JP4910089B2 - 輪状ステータの組立方法及び輪状ステータ - Google Patents

輪状ステータの組立方法及び輪状ステータ Download PDF

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Description

本発明は、輪状ステータの組立方法及び輪状ステータに関し、特に、予め巻回したコイルを樹脂モールドしたモールドコイルをステータティースに挿入することにより、絶縁ボビン及び絶縁キャップ等を不要とし、組立の容易化及びコストダウンを達成するための新規な改良に関する。
従来、用いられていたこの種のステータ構造としては、例えば、特許文献1に開示されているように、絶縁キャップを介して各磁極にステータコイルが巻回されている。
米国特許第6,028,383号明細書
従来のステータ構造は、以上のように構成されていたため、次のような課題が存在していた。
すなわち、輪状ステータの各ステータティースには、絶縁キャップ等の絶縁手段を介してステータコイルを巻線機によって巻付けていたため、ステータコイルを巻付けるための工程が複雑となり、ステータ構造の生産効率の向上、コストダウンへの大きい障害となっていた。
本発明による輪状ステータの組立方法は、巻枠に予め巻回されたコイルを前記巻枠からはずして前記コイルのみをモールド型により樹脂モールドしてなると共に断面台形状でかつ中空部を有するモールドコイルを、輪状ステータティース体の外周から外方へ向けて突出する各ステータティースに挿入して設け、前記各ステータティースに挿入された前記各モールドコイルの前記中空部を含む表面は全て前記モールド部によって絶縁された状態とし、前記各モールドコイル間の各コイル同志を前記モールド部によって相互に絶縁された状態とし、前記輪状ステータティース体の外端面に輪状ステータヨークを挿入して設ける輪状ステータの組立方法である。
また、本発明による輪状ステータは、輪状ステータティース体の外周から外方へ向けて突出して設けられた複数のステータティースと、前記各ステータティースに挿入され樹脂モールドされて断面台形状でかつ中空部を有するモールドコイルと、前記輪状ステータティース体の外端面に設けられた輪状ステータヨークとからなり、前記モールドコイルは、予め巻枠に巻回されて前記巻枠からはずされたコイルのみがモールド型により樹脂モールド部によって樹脂モールドされてなり、前記各モールドコイルの前記中空部を含む表面は全て前記モールド部によって絶縁された状態とされ、前記各ステータティースに挿入された前記各モールドコイル間の各コイル同志は前記モールド部によって相互に絶縁された状態とされている構成である。
本発明による輪状ステータの組立方法及び輪状ステータは、以上のように構成されているため、次のような効果を得ることができる。
すなわち、予め巻枠に巻回したコイルを巻枠からはずしたコイルのみを樹脂モールドによってモールドしたモールドコイルを、輪状ステータティース体の各ステータティースに挿入することにより、輪状ステータへのコイルの取付けが完了するため、絶縁キャップ又はボビン等の絶縁手段を用いる必要がなくなり、生産性の向上及びコストダウンを達成することができる。
本発明は、予め巻枠に巻回したコイルを巻枠からはずしたコイルのみを樹脂モールドしたモールドコイルをステータティースに挿入することにより、絶縁ボビン及び絶縁キャップ等を不要とし、組立の容易化及びコストダウンを達成するようにした輪状ステータの組立方法及び輪状ステータを提供することを目的とする。
以下、図面と共に本発明による輪状ステータの組立方法及び輪状ステータの好適な実施の形態について説明する。
図1において符号1で示されるものは巻枠2に予め巻回されたコイルであり、このコイル1は、この巻枠2からはずして、このコイルのみを図示しないモールド型に入れ、樹脂モールドにより成形し、図2に示されるようなモールド部3を有するモールドコイル4が得られる。
前記モールドコイル4は、断面形状で台形の形状をなし、そのコイル1のみは樹脂のモールド部3によって成形保持され、中空部5が形成されている。
前記コイル1は、このモールド部3内に埋設されているため、モールドコイル4の表面(中空部5を含む)は全てこのモールド部3によって絶縁された状態に構成されている。
前記モールドコイル4は、図3に示される輪状ステータティース体10の外周11から外方へ向けて突出する複数の各ステータティース12に挿入される。
前記輪状ステータティース体10は、積層型で形成され、多数枚が転積されて所定の厚さになるように構成されている。
前記各ステータティース12に挿入されたモールドコイル4は、台形をなしているため、外方へ向けて広がる状態で配設され、各モールドコイル4間の各コイル1同志はこのモールド部3によって相互に絶縁された状態が保持され、必要に応じて各コイル1同志の接続等が外部で行われる。
次に、各ステータティース12へのモールドコイル4の挿入・取付けが完了すると、図4で示されるように、各ステータティース12の外端面12aに、インローとして輪状ステータヨーク13が挿入・取付けられることにより、輪状ステータ15が構成される。
本発明は、モータに限ることなく、レゾルバ等の他の回転機器にも適用可能である。
本発明に用いるコイルを示す構成図である。 図1のコイルを樹脂モールドしたモールドコイルを示す断面図である。 図1のモールドコイルをステータティースに取付ける状態を示す構成図である。 図3のステータティースに輪状ステータヨークを取付けた輪状ステータを示す断面構成図である。
1 コイル
2 巻枠
3 モールド部
4 モールドコイル
5 中空部
10 輪状ステータティース体
11 外周
12 ステータティース
12a 外端面
13 輪状ステータヨーク
15 輪状ステータ

Claims (2)

  1. 枠(2)に予め巻回されたコイル(1)を前記巻枠(2)からはずして前記コイル(1)のみをモールド型により樹脂モールドしてなると共に断面台形状でかつ中空部(5)を有するモールドコイル(4)を、輪状ステータティース体(10)の外周(11)から外方へ向けて突出する各ステータティース(12)に挿入して設け、前記各ステータティース(12)に挿入された前記各モールドコイル(4)の前記中空部(5)を含む表面は全て前記モールド部(3)によって絶縁された状態とし、前記各モールドコイル(4)間の各コイル(1)同志を前記モールド部(3)によって相互に絶縁された状態とし、前記輪状ステータティース体(10)の外端面(12a)に輪状ステータヨーク(13)を挿入して設けたことを特徴とする輪状ステータの組立方法。
  2. 輪状ステータティース体(10)の外周(11)から外方へ向けて突出して設けられた複数のステータティース(12)と、前記各ステータティース(12)に挿入され樹脂モールドされて断面台形状でかつ中空部(5)を有するモールドコイル(4)と、前記輪状ステータティース体(10)の外端面(12a)に設けられた輪状ステータヨーク(13)とからなり、前記モールドコイル(4)は、予め巻枠(2)に巻回されて前記巻枠(2)からはずされたコイル(1)のみがモールド型により樹脂モールド部(3)によって樹脂モールドされてなり、前記各モールドコイル(4)の前記中空部(5)を含む表面は全て前記モールド部(3)によって絶縁された状態とされ、前記各ステータティース(12)に挿入された前記各モールドコイル(4)間の各コイル(1)同志は前記モールド部(3)によって相互に絶縁された状態とされている構成よりなることを特徴とする輪状ステータ。
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