JP4909161B2 - 庇の取付構造 - Google Patents

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本発明は庇の取付構造に関する。
複数の建物ユニットからなるユニット建物における庇の取付構造として、特許文献1に記載の如く、相隣る建物ユニットの梁の間に持出しアームの建物取付部を挿入して該建物取付部をそれらの建物ユニットの梁に固定し、両建物ユニットの間の隙間から屋外方向に突出する持出しアームの突出部に庇構造材を取付けるものがある。持出しアームの建物取付部を相隣る建物ユニットの梁の間に挿入した長い範囲において強固に固定でき、庇を垂れ下がりなく取付けできる。
特許第3792356号
特許文献1に記載の庇の取付構造は、相隣る建物ユニットの前面に庇を設けるとき、それらの建物ユニットの梁の間に持出しアームの建物取付部を挿入して固定し、この持出しアームの突出部に庇構造材を取付けるものである。従って、この従来の庇の取付構造は、一方の建物ユニットを他方の建物構造物に対して離し置きし、それらの建物ユニットと建物構造物の間の離し置き空間の上部に設けられる天井フレームをそれらの建物ユニットと建物構造物に接合した建物において、相隣る建物ユニットと天井フレームの前面に庇を設ける場合には、適用できない。
本発明の課題は、一方の建物ユニットを他方の建物構造物に対して離し置きし、それらの建物ユニットと建物構造物の間の離し置き空間の上部に設けられる天井フレームをそれらの建物ユニットと建物構造物に接合した建物において、相隣る建物ユニットと天井フレームの前面に庇を垂れ下がりなく取付けることにある。
請求項1の発明は、一方の建物ユニットを他方の建物構造物に対して離し置きし、それらの建物ユニットと建物構造物の間の離し置き空間の上部に設けられる天井フレームをそれらの建物ユニットと建物構造物に接合し、建物ユニットの梁の側面であって、天井フレームが接合される梁の側面に取付けられる持出しアームをそれらの建物ユニットと天井フレームの間の隙間から屋外方向に突出し、この持出しアームの突出部に庇の庇構造材が取付けられる庇の取付構造であって、天井フレームを建物ユニットの梁の側面に接合するための固定プレートを該天井フレームに設け、建物ユニットの梁の側面と天井フレームの固定プレートとの間に持出しアームの建物取付部を挟み固定してなるようにしたものである。
請求項2の発明は、請求項1の発明において更に、前記持出しアームが建物ユニットの梁の側面に取付けられるほぼ鉛直の建物取付部と、庇構造材が取付けられる庇取付部とからなり、庇取付部は建物取付部が延長されたほぼ鉛直の本体と、この本体の下端に設けられたほぼ水平の水平片とからなり、持出しアームの建物取付部が建物ユニットの梁の側面に取付けられ、庇取付部の水平片の上に庇構造材の一部を載せた状態にして、庇構造材が持出しアームの本体に取付けられるようにしたものである。
請求項3の発明は、請求項2の発明において更に、前記持出しアームが建物取付部における庇取付部との境界からほぼ直角に張出る取付片を備え、この取付片が建物ユニットに取付けられるようにしたものである。
請求項4の発明は、請求項1〜3のいずれかの発明において更に、前記持出しアームの建物取付部を建物ユニットの梁に取付けるボルトが、該建物ユニットの梁に接合される天井フレームを搬入したときに該天井フレームを引掛けセットするための仮受け用ボルトになるようにしたものである。
請求項5の発明は、請求項4の発明において更に、前記天井フレームの固定プレートの下縁に切欠き溝を備え、この固定プレートの切欠き溝が仮受け用ボルトであって、仮締め状態にある仮受け用ボルトの首下長さの一部に引掛けセットされるようにしたものである。
請求項の発明は、請求項2〜のいずれかの発明において更に、前記持出しアームの水平片にガイドピンを設け、該水平片の上に載る庇構造材に設けてあるガイド孔をガイドピンに係入させるようにしたものである。
請求項の発明は、請求項1〜のいずれかの発明において更に、前記持出しアームの本体に取付けられる庇構造材が、建物ユニットの梁、又は天井フレームの梁に取付けられるようにしたものである。
(請求項1)
(a)一方の建物ユニットを他方の建物構造物に対して離し置きし、それらの建物ユニットと建物構造物の間の離し置き空間の上部に設けられる天井フレームをそれらの建物ユニットと建物構造物に接合した建物において、建物ユニットの梁の側面であって、天井フレームが接合される梁の側面に取付けられる持出しアームをそれらの建物ユニットと天井フレームの間の隙間から屋外方向に突出し、この持出しアームの突出部に庇の庇構造材が取付けられるようにした。持出しアームを建物ユニットと天井フレームの間に挿入した長い範囲において強固に固定できるから、建物ユニットと天井フレームの前面に庇を垂れ下がりなく取付けることができる。
(請求項2)
(b)持出しアームの建物取付部が建物ユニットの梁に取付けられ、庇取付部の水平片の上に庇構造材の一部を載せた状態にして、庇構造材が持出しアームの本体に取付けられる。庇の荷重の一部が庇取付部の水平片にかかり、この庇取付部から梁に伝達される。従って、庇は長期経過時にも垂れ下がらない。
(c)持出しアームの建物取付部を建物ユニットの梁に取付け、庇構造材の一部を庇取付部の水平片の上に載せながら、庇構造材を持出しアームの本体に取付けることにより、庇構造材を容易に取付けできる。
(d)持出しアームの庇取付部は建物取付部が延長されたほぼ鉛直な本体と、この本体の下端に設けられたほぼ水平な水平片とからなるから、持出しアームのほぼ鉛直な建物取付部を建物ユニットの梁に取付けるだけで、この建物取付部が延長されたほぼ鉛直な本体が建物ユニットから屋外方向に突出し、水平片が本体の下端に水平に取付けられる。
(請求項3)
(e)持出しアームが建物取付部における庇取付部との境界からほぼ直角に張出る取付片を備え、この取付片が建物ユニットに取付けられる。従って、持出しアームの建物取付部を建物ユニットに一層強固に固定できる。
(請求項4、5
(f)持出しアームの建物取付部を建物ユニットの梁に取付けるボルトが、該建物ユニットの梁に接合される天井フレームを搬入したときに該天井フレームを引掛けセットするための仮受け用ボルトになるものとした。従って、建物ユニットの梁に対する天井フレームのセットが容易になる。このセットのために天井フレームを引掛ける仮受けボルトとして、持出しアームの建物取付部を建物ユニットの梁に取付けるボルトを兼用できる。
(請求項
(g)持出しアームの水平片にガイドピンを設け、該水平片の上に載る庇構造材に設けてあるガイド孔をガイドピンに係入させる。持出しアームの庇取付部に対する庇構造材の取付位置の位置決めが容易になる。
(請求項
(h)持出しアームの本体に取付けられる庇構造材が、建物ユニットの梁、又は天井フレームの梁に取付けられる。庇構造材を持出しアームの本体と、建物ユニット又は天井フレームの双方に確実に固定できる。
図1は本発明が適用された一例としてのユニット建物の配置を示す模式平面図、図2は相隣る建物ユニットと天井フレームの前面に設けた庇の取付構造を示す平面図、図3は天井フレームを示す模式平面図、図4は持出しアームを示し、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は端面図、図5は図4のV−V線に沿う断面図、図6は持出しアームの取付工程を示す模式図、図7は天井フレームの据付工程を示す模式図、図8は庇のセット工程を示す模式図、図9は庇の取付工程を示す模式図、図10は庇の取付工程を示す模式図である。
図1に示すユニット建物1は、複数の建物ユニット10、天井フレーム20の組立体であり、一方の建物ユニット10を他方の建物ユニット10(他方の建物構造物)に対して離し置きし、それらの建物ユニット10と建物ユニット10の間の離し置き空間2の上部に設けられる天井フレーム20をそれらの建物ユニット10、10に接合して構築される。
建物ユニット10は、図2に示す如く、柱11と、柱11の上端部にジョイントピース12Aにより接続されて軒先にほぼ平行をなす横梁12と、柱11の上端部にジョイントピース13Bにより接続されて横梁12にほぼ直交する縦梁13を有する。天井フレーム20は、図3に示す如く、軒先にほぼ平行をなす横材21と、横材21にほぼ直交する縦材22との枠組体であり、最前部の横材21の両側面に固定プレート23を設けてある(図7(B))。
ユニット建物1は、最前列の建物ユニット10、天井フレーム20の軒先に庇30、40を設けられる。庇30は天井フレーム20の前面に設けられ、庇40は天井フレーム20を挟む両隣りの建物ユニット10、10の前面に設けられ、庇30の出寸法を庇40の出寸法より大きくしている。
このとき、ユニット建物1は、図1、図2に示す如く、天井フレーム20と、その両隣りの建物ユニット10との間で、建物ユニット10の縦梁13の側面であって、天井フレーム20が接合される縦梁13の側面に取付けられる持出しアーム50を、それらの建物ユニット10と天井フレーム20の間の隙間(据付間隔)から屋外方向に突出し、この持出しアーム50の突出部に庇30、40の庇構造材31、41を取付ける。
持出しアーム50は、図4、図5に示す如く、建物ユニット10の縦梁13の側面に取付けられるほぼ鉛直の建物取付部51と、庇構造材31、41が取付けられる庇取付部52とからなる。庇取付部52は、建物取付部51が延長されたほぼ鉛直の本体52Aと、この本体52Aの下端に溶接されて設けられたほぼ水平の水平片52Bとからなる。持出しアーム50の建物取付部51が建物ユニット10の縦梁13に取付けられ、庇取付部52の本体52Aに対する一方側にて水平片52Bの上に庇構造材31の一部を載せた状態にして(庇取付部52の本体52Aに対する他方側にて水平片52Bの上に庇構造材41の一部を載せても可)、庇構造材31(41)が持出しアーム50の本体52Aに取付けられる(図8〜図10)。
持出しアーム50は、図4に示す如く、建物取付部51における庇取付部52との境界からほぼ直角に張出る取付片53を溶接されて備え、この取付片53が建物ユニット10の柱11に取付けられる(図7)。
持出しアーム50の建物取付部51を建物ユニット10の縦梁13に取付けるボルト62が、後述する如くに、建物ユニット10の縦梁13に接合される天井フレーム20を搬入したときに該天井フレーム20の固定プレート23を引掛けセットするための仮受け用ボルト62になる(図7)。
持出しアーム50の庇取付部52の水平片52Bはガイドピン54を鉛直に起立して備える。水平片52Bの上に載る庇構造材31の下面に設けてあるガイド孔32をガイドピン54に係入させる(図8)。
持出しアーム50の庇取付部52の本体52Aに取付けられる庇構造材31は、庇構造材31が備えるジョイントピース33を天井フレーム20の横材21に取付けられる(図8)。また、持出しアーム50の庇取付部52の本体52Aに取付けられる庇構造材41は、庇構造材41が備える取付アーム42を建物ユニット10のジョイントピース12Aに取付けられる(図9)。
以下、ユニット建物1における庇30、40の取付手順について説明する(図6〜図10)。
(A)建物ユニット10への持出しアーム50の取付工程
(1)持出しアーム50を吊上げる(図6)。
(2)持出しアーム50の建物取付部51の取付片53を建物ユニット10の柱11の前側面にボルト61により固定する(図6)。
(B)建物ユニット10への天井フレーム20の据付工程
(1)持出しアーム50の建物取付部51を建物ユニット10の柱11に取付ける上下2段のボルト62のうち、下段側のボルト62を持出しアーム50の建物取付部51に挿通して建物ユニット10の柱11に仮締めする。このとき、ボルト62の首下長さの一部を建物取付部51に対して残しておく(図7(A))。
(2)天井フレーム20を吊上げ、天井フレーム20の固定プレート23の下縁切欠き溝を上述(1)のボルト62(仮受け用ボルト)に引掛けセットする(図7(B))。
(3)天井フレーム20の横材21(C形鋼)の端部に内側よりスペーサ71を設置し、ボルト62をスペーサ71、天井フレーム20の固定プレート23、持出しアーム50の建物取付部51に挿通して建物ユニット10の柱11に仮締めする(図7(C))。天井フレーム20の固定プレート23と持出しアーム50の建物取付部51の間にスペーサ72、73を挿入し、ボルト63、64を天井フレーム20の固定プレート23、スペーサ72、73、持出しアーム50の建物取付部51に挿通して建物ユニット10の柱11、横梁12に仮締めする(図7(C))。ボルト62〜64を本締めする。
(C)庇30のセット及び取付工程
(1)庇30の庇構造材31のガイド孔32を持出しアーム50の水平片52Bのガイドピン54に係入し、庇構造材31を庇取付部52の水平片52Bに載せる(図8)。
(2)庇30のジョイントピース33を天井フレーム20の横材21の前側面にボルト65により固定する(図8)。
(3)庇30の庇構造材31を持出しアーム50の庇取付部52の先端側の本体52Aにボルト66で仮固定し、本体52Aと庇構造材31の間にスペーサ74を挿入したのち、ボルト66を本締めする(図8)。
(D)庇40のセット及び取付工程
(1)庇40の庇構造材41の取付アーム42を建物ユニット10のジョイントピース12Aにボルト67により固定する(図9)。
(2)庇40の庇構造材41を持出しアーム50の庇取付部52の中間〜基端側(建物取付部51の側)の本体52Aに添わせ、庇40の庇構造材41と前述(c)の庇30の庇構造材31で本体52Aを挟み、それらをボルト68で仮固定し、本体52Aと庇構造材31の間にスペーサ75を挿入し、本体52Aと庇構造材41の間にスペーサ76を挿入したのち、ボルト68を本締めする(図10)。
本実施例によれば以下の作用効果を奏する。
(a)一方の建物ユニット10を他方の建物ユニット10に対して離し置きし、それらの建物ユニット10と建物ユニット10の間の離し置き空間の上部に設けられる天井フレーム20をそれらの建物ユニット10と建物ユニット10に接合したユニット建物1において、建物ユニット10の縦梁13の側面であって、天井フレーム20が接合される縦梁13の側面に取付けられる持出しアーム50をそれらの建物ユニット10と天井フレーム20の間の隙間から屋外方向に突出し、この持出しアーム50の突出部に庇30、40の庇構造材31、41が取付けられるようにした。持出しアーム50を建物ユニット10と天井フレーム20の間に挿入した長い範囲において強固に固定できるから、建物ユニット10と天井フレーム20の前面に庇30、40を垂れ下がりなく取付けることができる。
(b)持出しアーム50の建物取付部51が建物ユニット10の縦梁13に取付けられ、庇取付部52の水平片52Bの上に庇構造材31(41)の一部を載せた状態にして、庇構造材31(41)が持出しアーム50の本体52Aに取付けられる。庇30(40)の荷重の一部が庇取付部52の水平片52Bにかかり、この庇取付部52から縦梁13に伝達される。従って、庇30(40)は長期経過時にも垂れ下がらない。
(c)持出しアーム50の建物取付部51を建物ユニット10の縦梁13に取付け、庇構造材31(41)の一部を庇取付部52の水平片52Bの上に載せながら、庇構造材31(41)を持出しアーム50の本体52Aに取付けることにより、庇構造材31、41を容易に取付けできる。
(d)持出しアーム50の庇取付部52は建物取付部51が延長されたほぼ鉛直な本体52Aと、この本体52Aの下端に設けられたほぼ水平な水平片52Bとからなるから、持出しアーム50のほぼ鉛直な建物取付部51を建物ユニット10の縦梁13に取付けるだけで、この建物取付部51が延長されたほぼ鉛直な本体52Aが建物ユニット10から屋外方向に突出し、水平片52Bが本体52Aの下端に水平に取付けられる。
(e)持出しアーム50が建物取付部51における庇取付部52との境界からほぼ直角に張出る取付片53を備え、この取付片53が建物ユニット10に取付けられる。従って、持出しアーム50の建物取付部51を建物ユニット10に一層強固に固定できる。
(f)持出しアーム50の建物取付部51を建物ユニット10の縦梁13に取付けるボルト62が、該建物ユニット10の縦梁13に接合される天井フレーム20を搬入したときに該天井フレーム20を引掛けセットするための仮受け用ボルト62になるものとした。従って、建物ユニット10の縦梁13に対する天井フレーム20のセットが容易になる。このセットのために天井フレーム20を引掛ける仮受けボルト62として、持出しアーム50の建物取付部51を建物ユニット10の縦梁13に取付けるボルト62を兼用できる。
(g)持出しアーム50の水平片52Bにガイドピン54を設け、該水平片52Bの上に載る庇構造材31(41)に設けてあるガイド孔32をガイドピン54に係入させる。持出しアーム50の庇取付部52に対する庇構造材31(41)の取付位置の位置決めが容易になる。
(h)持出しアーム50の本体52Aに取付けられる庇構造材31、41が、建物ユニット10の横梁12、又は天井フレーム20の横材21に取付けられる。庇構造材31、41を持出しアーム50の本体52Aと、建物ユニット10又は天井フレーム20の双方に確実に固定できる。
以上、本発明の実施例を図面により詳述したが、本発明の具体的な構成はこの実施例に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の設計の変更等があっても本発明に含まれる。例えば、上述の実施例では、一方の建物ユニットに対して離し置きされる他方の建物構造物を建物ユニットとした。但し、本発明は、一方の建物ユニットに対して離し置きされる他方の建物構造物を一般建物構造物とするものにも適用できる。
図1は本発明が適用された一例としてのユニット建物の配置を示す模式平面図である。 図2は相隣る建物ユニットと天井フレームの前面に設けた庇の取付構造を示す平面図である。 図3は天井フレームを示す模式平面図である。 図4は持出しアームを示し、(A)は平面図、(B)は側面図、(C)は端面図である。 図5は図4のV−V線に沿う断面図である。 図6は持出しアームの取付工程を示す模式図である。 図7は天井フレームの据付工程を示す模式図である。 図8は庇のセット工程を示す模式図である。 図9は庇の取付工程を示す模式図である。 図10は庇の取付工程を示す模式図である。
符号の説明
1 ユニット建物
2 離し置き空間
10 建物ユニット
11 柱
12 横梁
13 縦梁
20 天井フレーム
21 横材
22 縦材
23 固定プレート
30 庇
31 庇構造材
32 ガイド孔
33 ジョイントピース
40 庇
41 庇構造材
42 取付アーム
50 持出しアーム
51 建物取付部
52 庇取付部
52A 本体
52B 水平片
53 取付片
54 ガイドピン
62 ボルト

Claims (7)

  1. 一方の建物ユニットを他方の建物構造物に対して離し置きし、それらの建物ユニットと建物構造物の間の離し置き空間の上部に設けられる天井フレームをそれらの建物ユニットと建物構造物に接合し、建物ユニットの梁の側面であって、天井フレームが接合される梁の側面に取付けられる持出しアームをそれらの建物ユニットと天井フレームの間の隙間から屋外方向に突出し、この持出しアームの突出部に庇の庇構造材が取付けられる庇の取付構造であって、
    天井フレームを建物ユニットの梁の側面に接合するための固定プレートを該天井フレームに設け、建物ユニットの梁の側面と天井フレームの固定プレートとの間に持出しアームの建物取付部を挟み固定してなる庇の取付構造
  2. 前記持出しアームが建物ユニットの梁の側面に取付けられるほぼ鉛直の建物取付部と、庇構造材が取付けられる庇取付部とからなり、
    庇取付部は建物取付部が延長されたほぼ鉛直の本体と、この本体の下端に設けられたほぼ水平の水平片とからなり、
    持出しアームの建物取付部が建物ユニットの梁の側面に取付けられ、庇取付部の水平片の上に庇構造材の一部を載せた状態にして、庇構造材が持出しアームの本体に取付けられる請求項1に記載の庇の取付構造。
  3. 前記持出しアームが建物取付部における庇取付部との境界からほぼ直角に張出る取付片を備え、この取付片が建物ユニットに取付けられる請求項2に記載の庇の取付構造。
  4. 前記持出しアームの建物取付部を建物ユニットの梁に取付けるボルトが、該建物ユニットの梁に接合される天井フレームを搬入したときに該天井フレームを引掛けセットするための仮受け用ボルトになる請求項1〜3のいずれかに記載の庇の取付構造。
  5. 前記天井フレームの固定プレートの下縁に切欠き溝を備え、この固定プレートの切欠き溝が仮受け用ボルトであって、仮締め状態にある仮受け用ボルトの首下長さの一部に引掛けセットされる請求項4に記載の庇の取付構造。
  6. 前記持出しアームの水平片にガイドピンを設け、該水平片の上に載る庇構造材に設けてあるガイド孔をガイドピンに係入させる請求項2〜のいずれかに記載の庇の取付構造。
  7. 前記持出しアームの本体に取付けられる庇構造材が、建物ユニットの梁、又は天井フレームの梁に取付けられる請求項1〜のいずれかに記載の庇の取付構造。
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