JP4908692B2 - 電子写真画像形成装置 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、カラー複写機やカラープリンタ等のカラー電子写真画像形成装置に関するものである。
【0002】
ここで、電子写真画像形成装置とは、電子写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するものである。そして、電子写真画像形成装置の例としては、例えば電子写真複写機、電子写真プリンタ(例えばレーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、ファクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】
なお前述のプロセスカートリッジとは、帯電手段、現像手段、またはクリーニング手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするものである。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするものである。さらに、少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体的にカートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】
電子写真画像形成方式を用いた画像形成装置では、その使用が長時間に及ぶと感光体ドラムの交換、現像剤の補給や交換、その他(帯電器、クリーナ容器など)の調整・清掃・交換が必要となる。
【0005】
そこで、電子写真画像形成プロセスを用いた画像形成装置においては、電子写真感光体及び前記電子写真感光体に作用するプロセス手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカートリッジ方式が採用されている。このプロセスカートリッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマンによらずユーザー自身で行うことが出来るので、格段に操作性を向上させることが出来た。そこでこのプロセスカートリッジ方式は、画像形成装置において広く用いられている。
【0006】
従来から複数の感光体ドラムを一列に並べた所謂インライン方式と称するカラー画像形成装置がある。これは、複数のローラで張架された静電転写ベルトにより転写材を担持搬送しつつ、転写材の搬送路に沿って配置された4個の感光体ドラムにより、イエロー、マゼンタ、シアン、ブラックからなるトナー画像をシート上に順次転写し、各色の重ねあわせによりカラー画像を形成するものである。
【0007】
この構成はプリントを高速に行うことができるため近年注目されている。しかしながら、4個の感光体ドラムにより夫々の色が形成されるため、1つの感光体ドラムに対して各色毎に4つの搬送バスを経由して色を重ねる構成(以下、単に「4パス方式」という)のカラー画像形成装置に比べて感光体ドラムの回転駆動に関してはより一層の精度が要求される。また、この種の装置において、画像形成機構がユニット化され、プロセスカートリッジとなり、画像形成装置本体から着脱可能に構成することで、メンテナンスを容易に行えるようになっている。
【0008】
このような画像形成装置においては、プロセスカートリッジを装置本体から取り外すために、装置本体から電子写真感光体ドラムに回転力を伝達するための駆動伝達機構を分離可能にする必要性がある。そして、プロセスカートリッジを装置本体に装着する際には、前記駆動伝達機構を正しく係合することが求められている。例えば、特開平7−199732号公報で記載されている方法では、前記駆動伝達機構が正しく係合しているかを検出する検出手段が記載されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】
近年、よりコストの安い検出手段が望まれている。
【0010】
本発明の目的は、電子写真感光体ドラムの位相情報を必要とする装置において、前記歯車の位相を検出する検出手段とカップリングの係合状態を検知する検知手段を同一の検出手段とすることで、低コストで両者の検出を可能にした電子写真画像形成装置を提供することである。
【0011】
【課題を解決するための手段】
本出願に係る第1の発明は、電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、を有するプロセスカートリッジを着脱可能な電子写真画像形成装置において、前記プロセスカートリッジを装着する装着部と、前記プロセスカートリッジが前記装着部に装着されたことを検出するための装着検出手段と、前記装着部を覆う閉位置と、前記装着部を開放する開位置を移動可能な開閉部材と、前記プロセスカートリッジが前記装着部に装着された際に、前記電子写真感光体ドラムに、モータからの回転力を伝達する、軸方向に進退可能な歯車であって、駆動側カップリングを備え、前記開閉部材が前記閉位置に位置する際には、前記駆動側カップリングを、前記電子写真感光体ドラムの長手方向端部に設けられた従動側カップリングと係合させる第一の位置に位置し、前記開閉部材が前記開位置に位置する際には、前記駆動側カップリングを、前記従動側カップリングから離間させる第二の位置に位置する歯車と、前記歯車に設けられ、前記歯車の中心を囲み、スリットを備えるリブと、前記駆動側カップリングと前記従動側カップリングとが係合し、前記駆動側カップリングから前記従動側カップリングに前記回転力を伝達している状態で、前記歯車の回転位相を検出するための回転位相検出手段であって、前記歯車が第一位置にある際には前記リブを検できる位置であって、前記歯車が第二位置にある際には前記リブを検できない位置に配置された回転位相検出手段と、を有し、前記開閉部材が前記閉位置に位置し、前記プロセスカートリッジが前記装着部に装着された状態で前記モータが回転した際に、前記回転位相検出手段によって前記リブが検された場合は、前記スリットによって前記回転位相を検出し、前記リブが検知されない場合は、前記駆動側カップリングと前記従動側カップリングとが係合されていないことを知らせることを特徴とする電子写真画像形成装置である。
【0015】
【発明の実施の形態】
〔実施の形態1〕
図により本発明に係る画像形成装置の一実施の形態を具体的に説明する。
【0016】
(画像形成装置の全体構成)
図1は本発明に係る画像形成装置の実施の形態1の構成を示す断面説明図、図2は像担持体である電子写真感光体ドラム(以下、感光体ドラムという)を駆動する駆動部材の斜視図、図3は感光体ドラムの駆動部構成を示す断面説明図、図4は位相制御の構成を示す説明図、図5、図6は本検知構成を表す断面図及び感光体ドラムを回転駆動する歯車の位相を検出した信号を表す線図、図7はカップリングの検知構成を表す図、図8は感光体ドラムを回転駆動する歯車の位相を検出した信号を表す図である。
【0017】
図1において、カラー画像形成装置Aは図1の上下方向に直線状に並設された像担持体となるイエロー、マゼンタ、シアン、ブラック用の4個の感光体ドラム1y,1m,1c,1k(以下、単に「感光体ドラム1」という)を備えており、各感光体ドラム1に対向して静電吸着により転写材Sを吸着して担持搬送する転写材担持体となる転写材搬送ベルト2が配置されている。
【0018】
夫々の感光体ドラム1は、図3に示すように該感光体ドラム1の回転軸となるドラム軸1aに固定された詳しくは後述する第1の係合部材となるカップリング36と、該カップリング36に係合して連結される第2の係合部材となるカップリング33を有する歯車31に駆動源となる図示しない駆動モータから回転駆動力が伝達されて図1において反時計回り方向に回転駆動される。
【0019】
各感光体ドラム1の周囲には、感光体ドラム1の周面の移動方向に関し上流側から順に、感光体ドラム1の表面を均一に帯電するための帯電手段となる一次帯電器3y,3m,3c,3k(以下、単に「一次帯電器3」という)、一次帯電器3により一様に帯電された感光体ドラム1の表面に画像情報に基づいてレーザービームを照射して静電潜像を形成する露光手段4y,4m,4c,4k(以下、単に「露光手段4」という)が配置されている。
【0020】
露光手段4は、感光体ドラム1の略水平方向に配置され、レーザーダイオード(不図示)によって画像信号に対応する画像光が、スキャナモーター(不図示)によって高速回転されるポリゴンミラー9y,9m,9c,9kに照射される。ポリゴンミラー9y,9m.9c,9kに反射した画像光は、結像レンズ10y,10m,10e,10kを介して帯電済みの感光体ドラム1表面を選択的に露光して静電潜像を形成するように構成している。
【0021】
さらには、静電潜像が形成された感光体ドラム1の表面に各色のトナーを付着させてトナー画像として顕像化する現像手段5y,5m,5c,5k(以下、単に「現像手段5」という)、転写後の感光体ドラム1の表面に残留したトナーを除去するクリーニング手段6y,6m.6c,6k(以下、単に「クリーニング手段6」という)が配置されている。
【0022】
感光体ドラム1と一次帯電器3、現像手段5及びクリーニング手段6は一体的にカートリッジ化されたプロセスカートリッジ7y,7m,7c,7k(以下、単に「プロセスカートリッジ7」という)として装置本体100に対して着脱可能に構成されている。また、図示しないプロセスカートリッジ7の装填状態を検出する手段を有し、初期化動作時に装填状態を検知している。
【0023】
また、各感光体ドラム1に対向する位置には転写材搬送ベルト2を挟んで該転写材搬送ベルト2により担持搬送される転写材Sに感光体ドラム1の表面に形成されたトナー画像を転写する転写手段となる転写ローラ8y,8m,8c,8k(以下、単に「転写ローラ8」という)が配置されている。
【0024】
画像形成の動作としては、プロセスカートリッジ7y,7m,7c,7kが印字タイミングに合わせて順次駆動され、その駆動に応じて感光体ドラム1y,1m,1c,1kが、反時計回り方向に回転駆動される。そして、各々のプロセスカートリッジ7に対応する露光手段4が順次駆動される。この駆動により、1次帯電器3は感光体ドラム1の周面に一様な電荷を付与し、露光手段4は、その感光体ドラム1周面に画像信号に応じて露光を行って感光ドラム1周面上に静電潜像を形成する。現像手段5内の現像ローラは、静電潜像の低電位部にトナーを転移させて感光体ドラム1周面上にトナー像を形成(現像)する。
【0025】
最上流の感光体ドラム1周面上のトナー像の先端が、転写材搬送ベルト2との対向点に回転搬送されてくるタイミングで、その対向点に転写材Sの印字開始位置が一致するように、レジストローラ19が回転を開始して給紙カセット17から重送防止加圧部材16で重送を防止されてピックアップローラ18で送られて来て待機していた転写材Sを転写材搬送ベルト2へ給送する。
【0026】
転写材Sは静電吸着ローラ22と転写材搬送ベルト2とによって挟み込むようにして転写材搬送ベルト2の外周に圧接し、かつ転写材搬送ベルト2と静電吸着ローラ22との間に電圧を印加することにより、誘電体である転写材Sと転写材搬送ベルト2の誘電体層に電荷を誘起し、転写材Sを転写材搬送ベルト2の外周に静電吸着するように構成している。これにより、転写材Sは転写材搬送ベルト2に安定して吸着され、最下流の転写部まで搬送される。
【0027】
このように搬送されながら転写材Sは、各感光体ドラム1と転写ローラ8との間に形成される電界によって、各感光体ドラム1のトナー像を順次転写される。
【0028】
4色のトナー像を転写された転写材Sは、ベルト駆動ローラ13の曲率により静電転写材搬送ベルト2から曲率分離され、定着部20に搬入される。定着部20は加熱ローラ21bと加圧ローラ21aで転写材Sを加熱加圧するようになっており、転写材Sは、定着部20で上記トナー像を熱定着された後、排紙ローラ対23によって、排紙部24から画像面を下にした状態で本体外に排出される。
【0029】
プロセスカートリッジ7の装置本体100への着脱についてのべる。図1において装置本体100の右側の外装部材等と共に転写材搬送ベルト2の各支持ローラ13,14a,14b,15はカバー枠体100aに組み付けられている。このカバー枠体は転写材搬送ベルト2の下方で装置本体100に枢着されていて、枢着点を中心にカバー枠体100aを右方へ回動すると、転写材搬送ベルト2はほぼ水平となる。ここで各プロセスカートリッジ7は各々水平方向のガイド手段にガイドされており、図1において右方へ取り外すことができ、また右方から左方へ向って装置本体100のガイド手段にガイドされて装着される。
【0030】
上記において、カバー枠体100aが装置本体100のプロセスカートリッジ装着部を閉じている図5の状態では図5に示すように感光体ドラム1と固定関係にある従動側カップリング36と装置本体100側の駆動カップリング33は結合されている。カバー本体100aを開くと歯車31は後退して図6に示すように被駆動カップリング36から駆動カップリング33は外れる。また、歯車31のリブ31aと検出装置43の係合は外れる。
【0031】
(駆動部)
駆動部は図1において装置本体右側手前に位置し、略垂直方向に並んだ4色のプロセスカートリッジ7に回転駆動力を与える。各プロセスカートリッジ7には、感光体ドラム1、露光手段4、クリーニング手段6等が含まれ、これら全ての駆動力を供給することになる。
【0032】
プロセスカートリッジ7は各色独立で脱着可能であるため、駆動伝達部も各色独立で略垂直方向に並んだ構成となっており、回転精度が要求される感光体ドラム1に直接伝達するが、その他の駆動、例えば現像手段5やクリーニング手段6の駆動を別系列で伝達してもよい。プロセスカートリッジ7に供給された駆動力は、プロセスカートリッジ内の駆動系で各要素に分配される。
【0033】
駆動手段の内部には、図2、図3に示すように、プロセスカートリッジを駆動するための歯車31と、歯車と一体となって回転する軸部32aと、軸部32aと一体となって回転しプロセスカートリッジ7に回転駆動力を伝達するカップリング部33と、感光体ドラム1と同心に固定されたドラム軸1a(図3参照)に嵌合して位置を決めるための穴34が一体で構成されている。この一体構成部品は樹脂成形品とすることができる。図3に示すように、軸部32aは装置本体側に設置されたシリンダ状の軸受部35により、歯車根元近傍のみ必要な精度で回転自在で軸方向移動自在に支持されているが、駆動側カップリング33周辺は、前記位置決め穴34が後述するドラム軸1aに嵌合することにより定まる軸位置と相反することがない程度に広く、かつ駆動側カップリング33が従動側カップリング36に係合する際に支障にならない程度に支持できるクリアランスを設けている。軸受部35とドラム軸1aの位置精度により歯車軸部32aに傾きが生じるが、軸部32aの歯車31の根元から位置決め穴34までの距離を十分に長くとることにより軸受部35と軸部32aとの軸受隙間が著しく傾くという実害が無いようにしている。前記歯車31は軸部32a、カップリング33と一体成形されており、軸方向に移動可能で、板バネ37により感光体ドラム1の方向に押圧されている。
【0034】
感光体ドラム1には感光体ドラム1と一体で回転するドラム軸1aが並行ピン1bを用いて従動側カップリング36に固定されており、ドラム軸1aは軸受38を介して装置本体100に正確に位置決めされている。ドラム軸1aの端部には従動側カップリング36が固定され、駆動側カップリング33と噛み合い回転駆動力が伝達される。駆動側カップリング33と従動側カップリング36は図5、図6に示すよう従動側カップリング36は三角柱が軸方向にねじれた凹部を有するカップリングとなっている。駆動側カップリング33は三角柱が軸方向にねじれた凸部となっている。そこで、所定の方向に駆動するとカップリング33,36は必ず噛み合う構成となっている。
【0035】
図4において、夫々の感光体ドラム1専用に設けたモータ41y,41m,41c,41k(以下単に「モータ41」)のモータ軸端には歯車31と噛み合っている小歯車39が設けてある。モータ41が回転することにより、感光体ドラム1に係合する歯車31を経て感光体ドラム1を駆動する。歯車31には位相を検出するためのターゲット42y,42m,42c,42k(以下、単に「ターゲット42」という)が設けてあり、光学式あるいは磁気式の検出装置43y,43m,43c,43k(以下単に「検出装置43」という)により1回転に1回の位相信号を検出することができる。
【0036】
各検出装置43で検出された信号は軸位相検出部51を通じて演算部52に入力される。また転写材搬送ベルト2に設けた不図示のマーカーを反射型光センサ44で検出した信号は速度ムラ検出部53を通じて演算部52に入力される。演算部52は各歯車31の軸位相が夫々所望の位相となるようにモータ制御部54を制御して各歯車31即ち各感光体ドラム1の位相を調整する。
【0037】
速度ムラ検出部53から入力された信号でもって演算部52は駆動ローラ13を駆動する不図示のモータの速度を制御して転写材搬送ベルト2の速度を感光体ドラム1の周速に一致させるようにすると共に速度の均一化を計る。
【0038】
上記において歯車の回転位相を検出する方法が、接触式の場合、感光体ドラム1の回転精度に悪影響を与えてしまうおそれがあるため、非接触の検出が望ましい。また、その中でも光学式の検出装置を用いることで、歯車31のリブ形状を工夫することで対応でき、新たに部品を追加することなく構成できる。
【0039】
この検出装置43は装置本体100に固定され、図5に示すように駆動側カップリング33と従動側のカップリング36が係合した状態では検出装置43の発光素子と受光素子(何れも不図示)がリブ31aを間にしてリブ31aが光路を遮る位置にある。図6に示すように駆動側カップリング33と従動側のカップリング36が離脱する歯車31が軸方向に後退した位置では検出装置43はリブ31aと係合していない。図5で示すようにこの検出装置43は、光学式の場合前記歯車31が係合した状態で歯車内側のリブ31aが検出部において検出装置43を遮光し、位相信号を検出できる位置に配置されている。このリブ31aは歯車31の端面に歯車31の中心を中心として設けた円環状である。またこのリブ31aは歯車31の端面の歯車31と同心円の溝31bを半径方向に仕切るように設けてある。溝31bを設けることにより検出装置43と歯車31を併せて設置空間が小さく装置本体100を格別に大きくしなくてすむ。このリブ31aによって検出装置43の光路を遮断しているか否かの信号をもとにカップリングの係合状態を判断し、ユーザにその旨を知らせるようになっている。
【0040】
図7では光学式の検出装置を使用しているが、その際、回転位相を検知するために、歯車31の内側のリブ31aにスリット31cを設けてある。一方、検出装置43は発光素子と受光素子を対向させ発光素子と受光素子の間にリブ31aがくるように配設してある。歯車31が回転して検出装置43がスリット31cを検出すると、図8−(a)の符号42a(L能動信号で記載)のように同期的にスリット検出信号を出力する。カップリング33,36が係合していない場合は図8(b)の符号42dのように検出される。よって、回転位相とカップリング33,36の係合状態を差別化することができ、光が通過した時間の長さを利用することにより、瞬時にカップリング33,36の係合状態を判断できる。一方、スリットではなく、遮光フラグを設けた係合の検出結果は図8−(c)の符号42bのようにカップリング未係合状態との差別化をはかりにくくなるため、係合状態の検出時間を短くするには、スリットを設けた方が望ましい。また、プロセスカートリッジが装填されていない場合で歯車31を駆動可能とすると、図8−(a)のように検出してしまうが、プロセスカートリッジ7の有無状態を別の方法で検出している。即ち、プロセスカートリッジが装着されていない場合に、図7に示すように、軸位相検出部51が歯車31の1回転に相当する時間以上図8−(a)のように信号42aを出し続けている場合はカップリング検出部55は演算部52の判断で警報手段56に信号を送ってプロセスカートリッジ7が装着されていないことをユーザに知らせる。
【0041】
【発明の効果】
本発明によれば、電子写真感光体ドラムの位相情報とカップリングの係合状態を共通の検出手段により、検出することができる。よって、本発明によれば、コストの低下が実現できた。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係る画像形成装置の実施の形態の構成を示す縦断面図である。
【図2】歯車の斜視図である。
【図3】像担持体の駆動部構成を示す縦断面図である。
【図4】位相制御の構成を示すフローシートである。
【図5】感光体ドラムを回転駆動する歯車の位相を検出した信号を表す図であって、(a)は駆動部の縦断面図、(b)は線図である。
【図6】感光体ドラムを回転駆動する歯車の位相を検出した信号を表す図であって、(a)は駆動部の縦断面図、(b)は線図である。
【図7】カップリング検知構成を示す斜視図である。
【図8】(a)(b)(c)は感光体ドラムを回転駆動する歯車の位相を検出した信号を表す線図である。
【符号の説明】
A…画像形成装置
S…転写材
1,1y,1m,1c,1k…感光体ドラム 1a…ドラム軸 1b…並行ピン
2…転写材搬送ベルト
3,3y,3m.3c,3k…1次帯電器
4,4y,4m,4c,4k…露光手段
5,5y,5m,5c,5k…現像手段
6,6y,6m,6c,6k…クリーニング手段
7,7y,7m,7c,7k…プロセスカートリッジ
8,8y,8m,8c,8k…転写ローラ
9,9y,9m,9c,9k…ポリゴンミラー
10,10y,10m,10c,10k…結像レンズ
13…ベルト駆動ローラ
14a,14b…支持ローラ
15…支持ローラ
16…重送防止加圧部材
17…給紙カセット
18…ピックアップローラ
19…レジストローラ対
20…定着部
21a…加圧ローラ 21b…加熱ローラ
22…静電吸着ローラ
23…排紙ローラ対
24…排紙部
31…歯車 31a…リブ 31b…溝 31c…スリット
32…軸部 32a…摺動部
33…駆動側カップリング
34…位置決め穴
35…軸受部
36…従動側カップリング 36a…溝
37…板バネ
38…軸受
39…小歯車
41,41y,41m,41c,41k…モータ
42,42y,42m,42c,42k…位相検出ターゲット
43,43y,43m,43c,43k…位相検出装置
44…反射型光センサ
51…軸位相検出部
52…演算部
53…速度ムラ検出部
54…モータ制御部
55…カップリング検出部
56…警報手段
100…装置本体 100a…カバー枠体

Claims (4)

  1. 電子写真感光体ドラムと、前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手段と、を有するプロセスカートリッジを着脱可能な電子写真画像形成装置において、
    前記プロセスカートリッジを装着する装着部と、
    前記プロセスカートリッジが前記装着部に装着されたことを検出するための装着検出手段と、
    前記装着部を覆う閉位置と、前記装着部を開放する開位置を移動可能な開閉部材と、
    前記プロセスカートリッジが前記装着部に装着された際に、前記電子写真感光体ドラムに、モータからの回転力を伝達する、軸方向に進退可能な歯車であって、駆動側カップリングを備え、前記開閉部材が前記閉位置に位置する際には、前記駆動側カップリングを、前記電子写真感光体ドラムの長手方向端部に設けられた従動側カップリングと係合させる第一の位置に位置し、前記開閉部材が前記開位置に位置する際には、前記駆動側カップリングを、前記従動側カップリングから離間させる第二の位置に位置する歯車と、
    前記歯車に設けられ、前記歯車の中心を囲み、スリットを備えるリブと、
    前記駆動側カップリングと前記従動側カップリングとが係合し、前記駆動側カップリングから前記従動側カップリングに前記回転力を伝達している状態で、前記歯車の回転位相を検出するための回転位相検出手段であって、前記歯車が第一位置にある際には前記リブを検できる位置であって、前記歯車が第二位置にある際には前記リブを検できない位置に配置された回転位相検出手段と、
    を有し、
    前記開閉部材が前記閉位置に位置し、前記プロセスカートリッジが前記装着部に装着された状態で前記モータが回転した際に、前記回転位相検出手段によって前記リブが検された場合は、前記スリットによって前記回転位相を検出し、前記リブが検知されない場合は、前記駆動側カップリングと前記従動側カップリングとが係合されていないことを知らせることを特徴とする電子写真画像形成装置。
  2. 前記リブは前記歯車の中心を中心とした円を形成し、前記円の半径は前記歯車の半径よりも小さいことを特徴とする請求項1に記載の電子写真画像形成装置。
  3. 前記回転位相検出手段は、発光素子と受光素子とを備え、前記駆動側カップリングと前記従動側カップリングが係合した際に、前記発光素子から前記受光素子へ照射される光が前記リブによって遮られることを特徴とする請求項1又は2に記載の電子写真画像形成装置。
  4. 前記電子写真画像形成装置は、前記プロセスカートリッジとして複数のプロセスカートリッジを着脱可能であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の電子写真画像形成装置。
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