147へ移行する。このステップS147で早送り時短フラグをオンすることに基づいて早送り時短モードを有効化し、ステップS148で演出制御回路70に早送り時短コマンドを送信し、ステップS151へ移行する。すると、演出制御回路70は早送り時短コマンドを図柄制御回路80に送信し、図柄制御回路80は早送り時短コマンドを検出することに基づいてメッセージ303の映像を消去し、図26の(c)に示すように、メッセージ304の映像「早送り時短モードが設定されました」を表示する。即ち、確定スイッチ34は確率変動モードが有効化され且つ特別図柄遊技と装飾図柄遊技と大当り遊技の全てが停止し且つ保留回数が「0」の状態で早送り時短キー301の映像およびキャンセルキー302の映像が表示されている場合に有効化されるものであり、早送り時短キー301の映像が選択されている状態で遊技者が確定スイッチ34を操作したときには早送り時短モードが有効化される。
When the
CPU51はキャンセルキー302の映像が選択されている状態では図18のステップS146で早送りキーフラグのオフを判断し、ステップS149へ移行する。このステップS149で早送り時短フラグをオフすることに基づいて早送り時短モードを無効化し、ステップS150で演出制御回路70にノーマル時短コマンドを送信し、ステップS151へ移行する。このノーマル時短コマンドはノーマル時短モードの設定を遊技者に報知することを指令するものであり、演出制御回路70はノーマル時短コマンドを図柄制御回路80に送信し、図柄制御回路80はノーマル時短コマンドを検出することに基づいてメッセージ303の映像を消去し、図26の(d)に示すように、メッセージ305の映像「ノーマル時短モードが設定されました」を表示する。即ち、キャンセルキー302の映像が選択されている状態で遊技者が確定スイッチ34を操作したときには早送り時短モードが無効化され、ノーマル時短モードが設定される。
In a state where the video of the cancel key 302 is selected, the
CPU51は図18のステップS151へ移行すると、演出制御回路70に画面消去コマンドを送信する。そして、ステップS152で画面表示フラグをオフし、ステップS153で早送りキーフラグをオフする。この画面消去コマンドはモード切換画面の消去を指令するものであり、演出制御回路70は画面消去コマンドを図柄制御回路80に送信し、図柄制御回路80は画面消去コマンドを受信したときにはモード切換画面を早送り時短キー301の映像とキャンセルキー302の映像とメッセージ303の映像とメッセージ304の映像とメッセージ305の映像のそれぞれと共に消去し、装飾図柄表示器32にモード切換画面を表示する直前の映像を表示する。
CPU51 will transmit a screen deletion command to the production |
CPU51はステップS131で確率変動フラグのオフを判断したり、ステップS132で「保留回数N1>0」を判断したり、ステップS133でメイン制御フラグが大当り判定処理以外のものにセットされていることを判断すると、ステップS154で画面表示フラグの設定状態を判断する。このステップS154で画面表示フラグのオンを判断したときにはステップS155で演出制御回路70に画面消去コマンドを送信し、ステップS156で画面表示フラグをオフし、ステップS157で早送りキーフラグをオフする。即ち、遊技者がモード切換画面の表示状態で確定スイッチ34を操作しないまま遊技球が始動口24内に入賞したときには図9の大当り判定処理でメイン制御フラグが変動パターン設定処理にセットされるので、図18のステップS133でメイン制御フラグが大当り判定処理でないことが判断され、ステップS155で画面消去コマンドが送信される。従って、モード切換画面が消去され、装飾図柄表示器32にモード切換画面の直前の映像が表示される。
[4]演出制御回路70の内部処理
[4−1]メイン処理
演出制御回路70のCPU71は電源が投入されると、図19のステップS201の電源投入処理でRAM73の全データを初期設定する。そして、ステップS202へ移行し、タイマ割込フラグの設定状態を判断する。このタイマ割込フラグはCPU71がタイマ回路74からのパルス信号を受信することに基いてタイマ割込処理でオンするものであり、CPU71はステップS202でタイマ割込フラグのオフを検出したときにはステップS203のカウンタ更新処理1へ移行し、ステップS202でタイマ割込フラグのオンを検出したときにはステップS204へ移行する。このステップS204でタイマ割込フラグをオフし、ステップS205のカウンタ更新処理2およびステップS206のコマンド処理を順に実行する。
[4−2]INT割込処理
演出制御回路70のCPU71はメイン制御回路50からのストローブ信号(INT信号)を受信すると、INT割込処理を起動する。このストローブ信号はメイン制御回路50がコマンドと共に送信するものであり、CPU71はINT割込処理を起動したときには図20のステップS211でコマンドを受信し、ステップS212でコマンドの受信結果をRAM73に記録する。そして、ステップS213へ移行し、コマンド処理フラグをコマンドの受信結果に応じてセットする。このコマンド処理フラグはステップS201の電源投入処理でコマンド待ち処理に初期設定されるものであり、図21はメイン制御回路50から送信されるコマンドの種類とコマンド処理フラグの設定内容との関係を示している。
In step S131, the
[4] Internal Process of Effect Control Circuit 70 [4-1] Main Process When the power is turned on, the
[4-2] INT Interrupt Processing When receiving the strobe signal (INT signal) from the
CPU71はメイン制御回路50からの確変大当りコマンドと通常大当りコマンドと外れリーチコマンドと完全外れコマンドのいずれかを受信したときにはコマンド処理フラグを当落コマンド処理にセットし、変動パターンコマンドを受信したときにはコマンド処理フラグを変動パターンコマンド処理にセットする。また、装飾図柄遊技開始コマンドを受信したときにはコマンド処理フラグを装飾図柄遊技開始コマンド処理にセットし、装飾図柄遊技停止コマンドを受信したときにはコマンド処理フラグを装飾図柄遊技停止コマンド処理にセットし、大当り遊技開始コマンドを受信したときにはコマンド処理フラグを大当り遊技開始コマンド処理にセットする。また、大当り遊技停止コマンドを受信したときにはコマンド処理フラグを大当り遊技停止コマンド処理にセットし、画面表示コマンドと早送りキーコマンドとキャンセルキーコマンドと早送り時短コマンドとノーマル時短コマンドと画面消去コマンドのいずれかを受信したときにはコマンド処理フラグをモード切換画面処理にセットする。
[4−3]カウンタ更新処理1
図22はステップS203のカウンタ更新処理1の詳細を示すものであり、CPU71は図22のステップS221でランダムカウンタR11の現在の計測値に「1」を加算する。このランダムカウンタR11は装飾図柄の各列の図柄要素を設定するためのものであり、3桁のカウンタから構成されている。このランダムカウンタR11の1桁目は、図23に示すように、「0」から「7」に加算された後に「0」に戻して循環的に加算され、2桁目は1桁目が「7」から「0」に加算される桁上げ毎に「1」だけ加算され、3桁目は2桁目が「7」から「0」に加算される桁上げ毎に「1」だけ加算される。
The
[4-3]
FIG. 22 shows details of the
CPU71は図22のステップS221でランダムカウンタR11を更新すると、ステップS222でランダムカウンタR11の更新結果の1桁目と3桁目とを比較する。ここで両者が相違していることを検出したときにはステップS223へ移行し、ランダムカウンタR11の更新結果をRAM73の完全外れ図柄エリアに格納する。即ち、完全外れ図柄エリアは、図23に示すように、左列および右列が相違する完全外れ図柄の基礎データが格納されるものであり、完全外れ図柄エリアの格納データは次回のステップS223で更新される。
When the
CPU71は図22のステップS222でランダムカウンタR11の1桁目と3桁目とが同一であることを検出すると、ステップS224でランダムカウンタR11の1桁目と2桁目を比較する。ここで両者が相違していることを検出したときにはステップS225へ移行し、ランダムカウンタR11の更新結果をRAM73の外れリーチ図柄エリアに格納する。即ち、外れリーチ図柄エリアは、図23に示すように、左列および右列が同一で中列が相違する外れリーチ図柄の基礎データが格納されるものであり、外れリーチ図柄エリアの格納データは次回のステップS225で更新される。
[4−4]カウンタ更新処理2
CPU71は図19のステップS205のカウンタ更新処理2へ移行すると、ランダムカウンタR12の計測値に「1」を加算する。このランダムカウンタR12は確変大当り図柄および通常大当り図柄を抽選する乱数値に相当するものであり、初期値「0」から上限値「7」に加算された後に初期値「0」に戻して循環的に加算される。
[4−5]コマンド処理
図24は図19のステップS206のコマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71は図19のステップS206のコマンド処理では図24のステップS231のコマンド待ち処理〜ステップS238の大当り遊技停止コマンド処理をコマンド処理フラグの設定状態に基いて択一的に行う。
[4−5−1]コマンド待ち処理
CPU71はコマンド処理フラグがコマンド待ち処理にセットされていることを検出すると、図24のステップS231のコマンド待ち処理を経て図19のステップS202に復帰する。このコマンド待ち処理はメイン制御回路50からのコマンドを待つ処理であり、実質的な処理動作が行われない。
[4−5−2]モード切換画面処理
メイン制御回路50が図18のモード切換処理で演出制御回路70に画面表示コマンドと早送りキーコマンドとキャンセルキーコマンドと早送り時短コマンドとノーマル時短コマンドと画面消去コマンドのいずれかを送信したときには演出制御回路70のCPU71がコマンド処理フラグをコマンド待ち処理からモード切換画面処理に書き換える。このコマンド処理フラグがモード切換画面処理にセットされた状態ではCPU71は図24のコマンド処理でステップS232のモード切換画面処理を実行する。図25はステップS232のモード切換画面処理の詳細を示すものであり、CPU71は図25のステップS241でRAM73からコマンドの受信結果を検出する。そして、ステップS242へ移行し、コマンドの検出結果を画面表示コマンドと比較する。ここでコマンドの検出結果が画面表示コマンドであることを判断したときにはステップS243へ移行し、図柄制御回路80に画面表示コマンドを送信する。すると、図柄制御回路80のCPU81からVDP84にコマンドが送信され、VDP84がコマンドに応じた表示データを検出する。そして、VDP84が表示データの検出結果を再生し、図26の(a)に示すように、装飾図柄表示器32にモード切換画面を表示する。このモード切換画面は早送り時短キー301の映像とキャンセルキー302の映像とメッセージ303の映像を有するものであり、初期状態では早送り時短キー301の映像がキャンセルキー302の映像に比べて明るく表示される。
When the
[4-4]
CPU71 will add "1" to the measured value of random counter R12, if it transfers to the
[4-5] Command Processing FIG. 24 shows the details of the command processing in step S206 in FIG. 19, and the
[4-5-1] Command Waiting Processing When the
[4-5-2] Mode Switching Screen Processing The
CPU71は図25のステップS242でコマンドの検出結果が画面表示コマンドと相違していることを判断すると、ステップS244でコマンドの検出結果を早送りキーコマンドと比較する。ここでコマンドの検出結果が早送りキーコマンドであることを判断したときにはステップS245へ移行し、図柄制御回路80に早送りキーコマンドを送信する。すると、図柄制御回路80のCPU81からVDP84にコマンドが送信され、VDP84がコマンドに応じて早送り時短キー301の映像の輝度を高め且つキャンセルキー302の映像の輝度を落し、早送り時短キー301の映像が選択されていることを遊技者に報知する。
If the
CPU71は図25のステップS244でコマンドの検出結果が早送りキーコマンドと相違していることを判断すると、ステップS246でコマンドの検出結果をキャンセルキーコマンドと比較する。ここでコマンドの検出結果がキャンセルキーコマンドであることを判断したときにはステップS247へ移行し、図柄制御回路80にキャンセルキーコマンドを送信する。すると、図柄制御回路80のCPU81からVDP84にコマンドが送信され、VDP84がコマンドに応じてキャンセルキー302の映像の輝度を高め且つ早送り時短キー301の映像の輝度を落し、キャンセルキー302の映像が選択されていることを報知する。
If the
CPU71は図25のステップS246でコマンドの検出結果がキャンセルキーコマンドと相違していることを判断すると、ステップS248でコマンドの検出結果を早送り時短コマンドと比較する。ここでコマンドの検出結果が早送り時短コマンドであることを判断したときにはステップS249へ移行し、図柄制御回路80に早送り時短コマンドを送信する。すると、図柄制御回路80のCPU81からVDP84にコマンドが送信され、VDP84がメッセージ303の映像を消去する。そして、VDP84がVROM85からコマンドに応じた表示データを検出し、表示データの検出結果に基づいてメッセージ304の映像「早送り時短モードが設定されました」を表示する。
If the
CPU71は図25のステップS248でコマンドの検出結果が早送り時短コマンドと相違していることを判断すると、ステップS250でコマンドの検出結果をノーマル時短コマンドと比較する。ここでコマンドの検出結果がノーマル時短コマンドであることを判断したときにはステップS251へ移行し、図柄制御回路80にノーマル時短コマンドを送信する。すると、図柄制御回路80のCPU81からVDP84にコマンドが送信され、VDP84がメッセージ303の映像を消去する。そして、VDP84がVROM85からコマンドに応じた表示データを検出し、表示データの検出結果に基づいてメッセージ305の映像「ノーマル時短モードが設定されました」を表示する。
If the
CPU71は図25のステップS250でコマンドの検出結果がノーマル時短コマンドと相違していることを判断すると、コマンドの検出結果が画面消去コマンドであると判断する。この場合にはステップS252へ移行し、図柄制御回路80に画面消去コマンドを送信する。すると、図柄制御回路80のCPU81からVDP84にコマンドが送信され、VDP84がモード切換画面を早送り時短キー301の映像とキャンセルキー302の映像とメッセージ303の映像とメッセージ304の映像とメッセージ305の映像と共に消去し、モード切換画面の映像に換えてモード切換画面を表示する直前の映像を表示する。
If the
CPU71は図25のステップS253へ移行すると、RAM73に記録されているコマンドの受信結果(画面表示コマンド,早送りキーコマンド,キャンセルキーコマンド,早送り時短コマンド,ノーマル時短コマンド,画面消去コマンド)をクリアする。そして、ステップS254へ移行し、コマンド処理フラグにコマンド待ち処理をセットする。
[4−5−3]当落コマンド処理
メイン制御回路50が図9の大当り判定処理で演出制御回路70に通常大当りコマンドと確変大当りコマンドと外れリーチコマンドと完全外れコマンドのいずれかを送信したときには演出制御回路70のCPU71がコマンド処理フラグをコマンド待ち処理から当落コマンド処理に書き換える。このコマンド処理フラグが当落コマンド処理にセットされた状態ではCPU71は図24のコマンド処理でステップS233の当落コマンド処理を実行する。図27はステップS233の当落コマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71はステップS261でRAM73からコマンドの受信結果を検出する。そして、ステップS262へ移行し、コマンドの検出結果を確変大当りコマンドと比較する。ここでコマンドの検出結果が確変大当りコマンドであることを判断したときにはステップS263へ移行し、装飾図柄を確変大当りの組合せに設定する。
When the
[4-5-3] Winning Command Processing When the
図28の(a)は演出制御回路70のROM72に記録された確変大当り図柄テーブルを示すものである。この確変大当り図柄テーブルにはランダムカウンタR12および図柄要素の相関関係が記録されており、CPU71は図27のステップS263でランダムカウンタR12の計測値を取得し、図28の(a)の確変大当り図柄テーブルからランダムカウンタR12の取得結果に応じた図柄要素を選択し、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれを図柄要素の選択結果に設定する。例えばランダムカウンタR12の取得結果が「6」であるときには図柄要素として「7」が選択され、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれが共通の「7」に設定され、装飾図柄が大当りの組合せ「777」に設定される。この確変大当り図柄テーブルには図柄要素として「1」・「3」・「5」・「7」の4種類が設定されており、メイン制御回路50が確変大当りを判定したときには装飾図柄が奇数の組合せ「111」・「333」・「555」・「777」のいずれかに設定される。
FIG. 28A shows a probability variation big hit symbol table recorded in the
CPU71は図27のステップS262でコマンドの検出結果が確変大当りコマンドと相違していることを判断すると、ステップS264でコマンドの検出結果を通常大当りコマンドと比較する。ここでコマンドの検出結果が通常大当りコマンドであることを判断したときにはステップS265へ移行し、装飾図柄を通常大当りの組合せに設定する。図28の(b)は演出制御回路70のROM72に記録された通常大当り図柄テーブルを示すものである。この通常大当り図柄テーブルにはランダムカウンタR12および図柄要素の相関関係が記録されており、CPU71は図27のステップS265でランダムカウンタR12の計測値を取得し、図28の(b)の通常大当り図柄テーブルからランダムカウンタR12の取得結果に応じた図柄要素を選択し、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれを図柄要素の選択結果に設定する。例えばランダムカウンタR12の取得結果が「6」であるときには図柄要素として「8」が選択され、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれが共通の「8」に設定され、装飾図柄が大当りの組合せ「888」に設定される。この通常大当り図柄テーブルには図柄要素として「2」・「4」・「6」・「8」の4種類が設定されており、メイン制御回路50が通常大当りを判定したときには装飾図柄が偶数の組合せ「222」・「444」・「666」・「888」のいずれかに設定される。
When the
CPU71は図27のステップS264でコマンドの検出結果が通常大当りコマンドではないことを判断すると、ステップS266でコマンドの検出結果を外れリーチコマンドと比較する。ここでコマンドの検出結果が外れリーチコマンドであることを判断したときにはステップS267へ移行し、RAM73の外れリーチ図柄エリアからランダムカウンタR11の計測値を取得する。そして、ランダムカウンタR11の検出結果の3桁目と2桁目と1桁目のそれぞれに「1」を加算し、左列の図柄要素を3桁目の加算結果に設定し、中列の図柄要素を2桁目の加算結果に設定し、右列の図柄要素を1桁目の加算結果に設定する。例えばランダムカウンタR11の3桁目が「1」であるときには左列の図柄要素が「2」に設定され、ランダムカウンタR11の2桁目が「0」であるときには中列の図柄要素が「1」に設定され、ランダムカウンタR11の1桁目が「1」であるときには右列の図柄要素が「2」に設定され、装飾図柄が外れリーチの組合せ「212」に設定される。
If the
CPU71は図27のステップS266でコマンドの検出結果が外れリーチコマンドではないことを判断すると、完全外れコマンドであると判断する。この場合にはステップS268へ移行し、RAM73の完全外れ図柄エリアからランダムカウンタR11の計測値を取得する。そして、ランダムカウンタR11の検出結果の3桁目と2桁目と1桁目のそれぞれに「1」を加算し、左列の図柄要素を3桁目の加算結果に設定し、中列の図柄要素を2桁目の加算結果に設定し、右列の図柄要素を1桁目の加算結果に設定する。例えばランダムカウンタR11の3桁目が「1」であるときには左列の図柄要素が「2」に設定され、ランダムカウンタR11の2桁目が「7」であるときには中列の図柄要素が「8」に設定され、ランダムカウンタR11の1桁目が「3」であるときには右列の図柄要素が「4」に設定され、装飾図柄が完全外れの組合せ「284」に設定される。
If the
CPU71は装飾図柄を確変大当りの組合せと通常大当りの組合せと外れリーチの組合せと完全外れの組合せのいずれかに設定すると、図27のステップS269でRAM73に記録されているコマンドの受信結果(確変大当りコマンド,通常大当りコマンド,外れリーチコマンド,完全外れコマンド)をクリアし、ステップS270でコマンド処理フラグにコマンド待ち処理をセットする。
[4−5−4]変動パターンコマンド処理
メイン制御回路50が図11の変動パターン設定処理で演出制御回路70に変動パターンコマンドを送信したときには演出制御回路70のCPU71がコマンド処理フラグをコマンド待ち処理から変動パターンコマンド処理に書き換える。このコマンド処理フラグが変動パターンコマンド処理にセットされた状態ではCPU71は図24のコマンド処理でステップS234の変動パターンコマンド処理を実行する。図29はステップS234の変動パターンコマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71は図29のステップS271でRAM73から変動パターンコマンドの受信結果を検出し、ステップS272へ移行する。
When the
[4-5-4] Variation Pattern Command Processing When the
演出制御回路70のROM72には演出パターンテーブルが記録されている。この演出パターンテーブルは、図30に示すように、変動パターンコマンドP1〜P15および演出パターンコマンドC1〜C15の相関関係を示すものであり、CPU71は図29のステップS272へ移行したときには図30の演出パターンテーブルから変動パターンコマンドの受信結果に応じた演出パターンコマンドを選択する。例えば変動パターンコマンドとして「P4」が検出されたときは演出パターンコマンド「C4」が選択される。
An effect pattern table is recorded in the
CPU71は図29のステップS272で演出パターンコマンドを選択すると、ステップS273で図柄制御回路80と音制御回路90と電飾制御回路100のそれぞれに演出パターンコマンドの選択結果を送信する。そして、ステップS274でRAM73に記録されている変動パターンコマンドの受信結果をクリアし、ステップS275でコマンド処理フラグをコマンド待ち処理にセットする。
When the
図柄制御回路80のVROM85には、図31に示すように、装飾図柄遊技用のビデオデータV1〜V15が記録されている。これらビデオデータV1〜V15のそれぞれには演出パターンコマンドC1〜C15のいずれかが設定されており、図柄制御回路80のCPU81は演出制御回路70から演出パターンコマンドを受信したときにはビデオデータV1〜V15のうちから演出パターンコマンドの受信結果に応じた種類を指定し、VDP84に送信する。すると、VDP84はCPU81の指定結果に応じたビデオデータをVROM85から検出し、ビデオデータの検出結果を解凍してVRAM86に記録する。これらビデオデータV1〜V15のそれぞれはメイン制御回路50から装飾図柄遊技開始コマンドが送信されることを契機に再生開始され、メイン制御回路50から装飾図柄遊技停止コマンドが送信されることを契機に再生停止されるものであり、ビデオデータV1〜V15のそれぞれの再生時間は装飾図柄遊技開始コマンドが送信されてから装飾図柄遊技停止コマンドが送信されるまでの所要時間である変動表示時間と同一値に設定されている。例えばビデオデータV5は演出制御回路70が演出パターンコマンドC5を設定したときに選択されるものであり、演出パターンコマンドC5はメイン制御回路50が変動パターンP5を設定したときに選択される。このビデオデータV5の再生時間は変動パターンP5の変動表示時間と同一値「16.0sec」に設定されている。
In the
音制御回路90のROM92には装飾図柄遊技用の複数の音データが記録されている。これら各音データには演出パターンコマンドC1〜C15のいずれかが設定されており、音制御回路90のCPU91は演出制御回路70からの演出パターンコマンドを受信したときには演出パターンコマンドの受信結果に応じた音データをROM92から検出し、音データの検出結果を解凍してRAM93に記録する。電飾制御回路100のROM102には装飾図柄遊技用の複数の電飾データが記録されている。これら各電飾データには演出パターンコマンドC1〜C15のいずれかが設定されており、電飾制御回路100のCPU101は演出制御回路70からの演出パターンコマンドを受信したときには演出パターンコマンドの受信結果に応じた電飾データをROM102から検出し、電飾データの検出結果をRAM103に記録する。
[4−5−5]装飾図柄変動開始コマンド処理
メイン制御回路50が図15の特別図柄変動開始処理で演出制御回路70に装飾図柄遊技開始コマンドを送信したときには演出制御回路70のCPU71がコマンド処理フラグをコマンド待ち処理から装飾図柄遊技開始コマンド処理に書換える。このコマンド処理フラグが装飾図柄遊技開始コマンド処理にセットされた状態ではCPU71は図24のコマンド処理でステップS235の装飾図柄遊技開始コマンド処理を実行する。図32はステップS235の装飾図柄遊技開始コマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71は図32のステップS281で図柄制御回路80と音制御回路90と電飾制御回路100のそれぞれに装飾図柄遊技開始コマンドを送信する。そして、ステップS282でRAM73に記録されている装飾図柄遊技開始コマンドをクリアし、ステップS283でコマンド処理フラグをコマンド待ち処理にセットする。
In the
[4-5-5] Decoration Symbol Change Start Command Processing When the
装飾図柄遊技開始コマンドは装飾図柄遊技を開始するスタートコマンドに相当するものであり、図柄制御回路80のCPU81は装飾図柄遊技開始コマンドを受信したときにはVDP84にスタートコマンドを送信する。すると、VDP84はVRAM86のビデオデータを再生することに基づいて装飾図柄表示器32に装飾図柄遊技用のビデオデータに応じた映像を表示し、ビデオデータにキャラクタデータを重ねることに基づいて装飾図柄の各列の図柄要素を変動状態および変動停止状態で順に表示する。この装飾図柄の停止表示はVDP84が(1)左列の図柄要素(2)右列の図柄要素(3)中列の図柄要素の順序で行うものであり、VDP84は最終の中列の図柄要素がビデオデータの再生時間内で停止するように左列の図柄要素の停止タイミング〜中列の図柄要素の停止タイミングのそれぞれを設定する。これら左列の図柄要素の停止表示と右列の図柄要素の停止表示と中列の図柄要素の停止表示のそれぞれはVDP84が演出制御回路70の設定結果で行うものであり、装飾図柄は3列の変動表示を開始してから変動パターンの選択結果に応じた変動表示時間内で3列が全て停止表示され、遊技者には大当りおよび外れのいずれが発生したかが装飾図柄の変動停止状態での組合せによって報知される。
The decorative symbol game start command corresponds to a start command for starting a decorative symbol game, and the
電飾制御回路100のCPU101は装飾図柄遊技開始コマンドを受信すると、RAM103の電飾データを再生することに基づいて複数の電飾LED17を電飾データの選択結果に応じたパターンで点滅させる。音制御回路90のCPU91は装飾図柄遊技開始コマンドを受信すると、RAM93の音データを再生することに基づいて両スピーカ14から音データの選択結果に応じた効果音を出力する。
When the
図33は早送り時短モード専用のビデオデータV11〜V15を除く残りのビデオデータV1〜V10のそれぞれを再生するときの各列の図柄要素の変動状態を示すものである。これらビデオデータV1〜V10のそれぞれを再生するときにはVDP84は左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれをノーマルパターンで変動表示する。このノーマルパターンは予め決められた順序で相互に間隔を置いて一列に並ぶ複数種の図柄要素をこれの配列方向に沿って表示範囲が移動するように表示するものであり、図柄要素は上から下へ移動しながら「1」→「2」→「3」…「7」→「8」→「1」…のループ状の順序で変化する。
FIG. 33 shows the fluctuation state of the symbol elements in each column when the remaining video data V1 to V10 other than the video data V11 to V15 dedicated to the fast-forward / short mode are reproduced. When each of the video data V1 to V10 is reproduced, the
図34はVDP84が残りのビデオデータV5を再生することに基づいて装飾図柄表示器32に表示する装飾図柄遊技の映像を示すものであり、ビデオデータV5の再生時には1)の映像〜9)の映像が装飾図柄表示器32に順に表示される。
1)世界地図の背景上に左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素がノーマルパターンで変動表示される(図34のa参照)。
2)左列の図柄要素が演出制御回路70の設定結果で停止表示される(図34のb参照)。
3)右列の図柄要素が演出制御回路70の設定結果で停止表示され(図34のc参照)、左列および右列に同一の数字が並ぶリーチ状態が発生する。
4)「リーチ」の吹出しが出現する映像が表示される(図34のd参照)。
5)世界地図の背景がルーレット台の背景に切換わり、プレイヤーがルーレット台の「7」のマスにチップを賭ける映像が表示される(図34のe参照)。
6)ディーラーがルーレットにボールを投入し、ボールがルーレットの外周部に沿って転がる映像が表示される(図34のf参照)。
7)ボールがルーレット台のチップと相違する「3」のポケットに入り、「LOST」の吹出しが出現する映像が表示される(図34のg参照)。
8)ルーレット台の背景が世界地図の背景に切換わり、左列の図柄要素および右列の図柄要素のそれぞれが停止状態で再び表示され、中列の図柄要素がノーマルパターンで再び変動表示される(図34のh参照)。
9)中列の図柄要素が演出制御回路70の設定結果で停止表示され(図34のi参照)、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素が外れリーチの組合せになる。
FIG. 34 shows a video of the decorative symbol game displayed on the
1) The symbol elements in the left column, the symbol elements in the middle column, and the symbol elements in the right column are variably displayed in a normal pattern on the background of the world map (see a in FIG. 34).
2) The symbol elements in the left column are stopped and displayed according to the setting result of the effect control circuit 70 (see b in FIG. 34).
3) The symbol elements in the right column are stopped and displayed according to the setting result of the effect control circuit 70 (see c in FIG. 34), and a reach state occurs in which the same numbers are arranged in the left column and the right column.
4) An image in which a “reach” balloon appears is displayed (see d in FIG. 34).
5) The background of the world map is switched to the background of the roulette wheel, and an image in which the player bets chips on the “7” cell of the roulette wheel is displayed (see e in FIG. 34).
6) The dealer throws the ball into the roulette, and an image of the ball rolling along the outer periphery of the roulette is displayed (see f in FIG. 34).
7) An image in which the ball enters the “3” pocket, which is different from the chip of the roulette base, and the appearance of the “LOST” balloon appears (see g in FIG. 34).
8) The background of the roulette wheel is switched to the background of the world map, each of the symbol elements in the left column and the symbol elements in the right column is displayed again in a stopped state, and the symbol elements in the middle column are again displayed in a normal pattern. (See h in FIG. 34).
9) The symbol elements in the middle row are stopped and displayed according to the setting result of the effect control circuit 70 (see i in FIG. 34), and the symbol elements in the left column, the symbol elements in the middle column, and the symbol elements in the right column are combined into the detach reach combination. Become.
図35はVDP84がビデオデータV5と同一系統のビデオデータV1を再生することに基づいて装飾図柄表示器32に表示する装飾図柄遊技の映像を示すものであり、ビデオデータV1の再生時にはボールがルーレット台のチップと同一の「7」のポケットに入って「WIN」の吹出しが出現する映像が表示される(図35のg参照)。そして、中列の図柄要素が演出制御回路70の設定結果で変動停止し、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素が通常大当りの組合せまたは確変大当りの組合せになる(図35のi参照)。即ち、相互に同一系統である大当り用のビデオデータおよび外れリーチ用のビデオデータは物語調のリーチ演出の結末が相違する。
FIG. 35 shows an image of a decorative symbol game displayed on the
図36は早送り時短モード専用のビデオデータV11〜V15のそれぞれを再生するときの各列の図柄要素の変動状態を示すものである。これらビデオデータV11〜V15のそれぞれを再生するときにはVDP84は左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれを早送り時短パターンで変動表示する。この早送り時短パターンは図柄要素を垂直な軸CLを中心にその場で回転させ、図柄要素の種類を図柄要素が180°回転する毎に変化させるものであり、図柄要素はその場で回転しながら「1」→「2」→「3」…「7」→「8」→「1」…のループ状の順序で変化する。
FIG. 36 shows the fluctuation state of the symbol elements in each column when each of the video data V11 to V15 dedicated to the fast-forward / short mode is reproduced. When reproducing each of the video data V11 to V15, the
図37はVDP84が早送りモード専用のビデオデータV11を再生することに基づいて装飾図柄表示器32に表示する装飾図柄遊技の映像を示すものであり、ビデオデータV11の再生時には1)の映像〜9)の映像が装飾図柄表示器32に順に表示される。
1)世界地図の背景上に左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれが早送り時短パターンで変動表示される(図37のa参照)。
2)左列の図柄要素が演出制御回路70の設定結果で停止表示される(図37のb参照)。この左列の図柄要素は変動開始してから180°回転することに基づいて停止表示されるものであり、左列の図柄要素が変動開始してから180°回転するまでの所要時間は同一系統のビデオデータV1およびビデオデータV5のそれぞれで左列の図柄要素が変動開始してから停止表示されるまでの所要時間に比べて短く設定されている。
3)右列の図柄要素が演出制御回路70の設定結果で停止表示され(図37のc参照)、左列および右列に同一の数字が並ぶリーチ状態が発生する。この右列の図柄要素は540°回転することに基づいて停止表示されるものであり、右列の図柄要素が変動開始してから540°回転するまでの所要時間は同一系統のビデオデータV1およびビデオデータV5のそれぞれで右列の図柄要素が変動開始してから停止表示されるまでの所要時間に比べて短く設定されている。
4)「リーチ」の吹出しが出現する映像が表示される(図37のd参照)。
5)ボールがルーレット台のチップと相違する「3」のポケットに入り、「LOST」の吹出しが出現する映像が表示される(図37のe参照)。
6)ルーレット台の背景が世界地図の背景に切換わり、左列の図柄要素および右列の図柄要素のそれぞれが停止状態で再び停止表示され、中列の図柄要素が早送り時短パターンで再び変動表示される(図37のf参照)。
7)中列の図柄要素が演出制御回路70の設定結果で停止表示され(図37のg参照)、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素が外れリーチの組合せになる。このビデオデータV11では同一系統のビデオデータV1およびビデオデータV5のそれぞれに対して物語調のリーチ演出の映像の大部分が削除されており、左列の図柄要素および右列の図柄要素のそれぞれが変動開始してから変動停止するまでの所要時間に加えて物語調のリーチ演出の所要時間が短縮されている。
[4−5−5]装飾図柄変動停止コマンド処理
メイン制御回路50が図16の特別図柄変動停止処理で演出制御回路70に装飾図柄遊技停止コマンドを送信したときには演出制御回路70のCPU71がコマンド処理フラグをコマンド待ち処理から装飾図柄遊技停止コマンド処理に書き換える。このコマンド処理フラグが装飾図柄遊技停止コマンド処理にセットされた状態ではCPU71は図24のコマンド処理でステップS236の装飾図柄遊技停止コマンド処理を実行する。
FIG. 37 shows a video of a decorative symbol game displayed on the
1) On the background of the world map, each of the symbol elements in the left column, the symbol elements in the middle column, and the symbol elements in the right column is variably displayed in a fast-forward and short pattern (see a in FIG. 37).
2) The symbol elements in the left column are stopped and displayed according to the setting result of the effect control circuit 70 (see b in FIG. 37). The symbol elements in the left column are stopped and displayed based on the rotation of 180 ° after the start of fluctuation, and the required time from the start of fluctuation of the symbol elements in the left column to the rotation of 180 ° is the same system In each of the video data V1 and video data V5, the symbol elements in the left column are set to be shorter than the required time from the start of fluctuation until the stop display.
3) The symbol elements in the right column are stopped and displayed according to the setting result of the effect control circuit 70 (see c in FIG. 37), and a reach state occurs in which the same numbers are arranged in the left column and the right column. The symbol elements in the right column are stopped and displayed based on the rotation of 540 °. The time required from the start of the variation in the right column to the rotation of 540 ° is the video data V1 of the same system and Each of the video data V5 is set to be shorter than the required time from the start of variation of the symbol elements in the right column to the stop display.
4) An image in which the “reach” balloon appears is displayed (see d in FIG. 37).
5) A video is displayed in which the ball enters the “3” pocket, which is different from the chip of the roulette base, and the “LOST” balloon appears (see e of FIG. 37).
6) The background of the roulette wheel is switched to the background of the world map, the symbol elements in the left column and the symbol elements in the right column are stopped again when stopped, and the symbol elements in the middle column are displayed again in a fast-forward and short pattern. (See f in FIG. 37).
7) The symbol elements in the middle row are stopped and displayed according to the setting result of the effect control circuit 70 (see g in FIG. 37), and the symbol elements in the left column, the symbol elements in the middle column, and the symbol elements in the right column are combined into the outlier combination. Become. In this video data V11, most of the narrative reach production images are deleted from the video data V1 and video data V5 of the same system, and the symbol elements in the left column and the symbol elements in the right column are respectively In addition to the time required from the start of the change to the stop of the change, the time required for the narrative reach production has been shortened.
[4-5-5] Decoration Symbol Variation Stop Command Processing When the
図38はステップS236の装飾図柄遊技停止コマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71は図38のステップS291で図柄制御回路80と音制御回路90と電飾制御回路100のそれぞれに装飾図柄遊技停止コマンドを送信する。そして、ステップS292でRAM73に記録されている装飾図柄遊技停止コマンドをクリアし、ステップS293でコマンド処理フラグをコマンド待ち処理にセットする。この装飾図柄遊技停止コマンドは装飾図柄遊技の停止を指令するエンドコマンドに相当するものであり、図柄制御回路80のCPU81は演出制御回路70からの装飾図柄遊技停止コマンドを受信したときにはVDP84に装飾図柄遊技用のビデオデータの再生停止を指令し、VDP84は再生停止が指令されることに基づいて装飾図柄遊技用のビデオデータの再生処理を停止する。音制御回路90のCPU91は演出制御回路70からの装飾図柄遊技停止コマンドを受信したときには装飾図柄遊技用の音データの再生処理を停止し、電飾制御回路100のCPU101は演出制御回路70からの装飾図柄遊技停止コマンドを受信したときには装飾図柄遊技用の電飾データの再生処理を停止する。
[4−5−6]大当り遊技開始コマンド処理
メイン制御回路50が図16の特別図柄変動停止処理で演出制御回路70に大当り遊技開始コマンドを送信したときには演出制御回路70のCPU71がコマンド処理フラグをコマンド待ち処理から大当り遊技開始コマンド処理に書き換える。このコマンド処理フラグが大当り遊技開始コマンド処理にセットされた状態ではCPU71は図24のコマンド処理でステップS237の大当り遊技開始コマンド処理を実行する。
FIG. 38 shows details of the decorative symbol game stop command processing in step S236, and the
[4-5-6] Jackpot Game Start Command Processing When the
図39はステップS237の大当り遊技開始コマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71は図39のステップS301で図柄制御回路80と音制御回路90と電飾制御回路100のそれぞれに大当り遊技開始コマンドを送信する。そして、ステップS302でRAM73に記録されている大当り遊技開始コマンドをクリアし、ステップS303でコマンド処理フラグをコマンド待ち処理にセットする。この大当り遊技開始コマンドは大当り遊技を装飾する演出を開始することを指令するものであり、図柄制御回路80のCPU81は大当り遊技開始コマンドを受信したときにはVDP84に大当り遊技用のビデオデータを再生することを指令し、VDP84は大当り遊技用のビデオデータを再生することに基づいて装飾図柄表示器32に大当り遊技用の演出映像を表示する。音制御回路90のCPU91は大当り遊技開始コマンドを受信したときにはROM92から大当り遊技用の音データを選択し、大当り遊技用の音データを再生することに基づいて両スピーカ14から大当り遊技用の効果音を出力する。電飾制御回路100のCPU101は大当り遊技開始コマンドを受信したときにはROM102から大当り遊技用の電飾データを選択し、大当り遊技用の電飾データを再生することに基づいて複数の電飾LED17を大当り遊技用の電飾パターンで点滅させる。
[4−5−7]大当り遊技停止コマンド処理
メイン制御回路50が図17の大当り遊技処理で演出制御回路70に大当り遊技停止コマンドを送信したときには演出制御回路70のCPU71がコマンド処理フラグをコマンド待ち処理から大当り遊技停止コマンド処理に書き換える。このコマンド処理フラグが大当り遊技停止コマンド処理にセットされた状態ではCPU71は図24のコマンド処理でステップS238の大当り遊技停止コマンド処理を実行する。図40はステップS238の大当り遊技停止コマンド処理の詳細を示すものであり、CPU71は図40のステップS311で図柄制御回路80と音制御回路90と電飾制御回路100のそれぞれに大当り遊技停止コマンドを送信する。そして、ステップS312でRAM73に記録されているメイン制御回路50からの大当り遊技停止コマンドをクリアし、ステップS313でコマンド処理フラグをコマンド待ち処理にセットする。
FIG. 39 shows the details of the jackpot game start command process in step S237. The
[4-5-7] Jackpot Game Stop Command Processing When the
図柄制御回路80のCPU81は大当り遊技停止コマンドを受信したときにはVDP84に大当り遊技用のビデオデータの再生停止を指令し、VDP84は再生停止が指令されることに基づいて大当り遊技用のビデオデータの再生処理を停止する。音制御回路90のCPU91は大当り遊技停止コマンドを受信したときには大当り遊技用の音データの再生処理を停止し、電飾制御回路100のCPU101は大当り遊技停止コマンドを受信したときには大当り遊技用の電飾データの再生処理を停止する。
When the
上記実施例1によれば次の効果を奏する。
遊技者が確率変動モードの有効状態で選択スイッチ33を操作したときには装飾図柄表示器32に早送り時短キー301の映像およびキャンセルキー302の映像が表示され、早送り時短キー301の映像およびキャンセルキー302の映像の表示状態で選択スイッチ33を操作したときには早送り時短キー301の映像およびキャンセルキー302の映像が交互に選択される。このキャンセルキー302の映像の選択状態で遊技者が確定スイッチ34を操作したときには早送り時短フラグが無効化されるので、遊技球が始動口24内に入賞したときにはノーマル時短用の変動パターンテーブルから変動パターンが選択され、装飾図柄表示器32に変動パターンの選択結果に応じた変動表示時間で装飾図柄遊技の映像が表示される。これに対して遊技者が早送り時短キー301の映像の選択状態で確定スイッチ34を操作したときには早送り時短フラグが有効化されるので、遊技球が始動口24内に入賞したときには早送り時短用の変動パターンテーブルから変動パターンが選択され、装飾図柄表示器32に変動パターンの選択結果に応じた変動表示時間で装飾図柄遊技の映像が表示される。この早送り時短用の変動パターンテーブルには残りの全ての変動パターンP1〜P14に比べて変動表示時間が短い最短の変動パターンP15が設定されており、早送り時短フラグの有効状態では最短の変動パターンP15が早送り時短用の変動パターンテーブルの残りの全ての変動パターンP1〜P4およびP11〜P14に比べて高確率で選択される。このため、早送り時短フラグの有効状態では最短の変動パターンP15に応じた最短の変動表示時間で装飾図柄遊技の映像が表示される頻度が最も高くなり、次の大当りが判定されるまでの所要時間が短縮されるので、早送り時短キー301の映像を指定する1回の操作で次の大当りが判定されるまでの所要時間を短縮することができる。しかも、時短スイッチの操作タイミングに合せて装飾図柄遊技の映像を抜取り、装飾図柄遊技の映像の結末を繋ぎ合わせる特殊な制御が不要になるので、総じて次の大当りが判定されるまでの所要時間を遊技者の少ない手間および制御回路の簡単な処理で短縮することができる。
According to the said Example 1, there exists the following effect.
When the player operates the
確率変動モードの有効状態で特別図柄遊技と装飾図柄遊技と大当り遊技の全てが停止し、特別図柄遊技の保留回数が「0」である遊技停止状態で選択スイッチ33および確定スイッチ34を有効化した。このため、確率変動モードの有効状態で急に予定が発生したときには選択スイッチ33および確定スイッチ34を操作することに基づいて早送り時短モードを設定し、次の大当りが判定されるまでの装飾図柄遊技の合計の所要時間を短縮することができるので、確率変動モードの有効状態で急に予定が発生したときでも対応することができる。しかも、確率変動モードの有効状態で急に予定が解消されたときには選択スイッチ33および確定スイッチ34を操作することに基づいて早送り時短モードを解除し、次の大当りが判定されるまでの装飾図柄遊技の合計の所要時間を通常に戻すことができるので、確率変動モードの有効状態で急に予定が解消されたときでも対応することができる。
All of the special symbol game, the decorative symbol game, and the jackpot game are stopped in the effective state of the probability variation mode, and the
選択スイッチ33が有効に操作されたときにはモード切換画面を早送り時短キー301の映像が選択された初期状態で表示したので、モード切換画面の初期表示状態で確定スイッチ34だけを操作することに基づいて早送り時短モードが設定されるようになる。このため、早送り時短キー301の映像を選択するための選択スイッチ33および確定スイッチ34の合計の操作回数が最小限に抑えられるので、早送り時短モードを簡単な操作で設定することが可能になる。
When the
上記実施例1においては、確率変動モードの有効状態で大当りが再び判定されることなく予め決められた限度回数の装飾図柄遊技が行われることに基づいて確率変動モードを無効化しても良い。 In the first embodiment, the probability variation mode may be invalidated based on the fact that the predetermined number of decorative symbol games are performed without the jackpot being determined again in the effective state of the probability variation mode.
上記実施例1においては、確率変動モードの有効状態で確定スイッチ34が操作されることに基づいてモード切換画面を初期状態で表示しても良い。
上記実施例1においては、装飾図柄遊技で3列の図柄要素が確変大当りの組合せで停止表示されたときには大当り遊技中に選択スイッチ33または確定スイッチ34が操作されることに基づいて装飾図柄表示器32にモード切換画面を初期状態で表示しても良い。
In the first embodiment, the mode switching screen may be displayed in the initial state based on the operation of the
In the first embodiment, the decorative symbol display device is operated based on the fact that the
上記実施例1においては、選択スイッチ33および確定スイッチ34のいずれの操作も待つことなくモード切換画面を初期状態で自動的に表示しても良い。この構成の場合、モード切換画面の表示タイミングは装飾図柄遊技で3列の図柄要素が確変大当りの組合せで停止表示されてから大当り遊技が始まるまでの期間または大当り遊技中の期間であることが好ましい。
In the first embodiment, the mode switching screen may be automatically displayed in the initial state without waiting for any operation of the
上記実施例1においては、メイン制御回路50が大当りを固定的な一定確率で判定する構成とし、確率変動モードを廃止しても良い。この構成の場合、特別図柄が特定の態様に設定されたときには特典フラグをオンし、特別図柄が通常の態様に設定されたときには特典フラグをオフし、選択スイッチ33および確定スイッチ34を特典フラグのオン状態で有効化すると良い。この場合、特定図柄が通常の態様に設定されたか否かを判定する手段が特典判定手段に相当する。
In the first embodiment, the
上記実施例1においては、メイン制御回路50が大当りを固定的な一定確率で判定する構成とし、確率変動モードを廃止しても良い。この構成の場合、メイン制御回路50が大当りを判定することに基づいて特典フラグを無条件にオンし、選択スイッチ33および確定スイッチ34を特典フラグのオン状態で有効化すると良い。この場合、大当りであるか否かを判定する当落判定手段が特典判定手段に相当する。
In the first embodiment, the
上記実施例1においては、早送り時短キー301およびキャンセルキー302のいずれが選択されているかを早送り時短キー301およびキャンセルキー302相互間の色彩の違いで報知しても良い。
In the first embodiment, which of the fast-forwarding
上記実施例1においては、早送り時短キー301およびキャンセルキー302のいずれが選択されているかをメッセージの映像で報知しても良い。
上記実施例1においては、図13のノーマル時短用の変動パターンテーブルを廃止し、メイン制御回路50が確率変動モードの無効状態および早送り時短フラグがオフされた確率変動モードの有効状態の双方で図12の通常用の変動パターンテーブルから変動パターンを選択する構成としても良い。この構成の場合、図12の通常用の変動パターンテーブルが通常遊技情報群に相当する。
In the first embodiment, a message image may be used to indicate which of the fast-forward time
In the first embodiment, the variation pattern table for normal time shortening in FIG. 13 is abolished, and the
上記実施例1においては、遊技者がダイアルを回動操作することに基づいて早送り時短キー301の映像およびキャンセルキー302の映像のいずれかを選択し、遊技者がプッシュスイッチを押圧操作することに基づいて早送り時短キー301の映像およびキャンセルキー302の映像のいずれかを確定する構成としても良い。この構成の場合、ダイアルの回動操作を検出するセンサが第1のスイッチに相当する。
In the first embodiment, the player selects either the fast-forward / short-
上記実施例1は特許請求の範囲に記載された発明に加えて次の発明を含む。
(1)当落判定手段が大当りを判定することに基づいて第1のスイッチおよび第2のスイッチの双方を有効化する特典と第1のスイッチおよび第2のスイッチの双方を無効化する非特典を判定する特典判定手段を備え、
特典フラグ設定手段は、当落判定手段が大当りを判定したときには特典判定手段が特典を判定していることに基づいて特典フラグを有効化することを特徴とする請求項1に記載のパチンコ遊技機。
The first embodiment includes the following invention in addition to the invention described in the claims.
(1) A privilege that enables both the first switch and the second switch and a non-privilege that disables both the first switch and the second switch based on the winning determination unit determining the jackpot A privilege determination means for determining,
The pachinko gaming machine according to
18は遊技盤、22は遊技領域、24は始動口、32は装飾図柄表示器、33は選択スイッチ、34は確定スイッチ、50はメイン制御回路、70は演出制御回路、80は図柄制御回路を示している。 18 is a game board, 22 is a game area, 24 is a start port, 32 is a decorative symbol display, 33 is a selection switch, 34 is a confirmation switch, 50 is a main control circuit, 70 is an effect control circuit, and 80 is a symbol control circuit. Show.
Claims (1)
前記遊技盤の遊技領域内に設けられ、遊技球が入球可能な始動口と、
前記遊技盤の遊技領域内に設けられ、遊技球が入球不能な閉鎖状態および遊技球が入球可能な開放状態に相互に切換えられる可変入球口と、
遊技球が前記始動口に入球することに基づいて前記可変入球口を開放状態とする大当りおよび前記可変入球口を開放状態としない外れを判定するものであって、確率変動モードが設定されている状態では設定されていない状態に比べて大当りと高い確率で判定する当落判定手段と、
前記遊技盤の遊技領域内に設けられ、複数の図柄要素のそれぞれを変動状態および変動停止状態で順に表示する図柄遊技の映像が表示されるものであって
複数の図柄要素が変動停止状態で次の1)大当りの組合せと2)外れリーチの組合せと3)完全外れの組合せのいずれかになる図柄表示器と、
1)複数の図柄要素のそれぞれが相互に同一な大当りの組合せ
2)複数の図柄要素のうち停止順序が最終の図柄要素を除く残りの図柄要素のそれぞれが相互に同一で停止順序が最終の図柄要素が残りの図柄要素のそれぞれと異なる外れリーチの組合せ
3)大当りの組合せおよび外れリーチの組合せのいずれとも異なる完全外れの組合せ
大当りと判定された場合に複数の図柄要素を大当りの組合せに設定し、外れと判定された場合に複数の図柄要素を外れリーチの組合せおよび完全外れの組合せのいずれかに設定する手段と、
大当りと判定された場合に確率変動モードを設定するか否かを判定し、確率変動モードを設定すると判定した場合に確率変動モードを設定する手段と、
前記図柄表示器に図柄遊技の映像を表示する場合の所要時間を設定するための遊技情報として、大当り用の複数の遊技情報と外れリーチ用の複数の遊技情報と外れリーチ用で早送り時短用の複数の遊技情報と完全外れ用の遊技情報と完全外れ用でノーマル時短用の遊技情報と完全外れ用で早送り時短用の遊技情報が予め記録された記録手段と、
大当りおよび外れのいずれであるかが判定された場合に前記記録手段から1つの遊技情報を選択する遊技情報選択手段と、
前記記録手段から遊技情報が選択された場合に図柄遊技の映像の所要時間を当該遊技情報の選択結果に応じて設定するものであって、外れリーチ用で早送り時短用の複数の遊技情報のそれぞれが選択された場合には外れリーチ用の遊技情報が選択された場合に設定される最短の所要時間以下の長さに所要時間を設定し、完全外れ用でノーマル時短用の遊技情報が選択された場合には完全外れ用の遊技情報が選択された場合に設定される所要時間未満の長さに所要時間を設定し、完全外れ用で早送り時短用の遊技情報が選択された場合には完全外れ用でノーマル時短用の遊技情報が選択された場合に設定される所要時間未満の長さに所要時間を設定する手段と、
図柄遊技の映像の所要時間が設定された場合に前記図柄表示器に所要時間の設定結果で図柄遊技の映像を表示する遊技映像表示手段と、
遊技者が操作することが可能な第1のスイッチと、
遊技者が操作することが可能な第2のスイッチと、
確率変動モードが設定された状態で且つ前記図柄表示器に図柄遊技の映像が表示されていない状態で前記第1のスイッチまたは前記第2のスイッチが操作されることに基づいて早送り時短モードを設定するための第1の図柄および早送り時短モードの設定を解除するための第2の図柄を前記図柄表示器に表示する手段と、
前記図柄表示器に前記第1の図柄および前記第2の図柄が表示されている状態で前記第1のスイッチが操作された場合に前記第1の図柄および前記第2の図柄のうち前記第1のスイッチの操作内容に応じたものが選択されたことを報知する映像を表示する手段と、
前記第1の図柄が選択されている映像が表示されている場合には前記第2のスイッチが操作されることに応じて早送り時短モードを設定し、前記第2の図柄が選択されている映像が表示されている場合には前記第2のスイッチが操作されることに応じて早送り時短モードの設定を解除する手段を備え、
前記遊技情報選択手段は、
確率変動モードが設定されていない状態では大当りと判定された場合に大当り用の複数の遊技情報のうちから1つを選択し、外れと判定されたことで複数の図柄要素が外れリーチの組合せに設定される場合に外れリーチ用の複数の遊技情報のうちから1つを選択し、外れと判定されたことで複数の図柄要素が完全外れの組合せに設定される場合に完全外れ用の遊技情報を選択するものであって、
確率変動モードが設定され且つ早送り時短モードが設定されていない状態では大当りと判定された場合に大当り用の複数の遊技情報のうちから1つを選択し、外れと判定されたことで複数の図柄要素が外れリーチの組合せに設定される場合に外れリーチ用の複数の遊技情報のうちから1つを選択し、外れと判定されたことで複数の図柄要素が完全外れの組合せに設定される場合に完全外れ用でノーマル時短用の遊技情報を選択するものであり、
確率変動モードが設定され且つ早送り時短モードが設定されている状態では大当りと判定された場合に大当り用の複数の遊技情報のうちから1つを選択し、外れと判定されたことで複数の図柄要素が外れリーチの組合せに設定される場合に外れリーチ用で早送り時短用の複数の遊技情報のうちから1つを選択し、外れと判定されたことで複数の図柄要素が完全外れの組合せに設定される場合に完全外れ用で早送り時短用の遊技情報を選択するものであることを特徴とするパチンコ遊技機。 A game board having a game area in which a game ball can roll;
A start opening provided in the game area of the game board and allowing a game ball to enter;
A variable entrance opening that is provided in the game area of the game board and can be switched between a closed state in which game balls cannot enter and an open state in which game balls can enter;
Based on the fact that a game ball enters the start opening, it is determined whether the variable entrance is open or not and the variable entrance is not opened, and a probability variation mode is set. In the state that has been set, the winning determination means for determining with a high probability of jackpot and compared to the state that is not set,
An image of a symbol game that is provided in the game area of the game board and displays each of the plurality of symbol elements in a variation state and a variation stop state in order, is displayed.
A plurality of symbol elements in a variable stop state, a symbol indicator which is one of the following combinations: 1) jackpot combination, 2) combination of detachment reach, and 3) combination of complete detachment;
1) A jackpot combination in which each of a plurality of symbol elements is mutually identical 2) Among the plurality of symbol elements, the remaining symbol elements other than the symbol element having the final stop order are the same in each other, and the symbol having the final stop order Combination of outliers with elements different from each of the remaining symbol elements 3) Combinations of completely outliers that differ from both jackpot combinations and outlier reach combinations When multiple jackpots are determined to be jackpot combinations, A means for setting a plurality of symbol elements to one of a combination of outreach and a combination of complete disengagement when it is determined to be out,
Determining whether to set the probability variation mode when it is determined to be a big hit, means for setting the probability variation mode if it is determined to set the probability variation mode;
As game information for setting the time required to display the image of the symbol game on the symbol display, a plurality of game information for the big hit, a plurality of game information for the miss reach, and a fast reach and short time for the miss reach Recording means in which a plurality of game information, game information for complete detachment, game information for complete detachment and normal time shortening, and game information for complete detachment and fast-forward swift shortening are recorded in advance,
Game information selection means for selecting one game information from the recording means when it is determined whether the game is a big hit or miss;
When game information is selected from the recording means, the time required for the video of the symbol game is set according to the selection result of the game information, and each of the plurality of game information for fast-forward and short-time use for outreach Is selected, the required time is set to a length shorter than the minimum required time set when game information for outreach is selected, and game information for normal time reduction is selected for complete outage If the game information for complete departure is selected, the required time is set to a length shorter than the required time set when complete game information is selected. Means for setting the required time to a length less than the required time set when the game information for normal time reduction is selected for detachment;
A game video display means for displaying a video of a symbol game according to a result of setting the required time on the symbol display when the required time of the video of the symbol game is set;
A first switch that can be operated by the player;
A second switch that can be operated by the player;
The fast-forward / short-time mode is set based on the operation of the first switch or the second switch in the state where the probability variation mode is set and the symbol display is not displayed on the symbol display. Means for displaying on the symbol display a first symbol for performing and a second symbol for canceling the setting of the fast-forward time-shortening mode;
When the first switch is operated while the first symbol and the second symbol are displayed on the symbol display, the first symbol of the first symbol and the second symbol is the first symbol. Means for displaying a video notifying that a switch according to the operation content of the switch has been selected,
When the video in which the first symbol is selected is displayed, the fast-forward / short-time mode is set according to the operation of the second switch, and the video in which the second symbol is selected Means for canceling the setting of the fast-forward / short-speed mode in response to the operation of the second switch when
The game information selecting means includes
In the state where the probability variation mode is not set, if it is determined to be a big hit, one of a plurality of game information for the big hit is selected, and a plurality of symbol elements are combined into a combination of outliers as determined to be out When one is selected from among a plurality of game information for outreach when set, and the plurality of symbol elements are set to a combination of complete outage when it is determined to be out, the game information for complete outage And select
In the state where the probability variation mode is set and the fast-forward and short-time mode is not set, if it is determined that the game is a big hit, one of a plurality of game information for the big hit is selected, and a plurality of symbols are determined by determining that the game has come off. When one element is selected from a plurality of game information for outreach when the element is set to a combination of outreach, and a plurality of symbol elements are set to a combination of complete outliers when it is determined to be out To select the game information for normal lapse and normal use,
In the state where the probability variation mode is set and the fast-forward and short-time mode is set, when it is determined to be a big hit, one of the plurality of game information for the big hit is selected, and a plurality of symbols are determined by determining that it is out When an element is set to a combination of detachment reach, select one of multiple game information for detachment reach and fast-forward time reduction. A pachinko gaming machine, which, when set, selects game information for complete disengagement and fast-forwarding / short-forwarding.
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