JP4910404B2 - 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置 - Google Patents

一方向クラッチ内蔵型プーリ装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4910404B2
JP4910404B2 JP2006018045A JP2006018045A JP4910404B2 JP 4910404 B2 JP4910404 B2 JP 4910404B2 JP 2006018045 A JP2006018045 A JP 2006018045A JP 2006018045 A JP2006018045 A JP 2006018045A JP 4910404 B2 JP4910404 B2 JP 4910404B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sleeve
way clutch
pulley
rotation
built
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006018045A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007198503A (ja
Inventor
博史 森
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NSK Ltd
Original Assignee
NSK Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NSK Ltd filed Critical NSK Ltd
Priority to JP2006018045A priority Critical patent/JP4910404B2/ja
Publication of JP2007198503A publication Critical patent/JP2007198503A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4910404B2 publication Critical patent/JP4910404B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Pulleys (AREA)

Description

本発明は、一方向クラッチ内蔵型プーリ装置に関するものであり、特に、エンジンのクランク軸の動力によって駆動されるオルタネータ等の補機類の入力軸や、逆に、エンジンのクランク軸に動力を与えるスタータモータの出力軸に使用される一方向クラッチ内蔵型プーリ装置に関するものである。
一般に、オルタネータ等、自動車補機の回転軸の端部には従動プーリが固定されており、エンジンのクランク軸の端部に固定された駆動プーリとの間に無端ベルトが掛け渡され、補機を駆動するために利用されている。また、従動プーリとしては、無端ベルトの走行速度が一定もしくは上昇傾向にある場合に、無端ベルトから回転軸への動力の伝達を自在とし、無端ベルトの走行速度が低下傾向にある場合に、従動プーリと回転軸との相対回転を自在とするよう、一方向クラッチを内蔵したプーリ装置が知られている(例えば、特許文献1参照。)。
例えば、図9に示すように、自動車補機に組み込まれる一方向クラッチ内蔵型プーリ装置100は、エンジンのクランク軸に固定された駆動プーリからの駆動ベルトが掛け渡されるプーリ101と、自動車補機の回転軸に固定されるスリーブ102とを備え、プーリ101とスリーブ102との間に、一方向クラッチ103及び一対のサポート軸受104が配置されている。
そして、プーリ101の回転角速度が自動車補機の回転軸の回転角速度より速い場合には、一方向クラッチ103のローラのくさび作用によって、プーリ101とスリーブ102とが相対回転不能(ロック状態)になり、エンジンの回転力が自動車補機の回転軸に伝達される。一方、速度変動や微小角速度変動等、プーリ101の回転角速度が自動車補機の回転軸の回転角速度より遅い場合には、プーリ101とスリーブ102との相対回転が自在(オーバーラン状態)となる。従って、クランク軸の回転角速度が変動した場合でも、一方向クラッチ103の作用により、無端ベルトとプーリ101が擦れ合うことが防止され、鳴きと呼ばれる異音の発生や摩耗による無端ベルトの寿命低下を防止すると共に、自動車補機への動力伝達効率が低下することを防止できる。
また、スリーブ102の内周面には、自動車補機の回転軸を固定するため、回転軸をがたつきなく嵌合するためのインロー嵌合部102aと、回転軸を螺合固定するための雌ねじ部102bと、スリーブ102と回転軸とを固定するため工具が係止可能な断面形状が六角形の工具用孔部102cとが形成されている。
特開平11−270658号公報
ところで、図9に示すように、スリーブ102の内周面には、インロー嵌合部102a、雌ねじ部102b、及び工具掛け部102cがそれぞれ形成されているため、各部を形成するための加工ステップがそれぞれ必要となり、加工コストが嵩むという問題がある。
また、スリーブ102と回転軸とは、スリーブ102の雌ねじ部102bと回転軸の雄ねじ部を螺合することで互いに固定されており、スリーブ102から自動車補機へのトルク伝達は、スリーブ102と自動車補機の回転軸間の摩擦力によって伝達されるが、大きなトルクが作用した場合にスリーブ102と回転軸間に滑りが発生する可能性があり、より確実なトルク伝達が望まれる。
本発明は、上述したような事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、スリーブの加工コストを低減できると共に、大きなトルクが作用する場合にもスリーブと自動車補機間のトルク伝達が確実に行われる一方向クラッチ内蔵型プーリ装置を提供することにある。
本発明の上記目的は、下記の構成により達成される。
(1) 自動車補機の回転軸に固定自在なスリーブと、該スリーブの周囲に該スリーブと同心に配置されるプーリと、前記スリーブの外周面と前記プーリの内周面との間に配置される一方向クラッチと、を備える一方向クラッチ内蔵型プーリ装置であって、前記スリーブの内周面は前記回転軸と嵌合可能で、前記スリーブと前記回転軸は結合用部材によって固定可能であり、且つ、前記スリーブの内周面が、軸芯から等距離で、且つ、平行な少なくとも一対の平面からなる回り止め部と、断面形状が該回り止め部の外接円の径以上の円であるインロー部とからなり、該回り止め部は軸方向に亘って断面形状が同一であり、該断面形状は鋭角を持たず、前記インロー部と前記回転軸の該インロー部に嵌合する部分との嵌め合いすきまは、前記回り止め部と前記回転軸の該回り止め部に嵌合する部分との嵌め合いすきまよりも大きく、前記インロー部の軸方向長さは、前記回り止め部の軸方向長さよりも長いことを特徴とする一方向クラッチ内蔵型プーリ装置。
) 前記回り止め部の断面形状は、前記一対の平面による平行線と、該平行線の間隔よりも大きな直径の軸芯を中心とする円の円周部分とで囲まれた太鼓形状であることを特徴とする(1)に記載の一方向クラッチ内蔵型プーリ装置。
) 前記断面形状は、四角形状であることを特徴とする(1)に記載の一方向クラッチ内蔵型プーリ装置。
) 前記断面形状は、六角形状であることを特徴とする(1)に記載の一方向クラッチ内蔵型プーリ装置。
本発明によれば、スリーブの内周面の少なくとも一部が回り止め形状を有するので、スリーブと自動車補機の回転軸間の摩擦力に加えて、スリーブ内周面の回り止め部によってもトルク伝達が可能となり、大きなトルクが作用する場合にもスリーブと自動車補機間のトルク伝達を確実に行うことができる。また、スリーブと回転軸は結合用部材によって固定可能であるので、スリーブの内周面に雌ねじ部を加工する必要がなく、加工コストを低減することができる。
以下、本発明の一実施形態に係るプーリ装置について図面を参照して詳細に説明する。
(第1実施形態)
図1は、第1実施形態の自動車補機用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置を説明するための縦断面図である。図1に示されるように、本実施形態の一方向クラッチ内蔵型プーリ装置10は、オルタネータ等の自動車補機A(図2参照)を駆動するためのもので、回転軸30が内嵌されるスリーブ11を有する。スリーブ11の周囲には、外周面にベルト溝12aが形成されたプーリ12がスリーブ11と同心に配置されている。また、スリーブ11の外周面とプーリ12の内周面との間で、この間に形成される環状空間の軸方向中間部には、一方向クラッチ13が配置されており、上記環状空間の軸方向両端部、即ち、一方向クラッチ13の軸方向両側には、例えば、深溝玉軸受等の玉軸受である一対のサポート軸受14が配設されている。なお、ベルト溝12aの形状は、V溝、ポリV溝、歯型溝等の任意の形状に設計可能である。
一方向クラッチ13は、プーリ12がスリーブ11に対して所定方向に相対回転する傾向となる場合にのみプーリ12からスリーブ11への回転力を伝達する。また、一対のサポート軸受14は、プーリ12に加わるラジアル荷重を支承しつつ、スリーブ11とプーリ12との相対回転を可能とする。
各サポート軸受14は、スリーブ11の外周面に外嵌される内輪15と、プーリ12の内周面に内嵌される外輪16と、内輪15と外輪16の両軌道面間に配置された転動体である複数の玉17と、玉17を転動自在に保持する保持器18と、外部からの異物の浸入や内部からのグリース等の潤滑剤の漏洩を防止するシール部材19を有している。
一方向クラッチ13は、プーリ12の内周面に圧入固定されるクラッチ外輪20と、スリーブ11の大径部の外周面に圧入固定されるクラッチ内輪21と、クラッチ外輪20とクラッチ内輪21との間に回動自在に配設された係合子である複数のローラ22とを備えている。クラッチ内輪21の外周面は、ローラ22が転接する複数の凹状のランプ面21aが円周方向に所定の間隔で設けられたカム面を形成する。ローラ22は、各ランプ面21aとクラッチ外輪20の内周面に形成された円筒面20aとから構成される楔空間に回転自在に保持されている。
また、一方向クラッチ13は、各ローラ22を個別に収容する複数のポケットを有するクラッチ保持器23と、各ローラ22をロック方向に弾性的に押圧する弾性部材であるばね24とを備えている。
上記のように構成される一方向クラッチ内蔵型プーリ装置10では、プーリ12の回転角速度が、例えば自動車補機Aの回転軸30の回転角速度より速い場合には、一方向クラッチ13のローラ22がくさび作用によってクラッチ内輪21のランプ面21aとクラッチ外輪20の円筒面20aとの間に噛み込まれて、プーリ12とスリーブ11とが相対回転不能(ロック状態)となり、エンジンの回転力が自動車補機Aの回転軸30に伝達される。一方、プーリ12の回転角速度が自動車補機Aの回転角速度より遅い場合には、ローラ22の噛み込みが解除されて、プーリ12とスリーブ11との相対回転が自在(オーバーラン状態)となる。
また、上記のプーリ装置10において、スリーブ11の内周面には、自動車補機Aの回転軸30が挿入される回り止め部11aが軸方向に亘って形成されている。回り止め部11aは、図1(b)に示されるように、対向する平行面と対向する円弧面を持った二面幅形状に形成されている。
一方、スリーブ11に固定される自動車補機Aの回転軸30は、図2に示すように、その端部にスリーブ11の回り止め部11aと同等の形状を有して、スリーブ11の軸方向長さと略等しい長さを有する回り止め嵌合部30aと、この嵌合部30aの先端に形成される雄ねじ部30bとを有する。
従って、このように形成されたスリーブ11を有する一方向クラッチ内蔵型プーリ装置10を自動車補機Aの回転軸30に固定する際には、回転軸30に形成された嵌合部30aを回り止め部11a内に挿入し、結合用部材であるナット31がスリーブ11の端面と当接するまで雄ねじ部30bにナット31を螺合させる。
従って、本実施形態の一方向クラッチ内蔵型プーリ装置10によれば、スリーブ11の内周面が回り止め部11aを有するので、スリーブ11と自動車補機Aの回転軸30間の摩擦力に加えて、スリーブ11の内周面の回り止め部11aによってもトルク伝達が可能となり、大きなトルクが作用する場合にもスリーブ11と自動車補機A間のトルク伝達を確実に行うことができる。また、スリーブ11と回転軸30はナット31によって固定可能であるので、スリーブ11の内周面に従来のような雌ねじ部を加工する必要がなく、スリーブ11の内周面の加工が容易となり、加工コストを低減することができる。
なお、本実施形態では、スリーブの内周面の回り止め部を二面幅形状としているが、これに限定されるものでない。例えば、図3に示す第1変形例の一方向クラッチ内蔵型プーリ装置40のように、スリーブ41の回り止め部41aは四角形状であってもよく、図4に示す第2変形例の一方向クラッチ内蔵型プーリ装置50ように、スリーブ51の回り止め部51aは六角形状であってもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係る一方向クラッチ内蔵型プーリ装置について詳細に説明する。なお、本実施形態は、スリーブの形状及びこれに対応する自動車補機の回転軸の形状において第1実施形態と異なるのみであるため、その他の構成について同一符号を付して説明を省略或いは簡略化する。
本実施形態の一方向クラッチ内蔵型プーリ装置60では、スリーブ61の内周面は、自動車補機側に内径φBの円孔状のインロー部61aと、反自動車補機側に対向する円弧面の径がφAの二面幅形状を有する回り止め部61bとを有する。
一方、自動車補機の回転軸62は、その端部にスリーブ61のインロー部61aと嵌め合う外径φbの円柱状のインロー嵌合部62aと、円柱部62aの前方に回り止め部61bと略同形状の二面幅外形を有する、対向する円弧面の径がφaの回り止め嵌合部62bと、回り止め嵌合部62bの前方に形成される雄ねじ部62cとを有する。
ここで、インロー部61aとインロー嵌合部62aとの間の嵌め合いすきまは、反自動車補機側での嵌め合いすきま、即ち、回り止め部61bと回り止め嵌合部62bとの間の嵌め合いすきまより大きく設定されている。従って、スリーブ61と回転軸62との間のすきまの関係は、(φB−φb)>(φA−φa)に設定されている。これにより、回転軸62にスリーブ61を取り付ける際に、インロー部61aがガイドの役割を果たし、回り止め部61bでの回転軸62の嵌め合いを容易としている。
また、このとき、インロー部61aの軸方向長さDと回り止め部61bの軸方向長さCとの関係は、C<Dに設定される。これは、C>Dの場合、図6に示すように、回り止め部61bに対応する回り止め嵌合部62bの軸方向長さCがインロー部61aの軸方向長さDより長いため、インロー部61aとインロー嵌合部62aが嵌め合う前に回り止め嵌合部62bの先端がインロー部61aと周り止め部61bとの間の段差に当たってしまい、インロー部61aがガイドの役割を果たさないことによる。
なお、スリーブ61と回転軸62は、第1実施形態と同様に、スリーブ61から反補機側に突出する回転軸62の雄ねじ部62cにナットを螺合させることで、互いに締結される。
従って、本実施形態の一方向クラッチ内蔵型プーリ装置60によれば、スリーブ61の内周面は、インロー部61aと回り止め部61bとを備え、自動車補機の回転軸との嵌め合いすきまは、インロー部61aでの嵌め合いすきまが回り止め部61bでの嵌め合いすきまより大きくなるように設定されるので、スリーブ61を自動車補機に取り付ける際、インロー部61aがガイドの役割を果たし、取付作業性を向上することができる。
なお、その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係る一方向クラッチ内蔵型プーリ装置について詳細に説明する。なお、本実施形態は、スリーブの形状及びこれに対応する自動車補機の回転軸の形状において第1実施形態と異なるのみであるため、その他の構成について同一符号を付して説明を省略或いは簡略化する。
本実施形態の一方向クラッチ内蔵型プーリ装置70では、スリーブ71の内周面は、二面幅形状を有する自動車補機側の回り止め部71aと、反自動車補機側のざぐり部71bとを有する。
これにより、自動車補機Aの回転軸30’は、回り止め部71aの軸方向長さに対応する長さを持った回り止め嵌合部30a’を有し、回り止め嵌合部30a’の先端の雄ねじ部30b’がざぐり部71b内に位置され、ナット31’がざぐり部71b内で雄ねじ部30b’に締結される。
従って、本実施形態の一方向クラッチ内蔵型プーリ装置70によれば、スリーブ71の内周面は、反自動車補機側にざぐり部71bを有するので、回転軸30’を締結するナット31’がざぐり部71b内に配置され、プーリ装置70を小型化することができる。
なお、その他の構成及び作用については、第1実施形態のものと同様である。
また、図8に示す一方向クラッチ内蔵型プーリ装置80は、本実施形態の変形例として、第2実施形態と組み合わせたものである。即ち、スリーブ81の内周面は、自動車補機側の円孔状のインロー部81aと、二面幅形状を有する回り止め部81bと、反自動車補機側のざぐり部81cとを有する。そして、自動車補機Aの回転軸62’は、各軸方向寸法に対応する長さを持ったインロー嵌合部62a’、回り止め嵌合部62b’、及び雄ねじ部62c’とを備え、回転軸62’はざぐり部81c内に位置される雄ねじ部62c’にナット31’にてスリーブ81と締結される。
なお、本発明は、前述した実施形態に限定されるものではなく、適宜、変形、改良等が可能である。
本発明の一方向クラッチは、スリーブとプーリとの間で回転力を伝達するものであればよく、本実施形態のように、プーリがスリーブに対して所定の方向に相対回転する傾向となる場合にのみ、回転力を伝達する一方向クラッチでもよいし、クラッチ内輪の外周面を円筒面と、クラッチ外輪の内周面を複数のランプ面を有するカム面とし、スリーブがプーリに対して所定の方向に相対回転する傾向となる場合にのみ、回転力を伝達する一方向クラッチでもよい。
また、本発明の一方向クラッチは、本実施形態のようなローラクラッチであってもよく、カムクラッチやスプラグクラッチであってもよい。また、一方向クラッチのクラッチ外輪或いはクラッチ内輪は、本実施形態のようにプーリ或いはスリーブと別体であってもよく、プーリ或いはスリーブと一体、即ち、プーリの内周面或いはスリーブの外周面によって構成されてもよい。
さらに、本発明の一対のサポート軸受は、深溝玉軸受以外の形式であってもよく、ころ軸受や、玉軸受ところ軸受の組合せであってもよい。また、サポート軸受の内輪或いは外輪も、プーリ或いはスリーブと一体、即ち、プーリの内周面或いはスリーブの外周面によって構成されてもよい。
(a)は本発明の第1実施形態に係る一方向クラッチ内蔵型プーリ装置の断面図であり、(b)はスリーブの側面図である。 図1のプーリ装置をオルタネータに取り付けた状態を示す断面図である。 (a)は本発明の第1実施形態の第1変形例に係る一方向クラッチ内蔵型プーリ装置の縦断面図であり、(b)はスリーブの側面図である。 (a)は本発明の第1実施形態の第2変形例に係る一方向クラッチ内蔵型プーリ装置の縦断面図であり、(b)はスリーブの側面図である。 (a)は本発明の第2実施形態に係る一方向クラッチ内蔵型プーリ装置及びオルタネータの断面図であり、(b)はスリーブの左側面図であり、(c)はスリーブの右側面図である。 スリーブの回り止め部がインロー部より長い場合の課題を説明するための部分断面図である。 本発明の第3実施形態に係る一方向クラッチ内蔵型プーリ装置をオルタネータに組み付けた状態を示す断面図である。 本発明の第3実施形態の変形例に係る一方向クラッチ内蔵型プーリ装置をオルタネータに組み付けた状態を示す断面図である。 従来の一方向クラッチ内蔵型プーリ装置の断面図である。
符号の説明
10 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
11 スリーブ
11a 回り止め部
12 プーリ
12a プーリ溝
13 一方向クラッチ
14 サポート軸受
30 回転軸
30a 回り止め嵌合部
30b 雄ねじ部
31 ナット
A オルタネータ(自動車補機)

Claims (4)

  1. 自動車補機の回転軸に固定自在なスリーブと、
    該スリーブの周囲に該スリーブと同心に配置されるプーリと、
    前記スリーブの外周面と前記プーリの内周面との間に配置される一方向クラッチと、
    を備える一方向クラッチ内蔵型プーリ装置であって、
    前記スリーブの内周面は前記回転軸と嵌合可能で、前記スリーブと前記回転軸は結合用部材によって固定可能であり、且つ、
    前記スリーブの内周面が、軸芯から等距離で、且つ、平行な少なくとも一対の平面からなる回り止め部と、断面形状が該回り止め部の外接円の径以上の円であるインロー部とからなり、
    該回り止め部は軸方向に亘って断面形状が同一であり、
    該断面形状は鋭角を持たず、
    前記インロー部と前記回転軸の該インロー部に嵌合する部分との嵌め合いすきまは、前記回り止め部と前記回転軸の該回り止め部に嵌合する部分との嵌め合いすきまよりも大きく、
    前記インロー部の軸方向長さは、前記回り止め部の軸方向長さよりも長いことを特徴とする一方向クラッチ内蔵型プーリ装置。
  2. 前記回り止め部の断面形状は、前記一対の平面による平行線と、該平行線の間隔よりも大きな直径の軸芯を中心とする円の円周部分とで囲まれた太鼓形状であることを特徴とする請求項1に記載の一方向クラッチ内蔵型プーリ装置。
  3. 前記断面形状は、四角形状であることを特徴とする請求項1に記載の一方向クラッチ内蔵型プーリ装置。
  4. 前記断面形状は、六角形状であることを特徴とする請求項1に記載の一方向クラッチ内蔵型プーリ装置。
JP2006018045A 2006-01-26 2006-01-26 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置 Expired - Fee Related JP4910404B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006018045A JP4910404B2 (ja) 2006-01-26 2006-01-26 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006018045A JP4910404B2 (ja) 2006-01-26 2006-01-26 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007198503A JP2007198503A (ja) 2007-08-09
JP4910404B2 true JP4910404B2 (ja) 2012-04-04

Family

ID=38453293

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006018045A Expired - Fee Related JP4910404B2 (ja) 2006-01-26 2006-01-26 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4910404B2 (ja)

Family Cites Families (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57171454A (en) * 1981-04-16 1982-10-22 Fuji Electric Corp Res & Dev Ltd Apparatus for classifying powder
JPH0258125A (ja) * 1988-08-24 1990-02-27 Nec Corp 処理部品生成方式
JPH02305749A (ja) * 1989-05-19 1990-12-19 Tokai Kogyo Kk 紙送り装置における送りベルト駆動用のスプロケットの構造
JP2001132824A (ja) * 1999-11-04 2001-05-18 Nsk Ltd オルタネータ用一方向クラッチ内蔵型プーリ装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007198503A (ja) 2007-08-09

Similar Documents

Publication Publication Date Title
WO2015012053A1 (ja) 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP4910404B2 (ja) 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP5045644B2 (ja) 一方向クラッチ及び一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP2007198504A (ja) 一方向クラッチ及び一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP2007100755A (ja) 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP2007198537A (ja) 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP2007162814A (ja) 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP4899343B2 (ja) 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP2007040376A (ja) 一方向クラッチおよび一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP2012172790A (ja) 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP3724506B2 (ja) 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP2007085398A (ja) 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP2008291922A (ja) 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP2007100865A (ja) 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP4470910B2 (ja) オルタネータ用ローラクラッチ内蔵型プーリ装置
JP2005180465A (ja) 一方向クラッチ付きプーリユニット
JP4389581B2 (ja) クラッチ内蔵型プーリユニット
JP2006307949A (ja) 自動車補機用プーリ装置
JP2000240766A (ja) 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP2008106822A (ja) 一方向クラッチ及び一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP2006307885A (ja) プーリ装置
JP2001099272A (ja) 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP2007032665A (ja) 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP2005299825A (ja) 一方向クラッチおよび一方向クラッチ内蔵型プーリ装置
JP2008095920A (ja) 一方向クラッチ内蔵型プーリ装置

Legal Events

Date Code Title Description
RD04 Notification of resignation of power of attorney

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A7424

Effective date: 20071128

A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090106

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20101014

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20101019

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101217

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110614

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20110726

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20111220

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120102

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4910404

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150127

Year of fee payment: 3

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees