JP4908251B2 - 換気装置 - Google Patents

換気装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4908251B2
JP4908251B2 JP2007025675A JP2007025675A JP4908251B2 JP 4908251 B2 JP4908251 B2 JP 4908251B2 JP 2007025675 A JP2007025675 A JP 2007025675A JP 2007025675 A JP2007025675 A JP 2007025675A JP 4908251 B2 JP4908251 B2 JP 4908251B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wind tunnel
partition wall
attached
impeller
body frame
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2007025675A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2008190782A (ja
Inventor
和宏 桐山
和幸 下村
秀明 柏原
泰隆 荻野
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Electric Corp filed Critical Mitsubishi Electric Corp
Priority to JP2007025675A priority Critical patent/JP4908251B2/ja
Publication of JP2008190782A publication Critical patent/JP2008190782A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4908251B2 publication Critical patent/JP4908251B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Structures Of Non-Positive Displacement Pumps (AREA)

Description

本発明は、室内外を仕切る隔壁に設置され、隔壁を貫通する貫通孔を通じて軸流送風機により換気する換気装置に関するものである。
室内外を仕切る隔壁に設置され、隔壁を貫通する貫通孔を通じて軸流送風機により換気する換気装置は、吸込口が半径方向に拡開するベルマウスを有するものが多い。ベルマウスが隔壁の貫通孔内に突入した状態で取付けられるものや、隔壁の取付け面から突出した状態で取付けられるものが有る(特許文献1及び特許文献2参照)。また、この種の換気装置には比較的大型の特許文献3に示されているような作業場や畜鶏舎等の換気に供されるものもある。
特開平5−157300号公報 実公平1−18991号公報 特開2004−132211号公報
特許文献1に示されているような換気装置にシャッターを備える場合、隔壁が薄いときにはベルマウスが貫通孔から突き出してしまい、スペースを保つ補助枠を取付けなければシャッターを取付けることができない。特許文献3に示されているような換気装置では、排気用と給気用の転換は、羽根車の表裏を反対にして回転軸に取付け、モーターの回転方向を逆にすることにより行われている。しかしながら、通常、排気用の仕様で作られている換気装置を上述した仕方で給気用の換気装置に変えても、ベルマウスと羽根車の羽根との位置関係が変化し、排気の風量に比べ給気の風量が小さくなり、消費電力も大きくなるといった問題点がある。そして、風量を増加させるために、羽根先端部をベルマウスの端部から突き出すようにしているが、これにより、特許文献1に示されているような換気装置の場合と同様に、換気装置とシャッターを室内側から設置する場合や、薄い隔壁に換気装置とシャッターを設置する場合には、スペースを保つ補助枠を取付けなければシャッターを取付けことができなかった。
本発明は、上記した問題点を解決するためになされたものであり、その課題とするところは、排気用の換気装置の転換ではなく、給気用として換気の用に供しうる、取付けの簡単な、風量性能の良い換気装置を得ることである。
上記課題を解決するために本発明は、室内外を仕切る隔壁に設置され、隔壁に設けられた貫通孔を通じて室内の換気を軸流送風機によって行う換気装置について、隔壁の室内側の取付け面に取付けられる本体フレームには、ベルマウス状に拡開する吸込口を有する直管状の風洞を設け、軸流送風機をその羽根車がこの風洞内で回転するように構成するとともに、その羽根車の羽根の後縁チップ部が風洞端より突出しないようする手段を採用する。
本発明によれば、ベルマウス状に拡開する吸込口を有する直管状の風洞を設け、軸流送風機をその羽根車が風洞内で回転するため、風洞の吸込口に空気が均一に吸込まれる。そして、羽根車の羽根の後縁チップ部は風洞より突出していないため、吹出し側においても羽根面上の空気の逃げ場がなく、羽根面に乗ったまま空気が風洞を通過するので換気風量は増加する。羽根車は風洞内に収まっており、風洞は隔壁の室内の取付け面に取付けられる本体フレームに設けられているため、シャッターを具備させてもスペースを保つ補助枠等は必要とせずに簡単に取付けることができる給気用の換気装置が得られる。
本発明は、室内外を仕切る隔壁に設置され、隔壁に設けられた貫通孔を通じて室外の空気を軸流送風機によって吸込み、室内へ吹出す換気装置である。隔壁の室内側の取付け面に取付けられる本体フレームは、外枠と、外枠から室内側に延び、中心線方向に湾曲した数本の取付脚と、外枠に取付けられた風洞とからなる。風洞は、ベルマウス状に拡開する吸込口を有する直管状に形成されている。軸流送風機は、そのモーターが本体フレームの取付脚の中心部に設けられた取付部に取付けられ、風洞の中心線上に延出した回転軸にプロペラ式の羽根車が風洞内で回転するように装着されている。その羽根車の羽根の後縁チップ部は、風洞の直管状部分の端より0〜20mm程度の位置になるように回転軸に取付けられている。
この換気装置は、ベルマウス状に拡開する吸込口を有する直管状の風洞を設け、軸流送風機をその羽根車が風洞内で回転するため、風洞の吸込口に外気が均一に吸込まれる。そして、羽根車の羽根の後縁チップ部は風洞端より突出しない、風洞の直管状部分の端より0〜20mm程度の位置にあるため、吹出し側においても羽根面上の空気の逃げ場がなく、羽根面に乗ったまま空気が風洞を通過するので全体として給気風量は増加する。羽根車は風洞内に収まっており、風洞は隔壁の室内の取付け面に取付けられる本体フレームに設けられているため、シャッターを具備させてもスペースを保つ補助枠等は必要とせずに外枠を隔壁にネジ固定するだけで、簡単に取付けることができる。
実施の形態1.
図1は、本実施の形態の換気装置を取付け状態で示す縦断面図、図2は、風洞と羽根の後縁チップ部との関係を示す拡大図、図3は、羽根の後縁チップ部を示す説明図、図4と図5は、それぞれ風洞の端面処理を示す部分拡大図である。
本実施の形態の換気装置は、室内外を仕切る隔壁1に設置され、隔壁1に設けられた貫通孔2を通じて室外の空気を軸流送風機3によって吸込み、室内へ吹出す換気装置である。隔壁1の室内側の取付け面4に取付けられる本体フレーム5は、角型の外枠と、外枠から室内側に延び、中心線方向に湾曲した数本の取付脚6と、外枠に取付けられた風洞7とからなる。風洞7は、ベルマウス状に拡開する吸込口8を外枠の枠内に有する直管状に形成されている。軸流送風機3は、そのモーター9が本体フレーム5の取付脚6の中心部に設けられた取付部に取付けられ、風洞7の中心線上に延出した回転軸10にプロペラ式でφ260mm程度の羽根径の羽根車11が、風洞7内で回転するように装着されている。羽根車11の羽根の吸込み側先端は取付け面4より後退した位置にある。また、羽根車11は、その羽根の後縁チップ部12(図2参照)が、風洞7の直管状部分13の端より0〜20mm程度入った位置になるように回転軸10に取付けられている。直管状部分13の軸方向寸法は、73mm内外に設定されている。端部はメンテナンス時等の手の損傷を防止するために、図4や図5に示すようにカーリング14や折り曲げ15による端部処理が施されている。この場合の直管状部分13とはカーリング14や折り曲げ15を含まない。
この換気装置は、ベルマウス状に拡開する吸込口8を有する直管状の風洞7を設け、軸流送風機3をその羽根車11が風洞7内で回転するため、風洞7の吸込口8に外気が均一に吸込まれる。そして、羽根車11の羽根の後縁チップ部12は風洞7より突出しない、風洞7の直管状部分13の端より0〜20mm程度の位置にあるため、吹出し側においても羽根面上の空気の逃げ場がなく、半径方向への空気の剥離が回避され、羽根面に乗ったまま空気が風洞7を通過するので、全体として給気風量は増加する。羽根車11は風洞7内に収まっており、風洞7は隔壁1の室内の取付け面4に取付けられる本体フレーム5に設けられているため、シャッター16を具備させてもスペースを保つ補助枠等は必要とせずに外枠を隔壁1にネジ固定するだけで、簡単に取付けることができる。
図6は、直管状部分13の長さの違いによる風量の変化を示す説明図、図7は、羽根車11の羽根の後縁チップ部12と、風洞7の直管状部分13の端からの寸法A(図2参照)の変化と風量の関係を示す説明図である。なお、図6は、羽根車11の羽根径はφ260mm、Aは10mm、風洞7の吸込口8の軸方向寸法30mmとしたものである。また、図6の風量比は、風洞7の直管状部分13の長さが73mmのときの風量を100%とした場合の比率である。風量は、直管状部分13の長さを長くするにつれ増大し、73mm辺りを境に減少を始める。直管状部分13の長さが長くなりすぎると圧損が増加するためである。また、図7では寸法Aが0〜20mmが、風量が多く得られることを示している。なお、羽根径がφ260mm以外の羽根車11でも同様の結果が得られる。
換気装置を取付け状態で示す縦断面図。(実施の形態1) 風洞と羽根の後縁チップ部との関係を示す拡大図である。(実施の形態1) 羽根の後縁チップ部を示す説明図である。(実施の形態1) 風洞の端面処理を示す部分拡大図である。(実施の形態1) 風洞の端面処理を示す部分拡大図である。(実施の形態1) 直管状部分の長さの違いによる風量の変化を示す説明図である。(実施の形態1) 羽根車の羽根の後縁チップ部と、風洞の直管状部分の端からの寸法A(図2参照)の変化と風量の関係を示す説明図である。(実施の形態1)
符号の説明
1 隔壁、 2 貫通孔、 3 軸流送風機、 4 取付け面、 5 本体フレーム、 7 風洞、 8 吸込口、 11 羽根車、 12 後縁チップ部、 13 直管状部分。

Claims (3)

  1. 室内外を仕切る隔壁に設置され、その隔壁に設けられた貫通孔を通じて室内の換気を軸流送風機によって行う換気装置であって、前記隔壁の室内側の取付け面に取付けられる本体フレームには、ベルマウス状に拡開する吸込口を有する直管状の風洞を設け、前記軸流送風機をその羽根車がこの風洞内で回転するように構成するとともに、その羽根車の羽根の後縁チップ部が前記風洞端より0〜20mm程度入っているようにし、前記本体フレームの外枠が、取付けられた状態で前記ベルマウス状に拡開する吸込口と前記取付け面との間に挟まれた換気装置。
  2. 室内外を仕切る隔壁に設置され、その隔壁に設けられた貫通孔を通じて室内の換気を軸流送風機によって行う換気装置であって、前記隔壁の室内側の取付け面に取付けられる本体フレームには、ベルマウス状に拡開する吸込口を有する直管状の風洞を設け、前記軸流送風機をその羽根車がこの風洞内で回転するように構成するとともに、その羽根車の羽根の後縁チップ部が前記風洞の直管状部分の端より0〜20mm程度入っているようにし、前記本体フレームの外枠が、取付けられた状態で前記ベルマウス状に拡開する吸込口と前記取付け面との間に挟まれた換気装置。
  3. 請求項1又は2に記載の換気装置であって、羽根車の羽根の吸込み側先端を取付け面より後退させた換気装置。
JP2007025675A 2007-02-05 2007-02-05 換気装置 Expired - Fee Related JP4908251B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007025675A JP4908251B2 (ja) 2007-02-05 2007-02-05 換気装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2007025675A JP4908251B2 (ja) 2007-02-05 2007-02-05 換気装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2008190782A JP2008190782A (ja) 2008-08-21
JP4908251B2 true JP4908251B2 (ja) 2012-04-04

Family

ID=39751046

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2007025675A Expired - Fee Related JP4908251B2 (ja) 2007-02-05 2007-02-05 換気装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4908251B2 (ja)

Families Citing this family (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6060370B2 (ja) * 2012-07-27 2017-01-18 パナソニックIpマネジメント株式会社 送風装置
JP2015175236A (ja) * 2014-03-13 2015-10-05 三菱電機株式会社 送風機、換気装置及び冷凍サイクル装置
CN108916096A (zh) * 2018-07-05 2018-11-30 池州市龙讯信息技术有限公司 一种便于安装的换气扇
JP2020134013A (ja) * 2019-02-20 2020-08-31 三菱電機株式会社 送風機

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS607542U (ja) * 1983-06-27 1985-01-19 三菱電機株式会社 天井埋込形換気扇
JPH04270839A (ja) * 1991-02-26 1992-09-28 Matsushita Seiko Co Ltd 換気扇
JPH05157300A (ja) * 1991-12-06 1993-06-22 Mitsubishi Electric Corp 換気扇
JP2719099B2 (ja) * 1993-10-27 1998-02-25 松下精工株式会社 換気扇
JP4062044B2 (ja) * 2002-10-09 2008-03-19 三菱電機株式会社 羽根及び送風機

Also Published As

Publication number Publication date
JP2008190782A (ja) 2008-08-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN106765577B (zh) 一种环形出风的新风组件及空调器
TW201723321A (zh) 通風裝置
JP4908251B2 (ja) 換気装置
JP4691471B2 (ja) 換気扇
JP4675867B2 (ja) 換気扇
KR20110008934A (ko) 양방향 송풍유닛 및 이를 포함하는 환기장치
JP4976161B2 (ja) 換気装置
KR101034976B1 (ko) 에어커텐을 이용한 환기장치
JP2009127541A (ja) 遠心ファン
CN201218240Y (zh) 风动圆形轴流风机百叶窗
JP2006322442A (ja) 送風装置
KR101662288B1 (ko) 덕트 환기장치
AU2013202385B2 (en) Sub-floor ventilator
JP6735906B2 (ja) ダクト用換気扇
KR20160041093A (ko) 천장 팬의 날개 구조
KR101341551B1 (ko) 자연배기용 환기장치
CN205136062U (zh) 一种方管形风机
JP4278633B2 (ja) 換気装置
WO2019153535A1 (zh) 轴流风轮及空调器
JP2006022999A (ja) 換気装置
CN203441794U (zh) 轴流式热风输送机
JP2007231863A (ja) 羽根車の保持リングを軸流ファン構造とするシロッコファン
JP5106181B2 (ja) 換気扇
JP2008267660A (ja) サーキュレーター
JP2010276251A (ja) 回転式ルーフベンチレーター

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20090623

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20111004

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111202

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120110

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120112

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150120

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4908251

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees